全国在宅療養支援診療所連絡会 第2回全国大会 〜療養の個別性とそれを支える在宅医療の多様性〜
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(2) 【実施概要】. 大 会 名 :. 全国在宅療養支援診療所連絡会 第2回全国大会. タイトル :. 療養の個別性とそれを支える在宅医療の多様性. 日. 時. :. 平成 27 年 2 月 14 日(土)・15 日(日). 会. 場. :. ステーションコンファレンス東京 (東京都千代田区丸の内 1-7-12. 対. 象. :. サピアタワー). 全国在宅療養支援診療所連絡会会員の医師,および関係者 医師、歯科医師、看護師、薬剤師など在宅医療に関心のある専門職 ならびに市民. 参 加 費 :. 事前申込:医師 15,000 円. 医師以外の職種 10,000 円. 当日受付:18,000 円. 定. 員. :. 700 名. 主. 催. :. 一般社団法人 全国在宅療養支援診療所連絡会. 共. 催. :. 公益財団法人 在宅医療助成勇美記念財団 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会. 後. 援. :. 事 務 局 :. 厚生労働省 公益社団法人. 日本医師会. 公益社団法人. 日本歯科医師会. 公益社団法人. 日本薬剤師会. 公益社団法人. 日本看護協会. 医療法人社団三育会 新宿ヒロクリニック内 東京都新宿区西新宿3丁目3番11号 杉本ビル 3階 電話:03-5909-1231. FAX:03-5909-1233. e-mail:[email protected]. 1.
(3) 【実施報告】. 在宅患者においては、いわゆる虚弱高齢者だけでなく認知症や神経難病、悪性腫瘍など 原疾患によって医療の関わり方も大きく異なります。また大都市、地方都市、離島や僻地 など地域毎に在宅療養を支える社会資源の充実度にも格差があります。患者や 地域の実情 に応じて、さまざまな類型の在宅医療に熱心な医療機関がそれぞれの機能を 充分に発揮し つつお互いに連携し、地域の課題を共有化しながら、あらゆる疾病や障害に対応できる在 宅医療をあまねく提供できるようにする時代になったといえます。 本来、在宅生活は非常に個別性を持っています。それを支える在宅医療も多様であるべ きだと考えます。いずれかの在宅医療だけが優れているというのではなく、様々な在宅医 療の形態を認めつつ、お互いの理解を深め、連携する姿勢こそが必要なのです。 このような意図のもと、全国在宅療養支援診療所連絡会第2回全国大会は『療養の個別 性とそれを支える在宅医療の多様性』をテーマに開催されました。. 第2回全国大会では、厚生労働省や日本医師会よりお招きした方々によるシンポジウム 「日本の在宅医療 ~未来をデザインする~」を核として、論点の整理を目指したプログラ ムと運営的視点を踏まえてのプログラムという2つのラインで構成いたしました。各セッ ションとも多くのご来場者にお越しいただき、ご用意する席が一杯となるような活況とな りました。ご参加の皆様の姿勢も高く、会場では来場者も交えたディスカッションが繰り 広げられました。 加えて特別講演「世界の在宅医療」では、イギリス、ドイツ、オランダの三カ国からそ れぞれ講師を招聘し、各国の取り組みについてご講演いただきました。講演にあたりまし ては三ヶ国語の同時通訳をブース設営にて対応いたしました。またこの「世界の在宅医療」 の模様をhttp://www.ustream.tv/にてインターネット配信することができました。当日ご 来場いただけなかった方々にも、ご自宅でパソコン画面にてリアルタイムに聴講すること が可能となりご好評をいただきました。 会期2日間、10セッションに述べ54名の講師の先生方にご登壇いただいた第2回全国大会 は、新たな試みも盛り込みたいへん盛況にて進行いたしました。. このたびは先にふれました海外からの講師の招聘や講演模様のインターネット同時配信 のほかにも、いくつかの試みを取り入れさせていただきました。 まず前回第1回大会に引 き続いての日本プライマリ・ケア連合学会との共催を初め、国立長寿医療研究センター・東 京大学高齢社会総合研究機構・東京大学医学部在宅医療学拠点の主催する『全国在宅医療・ 介護連携研修フォーラム』との共催も実現しております。このフォーラムは 全国都道府県 の在宅医療・介護連携事業の行政担当者を対象としておりますが、100名ほどの方が各地 2.
(4) より参加されたと伺っております。有志には本会への聴講のインセンティブや本会懇親会 へのご参加優待などのご案内をさせていただきました。このことは本会にご来場の全国各 地の在宅医療の現場で活躍する医師・看護師等と行政担当者が交わることのできる良いト ライアルとなりました。今後の開催においてはより一層の交流企画を実現してゆくことに なると確信しております。 同様に公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による「在宅医療推進フォーラ ム」の東京ブロックセミナーとして毎年開催している『東京都在宅医療推進フォーラム』 の第5回大会も本会の中のオープンセミナーという位置づけで組み込まれ開催されること となりました。こちらは勇美記念財団の助成により参加費が無料となりますが、看護師、 介護支援専門員を中心に多職種の方々のご参加をいただくことができ、本会ご来場の医師 等と席を並べて聴講いただくこととなりました。. このように前回第1回大会にて築かれた実績を基盤に、いくつかの新たな試みを加えて 開催された第2回全国大会でありますが、結果として700名近い方のご来場が得られ無事お 開きとすることができましたことをここにご報告申し上げます。 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団をはじめご後援いただきました関連諸機関の 皆様、ご登壇の諸先生方、ご来場の皆様、応援くださった方々、運営の諸氏にはこの場を お借りしましてあらためまして厚く御礼申し上げます。. 3.
(5) 【募集告知】. 申込開始:平成26年10月24日 申込締切:平成27年2月6日 ○ホームページ 第2回大会用のホームページを平成26年10月24日開設 ○チラシ配布 11/23 全国在宅療養推進フォーラム 11/24 多職種連携会. 他. ○ダイレクトメール 1回目10月24日(連絡会会員882件) 2回目12月上旬(全6179件:連絡会会員+東京都の在宅療養支援診療所2249件+東京都の 訪問看護ステーション+東京都23区内の居宅介護支援事業者 3930件) ○SNS、メーリングリスト等コミュニケーションツールでの告知活動 ○プレスリリース 11 月 13 日送付. 【参加来場者】 ○聴講者総数 : 572名 有料参加者 : 464名 東京都在宅医療推進フォーラム : 108名(※事前登録数 : 205名) ○懇親会参加 : 203名 ○ご招待者. : 12名. ○講師数. : 54名. ※東京都フォーラム含む,重複5名含む. ○運営スタッフ : 113名 ※延べ数. 4.
(6) 【事前申込者データ】. ○都道府県別. 1. 北海道. 7. 25. 滋賀県. 0. 2. 青森県. 2. 26. 京都府. 2. 3. 岩手県. 4. 27. 大阪府. 14. 4. 宮城県. 9. 28. 兵庫県. 3. 5. 秋田県. 4. 29. 奈良県. 1. 6. 山形県. 1. 30. 和歌山県. 0. 7. 福島県. 4. 31. 鳥取県. 3. 8. 茨城県. 6. 32. 島根県. 0. 9. 栃木県. 6. 33. 岡山県. 9. 10. 群馬県. 0. 34. 広島県. 7. 11. 埼玉県. 14. 35. 山口県. 3. 12. 千葉県. 15. 36. 徳島県. 0. 13. 東京都. 111. 37. 香川県. 5. 14. 神奈川県. 37. 38. 愛媛県. 3. 15. 新潟県. 3. 39. 高知県. 0. 16. 富山県. 2. 40. 福岡県. 12. 17. 石川県. 1. 41. 佐賀県. 10. 18. 福井県. 1. 42. 長崎県. 4. 19. 山梨県. 1. 43. 熊本県. 4. 20. 長野県. 4. 44. 大分県. 4. 21. 岐阜県. 9. 45. 宮崎県. 4. 22. 静岡県. 18. 46. 鹿児島県. 6. 23. 愛知県. 27. 47. 沖縄県. 5. 24. 三重県. 2. ※会員:175名. 合計. 387. 非会員:212. ※事前申込者締切後のデータ(H27.2.8現在) ※締切後の駆込み申込あり、最終人数と差があります。 以上. 5.
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(9) 全国在宅療養支援診療所連絡会. 第2回全国大会. 療養の個別性とそれを支える在宅医療の多様性. 会長挨拶 …………………………………………………………………………………… 002. index. 事務局長挨拶 ……………………………………………………………………………… 003 大会プログラム……………………………………………………………………………… 004 ご参加の皆様へ ……………………………………………………………………………… 006 会場案内 …………………………………………………………………………………… 007 シンポジウム[第1日目]/開会宣言……………………………………………………… 008 シンポジウム[第2日目午前]/開会式 ………………………………………………… 033 ランチョンセミナー ………………………………………………………………………… 047 シンポジウム[第2日目午後] ……………………………………………………………… 049 閉会式 ……………………………………………………………………………………… 056 企業展示 …………………………………………………………………………………… 057 応援・協賛広告……………………………………………………………………………… 058. 大会概要. ■ 日 程. 2015年2月14日(土)∼15日(日). ■ 会 場. ステーションコンファレンス東京 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー5階6階. ■ 大会長. 新田國夫 一般社団法人 全国在宅療養支援診療所連絡会 会長 医療法人つくし会 新田クリニック 理事長. ■ 大会ホームページ. http://zaitakuiryo.or.jp/zaishiren2015/. ■ 大会事務局. 医療法人社団三育会 新宿ヒロクリニック 東京都新宿区西新宿3-3-11 杉本ビル3F TEL 03 5909 1231 FAX 03 5909 1233 http://www.hiro-clinic.com/. 同時開催. 第5回 東京都在宅医療推進フォーラム [オープンセミナーとして開催] テーマ . 在宅医療におけるマネジメントと質. ■ 主催 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 一般社団法人 全国在宅療養支援診療所連絡会 東京都在宅療養支援診療所連絡会. ■ 共催. 東京訪問看護ステーション協議会. ■ 後援. 公益社団法人 東京都医師会 公益社団法人 東京都看護協会. 001.
(10) 会長挨拶. 全国在宅療養支援診療所連絡会. 事務局長挨拶. 病院の世紀から在宅の世紀へのセコンドステージの確立. 会長. 新田國夫. 「病院の世紀から在宅の世紀へ」 と言われてきましたが、近年の在宅医療への推進 は会員の皆様の努力もあり確実に日本の中で広がりを見せました。 2025年を見据え、 地域包括ケア体制が作られようとしている今、 その中心的位置に在宅医療が役割を 果たすことが明確に位置づけられたと考えてよい。 しかしながら国民にとって誰もが在 宅療養を望んだ時に可能な面作りが出来ているかといえば、 いまだに到達点ははるか. 全国在宅療養支援診療所連絡会. 平成18年在宅療養支援診療所(以下在支診)が制度に位置づけられ、24. 事務局長. 時間の往診に対応できる機能が診療報酬制度上で有利に評価されました。 し. 太田秀樹. かし、国が思い描いたようには在宅医療が推進されていません。 そこで、平成19 年国立長寿医療研究センターが主導的に組織した在宅医療推進会議の作 業部会で在支診の実態アンケート調査が行われました。 その結果、期待された 役割を担い、 しっかりと機能している在支診の具体的な像が明らかとなり、同時. 先にあります。 面作りは、 日本医師会、 厚労省、 都道府県、 区市町村などの地方自治. に在支診を全国につなぐ組織が必要との声が高まり、平成20年には一般社団. 体が協力し、 我々の連絡会もまた協力関係の中で質も含めて行わねばならない責務. 法人格を得て、全国在宅療養支援診療所連絡会(在支連) が誕生しました。. があります。 病院の世紀の終焉は現在進行中の事態であり、 歴史的意義を評価する. 会員数約900名の小さな団体ですが、 良質の在宅医療の実践者の集まりとい. ことは時期尚早であろうとしています。病院の世紀を集約的に治療及びそれを支える. えます。会員の多くは、講演会や勉強会など在宅医療普及のための市民的活. 知識体系である治療医学に対して、 もはや全幅の信頼を置くことがなくなっていることも あり、 在宅医療の中で解決することが有意差を持つ医学的検証も始まっています。 病 院の世紀の終焉は超高齢社会に必然になります。 私たちの行うべき事は、 在宅医療 のさらなるステージに向けた面と質の確立のために、在宅医療がナラテイブのみでな. 動を積極的に行う地域のリーダーたちです。 現在、在宅医療は地域包括ケアシステムのなかで語られる状況となり、在宅医 療は我が国における重要な地域医療の形態の一つとなっています。多職種協. く、地域で暮らす人にとっての医学的、社会的、環境、倫理、道徳、哲学等のすべて. 働や地域連携、 そして24時間×365日切れ目のないサービスの提供の重要性. の問題を解決する為の方法としての課題を明確に位置づけることであります。健康か. は広く認識されつつありますが、地域包括ケアシステムのイメージが漠然として. ら疾病、疾病治療、 そして健康生活のモデルを必要とした世紀は「病院の世紀」 とし. いるとの声も耳にします。 そこで、 オーケストラのコンサートに例えて整理してみたい. て位置づけられるかもしれません。在宅の世紀は総合的解決モデルが必要な世紀と. と思います。. なるに違いありません。 1960年以後の病院の世紀が歴史上必要であったように、在. プレーヤー(医療介護専門職)たちそれぞれが技能にすぐれていたとしても、. 宅の世紀は地域が主人公として考える必要があります。 2014年11月23日15団体で日本在宅ケアアライアンス (JHHCA) を発足し、 在宅医療 のための共同声明が発表されました。 ①市民とともに、 地域に根ざしたコミュニティケアを実践する。. チームとして麗しいハーモニーで美しいメロディーを奏でるにはコンダクターが必 要です。介護保険制度では、 ケアマネジャーが担うこととなっていますが、地域の 状況に応じ、医師や歯科医師、 あるいは薬剤師が担っているかもしれません。 そ. ②医療の原点を見据え、 本来あるべき生活と人間の尊厳を大切にした医療を目指す。. して、音楽には優れたスコアが必要です。 ここに行政の役割があります。 コンポー. ③保健・医療・介護・福祉専門職の協力と連携によるチームケアを追求する。. ザー(行政)は、 プレーヤー(医療・介護専門職) に向けてスコアを書いている. ④病院から在宅へ、 切れ目のない医療提供体制を構築する。. のではなく、 オーディエンス (市民)のためです。 プレーヤーも同様、 オーディエン. ⑤療養者や家族の人生に寄り添うことのできるスキルとマインドをもった、在宅医療を. スのために演奏しているのです。 オーディエンス (市民)、 プレーヤー(医療・介. 支える専門職を積極的に養成する。 ⑥日本に在宅医療を普及させるために協力する。 ⑦毎年11月23日を「在宅医療の日」 とし、在宅医療をさらに推進するためのフォーラ ムを開催する。. 護専門職)、 コンポーザー(行政)が共に感動を共有しなくてはなりません。 この 感動こそが、地域包括ケアシステムに魂を入れることになるのです。 本連絡会では、単に在宅医療の普及推進を願うだけでなく、地域包括ケアシ. 15団体 : (一社)全国在宅歯科医療・口腔ケア連合会、 (一社)全国在宅療養支援診療所連絡. ステムのなかで在宅医療を実践し、在宅医療を通して地域づくりのお手伝いを. 会、 ( 一社)全国薬剤師・在宅療養支援連絡会、 ( 一社) 日本介護支援専門員協会、 ( 一社) 日本. しながら、地域の文化を変えるエネルギーを充填していきたいと思っています。. ケアマネジメント学会、 ( 一社) 日本在宅医学会、 ( 一社) 日本プライマリ・ケア連合学会、 ( NPO法人) 在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク、 ( NPO法人) 日本ホスピス緩和ケア協会、 ( NPO法 人) 日本ホスピス・在宅ケア研究会、 ( 公社)全国国民健康保険診療施設協議会、 ( 公財)日本訪問. 皆様方のご理解とご協力を賜りながら、 さらに力強く活動してまいる所存です。 多くの方々の在支連へのご参加をこころから願っている次第です。. 看護財団、 日本在宅医療学会、 日本在宅ケア学会、 日本在宅ホスピス協会(順不同). 003. 002.
(11) 大会プログラム. 2015年. 2月14日(土). 2015年. サピアホール. 2月15日(日). サブホール. サピアホール 9:00. サブホール. 9:00∼9:30. 開会式. 新田國夫[全国在宅療養支援診療所連絡会 会長] 9:30∼12:00 シンポジウム. 9:30∼12:00 シンポジウム. 「適正化に向かう診療報酬制度」. 「日本の在宅医療」 ∼未来をデザインする∼. ◎座長 太田秀樹[全国在宅療養支援診療所連絡会 事務局長 ……… おやま城北クリニック] ◎演者 唐澤 剛[厚生労働省 保険局長]……………………………… 横倉義武[日本医師会 会長] …………………………………… 大島伸一[国立長寿医療研究センター名誉総長]…………… 川村佐和子[日本在宅看護学会 理事長]……………………… 新田國夫[全国在宅療養支援診療所連絡会 会長 …………… 新田クリニック]. 13:00. 13:50∼14:00. 12:00. 開会宣言. 太田秀樹[全国在宅療養支援診療所連絡会 事務局長]. 14:00. 14:00∼15:50 合同シンポジウム. 「類型の多様性」 ∼強化型在宅療養支援診療所、在宅療養支援診療所、 かかりつけ医、在宅療養後方支援病院∼ ◎座長 鈴木 央[鈴木内科医院]……………………………………… ◎演者 佐々木昌弘[厚生労働省 医政局 …………………………… 地域医療計画課在宅医療推進室長] 平野 清[柏医師会/平野医院] …………………………… 苛原 実[いらはら診療所]…………………………………… 草場鉄周[日本プライマリ・ケア連合学会 副理事長 ……… 医療法人北海道家庭医療学センター 本輪西ファミリークリニック] 吉澤明孝[医療法人社団愛語会 要町病院] 16:00. P09 P10 P11 P12 P13. 16:00∼18:00 合同シンポジウム. 「地球と多様性」 ∼離島、過疎地、被災地の在宅医療∼ ◎座長 小野沢 滋[北里大学病院 トータルサポートセンター]…… P21 ◎演者 泰川恵吾[ドクターゴン診療所]……………………………… P22 長 純一[石巻市立病院開成仮診療所]…………………… P23 陳 勁一[在宅連携相模原の会/博愛医院]……………… P24 市原利晃[秋田往診クリニック]……………………………… P25 北澤彰浩[小海診療所]………………………………………… P26. 18:00. P35 P36 P37 P38 P39. ……………………… P46. 12:20∼13:20 ランチョンセミナーB[共催:クリニコ]. 12:20∼13:20 ランチョンセミナーA[共催:久光製薬]. 「在宅での非がん疾患の医学的管理と暖和ケア」 ◎座長 鈴木 央[鈴木内科医院]………………………………………… P47 ◎演者 平原佐斗司[梶原診療所]………………………………………… P47. 第5回東京都在宅医療推進フォーラム 「在宅医療におけるマネジメントと質」※オープンセミナー. 日本プライマリ・ケア連合学会 共催. P34. ◎座長 石垣泰則[城西神経内科クリニック/コーラルクリニック] … P40 ◎演者 網谷敏数[高齢者住宅新聞社]…………………………………… P41 小野宏志[坂の上ファミリークリニック] ………………………… P42 梶原 優[医療法人弘仁会 板倉病院]………………………… P43 市原俊男[全国特定施設事業者協議会代表理事]…………… P44 石垣泰則[一般社団法人全国在宅療養支援診療所連絡会 … P45 副会長/一般社団法人日本在宅医学 副代表理事] 林 修一郎[厚生労働省保険局医療課]. 「在宅医療をはじめよう」 ∼在宅医療の質=理念×システム×制度の知識∼ ◎座長 …………………………………… P48 英 裕雄[新宿ヒロクリニック] ◎演者 永井康徳[たんぽぽクリニック]…………………………………… P48. 14:00∼16:00 パネルディスカッション. 「多職種で支える在宅医療の質の担保と継続性」 ◎座長 椎名美恵子[東京訪問看護ステーション協議会]………… 渡邉淳子[わたクリニック] ◎演者 細野 純[歯科医師/細野歯科クリニック]………………… 笠原徳子[薬剤師/よつ葉薬局]……………………………… …………………………………… 田村佳奈美[管理栄養士 NST専門栄養療法士(JSPEN認定) ] 佐藤十美[訪問看護認定看護師]…………………………… 栗岡清英[主任介護支援専門員]…………………………… 内田千惠子[日本介護福祉士会 副会長]……………………. 13:40∼16:10 特別講演. 「世界の在宅医療」 ∼イギリスGP、オランダ、 ドイツSAPV各国の事情∼. P14. ◎座長 新田國夫[全国在宅療養支援診療所連絡会 会長 …………… 新田クリニック] ◎演者 <英国GPの事情> 澤 憲明 ………………………………………… <オランダの事情> Wilbert Sluiter ………………………………… <ドイツSAPVの事情> Thomas Joist ………………………… ◎コーディネーター 堀田聰子[独立行政法人労働政策研究・研修機構]. P15 P16 P17 P18 P19 P20. 16:10∼18:00 パネルディスカッション. 「グループ診療としての在宅医療の運営」. 16:00. P49. P50 P50 P50. 13:40∼16:00 ディスカッション. 「地域医療のなかの在宅医療」 ◎座長 和田忠志[いらはら診療所]……………………………………… ◎演者 大橋英司[大橋内科胃腸科]……………………………………… ……………………………………… 亀井克典[地域医療研究会] 亀井敏光[松山市医師会]………………………………………… 山下俊樹[六ツ木診療所]………………………………………… ◎コメンテーター 鈴木 央[鈴木内科医院]. P51 P52 P53 P54 P55. 16:10∼16:20. 閉会式. ◎座長 真野俊樹[多摩大学/医療・介護ソリューション研究所]… P27 ◎演者 中野一司[ナカノ在宅医療クリニック]……………………… P28 舩木良真[三つ葉在宅クリニック]…………………………… P29 武藤真祐[祐ホームクリニック]……………………………… P30 大石佳能子[株式会社メディヴァ]……………………………… P31 英 裕雄[新宿ヒロクリニック]……………………………… P32. 18:30∼20:00 懇親会 ※事前申込要 会場 6F. 005. 004.
(12) ご参加の皆様へ. 会場案内. ステーションコンファレンス東京 5階. 5th floor. 参加受付[5階 エスカレーター前] ●大会第1日目. 13:00∼ ●大会第2日目 8:30∼. 事前申込をされた方. 当日申込をされる方. ●参加費の支払いがお済でない方、 またはご返金のある方. 受付にて申込書にご記入の上、参加費18,000円を添えてお申. まず受付にて参加費をお支払いください。. 込ください。 「大会参加証」など一式をお渡しします。. ご返金のある方も受付で精算させていただきます。. なお、ランチョンセミナーは予定数に達した場合はお申込いただ. ●参加費の支払いがお済で「大会参加証」がお手元に届いている方. 受付は不要です。 「大会参加証」を「名札ケース」に入れ、係員 にご提示ください。 「抄録集引換券」にて抄録集を受け取られましたら会場へご入. 喫煙所 打合せ室_2. DN. けません。ご了承ください。. エスカレーター. UP. 当日ご登壇の座長、演者の方. 多目的トイレ. UP. 多目的トイレ. EV. まず受付にお越しください。控え室へご案内申し上げます。. 場ください。. 受付. DN. 大会事務局 講師受付. EV. WC. ●事前申込をされた方で「大会参加証」 をまだ受け取っていない方. 受付にお越しください。 「大会参加証」など一式をお渡しします。. WC. サブホール. サピアホール. 参加費の支払いがお済でない方は受付にてお支払いください。. 懇親会[6階 懇親会会場] 2月14日(土)18:30∼20:00 ◎懇親会へのご参加には事前のお申込が必要です。当日のお申込は受付ておりません。どうぞご了承ください。 ◎懇親会は立食ビュッフェ形式となります。 ◎ご入場に際しては「名札ケース」を係員にご提示ください。 「名札ケース」のご提示がない方はご入場をお断りすることがございます。. ステーションコンファレンス東京 6階. 6th floor. クローク[6階] 利用可能時間 :. ●大会第1日目. 13:00∼20:15 ●大会第2日目 8:30∼16:30. ◎貴重品はお預かりできません。 ◎開場時および終了後はたいへんな混雑が予想されます。 お帰りの時間に制約のある方はあらかじめ早めにご対応いただくことをお勧めいたします。. クローク. クローク [2日目]. エスカレーター. UP. ◎会場利用の都合上、定刻には閉鎖いたします。お荷物の受取には余裕をもってご対処ください。 ◎スペースに限りがありますので、お預かりできないこともございます。どうぞご容赦ください。 ◎このほか事務局の判断にてお預かりをお断りすることもございます。. クローク [2日目]. 吹抜. 多目的トイレ 多目的トイレ. WC. 第5回 東京都在宅医療推進フォーラム. [1日目]. DN. EV. EV. WC 懇親会会場. 大会第1日目、2月14日(土)にサブホールで開催の『第5回 東京都在宅医療推進フォーラム』は公開講座として開催されます。. 1日目. 全国大会にお申込いただいた方にはご自由にご参加いただけますが、その他の方は事前申込(定員に達したため申込は締切ました) が必要です。当日は混雑が予想されますので、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。. その他のご注意 ◎会場内の営利目的での録音、写真やビデオの撮影はお断りいたします。 ◎当日会場内での資料配布や物品販売はお断りいたします。. 打合せ室_1 (座長・演者) クローク [1日目]. ◎会場内でのお呼び出しや館内放送は行っておりません。 ◎抄録集の配布はお一人様1部までとさせていただきます。. 007. 006.
(13) 合同シンポジウム[14:00〜15:50] 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画. 第2回全国大会. 「類型の多様性」~強化型在宅療養支援診療所、. 在宅療養支援診療所、かかりつけ医、在宅療養後方支援病院~ 座長. 02 14 sat. 開会宣言/合同シンポジウム/パネルディスカッション. 02 14 sat. 療養の個別性とそれを支える在宅医療の多様性. 1st.DAY. サピアホール. 全国在宅療養支援診療所連絡会. 鈴木 央 [全国在宅療養支援診療所連絡会 副会長/鈴木内科医院 副院長] 地域包括ケア委員会委員長. 東邦大学医学部員外講師. 日本在宅医学会理事. 全国在宅療養支援診療所連絡会副会長. 1987年 昭和大学医学部卒. 倫理委員会委員長日本褥瘡学会. 東京都医師会地域福祉委員会副委員長. 1996年 社会保険都南総合病院内科部長. 在宅医療委員会委員. 大森医師会理事. 1999年 鈴木内科医院 副院長. 東京医科歯科大学臨床教授. 日本プライマリ・ケア連合学会理事. 昭和大学客員教授. 略歴. 演者. 開会宣言. 佐々木 昌弘 平野 清 苛原 実 草場 鉄周 吉澤 明孝. 厚生労働省 医政局 地域医療計画課在宅医療推進室長 柏医師会/平野医院 医療法人社団実幸会 いらはら診療所 日本プライマリ・ケア連合学会 副理事長/本輪西ファミリークリニック 医療法人社団愛語会 要町病院. 太田秀樹[全国在宅療養支援診療所連絡会 事務局長] 概要. 所として在宅医療に参加することも視野に入れる べきであり、病床数が200床以上の場合は在宅医療. 在宅医療推進は新たな段階に入りつつある。現在. 後方支援病院としてのバックアップを行うことに. の在宅医療は一つの診療所に複数の医師が勤務する. も地域住民に大きな安心を与える。. 在宅療養支援診療所が先導して来た面は否定できな. もちろん3名以上の常勤医を擁する機能強化型在. い。しかし地域の中で、地域包括ケアを達成するた. 宅療養支援診療所の存在も重要である。かかりつけ. めには、どんなに優れた機能強化型在宅療養支援診. 医だけでは解決困難な医学的問題にともに対処に. 療所であろうとも単独では達成困難であることがわ. 当たりかかりつけ医の支援を行う立場、あるいはか. かってきた。様々な類型の医療機関が在宅医療に関. かりつけ医が不在時の支援など様々な役割が地域. わり、地域医療全体をより充実されることが地域医. の中で期待されているのである。. 療を活性化させるために必要であるのである。. 在宅では緩和ケア、認知症、低栄養、脱水、褥瘡な. まずかかりつけ医の存在が重要と考えられる。か. ど広範な医学的な問題に遭遇する。これらの問題を. かりつけ医が在宅医療により密接に関わり、通院が. 可能であれば一人の主治医(かかりつけ医)が対応せ. 困難になったかかりつけ患者を今までの診療の延. ざるを得ないこともまた事実である。このためには. 長として在宅で管理し、最終的にその人生の最終段. さまざまな疾患に対応する知識や技術、すなわち総. 階を看取ったとしたら、地域住民にとってその価値. 合診療的なアプローチが欠かせない。今後新たに総. は計り知れないものとなるかもしれない。. 合診療専門医として在宅医療、地域医療に参入する. さらに、かかりつけ医がより在宅医療に集中でき. 医師をどう育てていくのか。これも重要な課題であ. るようするためには、急な病態変化時の病院による. るといえる。これらの視点に対して各シンポジスト. バックアップ体制の存在が極めて重要である。もち. から建設的な意見交換を期待するものである。. ろんこれらの病院が機能強化型在宅療養支援診療. 009. 008.
(14) 合同シンポジウム. 「類型の多様性」~強化型在宅療養支援診療所、在宅療養支援診療所、かかりつけ医、在宅療養後方支援病院~. 合同シンポジウム. 「類型の多様性」~強化型在宅療養支援診療所、在宅療養支援診療所、かかりつけ医、在宅療養後方支援病院~. 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画 講演. 行政と医師会が協力して作り上げた在宅医療 「柏モデル」について. 多様性に向けた在宅医療政策 演者. 佐々木 昌弘[厚生労働省 医政局 地域医療計画課 在宅医療推進室 室長]. 演者. 平野 清[医療法人社団清風会理事長 平野医院院長]. sat. サピアホール. サピアホール. 02 14. 講演. 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画. 02 14 sat. 昨年6月、8年ぶりの医療法改正を含む「医療介護総合. る介護サービス事業者、住民その他の地域の関係者によ. 日本に於ける超高齢化社会の到来は避けて通れない課. 確保推進法」が成立し、在宅医療は、この制度改革が目指. る協議を経て構築されること。. 題であります。. した、地域医療提供体制と地域包括ケアシステムをつな. 第三十条の六 都道府県は、三年ごとに第三十条の四第二. ぐ重要な役割を担うこととなった。. 項第六号に掲げる事項及び次の各号に掲げる事項のうち. 柏市に於いても高齢化が進み急性期病院の病床利用率. 平成23年度に始まった在宅医療連携拠点事業は、同年. 同号に掲げる事項その他厚生労働省令で定める事項に関. 度10か所であったのが、翌24年度には105か所となり、. するもの(次項において「居宅等医療等事項」という。)につ. 今や全国344の二次医療圏や、1,741の市町村での取り. いて、調査、分析及び評価を行い、必要があると認めると. 組みが平成29年度までには在宅医療介護連携推進事業. きは、当該都道府県の医療計画を変更するものとする。. の形で展開されていくことになっている。. 一 第三十条の四第二項各号 (第六号を除く。 ) に掲げる事項. こうした背景から、我が国の在宅医療に関する政策は、. 二 医療計画に第三十条の四第三項各号に掲げる事項を. 上述の在宅医療介護連携推進事業が始まることを受けた. 定める場合にあつては、当該各号に掲げる事項. 「市町村への行政の地理展開」、今年度までの小児在宅の. 2 都道府県は、六年ごとに前項各号に掲げる事項(居宅. モデル事業を踏まえた「小児等への対象者の展開」、都道. 等医療等事項を除く。)について、調査、分析及び評価を. 府県が策定する地域医療構想のもとで地域医療における. 行い、必要があると認めるときは、当該都道府県の医療. 具体的に位置付けられていく「入院からの質的な展開」と. 計画を変更するものとする。. いった、3方向の展開により、更なる拡充が求められるこ. 第三十条の四 . ととなる。. 2 医療計画においては、次に掲げる事項を定めるものとする。. このときカギとなるのが、地域包括ケアシステムの法. 一~六 (略). 律上の定義にあるように、いかに地域の実情に応じた形. 七 地域における病床の機能の分化及び連携を推進する. を整えることができるかである。. ための基準として厚生労働省令で定める基準に従い定め. 本セッションでは、強化型在宅療養支援診療所、在宅療. る区域(以下「構想区域」という。)における次に掲げる事. 養支援診療所、かかりつけ医、在宅療養後方支援病院と. 項を含む将来の医療提供体制に関する構想(以下「地域医. いった「類型の多様性 」を中心に議論することとなるが、. 療構想」という。)に関する事項. その背景となる医療政策を中心に論じてまいりたい。. イ 構想区域における厚生労働省令で定めるところによ. (参考:医療法の在宅医療の関連条文). は85%を超えており、60%以上は高齢者によって占め られております。 今後の高齢化を見据え、柏市の行政と柏市医師会が危機 感を共有し在宅医療の普及を点から面に広げるべく、在宅 医療システムを作り上げました。. り算定された第三十条の十三第一項に規定する病床の機. 第三十条の四 . 能区分ごとの将来の病床数の必要量(以下単に「将来の病. 2 医療計画においては、次に掲げる事項を定めるもの. 床数の必要量」という。). とする。. ロ イに掲げるもののほか、構想区域における病床の機. 一 都道府県において達成すべき第四号及び第五号の事. 能の分化及び連携の推進のために必要なものとして厚生. 業並びに居宅等における医療の確保の目標に関する事項. 労働省令で定める事項. 二 第四号及び第五号の事業並びに居宅等における医療. 八 地域医療構想の達成に向けた病床の機能の分化及び. の確保に係る医療連携体制(医療提供施設相互間の機能. 連携の推進に関する事項. の分担及び業務の連携を確保するための体制をいう。以 下同じ。)に関する事項 4 都道府県は、第二項第二号に掲げる事項を定めるに 当たつては、次に掲げる事項に配慮しなければならない。. 略 歴 昭和44年 秋田県横手市生まれ 平成 6年 秋田大学医学部卒(同10年同大学院医学研究科. 一 医療連携体制の構築の具体的な方策について、第二. . 項第四号の厚生労働省令で定める疾病又は同項第五号イ. 8年 厚生省入省 . からヘまでに掲げる医療若しくは居宅等における医療ご とに定めること。. . 修了・医学博士)厚生連平鹿総合病院、御野場病 院 内科 医政局総務課医療安全推進室長、国立成育医療セ ンター政策医療企画課長、国立病院部経営指導 課、老健局総務課及び老人保健課等を歴任. 二・三 (略). 21年 広島県健康福祉局長. 四 医療連携体制が、医療従事者、介護保険法に規定す. 25年7月より現職。医師確保等地域医療対策室長も併任. 略 歴 昭和54年3月藤田保健衛生大学医学部を卒業 昭和59年12月第二代平野医院院長に就任 柏医師会副会長歴任後、現在介護保険理事に就任し在宅医療 モデル事業(柏モデル)の副主治医として活躍し、柏市の多職種 との情報共有システム部会長に就任。. 011. 010.
(15) 合同シンポジウム. 「類型の多様性」~強化型在宅療養支援診療所、在宅療養支援診療所、かかりつけ医、在宅療養後方支援病院~. 合同シンポジウム. 「類型の多様性」~強化型在宅療養支援診療所、在宅療養支援診療所、かかりつけ医、在宅療養後方支援病院~. 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画 講演. 講演. 強化型在宅支援診療所(有床)の行う在宅医療. 在宅医療ネットワーク構築に貢献する総合診療専門医. 演者. 苛原 実[いらはら診療所 院長]. 演者. 草場 鉄周[日本プライマリ・ケア連合学会 副理事長/医療法人北海道家庭医療学センター 理事長]. sat. サピアホール. サピアホール. 02 14. 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画. 02 14 sat. 当院は千葉県松戸市において、有床診療所を核とした. 織として、認知症コーデネターの育成など、認知症の理. 日本は国民皆保険と医療機関へのフリーアクセスを、か. 医療で求められる多様な健康問題への包括的な対応、外来. 地域医療を実践おり、開業以来21年経過した。われわれ. 解を促進して、すみやすい街づくりのための積極的な活. ろうじて堅持しているが、総人口に占める高齢者が23.0%. から在宅へ、また病院から診療所へと継続されるケア、ま. の在宅医療の位置づけは、外来診療、入院診療と並列す. 動をしている。松戸市で地域包括ケアシステムが作られ. と最も高齢化が進んだ国である。加えて、合計特殊出生率. た多職種と連携をしたチーム医療、最後に、患者の人生観. る、地域への医療提供手段の一つと考えている。すなわ. ていくとすれば、この委員会を中心に形成されて行くと. の低値が続いており総人口は減少に転じた。生産年齢人口. や思いのみならず家族の背景も十分に考慮して添加され. ち、在宅医療は外来診療の延長上にある医療であり、病院. 思われる。. は63.8%であり、高齢者1人に対し生産年齢人口2.6人と. るケアなど、いずれも総合診療専門医の持つ専門性に合致. の医療を在宅に持ち込むものではない。病院での医療は. 2025年を目指して、各基礎行政地域で地域包括ケア. なっている。人口動態変化は、医療・福祉の持続可能性や. している。. 医療モデルとして、病気を治すという目的のために、医師. システム構築が進行しているが、医療はこのシステムの. 世代間格差、人口の偏在による大都市や過疎地の問題など. ただ、こうした個々の総合診療専門医の貢献に加えて、. をトップとするヒエラルギーの中でのチーム医療である. 構築要素の一つであり、専門職には医療モデルから生活. 多くの喫緊の課題を突きつけている。. 多くの総合診療専門医が一人開業よりもグループで診療. が、在宅では、生活モデルの中で医療は地域包括ケアの. モデルへの意識改革が求められているのである。. 多疾患や認知症を合併する高齢者に対して、医療のみな. 体制を構築する傾向が強いことも重要である。つまり、常. 一要素として、病気の治癒を目指すのではなく、多職種. らず介護の側面からも生活全体を支えるケアを統合的に. 勤3名以上の体制で強化型在宅療養支援診療所を運営し、. 連携で生活の質を向上させる目的の役割を担っている。. 提供すること、そして、全ての国民の健康問題が可視化さ. 周辺の一人開業の医師と連携しながら面としてのネット. さらに、在宅医療に関して強調したいのは、在宅医療. れ、それを支える新たな仕組みの構築が必要である。この. ワークを構築しながら、幅広く在宅医療を提供することが. の主役は医師ではなく看護師であり、特に24時間体制の. ため、政府は「地域包括ケアシステム」を提唱し、医療・介. 可能になるのである。多くの開業医が一人で地域医療に取. 構築において、看護師の役割は重要である。当院では平. 護の統合的提供、そして住まいのサポートを政策の柱とし. り組む日本の現状を考えると、この枠組みが普遍性を持っ. 日夜間のファーストコールはまず、在宅当直の看護師が. て掲げた。その際、各個人の生活環境の中で医療を包括的. て日本中に展開される可能性は決して低くないであろう。. 対応しており、医師は看護師での対応が困難な場合に往. に継続して提供する、もっとも身近にいるサポーターとし. むしろ、都市部での総合診療医が活躍するための理想的モ. 診をする。われわれの経験からは、ほとんどの夜間対応は. てのプライマリ・ケアの医師をはじめとする専門家の育成. デルとなるかもしれない。. 経験のある看護師で十分可能であり、医師が対応すべき. は欠かせない。. まだ、こうした実例は多くないが、筆者が現在地元医師. 事例は看取りぐらいである。医療コストと在宅医療の普. しかし、日本の医療制度は西洋医学導入以来の伝統で、. 会とも連携しながら構築しつつある実際の事例なども提. 及の面からも看護師の積極的関与が望まれる。また、在. 臓器別専門医の育成に重点が置かれており、また、病院医. 供しながら、未来志向の在宅医療ネットワーク、そしてプ. 宅医療では、まず生活が成り立つことが第一であり、生. 療を中心に構築されて来た。プライマリ・ケアを基盤的な. ライマリ・ケアのあるべき姿について検討していきたい。. 活が成り立たなければ在宅療養が困難となる。生活を成. 専門領域として捉え、プライマリ・ケア医を育成すること. り立たせるためには医療は無力であり、介護を主とした. は、議論には上ったものの具体化することは無かった。残. 多職種連携が必要となってくる。. 念ながら、いくつかの先進国が1960~70年代にかけて展. 本年度当院は、松戸市から在宅医療拠点事業を受託し. 開したプライマリ・ケアを重視する政策は日本では選択さ. た。その中の事業の一環として、一人医師で運営する診療. れなかったのである。ただ、プライマリ・ケアの重要性を. 所の24時間対応を応援する試みを始めた。24時間の縛. 先駆的に唱える臨床家もおり、いくつかの研究会・学会を. りで在宅医療をためらう診療所医師をサポートすること. 立ち上げ、医療の将来ビジョンを唱え若手の育成に力を注. で、在宅医療の普及を図ることも目的の一つである。通. いできた。. 院が困難になったからといって、これまで診てくれてい. こうした歴史的経緯の中、2013年、ようやく政府は専. たかかりつけ医が変更になるのではなく、できれば最後 まで、住みなれた地域で長年診てくれていた医師にかか ることが、望ましい地域医療のあり方だと思っているか らである。 松戸市医師会では、在宅ケア委員会において、医師会 のメンバーだけでなく、歯科医師会、薬剤師会、松戸市立 病院院長、松戸市地域医療課課長、松戸市高齢者支援課 職員などの出席もと、在宅医療やケアの普及に関して議 論を続けている。松戸市認知症研究会も委員会の下部組. 門医制度の抜本改革の主要なものとして総合診療専門. 略 歴. 医制度の創設を決定した。2017年度より研修を開始し、. 1981 年. 徳島大学卒業 日本赤十字社医療センター、福島大学関連病院 で研修後、千葉西総合病院整形外科部長. 2020年度には新たな専門医が誕生する予定である。日本. 1994 年. いらはら整形外科を千葉県柏市に開業. 行われており、2015年春にはその概要が決定する。日本. 1997 年. 有床診療所を松戸市に新設. 2009 年. 診療所新設移転。在宅ケアを支える診療所・市 民全国ネットワーク会長. 専門医機構にて教育プログラムについての細部の協議が のプライマリ・ケアの強化の文脈の中で、先導的な役割を 担う存在となることが期待されている。 現在、政府が推進している在宅医療のシステム構築につ いても、この総合診療専門医の果たす役割は大きい。在宅. 略 歴 1974年、福岡県生まれ。1999年、京都大学医学部を卒業後、 室蘭市の日鋼記念病院にて初期研修、北海道家庭医療学セン ターにて家庭医療学専門医研修を修了。その過程で、岐阜、十 勝、沖縄などで日本の多様な家庭医療のあり方を学ぶ。研修終 了後の2003年から同センター併設の本輪西サテライトクリ ニックで家庭医としての診療と研修医指導に従事。2006年、 北海道家庭医療学センター所長及びクリニック所長に就任。 2008年、医療法人北海道家庭医療学センターを設立し理事長 に就任。公職としては、日本プライマリ・ケア連合学会副理事 長、北海道医療対策協議会委員、室蘭市医師会監事。著書・訳書 に「家庭医療のエッセンス」、 「内なる診療」など。札幌市在住。. 013. 012.
(16) パネルディスカッション[14:00 〜 16:00]. パネルディスカッション. 「多職種で支える在宅医療の質の担保と継続性」. 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画. 第5回東京都在宅医療推進フォーラム 講演. 座長. 椎名 美恵子 [東京訪問看護ステーション協議会 副会長]. 座長. 渡邉 淳子 [わたクリニック 院長]. sat. 演者. 細野 笠原 田村 佐藤 栗岡 内田. 純 徳子 佳奈美 十美 清英 千惠子. 歯科医師/細野歯科クリニック 薬剤師/よつ葉薬局 管理栄養士/ NST 専門栄養療法士(JSPEN 認定) 訪問看護認定看護師 主任介護支援専門員 日本介護福祉士会 副会長. 概要. 資、24時間開局、24時間対応の問題などである。 管理栄養士にとっても在宅への介入は楽ではない。. 在宅歯科医療の質の担保と継続性 演者. 細野 純[(公社)東京都歯科医師会 地域保健医療常任委員会・高齢者保健医療常任委員会 委員長/細野歯科クリニック 歯科医師]. 1.はじめに. 力推進歯科医師等養成講習会「在宅歯科医療」の開催など、. 在宅歯科医療は歯科診療所などに通院が困難な要介護. 在宅療養支援歯科診療所の届け出に必要な研修会を重ね. 者に対して、歯科治療、口腔機能管理、専門的口腔ケア、摂. てきている。東京都歯科医師会は、在宅歯科医療を重要な. 食嚥下リハビリテーションなどを提供する包括的な歯科. 「かかりつけ歯科医機能」と位置づけ、地域の多職種と連携. 医療である。. しながら、質の高い在宅歯科医療を提供することを目的. 平成23年の厚労省の施設調査によると、全国で在宅歯. に、東京都8020運動推進特別事業として「在宅歯科医療研. 科医療サービスを実施している歯科医療施設の割合は、調. 修会」を年間4回のシリーズ研修会を平成19年度から毎年. 査月において、全国の歯科医療施設の約20.6%であり、増. 継続的に開催している。また、歯の健康力推進歯科医師等. 加傾向にあるものの、限られた歯科医療施設が在宅歯科医. 養成講習会(5日間コース)を3年間にわたって開催するな. 療を実施している。要介護者の約9割に歯科治療または、. ど、地域で在宅歯科医療を担う歯科医師、歯科衛生士の養. 専門的口腔ケアが必要とされているが、実際に歯科受診し. 成を図っており、現在まで延べ約3,000名の歯科医師、歯. た要介護者は約27%であるという報告があり、在宅歯科. 科衛生士が受講している。今後もさらに継続して、研修会. 医療の必要度と提供体制には差があるのが現状である。在. の開催を予定している。 . 宅歯科医療の推進と質の担保には、生活の場、暮らしの場. 3.在宅歯科医療の継続への課題. における歯科医療としてのかかわり方の「マインド」、歯科. 在宅歯科医療に参入する歯科診療所は増加しつつある. 治療には多くの器材が必要であり、安全な歯科医療を提供. が、東京都歯科医師会が平成23年に実施した在宅歯科医. するための「スキル」、地域の医療や介護との連携の「シス. 療についての調査によると、歯科訪問診療の実施状況は年. テム」、そして診療報酬などの経済的な「インセンティブ」. 間で約31%であり、比較的高年齢の歯科医師が多く実施. が求められる。これらの4つの条件がうまく重なることが. していたことが報告されている。永年の患者が要介護状態. 在宅医療における質の担保は重要である。常に質. 診療所との非常勤職員としての契約にまつわる問. の高い在宅医療が供給されているかというとそう. 題、地域活動(ヘルパーへの調理指導等)における報. ではない。東京大学高齢社会研究機構が行った柏プ. 酬の問題等があげられ、その活動は経済的に厳しい. ロジェクト内での多職種協働研修の有効性が指摘. との意見もある。. 継続性にも重要であり、今後、在宅歯科医療へ参入する歯. となり通院が困難になった場合には、かかりつけ歯科医機. されているため、今後もこのような研修の広まりが. 訪問看護については診療報酬改正ごとに、少しず. 科医師、歯科衛生士などの人材養成が鍵であるといえる。. 能として、歯科訪問診療を実施していると考えられる。し. 重要と考えられる。. つ報酬が増えてきているものの、在宅経験のない管. 2.在宅療養支援歯科診療所の現状と研修会について. かしながら、器材搬入のための車での移動やスタッフの確. それでも在宅医療の継続性という点では、医師の. 理者がステーションを開いてしまうこと、小規模の. 平成20年度の歯科診療報酬改定より、在宅又は社会福. 保、地域の医療連携システムなど歯科訪問診療を継続する. 高齢化という問題を除けば、経済的には2006年の. ステーションにおける24時間対応の問題、常に訪. 祉施設等における療養を歯科医療面から支援する歯科診. ための課題も多い。また、歯科訪問診療を行わない理由と. 診療報酬改定からは医師に対する報酬は手厚いも. 問看護師希望者が常に不足している問題などと直. 療所を「在宅療養支援歯科診療所」として位置づけており、. して「特に要請がない」が51.9%で最も多く、 「時間が無い」. のになっているため、大きな問題はないものと考え. 面している。. 地域における在宅歯科医療を担う中核として、その機能と. が27.5%であった。 「報酬が少ない」という理由は4.3%と. られる。しかし他職種はどうなのであろう。. さらに介護支援専門員においても、ケアマネジメ. 地域への展開が期待されている。在宅療養支援歯科診療所. 少なかったものの、現実には、歯科の診療報酬上の問題は. 歯科の立場からはどうなのか。生活支援における. ントの質の問題、所属する事業所との関係性、さま. の施設基準は、歯科訪問診療の実績があり、 「高齢者の心. 大きいと考えられる。. 食支援には重要な意味があり、その役割に期待して. ざまな家族の要望とリハビリテーションとのバラ. 身の特性、口腔機能管理、緊急時の対応等に係る適切な研. 本シンポジュームでは、これらの在宅歯科医療の現状と課. いる職種でもある。しかし在宅医療に参入する歯科. ンス、医療の敷居の高さ、など、多くの問題がある。. 修」を修了した常勤歯科医師の配置、歯科衛生士の配置、在. 題を踏まえ、皆様とディスカッションができればと考える。. 診療所は決して多くない。その理由には経済的な問. さらに経済的には報酬は十分なのであろうか。. 題、地域における歯科の役割に差がある問題等があ. いかに質を担保し、今後も在宅医療により多くの. ると言われている。. 多職種が参入し、継続していくためには何が必要な. また、調剤薬局にも問題が山積している。一馬力. のであろうか。このような視点に対して各シンポジ. 調剤薬局の訪問中来局患者への対応、介護保険居宅. ストから建設的な意見交換を期待するものである。. 療養管理指導料契約の問題、無菌調剤設備への投. 宅医療を担う医科の保険医療機関や介護・福祉サービスの 担当者との連携、後方支援の機能を有する別の保険医療機 関との連携などが挙げられている。在宅歯科医療を担う歯 科診療所として定められた研修を終了した歯科医師の配 置や地域医療連携が義務付けられていることから、一定の 質を担保しているといえよう。しかしながら、都道府県に よって届け出の割合には大きな差があるのが現状であり、 平成25年度では、全国で5,529施設、届け出の割合は増加. 02 14 sat. 略 歴 昭和50年 日本歯科大学卒業 同年 虎の門病院専修医 昭和52年 虎の門病院歯科 昭和55年 東京都大田区に開業 平成6年4月 ~平成14年3月 (社)東京都大田区大森歯科医師会理事 平成13年4月~現在(社)東京都歯科医師会高齢者保健医療常任委員会委員長 平成21年4月~現在(社)東京都歯科医師会地域保健医療常任委員会委員長. 傾向ではあるが、全歯科診療所の約7.2%となっており、. (公社)日本歯科医師会地域保健委員会委員、. 東京都では平成26年10月現在、455施設となっている。. (公社)日本歯科医師会日本歯科総合研究機構. 日本歯科医師会、都道府県歯科医師会などは、歯の健康. サブホール. サブホール. 02 14. 「多職種で支える在宅医療の質の担保と 継続性」. 在宅歯科医療推進サポート班メンバー. 015. 014.
(17) パネルディスカッション. パネルディスカッション. 「多職種で支える在宅医療の質の担保と継続性」. 「多職種で支える在宅医療の質の担保と継続性」. 日本プライマリ・ケア連合学会共催企画. sat. 講演. 質を担保し、より多くの多職種が参入し、 継続していくために必要なこと. フリーランス管理栄養士としての在宅栄養ケアへの取り組み ~現状と課題~. 演者. 笠原 徳子[よつ葉薬局 代表取締役/国分寺市薬剤師会理事]. 地域包括ケアシステムの構築のキーワードは「地域」と. 演者. 田村 佳奈美[かとう内科クリニック/高岡駅南クリニック 管理栄養士]. ディネートの構築に役立つ。. 在宅栄養ケアの現状と問題点. 「統合」である。地域においてより多くの職種が協働して、. 続いて、薬剤師の質を担保し、より多くの薬局および薬. 現在、管理栄養士および栄養士は病院や施設、学校な. 各々の専門性を前提に、目的と情報を共有し、業務を分担. 剤師が喜びとやりがいをもって在宅医療に参入し継続し. どの教育、企業等々さまざまな職域で活動している。し. しつつも互いに連携・補完し合い、生活者の選択・覚悟を. ていくために必要なことについて考察する。在宅医療への. かし地域、特に在宅での栄養ケアへの取り組みは他職種. 尊重し、心身の状態に応じて最大限に生活の質が確保され. 参入の障害、課題については、日本薬剤師会の調査報告も. に比べて大きく遅れをとっている現状にある。その主な. た状態を維持するために、また生活者のみならず国家の経. ある。制度的、経済的な課題はあるが、敢えて、精神的な障. 要因は、地域医療や在宅ケアを中心に行っている開業医. 済性をも考慮した効率的で切れ目のない医療・介護支援を. 害について考察してみる。. (クリニック)での管理栄養士の雇用率が低いこと、更に. 行うために必要なことについて考察する。. 薬剤師は、医薬品、医療材料・衛生材料、日用品、健康補助. は訪問看護ステーションや地域支援センターなどにも、. 過去50年間の成功者をメタ解析した著書「7つの習慣」. 食品など「モノ」を介して人々とつながっていることが多い. 管理栄養士という職種そのものが、まだまだ進出、雇用. (スティーブンRコヴィー著)は、成功には普遍的な原理・. ため、単なる小売業のようなイメージを持たれやすい。し. されていない現状が大きいと考える。近年、病院や施設. 原則があると結論付けている。それは「関係づくりに成功. かし、薬剤師が提供する「モノ」は「情報」が適正に伴って生. ではNSTやNCMの普及、定着が進み、医療現場や施設で. する」ことであった。地域包括ケアの質の担保と継続を成. 命をささえている。 「モノ」が適正に利用されているか、体調. の栄養ケアの必要性や重要性は浸透してきているが、日. 功させるキーワードも関係づくりにあると思われる。利用. やADLに影響していないかなどを薬剤師は評価し、人々の. 本の医療現場の状況や高齢化による福祉施設等の現状か. 者とその家族、そして医療・介護に携わるすべての職種の. QOLの維持、向上に努めている。常に安全性、有効性、経済. らも、今後は地域、在宅での栄養ケアを含めた多職種連. 関係づくり、つながりに成功することである。個々人は勿. 性を念頭に支援しているのだ。また、薬局には健康相談や薬. 携が必要かつ重要であると考える。私は東日本大震災を. 論だが、各職種間で信頼関係が構築され、コンセンサスの. 以外の買い物を含めて様々な人が来局するため、何らかの. キッカケに、NSTを実践していた職場(病院)を退職し、現. 得られた業務のやり取りがある程度マニュアル、システム. 支援が必要になったとき、薬に関する情報に限らず、生活支. 在はフリーランスの管理栄養士として地域活動を行って. 化され、タイムラグのない情報共有やそのツールなどがイ. 援や福祉を含めた他職種につなぐ機能も有している。とこ. いる。現在は、被災者支援やクリニックでの栄養相談が、. ンフラ整備され、臨機応変に流動的に補完されるような関. ろが、在宅医療の現場で、薬剤師の仕事を「薬の配達」と耳に. まだまだ中心の活動ではあるが、今後は在宅での栄養ケ. 係づくりができると、生活者も支援者も自立・自発的に、や. することがある。薬剤師自身がその専門性を自覚せず、ま. アを多職種と共に行って行きたいと考えている。そんな. りがい、喜び、楽しむ感覚をもって頑張ることができる。. た多職種とのコミュニケーションを怠ってきたことに原因. 中、ひとつの取り組みとして、在宅医療を行っているクリ. これら関係づくりの理想的な状態を想像してみる。ま. があることは否めないが、薬剤師の仕事を適正に表してい. ニックとも契約し、その業務の中で、在宅ケアを行ってい. ず、多職種は生活者の居宅療養の目的を共有している必要. ないばかりか、やりがいのない表現となっている。 「合法ド. る、ヘルパーさんへの調理指導、相談などを開始した。ヘ. がある。そして、各々の職種は専門性を尊重しつつ連携す. ラッグ」も誤解を与えやすいため、現在では「危険ドラッグ」. ルパーさん等は、在宅で調理を行う中で、さまざまな「栄. る。生活者を不安に陥れないためにも、多職種は決して互. と呼称を改めている。診療報酬上は「居宅療養管理指導」と. 養や食」の悩み、問題に直面し、相談先もなく奔走してい. いを否定せず、突き放さない。気軽に相談、連絡できる関係. 表現されるが、薬剤師による配薬、医薬品の適正使用のサ. る現状が、勉強会を通し見えてきた。私の管理栄養士とし. になっている。また、全体の情報を共有しつつも、自分の職. ポートをイメージしやすい呼称はないものだろうか。. ての地域、在宅栄養ケアへの活動は、まだまだ始まったば. 種の専門性、役割を自覚している。さらに、関与している 人々の連携マップ(結びつきの強さ、連絡先)の作成によっ て、連絡の順位、方法が明確化され、迅速な対応を可能に する。居宅へ移行するときの手順、地域連携パス、居宅療 養手順などもある程度、病態によって決められていると効 率的に連動することができる。がん末期と慢性疾患療養期 とでは居宅へ移行するときの時間的余裕は異なる。効率的 な連携により速やかに居宅の準備が進められる。これらを 支える各々の職種を数多く育てていくことも怠ってはい けない。以上の具現化は「在宅医療・介護連携推進事業にお ける取組内容」が明確に代弁してくれている。最終的には、 在宅医療・介護連携支援センター(仮称)の適切な地域コー. 略 歴 明 治 薬 科 大 学 卒 業。日 本 化 薬 株 式 会 社 総 合 研 究 所 勤 務。 U.C.Berkeley留 学( e年、生 物 化 学 科 )後、医 薬 関 連 翻 訳 業 務に着任。その後、病院、薬局研修、勤務を経て1996年「薬剤 師 職 能 の 創 造 と 確 立 」を 目 標 に よ つ 葉 薬 局 を 開 設。2000年 U.C.S.F.にて、2001年U.W.にて薬剤師実務研修。2003年「地 域完結型医療チームにおける薬剤師職能の創造と確立」を目標 に2軒目を開設。2011年2軒を閉局し「地域包括ケアシステムの なかの健康ステーションとしての薬局および薬剤師職能の創造 と確立」を目標に地元国分寺市によつ葉薬局を移転し現在に至 る。国分寺市薬剤師会理事。認定実務実習指導薬剤師。学校薬剤 師。認定西東京地域糖尿病療養指導士。日本メディカルハーブ協 会認定ハーバルセラピスト。日本くすりと糖尿病学会評議員。じ ほう「もう対応に困らない糖尿病療養指導」ほか共著多数。. かりであるが、現在の取り組みの中での問題点や課題を、 この場を借りて、皆さんと考えてみたいと思う。. サブホール. サブホール. 02 14. 講演. 02 14 sat. 略 歴 1986年 福島女子短期大学(現、福島学院大学) 食物栄養科卒業 栄養士免許取得 ダイヤ食品サービス入社 (神奈川県、横浜市勤務) 1987年 千葉医院入職 (東京都、大森勤務) 1989年 南千住病院入職(東京都、南千住勤務) 1992年 金森和心会 雲雀ヶ丘病院入職 1993年 管理栄養士免許取得 2004年 栄養サポートチーム専門栄養療法士 (日本静脈経腸栄養学会JSPEN認定) 福島県立相馬看護専門学校 非常勤講師(7年間) 2005年 独立行政法人 労働者健康福祉機構 福島労災病院 入職 同病院NSTディレクター就任 2007年 福島労災病院院栄養サポートセンター長補佐就任 2011年~(医)かとう内科クリニック非常勤管理栄養士 (医)山内クリニック非常勤管理栄養士 (医)高岡駅南クリニック(富山県) (公)福島県看護協会非常勤管理栄養士 (被災者支援サポートチーム) (有)ネットワーク調剤 非常勤管理栄養士 [学会・社会活動など] 日本褥瘡学会評議委員(評議員等選出検討委員、 チーム医療推進委員兼任) 日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会理事 日本在宅栄養管理学会評議員 宮城大学宮城認定看護師スクール非常勤講師 日本看護協会看護研修学校認定看護師教育課程 (皮膚・排泄ケア学科)非常勤講師 京都橘大学認定看護師教育課程(皮膚・排泄ケア) 非常勤講師 東部ガスいわき営業所料理教室講師. 017. 016.
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