J2学年通信
第 53 号 2018.2.24 発行
賛美歌 556 番「神の賜物を」
聖書のことば
「あらゆる汚れやあふれるほどの悪を素直に捨て去り、心に植え付けられた御言葉を受け入れなさい。この御言葉は、あ なたがたの魂を救うことができます。」
ヤコブの手紙 1 章 21 節
●国際理解の日●
2 月 23 日(金)5 時間目・6 時間目は「国際理解の日」が行われました。
この日の本番のために、中学 2 年生は冬休みから調べ学習を始めました。最初の調べ学習は「ルワンダの諸問題について、
その直接的原因と根本的原因を調べる」という内容でした。取り組みには、中学校 3 年生からはじまる「グローバルスタディ ーズ」の授業を視野に入れて、先輩方が使っているものと同じ【情報カード】と【参考文献メモ】を使いました。3 学期のロン グホームルームでは、この宿題をもとに、 「水問題」 「経済・貧困・教育」 「医療」 「紛争」の 4 分野 10 のグループに分かれ情報 共有と原因分析を行いました。たくさんの情報を使って現在の状況をまとめ、その原因を分析するのも、高校 2 年生のグロー バルスタディーズで、論文作成を行う際のやり方です。限られた時間や知識量での取り組みであったため、高校生のような濃 い内容の話し合いにはなりませんでしたが、中学校 2 年生なりのしっかりとした取り組みができました。次の週のロングホー ムルームでは、グループごとに話し合った内容の発表によって学校 2 年生全体で情報共有をし、ルワンダで起こっている諸問 題についての学びを深めました。
学年での情報共有の後、23 日の中学校全体の「国際理解の日」での中 2 の学年発表に向けて、各グループの班長が集まって 準備を進めました。各グループの話し合い内容と、学年の全員が調べてきたことが書かれている【情報カード】をもとに、発 表内容を再構成しました。グループのリーダー達の話し合いは、それぞれの班でまとめ、各グループの発表を聞いて、十分に 前提知識を得た後だったこともあり、ルワンダで起こっている諸問題の関連性を考えながら、その解決ポイントはどこにある のかという部分をも含めた非常に濃い内容となりました。また、聞いてくれる中学 1 年生や 3 年生にわかりやすく伝わる順番 を考えたり、見やすいパワーポイントを考えたりして、発表そのものの工夫も上手におこないました。
本番は、中学 1 年生の発表から始まりました。中1は「ルワンダの生活」というテーマで、食や服装、家などについて発表 を行い、虐殺のイメージの強いルワンダが、現在は平和な生活を送っているというイメージが広がる発表しました。次の中2 は「ルワンダの抱える諸問題」について。最後の中3は、 「ルワンダの現在の姿と、平和への取り組み」について発表を行いま した。どの学年も立派な発表で、中学生みんなが学びを深めました。
最後のプログラムは、ルワンダで、1994 年のジェノサイド後、1996 年に「ムリンディ/ ジャパンワンラブ プロジェクト」
という NGO を立ち上げ、以来 21 年間、足の不自由な障害者のための義肢製作を続けている、ルダシングワ夫妻をお招きして、
講演をしていただきました。
まず、中学生がルワンダのことをこんなにも詳しく調べてくれたということに驚き、そして、感謝してくださいました。そ して、様々な文献からだけでは伝わらない、実際のルワンダ状況や大虐殺のことなどを詳しく教えてくださいました。その内 容を簡単にではありますが、まとめて掲載します。
虐殺については、ドイツ、ベルギーの植民地支配時に学校を作ってくれたのはよいのだが、ルワンダ国民を分断するような 教育内容が間違っていた。 「教育」は生きる上で大切なことであって、正しい教育がよい政治を生むことにつながる。当時ピュ アだったルワンダの国民は、その間違った教育内容によって洗脳されてしまった。その結果、ルワンダ人がルワンダ人を虐殺 することにつながってしまったこの出来事は、もっともひどい状況といってよい。若い世代にしっかりとした教育の機会をつ くることで、これからのルワンダをもっと発展させられると信じている。ルワンダでは、虐殺のあった
4月に追悼集会を行い、
虐殺をした側、された側、双方が、何が起こったのかを話す機会を持っている。過去にあったことを思い出すこと、若い世代 に伝えていくことが、同じ事を繰り返さないためには大切だ。
現在は調査中で、障がいのある国民の正確な数は出ていないが、80 万人とも言われている。その人たち全員に義足や義手を 作ってあげることはできないが、活動を続けて
20年の中で、自分たちの団体を独立して活動を広めている仲間もいる。それ でも全ての人に作ることはできない。現在、3Dプリンタを使った義足の製造についての研究を、日本の企業と協力して行っ
パビリオン
ている。多額の投資も必要だが、これができれば、ルワンダだけではなく隣国の人々にも、安くたくさんの義足や義手を作る ことができる。これからも活動を続けていきたい。
もう一つの活動として、ルワンダの障害者スポーツの発展寄与していきたいと考えている。脚や手を失って希望を失ってし まう人に、失っても残るものも多いということを伝え希望をもってもらいたい。それが一番わかりやすいのがスポーツだ。政 府はなかなか支援をしてくれないが、自分自身でも車いすマラソンで東京オリンピックに出場して、ルワンダへの人々の支援 に対する感謝を伝えることが目標だ。
最後に、中学生のみなさんがルワンダについてこんなにも調べてくれたことがうれしい。これからもルワンダだけではなく、
世界のことを考えて、大切に勉強してほしい。そして、ルワンダにも遊びに来てほしい。
今回の「国際理解の日」の学びを大切にして、学園歌にある「平和を創る若人」になるための糧としてほしいと思います。
☆彡 今回のスピーチコンテストは、詩の暗唱ではなく、スピーチで選ばれて発表しました。スピーチは、初めてということもあり、とても
緊張しました。壇上のイスに座っている頃には、もう足が震えていました。僕の発表の出番になったときには、頭の中は、真っ白でした。
けれど、念のために持ってきていた原稿を見ながら話すことができました。中学の R クラスの発表が終わったときは、心の中がすっきりし ました。今度のスピーチコンテストも楽しみにしています。
☆彡 今回のスピーチコンテストは、みんなとてもレベルが高く驚きました。僕は、予選に出ることはできましたが、詩の部門でも、スピー
チの部門でも落ちてしまい、本番で発表できませんでした。少し残念でした。また、韓国語やスペイン語、中国語の発表もあり、驚きまし た。来年は、中学校最後のスピーチコンテストになるので、今回先生に原稿を提出した際、直されたところに気をつけて出られるようにが んばりたいと思います。
☆彡 スピーチコンテストは、とてもよかったと思いました。英語だけではなく、色々な言語があってとてもおもしろかったと思いました。
みんなが思っている考えや気持ちがよくわかりました。みんなの違う意見や独特な内容のスピーチがいっぱいありました。とくに、J2 から 何人か出た人がとてもがんばったと思いました。私は、スピーチコンテストをそんなに楽しみにしていなかったけど、来年のスピーチコン テストを楽しみにしています。
☆彡 今回、2 回目のスピーチコンテストでしたが、とても勉強になると感じました。去年よりも、理解ができていて自分の英語ができるよ
うになっているんだと思いました。しかし、やはりわからないところも存在しました。初等生も、中学生に負けないくらい良い内容だった し、今回から「外国語スピーチ」というのがあり、韓国、スペイン、中国とあり、もちろんわかりませんが、「こんな風にしゃべるんだ」
と、どんなものなのかということがわかり、それも勉強になりました。とてもおもしろかったです。来年は 3 年生で、中学では最高学年に なるので、ぜひとも発表できるといいと思います。
☆彡 私は、今回のスピーチコンテストで、出場はしませんでしたが、少し英語を理解しようと思って聞いていました。初等生の一般スピー
チは、だいたい理解することができて楽しかったのですが、中学生の一般クラスのスピーチの時、文法は分かったのに単語が分からなかっ たので、(単語は大切だなぁ)と思いました。友達も出ていたので、楽しむことができましたが、内容が分かったらもっと楽しいだろうなと 思いました。もう少し単語を勉強しようと思います。全然緊張しないで、暗記をして、おもしろいスピーチをしていた人もいて、本当にす ごかったです。私も人前でうまく話せるようになりたいです。
☆彡 今回のスピーチコンテストは、英語以外の外国語のスピーチや、去年出ていない人がスピーチしました。特に外国語のスピーチは、ス
ペイン語や中国語、コリア語などのスピーチに興味を持ちました。いつもと違った雰囲気だったので、おもしろかったです。国際英語のス ピーチを聞いていたら、スピーチの内容がオリジナルでおもしろかったり、発表の仕方を工夫していたりしたので、とてもすごかったで す。私もスピーチを授業内で発表したけれど、前に立ったとき、とても緊張してあまりうまくできなかったので、これから努力してもっと スピーチをうまく話せるようになりたいです。