<研究資料>
小学生の生活習慣の現状と視力の関係
米嶋美智子・福田美恵子・大谷直史
A Report on Myopia and Elementary Schoolchildren’s Lifestyle
YONESHIMA Michiko, FUKUTA Mieko, OOTANI Tadasi
キーワード:視力,小学生,生活調査
Key Words: Myopia,Elementary schoolchildren,Lifestyle
1 はじめに
文部科学省の学校保健統計調査報告1)(令和元年度)によると,裸眼視力 1.0 未満の児童生徒の割合は, 増加傾向にあり小学校 34.57%,中学校 57.47%,高等学校 67.64%で,過去最高値を更新した。文部科学省 の今後の対応として,視力と生活習慣に関する項目(携帯電話,スマートフォン,読書,運動などの時間)と の詳細な分析を行った上で,有効な対策を検討し,視力対策用の啓発資料を作成,公開するとしている。裸眼 視力 1.0 未満の原因となるのは,小学生中・高学年においては大部分が近視である。子どもの近視の増加に伴 い,強度近視が増えている 2)ことから,視覚障害や失明につながる可能性もあるとして懸念されている。ま た,近視は,わが国を含む東アジア諸国で喫緊の課題であり,近視有病者は 2050 年までに,世界人口の 2 人 に 1 人(約 50 億人)に上がる3)と既報されている。 そこで本調査では,小学生を対象に学校健康診断で検査されている児童の裸眼視力の実態を把握し,視力低 下に影響を及ぼす生活習慣と視力との関係性を分析し,今後の近視予防対策の基礎資料を得ることを目的と した。2 方法
1)対象者 鳥取県の T 小学校全児童 367 名を対象とした。各学年の内訳は,1 年生 51 名,2 年生 61 名,3 年生 67 名 4 年生 65 名,5 年生 61 名,6 年生 62 名である。 2)視力測定方法 2019 年 4 月と 10 月に裸眼視力を検査した。視力表は,国際基準に準拠したランドルト環を使用した並列 (字づまり)を使用した。測定距離は 5mで,検査は教員と養護教諭が行った。なお,視力 B 以下の児童に対 しては,養護教諭が再度検査した。視力検査受検率は 100%である。左右の裸眼視力のうち,視力低下してい る方の片眼視力を分析に使用した。 3)質問紙調査方法 質問紙調査は,2019 年 10 月に,学級活動等の時間を利用して実施した。1.2 年生に関しては担任が一ずつ 質問を読み上げながら行った。質問内容は,①起床時刻②起床の自立③朝の目覚め④朝食⑤排便⑥昼休みの外 遊び⑦帰宅後の外遊び⑧外遊びや運動⑨姿勢⑩学校外の勉強時間⑪学校外の読書時間⑫テレビ視聴時間⑬使付 記
本 稿 は ,2019 年 8 月 7 日に開催された鳥取県私立幼稚園・認定こども園教育研修大会の第 5 分 科 会 「 さ あ 森 へ 行 こ う ! ~ 共 に 育 ち 合 う ~ 」 で 安 東 裕 子 が 発 表 し た 内 容 を も と に , 本 実 践 に 継 続 的 に 立 ち 会 い , 大 会 当 日 は 当 該 分 科 会 の 指 導 助 言 者 も 担 当 し た 武 田 信 吾 が 全 体 的 に 加 筆 ・ 修 正 を 行 う 形 で 作 成 し た も の で あ る 。註
1)フ リ ー ド リ ッ ヒ ・ フ レ ー ベ ル 著 ・ 小 原 國 芳 ・ 荘 司 雅 子 翻 訳 監 修 ,1981,『 フ レ ー ベ ル 全 集 第 四 巻 幼 稚 園 教 育 学 』, 玉 川 大 学 出 版 部 , p.544( 本 文 中 , 他 の 箇 所 で は 「 こ ど も 」 を 用 い て い る が , 引 用 部 分 は マ マ で 「 子 ど も 」 と 記 し た 。) 2) 日 本 ペ ス タ ロ ッ チ ー ・ フ レ ー ベ ル 学 会 編 集 , 1996,『 ペ ス タ ロ ッ チ ー ・ フ レ ー ベ ル 事 典 』, 玉 川 大 学 出 版 部 , pp.132-134 3) 学 校 法 人 愛 真 幼 稚 園 ・ 理 事 長 大 前 幸 正 ( 当 時 ) 編 集 責 任 , 2007,『 愛 真 幼 稚 園 百 年 史 』, pp.88-93 4) 学 校 法 人 愛 真 幼 稚 園 ・ 理 事 長 橋 原 正 彦 編 集 責 任 , 2017,『 愛 真 110 年 記 念 誌 』, pp.30-35用している電子機器⑭電子機器の使用目的⑮電子機器使用時間⑯目の疲労感⑰就寝時刻⑱塾や家庭教師⑲習 い事⑳スポーツクラブ㉑学校生活㉒家庭生活㉓やってみたい仕事㉔自己肯定感について質問をした。回収率は 100%である。 4)視力測定の表示 視力検査の表示は,A(1.0 以上),B(0.9~0.7),C(0.6~0.3),D(0.3 未満)である。
3 結果
1) 令和元年視力検査の結果 (1)4 月と 10 月の学年別視力検査の結果 4 月の裸眼視力 A の児童は,1 年生 86%,2 年生 87%,3 年生 67%,4 年生 63%,5 年生 57%,6 年生 44%であ った。また,10 月の裸眼視力 A の児童は,1 年生 90%,2 年生 85%,3 年生 66%,4 年生 55%,5 年生 57%,6 年生 45%であった。4 月と 10 月の結果を比較すると,1 年生は,裸眼視力 A の児童が 10 月に 4%増え,2 年生 2%減少,3 年生 1%減少,4 年生 8%減少,5 年生変化なし,6 年生 1%増えていた。学年が進むにつれて視力が低 下する児童が増え,特に 3 年生を境に多くみられた(図 1)。 図 1 4 月・10 月の学年別視力検査結果 (2)4 月と 10 月の男女別視力検査の結果 裸眼視力 A の男子は,4 月 75%,10 月 76%でほとんど変化は見られなかった。また,裸眼視力 A の女子も, 4 月 60%,10 月 57%で,ほとんど変化はみられなかった。また,男子より女子に視力低下する児童が増える 傾向にあった。 図 2 4 月・10 月男女別視力検査結果 86 90 87 85 67 66 63 55 57 57 44 45 12 4 2 7 6 7 6 6 3 3 8 10 2 6 11 5 13 13 14 14 15 15 21 19 3 13 13 17 25 25 25 27 26 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 51 61 67 65 61 62 75 76 60 57 7 5 6 7 8 10 17 15 10 9 18 22 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 男子 女子 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 167 200 167 200(3)4 月の学年男女別の視力検査の結果 4 月の視力検査を学年男女別にみてみると,1 年生の裸眼視力 A の男子は 87%,女子が 86%で性差はほと んど見られなかった。2 年生の裸眼視力 A の男子は 90%,女子が 84%で男子よりも 6%少なかった。3 年生 の裸眼視力 A の男子は 77%,女子が 61%で男子よりも 16%少なかった。4 年生の裸眼視力 A の男子は 78%, 女子が 53%で男子より 25%少なかった。5 年生の裸眼視力 A の男子は 63%,女子が 52%で男子より 11%少 なかった。6 年生の裸眼視力 A の男子は 59%,女子は 30%で男子より 29%少なかった。 図 3 4 月学年男女別視力検査結果 (4)10 月の学年男女別視力検査の結果 10 月の視力検査を学年男女別にみてみると,1 年生の裸眼視力 A の男子は 91%,女子が 89%で性差はほと んどなかった。2 年生の裸眼視力 A の男子は 90%,女子が 81%で男子より 9%少なかった。3 年生の裸眼視 力 A の男子は 81%,女子が 56%で男子より 25%少なかった。4 年生の裸眼視力 A の男子は 74%,女子が 42% で男子より 32%少なかった。5 年生の裸眼視力 A の男子は 66%,女子が 48%で男子より 18%少なかった。6 年生の裸眼視力 A の男子は 59%,女子が 33%で男子より 26%少なかった。 図 4 10 月学年男女別視力検査結果 87 86 90 84 77 61 78 53 63 52 59 30 13 11 3 8 5 7 5 3 3 10 6 4 3 13 22 7 18 16 14 14 27 15 12 7 24 19 31 17 36 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 23 28 30 31 26 41 27 38 32 29 29 33 91 89 90 81 81 56 74 42 66 48 59 33 4 4 7 6 12 7 5 7 14 6 4 7 3 6 8 17 15 13 16 14 10 27 6 12 15 4 39 19 31 17 33 0% 20% 40% 60% 80% 100% 男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子 男子 女子 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 23 28 30 31 26 41 27 38 32 29 29 33 用している電子機器⑭電子機器の使用目的⑮電子機器使用時間⑯目の疲労感⑰就寝時刻⑱塾や家庭教師⑲習 い事⑳スポーツクラブ㉑学校生活㉒家庭生活㉓やってみたい仕事㉔自己肯定感について質問をした。回収率は 100%である。 4)視力測定の表示 視力検査の表示は,A(1.0 以上),B(0.9~0.7),C(0.6~0.3),D(0.3 未満)である。
3 結果
1) 令和元年視力検査の結果 (1)4 月と 10 月の学年別視力検査の結果 4 月の裸眼視力 A の児童は,1 年生 86%,2 年生 87%,3 年生 67%,4 年生 63%,5 年生 57%,6 年生 44%であ った。また,10 月の裸眼視力 A の児童は,1 年生 90%,2 年生 85%,3 年生 66%,4 年生 55%,5 年生 57%,6 年生 45%であった。4 月と 10 月の結果を比較すると,1 年生は,裸眼視力 A の児童が 10 月に 4%増え,2 年生 2%減少,3 年生 1%減少,4 年生 8%減少,5 年生変化なし,6 年生 1%増えていた。学年が進むにつれて視力が低 下する児童が増え,特に 3 年生を境に多くみられた(図 1)。 図 1 4 月・10 月の学年別視力検査結果 (2)4 月と 10 月の男女別視力検査の結果 裸眼視力 A の男子は,4 月 75%,10 月 76%でほとんど変化は見られなかった。また,裸眼視力 A の女子も, 4 月 60%,10 月 57%で,ほとんど変化はみられなかった。また,男子より女子に視力低下する児童が増える 傾向にあった。 図 2 4 月・10 月男女別視力検査結果 86 90 87 85 67 66 63 55 57 57 44 45 12 4 2 7 6 7 6 6 3 3 8 10 2 6 11 5 13 13 14 14 15 15 21 19 3 13 13 17 25 25 25 27 26 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 51 61 67 65 61 62 75 76 60 57 7 5 6 7 8 10 17 15 10 9 18 22 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 男子 女子 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 167 200 167 200(5)4 月と 10 月の男子学年別視力検査結果 1 年男子の裸眼視力 A の児童の割合は,4 月 87%,10 月 91%で 4 月より 4%増えていた。2 年男子は,4 月 10 月ともに 90%で変化はなく,3 年男子は 4 月 77%,10 月 81%で 4 月より 4%増えていた。4 年男子は 4 月 78%,10 月 74%と 4 月より 4%減少していた。5 年男子は,4 月 63%,10 月 66%で 4 月より 3%増加し ていた。6 年男子は,4 月 10 月ともに 59%で変化はなかった。男子の特徴として,3 年生より裸眼視力 D の 視力低下児童が増える傾向にあった。また,4 月から 10 月にかけて,1 年生,3 年生,5 年生に視力が回復 している児童がみられた。 図 5 4 月・10 月男子学年別視力検査の結果 (6) 4 月と 10 月の女子学年別視力検査結果 1 年女子の裸眼視力 A の児童の割合は,4 月 86%,10 月 89%で 4 月より 3%増えていた。2 年女子は,4 月 84%,10 月 81%で 3%減少し,3 年女子は 4 月 61%,10 月 56%で 4 月より 5%減少していた。4 年女子は 4 月 53%,10 月 42%で 4 月より 11%減少していた。5 年女子は,4 月 52%,10 月 48%で 4 月より 4%減少し た。6 年女子は,4 月 30%,10 月 33%で 4 月より 3%増えた。女子も男子同様に,3 年生より急激に視力低下 の児童が増加する傾向にあった。また,1 年生と 6 年生においては,4 月より 10 月にかけて,視力が回復し た児童がみられた。 図 6 4 月・10 月女子学年別視力検査結果 87 91 90 90 77 81 78 74 63 66 59 59 13 4 7 7 7 3 10 14 4 10 3 8 7 15 16 16 14 10 15 12 7 4 19 19 17 17 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 1 年 男子 2 年 男子 3 年 男子 4 年 男子 5 年 男子 6 年 男子 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 23 30 26 27 32 29 86 89 84 81 61 56 53 42 52 48 30 33 11 4 3 6 12 5 5 3 7 6 6 4 7 13 6 22 17 18 13 14 14 27 27 6 12 15 24 39 31 31 36 33 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 1 年 女子 2 年 女子 3 年 女子 4 年 女子 5 年 女子 6 年 女子 視力A 視力B 視力C 視力D 28 (n) 31 41 38 29 33
(7)全国と T 小学校の裸眼視力 1.0 未満の児童の割合の比較 ①男子 全国と T 小学校の裸眼視力 1.0 未満の児童の割合を学年別にみると,全学年において,全国平均より下回っ ており,視力が低下する児童が少ない。しかし,5・6 年生になると全国平均値並になっていた。 図 7 全国と T 小学校の裸眼視力 1.0 未満の児童の割合の比較(男子) ②女子 全国と T 小学校の裸眼視力 1.0 未満の児童の割合を学年部にみると,3 年生から,全国平均を上回り,6 年 生では,16.9%も上回っていた。 図 8 全国と T 小学校の裸眼視力 1.0 未満の児童の割合の比較(女子) 2) 質問紙調査と 10 月の裸眼視力のクロス集計 1)で詳述した通り,裸眼視力に関しては学年と性別が規定要因として大きく働いていることが分かる。この ため以下の生活習慣との関連はこれらの疑似相関を示している可能性も高く,読み取りには注意が必要である が,本稿では基礎資料として,さしあたりそれぞれのクロス集計を提示し,単純な(直線的な)関係性を見てお くこととする。 設問 1 ふだん,朝何時ごろにおきますか。 「6 時~6 時 29 分」に起床する児童は 40%で最も多かった。裸眼視力 A の児童は「6 時前(70%)」の起床 が最も多く,次いで「6 時 30 分以降(65%)」であった。起床時刻と視力には関係性はみられない。 図 9 起床時刻 × 裸眼視力 20.7 23.6 28.1 33 38.4 42.9 13.0 10.0 23.1 22.2 37.5 41.4 0 20 40 60 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 全国 T小学校 (%) 23 27.5 34.6 41.6 46.9 52.8 14.3 16.1 39.0 47.4 48.3 69.7 0 20 40 60 80 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 全国 T小学校 (%) 70 63 65 4 8 6 11 12 13 15 17 16 0% 20% 40% 60% 80% 100% 6時前 6時~6時29分 6時30分以降 視力A 視力B 視力C 視力D 108 145 114 (n) (5)4 月と 10 月の男子学年別視力検査結果 1 年男子の裸眼視力 A の児童の割合は,4 月 87%,10 月 91%で 4 月より 4%増えていた。2 年男子は,4 月 10 月ともに 90%で変化はなく,3 年男子は 4 月 77%,10 月 81%で 4 月より 4%増えていた。4 年男子は 4 月 78%,10 月 74%と 4 月より 4%減少していた。5 年男子は,4 月 63%,10 月 66%で 4 月より 3%増加し ていた。6 年男子は,4 月 10 月ともに 59%で変化はなかった。男子の特徴として,3 年生より裸眼視力 D の 視力低下児童が増える傾向にあった。また,4 月から 10 月にかけて,1 年生,3 年生,5 年生に視力が回復 している児童がみられた。 図 5 4 月・10 月男子学年別視力検査の結果 (6) 4 月と 10 月の女子学年別視力検査結果 1 年女子の裸眼視力 A の児童の割合は,4 月 86%,10 月 89%で 4 月より 3%増えていた。2 年女子は,4 月 84%,10 月 81%で 3%減少し,3 年女子は 4 月 61%,10 月 56%で 4 月より 5%減少していた。4 年女子は 4 月 53%,10 月 42%で 4 月より 11%減少していた。5 年女子は,4 月 52%,10 月 48%で 4 月より 4%減少し た。6 年女子は,4 月 30%,10 月 33%で 4 月より 3%増えた。女子も男子同様に,3 年生より急激に視力低下 の児童が増加する傾向にあった。また,1 年生と 6 年生においては,4 月より 10 月にかけて,視力が回復し た児童がみられた。 図 6 4 月・10 月女子学年別視力検査結果 87 91 90 90 77 81 78 74 63 66 59 59 13 4 7 7 7 3 10 14 4 10 3 8 7 15 16 16 14 10 15 12 7 4 19 19 17 17 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 1 年 男子 2 年 男子 3 年 男子 4 年 男子 5 年 男子 6 年 男子 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 23 30 26 27 32 29 86 89 84 81 61 56 53 42 52 48 30 33 11 4 3 6 12 5 5 3 7 6 6 4 7 13 6 22 17 18 13 14 14 27 27 6 12 15 24 39 31 31 36 33 0% 20% 40% 60% 80% 100% 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月 1 年 女子 2 年 女子 3 年 女子 4 年 女子 5 年 女子 6 年 女子 視力A 視力B 視力C 視力D 28 (n) 31 41 38 29 33
設問 2 朝,人におこされないで自分でおきていますか。 「ときどき自分でおきる」児童は 42%で最も多かった。裸眼視力 A の児童は「いつもおこしてもらう(75%)」 が最も多く,次いで「自分でおきる(67%)」であった。視力と起床の自立には関係性はみられない。 図 10 起床の自立 × 裸眼視力 設問 3 ふだん,朝すっきり目覚めますか。 「まあまあ目覚める」児童は 44%で最も多かった。視力と朝の目覚めには関係性はみられない。 図 11 朝の目覚め × 裸眼視力 設問 4 朝ごはんを食べますか。 「毎日食べる」児童は 87%で最も多かった。視力と朝食には関係性はみられない。 図 12 朝食摂取× 裸眼視力 設問 5 毎日うんこがでますか。 「毎日でる」児童は 52%で最も多かった。視力と排便には関係性はみられない。 67 61 75 6 5 9 10 18 6 18 16 10 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自分でおきる ときどき自分でおきる いつもおこしてもらう 視力A 視力B 視力C 視力D 147 153 67 (n) 75 63 56 76 5 5 11 11 13 14 10 9 19 19 14 0% 20% 40% 60% 80% 100% 朝すっきり目覚める まあまあ目覚める あまり目覚めない 目覚めない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 110 161 73 21 66 8 75 7 12 16 13 16 18 13 0% 20% 40% 60% 80% 100% 毎日食べる ときどき食べない 食べない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 320 38 8
図 13 排便 × 裸眼視力 設問 6 学校の昼休みは外で遊びますか。 「よく遊ぶ」児童は51%で最も多かった。関係性は見られないものの,裸眼視力 A の児童は「よく遊ぶ」が 70%と多く,「あまり遊ばない」児童は極端に視力低下が増える傾向にあった。 図 14 昼休み外遊び × 裸眼視力 設問 7 ふだん,家に帰ってから友だちと遊びますか。 「遊ばない」児童は 47%で最も多かった。裸眼視力 A の児童は「ときどき遊ぶ(76%)」が最も多く,次いで 「よく遊ぶ(69%)」であった。視力と帰宅後の外遊びとの関係性はみられない。 図 15 帰宅後の戸外遊びの頻度 × 裸眼視力 71 54 66 92 5 9 5 11 14 14 8 13 23 16 0% 20% 40% 60% 80% 100% 毎日でる 2日に1回でる 3日に1回でる 4日以上でない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 191 119 44 13 70 33 17 62 6 6 5 10 11 11 18 14 12 17 26 14 0% 20% 40% 60% 80% 100% よく遊ぶ ときどき遊ぶ あまり遊ばない 遊ばない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 186 94 62 21 69 76 55 66 10 3 8 6 13 7 20 10 8 13 17 18 0% 20% 40% 60% 80% 100% よく遊ぶ ときどき遊ぶ あまり遊ばない 遊ばない 視力A 視力B 視力C 視力D 39 67 87 171 (n) 設問 2 朝,人におこされないで自分でおきていますか。 「ときどき自分でおきる」児童は 42%で最も多かった。裸眼視力 A の児童は「いつもおこしてもらう(75%)」 が最も多く,次いで「自分でおきる(67%)」であった。視力と起床の自立には関係性はみられない。 図 10 起床の自立 × 裸眼視力 設問 3 ふだん,朝すっきり目覚めますか。 「まあまあ目覚める」児童は 44%で最も多かった。視力と朝の目覚めには関係性はみられない。 図 11 朝の目覚め × 裸眼視力 設問 4 朝ごはんを食べますか。 「毎日食べる」児童は 87%で最も多かった。視力と朝食には関係性はみられない。 図 12 朝食摂取× 裸眼視力 設問 5 毎日うんこがでますか。 「毎日でる」児童は 52%で最も多かった。視力と排便には関係性はみられない。 67 61 75 6 5 9 10 18 6 18 16 10 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自分でおきる ときどき自分でおきる いつもおこしてもらう 視力A 視力B 視力C 視力D 147 153 67 (n) 75 63 56 76 5 5 11 11 13 14 10 9 19 19 14 0% 20% 40% 60% 80% 100% 朝すっきり目覚める まあまあ目覚める あまり目覚めない 目覚めない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 110 161 73 21 66 8 75 7 12 16 13 16 18 13 0% 20% 40% 60% 80% 100% 毎日食べる ときどき食べない 食べない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 320 38 8
設問 8 外で遊んだり,運動をしたりするのが好きですか。 「好き」な児童は 65%で最も多かった。「きらい」が8名と少数のため考慮から外すと,外遊び・運動が好き な児童は,やや視力がよい傾向にあった。 図 16 外遊びや運動好き × 裸眼視力 設問 9 机で勉強をしているときや本を読んでいるときの姿勢はいいですか。 「どちらかといえばいい」児童は約 44%で最も多かった。視力 A の児童は「いつもいい(78%)」が多いが, 視力と姿勢には関係性がみられない。 図 17 学習時等の姿勢 × 裸眼視力 設問 10 学校以外で勉強をどのくらいしていますか。 「ほとんどしない~1 時間未満」の児童は 36%で最も多かった。視力 A の児童は「ほとんどしない~1 時間未 満(70%)」が最も多いが,視力と学習時間に関係性はみられない。 図 18 勉強時間× 裸眼視力 72 53 50 75 5 9 6 12 14 13 13 11 24 31 13 0% 20% 40% 60% 80% 100% 好き どちらかといえば好き どちらかといえばきらい きらい 視力A 視力B 視力C 視力D 8 32 87 239 (n) 78 64 61 76 5 7 6 8 12 15 6 8 16 18 18 0% 20% 40% 60% 80% 100% いつもいい どちらかといえばいい あまりよくない よくない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 59 161 130 17 70 63 66 58 6 7 5 8 11 11 12 19 13 19 17 15 0% 20% 40% 60% 80% 100% ほとんどしない~1時間未満 1時間~2時間未満 2時間~3時間未満 3時間以上 視力A 視力B 視力C 視力D 132 106 77 52 (n)
56
設問 11 学校以外で読書をどのくらいしていますか。 「30 分以内」の児童は 28%で最も多かった。視力 A の児童は「見ない(76%)」が最も多く,30 分を境に違 いが見られるが、直線的な関係性は見られない。 図 19 読書時間 × 裸眼視力 設問 12 ふだんテレビをどのくらいみていますか。 「30 分~1 時間未満」の児童は 25%で最も多かった。視力 A の児童は「みない・ほとんどみない(74%)」が 最も多いが,視力とテレビ視聴時間には関係性はみられない。 図 20 普段のテレビ視聴時間 × 裸眼視力 設問 13 ふだん,家で使っているものがありますか。(複数回答あり) 「ゲーム機(42%)」を使用している児童が最も多かった。次いで「アイパッド(37%)」「スマホ(36%)」 の順であった。視力 A の児童は「ゲーム機(69%)」使用が最も多く,また,「パソコン(56%)」を使用す る児童に,相対的に視力低下がみられた。 76 87 57 64 55 62 3 9 4 10 6 8 8 14 13 10 21 12 14 9 25 16 18 19 0% 20% 40% 60% 80% 100% 見ない 30分以内 30分~1時間未満 1時間~2時間未満 2時間~3時間未満 3時間以上 視力A 視力B 視力C 視力D 26 50 33 79 101 77 (n) 74 66 65 63 55 73 5 7 5 6 9 6 8 10 12 17 15 10 13 16 17 14 21 12 0% 20% 40% 60% 80% 100% みない・ほとんどみない 30分以内 30分~1時間未満 1時間~2時間未満 2時間~3時間未満 3時間以上 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 68 92 71 47 51 38 設問 8 外で遊んだり,運動をしたりするのが好きですか。 「好き」な児童は 65%で最も多かった。「きらい」が8名と少数のため考慮から外すと,外遊び・運動が好き な児童は,やや視力がよい傾向にあった。 図 16 外遊びや運動好き × 裸眼視力 設問 9 机で勉強をしているときや本を読んでいるときの姿勢はいいですか。 「どちらかといえばいい」児童は約 44%で最も多かった。視力 A の児童は「いつもいい(78%)」が多いが, 視力と姿勢には関係性がみられない。 図 17 学習時等の姿勢 × 裸眼視力 設問 10 学校以外で勉強をどのくらいしていますか。 「ほとんどしない~1 時間未満」の児童は 36%で最も多かった。視力 A の児童は「ほとんどしない~1 時間未 満(70%)」が最も多いが,視力と学習時間に関係性はみられない。 図 18 勉強時間× 裸眼視力 72 53 50 75 5 9 6 12 14 13 13 11 24 31 13 0% 20% 40% 60% 80% 100% 好き どちらかといえば好き どちらかといえばきらい きらい 視力A 視力B 視力C 視力D 8 32 87 239 (n) 78 64 61 76 5 7 6 8 12 15 6 8 16 18 18 0% 20% 40% 60% 80% 100% いつもいい どちらかといえばいい あまりよくない よくない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 59 161 130 17 70 63 66 58 6 7 5 8 11 11 12 19 13 19 17 15 0% 20% 40% 60% 80% 100% ほとんどしない~1時間未満 1時間~2時間未満 2時間~3時間未満 3時間以上 視力A 視力B 視力C 視力D 132 106 77 52 (n)
56
図 21 普段の使用している電子機器× 裸眼視力 設問 14 どんなことに使っていますか。(複数回答あり) 「ゲーム」をするために使用している児童は 57%で最も多かった。その他,「ユーチューブ視聴(43%)」「勉 強時(40%)」に使用しているが,電子機器使用目的別に視力の際は見られない。 図 22 電子機器の使用目的 × 裸眼視力 設問 15 ふだん,スマホやアイパッド,パソコンやゲームなどどのくらいしますか。 「しない・ほとんどしない」の児童が 25%で最も多かった。視力 A の児童は「しない・ほとんどしない(24%)」 「30 分以内(24%)」が最も多かったが,使用時間と視力の関係性はみられない。 図 23 普段のゲーム等の使用時間 × 裸眼視力 65 68 56 69 5 4 8 7 16 13 15 13 14 22 21 10 0% 20% 40% 60% 80% 100% スマホ アイパッド パソコン ゲーム機 視力A 視力B 視力C 視力D 153 96 139 132 (n) 60 66 66 60 12 5 7 6 12 15 13 15 16 14 13 19 0% 20% 40% 60% 80% 100% ラインやツイッター ユーチューブ ゲーム 勉強 視力A 視力B 視力C 視力D 50 159 208 144 (n) 24 24 21 15 8 7 17 26 30 22 4 20 22 20 22 7 9 34 19 21 9 7 10 0% 20% 40% 60% 80% 100% しない・ほとんどしない 30分以内 30分~1時間未満 1時間~2時間未満 2時間~3時間未満 3時間以上 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 92 84 79 56 27 28
設問 16 ふだん,生活の中で目がつかれたと思うことがありますか。 「目が疲れたと思うことがある」児童は 56%であった。目の疲れを感じる児童は,視力低下する傾向がみら れた。 図 24 眼精疲労感 × 裸眼視力 設問 17 ふだん,何時ごろねますか。 「21 時~21 時 59 分」に就寝する児童は 45%であった。視力 A の児童は「21 時前に就寝する(72%)」が最 も多いが,就寝時刻と視力低下の関係性はみられない。 図 25 就寝時刻 × 裸眼視力 設問 18 あなたは次のことをやっていますか。 (1)学習塾に通ったり,家庭教師にきてもらったりしていますか。 「通っている」児童は 60%であった。通塾等と視力には関係性はみられない。 図 26 通塾 × 裸眼視力 (2)おけいこごとをしていますか。 「おけいこごとをしている」児童は 55%であった。視力とおけいこごとには関係性はみられない。 58 75 6 7 16 7 20 11 0% 20% 40% 60% 80% 100% 目が疲れたと思うことがある 目が疲れたと思うことがない 視力A 視力B 視力C 視力D 202 161 (n) 72 66 60 67 4 7 10 10 12 15 14 14 16 16 19 0% 20% 40% 60% 80% 100% 21時前 21時~21時59分 22時~22時59分 23時以降 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 100 164 89 36 65 66 6 7 12 12 17 14 0% 20% 40% 60% 80% 100% 通っている 通っていない 視力A 視力B 視力C 視力D 222 145 (n) 図 21 普段の使用している電子機器× 裸眼視力 設問 14 どんなことに使っていますか。(複数回答あり) 「ゲーム」をするために使用している児童は 57%で最も多かった。その他,「ユーチューブ視聴(43%)」「勉 強時(40%)」に使用しているが,電子機器使用目的別に視力の際は見られない。 図 22 電子機器の使用目的 × 裸眼視力 設問 15 ふだん,スマホやアイパッド,パソコンやゲームなどどのくらいしますか。 「しない・ほとんどしない」の児童が 25%で最も多かった。視力 A の児童は「しない・ほとんどしない(24%)」 「30 分以内(24%)」が最も多かったが,使用時間と視力の関係性はみられない。 図 23 普段のゲーム等の使用時間 × 裸眼視力 65 68 56 69 5 4 8 7 16 13 15 13 14 22 21 10 0% 20% 40% 60% 80% 100% スマホ アイパッド パソコン ゲーム機 視力A 視力B 視力C 視力D 153 96 139 132 (n) 60 66 66 60 12 5 7 6 12 15 13 15 16 14 13 19 0% 20% 40% 60% 80% 100% ラインやツイッター ユーチューブ ゲーム 勉強 視力A 視力B 視力C 視力D 50 159 208 144 (n) 24 24 21 15 8 7 17 26 30 22 4 20 22 20 22 7 9 34 19 21 9 7 10 0% 20% 40% 60% 80% 100% しない・ほとんどしない 30分以内 30分~1時間未満 1時間~2時間未満 2時間~3時間未満 3時間以上 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 92 84 79 56 27 28
図 27 おけいこごと × 裸眼視力 (3)学校以外のスポーツクラブに通っていますか。 「通っている」児童は 57%であった。視力とスポーツとの関係性はみられない。 図 28 スポーツ×裸眼視力 設問 19 学校生活は楽しいですか。 「楽しい」児童は 59%で最も多かった。学校生活の楽しさと視力には関係性はみられない。 図 29 学校生活の様子 × 裸眼視力 設問 20 家での生活は楽しいですか。 「楽しい」児童は 71%であった。家庭生活の楽しさと視力には関係性はみられない。 62 70 6 6 16 7 15 17 0% 20% 40% 60% 80% 100% している していない 視力A 視力B 視力C 視力D 202 165 (n) 67 64 4 9 12 12 17 15 0% 20% 40% 60% 80% 100% 通っている 通っていない 視力A 視力B 視力C 視力D 211 156 (n) 66 65 63 100 6 8 4 16 7 11 13 20 22 0% 20% 40% 60% 80% 100% 楽しい まあまあ楽しい あまり楽しくない 楽しくない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 217 121 27 2
図 30 家庭生活の様子× 裸眼視力 設問 21 あなたは大人になったらやってみたい仕事がありますか。 「やってみたい仕事がある」児童は 84%であった。将来の仕事への興味と視力との関係性はみられない。 図 31 将来の仕事への興味× 裸眼視力 設問 22 あなたは自分のことが好きですか。 「好き・どちらかといえば好き」な児童は 74%であった。自己肯定感と視力には関係はみられない。 図 32 自己肯定感× 裸眼視力
4 結語
T 小学校児童の視力の実態と視力と生活習慣の関係性は以下の通りである。 1)学年が進むにつれて視力が低下する児童が増え,特に 3 年生を境に急激に増加する傾向にあった。 2)男子より女子に視力低下の児童が多くみられた。 3)4 月から 10 月にかけて,視力が回復している児童もみられた。 4)男子の裸眼視力 1.0 未満の割合は全学年において,全国平均より下回っており,視力低下児童が少ない。 しかし,5・6 年生になると全国平均並となっていた。一方女子は,3 年生を境に全国平均を上回り,6 年生 68 58 56 100 7 5 11 12 16 11 14 22 22 0% 20% 40% 60% 80% 100% 楽しい まあまあ楽しい あまり楽しくない 楽しくない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 260 83 18 6 67 60 5 12 13 11 15 20 0% 20% 40% 60% 80% 100% やってみたい仕事がある やってみたい仕事がない 視力A 視力B 視力C 視力D 307 60 (n) 64 69 6 7 12 12 17 12 0% 20% 40% 60% 80% 100% 好き・どちからというと好き どちらかといけば嫌い・嫌い 視力A 視力B 視力C 視力D 273 94 (n) 図 27 おけいこごと × 裸眼視力 (3)学校以外のスポーツクラブに通っていますか。 「通っている」児童は 57%であった。視力とスポーツとの関係性はみられない。 図 28 スポーツ×裸眼視力 設問 19 学校生活は楽しいですか。 「楽しい」児童は 59%で最も多かった。学校生活の楽しさと視力には関係性はみられない。 図 29 学校生活の様子 × 裸眼視力 設問 20 家での生活は楽しいですか。 「楽しい」児童は 71%であった。家庭生活の楽しさと視力には関係性はみられない。 62 70 6 6 16 7 15 17 0% 20% 40% 60% 80% 100% している していない 視力A 視力B 視力C 視力D 202 165 (n) 67 64 4 9 12 12 17 15 0% 20% 40% 60% 80% 100% 通っている 通っていない 視力A 視力B 視力C 視力D 211 156 (n) 66 65 63 100 6 8 4 16 7 11 13 20 22 0% 20% 40% 60% 80% 100% 楽しい まあまあ楽しい あまり楽しくない 楽しくない 視力A 視力B 視力C 視力D (n) 217 121 27 2では,全国平均より 16.9%も上回っていた。 5)視力と生活習慣の単純な関係性では,「外で遊ぶ」「外遊び・運動好き」「眼精疲労感がない」児童は視力 がよい傾向にあった。 6)平成 29 年度の調査4)と本調査において,視力のよい児童の生活習慣の共通項目は,「外で遊ぶ」「眼精疲 労感がない」であった。 以上,児童の視力に関わる特徴や傾向を踏まえ,視力低下防止対策を検討していきたい。 米嶋美智子(川崎医療福祉大学) 福田美恵子(鳥取大学附属小学校) 大谷直史(鳥取大学教育支援・国際交流推進機構教員養成センター) 引用参考文献 1文部科学省:令和元年学校保健統計調査(速報値) .https://www.mext.go.jp/content/20191220-mxt_chousa01-000003265_9.pdf(2020/01/12).
2 Chen M,Wu A,Zhang L,et al.:The increasing prevalence of myopia and high myopia among high school students in Fenghua city,eastern China: a 15-year population-based survey.BMC Ophthamol 18:159.2018. 3 Holden BA,Fricke TR,Wilson DA,et al.: Global Prevalence of Myopia and High Myopia and Temporal
Trends from 2000 through 2050.Ophthalmology 123:1036-1042.2016.
4米嶋美智子.福田美恵子.大谷直史.小学生の視力と生活習慣に関する調査―電子機器の利用に着目してー.鳥