2011 年度 事業報告書
建 学 の 精 神
社会性・創造性・合理性を身につけ、
広く国際未来社会で活躍し得る
有為な人材の育成をめざす
社会性
今や、人類共存の理念は、地球の資源問題、環境問題を抜きに 考えられない時代を迎えました。地球規模で進行しつつある高 齢化社会に伴う労働社会問題、低迷を続ける国際経済問題、発 展途上国における社会経済問題等々、解決すべき問題は山積し ています。これら全人類の課題と取り組み、人類の繁栄と幸福 を推進するため、和を重んじ、心豊かな社会性に富む人間を育 成し、学際領域にも及ぶ総合的教育研究を行います。創造性
今日、科学技術・学術研究の先端が次々に新しい展開をしてお り、大学としてその時代の最先端をどのようにリードしていく かという課題に直面しています。しかし、大切なことは、一方 的な技術の振興を図ることではなく、技術の進歩と人間性の調 和を図りつつ世界への貢献を果たさなければなりません。人類 の生き方について、未来からの挑戦を受けていると言われる今 日において、学問の世界は、まさに自然科学はもとより人文・ 社会科学などの分野においても激動の時代を迎え、学際的な領 域から価値の見直しが迫られています。知の継承、創造の拠点 である大学はより国際競争力を強化し、大学の多様性を発揮し て、このような時代において、総合的見地から、国際未来社会 を切り拓く創造性豊かな教育研究を行います。合理性
高度情報化社会を迎え、情報量は増大し、情報なくして個々の 人間は、自己の意思決定すら出来ない感を呈しています。科学 技術の発達は、人々の生活様式を変え、価値観にも大きな影響 を及ぼすことから、科学技術の独り歩きは許されるところでは ありません。従って、科学技術のコントロールの完全を期する とともに人間性の発揚に心がけ、未来社会を切り拓く信念が重 要となります。このため、合理性ある教育研究の場を醸成しま す。 このように本学の建学の精神は、社会性・創造性・合理性を身 につけ、広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成を目 指すものであります。2011 年度を振り返りますと、昨年 3 月に発生した東日本大震災と原発事故、さらには歴史的な円高と欧州債 務危機による日本経済への影響が重なり、まさに国難に見舞われた激動の 1 年でありました。また、高等教育機 関においては、18 歳人口の減少によるたいへん厳しい大学間競争にさらされるなど、大学そのもののあり方が 社会から大きく問われる時代に突入してまいりました。 このような社会経済情勢の中、本学は、「広く国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成」という建学の精 神の下に、2011 年度事業計画の柱として「教育の質の向上」「教育研究環境の充実」「地域交流と社会貢献の 推進」の3つを掲げ、諸施策を着実に実施してまいりました。 「教育の質の向上」では、教育の原点であるディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッ ション・ポリシーを堅持し、とりわけ学士課程教育においては「学士」として相応しい学力と人間力を身に付け るための教育を実践してまいりました。浦安キャンパスの 4 学部では、専門教育に加え社会人基礎力の修得を目 的としたカリキュラムを推し進めるなど、入学から卒業・就職まで一貫した教育の質の向上を図ってまいりまし た。一方、歯学部では、知識・技術・感性を備えた臨床に強い歯科医師の養成と歯科医師国家試験合格率の向上 をめざした教育を実践してまいりました。なお、今般の第 105 回歯科医師国家試験は、新卒が 80.0%、既卒が 48.8%、全体では 70.6%の合格率で、私立歯科大学 17 校中 7 位と前回を若干下回る結果となりました。今後、 合格率のより一層の向上のため、法人と教学が一体となり全力で取組んでまいります。 「教育研究環境の充実」では、より効果的な教育研究に資するため、年次計画に基づく講義室の整備改修をは じめ、浦安キャンパスでは AV 講義室化や学生クラブハウスの改修を行い、歯学部ではグループ学習室の設置や 学生食堂の設備充実などを行いました。また、高度で専門的な歯科医療を提供するため、付属病院や PDI 歯科診 療所の診療機器の更新や診療室の改修を進めるとともに、歯科医師生涯研修を効果的に実施するための施設の充 実を図りました。 「地域交流と社会貢献の推進」についても、本学が誇る知的資源を社会へ還元するために多様な施策に取組ん でまいりました。地域住民にも開放し生涯学習の場として広く認知されているオープンカレッジでは、魅力的 なプログラムの提供と施設・設備の充実を図り、延べ 159,442 人の利用者がありました。歯科医師生涯研修で は、現役の歯科医師を対象に最新の歯科理論・技術を習得する実践的なプログラムを提供いたしました。また、 2011 年 11 月には、浦安市を災害に強い環境共生都市として整備することを目的とした産官学連携によるコン ソーシアムを、浦安市及び住宅・生活関連企業 9 社とともに発足させ、日本で唯一の不動産学部を擁する総合大 学として学際的立場から計画を主導する役割を担うこととなりました。 これらの事業計画の遂行と同時に、本学の取組みや魅力を社会に広めるため、特にウェブやマスメディアを利 用した情報発信を積極的に推進してまいりました。学生募集の面では、2012 年度の志願者は大学全体としては 微増となりました。キャンパス別にみると浦安キャンパスでは対前年度比 11.1%の減少となりましたが、歯学 部では、学費改定と第 104 回歯科医師国家試験の高い合格実績が相俟って、対前年度比 95.8%増と大幅な志願 者の増加に繋げることができました。 また、2011 年度は、震災により被害を受けた学内施設等の速やかな復旧と罹災した学生への支援に注力する など、大学としての社会的使命を果たすために果敢に取組んだ 1 年でもありました。なお、震災復旧に係る費用 として約 13 億円の支出がありましたが、文部科学省と日本私立学校振興・共済事業団から合計 11 億 6,661 万円、 災害復旧費用総額の 90%相当が補助金として交付されました。 経常的な収支に関しましては、必要性・緊急性・費用対効果等を充分に吟味した予算執行に努めた結果、適切 な収支バランスを維持することができました。とりわけ資産運用におきましては、安全性と効率性を重視した運 用方針と組織的な管理体制の下、経済・金融情勢等の動向を的確に判断し、安定した運用益を計上することがで きましたことをご報告いたします。 建学の精神の具現化に向け、さらなる大学の発展に鋭意努力してまいりますので、引き続きよろしくお願い申 し上げます。 2012 年 5 月 22 日 学校法人 明海大学 理事長
み な さ ま へ
学 校 法 人 の 概 要
学校法人城西歯科大学設立 埼玉県坂戸市に城西歯科大学を開学 歯学部付属病院を開設 大学院歯学研究科博士課程を設置 メキシコ合衆国メキシコ州立自治大学と姉妹校提携 埼玉県入間市に PDI 埼玉歯科診療所を開設 中華人民共和国北京医科大学口腔医学院(現 北京大学)と姉妹校提携 千葉県浦安市に外国語学部(第一部・第二部)経済学部(第一部・第二部)を設置し、法人の名称を学校 法人明海大学に、大学の名称を明海大学に改称 岐阜県瑞穂市の朝日大学と姉妹校提携 アメリカ合衆国アラバマ大学バーミングハム校、ニューヨーク州立大学バッファロー校と姉妹校提携 外国語学部に教職課程を設置 中華人民共和国北京師範大学と姉妹校提携 浦安キャンパスに別科日本語研修課程を設置 タイ王国サウス・イースト・エイシア・カレッジ、カナダサスカチュワン大学歯学部と姉妹校提携 浦安キャンパスに不動産学部(第一部・第二部)を設置 アメリカ合衆国カルフォルニア大学ロサンゼルス校歯学部と姉妹校提携 浦安キャンパスにオープンカレッジを開設、中華人民共和国北京外国語学院(現 北京外国語大学)と姉妹 校提携 台湾東呉大学外国語文学院と学生派遣提携 ニュージーランド国立ウェリントン教育大学(現 ビクトリア大学)と姉妹校提携 イギリスシェフィールド・ハーラム大学テソル・センターと学生派遣合意書締結 大韓民国産業大学校(現 慶雲大学校)、大邸専門大学(現 大邸科学大学)と学生相互派遣協定締結 浦安キャンパスに大学院応用言語学研究科・経済学研究科・不動産学研究科修士課程を設置、 台湾東呉大学と姉妹校提携 大韓民国同徳女子大学校と学術交流協定締結、オーストラリアセントラルクインズランド大学と学術交流 協定締結 台湾銘傳大学と学術交流協定締結 イギリスレディング大学と学生派遣合意書締結 外国語学部(第一部)、経済学部(第一部)、不動産学部(第一部)に編入学定員を設定 オーストラリアモナッシュ大学と学生派遣合意書締結 カナダアルバータ大学と学生派遣合意書締結 浦安キャンパスに大学院応用言語学研究科・不動産学研究科博士後期課程を設置、外国語学部(第一部・ 第二部)経済学部(第一部・第二部)不動産学部(第一部・第二部)を昼夜開講制に改組、 INT教育センター(現 総合教育センター)を設置 アメリカ合衆国セントラルフロリダ大学と交換留学合意書締結 中華人民共和国復旦大学、浙江大学と学生派遣合意書締結、浦安市と相互協力に関する合意書締結 大韓民国建国大学校と学術交流協定締結 大韓民国釜山外国語大学校と学術交流協定締結 台湾大葉大学と学術交流協定締結 大韓民国忠南大学校と学術交流協定締結、中華人民共和国第四軍医大学と姉妹校提携 中華人民共和国第四軍医大学と学術交流協定締結 浦安市と浦安キャンパスメディアセンター(図書館)が行う市民開放事業に関する協定締結 浦安市と学生の社会貢献活動の推進に関する協定締結 台湾南台科技大学と学術交流協定締結 大韓民国江原大学校と交流協力覚書締結 東京都渋谷区に明海大学PDI東京歯科診療所を開設 浦安キャンパスに明海大学PDI浦安歯科診療所を開設 台湾国立政治大学と学術交流協定締結 浦安キャンパスにホスピタリティ・ツーリズム学部を設置 台湾義守大学と学術交流合意書締結 フィンランドトゥルク大学歯学部と姉妹校提携 千葉県勝浦市に明海大学セミナーハウス勝浦コテージを開設 浦安キャンパスに不動産研究センターを設置 アメリカ合衆国ハワイ大学と学術交流合意書締結 財団法人日本不動産研究所と研究交流協定締結 イタリアシエナ大学歯学部と文化学術交流協定締結 イギリスブライトン大学と学生派遣合意書締結 イギリスカンタベリークライストチャーチ大学と学生派遣合意書締結 1970 年 1977 年 1979 年 1980 年 1987 年 1988 年 1990 年 1991 年 1992 年 1993 年 1995 年 1997 年 1998 年 1999 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年 2008 年 2010 年 3 月 4 月 6 月 4 月 10 月 7 月 11 月 4 月 5 月 11 月 4 月 7 月 4 月 10 月 4 月 7 月 4 月 5 月 2 月 1 月 3 月 4 月 7 月 12 月 2 月 4 月 5 月 7 月 4 月 6 月 12 月 1 月 6 月 7 月 4 月 7 月 10 月 11 月 9 月 7 月 2 月 3 月 4 月 6 月 5 月 9 月 12 月 6 月 7 月 4 月 7 月 8 月 ■ ■ 学校法人の沿革学 部 等 学 科 ・ 研 究 科 等 開設年度 入 学 定 員 収 容 定 員 現 員 外国語学部 日本語学科 1988 年 85 330 354 英米語学科 1988 年 210 820 758 中国語学科 1988 年 75 290 155 経済学部 経済学科 1988 年 430 1,660 1,753 不動産学部 不動産学科 1992 年 265 1,030 680 ホスピタリティ ・ ツーリズム学部 ホスピタリティ ・ ツーリズム学科 2005 年 200 800 701 歯学部 歯学科 1970 年 120 720 762 大学院 応用言語学研究科 博士前期課程 1998 年 15 30 41 応用言語学研究科 博士後期課程 2000 年 5 15 13 経済学研究科 修士課程 1998 年 15 30 28 不動産学研究科 博士前期課程 1998 年 15 30 24 不動産学研究科 博士後期課程 2000 年 3 9 13 歯学研究科 博士課程 1977 年 18 72 65 別科 日本語研修課程 1991 年 65 65 48 合 計 1,521 5,901 5,395 (注記) 入学定員に 3 年次編入学定員を含む 埼玉県坂戸市 歯学部 大学院 歯学研究科 明海大学病院 埼玉県入間市 PDI 埼玉歯科診療所 千葉県浦安市 外国語学部 経済学部 不動産学部 ホスピタリティ・ツーリズム学部 大学院 応用言語学研究科・経済学研究科・不動産学研究科 別科日本語研修課程 PDI 浦安歯科診療所 千葉県勝浦市 明海大学セミナーハウス「勝浦コテージ」 東京都渋谷区 東京事務所 監査・評価室 PDI 東京歯科診療所 理 事 長 宮田 侑 理 事 安井 利一 理 事 鳥飼 重和 常 務 理 事 増岡 由弘 理 事 小杉 秀雄 監 事 永松 榮司 常 務 理 事 宮田 淳 理 事 岡本 道雄 監 事 小笠原 昭 常 務 理 事 市川 重雄 理 事 宮田 捷信 常 務 理 事 梅澤 伸男 理 事 中嶌 裕 宮田 侑 安井 利一 新井 千秋 河津 寛 高橋 偉茂 谷澤 律 増岡 由弘 小杉 秀雄 青木 忠明 宮田 捷信 池下龍一郎 朝日 讓治 宮田 淳 片山伊九右衛門 木野村孝子 岡本 道雄 大友 克之 地下 和弘 市川 重雄 新藤 宣夫 尾上 恭平 金子 裕介 中嶌 裕 中山 浩之 梅澤 伸男 宮田 利明 清村 寛 南 直臣 増岡 太郎 鳥飼 重和 学 校 法 人 の 概 要 ■ ■ 資産の総額 ■ ■ 主たる事務所 ■ 施設の所在地 ■ ■ 設置する学校・学部・学科等及び学生数 ■ ■ 役員・評議員 136,466,767,583 円(2012 年 3 月 31 日現在) 埼玉県坂戸市けやき台 1 番 1 号 明海大学 【評議員】定員(28 人以上 34 人以内) 現員(30 人) 【役 員】 定員(理事 7 人以上 13 人以内 監事 2 人) 現員(理事 11 人 監事 2 人)
■ 専任教職員数 【教育職】 【事務職等】 【医療職】 学 部 等 人数 学長 1 外国語学部 38 経済学部 30 不動産学部 20 ホスピタリティ・ツーリズム学部 14 歯学部 128 総合教育センター 18 別科 3 合 計 252 事務局長 地下 和弘 法人事務部長 遠藤 和也 財務課長 遠藤 和也 秘書課長 遠藤 和也 企画部長 中山 浩之 企画広報課長 佐野 一浩 浦安キャンパス事務部長 中山 浩之 事務部次長 ( 総務担当 ) 中山 浩之 事務部次長 ( 学務担当 ) 近江 彰 庶務課長 伊藤 敦 経理課長 池田 浩明 管理課長 長谷川 勝 学生支援課長 鈴木 洋州 入試課長 樋口 早苗 学事課長 星 良治 メディアセンター事務課長 永田 美絵 歯学部事務部長 地下 和弘 事務部次長(医療担当) 山中 隆男 庶務課長 竹部 正樹 経理課長 根本 誓子 管理課長 長谷川 勝 学事課長 竹部 正樹 メディアセンター事務課長 永田 美絵 明海大学病院事務課長 掛川 智広 CE 担当課長 山中 隆男 PDI 歯科診療所事務課長 掛川 智広 監査・評価室長 早川 晃 学 長 安井 利一 副学長 佐々木康史 副学長 西山 佑司 外国語学部長 遊佐 昇 応用言語学研究科長 遊佐 昇 経済学部長 下田 直樹 経済学研究科長 下田 直樹 不動産学部長 中城 康彦 不動産学研究科長 中城 康彦 ホスピタリティ・ツーリズム学部長 草野 健 歯学部長 中嶌 裕 歯学研究科長 中嶌 裕 浦安キャンパス総合教育センター長 佐々木康史 日本語学科主任 柳澤 好昭 英米語学科主任 津留 毅 中国語学科主任 市川 桃子 経済学科主任 中嶋 隆一 不動産学科主任 齋藤 千尋 ホスピタリティ・ツーリズム学科主任 白田 眞一 明海大学病院長 申 基喆 明海大学病院副病院長 長坂 浩 浦安キャンパスメディアセンター長 朝日 讓治 歯学部メディアセンター長 坂上 宏 歯学部中央研究部長 羽毛田慈之 浦安キャンパス教務部長 佐々木康史 浦安キャンパス学生部長 杉浦 雄策 浦安キャンパス副学生部長 近江 彰 歯学部教務学生部長 草間 薫 歯学部副教務学生部長 大川 周治 浦安キャンパス保健管理センター所長 杉浦 雄策 歯学部保健管理センター所長 長谷川彰彦 PDI 統括部長 申 基喆 別科長 柳澤 好昭 別科教務主任 内田みつ子 学 校 法 人 の 概 要 部 局 等 人数 大学 164 明海大学病院 19 明海大学 PDI 歯科診療所 6 合 計 189 部 局 等 人数 明海大学病院 133 明海大学 PDI 歯科診療所 39 合 計 172 ■ ■ 監査・評価室 ■ ■ 事務局役職者 ■ ■ 教学役職者
■ 組織図 学 校 法 人 の 概 要 明海大学 外国語学部 経済学部 不動産学部 ホスピタリティ・ ツーリズム学部 浦安キャンパス 総合教育センター 歯学部 大学院 別 科 メディアセンター(浦安・坂戸) ファカルティ・ディベロップメントセンター(浦安・坂戸) アドミッションセンター(浦安・坂戸) 浦安キャンパスキャリアサポートセンター 保健管理センター(浦安・坂戸) オープンカレッジ 事務局 歯学部事務部 浦安キャンパス事務部 企画部 法人事務部 生涯学習講座 教育講座 教養講座 実務・ビジネス講座 スポーツ・健康講座 歯科医師生涯研修部 不動産研究センター 基礎教育部門 人間力形成教育部門 キャリア教育部門 PDI統括部 明海大学 PDI埼玉歯科診療所 明海大学 PDI東京歯科診療所 明海大学 PDI浦安歯科診療所 日本語学科 英米語学科 中国語学科 経済学科 不動産学科 歯学科 付属明海大学病院 応用言語学研究科 経済学研究科 不動産学研究科 歯学研究科 日本語研修課程 ホスピタリティ・ ツーリズム学科 ※法人の概要は 2012 年5月1日現在(資産の総額を除く)
学 部 等 学 科 ・ 研 究 科 等 入学定員 志願者 入学者 外国語学部 日本語学科 80 157 92 英米語学科 200 398 174 中国語学科 70 73 37 経済学部 経済学科 400 731 440 不動産学部 不動産学科 250 253 167 ホスピタリティ・ツーリズム学部 ホスピタリティ・ツーリズム学科 200 344 176 歯学部 歯学科 120 558 124 学 部 計 1,320 2,514 1,210 大学院 応用言語学研究科 20 51 26 経済学研究科 15 29 7 不動産学研究科 18 15 12 歯学研究科 18 18 18 大 学 院 計 71 113 63 別科 日本語研修課程 65 26 26 (注記) 1.浦安キャンパスの 3 年次編入学及び歯学部の欠員補充を除く 2.別科の志願者及び入学者数には C 日程を含まない
事 業 報 告
■ ■ 教育の質の向上 「教育の質の向上」では、教育の原点であるディプロマ・ ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッション・ポ リシーを堅持し、とりわけ学士課程教育においては「学士」 として相応しい学力と人間力を身に付けるための教育を実践 するとともに、教育力向上のために教員による FD と事務職 員による SD を強力に推進してまいりました。 浦安キャンパスの 4 学部では、「基礎教育」「人間力形成 教育」「キャリア形成教育」「専門教育」をバランスよく配 置し社会人基礎力の修得に重点を置いたカリキュラムに改編 して 3 年目を迎え、その成果が着実に現われてきております。 また、厳しい就職戦線の中でより多くの学生が内定を得られ るよう、キャリアカウンセラーによるきめ細やかな指導が行 われる「マイキャリア・ゼミナール」等の就職支援対策にも 力を入れ、入学から卒業・就職まで一貫した教育の質の向上 を図ってまいりました。 一方、歯学部では、体系的なカリキュラムの下、臨床に強 い歯科医師を養成するために、臨床系科目・臨床実習を充実 させるとともに、基礎系専門教育では臨床教育をより深く理 解するために、基礎的な知識の修得に重点を置いた教育を展 開してまいりました。なお、 これらの取組みの結果、歯学部 では、今般の第 105 回歯科医師国家試験の合格率で、全国の 私立歯科大学 17 校中第 7 位となりました。 ■ ■ 入学者の状況 2012 年度入学試験結果 2012 年度入学試験では、学部の志願者総数は 2,514 人で前年度対比 28 人増(1.1%増)、入学者総数は入学 定員 1,320 人に対し 1,210 人で、定員充足率は 91.7%となりました。 昨年、学費の大幅な減額改訂を行った歯学部では、前年度対比 95.8%増となる 558 人の志願者がありました。事 業 報 告 ■ ■ 教育研究環境の充実 浦安キャンパスでは、年次計画に基づき講義棟 4 階ノースウィングの講義室 10 室とサウスウィング 4 室を改 修し、AV 機器の充実、室内レイアウトの変更、机・椅子等の什器の入替えを行い、より高い教育効果を発現す るための環境を整えました。また、学生からの要望に応えクラブハウスを改修しました。さらに、学生サポート の向上を図るため、Web 教務システムを大幅に強化し、学生 がインターネットを介して成績照会や携帯端末で掲示・休講 情報等の閲覧ができるようにするとともに、学生の出欠席や 相談記録などをデータベース化することにより、よりきめ細 やかな指導ができるシステムが構築されました。 歯学部では、少人数制チュートリアル教育を行うために 9 部屋のグループ学習室を設置しました。付属病院では歯科用 CT スキャンを新規導入するなど診療体制の充実を図りまし た。PDI 浦安歯科診療所では、歯科医師生涯研修の専用設備 として実習・講義兼用の CE 研修室を整備しました。 また、両キャンパスの美観・機能向上や老朽化・塩害対策 についても昨年度に引き続き取組みました。 ■ ■ 東日本大震災への対応 浦安キャンパスのオープンカレッジは、教育・教養講座のほかビジネス、趣味、スポーツなどの多様な講座を 提供し、2011 年度には地域住民を中心に延べ 159,442 人の利用者がありました。 ■ ■ 地域交流と社会貢献の推進 付属病院や PDI 各診療所では、地域の医療機関との連携を 強化し、地域医療の拠点としての大きな役割を果たしてまい りました。また、臨床歯科医学向上のため、本学卒業生だけ でなく国内外で活躍する現役の歯科医師を対象に歯科医師生 涯研修(CE)を実施し、最新の歯科理論・技術を学ぶことが できる実践的なプログラムを提供してまいりました。 また、昨年 11 月には、不動産研究センターが中心となり、 浦安市及び住宅・生活関連企業 9 社との産官学連携による「浦 安環境共生都市コンソーシアム」を発足させました。 2011 年 3 月の東日本大震災では、両キャンパスの建物の被害は比較的軽度であったものの、浦安キャンパス では液状化現象によりグラウンドなどの校地が大きな被害を受けました。この復旧工事については、震災後すみ やかに着手し、2012 年 3 月にはすべての工事が完了いたしました。 なお、震災復旧に係る費用は総額 12 億 9,747 万円(2010 年度の仮復旧費用 1,342 万円を含む)を費やしま したが、文部科学省の私立学校建物其他災害復旧費補助金か ら 6 億 2,791 万円、日本私立学校振興・共済事業団の私立大 学等経常費補助金から 5 億 3,869 万円の合計 11 億 6,661 万 円、総復旧費用の 90%相当が交付されました。 また、浦安キャンパスでは、学費負担者が今般の震災で被 災又は福島第一原発事故により避難生活を余儀なくされてい る在学生 92 人に対し、学納金の減免を実施いたしました。な お、減免総額は 3,594 万円となり、私立大学等経常費補助金 から 2,306 万円、減免総額の 64%相当が交付されました。 これら災害復旧と学費減免を合わせた支出総額は 13 億 1,999 万円となり、これに対する補助金が 11 億 8,967 万円 で実負担額は 1 億 3,033 万円となりました。
資 金 収 支 計 算 書 2011 年 4 月 1 日から 2012 年 3 月 31 日まで (円) 収 入 の 部 科 目 予 算 決 算 差 異 学生生徒等納付金収入 6,650,014,000 6,621,148,944 28,865,056 手数料収入 70,072,000 78,884,370 △ 8,812,370 寄付金収入 0 10,964,891 △ 10,964,891 補助金収入 1,319,816,000 1,435,847,967 △ 116,031,967 国庫補助金収入 1,319,357,000 1,435,456,000 △ 116,099,000 地方公共団体補助金収入 459,000 391,967 67,033 資産運用収入 1,969,122,000 4,019,233,435 △ 2,050,111,435 資産売却収入 9,450,000,000 7,385,262,400 2,064,737,600 事業収入 282,211,000 238,353,722 43,857,278 医療収入 1,882,000,000 1,897,989,462 △ 15,989,462 雑収入 50,625,000 63,680,501 △ 13,055,501 前受金収入 1,163,247,000 1,093,995,620 69,251,380 その他の収入 12,203,169,437 12,104,827,506 98,341,931 資金収入調整勘定 △ 1,362,362,312 △ 2,103,475,046 741,112,734 前年度繰越支払資金 13,386,911,337 13,386,911,337 収入の部合計 47,064,825,462 46,233,625,109 831,200,353 支 出 の 部 科 目 予 算 決 算 差 異 人件費支出 5,486,678,000 5,307,576,450 179,101,550 教育研究経費支出 3,598,796,357 3,477,086,749 121,709,608 管理経費支出 1,254,655,939 1,115,529,330 139,126,609 施設関係支出 148,010,000 113,141,921 34,868,079 設備関係支出 287,381,445 251,011,701 36,369,744 資産運用支出 19,798,693,000 20,674,233,061 △ 875,540,061 その他の支出 2,654,516,189 2,541,276,597 113,239,592 〔予 備 費〕 〔 1,381,044,741 〕 18,955,259 18,955,259 資金支出調整勘定 △ 508,285,538 △ 620,967,961 112,682,423 次年度繰越支払資金 14,325,424,811 13,374,737,261 950,687,550 支出の部合計 47,064,825,462 46,233,625,109 831,200,353 (注記) 予備費 1,381,044,741 円の使用額は次のとおりである。 教育研究経費支出 1,042,153,357 円 施設関係支出 23,310,000 円 管理経費支出 311,516,939 円 設備関係支出 4,064,445 円 ■ 第 42 期(2011 年度 ) 決算 第 42 期(2011 年度)決算は、帰属収入が前年度対比− 0.6%、8,593 万円減の 145 億 5,129 万円となりま した。これは、資産運用収入が 3 億 5,963 万円増、資産売却差額が 1 億 7,350 万円増、医療収入が 6,897 万円 増のほか、震災復旧に係る補助金として文部科学省及び日本私立学校振興・共済事業団から合計 11 億 6,661 万 円の収入があった一方、学生生徒等納付金が歯学部の減額改訂により 17 億 3,176 万円減、震災等の影響により CE やオープンカレッジの講座が一部開講できず事業収入が 4,523 万円減となったことなどによるものです。ま た、基本金は計画に基づき 102 億 6,923 万円を組入れ、消費収入の合計は 42 億 8,206 万円となりました。 消費支出では、人件費は 797 万円の減となりましたが、震災復旧費用、各種奨学制度の充実、歯学部学費改 定に伴う歯学教育充実費の返還などにより教育研究経費と管理経費で合計 11 億 4,756 万円増となったことに加 え、資産処分差額が 12 億 9,838 万円増の 22 億 6,798 万円となったことなどにより、消費支出全体では前年度 対比+ 23.2%、24 億 5,447 万円増の 130 億 1,267 万円となりました。 これにより当年度支出超過額は 87 億 3,061 万円となり、よって翌年度繰越消費収入超過額は 24 億 8,171 万 円となりました。
決 算 報 告
消 費 収 支 計 算 書 2011 年 4 月 1 日から 2012 年 3 月 31 日まで (円) 消 費 収 入 の 部 科 目 予 算 決 算 差 異 学生生徒等納付金 6,650,014,000 6,621,148,944 28,865,056 手数料 70,072,000 79,087,170 △ 9,015,170 寄付金 0 18,204,203 △ 18,204,203 補助金 1,319,816,000 1,435,847,967 △ 116,031,967 国庫補助金 1,319,357,000 1,435,456,000 △ 116,099,000 地方公共団体補助金 459,000 391,967 67,033 資産運用収入 1,969,122,000 4,019,233,435 △ 2,050,111,435 資産売却差額 0 177,633,339 △ 177,633,339 事業収入 282,211,000 238,353,722 43,857,278 医療収入 1,882,000,000 1,897,989,462 △ 15,989,462 雑収入 50,625,000 63,792,839 △ 13,167,839 帰属収入合計 12,223,860,000 14,551,291,081 △ 2,327,431,081 基本金組入額合計 △ 10,529,017,000 △ 10,269,231,766 △ 259,785,234 消費収入の部合計 1,694,843,000 4,282,059,315 △ 2,587,216,315 消 費 支 出 の 部 科 目 予 算 決 算 差 異 人件費 5,499,399,000 5,307,279,853 192,119,147 教育研究経費 4,366,425,357 4,143,506,167 222,919,190 管理経費 1,368,070,939 1,219,679,763 148,391,176 資産処分差額 0 2,267,979,090 △ 2,267,979,090 徴収不能額 23,450,000 37,383,117 △ 13,933,117 徴収不能引当金繰入額 30,330,000 36,844,701 △ 6,514,701 〔予 備 費〕 〔 1,353,670,296 〕 46,329,704 46,329,704 消費支出の部合計 11,334,005,000 13,012,672,691 △ 1,678,667,691 当年度消費支出超過額 9,639,162,000 8,730,613,376 前年度繰越消費収入超過額 11,212,322,053 11,212,322,053 翌年度繰越消費収入超過額 1,573,160,053 2,481,708,677 (注記) 予備費 1,353,670,296 円の使用額は次のとおりである。 教育研究経費支出 1,042,153,357 円 管理経費支出 311,516,939 円 決 算 報 告
貸 借 対 照 表 (2012 年 3 月 31 日) (円) 資 産 の 部 科 目 本 年 度 末 前 年 度 末 増 減 固定資産 127,212,473,466 126,442,185,964 770,287,502 有形固定資産 40,655,091,816 41,045,627,192 △ 390,535,376 土地 27,283,014,283 27,283,014,283 0 建物 8,860,981,430 9,183,193,102 △ 322,211,672 構築物 459,514,210 535,591,832 △ 76,077,622 教育研究用機器備品 792,523,163 841,476,467 △ 48,953,304 その他の機器備品 62,240,977 71,928,401 △ 9,687,424 図書 3,196,403,759 3,129,097,963 67,305,796 その他 413,994 1,325,144 △ 911,150 その他の固定資産 86,557,381,650 85,396,558,772 1,160,822,878 有価証券 7,888,966,036 16,808,630,950 △ 8,919,664,914 長期貸付金 32,974,921 36,350,769 △ 3,375,848 退職給与引当特定資産 3,267,375,510 3,267,672,107 △ 296,597 第 2 号基本金引当資産 7,239,000,000 6,768,000,000 471,000,000 第 3 号基本金引当資産 67,603,000,000 58,003,000,000 9,600,000,000 その他 526,065,183 512,904,946 13,160,237 流動資産 14,314,172,465 13,642,369,082 671,803,383 現金預金 13,374,737,261 13,386,911,337 △ 12,174,076 未収入金 840,109,535 153,608,884 686,500,651 貯蔵品 16,140,118 15,467,946 672,172 短期貸付金 5,466,975 6,826,511 △ 1,359,536 その他 77,718,576 79,554,404 △ 1,835,828 資産の部合計 141,526,645,931 140,084,555,046 1,442,090,885 負 債 の 部 固定負債 3,267,375,510 3,267,672,107 △ 296,597 退職給与引当金 3,267,375,510 3,267,672,107 △ 296,597 流動負債 1,792,502,838 1,888,733,746 △ 96,230,908 未払金 612,682,423 594,165,663 18,516,760 前受金 1,094,405,620 1,200,360,312 △ 105,954,692 預り金 85,414,795 94,207,771 △ 8,792,976 負債の部合計 5,059,878,348 5,156,405,853 △ 96,527,505 基 本 金 の 部 第 1 号基本金 58,443,058,906 58,244,827,140 198,231,766 第 2 号基本金 7,239,000,000 6,768,000,000 471,000,000 第 3 号基本金 67,603,000,000 58,003,000,000 9,600,000,000 第 4 号基本金 700,000,000 700,000,000 0 基本金の部合計 133,985,058,906 123,715,827,140 10,269,231,766 消 費 収 支 差 額 の 部 翌年度繰越消費収入超過額 2,481,708,677 11,212,322,053 △ 8,730,613,376 消費収支差額の部合計 2,481,708,677 11,212,322,053 △ 8,730,613,376 負債・基本金・消費収支差額の部合計 負債の部、基本金の部及び消費収支差額の部合計 141,526,645,931 140,084,555,046 1,442,090,885 決 算 報 告
(注記) 1.重要な会計方針 ①引当金の計上基準 徴収不能引当金 債権の徴収不能に備えるため、個別に見積もった徴収不能見込額を計上している。 退職給与引当金 退職金の支給に備えるため、期末要支給額 3,267,375,510 円を 100%計上している。 ②その他の重要な会計方針 有価証券の評価基準及び評価方法 移動平均法に基づく原価法である。 たな卸資産の評価基準及び評価方法 最終仕入原価法による原価法である。 外貨建資産・負債等の本邦通貨への換算基準 外貨建短期金銭債権債務については、期末時の為替相場により円換算しており、外貨建長期金銭債権債務に ついては、取得時又は発生時の為替相場により円換算している。 預り金その他経過項目に係る収支の表示方法 預り金に係る収入と支出は総額で表示している。 食堂その他教育活動に付随する活動に係る収支の表示方法 補助活動に係る収支は総額で表示している。 減価償却の方法 残存価額を零円とする定額法による減価償却を実施している。主な耐用年数は以下のとおりである。 建物 60 年 構築物 15 年 機器備品 7 年 ソフトウェア 5 年 2.重要な会計方針の変更等 なし 3.減価償却額の累計額の合計額 19,957,465,163 円 4.徴収不能引当金の合計額 41,820,162 円 5.担保に供されている資産の種類及び額 なし 6.翌会計年度以後の会計年度において基本金への組入れを行うこととなる金額 86,536,884 円 7.その他財政及び経営の状況を正確に判断するために必要な事項 (以下省略) 財 産 目 録 (2012 年 3 月 31 日現在) (円) 決 算 報 告 資 産 科 目 数 量 金 額 基本財産 116,682,728,034 土地 265,700.37 ㎡ 24,642,234,887 建物 91,574.18 ㎡ 8,860,981,430 図書 419,741 冊 3,196,403,759 教具・校具及び備品 33,348 点 854,764,140 その他の基本財産 79,128,343,818 運用財産 24,843,917,897 現金・預金 13,374,737,261 その他の運用財産 11,469,180,636 資産総額 141,526,645,931 負 債 固定負債 3,267,375,510 退職給与引当金 3,267,375,510 流動負債 1,792,502,838 前受金 1,094,405,620 その他の流動負債 698,097,218 負債総額 5,059,878,348 正 味 財 産 正味財産(資産総額−負債総額) 136,466,767,583
■ 学生生徒等納付金・奨学給付 学生生徒等納付金は、66 億 2,115 万円で前年度対比 17 億 3,176 万円の減となりました。 主な要因は、歯学部において広く優秀な学生を確保するた めに学生生徒等納付金の大幅な減額改訂を行ったことと、浦 安キャンパスにおいて経済的事情等による離学者数の増加に 伴い在籍学生数が減少したことによるものです。 なお、奨学費は 4 億 398 万円で前年度対比 8,231 万円の 増となりました。これは東日本大震災で罹災した学生を経済 的に支援するための奨学制度の創設及び成績優秀者等に対す る奨学金給付額の増加によるものです。 ■ ■ 補助金 補助金は 14 憶 3,585 万円で、前年度対比 10 憶 8,283 万 円の増となりました。 これは、文部科学省の平成 23 年度私立学校建物其他災害 復旧費補助金 6 億 2,791 万円と日本私立学校振興・共済事業 団の平成 23 年度私立大学等経常費補助金・特別補助(東日 本大震災支援)教育研究活動復旧費 5 億 3,869 万円・学費減 免助成 2,306 万円の震災関係の補助金が合計 11 億 8,967 万 円交付されたことが主な要因です。 なお、震災関係を除く経常費補助金では、一般補助と特別 補助の配分方法の組替えによる補助対象項目に大幅な変更が あったため、9,270 万円減の 1 億 2,069 万円となりました。 ■ ■ 資産運用収入 ギリシャ・スペインに端を発した欧州財政問題は政権交代 を招来するなどの混乱をきたし、経済的不透明感が払拭され ず、このことがリスク回避通貨としての円高要因になるなど 投資環境としては大変厳しい状況が続きました。 このような中で 2011 年度の資産運用収入は受取利息・配 当金 39 億 9,871 万円、施設設備利用料 2,052 万円の合計 40 億 1,923 万円を計上し、前年度対比 3 億 5,963 万円の増 となりました。 なお、受取利息・配当金に当年度中の償還に伴う有価証券 売却差額及び有価証券処分差額を加減した純運用実績は、前 年度対比で 7 億 3,107 万円減の 19 億 3,178 万円と、ほぼ計 画どおりの実績となりました。
主 要 科 目 の 推 移
学生生徒等納付金 '09 '10 '11 100 80 60 40 20 0 補 助 金 '09 '10 '11 20 15 10 5 0 資産運用(純運用実績) '09 '10 '11 30 20 10 0 震災復旧費 被災学生学費減免等 補助金 億円 億円 億円■ ■ 医療収入 医療収入は、18 億 9,799 万円で、前年度対比 6,897 万円 の増となりました。 内 訳 は、 付 属 病 院 が 6,241 万 円 増 の 13 億 3,558 万 円、 PDI 各診療所のうち埼玉が 1,476 万円減の 3 億 7,746 万円、 東京が 574 万円増の 6,586 万円、浦安が 1,557 万円増の 1 億 1,909 万円となりました。 特に付属病院では、7 月以降の自費診療が増加し前年度対 比 4.9%増となりました。 ■ ■ 人件費 人件費は 53 億 728 万円で、前年度対比 797 万円の減とな りました。 社会的合理性のある賃金水準を維持しつつ、適正な人事管 理と評価の実施により、ほぼ例年並みの安定した支出となっ ております。 ■ 教育研究経費・管理経費 教育研究経費・管理経費は合計 53 億 6,319 万円で、前年 度対比 11 億 4,756 万円の増となりました。 主な要因は、東日本大震災に関係した修繕経費等 12 億 7,998 万円、被災学生への奨学費 3,594 万円、合計 13 億 1,593 万円を支出したことによるものです。 これら震災関係を除く教育研究経費・管理経費は、前年度 対比 1 億 6,837 万円減となっており、その主な要因は一部外 部委託していた浦安キャンパスの授業運営を内製化し業務委 託費を削減、さらに管理部門における経費節減、震災等によ る CE やオープンカレッジでの講座数の減少等に伴う支出減 によるものです。 主 要 科 目 の 推 移 医 療 収 入 '09 '10 '11 25 20 15 10 5 0 人 件 費 '09 '10 '11 60 40 20 0 教育研究経費・管理経費 '09 '10 '11 60 40 20 0 震災復旧工事 被災学生学費減免 関係支出 億円 億円 億円
■ ■ 資金収支計算書推移 (千円) 2009 年度 2010 年度 2011 年度 収 入 の 部 学生生徒等納付金収入 8,655,069 8,352,912 6,621,149 手数料収入 82,078 83,975 78,884 寄付金収入 8,840 10,160 10,965 補助金収入 626,811 353,017 1,435,848 国庫補助金収入 612,997 352,612 1,435,456 地方公共団体補助金収入 13,814 405 392 資産運用収入 3,344,854 3,659,599 4,019,233 資産売却収入 11,677,637 5,245,776 7,385,262 事業収入 278,706 283,582 238,354 医療収入 1,814,915 1,829,023 1,897,989 雑収入 49,833 49,151 63,681 前受金収入 1,499,120 1,200,360 1,093,996 その他の収入 9,194,020 15,220,653 12,104,828 資金収入調整勘定 △ 2,003,322 △ 1,714,142 △ 2,103,475 前年度繰越支払資金 9,096,652 12,668,347 13,386,911 収入の部合計 44,325,214 47,242,414 46,233,625 支 出 の 部 人件費支出 5,229,641 5,331,312 5,307,576 教育研究経費支出 2,426,789 2,511,493 3,477,087 管理経費支出 884,847 905,237 1,115,529 施設関係支出 1,897,485 264,943 113,142 設備関係支出 298,800 279,886 251,012 資産運用支出 18,940,983 22,362,714 20,674,233 その他の支出 2,727,516 2,802,123 2,541,277 資金支出調整勘定 △ 749,194 △ 602,205 △ 620,968 次年度繰越支払資金 12,668,347 13,386,911 13,374,737 支出の部合計 44,325,214 47,242,414 46,233,625
決 算 3 期 比 較
※記載金額は、単位未満を四捨五入して表示しています。2009 年度 2010 年度 2011 年度 消 費 収 入 の 部 学生生徒等納付金 8,655,069 8,352,912 6,621,149 手数料 82,259 84,150 79,087 寄付金 22,250 21,573 18,204 補助金 626,811 353,017 1,435,848 国庫補助金 612,997 352,612 1,435,456 地方公共団体補助金 13,814 405 392 資産運用収入 3,344,854 3,659,599 4,019,233 資産売却差額 10,380 4,130 177,633 事業収入 278,706 283,582 238,354 医療収入 1,814,915 1,829,023 1,897,989 雑収入 50,004 49,239 63,793 帰属収入合計 14,885,249 14,637,226 14,551,291 基本金組入額合計 △ 8,985,137 △ 13,459,750 △ 10,269,232 消費収入の部合計 5,900,112 1,177,476 4,282,059 消 費 支 出 の 部 人件費 5,261,803 5,315,249 5,307,280 教育研究経費 3,103,357 3,193,190 4,143,506 管理経費 1,009,133 1,022,438 1,219,680 資産処分差額 2,012,998 969,597 2,267,979 徴収不能額 24,731 28,723 37,383 徴収不能引当金繰入額 31,179 29,007 36,845 消費支出の部合計 11,443,201 10,558,204 13,012,673 当年度消費支出超過額 5,543,089 9,380,728 8,730,613 前年度繰越消費収入超過額 26,136,139 20,593,050 11,212,322 翌年度繰越消費収入超過額 20,593,051 11,212,322 2,481,709 ■ ■ 消費収支計算書推移 (千円) 決 算 3 期 比 較 ※記載金額は、単位未満を四捨五入して表示しています。
■ ■ 貸借対照表推移 (千円) 2009 年度 2010 年度 2011 年度 資 産 の 部 固定資産 123,554,337 126,442,186 127,212,473 有形固定資産 41,248,963 41,045,627 40,655,092 その他の固定資産 82,305,373 85,396,559 86,557,382 流動資産 12,935,242 13,642,369 14,314,172 資産の部合計 136,489,579 140,084,555 141,526,646 負 債 の 部 固定負債 3,283,734 3,267,672 3,267,376 流動負債 2,356,717 1,888,734 1,792,503 負債の部合計 5,640,451 5,156,406 5,059,878 基 本 金 の 部 第 1 号基本金 57,856,077 58,244,827 58,443,059 第 2 号基本金 6,297,000 6,768,000 7,239,000 第 3 号基本金 45,403,000 58,003,000 67,603,000 第 4 号基本金 700,000 700,000 700,000 基本金の部合計 110,256,077 123,715,827 133,985,059 消 費 収 支 差 額 の 部 消費収支差額の部合計 20,593,051 11,212,322 2,481,709 負債・基本金・消費収支差額の部 合計 負債の部、基本金の部及び消費収支差額の部 合計 136,489,579 140,084,555 141,526,646 決 算 3 期 比 較 ※記載金額は、単位未満を四捨五入して表示しています。
■ 臨床に強い歯科医師の養成に向けて −大学院歯学研究科に高度口腔臨床科学コース開設― ■ 歯科医師国家試験結果 今年 2 月に実施された第 105 回歯科医師国 家試験に本学歯学部からは新卒・既卒者合わ せて 136 人が受験し、96 人が合格しました。 本学の合格率は 70.6%で、私立歯科大学・ 歯学部 17 校の平均 67.3%を上回り、17 校中 7 位となりました。新卒・既卒別に見ると、 新卒者は 95 人のうち 76 人が合格(合格率 80.0%)、既卒者は 41 人のうち 20 人が合格 (合格率 48.8%)しました。 中嶌裕歯学部長は「今年は、本学を含めて 受験者全体が高得点を示したものの、合格者 総数は昨年よりやや少ない約 2,360 人である ことから、一問の差に泣く厳しい選抜試験の ような形となりました。その中で受験生はよ く頑張ったと思います。来年に向かって歯学 部教職員全員が一丸となって本年以上の合格 率を達成するために努力していきます。」と 語りました。 大学院歯学研究科(博士課程)では、臨床に強い歯科医師 の養成をより一層強化すること目的に、主に臨床歯科医をめ ざす「高度口腔臨床科学コース」と主に研究者等をめざす「口 腔生命科学コース」の 2 コース制を 2013 年度から導入する 計画で準備を進めています。 特に高度口腔臨床科学コースは、専門医、学会認定医など の取得も視野に入れ、さらに本学が誇る最新の歯科理論・技 術を学ぶことができる歯科医師生涯研修とも連携した教育課 程とすることで、臨床の基礎から UCLA 等の海外姉妹校との 連携による先端歯科臨床を学修した高度臨床歯科医を養成す る大学院となります。
MEIKAI NEWS
■ ■ 歯科医師生涯研修を台湾で開催 本学は、臨床歯科医学向上のための社会貢献活動として、姉妹校の朝日大学とともに、1999 年から我が国唯 一の歯科医師生涯研修プログラムを実施しています。同プログラムは本学卒業生以外にも開放し、若手からベテ ラン歯科医師までを対象に、インプラントや歯周病をはじめ 多彩なテーマを提供してきました。2011 年度は延べ 791 人 の受講者があり、これまでの受講者累計は 6,343 人となりま した。 また、1 月 1 日には台湾・台北の福華国際文教會館で特別コー スを開講し、71 人の台湾人歯科医師が受講しました。申基喆 歯学部教授を講師に、「歯周病患者に対するインプラント治 療の指針 −インプラント周囲炎の予防とトラブルシューティ ング−」と題して講演を行い、歯周病患者に対するインプラ ント治療を行う上での指針と治療後のメンテナンス法を解説 しました。 本学の歯科医師生涯研修は舞台を世界に広げています。 今後、教育課程やシラバスの詳細内容等を詰め、大学院学則改正等の手続を進めることになっています。 東 京 歯 科 日 本 歯 科 日 大 松 戸 昭 和 大 学 愛 知 学 院 日 大 歯 学 部 明 海 大 学 福 岡 歯 科 日 歯 新 潟 朝 日 大 学 北 海 道 医 療 鶴 見 大 学 神 奈 川 歯 科 岩 手 医 科 奥 羽 大 学 大 阪 歯 科 松 本 歯 科 100 80 60 40 20 0 % 第 105 回歯科医師国家試験合格率 私立歯科大学(新卒・既卒)合計 合格率 平均 67.3% 70.6%MEIKAI NEWS ■ ■ 就職戦線で勝ち残るため強力にサポート 浦安キャンパスでは、学生の就職に対する意識向上及び キャリアアップを目的とした就職支援体制を充実させ、就職 率の向上を図ってきました。 その一環として、2011 年度は、優良企業の人事担当者を一 堂にキャンパスに招く学内企業セミナーが 4 年生対象に 7 日 間、3 年生対象に 2 日間それぞれ実施されました。学生の企 業研究と就職活動の促進を目的に例年開催する本セミナーに は、企業 304 社、学生延べ 1,241 人の参加がありました。 就業体験による就業意識の向上を目的としたインターン シップ制度も充実しており、2011 年度の派遣先の企業等は約 50 件、ベイエリアのホテル、市役所、旅行会社、メーカー等 多岐にわたり合計 128 人の学生が参加しました。 これらの取組みの結果、2011 年度の卒業者に対する就職率は前年度を上回り、上場企業をはじめ多くの優良 企業に学生を送り出すことができました。 ■ ■ 希望を胸に 1,329 人が入学 4 月 3 日、2012 年度入学式が浦安キャンパスで行われ、学 部、大学院、別科に計 1,329 人の新入生を迎え入れました。 安井利一学長が入学許可宣言の後、「皆さんには本学が建 学の精神の中で掲げている『社会性・創造性・合理性』を身 につけ、社会で活躍する人材となってほしい。明海大学は教 職員が一丸となって皆さんの夢の実現を全力でサポートしま す」と学長告辞を述べると、入学生代表宣誓に立った望月瑛 莉佳さん(歯学科)が「これからの学生生活を実り多いもの とし、皆様のご期待に沿うよう努力します」と力強く応えま した。 続いて宮田侑理事長は、「社会の変化・スピードに対応で きるよう、日々自分自身をモデルチェンジし、社会からの期 待に応えられる人材になってください」と新入生に激励の言葉を贈りました。 式の最後には学歌「よろこび」の斉唱が行われ、新入生は入学を実感しつつ、これからのキャンパスライフに 希望をふくらませる表情を見せていました。 ■ ■ 被災地での医療貢献に感謝状 歯学部では、東日本大震災発生直後から被災地での口腔ケ アや身元確認のための歯科医師派遣などの支援活動を行って きました。 その功績に宮城県歯科医師会から感謝状が贈呈され、また、 村井嘉浩宮城県知事からも感謝の手紙が届けられました。 宮城県での医療貢献活動では、主に大規模避難所である石 巻市鹿妻小学校や渡波小学校を中心に歯科医師を派遣し、寺 院・集会所などの小規模避難所にはレンタカーで赴き、往診 処置・口腔ケア・物資の運搬・患者搬送などの活動を行いま した。 今後も医療貢献をはじめとした社会貢献活動で、本学の活 躍の場が広がることが期待されます。
MEIKAI NEWS 【浦安キャンパス】 (1)講義棟 4 階講義室改修 (ノースウィング 4 室、サウスウィング 10 室) ・ 机、椅子及び教卓の交換 ・ 講義室レイアウトの変更 ・ AV 機器の充実 ・ 黒板をホワイトボードに交換 ・ 出入口を窓付きドアに改修等 (2)クラブハウス改修 ・ 多人数クラブ用部室設置 ・ シャワー室改修等 (3)第 1 管理・研究棟外壁改修 ・ 防水コーティング及びタイル補修等 【坂戸キャンパス】 (1)進学棟 3 階グループ学習室設置 ・ 旧生物学実験室を 9 部屋に間仕切り・改修 ・ 机、椅子、ホワイトボード設置 ・ AV 機器設置等 (2)付属病院 ・ 3 階放射線科等受付・待合所改修 ・ 歯科用 CT スキャン導入等 (3)PDI 浦安歯科診療所 2 階 CE 研修室改修 ・ コンプレッサー、バキューム装置、換気設備 ・ 遮光 カーテン設置、床をフリーアクセス化等 ■ ■ キャンパス・アメニティの充実 2011 年度は、教育・研究・医療環境の充実に重点を置いた年次計画に基づき、学内諸施設を整備しました。 今般、改修工事等が実施された主な施設及びその概要は、次のとおりです。 なお、東日本大震災では、建物の軽微な損壊、液状化現象によるグラウンド・テニスコートから建物外周に至 る地盤沈下、上下水道などのライフラインの寸断などの被害がありましたが、年度内にすべての復旧が無事完了 しました。 ■ ■ HT 業界の経営トップによる「社長講座」 国際未来社会で活躍し得る有為な人材の育成をするために、本学では産業界や研究の最前線で活躍する企業人 や著しい実績をあげる研究者を積極的に講師に招き、学生の意識向上を図ってきました。なかでもホスピタリ ティ・ツーリズム(HT)学部では、HT 業界の経営トップを講師に招き、業界の動向、求められる人材について などを学ぶ貴重な機会ともなる「特別講義Ⅰ・Ⅱ」(通称:社長講座)を学生に提供してきました。HT 学部創 設時から行われるこの授業は、当初から HT 業界各社の協力を得て、オムニバス形式で行われ学生からも好評を 博しています。 2011 年度は株式会社帝国ホテル代表取締役社長小林哲也 氏(右写真・中央)、日本航空株式会社の代表取締役社長大 西賢氏(現会長)、株式会社ジェイティービー代表取締役社 長田川博己氏をはじめ 24 人の講師を迎え、業界を牽引する 企業経営者の話を聞くことができました。 授業の効果は就職結果に現われ、2011 年度も多くの HT 学部卒業生が想定進路であるホテル、旅行業界、エアーライ ンをはじめとした優良企業の内定を数多く獲得し、就職率は 95.5%となりました。 2012 年度も HT 業界各社の経営トップによる授業が予定 されており、学生のモチベーション向上が期待されます。
■ 士気上がる明海大学体育会 MEIKAI NEWS □ 空手道部 【2011 年度】 ・東日本大学空手道選手権大会: 男子団体組手 5 位(ベスト 8)、女子団体組手 ベスト 16 ・全日本学生空手道個人選手権大会: 男子個人組手 上田航(経済学科)ベスト 16、鷲野大輝(経済学科) ベスト 32 ・関東大学空手道選手権大会: 男子団体組手 5 位(ベスト 8) ・全日本大学空手道選手権大会: 男子団体組手 ベスト 16 【2012 年度】 ・東日本大学空手道選手権大会: 男子団体組手 5 位(ベスト 8) ・関東学生空手道個人選手権大会: 男子個人組手 上田航(経済学科)優勝(本学初) □ ヨット部 【2011 年度】 ・国際スナイプ級ヨット選手権大会(デンマーク・コペンハーゲン): 高木克也(コーチ)・太田徹(不動産学科)組 18 位 ・江ノ島オリンピックウィーク: 波田地由佳(経済学科)・又村彩(英米語学科)組 女子 1 位 ・関東学生ヨット秋季選手権大会: 大学対抗戦総合 7 位 女子総合 3 位 ・全日本学生ヨット選手権大会: 大学対抗戦スナイプ級 11 位 女子総合 7 位 ・千葉県大学ヨット選手権大会: 総合 1 位(4 年連続) ・470 級ジュニア世界選手権大会(ニュージーランド・タカプナ): 波田地組(他大選手とペア) 9 位 【2012 年度】 ・関東学生ヨット春季選手権大会: 大学対抗戦 470 級 2 位 スナイプ級 4 位 総合 3 位(本学初) 女子レース 470 級 6 位 スナイプ級 3 位 総合 4 位 □ サッカー部 【2011 年度】 ・千葉県大学サッカー選手権大会:3 位 ・千葉県大学サッカーリーグ1部春季:2 位 ・千葉県大学サッカーリーグ1部秋季:優勝(5 年連続) ・関東大学サッカー大会:予選リーグ出場(地域リーグ(千葉県)残留) 【2012 年度】 ・千葉県大学サッカー選手権大会:優勝 大学活性化の原動力として期待されている明海大学体育会は発足 6 年目を迎え、各部ともに全国レベルでの 大会で入賞するなど、着実にその成果が表れております。 今年も多くの有望な新入部員が加わり、全国レベルはもちろんのこと、世界を舞台に活躍する選手を輩出す るなど、さらなる活躍が期待されます。各クラブの主な戦績は次のとおりです。
本書は 2012 年 5 月 22 日開催の評議員会に付議された案です www.meikai.ac.jp