可視光で働く酸化チタン光触媒
現在、光触媒として使われている
現在、光触媒として使われている TiOTiO22 は光触媒活性はは光触媒活性は 高いが紫外光しか吸収しないので太陽光では使えない。
高いが紫外光しか吸収しないので太陽光では使えない。
TiOTiO22 を可視光でも働くように改質する試みはすでに30を可視光でも働くように改質する試みはすでに30 年以上前から行われている。もっとも一般的なのは、
年以上前から行われている。もっとも一般的なのは、 TiTi 以外の金属を入れ込む(ドーピングする)方法である。
以外の金属を入れ込む(ドーピングする)方法である。
この方法では、吸収波長端が長波長側に広がって可視光 この方法では、吸収波長端が長波長側に広がって可視光 応答性はでるが、紫外光領域の反応収率が低下するので 応答性はでるが、紫外光領域の反応収率が低下するので
実用化されることはなかった。
実用化されることはなかった。
最近、 最近、TiOTiO22に窒素をドーピングすることで可視光応答に窒素をドーピングすることで可視光応答 性を持たせることが流行っている。
性を持たせることが流行っている。 TiNTiNややTaTa33NN55などのなどの 窒化物を酸化したオキシナイトライドが可視光触媒活性 窒化物を酸化したオキシナイトライドが可視光触媒活性 を示すことも報告されている。窒素ドーピングと同様の を示すことも報告されている。窒素ドーピングと同様の
メカニズムである可能性がある。その他、
メカニズムである可能性がある。その他、 TiOTiO22を水素中を水素中 でプラズマ処理することによる可視光応答化が報告され でプラズマ処理することによる可視光応答化が報告され ているが、メカニズムは不明である。可視光応答光触媒 ているが、メカニズムは不明である。可視光応答光触媒
についてこれからの研究の発展が期待される。
についてこれからの研究の発展が期待される。
自動車由来有害大気汚染物質の 自動車由来有害大気汚染物質の
光分解除去 光分解除去
低濃度低濃度
NOx NOx
の分解除去から、アルデヒド類、BTX、の分解除去から、アルデヒド類、BTX、多環芳香族炭化水素、粒子状物質中の有機分など各種 多環芳香族炭化水素、粒子状物質中の有機分など各種
の有害大気汚染物質の除去へ。
の有害大気汚染物質の除去へ。
光触媒の固定化・性能向上が必要 光触媒の固定化・性能向上が必要
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