何故、抗菌薬は適正使用が必要なの

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抗菌薬適正使用マニュアル

抗菌薬適正使用マニュアル

 菌増殖を抑えるために、MICより抗菌濃度を高くすれば良い。ただし、耐性菌場合 MICよりも多少抗菌濃度高かったとしても、生き残って増殖することできる。  そこで、実際ところMICより抗菌濃度高いだけで不十分であり、これら耐性菌増 殖まで抑えるように抗菌濃度を調節する必要ある。そこで、MPC(耐性菌出現阻止濃度) 出てくる。この濃度よりも高い血中濃度にすることにより、耐性菌出現を抑えるである。こ れにより、耐性菌を含めて殺菌することできる。
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2006 年 3 月 3 日放送 抗菌薬の適正使用 市立堺病院薬剤科科長 阿南節子 薬剤師は 抗菌薬投与計画の作成のためにパラメータを熟知すべき 最初の抗菌薬であるペニシリンが 実質的に広く使用されるようになったのは第二次世界大戦後のことです それまで致死的な状況であった黄色ブドウ球菌による感染症に

2006 年 3 月 3 日放送 抗菌薬の適正使用 市立堺病院薬剤科科長 阿南節子 薬剤師は 抗菌薬投与計画の作成のためにパラメータを熟知すべき 最初の抗菌薬であるペニシリンが 実質的に広く使用されるようになったのは第二次世界大戦後のことです それまで致死的な状況であった黄色ブドウ球菌による感染症に

最後に、抗菌を最も安全に効果的に使用するために、その性質を よく把握した上で、目患者さんに対して適切投与量、投与方法 を決定する必要あります。そのために PK/PD 考え方欠かせま せん。しかしながら、現在、医療現場で、全て医療従事者この考 え方を理解している状況に至っていません。感染制御専門薬剤師に、 この PK/PD 理論を熟知して、「抗菌適正使用を推進する」という重要 役割を担うこと期待されます。
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案1 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版

案1 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版

質問 5. ウイルス感染症など自然に治る感染症に対して抗生物質(抗菌)を使うと何か悪いこと あるでしょうか? 回答 5. 抗生物質(抗菌細菌細胞内装置を阻害するですので、細菌を退治する効果 あります。ウイルス細胞でないので抗生物質(抗菌効きません。抗生物質(抗菌ヒト細胞に作用しないので健康飲んでも直接ほとんどありませんと はいえ人にとって異物ですので、アレルギー反応を生じたり、肝臓や腎臓を傷めたりすること あります。また、口から腸中や皮膚に、無害細菌や有益細菌(いわゆる善玉菌) 数多く住みついています(常在菌と呼びます)。抗生物質(抗菌常在菌を殺してしまい、下 痢や腹痛を起こすことあります。さらに、常在菌を殺してしまうと、抗生物質(抗菌効か ないように変身した細菌(耐性菌と呼びます)やカビ身体表面や腸中で生き残って増え てしまうことあります。抗生物質(抗菌)を飲んだ人に、そのようにして増えた耐性菌やカ ビ感染症を起こしたり、他人に感染症を起こす原因になったりすることあります。つまり、抗 生物質(抗菌不要人に悪い効果しかありません。そして、世の中に抗生物質(抗菌 )を飲む人多ければ多いほど、人々(抗生物質を飲む人も飲まない人でも)身体に耐 性菌多く住み着いている状態になります。そうすると、これから先、あなたやあなた近く細菌感染症に罹ってしまった場合に、本来効くはず抗生物質(抗菌効かない、とい う状況に陥ってしまいやすくなります。このよう状況以前から指摘されていて、この数年、全 世界的問題になっています。その対策として、抗生物質(抗菌)を本当に必要場合 みに使う(不要場合使わない)ということ求められています。
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4) アウトブレイクに介入している 5) 検査室データが疫学的に集積され, 介入の目安が定められている 4. 抗菌薬適正使用 1) 抗菌薬の適正使用に関する監視 指導を行っている 2) 抗 MRSA 薬の使用に関する監視 指導を行っている 3) 抗菌薬の適正使用に関して病棟のラウンドを定期的に行って

4) アウトブレイクに介入している 5) 検査室データが疫学的に集積され, 介入の目安が定められている 4. 抗菌薬適正使用 1) 抗菌薬の適正使用に関する監視 指導を行っている 2) 抗 MRSA 薬の使用に関する監視 指導を行っている 3) 抗菌薬の適正使用に関して病棟のラウンドを定期的に行って

2)講習会に職員1名あたり年2回出席している 3)必要に応じて部署ごと講習会や実習行われている 4)全職員に対し院内感染について広報を行う手段ある 5)外部委託職員に教育を実施している(または適切に指導している) 3.サーベイランスと

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抗生物質・抗菌剤適正使用マニュアル

抗生物質・抗菌剤適正使用マニュアル

あっても臓器感染を特定できず、全身状態よく、免疫不全ない例に投与必要ない。 ・発熱存在感染症可能性を考える良い契機になる、「発熱=感染症存在」でない。 発熱疾患多数ウイルス疾患占めており、またその原因感染症以外にも多くある。 ・年齢、臓器、感染成立場所、基礎にある免疫疾患種類などにより原因微生物をあらかじめ想定した 上で抗菌を選択する
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医薬品の適正な使用法についての基礎的な知識は持っていても 実践できていない くすりの適正使用 に関する知識と実際の行動について質問したところ 約 9 割の人が 自分が病院で処方された薬を家族に譲渡してはいけない ことを理解しているにも関わらず そのうちの約 4 割は譲渡した経験がある ( グラフ 4

医薬品の適正な使用法についての基礎的な知識は持っていても 実践できていない くすりの適正使用 に関する知識と実際の行動について質問したところ 約 9 割の人が 自分が病院で処方された薬を家族に譲渡してはいけない ことを理解しているにも関わらず そのうちの約 4 割は譲渡した経験がある ( グラフ 4

3 <『くすり知識 10 ヵ条』提言 ~法制化された「国民役割」へ備え~> このよう状況下で、くすり適正使用協議会で、「くすり適正使用促進ために、一般市民 医薬品を購入・使用する上で必要基礎知識を持ち、さらに「くすり適正使用重要性について十 分に理解すること必要であると考えます。そしてこのよう考えをもとに、この度、「くすり適正使用」 を促進するために、一般市民必ず知っておくべき知識を『くすり知識 10 カ条』としてまとめました。 くすり適正使用協議会で、今後、この『くすり知識 10 カ条』を中心とした、一般市民医薬品、 そして「くすり適正使用」に関する知識、理解向上を促していくことで、「くすり適正使用普及に 貢献してまいりたいと考えております。
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抗菌薬の適正使用に向けた8 学会提言「抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial Stewardship:AS)プログラム推進のために」―提言発表の背景と目的―

抗菌薬の適正使用に向けた8 学会提言「抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial Stewardship:AS)プログラム推進のために」―提言発表の背景と目的―

配置,保険診療上で評価など,いまだ決して十分と言えない現状です。さらに AST ICT と連携不可欠であることから,それぞれ役割についても明確にする必要あります。今後, さらなる感染症管理体制整備と具体的要件充足望まれます(図 3)。この体制整備によって, 国民全体へ AS 啓発や,普段から地域ぐるみサーベイランスや耐性菌対策進み,より良い 感染症診療期待できます。したがって,今回,抗菌適正使用を支援するため組織づくりやプロ グラム整備必要性と,われわれ進むべき方向性について,関連する 7 学会視点から提言したい と考えています。
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図イミペネム耐性 Acinetobacter spp の頻度 (3) 平時における感染対策 感染対策の教育および実施状況の監査 標準予防策 抗菌薬適正使用 環境整備 吸引の感染対策の徹底 人工呼吸器の適切な管理 蓄尿中止や適切な汚物処理 ( 熱水消毒器の活用 ) 過去の保菌者 MDRAの検出が多い施

図イミペネム耐性 Acinetobacter spp の頻度 (3) 平時における感染対策 感染対策の教育および実施状況の監査 標準予防策 抗菌薬適正使用 環境整備 吸引の感染対策の徹底 人工呼吸器の適切な管理 蓄尿中止や適切な汚物処理 ( 熱水消毒器の活用 ) 過去の保菌者 MDRAの検出が多い施

MDRA検出されていない平時において実施されるべき感染対策について列挙した。 標準予防策、抗菌適正使用、環境整備等耐性菌に限らず日常徹底されるべき事 項である。これら事項について、現場スタッフ教育とともに感染制御チーム (ICT)実施状況をモニタリングすること必要である。すなわち、アルコール擦式 手指消毒剤消費量や直接観察法による遵守率、抗菌使用密度または抗菌使用日 数データをとり、現場にわかりやすくフィードバックする。またICT中心となって 環境ラウンド、抗菌ラウンドなどを実施し、直接指導する。特に環境ラウンドにお いてチェックリストなどを用い効率的に行うことや、施設清掃部門とも連携して 実施すること望まれる。
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抗菌薬の適正使用

抗菌薬の適正使用

• 〃 副作用 ? 相互作用 ? • 〃 投与量?腎機能で 減量必要 か? • 〃 臓器移行性 ? • どの程度 期間 治療するか?

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topics vol.82 犬膿皮症に対する抗菌剤治療 鳥取大学農学部共同獣医学科獣医内科学教室准教授原田和記 抗菌薬が必要となるのは 当然ながら細菌感染症の治療時である 伴侶動物における皮膚の細菌感染症には様々なものが知られているが 国内では犬膿皮症が圧倒的に多い 本疾患は 表面性膿皮症 表在性膿

topics vol.82 犬膿皮症に対する抗菌剤治療 鳥取大学農学部共同獣医学科獣医内科学教室准教授原田和記 抗菌薬が必要となるのは 当然ながら細菌感染症の治療時である 伴侶動物における皮膚の細菌感染症には様々なものが知られているが 国内では犬膿皮症が圧倒的に多い 本疾患は 表面性膿皮症 表在性膿

犬膿皮症に適応される抗菌 犬膿皮症に適応される抗菌、第一にブドウ球菌を抗菌スペクトルに含むこと、次に皮膚へ 移行性ある程度期待されることを条件として選定される必要ある。こうした抗菌を網羅 した犬表在性細菌性毛包炎に対する抗菌療法ガイドライン、近年、International Society for Companion Animal Infectious Diseases (ISCAID)により発表された(表1)。本ガイドラインで、 副作用や薬剤耐性リスクなど様々視点に基づき、本疾患に対する抗菌推奨度を第1候補 ~第3候補に分類している特徴である。こうした考え方に地域差ないため、国内にお いても基本的に同様考え方に基づくべきであると筆者考えている。ここで注意していただ きたい、第1候補よりも第2候補や第3候補優れているという訳でない点である。 繰り返しになる、この推奨度犬膿皮症に対する有効性よりも薬剤耐性菌発現した場合 影響や副作用リスクを考慮して決定されている。従って、可能限り第1選択中で治療 完結できるように努力すべきであり、ある種第1選択効かなかったからと言って安易に第 2候補や第3候補使用するべきでない。
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背景 ~ 抗菌薬使用の現状 ~ 近年 抗微生物薬の薬剤耐性菌に伴う感染症の増加が国際的にも大きな課題の一つに挙げられている 欧州及び日本における抗菌薬使用量の国際比較 我が国においては 他国と比較し 広範囲の細菌に効く経口のセファロスポリン系薬 キノロン系薬 マクロライド系薬が第一選択薬として広く使

背景 ~ 抗菌薬使用の現状 ~ 近年 抗微生物薬の薬剤耐性菌に伴う感染症の増加が国際的にも大きな課題の一つに挙げられている 欧州及び日本における抗菌薬使用量の国際比較 我が国においては 他国と比較し 広範囲の細菌に効く経口のセファロスポリン系薬 キノロン系薬 マクロライド系薬が第一選択薬として広く使

結果② AUD推移による量的動向 抗菌使用量を系統別に把握するため、AUD推移を2013年11月、2017年11月とで比 較した。「抗微生物適正使用手引き」により推奨されているペニシリン系(うち、本研究 ではamoxicillin)のみ有意に増加しており1000人当たり使用増加している。

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睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン_プレス資料

睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン_プレス資料

■ 概要 ■ ガイドライン必要とされる背景 不眠症日本一般成人約 10%罹患している最も有病率高い睡眠障害一つです。東 日本大震災後に一過性に不眠症罹患率倍増しました。不眠症状(入眠困難、中途覚醒、早 朝覚醒)によって、日中眠気、倦怠、集中困難、精神機能低下、抑うつや不安などさまざま 精神身体症状生じます。最近で、慢性不眠症生活習慣病やうつ病発症、悪化、再発リス クを高めること判明したほか、長期欠勤や通院治療増加、事故発生率高まるなど生活 質(Quality of Life; QOL)を大幅に低下させることも明らかになっています。したがって、適 切治療必要疾患です。
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抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性

また、β-ラクタム系、十分 %T>MIC を確保する手段一つとして 点滴時間を延長させるという方法あ ります。しかし、24 時間持続点滴で、 安全性や原因菌 MIC を考慮して行 う必要あります。例えば 24 時間点 滴を行った場合、血中濃度上がりに くく、MIC 値以上血中濃度に到達さ せるために1日用量を多くする必 要あります。MIC 値高い場合に 保険適応で認められている1日投与量 以上必要となるケースもでてく るため、効果および安全性面から慎 重に実施する必要あります。
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与するプロトコールで抗菌薬使用は全体の 31%(Siegel et al. 2003) あるいは 34% (McCormick et al. 2005) にとどまったと報告している Rovers ら (2004) も 抗菌薬非投与で軽快する例があるが 発症 2~3 日の観察が重要であるとしている 1

与するプロトコールで抗菌薬使用は全体の 31%(Siegel et al. 2003) あるいは 34% (McCormick et al. 2005) にとどまったと報告している Rovers ら (2004) も 抗菌薬非投与で軽快する例があるが 発症 2~3 日の観察が重要であるとしている 1

急性中耳炎治療(110208) 急性中耳炎治療を総復習。日本と欧米ガイドラインを軸に、ポイントをまとめてみる。  基本的に、ガイドラインで重症度を把握して、軽症であれば抗菌を投与せず、経過観察 することを推奨している。リスク評価必要で、発熱や不隠、嘔吐あるよう患者で処 方域値を下げてもいいかもしれない。基本的に、アルゴリズムあるので、それを参考にし たい。投与しない場合でも、(2~)3 日後に再評価必要。ガイドライン上 CQ20-7 質問 とも関連する、幼児や乳児へ処方域値下げてもいいと思う。
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薬剤耐性 (AMR について 背景 抗菌薬が効かなくなる薬剤耐性 (AMR 感染症が世界的に拡大 公衆衛生および社会経済的に重大な影響を与えている 一方で 新規の抗菌薬等の開発は近年停滞 このままでは AMR に対する対抗手段が枯渇 米国における新規抗菌薬剤数と薬剤耐性菌の出現傾向の推移 国際社会の

薬剤耐性 (AMR について 背景 抗菌薬が効かなくなる薬剤耐性 (AMR 感染症が世界的に拡大 公衆衛生および社会経済的に重大な影響を与えている 一方で 新規の抗菌薬等の開発は近年停滞 このままでは AMR に対する対抗手段が枯渇 米国における新規抗菌薬剤数と薬剤耐性菌の出現傾向の推移 国際社会の

抗微生物人及び動物治療現在及び将来成功ため極めて重要役割を果たす。我々、最近採 択されたWHO薬剤耐性に関する世界行動計画を完全に支持する。我々、自国国別行動計画を策定し又は 見直し、効果的に実施するとともに、他国国別行動計画策定を支援する。 我々、人及び動物健康、農業並びに環境など全分野を含むワン・ヘルス・アプローチに強くコミットする。我々 、抗生物質適正使用を促進し、基礎研究、疫学研究、感染予防及び抑制促進、並びに新た抗生物質、 代替的治療、ワクチン及び迅速患者身辺で検査開発に取り組む。我々、国別行動計画策定又は見直 し及び共有に当たり付属書(薬剤耐性と戦う共同努力)を考慮することにコミットする。
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抗菌薬の臨床評価方法に関するガイドライン

抗菌薬の臨床評価方法に関するガイドライン

微生物学的検査抗菌臨床試験において、感染症診断ため原因菌確認及び抗菌有 効性を客観的に判定する上で重要指標 1 つになる。その方法として、培養検査、血清診断、抗原 検出、遺伝子診断法等ある、それぞれ疾患・部位、対象菌種を考慮して適切検査法選択され ければならない。特に培養検査による原因菌分離同定重要であり、感染症原因菌を確認するのみ でなく、その後菌数消長により抗菌生体内効果を直接的に評価することできる。ただし、培 養検査感染病巣から適切検体採取前提であり、これを正しく保存・輸送して、はじめて信頼性 高い検査実施されることに注意しなければならない。一方、血清診断、感染に伴う抗体産生を指 標に原因菌を推定するものであり、生体反応を介した間接的検査法である。したがって、免疫不全宿 主、免疫抑制剤・抗がん剤投与患者で、正常抗体産生みられないことある。近年、新しい微生 物学的検査法として、病原体抗原検出及び遺伝子診断法多数感染性疾患に応用されている。感 度・特異度・迅速性に関して、かなり進歩みられている、その適用にあたって、それぞれ検 査法特徴及び注意点をよく理解して使用すること重要である。分離培養以外検査法、感染症 診断及び原因菌推定に有用であることも多い、有効性判定に用いる場合問題点も多く、注意を 要する。
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抗菌薬の臨床評価方法に関するガイドライン

抗菌薬の臨床評価方法に関するガイドライン

各論 15 微生物学的評価法 1.はじめに  微生物学的検査抗菌臨床試験において,感染症診断ため原因菌確認及び抗菌 有効性を客観的に判定する上で重要指標 1 つになる。その方法として,培養検査,血 清診断,抗原検出,遺伝子診断法等ある,それぞれ疾患・部位,対象菌種を考慮して適切 検査法選択されなければならない。特に培養検査による原因菌分離同定重要であり,感染 症原因菌を確認するのみでなく,その後菌数消長により抗菌生体内効果を直接的に評 価することできる。ただし,培養検査感染病巣から適切検体採取前提であり,これを 正しく保存・輸送して,はじめて信頼性高い検査実施されることに注意しなければならない。 一方,血清診断,感染に伴う抗体産生を指標に原因菌を推定するものであり,生体反応を介し た間接的検査法である。したがって,免疫不全宿主,免疫抑制剤・抗がん剤投与患者で,正 常抗体産生みられないことある。近年,新しい微生物学的検査法として,病原体抗原検 出及び遺伝子診断法多数感染性疾患に応用されている。感度・特異度・迅速性に関して,か なり進歩みられている,その適用にあたって,それぞれ検査法特徴及び注意点をよ く理解して使用すること重要である。分離培養以外検査法,感染症診断及び原因菌推 定に有用であることも多い,有効性判定に用いる場合問題点も多く,注意を要する。
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リン系を選択した場合の方が優れていることが明らかとなった したがって これまでのセフェム系への偏重使用は耐性菌を助長する観点から見直すべきであり ペニシリン系の抗菌薬とバランスよく使用することが望まれる また グラム陰性菌による乳房炎については よく使用されるセフェム系抗菌剤の従来基準と今回検討した

リン系を選択した場合の方が優れていることが明らかとなった したがって これまでのセフェム系への偏重使用は耐性菌を助長する観点から見直すべきであり ペニシリン系の抗菌薬とバランスよく使用することが望まれる また グラム陰性菌による乳房炎については よく使用されるセフェム系抗菌剤の従来基準と今回検討した

剤感受性を調べた研究でフルオロキノロン系、フロルフェニコール系およびリ ンコマイシン系抗菌剤に高い感受性を有すること示されている [32] 。 M. bovis 第一次選択に耐性を示す株多く出現している [32] 、本来、二次選択 であるフルオロキノロン系抗菌、農場で治療歴等から原因菌感受性 判断しうる場合など、やむをえない場合を除き、第一次選択無効症例 みに第二次選択として限定的に使用すべきである。乳房外貌所見および体 細胞数において効果認められた場合、2クールまで治療を実施する。初診 時に体細胞数 30〜50 万/mL 以上を示し、さらに乳房腫脹や硬結、乳量 減少等認められる場合、分離株治療に対して感受性であっても充分 治癒に至らない場合もある。治療を適用するか否かについて臨床獣医師総 合的判断必要となる。これら臨床的判断に加え、乳量、産歴および他疾 患等も淘汰対象として判断材料とする場合多い。
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抗菌薬の適正使用

抗菌薬の適正使用

抗菌よくある間違い ③「CRP下がり止まって陰性化しないので、 別抗菌に変更しよう」 ・効果判定CRPよりも臓器症状・バイタルを重視 ・効いてなければ悪化(CRP上昇)するはず

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