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Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド, リリース

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Oracle9i Application Server for UNIX

インストレーション・ガイド

リリース 1.0.2.2

2001 年 10 月 部品番号 : J04351-01

(2)

Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド , リリース 1.0.2.2 部品番号 : J04351-01

原本名:Oracle9i Application Server Installation Guide, Release 1 (v1.0.2.2) for AIX-Based Systems, Compaq Tru64 UNIX, HP 9000 Series HP-UX, Linux Intel, and Sun Solaris Intel

原本部品番号:A90375-01

原本協力者:Priya Darshane, Sanjay Singh, Francisco Abedrabbo, Biju Albert, John Bassett, Warren Briese, Julianna Button, Jaymes Clere, Daniel Damon, Mike De Groot, Thomas Fillenwarth, Helen Grembowicz, Yuning He, Mariyln Hollinger, Pavana Jain, Deanna Kitis, Lisa Kohn, Arun Kumar, John Lang, Susan Leveille, Jeremy Lizt, Sheryl Maring, Andy Page, Scott Peterson, Tony Quan, M.V. Satyanarayana, Sandhya Sridharan, Mark Templeton, Liz Trojan, Micheal Wei

Copyright © 2001, Oracle Corporation. All rights reserved. Printed in Japan. 制限付権利の説明 プログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)の使用、複製または開示は、オラクル社との契 約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権に関する法律に より保護されています。 当プログラムのリバース・エンジニアリング等は禁止されております。 このドキュメントの情報は、予告なしに変更されることがあります。オラクル社は本ドキュメントの無 謬性を保証しません。 * オラクル社とは、Oracle Corporation(米国オラクル)または日本オラクル株式会社(日本オラクル) を指します。 危険な用途への使用について オラクル社製品は、原子力、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーション を用途として開発されておりません。オラクル社製品を上述のようなアプリケーションに使用すること についての安全確保は、顧客各位の責任と費用により行ってください。万一かかる用途での使用により クレームや損害が発生いたしましても、日本オラクル株式会社と開発元である Oracle Corporation(米 国オラクル)およびその関連会社は一切責任を負いかねます。 当プログラムを米国国防総省の米国政府 機関に提供する際には、『Restricted Rights』と共に提供してください。この場合次の Notice が適用され ます。

Restricted Rights Notice

Programs delivered subject to the DOD FAR Supplement are "commercial computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs, including documentation, shall be subject to the licensing restrictions set forth in the applicable Oracle license agreement. Otherwise, Programs delivered subject to the Federal Acquisition Regulations are "restricted computer software" and use, duplication, and disclosure of the Programs shall be subject to the restrictions in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software - Restricted Rights (June, 1987). Oracle Corporation, 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このドキュメントに記載されているその他の会社名および製品名は、あくまでその製品および会社を識 別する目的にのみ使用されており、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

(3)

i

目次

目次

目次

目次

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに ... vii

1

要件

要件

要件

要件

ハードウェア要件 ハードウェア要件ハードウェア要件 ハードウェア要件 ... 1-2 ソフトウェア要件 ソフトウェア要件ソフトウェア要件 ソフトウェア要件 ... 1-3 保証されているソフトウェア 保証されているソフトウェア保証されているソフトウェア 保証されているソフトウェア ... 1-6 Oracle9iAS クライアントの要件クライアントの要件クライアントの要件クライアントの要件 ... 1-6 制限事項 制限事項制限事項 制限事項 ... 1-7

2

概念およびインストール前の作業

概念およびインストール前の作業

概念およびインストール前の作業

概念およびインストール前の作業

Oracle9i Application Server についてについてについてについて ... 2-2 Oracle9i Application Server のコンポーネント ... 2-3 追加コンポーネント ... 2-7 使用可能な製品 ... 2-7 インストール前の作業 インストール前の作業インストール前の作業 インストール前の作業 ... 2-9 インストールの概要 ... 2-9 環境変数の設定 ... 2-11 Compaq Tru64 UNIX のリアルタイム・クロック・デバイス ... 2-15 UNIX アカウントおよびグループの作成 ... 2-16 ロケールの選択 ... 2-18 移行 ... 2-19 ポートの割当て ... 2-19 インストール・オプション固有のインストール前の作業の完了 ... 2-19 Minimal Edition ... 2-20

(4)

ii

Standard Edition ... 2-22 Enterprise Edition ... 2-22

Oracle Universal Installer についてについてについて ... 2-27について oraInventory ディレクトリ ... 2-27 Oracle Universal Installer の起動 ... 2-28

3

Minimal Edition

インストール作業 インストール作業インストール作業 インストール作業 ... 3-2 ディスクの変更 ディスクの変更ディスクの変更 ディスクの変更 ... 3-21 root.sh の実行の実行の実行の実行 ... 3-22 構成ツール 構成ツール構成ツール 構成ツール ... 3-24 インストール後の作業 インストール後の作業インストール後の作業 インストール後の作業 ... 3-26 コンポーネント固有の作業 ... 3-26 コンポーネントの起動と停止 ... 3-27 コンポーネントの Web サイト ... 3-27 コンポーネントのポート番号 ... 3-28

4

Standard Edition

インストール作業 インストール作業インストール作業 インストール作業 ... 4-2 ディスクの変更 ディスクの変更ディスクの変更 ディスクの変更 ... 4-25 root.sh の実行の実行の実行の実行 ... 4-26 構成ツール 構成ツール構成ツール 構成ツール ... 4-28 インストール後の作業 インストール後の作業インストール後の作業 インストール後の作業 ... 4-30 コンポーネント固有の作業 ... 4-30 コンポーネントの起動と停止 ... 4-31 コンポーネントの Web サイト ... 4-31 コンポーネントのポート番号 ... 4-32

5

Enterprise Edition

インストール作業 インストール作業インストール作業 インストール作業 ... 5-2 ディスクの変更 ディスクの変更ディスクの変更 ディスクの変更 ... 5-24 root.sh の実行の実行の実行の実行 ... 5-25 構成ツール 構成ツール構成ツール 構成ツール ... 5-27 インストール後の作業 インストール後の作業インストール後の作業 インストール後の作業 ... 5-29

(5)

iii 環境スクリプト ... 5-29 コンポーネント固有の作業 ... 5-30 コンポーネントの起動と停止 ... 5-38 コンポーネントの Web サイト ... 5-39 コンポーネントのポート番号 ... 5-40

6

非対話モードのインストール

非対話モードのインストール

非対話モードのインストール

非対話モードのインストール

概要 概要概要 概要 ... 6-2 要件 要件要件 要件 ... 6-2 レスポンス・ファイルの設定 レスポンス・ファイルの設定レスポンス・ファイルの設定 レスポンス・ファイルの設定 ... 6-2 レスポンス・ファイルの指定 レスポンス・ファイルの指定レスポンス・ファイルの指定 レスポンス・ファイルの指定 ... 6-3 エラー処理 エラー処理エラー処理 エラー処理 ... 6-4 レスポンス・ファイルの値の妥当性チェック レスポンス・ファイルの値の妥当性チェックレスポンス・ファイルの値の妥当性チェック レスポンス・ファイルの値の妥当性チェック ... 6-4

7

Oracle9i Application Server のアンインストールと再インストール

のアンインストールと再インストール

のアンインストールと再インストール

のアンインストールと再インストール

アンインストール

アンインストールアンインストール

アンインストール ... 7-2 Oracle Installer を使用したアンインストール ... 7-3 Oracle9iAS Database Cache のアンインストール ... 7-6 Oracle Management Server のアンインストール ... 7-7 Oracle Universal Installer を使用したアンインストール ... 7-13 再インストール

再インストール再インストール

再インストール ... 7-17

A

構成ツール

構成ツール

構成ツール

構成ツール

Net8 Configuration Assistant ... A-2

Oracle9iAS Database Cache Configuration Assistant ... A-2

Oracle9iAS Portal Configuration Assistant ... A-7

Oracle Database Configuration Assistant ... A-16

Oracle Management Server Configuration Assistant ... A-17

B

Oracle9i Application Server Administrative and Development Client

CD-ROM のインストール

のインストール

のインストール

のインストール

Oracle Enterprise Manager Client ... B-2 Oracle Enterprise Manager Console ... B-2 DBA Management Pack ... B-2 インストール ... B-2

(6)

iv

Oracle9iAS SOAP クライアントクライアントクライアントクライアント ... B-3 インストール ... B-3

Oracle9i Application Server Wireless Edition クライアントクライアントクライアントクライアント ... B-4 Oracle9iAS Wireless Service Designer ... B-4 Oracle9iAS Wireless Web Integration Developer ... B-4 インストール ... B-5 Web Integration Developer の設定 ... B-5

C

Oracle9iAS Containers for J2EE(

(OC4J)のインストール

)のインストール

)のインストール

)のインストール

概要 概要概要 概要 ... C-2 OC4J のインストールのインストールのインストールのインストール ... C-2 要件 ... C-2 基本インストール ... C-2 デフォルトの Web サーバーのテスト ... C-3

D

追加コンポーネントのインストール

追加コンポーネントのインストール

追加コンポーネントのインストール

追加コンポーネントのインストール

概要 概要概要 概要 ... D-2 追加コンポーネント 追加コンポーネント追加コンポーネント 追加コンポーネント ... D-2 Oracle Internet Directory ... D-2

E

Oracle HTTP Server powered by Apache での

での

での

での SSL の使用

の使用

の使用

の使用

証明書要求の生成

証明書要求の生成証明書要求の生成

証明書要求の生成 ... E-2

SSL を使用するためのを使用するためのを使用するための httpd.conf ファイルの変更を使用するための ファイルの変更ファイルの変更ファイルの変更 ... E-3

F

Oracle9iAS Wireless のインストール後の作業

のインストール後の作業

のインストール後の作業

のインストール後の作業

Oracle9iAS Wireless Web Integration Server の設定の設定の設定の設定 ... F-2 AIX-Based Systems、HP 9000 Series HP-UX および Linux Intel における

Oracle9iAS Wireless の設定 ... F-2 Compaq Tru64 UNIX および Sun Solaris Intel における Oracle9iAS Wireless の設定 ... F-3

AIX、、、、HP、、、、Tru64 およびおよびおよびおよび Solaris Intel のの Oracle9iAS Wireless 設定パラメータの 設定パラメータ設定パラメータ ... F-4設定パラメータ

Linux Intel のののの Oracle9iAS Wireless の設定パラメータの設定パラメータの設定パラメータ ... F-6の設定パラメータ

Oracle9iAS Wireless の設定の検証の設定の検証の設定の検証の設定の検証 ... F-8

索引

索引

索引

索引

(7)

v

はじめに

はじめに

はじめに

はじめに

このマニュアルでは、Oracle9i Application Server のインストール・プロセスについて説明

します。「はじめに」には、次のトピックが含まれます。

■ 対象読者

■ このマニュアルの編成 ■ マニュアルの表記規則

(8)

vi

対象読者

対象読者

対象読者

対象読者

このインストレーション・ガイドは、システム管理者および Oracle 製品のインストールを 担当する方を対象にしています。クライアント / サーバーの関係およびデータベースの概念 に関する知識も必要です。

このマニュアルの編成

このマニュアルの編成

このマニュアルの編成

このマニュアルの編成

このマニュアルには、次の章が含まれています。 第 第第 第 1 章「要件」章「要件」章「要件」章「要件」

この章では、Oracle9i Application Server に必要なハードウェアとソフトウェア、および Oracle9iAS Wireless Edition クライアントの要件について説明します。

第 第第

第 2 章「概念およびインストール前の作業」章「概念およびインストール前の作業」章「概念およびインストール前の作業」章「概念およびインストール前の作業」

この章では、Oracle9i Application Server の基本概念およびインストール前の作業について 説明します。

第 第第

第 3 章「章「章「章「Minimal Edition」」」」

この章では、Oracle9i Application Server の Minimal Edition のインストール手順およびイン ストール後の作業について説明します。

第 第第

第 4 章「章「章「章「Standard Edition」」」」

この章では、Oracle9i Application Server の Standard Edition のインストール手順およびイ ンストール後の作業について説明します。

第 第第

第 5 章「章「章「章「Enterprise Edition」」」」

この章では、Oracle9i Application Server の Enterprise Edition のインストール手順およびイ ンストール後の作業について説明します。

第 第第

第 6 章「非対話モードのインストール」章「非対話モードのインストール」章「非対話モードのインストール」章「非対話モードのインストール」

この章では、Oracle9i Application Server の非対話モードでのインストール手順について説 明します。

第 第第

第 7 章「章「章「章「Oracle9i Application Server のの アンインストールと再インストール」のアンインストールと再インストール」アンインストールと再インストール」アンインストールと再インストール」

この章では、Oracle9i Application Server のアンインストールおよび再インストールの手順 について説明します。

付録 付録付録

付録 A「構成ツール」「構成ツール」「構成ツール」「構成ツール」

この付録では、Oracle9i Application Server の設定に使用する、各コンポーネント固有の Configuration Assistant の実行手順について説明します。

(9)

vii

付録 付録付録

付録 B「「Oracle9i Application Server Administrative and Development Client CD-ROM「 の

のの

の インストール」インストール」インストール」インストール」

この付録では、Oracle9i Application Server Administrative and Development Client CD-ROM の概要およびインストール手順について説明します。

付録 付録付録

付録 C「「Oracle9iAS Containers for J2EE(「 ((OC4J)のインストール」( )のインストール」)のインストール」)のインストール」

この付録では、Oracle9iAS Containers for J2EE の概要とインストール手順について説明しま す。

付録 付録付録

付録 D「追加コンポーネントのインストール」「追加コンポーネントのインストール」「追加コンポーネントのインストール」「追加コンポーネントのインストール」

この付録では、Oracle9i Application Server の追加コンポーネントと、その基本的なインス トール手順について説明します。

付録 付録付録

付録 E「「「「Oracle HTTP Server powered by Apache でのでのでのでの SSL の使用」の使用」の使用」の使用」

この付録では、Oracle HTTP Server powered by Apache で SSL を使用する方法を説明しま す。 付録 付録付録 付録 F「「「「Oracle9iAS Wireless のののの インストール後の作業」インストール後の作業」インストール後の作業」インストール後の作業」 この付録では、Oracle9iAS Wireless のインストール後の作業について説明します。

マニュアルの表記規則

マニュアルの表記規則

マニュアルの表記規則

マニュアルの表記規則

この項では、このマニュアルのテキストおよびコード例に使用されている表記規則について 説明します。ここで説明する内容は、次のとおりです。 ■ テキストの表記規則 ■ コード例の表記規則

(10)

viii

テキストの表記規則

テキストの表記規則

テキストの表記規則

テキストの表記規則

特別な用語を識別しやすいように、テキスト内では様々な表記規則が使用されています。次 の表で、これらの表記規則について説明し、その使用例を示します。 表記規則 表記規則表記規則 表記規則 意味意味意味意味 例例例例 太字 太字太字 太字 太字は、テキスト内で定義されている用語、 用語集に含まれている用語、またはその両 方に該当する用語を示します。 この句を指定することにより、索引構成表索引構成表索引構成表索引構成表が作成 されます。 大文字の固定幅 フォント 大文字の固定幅フォントは、システムに よって提供される要素を示します。これら の要素には、パラメータ、権限、データ型、 RMAN キーワード、SQL キーワード、 SQL*Plus またはユーティリティのコマン ド、パッケージ、メソッド、システム提供 の列名、データベース・オブジェクトおよ び構造体、ユーザー名およびロールが含ま れます。 この句は、NUMBER 列にのみ指定可能です。 データベースをバックアップするには、BACKUP コマンドを使用します。 USER_TABLES データのディクショナリ・ビュー の TABLE_NAME 列を問い合せます。 DBMS_STATS.GENERATE_STATS プロシージャを 使用します。 小文字の固定幅 フォント 小文字の固定幅フォントは、実行可能ファ イル、ファイル名、ディレクトリ名および ユーザー定義要素のサンプルを示します。 これらの要素には、コンピュータ名、デー タベース名、ネット・サービス名および接 続識別子、さらにユーザー定義のデータ ベース・オブジェクトおよび構造体、列名、 パッケージおよびクラス、ユーザー名およ びロール、プログラムの単位およびパラ メータ値が含まれます。 注意 注意注意 注意 : 一部のプログラム要素では、大文字 と小文字の両方が使用されています。これ らの要素は、表示されているとおりに入力 してください。 sqlplus と入力し、SQL*Plus を開きます。 パスワードは orapwd ファイルで指定されていま す。 /disk1/oracle/dbs ディレクトリ内のデータ ファイルおよび制御ファイルのバックアップを作 成します。 department_id、department_name および location_id 列は、hr.departments 表内に存 在します。 QUERY_REWRITE_ENABLED 初期化パラメータを true に設定します。 oe ユーザーで接続します。 JRepUtil クラスにより、これらのメソッドがイ ンプリメントされます。 小文字の固定幅 フォントのイタ リック体 小文字の固定幅フォントのイタリック体は、 プレースホルダまたは変数を示します。 変数を強調するために、山カッコが使用さ れる場合もあります。 parallel_clause を指定できます。 Uold_release.SQL を実行します。old_ release は、アップグレード前にインストール済 みのリリースを示します。 ファイルは、<date>_<time>.log に保存されま す。

(11)

ix

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例の表記規則

コード例では、SQL、PL/SQL、SQL*Plus またはその他のコマンドライン構文が示されま す。これらには、次の例のように、固定幅フォントが使用され、一般のテキストと区別して 表示されます。

SELECT * FROM DBA_USERS WHERE USERNAME = 'MIGRATE';

次の表で、コード例に使用される表記規則を説明し、使用例を示します。 表記規則 表記規則表記規則 表記規則 意味意味意味意味 例例例例 [ ] 大カッコ内には、1 つ以上のオプションの項 目が含まれます。大カッコは入力しないで ください。

DECIMAL (digits [ , precision ])

{ } 中カッコ内には 2 つ以上の項目が含まれ、 そのうちの 1 つが必須であることを示しま す。中カッコは入力しないでください。 {ENABLE | DISABLE} | 縦線は、大カッコまたは中カッコ内の選択 肢を示します。これらのオプションのうち の 1 つを入力します。縦線は入力しないで ください。 {ENABLE | DISABLE} [COMPRESS | NOCOMPRESS] ... 横方向の省略記号は、次のいずれかを示し ます。 ■ コード中で例に直接関係のない部分が 省略されている。 ■ コードの一部が繰返し可能である。

CREATE TABLE ...AS subquery;

SELECT col1, col2, ..., coln FROM employees; . . . 縦方向の省略記号は、コード中で、例に直 接関係のない行が何行か省略されているこ とを示します。 その他の表記 大カッコ、中カッコ、縦線および省略記号 以外の記号は、表示されているとおりに入 力する必要があります。 acctbal NUMBER(11,2);

acct CONSTANT NUMBER(4) := 3;

イタリック体 イタリック体のテキストは、プレースホル ダまたは特定の値を指定する必要のある変 数を示します。

CONNECT SYSTEM/system_password DB_NAME = database_name

(12)

x このマニュアルでは、UNIX プラットフォームの名前に略称を使用しています。 使用してい る略称は次のとおりです。 大文字 大文字で表記されている部分は、システム で定義されている要素を示します。ユー ザーが定義する用語と区別するために、こ れらの用語は大文字で表記されます。用語 が大カッコで囲まれている場合を除いて、 表示されている順序およびスペルのとおり に入力します。ただし、これらの用語には 大文字・小文字の区別がないため、小文字 で入力しても構いません。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;

SELECT * FROM USER_TABLES; DROP TABLE hr.employees;

小文字 小文字で表記されている部分は、ユーザー が指定するプログラム要素を示します。た とえば、小文字は表、列またはファイルの 名前を示します。 注意 注意注意 注意 : 一部のプログラム要素では、大文字 と小文字の両方が使用されています。これ らの要素は、表示されているとおりに入力 してください。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;

sqlplus hr/hr

CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3MU9;

プラットフォーム プラットフォームプラットフォーム

プラットフォーム 略称略称略称略称 AIX-Based Systems AIX HP 9000 Series HP-UX HP

Linux Intel Linux

Sun Solaris Intel Solaris Intel Compaq Tru64 UNIX Tru64 表記規則

表記規則表記規則

(13)

要件 1-1

1

要件

要件

要件

要件

この章では、Oracle9i Application Server のインストールに必要なハードウェアとソフト ウェアおよび Oracle9iAS クライアントに関する情報について説明します。 この章には、次の トピックが含まれています。 ■ ハードウェア要件 ■ ソフトウェア要件 ■ 保証されているソフトウェア ■ Oracle9iAS クライアントの要件 ■ 制限事項

(14)

ハードウェア要件

1-2 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

ハードウェア要件

ハードウェア要件

ハードウェア要件

ハードウェア要件

Oracle9i Application Server のハードウェア要件は、次の表のとおりです。

次の点に注意してください。

■ このディスク領域は、1 台のディスク上で使用可能になっている必要があります。

Oracle9i Application Server では、複数のディスクにまたがったインストールはサポー トしていません。

■ オリジナル・データベースには、最低、次の空きディスク領域が必要です。

システム表領域 : 1GB

ユーザー表領域 : 400MB

Standard Edition のみのみのみのみ : Oracle Enterprise Java Engine データベースのインストールには、 Oracle9i Application Server のマシン上にさらに 430MB のディスク領域が必要です。 データ ベース・ファイルは、Oracle9i Application Server の Oracle ホームと同じディスクにインス トールする必要はありません。 ハードウェア ハードウェアハードウェア ハードウェア 項目 項目項目 項目 プラット プラットプラット プラット フォーム フォームフォーム フォーム 要件要件要件要件

CD-ROM すべて RockRidge ISO9660 フォーマット

CPU AIX すべての AIX 互換プロセッサ

HP HP-UX 11.0 用 HP 9000 Series HP-UX プロセッサ(32 ビットまた は 64 ビット)

Linux Pentium Pro 以上 Solaris

Intel Pentium Pro 以上 Tru64 Alpha プロセッサ ディスク領域 すべて Minimal Edition: 1GB 未満 Standard Edition: 1.7 ~ 2GB Enterprise Edition: 4 ~ 5GB メモリー すべて 256MB スワップ領域 すべて 512MB または RAM 容量の 2 倍のいずれか大きい方

(15)

ソフトウェア要件

要件 1-3

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件

ソフトウェア要件

Oracle9i Application Server のソフトウェア要件は、次の表のとおりです。 最新情報は、次の URL より、「Oracle Internet Support Center」→「技術情報 - Oracle 製品 FAQ」を参照して ください。

http://www.oracle.co.jp/support/

Oracle9i Application Server のソフトウェア要件は、次の表のとおりです。 ■ 表 1-1に、AIX-Based Systems のソフトウェア要件を示します。

■ 表 1-2に、Compaq Tru64 UNIX システムのソフトウェア要件を示します。 ■ 表 1-3に、HP 9000 Series HP-UX のソフトウェア要件を示します。 ■ 表 1-4に、Linux Intel のソフトウェア要件を示します。

■ 表 1-5に、Sun Solaris Intel のソフトウェア要件を示します。

表 表表 表 1-1 AIX-Based Systems のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件 項目 項目項目 項目 要件要件要件要件 オペレーティング・ システムおよび JDK AIX 4.3.2 と JDK 1.1.8.3、および次に示すソフトウェア・パッチ AIX 4.3.3、および JDK 1.2.2 または JDK 1.1.8.3 AIX 4.3.2 の オペレーティング・ システムのパッチ

IX72696 Segmentation fault can occur in WALK_LIBS(LOADANDINIT())

IX81863 AIX process hangs in listlio and liowait IX85104 msgget() returns a negative number

IX87313 64-bit application buffer cannot cross segment boundary IX87382 Socket lock problem for AF_UNIX

IX89087 Thread doing AIO hangs in stress test IX89552 System crashes with corrupted stack IY02407 AIO bug in v_movep

IY03412 aio_nwait system call

1Y05995 Thread missed wakeup in aio_nwait()

1Y07276 aio_suspend returns without I/O completion on 00/03/09 PTF pechange

1Y01050 Support for non-root access to kernel perf stat ウィンドウ・

マネージャ dtwm、twm および olwm など、IBM AIX のウィンドウ・マネージャでサポートされており、Motif をサポートしているものはすべて使用可能。

(16)

ソフトウェア要件

1-4 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

表表

表 1-2 Compaq Tru64 UNIX システムのソフトウェア要件システムのソフトウェア要件システムのソフトウェア要件システムのソフトウェア要件 項目

項目項目

項目 要件要件要件要件 オペレーティング・

システム Compaq Tru64 UNIX 4.0d-g、5.0、5.0a または 5.1 ソフトウェア JDK 1.1.8 および 1.2.2 オペレーティング・ システムのパッチ 4.0d patchkit 8 以上 4.0e patchkit 4 以上 4.0f patchkit 2 以上 4.0g patchkit 2 以上 5.0 patchkit 2 以上 5.0a patchkit 2 以上 5.1 patchkit 2 以上 オペレーティング・ システム・ パッケージ OSFLIBA、OSFPGMR および OSFCMPLRS サブセット。これらのサブ セットは、Compaq Tru64 UNIX オペレーティング・システムに含まれて います。 ウィンドウ・ マネージャ インストーラを実行するシステムに X Windows をインストールする必要 があります。 dtwm、twm、mwm など、Compaq でサポートされている X Windows サーバーで、Motif をサポートしているものはすべて使用可能 です。

Oracle9i Application Server リリース 1.0.2.2 では、キャラクタ・モードの インストールはサポートされていません。 グラフィック製品を実行するには、X 環境、Basic X Environment (OSF11)および X Servers(OSFSER)が必要です。 必須の実行ファイル /usr/ccs/bin ディレクトリに、実行ファイル make、ar、ld および nm が入っている必要があります。 シェル Korn シェルおよび Bourne シェル

(17)

ソフトウェア要件 要件 1-5 表 表表 表 1-3 HP 9000 Series HP-UX のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件 項目 項目項目 項目 要件要件要件要件 オペレーティング・ システム HP-UX 11.0(32 ビットまたは 64 ビット) ソフトウェア JDK 1.1.8.04 以上および 1.2.2 オペレーティング・ システムのパッチ Dart49、2000 年 6 月版パッチ・バンドル PHSS_21947 PHNE_20316 PHKL_21392 PHKL_21348 必須の実行ファイル /usr/ccs/bin ディレクトリに、実行ファイル make、ar、ld、 nm および cc が入っている必要があります。 シェル Korn シェル 表 表表 表 1-4 Linux Intel のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件 項目 項目項目 項目 要件要件要件要件 オペレーティング・

システム Linux Kernel 2.2.16-3 以上、glibc 2.1.3 注意

注意注意

注意 : Red Hat 6.0 上で glibc 2.1.3 を使用する場合は、次の rpm を インストールしてください。 glibc-2.1.3-21.i386.rpm glibc-devel-2.1.3-21.i386.rpm ソフトウェア JDK 1.1.8(1-7 ページの「JDK 1.2.2 への依存性」を参照) 注意 注意注意 注意 : JDK 1.3 を Linux Intel 上で使用する場合の詳細は、 『Oracle9i Application Server リリース・ノート追加情報』を参照

してください。

XFree86 Development 3.3.3.1 以上 Open Motif 2.1.30

(18)

保証されているソフトウェア

1-6 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

保証されているソフトウェア

保証されているソフトウェア

保証されているソフトウェア

保証されているソフトウェア

Oracle9i Application Server をインストールするには、Oracle データベースが必要です。 Oracle9i Application Server で保証されているソフトウェア(データベースを含む)の完全 なリストは、下記の URL より「Oracle Internet Support Center」→「技術情報 - Oracle 製品 FAQ」を参照してください。 http://www.oracle.co.jp/support/

Oracle9iAS クライアントの要件

クライアントの要件

クライアントの要件

クライアントの要件

Oracle9iAS クライアントのインストール要件は、次の表のとおりです。 表 表表

表 1-5 Sun Solaris Intel のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件のソフトウェア要件 項目 項目項目 項目 要件要件要件要件 オペレーティング・ システム Solaris 2.7 ソフトウェア JDK 1.1.8 および 1.2.2 オペレーティング・ システムのパッチ 11/99 パッチセット 106981-10 106542-09 関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : 付録 B「Oracle9i Application Server Administrative and Development Client CD-ROM の インストール」

ハードウェア項目 ハードウェア項目ハードウェア項目

ハードウェア項目 必須要件必須要件必須要件必須要件 オペレーティング・

システム Microsoft Windows NT 4.0(Service Pack 5.0 以上を適用) Microsoft Windows 2000 Service Pack 1 以上。Service Pack 1 以上 を使用しない場合、一部のコンポーネントが正しく動作しない可能 性があります。

CPU PentiumII 266MHz 以上

メモリー Oracle9iAS Wireless Service Designer およびOracle9iAS Wireless Web Integration Developer の両方を実行する場合は最低 64MB の RAM。Oracle9iAS Wireless Service Designer を実行する場合は最 低 32MB の RAM。

ディスク領域 Oracle9iAS Wireless Service Designer およびOracle9iAS Wireless Web Integration Developer の両方を実行する場合は 40MB。

(19)

制限事項 要件 1-7

制限事項

制限事項

制限事項

制限事項

この項では、次の制限事項について説明します。

■ Linux Intel の場合に Oracle9i Application Server リリース 1.0.2.2 に含まれていない製品 ■ Cache Server および Admin Server の ulimit 要件

■ Linux Intel への Oracle9iAS Portal のインストール

Linux Intel の場合に

の場合に

の場合に

の場合に Oracle9i Application Server リリース

リリース

リリース

リリース 1.0.2.2 に含まれて

に含まれて

に含まれて

に含まれて

いない製品

いない製品

いない製品

いない製品

Linux Intel では、Oracle9i Application Server の今回のリリースを使用したインストールの 場合、次のオプションは使用できません。

■ JDK 1.2 の JDBC(JDK 1.1 の JDBC はサポートされています) ■ XML SQL ユーティリティ

Cache Server および

および

および

および Admin Server の

の ulimit 要件

要件

要件

要件

Oracle Web Cache で Cache Server および Admin Server を起動する前に、次のコマンドを 使用して、データ・セグメントを 650MB に増加してください。

ulimit -d 650000

Linux Intel への

への

への

への Oracle9iAS Portal のインストール

のインストール

のインストール

のインストール

この項では、Linux Intel への Oracle9iAS Portal のインストールに関する情報を説明します。 Linux Intel 上で Oracle9iAS Portal を使用する場合には、JDK 1.2.2 の使用がサポートされま す。

JDK 1.2.2 への依存性への依存性への依存性 Oracle9iAS Portal は、Standard Edition および Enterprise Edition のイへの依存性 ンストール時にインストールされますが、Linux Intel では、これらのインストール・オプ ションにおいて Oracle9iAS Portal はサポートされていません。 Oracle9iAS Portal を使用する には、次のいずれかを実行する必要があります。

1. Oracle9iAS Portal オプションを選択せずに Standard Edition または Enterprise Edition をインストールする。 JDK 1.2.2 クライアント・システムに、JDK 1.2.2 が必要です。Windows NT 用の JDK 1.2.2 は、クライアント CD-ROM からインストール可能 です。システム環境パスで、JDK ディレクトリを先頭のエントリに 設定してください。 ハードウェア項目 ハードウェア項目ハードウェア項目 ハードウェア項目 必須要件必須要件必須要件必須要件

(20)

制限事項

1-8 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

2. Oracle9iAS Portal オプションを選択し、ステップ 1 で使用したものとは別の Oracle ホームに Minimal Edition をインストールする。

同じシステムで Oracle Server を実行している場合、この Oracle Server は、ステップ 1 およ び 2 で使用した Oracle ホームと異なる Oracle ホームにインストールする必要があります。 ステップ 2 でインストールした Oracle9iAS Portal オプションを実行する場合、JDK 1.2.2 が 必要です。

Oracle ホームのパス

ホームのパス

ホームのパス

ホームのパス

JDK を使用する場合、CLASSPATH の値の長さには制限があります。 Oracle ホームのパス が長く、jserv.conf ファイル内の wrapper.classpath エントリの数が多い場合、jserv プロ セスで問題が発生する可能性があります。 回避策としては、Oracle ホームのパスを短くして ください。

ファイルの場所

ファイルの場所

ファイルの場所

ファイルの場所

各プラットフォームの oratab および oraInst.loc ファイルの場所は次のとおりです。 表 表表 表 1-6 プラットフォームごとのファイルの場所プラットフォームごとのファイルの場所プラットフォームごとのファイルの場所プラットフォームごとのファイルの場所 プラットフォーム プラットフォームプラットフォーム プラットフォーム oratab oraInst.loc

AIX-Based Systems /etc /etc

HP 9000 Series HP-UX /etc /var/opt/oracle Linux Intel /var/opt/oracle /var/opt/oracle Sun Solaris Intel /var/opt/oracle /var/opt/oracle Compaq Tru64 UNIX /etc /var/opt/oracle

(21)

概念およびインストール前の作業 2-1

2

概念およびインストール前の作業

概念およびインストール前の作業

概念およびインストール前の作業

概念およびインストール前の作業

この章では、Oracle9i Application Server の基本概念およびインストール前の作業ステップ を説明します。次のトピックで、Oracle9i Application Server の概要、環境変数の設定、設 定オプションおよび Oracle Universal Installer の起動方法について説明します。

■ Oracle9i Application Server について ■ インストール前の作業

(22)

Oracle9i Application Server について

2-2 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

Oracle9i Application Server について

について

について

について

Oracle9i Application Server は、スケーラブルで安全性の高い中間層のアプリケーションで す。Oracle9i Application Server を使用して、Web コンテンツの配信、Web アプリケーショ ンの運営、バックオフィス・アプリケーションへの接続および携帯情報端末からのデータへ のアクセスなどが可能です。Oracle9i Application Server には、3 つのインストール・オプ ションがあります。

Minimal Edition: 必要最小限のアプリケーション・サポート機能を持つ軽量の Web サーバーを必要とする Web サイトにお薦めします。

Standard Edition: トランザクション型アプリケーション実行の最小限のサポートを必要 とする小規模 Web サイトにお薦めします。

Enterprise Edition: 大量のリクエストを処理し、トランザクション型アプリケーション 実行の強力なサポートを必要とする中規模から大規模の Web サイトにお薦めします。 Oracle9i Application Server リリース 1.0.2.2 には、Oracle9iAS Containers for J2EE(OC4J) が含まれています。 Oracle9iAS Containers for J2EE(OC4J)は、高速かつ軽量で非常にス ケーラブルな使いやすい Java2 Enterprise Edition(J2EE)コンテナで、すべて Java で作成 され、標準の Java Development Kit の仮想マシンで実行されます。J2EE Container は、 HTTP および RMI 接続を受け付ける JVM として稼動し、サーブレット、JSP および EJB に アクセスします。インストール手順を含め、詳細は、付録 C「Oracle9iAS Containers for J2EE(OC4J)のインストール」を参照してください。

(23)

Oracle9i Application Server について

概念およびインストール前の作業 2-3

Oracle9i Application Server のコンポーネント

のコンポーネント

のコンポーネント

のコンポーネント

表 2-1に、Oracle9i Application Server の 3 つのインストール・オプションと、各オプション でインストールされるコンポーネントを示します。その後で、各コンポーネントについて簡 単に説明します。

Oracle9iAS Database Cache

Oracle9iAS Database Cache は、頻繁に使用されるデータを中間層のマシンに格納しておく ことにより、Oracle データベースにアクセスするアプリケーションのパフォーマンスとス ケーラビリティを改善します。 Oracle9iAS Database Cache を使用すると、アプリケーション は、使用しない場合の数倍ものリクエストを処理できます。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : 各コンポーネントの詳細は、『Oracle9i Application Server 概 要』を参照してください。

表 表表

表 2-1 Oracle9i Application Server コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント コンポーネント

コンポーネントコンポーネント

コンポーネント Minimal Edition Standard Edition

Enterprise Edition

Oracle9iAS Database Cache

Oracle9iAS Discoverer

Oracle9iAS Forms Services

Oracle9iAS Portal ○ ○ ○

Oracle9iAS Reports Services

Oracle9iAS Web Cache

Oracle9iAS Wireless ○ ○ ○

Oracle Advanced Security ○ ○

Oracle Business Components for

Java(BC4J) ○ ○ ○

Oracle Database Client Developer

Kit ○ ○ ○

Oracle Enterprise Java Engine ○ ○

Oracle HTTP Server ○ ○ ○

Oracle LDAP Client Kit ○ ○ ○

(24)

Oracle9i Application Server について

2-4 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

Oracle9iAS Discoverer

Oracle9iAS Discoverer は、データ分析用のビジネス・インテリジェンス・ツールです。高い 評価を受けている Oracle9iAS Discoverer のユーザー・インタフェースを使用して、ユー ザーはデータベース・データのアクセスおよび分析が可能です。Oracle9iAS Discoverer に は、次の 2 つの製品があります。

Oracle9iAS Discoverer Plus は、栄誉ある賞を受賞した Windows 版 Discoverer のイン ターネット版です。Discoverer Plus を使用すると、ビジネス・ユーザーは、複雑なデー タベースの概念に関する知識がなくても、企業のデータベースのデータを取得し、分析 することが可能です。 Discoverer Plus では、ウィザードやメニューを使用して、ビジネ ス上の意思決定を支援するデータの取得および分析のステップがガイドされます。 ■ Oracle9iAS Discoverer Viewer は、Discoverer Plus ユーザーによって作成されたワーク

ブックを表示するためのツールです。 また、Discoverer Viewer を使用して、データベー ス出力を Web サイトおよびポータルに統合することも可能です。さらに、Discoverer Viewer を特定の Web サイトのルック・アンド・フィールに合せてカスタマイズした り、Web 用のカスタム Discoverer アプリケーションの作成も簡単に行えます。 Discoverer Viewer は、パフォーマンスを向上するように最適化され、ネットワーク・ トラフィックを最小限に抑えるよう設計されています。

Oracle9iAS Forms Services

Oracle9iAS Forms Services により、Java クライアントからデータベース・アクセスを行う Forms アプリケーションを Web 環境で運用します。 Oracle9iAS Forms Services は、クラス のダウンロード、ネットワーク・トラフィックおよび Oracle データベースとの対話処理を 自動的に最適化します。アプリケーションは、自動的に複数のサーバー間でロード・バラン シングされるため、リクエスト数が増えても容易に対応可能です。

Oracle9iAS Portal

Oracle9iAS Portal は、Web ベースのデータベース・アプリケーションおよびコンテンツ主 導の Web サイトの構築、運用およびモニターのための完全なソリューションです。 Oracle9iAS Portal を使用して、使いやすい HTML ベースのインタフェースによってデータ ベース・オブジェクトを作成および表示することが可能です。また、HTML ベースのインタ フェースを作成するツールも用意されています。さらに、パフォーマンス追跡機能により、 パフォーマンスに関する問題を解決したり、そのインタフェースからデータベースのセキュ リティ管理を行うことも可能です。 注意 注意注意

注意 : Compaq Tru64 UNIX および Sun Solaris Intel プラットフォームで は、Microsoft Windows 版の Oracle9iAS Discoverer を使用します。

(25)

Oracle9i Application Server について

概念およびインストール前の作業 2-5

Oracle9iAS Reports Services

Oracle9iAS Reports Services では、Web および企業全体に関する動的レポートを作成するこ とにより、高品質のデータベース公開およびレポート用に、使いやすく、スケーラブルで管 理が容易なソリューションが提供されます。Oracle9iAS Reports Services を使用すると、複 数層アーキテクチャによるレポート実行をインプリメントできます。

Oracle9iAS Web Cache

Oracle9iAS Web Cache は、サーバー・アクセラレータ・キャッシュ・サービスで、Oracle9i Application Server および Oracle Server で稼動する、非常に負荷の高い E-Business サイトの パフォーマンス、スケーラビリティおよび可用性を改善します。 頻繁にアクセスされる URL を仮想メモリーに格納することにより、Oracle9iAS Web Cache では Web サーバー上のそれ らの URL に対するリクエストを繰り返し処理する必要がなくなります。また、1 つ以上の Web サーバーの静的および動的に生成された HTTP コンテンツをキャッシュします。

Oracle9iAS Wireless

Oracle9iAS Wireless は、携帯情報端末に情報およびアプリケーションを配信するためのポー タル・サービスです。 Oracle9iAS Wireless を使用して、Web ページ、カスタム Java アプリ ケーションおよび XML ベースのアプリケーションなど、異なる種類のコンテンツを使用し たカスタム・ポータル・サイトを作成できます。 Oracle9iAS Wireless サイトにより、異なる 端末ごとにコンテンツを作成しなおすことなく、携帯情報端末からこれらの多様な情報にア クセスできます。

Oracle Advanced Security

Oracle Advanced Security には、エンタープライズ・ネットワークを保護し、企業のネット ワークを安全にインターネットに拡張できるようにする包括的なセキュリティ機能セットが

用意されています。 これにより、ネットワークの暗号化および認証ソリューション、シング

ル・サインオンおよびセキュリティ・プロトコルを統合したシングル・ソースが提供されま す。Oracle Advanced Security は、業界標準を統合することにより、Oracle ネットワーク内 外に対する今までにないセキュリティを実現します。

Oracle Business Components for Java(

(BC4J)

Oracle Business Components for Java は、100% Pure Java 互換の XML ベースのフレーム ワークで、ビジネス・コンポーネントを使用して、生産性の高い開発、移植性の高い運用お よび柔軟なカスタマイズが可能な複数層のデータベース・アプリケーションを実現します。

(26)

Oracle9i Application Server について

2-6 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

Oracle Database Client Developer Kit

Oracle Database Client Developer Kit には、次のクライアント・ライブラリが含まれていま す。

■ Oracle Java Database Connectivity(JDBC)ドライバ ■ Oracle Java Messaging Service(JMS)Toolkit ■ Oracle SQLJ Translator

Oracle Enterprise Java Engine

Oracle Enterprise Java Engine は、100% Pure Java 互換のエンタープライズ・クラスのサー バー環境で、Enterprise JavaBeans、CORBA およびデータベースのストアド・プロシージャ をサポートしています。Oracle Enterprise Java Engine は、その独自のアーキテクチャ設計 によって高度なスケーラビリティを達成しており、これによりユーザー数の増加に伴うメモ リー管理の負担および複雑さが最小化されます。

Oracle HTTP Server powered by Apache

Oracle9i Application Server では、Oracle HTTP Server を使用しています。Oracle HTTP Server は、Apache Web サーバー・テクノロジをもとに構築されています。Oracle HTTP Server は、スケーラビリティ、安定性、スピードおよび拡張性を備えています。また、Java サーブレット、JavaServer Pages、Perl、PL/SQL および CGI アプリケーションをサポート

しています。 このコンポーネントには、次のサブコンポーネントが含まれています。

■ Apache JServ ■ Apache SOAP ■ BC4J

■ Dynamic Monitoring System(DMS)

■ HiAv インフラストラクチャ(mod_oprocmgr) ■ mod_fastcgi ■ mod_Jserv ■ mod_mm ■ mod_ose ■ mod_plsql ■ mod_perl、Perl インタプリタ ■ mod_ssl

■ Object Cache Service for Java(OCS4J) ■ OCS4J JSP タグ

(27)

Oracle9i Application Server について

概念およびインストール前の作業 2-7

■ Oracle JSP

Oracle LDAP Client Kit

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)は、ディレクトリ・サービス用のインター ネット標準です。Oracle LDAP Client Kit は、Oracle Internet Directory など、LDAP 準拠の ディレクトリ・サーバーに対するクライアントの対話をサポートします。 このツールキット は、オプションで暗号化接続を使用したディレクトリ・サービスへのクライアント・コール をサポートするツールおよびライブラリを提供し、ディレクトリ・データの管理を可能にし ます。

Oracle Management Server

Oracle Management Server は、ネットワーク内のデータベースと Oracle9i Application Server 間の分散コントロールを可能にします。通知を行う主なエンジンとして、すべてのシ ステム管理タスクを処理し、これらの全社的なタスクの分散を管理します。1 つのマシン上 に、複数の Oracle Management Server をインストールしないでください。

Oracle XML Developer Kit

Oracle XML Developer Kit(XDK)には、XML ベースのアプリケーションおよび Web サイ トを開発者が容易に作成するために必要な XML コンポーネント・ライブラリとユーティリ ティが含まれています。Oracle XDK では、ライブラリ・コレクション、コマンドライン・ ユーティリティおよびツールを使用した Java、C、C++ および PL/SQL での開発をサポート しています。

追加コンポーネント

追加コンポーネント

追加コンポーネント

追加コンポーネント

次に、Oracle9i Application Server リリース 1.0.2.2 で使用可能な追加コンポーネントを示し ます。

■ Oracle Internet Directory

使用可能な製品

使用可能な製品

使用可能な製品

使用可能な製品

表 2-2に、AIX-Based Systems、Compaq Tru64 UNIX、HP 9000 Series HP-UX、Linux Intel および Sun Solaris Intel で使用可能な製品を示します。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目 : これらのコンポーネントの概要およびインストール手順は、 付録 D「追加コンポーネントのインストール」を参照してください。

(28)

Oracle9i Application Server について

2-8 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド 表 表表 表 2-2 プラットフォーム別の使用可能な製品プラットフォーム別の使用可能な製品プラットフォーム別の使用可能な製品プラットフォーム別の使用可能な製品 製品 製品製品 製品 AIX-Based Systems Compaq Tru64 UNIX HP 9000 Series HP-UX Linux Intel Sun Solaris Intel Oracle9iAS Forms Services ○1

1 ○ = このプラットフォームで使用可能な製品

○ ○ ○ ○

Oracle9iAS Reports Services ○ ○ ○ ○ ○

Oracle9iAS Database Cache ○ ○ ○ ○ ○

Oracle Management Server ○ ○ ○ ○ ○

Oracle Enterprise Manager Client ○ ○ ○ ○ ○

Oracle Enterprise Java Engine ○ ○ ○ ○ ○

Oracle9iAS Web Cache ○ ○ ○ ○ ○

Oracle9iAS Portal AIX 4.3.3 のみ2

2

Oracle9iAS Portal は、AIX 4.3.3 でのみ使用可能です。 AIX 4.3.2 をご使用の場合、この製品を実行できません。

○ ○ ○ ○

Oracle9iAS Discoverer ViewerNT3

3 NT = このプラットフォームでは、Microsoft Windows NT 版が使用可能です。

○ ○ NT

Oracle9iAS Wireless AIX 4.3.3 のみ4

4

Oracle9iAS Wireless では JDK 1.2.2 が必要で、AIX 4.3.3 でのみ使用可能です。

○ ○ Portal-to-Go5

5 Oracle9iAS Wireless は、jdbc12 ドライバを必要としますが、これらのドライバは Linux Intel では使用できません。 今回の リリースでは、Oracle9iAS Wireless のかわりに、その前のバージョンのソフトウェアである Portal-to-Go リリース 1.0.2.2 が付属しています。

Oracle HTTP Server ○ ○ ○ ○ ○

Oracle XML Developer's Kit ○ ○ ○ ○

Oracle Internet Directory ○ ○ ○ ○ ○

注意 注意注意

注意 : Linux Intel の場合、Oracle9iAS Portal は Standard Edition および Enterprise Edition のインストール時にインストール可能ですが、Linux Intel のこれらのインストール・オプションでは、Oracle9iAS Portal はサ ポートされていません。

Linux Intel における Oracle9iAS Portal のインストールの詳細は、1-7 ペー ジの「Linux Intel への Oracle9iAS Portal のインストール」を参照してく ださい。

(29)

インストール前の作業

概念およびインストール前の作業 2-9

インストール前の作業

インストール前の作業

インストール前の作業

インストール前の作業

Oracle9i Application Server のインストール前の作業は、次の部分に分かれます。 ■ インストールの概要 ■ 環境変数の設定 ■ UNIX アカウントおよびグループの作成 ■ 移行 ■ ポートの割当て ■ インストール・オプション固有のインストール前の作業の完了

インストールの概要

インストールの概要

インストールの概要

インストールの概要

この項では、インストール・プロセスの概要を示します。Oracle9i Application Server のイ ンストール前に、『Oracle9i Application Server リリース・ノート』および『Oracle9i Application Server リリース・ノート追加情報』をお読みください。

Oracle9i Application Server のインストール・プロセスは、次の 3 つの段階に分かれます。 ■ インストール前の作業 ■ インストール ■ インストール後の作業

インストール前の作業

インストール前の作業

インストール前の作業

インストール前の作業

インストールの最初の段階で、次の作業を実行します。 ■ ORACLE_HOME、ORACLE_TERM、DISPLAY、TMP および TNS_ADMIN などの環境変数の 設定 ■ UNIX アカウントおよびグループの作成 ■ 中間層およびオリジナル・データベースにおけるコンポーネント固有のインストール前 作業の実行

■ インストール・プロセスを開始するための Oracle Universal Installer の起動

インストール

インストール

インストール

インストール

次の段階では、Oracle Universal Installer のインストール画面が表示され、ユーザーはそれ に従って作業を行います。インストール・タイプに応じて、表 2-3に示す情報を指定する必 要があります。

(30)

インストール前の作業

2-10 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

インストール時に、次の設定オプションがあります。 ■ コンポーネントをインストール中に設定し、自動的に起動するよう選択する。このオプ ションでは、選択済みのコンポーネントがインストール後にすぐに使用可能になりま す。ユーザーは、Configuration Assistant を実行して、オリジナル・データベースの設 定データを入力したり、個別のコンポーネントを起動する必要はありません。 ■ コンポーネントを後で設定するよう選択する。このオプションでは、コンポーネントの ファイルはすべてインストールされますが、設定はされません。インストール後に、 表 表表 表 2-3 インストール情報インストール情報インストール情報インストール情報 コンポーネント コンポーネントコンポーネント

コンポーネント Minimal Edition Standard Edition

Enterprise Edition Oracle ホーム・ディレクトリ ○ ○ ○ UNIX グループ名 ○ ○ ○ OSDBA グループ ○ ○ ○ OSOPER グループ ○ ○ ○ オリジナル・データベースの ホスト名 ○ ○ ○ オリジナル・データベースの ポート番号 ○ ○ ○ オリジナル・データベースの SID ○ ○ ○ オリジナル・データベースの Oracle9iAS Wireless スキーマの ユーザー名の設定 ○ ○ ○ オリジナル・データベースの Oracle9iAS Wireless スキーマの パスワードの設定 ○ ○ ○ オリジナル・データベースの SYS パスワード ○ ○ ○ オリジナル・データベースの SYSTEM パスワード ○ ○ ○ オリジナル・データベースの SYSDBA ユーザー名 ○ オリジナル・データベースの SYSDBA パスワード ○ Oracle EJE データベース・ グローバル名 ○

(31)

インストール前の作業

概念およびインストール前の作業 2-11

ユーザーは手動で Configuration Assistant を起動し、対応するコンポーネントを使用可 能にできます。

Enterprise Edition をインストールすると、コンポーネントは 2 つの Oracle ホームにインス トールされます。1 つの Oracle ホームには、8.1.7 データベース・ライブラリを使用するコ ンポーネントが含まれます。もう 1 つの Oracle ホームには、8.0.6 データベース・ライブラ リを使用するコンポーネントが含まれます。インストーラにより、両方の Oracle ホームの パスを入力するよう、プロンプトが表示されます。

インストール後の作業

インストール後の作業

インストール後の作業

インストール後の作業

インストール・プロセスの最後の段階で、ユーザーに次の情報が表示されます。 ■ 環境スクリプトの実行 ■ コンポーネント固有の作業 ■ コンポーネントの起動と停止 ■ インストールの検証のためのコンポーネントの Web サイト ■ コンポーネントのポート番号 ■ コンポーネント固有の管理および設定ガイドなどの追加ドキュメントのリスト

環境変数の設定

環境変数の設定

環境変数の設定

環境変数の設定

Oracle9i Application Server を UNIX プラットフォームにインストールする前に、ご使用の プラットフォームで、PATH、ORACLE_HOME およびライブラリ・パス環境変数がコマン ド・シェル初期化ファイル(たとえば、C シェルの場合 .cshrc または bash シェルの場合 .bashrc など)で設定されていないことを確認してください。表 2-4に、プラットフォーム ごとのライブラリ・パス環境変数の名前を示します。

初期化ファイルでこれらの変数のいずれかが設定されていると、Oracle9i Application Server のインストールが失敗します。 ログイン初期化ファイル(C シェルの場合 .login および korn シェルの場合 .kshrc)でこれらの環境変数のいずれかが設定されていても、Oracle9i Application Server のインストールに影響はありません。 インストーラの起動前に、次の環境変数を設定する必要があります。 表 表表 表 2-4 ライブラリ・パス環境変数ライブラリ・パス環境変数ライブラリ・パス環境変数ライブラリ・パス環境変数 プラットフォーム プラットフォームプラットフォーム プラットフォーム ライブラリ・パス環境変数ライブラリ・パス環境変数ライブラリ・パス環境変数ライブラリ・パス環境変数 Compaq Tru64 UNIX、Linux Intel

および Sun Solaris Intel

LD_LIBRARY_PATH HP 9000 Series HP-UX SHLIB_PATH AIX-Based Systems LIBPATH

(32)

インストール前の作業

2-12 Oracle9i Application Server for UNIX インストレーション・ガイド

ORACLE_HOME

Oracle ホームは、Oracle のソフトウェアがインストールされるルート・ディレクトリです。 Oracle9i Application Server は、他の Oracle 製品と Oracle ホームを共有できません。他の Oracle 製品がインストールされている場合、Oracle9i Application Server を別の Oracle ホー ムにインストールする必要があります。Oracle9i Application Server のインストール先マシ ンにすでに設定済みの Oracle ホームが存在する場合は、次の「複数の ORACLE_HOME の 競合の回避」を参照してください。

AIX-Based Systems のののの ORACLE_HOME ORACLE_HOME 環境変数の値が非常に長い場合、 Database Cache Configuration Assistant が失敗する可能性があります。

複数の 複数の複数の

複数の ORACLE_HOME の競合の回避の競合の回避の競合の回避 の競合の回避

既存の Oracle ホーム内のソフトウェアと Oracle9i Application Server との競合を避けるに は、既存の Oracle ホームへの参照をすべて削除する必要があります。次のステップで、こ のような参照の削除方法を説明します。 1. 次のコマンドを使用して、既存の Oracle ホーム変数の設定を解除します。 2. PATH、CLASSPATH およびライブラリ・パス環境変数を編集して、既存のOracle ホー ムの値を使用しないようにします。 ご使用のプラットフォームのライブラリ・パス環境 変数の名前は、表 2-4を参照してください。 注意 注意注意

注意 : インストール中の「Word too long」などのエラーを回避するため に、PATH、CLASSPATH およびライブラリ・パス環境変数の値を 1,024 バ

イト以下にしてください。 ご使用のプラットフォームのライブラリ・パス

環境変数の名前は、表 2-4を参照してください。

注意 注意注意

注意 : Oracle9i Application Server は、データベースを含め、他の Oracle 製品が含まれている Oracle ホームにはインストールしないでください。 インストールした場合、共有コンポーネントが上書きされ、製品が正しく 動作しなくなる可能性があります。 移行またはアップグレードの詳細は、 『Oracle9i Application Server 移行ガイド』を参照してください。

C シェルシェルシェルシェル Bourne/Korn シェルシェルシェルシェル

(33)

インストール前の作業 概念およびインストール前の作業 2-13

ORACLE_HOME の設定

の設定

の設定

の設定

ORACLE_HOME 環境変数を設定するには、次のコマンドを実行します。

ORACLE_TERM

ORACLE_TERM により、インストーラで使用する端末定義リソース・ファイルを指定しま す。 ORACLE_TERM が設定されていない場合、UNIX の環境変数 TERM の値がインストーラ によって使用され、これに相当する ORACLE_TERM リソース・ファイルが探されます。

表 2-5に、一般的な ORACLE_TERM の設定を示します。

C シェルシェルシェルシェル Bourne/Korn シェルシェルシェルシェル

prompt> setenv ORACLE_HOME full_path prompt> export ORACLE_HOME=full path

C シェルシェルシェルシェル Bourne/Korn シェルシェルシェルシェル

prompt> setenv ORACLE_TERM term_value prompt> export ORACLE_TERM=term_value

表 表表 表 2-5 ORACLE_TERM の値の値の値の値 端末 端末端末 端末 ORACLE_TERM の値の値の値の値

ANSI terminal for SCO ansi

AT386 console 386 AT386 xterm 386x UNIXWARE 端末 386u Solaris x86 xterm 386s Data General 200 dgd2 Data General 400 dgd4

IBM High Function terminal and aixterm(白黒) hft IBM High Function terminal and aixterm(カラー) hftc hpterm 端末エミュレータおよび HP 700/9x 端末 hpterm

IBM 3151 端末 3151 (for IBM)

NCD X 端末(vt200 型キーボードを使用) ncd220 cmdtool/shell(タイプ 4 キーボードを使用) sun cmdtool/shell(タイプ 5 キーボードを使用) sun5

表 2-5 に、一般的な ORACLE_TERM の設定を示します。
図 3-6 「 「Insufficient swap space for install」画面 「 「 」画面 」画面 」画面
図 3-8 「 「Component Configuration and Startup」画面 「 「 」画面 」画面 」画面
図 図 図
+7

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