2018/4/12
1 文化人類学演習Ⅱ
文化人類学的調査法入門
20160412 比較宗教学演習室
飯嶋秀治 [email protected]
授業の概要
•本演習では文化人類学的調査法であるフィールドワーク、参与観察 について教えます。
•履修条件:文化人類学演習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳと一連の演習です。
授業計画
•参考書:山中速人ほか編2002『マルチメディアでフィールドワーク』有斐閣 佐藤郁哉2006(1992)『フィールドワーク 増補版』新曜社
•0412演習の方針説明:文化人類学的方法の全体像
04194年生先行研究発表1.、2.、3.
0426集中講義のため休講 05103年生先行研究発表4.、5.、6.
05173&4年生先行研究発表7.、8.、9.
0524児童養護施設訪問のため休講 05312年生先行研究発表10.、11.、12.
06072年生先行研究発表13.、14.、15.
0614観察 0621観察発表 0628集中講義のため休講 0705集中講義のため休講 0712聞き書き 0719国際学会のため休講 0726聞き書き発表
成績評価
•原則全員毎回出席です。5回以上休んだら落第とします(「原則」と 書いたのは、本人の病気、事故、災害、親族の他界、事故、看病、
サークルでのレギュラーとしての試合での欠席は認めます)。
•この演習では(1)これまでの文献を報告し、(2)フィールド候補地を 観察し、(3)お互いに短いインタビューをして報告し、(4)文化人類 学演習Ⅲでの現地調査への準備をし、(5)最終的にレポートにまと めます。それぞれの過程を20点満点で採点します。
学習相談
•原則的に演習の前後にしてください。それ以外はメールで [email protected]まで。まとまった時間が必要な人は水曜日の 12時~13時に対応します。
その他
•基本的には1年間の一貫した授業ですが、もし自分なりのフィールド ワークをするために、フィールドワークとエスノグラフィーの方法を学 びたい、という方がいらっしゃいましたら早めにお知らせください。
•文化人類学演習Ⅲ(0801⁻0930)の間の60分×6回+90分ライフヒスト リー1人
•文化人類学演習Ⅳ後期
•文化人類学演習Ⅴ(1001-0131)エスノグラフィーにまとめるまでの フィールドとのやりとり
•社会人類学講義Ⅰ(0509-11&0628-29Re:public田村大・市川文子・
岡橋毅先生)
•社会人類学講義Ⅱ(0703-06寺尾紗穂先生)
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2 文化人類学的方法の全体像
文化人類学の歴史
•社会進化論の時代 •Edward B. Tylor
•Louis H. Morgan
•Herbert Spencer
•Francis Gillen
•Blonislaw Malinowski
文化人類学の方法
•文化人類学の目的とは、調査 対象となった人々の「現地人の 視線」を把握することです。
•そのためにフィールドワーク(現 地調査)という調査法を用いま す。
•またそれをエスノグラフィ(民族 誌)という方法で読者に理解し やすいように呈示します。
•参与観察Participant observation
•観察observation
•聞き書きinterview
文化人類学とビジネス
•古典的文化人類学
【目的】「native’s point of view(現地 人の視点)」の理解と翻訳
【対象】異文化に生きる人々
【方法】調査方法としての
「participant observation(参与観察)」
と表現方法としての「ethnography(民 族誌)」(1年)
【着眼】「folk term(民俗語彙)」の
「holistic(全体的)」な「ethnographic present(民族誌的現在)」
•現代的文化人類学(の1つ)
【目的】「現地人の視点」の理解に基 づく商品開発
【対象】消費者
【方法】調査方法としての「participant observation(参与観察)」と表現方法と しての「ethnography(民族誌)」(1週 間)
【着眼】「folk term(民俗語彙)」から見 える価値観をした「anticipatory ethnography (先制的民族誌)」
「speculative ethnography(推測的民 族誌)」「ethnography of the future(未 来民族誌)」
参照文献
•佐藤郁哉2006(1992)『フィールドワーク 増補版』新曜社
•マリノフスキー、ブラニスラウ2010(1922)『西太平洋の遠洋航海者』
増田義郎訳 講談社学術文庫
•山中速人ほか編2002『マルチメディアでフィールドワーク』有斐閣