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J A M A N E W S N o . 37
T h e J a p a n e s e A s s o c i a t i o n o f M a n a g e m e n t A c c o u n t i n g
日本管理会計学会 〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1-1 立命館大学経営学部 日本管理会計学会事務局
2013年度年次全国大会期間中に実施された会長選挙 の結果,原田 昇氏(目白大学)が次期会長に選出されま した。
2013年度年次全国大会期間中に実施された理事選挙
の結果,次の40名が選出されました(敬称略)。
青木章通 (専修大学) 青木雅明 (東北大学) 新江 孝 (日本大学) 李 健泳 (新潟大学) 飯島康道 (愛知学院大学) 伊藤克容 (成蹊大学) 伊藤嘉博 (早稲田大学) 井岡大度 (国士舘大学) 上埜 進 (甲南大学) 大下丈平 (九州大学) 大島正克 (亜細亜大学) 小倉 昇 (筑波大学) 片岡洋人 (明治大学) 片岡洋一 (目白大学) 河合 久 (中央大学) 菊井高昭 (上智大学) 木村彰吾 (名古屋大学) 小菅正伸 (関西学院大学) 小林啓孝 (早稲田大学) 昆 誠一 (九州産業大学) 佐藤紘光 (早稲田大学) 澤邉紀生 (京都大学) 清水信匡 (早稲田大学) 白銀良三 (国士館大学)
鈴木研一 (明治大学) 田坂 公 (久留米大学) 辻 正雄 (早稲田大学) 長坂悦敬 (甲南大学) 長屋信義 (産業能率大学) 長谷川泰隆 (麗澤大学) 平井裕久 (高崎経済大学) 平岡秀福 (創価大学) 星野優太 (名古屋市立大学) 皆川芳輝 (名古屋学院大学) 宮本寛爾 (大阪学院大学) 門田安弘 (筑波大学) 山下裕企 (青山学院大学) 吉岡正道 (東京理科大学) 吉村 聡 (流通経済大学) 渡辺岳夫 (中央大学)
役員選任規程第8条により2013年度会員総会におい て会長および副会長の5名が次期理事に選任されました (敬称略)。
会 長 淺田孝幸 (立命館大学) 副会長 伊藤和憲 (専修大学)
園田智昭 (慶應義塾大学) 浜田和樹 (関西学院大学) 水野一郎 (関西大学)
役員選任規程第11条により,2013年度会員総会にお いて次の3名が次期監事に選任されました(敬称略)。
小宮山賢 (あずさ監査法人) 斎藤孝一 (南山大学) 鈴木浩三 (東京都水道局)
次 期 会 長 に 原田 昇 氏 選 出
理 事 選 挙 結 果
総会の承認による理事の選任
監事の選任
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副会長・常務理事等の選任について
副会長,追加の理事および常務理事は,2014年3月8 日に開催予定の「みなし理事会」において選任されま す。「みなし理事会」では,最初に,次期会長により,
副会長(4名以内)の選任および理事の追加選任(10名以内,
うち大学関係者7名以内,実務家3名以内)が提案され審 議されます。
次に,次期常務理事を,2013年度年次全国大会時に 選出された理事の中から投票によって上位15名選出し ます。さらに,次期会長から常務理事の追加選任(5名 以内,うち大学関係者3名以内,実務家2名以内)が提案 され審議されます。
新役員の構成は,学会誌『管理会計学』,JAMA ニュース,JAMAホームページに掲載します。
日本管理会計学会2013年度年次全国大会では,統一 論題として「管理会計における産学連携とアクション リサーチ」を掲げ,その有力な国際的推進者の一人で あ る フ ィ ン ラ ン ド のKari Lukka教 授(University of
Turku)をゲストスピーカーに迎えて,統一論題報告に
先立つ9月14日午後2時過ぎから約1時間にわたって,
同 教 授 の 特 別 講 演 「There and back again:
Interventionist research in management accounting」 を開催した。Lukka教授が研究方法論として提唱する interventionist research(以下,IVR)は,日本で「アク ションリサーチ」と呼ぶ研究にほぼ相当するもので,
講演は統一論題の諸報告およびその後の討論とも密接 に関わるものとなった。なお,Lukka教授の招聘は,
公益財団法人メルコ学術振興財団の国際研究交流助成 によるものであることをここに明記し,同財団への謝 意を表したい。
Lukka教授によれば,管理会計におけるIVRとは,
企業など対象組織における管理会計の営みに研究者自 身が能動的な行動主体として介入(intervene)し,その 組 織 の 一 構 成 員 と し て の 立 場=内 部 者 と し て の 視 点 (emic perspective)から現実の管理会計の動態に関与す るとともに,そこで得た内部者としての体験や知見を 再びその組織外の世界に持ち帰り,今度は客観的な研 究者の立場=外部者としての視点(etic perspective)に立 ち戻って,理論形成に寄与することをめざす研究方法 である。特別講演論題の冒頭に用いられている表現
「There and back again」は,まさにこの二重の移行,
すなわち当初は外部者として存在する研究者が一旦,
対象組織の内部者世界に入り(There),その後,再び 外部者世界に戻って来る(and back again)プロセスを端 的に表すものである。IVRにおいては,研究者がこの ように一旦,組織の内部者世界に入って参与的観察な どを行うことが,研究方法として積極的な意味をもつ ものと位置づけられる。
IVRは,Lukka教授によれば,対象組織の内部者視
点に徹するコンサルティングとは明確に区別されるべ きものであり,また理論性に乏しい「安直な研究方法」
などではまったくない。むしろ教授は,研究過程の出 発 点 で 理 論 が 果 た す べ き 主 導 的 役 割 ―research questionのあり方に表される問題設定,理論的枠組み の選択,研究の動機づけなど―を強調し,IVRが研究 者に視点の「二重の移行」を要求する,難度の高い長 期間を要する研究方法であることを力説している。
IVRに取り組む研究者がしばしば遭遇する困難として は,研究者の「介入」を受容する組織へのアクセスを 確保する難しさ,時として長期にわたる組織内部者と しての営みに沈潜するあまり,最終的にそこから再度 離脱して,外部者視点に立ち戻った理論形成への道筋 が見失われがちになること,などを指摘している。
Lukka教授は,管理会計分野における研究方法論で 通 常 意 識 さ れ る 選 択 肢 と し て , 実 証 主 義 (positivist/functional research) と 解 釈 主 義 (interpretive research)とをまず対置した上で,実はそ の両者とも,研究者による対象組織への「介入」の意
管 理 会 計 に お け る ア ク シ ョ ン リ サ ー チ
―Kari Lukka教授 特別講演から―
立命館大学 原 陽一
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義を認めないnon-interventionist的な次元に留まるこ とが一般的であり,それとは別に,「介入」の積極的
意義を認めるinterventionist的次元が考慮されるべき で,その次元でも実証主義と解釈主義の両アプローチ が想定しうることを強調した。教授は,自身の研究の
過半はIVR以外のもので占められている,と前置きし つつ,IVRを,在来の研究方法に取って代わるもので はなく,その足らざる面を補うもう一つの有力な研究 方法として位置づける。そのような研究が,北欧を中 心にまず欧州で台頭し,次第に会計学分野の有力な ジャーナルにもその成果が反映されるようになってき て い る こ と を 紹 介 し な が ら ,Lukka教 授 は 日 本 で も IVRが今後さらに推進されることへの期待を表明して 講演を終えた。
なお,大会の時間的制約のため,Lukka教授は,予 め参加者全員に配布された報告資料の豊富な内容のな かから,自身が特に重要と見なすものを選んで約30分 間の英語による発表を行い,その後約10分間の日本語 による要約的な説明,続いて質疑応答が行われた。当 日夕刻に開催された懇親会の席上でも,少なからぬ大 会参加者がLukka教授と活発な意見交換を行う姿が見 受けられた。Lukka教授にとって初来日となった今次 大会参加を機に,IVRを媒介とした日欧の管理会計研 究の新たな交流と協力の進展が期待される。
日本管理会計学会 2013 年度年次全国大会が,平成 25年9月13日(金)から15日(日)の3日間,立命館大 学において開催された(準備委員長:齋藤雅通氏)。13 日には選挙管理委員会,常務理事会,理事会,理事懇 親会が開催された。14日は9 時半から,5 会場に分か れ,計14の自由論題報告がおこなわれ,その後,会員 総会,特別講演に続いて統一論題報告がおこなわれた。
統一論題報告終了後,午後 6 時過ぎよりユニオンスク エアで会員懇親会がおこなわれた。翌15日は9時半か ら前日と同じく5会場で計18報告がなされた後,統一 論題の討論がおこなわれた。
<統一論題報告>
年次全国大会の統一論題報告は,「管理会計におけ る産学連携とアクションリサーチ」というテーマの下 で澤邉紀生座長(京都大学大学院)による司会・進行でお こなわれた。紙幅の関係により,3 人の報告者による 報告の概要のみを記載することとする。
第1報告:松尾貴巳氏(神戸大学大学院)「管理会計研究 におけるアクションリサーチの方法論的意 義と課題」
松尾氏は,問題意識として,(1)学理を実際に応用す ることは大学という枠を超えた社会的な要請である,
(2)管理会計研究者として,既存の理論の精緻化や新し い理論の構築に必要なアプローチが必要であること,
さらに,研究アプローチの多様性と定性的アプローチ の有用性を検討すること,(3)これまでの経験からのア クションリサーチの問題点という 3 点を指摘した。ア クションリサーチにも様々な課題が指摘されている。
研究アプローチ自体が十分に確立されていないことや 研究期間が長期にわたるため,中断のリスクがあるこ と,また,研究成果に関する守秘義務の関係から研究 成果が公表できなくなる可能性がある,研究自体の信 頼性を確保できるのかなどの問題点があるとしている。
このような課題を抱えながらも,管理会計研究におい てもアクションリサーチによる研究は,徐々に増加し つつある。また,実務との関連性の強い管理会計研究 においてこそ,アクションリサーチというアプローチ が十分に機能するとされた。
第2報告:岡田幸彦氏(筑波大学大学院)「管理会計によ るサービス開発からの教訓」
岡田氏は,氏が経験してきた研究方法論上の経緯と 異分野の研究者との交流により,科学的な根拠やエビ デンスを強く要請される中で,「後向きの研究」(過去 の限られたエビデンスの相関から,因果法則を語る)か ら「前向きの研究」(将来の適切なエビデンスの収集に よって,因果法則を語る)へとシフトしたことを述べた。
さらに,その「前向きの研究」の端緒として取り組ん だランダム化比較実験による研究成果を披露された。
そこでもなお説明できない要因を解明するために,
2 0 1 3 年 度 年 次 全 国 大 会 記
同志社大学 中川 優
3
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アクションリサーチに至ったことが示され,氏の関与 したアクションリサーチの成果について言及された。
最後に研究アプローチとしてのアクションリサーチに ついて,様々な問題点はあるものの,今後の管理会計 研究にとって有力なアプローチであり,他の分野の科学
者に十分対抗できる可能性があると指摘した。
第 3 報告:下垣 彰氏(FMIC)「理論研究と実践を通し た環境管理会計手法MFCAの進化」
下垣氏は,コンサルタントとして多くの MFCA の導 入に関わった経験から,MFCA の日本における展開を
(1)基礎的な計算過程の習得(2000 年~2003 年),(2)実
践的な MFCA の計算理論の開発(2004 年~2010 年),
(3)効果的なMFCA適用プロセスの研究(2006年~2010
年),(4)効果的・効率的なMFCA 適用方法の研究(2011 年~)という 4 つのステップで説明された。それぞれの ステップごとに企業がどのような目的で導入し,どのよ
うな効果が得られたかを具体的な企業における MFCA の導入事例に基づいて説明された。
そして,現状における MFCA の技術として確立でき たものとして,(1)MFCA 計算のアウトプット,(2)プロ セスタイプ別の資源ロス発生パターン,(3)資源ロスの 区分,(4)MFCA を使った分析手順,(5)資源ロスの区分 別の改善の考え方,(6)資源ロス総量の計算ロジック,
をあげた。最後に今後の課題として,MFCA に関して 確立できた技術は,主に現場の活動に必要な技術であり,
さらにモノづくりの資源生産性向上のためには,トップ やマネジメント層に必要な技術や資源ロス総量測定の仕 組みの普及が重要であると主張した。
特別賞,功績賞の審査委員会の審議の結果を受けて,2013年 7月 13日開催の第2 回常務理事会において,特別賞 2 名と功績賞 3 名が決定しました。2013 年度会員総会の中で受賞式が行なわれ,淺田孝幸会長より賞状および副賞が 授与されました。おめでとうございます。
≪特別賞≫
辻 正雄 氏 原田 昇 氏
≪功績賞≫
昆 誠一 氏 柳田 仁 氏 廣瀬哲夫 氏
お悔やみ
本学会の監事として長年にわたり活躍され,今回功績賞を受賞されました廣瀬哲夫氏が2013年11月20日に永眠されました。こ こに慎んで哀悼の意を表し,ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
論文賞,文献賞および奨励賞の審査委員会の審議の結果を受けて,2013年9月14日開催の第3回常務理事会において,
本年度の論文賞,文献賞および奨励賞が次の5氏に決まりました。2013年度会員総会の中で受賞式が行なわれ,
会長より賞状と副賞が授与されました。おめでとうございます。
≪論文賞≫
浅田拓史 氏,吉川晃史 氏,上總康行 氏
「日本電産株式会社の経営改革と管理会計 ―知識創造理論の視点から」
『管理会計学』第21巻第2号41-60頁。
≪文献賞≫
安酸建二 氏
『日本企業のコスト変動分析―コストの下方硬直性と利益への影響』中央経済社,2012年11月11日刊。
≪奨励賞≫
学 会 賞 決 定!
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北尾信夫 氏
「わが国企業の投資意思決定におけるオプション価値評価行動」『管理会計学』第21巻第2号61-75頁。
2013年7月13日に法政大学において開催された第2回常務理事会において,スタディ・グループおよび産学共同研 究グループの選考が行われ,審議の結果,以下の研究グループの設置が承認されましたので,お知らせいたします。
≪スタディ・グループ≫
研究代表者:内山哲彦 氏
「企業価値創造に向けてのインタンジブルズの複合的活用」
≪産学共同研究グループ≫
研究代表者:長坂悦敬 氏
「次世代マネジメント・コントロールのためのメゾスコピック・モデルに関するアクション研究」
学 会 業 務 日 誌
2013年4月13(土)
▼第1回常務理事会開催(南山大学)
▼第1回理事会開催(南山大学)
u 2012年度事業報告(案)が審議,承認されました。
u 2013年度事業計画(案)が審議,承認されました。
u スタディ・グループ創設が審議,承認されました。
u 学会賞規程の改正が審議されました。
u 選挙管理委員会委員が選出されました。
u 2013年度第1回国際学会参加費の助成についての 報告がなされました。
2013年7月13日(土)
▼第2回常務理事会開催(法政大学)
u 2012年度収支決算(案),企業調査プロジェクトの
会計報告(案),監査報告が審議,承認されました。
u 2013年度収支予算(案)が審議,承認されました。
u 学会賞(特別賞,功績賞)の受賞者が審議,承認さ れました。
u スタディ・グループおよび産学共同研究グループ の選考が行なわれました。
2013年9月13日(金)
▼第3回常務理事会開催(立命館大学)
▼第2回理事会開催(立命館大学)
u 学会賞受賞者が審議,承認されました。
u 監事の推薦について審議,承認されました。
u 学会賞規定の改正について検討されました。
u 2013年度第2回国際学会参加費の助成についての 報告がなされました。
2013年11月16日(土)
▼第4回常務理事会開催(大分大学)
u 2014年度第1回国際学会参加費の助成の募集が審 議され,承認されました。
u 2013年11月16日現在,合計717会員(正会員:622
名,準会員:85名,賛助会員:7社,特別会員:3 名)であることが報告されました。
ス タ デ ィ ・ グ ル ー プ 決 定 !
2014年度年次全国大会開催校決定!
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2014 年度第 1 回国際学会参加費の助成について
会員の国際的活動を支援する一環として,国際学会参加費の助成申請を受け付けております。助成対象となるのは,
管理会計に関連する海外の学会(2014年5月1日から2014年8月31日の間に開催される学会)において,研究発表を する場合または当該学会と本学会との交流を促進するため活動を行う場合です。
助成額は,航空運賃(往復)が5万円未満の場合には全額を,航空運賃(往復)が5万円を超過する場合には,5万円にそ の超過額の1/2を加算した額を助成する。ただし1件あたり10万円を限度とし,予算総額は年間20万円とする。
応募締切は,2014年 3 月 31日必着(期日厳守)となっております。詳しくは,学会ホームページを参照してください。
新入会員の紹介
l 正会員(敬称略) 10名入会
l 準会員(敬称略) 10名入会
※JAMA NEWS No.36以降,2013年11月16日現在。
事務局からのお知らせ
○学会のイベント情報等を学会公式ホームページに掲載しておりますのでご覧ください。
○フォーラムやリサーチセミナーの案内等,会員宛の連絡にEメールを活用したいと考えています。Eメールアドレスを 未登録の方は,学会事務局までご連絡ください。また,すでに登録されている方で,案内等が届かない,あるいは,
Eメールアドレスに変更があった場合には,速やかに学会事務局までご連絡ください。
○会員名簿の記載事項(所属,住所など)に変更等が生じた場合には,速やかに学会事務局までご連絡ください。
○会員種類の変更には「会員種類変更申込書」の提出が必要です。捺印の上,学会事務局にご郵送ください。申込書は,
学会公式ホームページで入手できます。
日本管理会計学会広報 責 任 者 : 伊藤和憲
メンバー : 小倉 昇,尾畑 裕,河合 久,﨑 章浩,白銀良三,岩田弘尚 発行機関 :日本管理会計学会
≪本部事務局≫ 〒525-8577 滋賀県草津市野路東1丁目1-1 立命館大学経営学部 日本管理会計学会事務局 E-mail:[email protected]
http://www.sitejama.org/
2014年度年次全国大会が次のとおり決定いたしましたのでお知らせいたします。なお,日程等の詳細については 追ってお知らせいたします。
n 日 程:未定
n 場 所:青山学院大学
n 大会準備委員長:小倉 昇 氏