授業科目名 (英文名)
文化人類学 (A) (Cultural Anthropo logy) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 1年次・後期 担当教員 深川 宏樹 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 文化人類学は、異文化理解を通じて、我々の常識や偏見を深く内省し、普遍的な人間 理解に至ることを目指す。本講義では、文化人類学の基礎知識について平易に概説す るとともに、人類学におけるフィールドワークの方法論の成立と、異文化理解の原論 について教授し、多様な文化現象を解読する視座を提示する。 本講義の到達目標は、1)文化人類学の基礎知識を習得すること、2)フィールドワ ーク法の概要について理解すること、3)多様な現象を人類学の異文化理解の原論の 観点から読み解くことができるようになること、である。 講義内容・授業計画 各回の授業内容は以下の通りである。 1. イントロダクション 2. 自文化中心主義と文化相対主義 3. 「実の親」とは誰のことか?:文化と親子の絆を考える 4. 博物学と人類学の間:チャールズ・ダーウィンのフィールドワーク 5. 西太平洋の遠洋航海者:人類学的フィールドワーク法の確立 6. フィールドワークの実際:パプアニューギニア現地調査の事例から 7. グローバリゼーションと現地社会 8. 差異のとらえかた:他者理解/無理解の四象限 9. 人類普遍の分類思考:服についたケーキはなぜ汚いのか? 10. 文化とコミュニケーション 11. 象徴体系としての異文化の理解 12. 生きられた比喩:規約的な必然としての因果関係 13. 対比される語り:自然と規約の二分法 14. 世界を制作=認識する:科学の人類学 15. まとめ テキスト 特に指定しない。 参考文献 講義内容に関する重要な文献は適宜、提示する。 成績評価の基準・方法 成績評価の基準 文化人類学に関する知識を身につけ、その内容について説明できる者に単位を授与す る。 講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。 成績評価の方法 原則として、小レポート等20%、期末レポート80%を基準として、受講態度を含めて 総合的に評価する。 履修上の注意・履修要件 履修にあたっては、十分な予習・復習をして講義に出席すること。 ≪新型コロナウィルス感染症に伴う特例措置に基づく遠隔授業≫ ・当授業は、原則全ての授業を対面で実施する予定ですが、履修者人数によっては、 新型コロナウィルス感染症対策として、履修者を複数の教室に分けて教室間をオンラ インで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施する方法とする場 合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の 端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履修登録後に決定 ・連絡します。 実践的教育 国立民族学博物館で機関研究員として勤務した経験を有する教員が、世界各国の民族 と異文化についての現地調査(フィールドワーク)法と、文化人類学の基礎知識と異 文化理解の原論について解説することから、実践的教育に該当する。