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TNS_ADMINは、Net8設定ファイルの格納ディレクトリを指します。

ご使用のシステムにTNS_ADMINが設定されている場合、そこで設定されているディレクト

リと、Oracle9i Application ServerのNet8設定ファイルが作成されるディレクトリとの間で

競合が発生します。また、他のOracle製品のOracleホーム以外の共通ディレクトリに設定 ファイルが存在する場合も競合が発生します。たとえば、データベースの別名に

/etc/tnsnames.oraが使用されている場合があります。

他のOracle製品のNet8設定ファイルとの競合を回避するには、他の製品について、

TNS_ADMINまたは共通ディレクトリから設定ファイルをORACLE_HOME/network/admin にコピーし、次のコマンドを使用してTNS_ADMINの設定を解除します。

Compaq Tru64 UNIX のリアルタイム・クロック・デバイス のリアルタイム・クロック・デバイス のリアルタイム・クロック・デバイス のリアルタイム・クロック・デバイス

Compaq Tru64 UNIXの/dev/timedevというiノードは、Oracle9i Application Serverがシ ステムのリアルタイム・クロックにアクセスするために使用するメカニズムです。これによ り、ロー・レイテンシ・パスがシステム・クロックからプロセス空間に直接マップされま す。このデバイスを設定するには、次のようにします。

1. rootとしてログインします。

2. iノードを作成します。

prompt> cd /dev

prompt> mknod /dev/timedev c 15 0 3. 次のコマンドを入力します。

prompt> chmod +r /dev/timedev

Cシェルシェルシェルシェル Bourne/Kornシェルシェルシェルシェル

prompt> setenv TMP <full path> prompt> export TMP=<full path>

Cシェルシェルシェルシェル Bourne/Kornシェルシェルシェルシェル prompt> unsetenv TNS_ADMIN prompt> export TNS_ADMIN=

インストール前の作業

2-16 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド

UNIX アカウントおよびグループの作成 アカウントおよびグループの作成 アカウントおよびグループの作成 アカウントおよびグループの作成

この項で、インストール・プロセスで必要なUNIXアカウントおよびグループについて説明 します。

Oracle Universal Installer インベントリの インベントリの インベントリの インベントリの UNIX グループ名 グループ名 グループ名 グループ名

oinstallというグループを作成するには、次のいずれかのユーティリティを使用します。

oinstallグループが、Oracle Universal InstallerのoraInventoryディレクトリを所有し ます。インストールを実行するoracleユーザー・アカウントのプライマリ・グループは、

oinstallにする必要があります。

Oracle ソフトウェアを所有する ソフトウェアを所有する ソフトウェアを所有する ソフトウェアを所有する UNIX アカウント アカウント アカウント アカウント

oracleアカウントは、ご使用のシステムのOracleソフトウェアを所有するUNIXアカウ ントです。このアカウントを使用してOracle Universal Installerを実行する必要があります。

前の表に示されているユーティリティ、および表2-6に示されているプロパティを使用して、

oracleアカウントを作成します。

関連項目 関連項目関連項目

関連項目: これらのユーティリティの詳細は、ご使用のオペレーティン グ・システムのドキュメントを参照してください。

プラットフォーム プラットフォームプラットフォーム

プラットフォーム ユーティリティユーティリティユーティリティユーティリティ

AIX-Based Systems smit

Compaq Tru64 UNIX XSysAdmin、dxaccounts、addgroup

またはSysMan

HP 9000 Series HP-UX samまたはgroupadd

Linux Intel useraddまたはgroupadd

Sun Solaris Intel admintoolまたはgroupadd

インストール前の作業

特権グループの 特権グループの 特権グループの

特権グループの UNIX グループ名 グループ名 グループ名 グループ名

インストールには、データベース管理グループとデータベース・オペレータ・グループの2 つのグループが必要です。Oracleのドキュメントでは、データベース・オペレータ・グルー

プはOSOPER、データベース管理グループはOSDBAという名前です。データベースは、こ

れらのグループをオペレーティング・システム認証に使用します。これは、データベースが シャットダウンされていて、データベース認証が使用不可の場合に必要になります。

これらのグループの権限は、1つのUNIXグループまたは対応する2つのUNIXグループに 付与されます。権限を付与するグループの選択方法は2つあります。

Oracle Universal Installerを起動する前にoracleアカウントがdbaグループのメン

バーになっている場合、dbaにOSOPERとOSDBAの両方の権限が付与されます。

oracleアカウントがdbaグループのメンバーではない場合、Oracle Universal Installer によりこれらの権限の付与先のグループ名を指定するプロンプトが表示されます。

次の表に、OSOPERグループとOSDBAグループの権限を示します。

表表表

2-6 Oracleアカウントのプロパティアカウントのプロパティアカウントのプロパティアカウントのプロパティ 項目

項目項目

項目 プロパティプロパティプロパティプロパティ

ログイン名 このアカウントの任意の名前を指定します。 このマニュアルでは、

このログイン名をoracleアカウントと呼びます。

グループ識別子 oinstallグループ。

ホーム・ディレクトリ 他のユーザー・ホーム・ディレクトリと一貫性のあるホーム・

ディレクトリを選択します。oracleアカウントのホーム・ディ レクトリは、ORACLE_HOMEのディレクトリと同じにする必要 はありません。

ログイン・シェル デフォルト・シェルは、C、BourneまたはKornシェルです。

注意 注意注意

注意: oracleアカウントは、Oracleソフトウェアのインストールおよ びメンテナンスにのみ使用してください。このアカウントは、絶対に

Oracle Universal Installer以外の目的で使用しないでください。rootを

oracleアカウントとして使用しないでください。

グループ グループグループ グループ 権限権限権限権限

OSOPER ユーザーにSTARTUP、SHUTDOWN、ALTER DATABASE OPEN/MOUNT、ALTER DATABASE BACKUP、ARCHIVE LOGおよびRECOVERの実行を許可し、

RESTRICTED SESSION権限を含みます。

インストール前の作業

2-18 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド

ロケールの選択 ロケールの選択 ロケールの選択 ロケールの選択

英語以外の言語を使用する場合、Oracle9i Application Serverのインストールに使用するロ ケールを選択する必要があります。たとえば、HP-UXまたはSun Solaris Intelの場合、共通 デスクトップ環境(CDE)で次のステップを実行し、Oracle9i Application Serverのインス トール用のロケールを選択します。

1. 開いているウィンドウをすべて閉じます。

2. ログアウトします(デスクトップで右クリックして、「「「「Logout」」を選択し、次に「」」 「「「OK」」」」 をクリックします)。

3. 「Options」メニューから、該当するロケールを選択します。たとえば、ドイツ語のロ

ケールは、次のようにして選択します。

「「

Options」→「」→「」→「」→「Language」→「」→「」→「」→「C to es_BO」→「」→「」→「」→「de (German) 」」」」 4. ログインします。

5. 端末エミュレータ・ウィンドウを開きます。

6. 次のコマンドを入力して、ロケールを検証します。

$ env | grep LANG

このコマンドの結果にLANG環境変数が含まれ、そこにステップ3で選択した値が 入っている必要があります。

LANG環境変数が表示されなかったり、異なる値が設定されている場合は、

.profile、.login、.cshrcファイル、またはその他のLANG環境変数の設定また は解除を行うファイルを調べてください。問題を修正した後、ステップ1からやりなお してください。

7. Oracle9i Application Serverをご使用のプラットフォームにインストールします。

選択したロケール用の翻訳版ファイルがインストールされます。さらに、英語のファイル は、常にインストールされます。

OSDBA ADMIN OPTIONの持つすべてのシステム権限、およびOSOPERロールを含み、

CREATE DATABASEおよび時間ベースのリカバリを許可します。

注意注意注意

注意: Linuxの場合、Oracle9i Application Serverのインストール前に、

LANG環境変数の設定を解除する必要があります。

グループグループグループ グループ 権限権限権限権限

インストール前の作業

移行 移行 移行 移行

リリース1.0.2.1を含め、Oracle9i Application Serverの以前のバージョンから移行する場合、

『Oracle9i Application Server移行ガイド』を参照してください。

ポートの割当て ポートの割当て ポートの割当て ポートの割当て

Enterprise Editionをインストールし、Oracle9iAS Database Cacheを設定した場合のみ、

Oracle9i Application Serverにより、ポート1521でリスニングする別のデータベースがイン

ストールされます。ポートの競合を回避するため、オリジナル・データベース・リスナーの ポート番号を1526などに変更してください。

Oracle HTTP Serverでは、リスニングを行うポート番号は決まっていません。自動的に7777

でリスニングを行いますが、そのポート番号が使用中の場合、7778、7779(非SSLモード)

などの使用されていないポート番号を探します。同様に、Oracle HTTP Server用のポート80

(SSLを使用)が使用中の場合、使用されていないポート番号を探し、443が使用中の場合、

ポート444以上を探します。

setupinfo.txtというファイルが自動的に$ORACLE_HOME/Apache/Apacheに生成され ます。このファイルはインストール時に生成され、その後は更新されません。ユーザーが

Oracle HTTP Serverを再起動すると、setupinfo.txtの情報は正確ではなくなります。

setupinfo.txtには、ポート番号に関する情報が、次の形式で表示されます。

The HTTP Server can be accessed using the following URLs:

Non SSL Mode (executed at install time):

http://machine_name:7778

SSL mode: (executed at install time) http://machine_name:80

https://machine_name:443

インストール・オプション固有のインストール前の作業の完了 インストール・オプション固有のインストール前の作業の完了 インストール・オプション固有のインストール前の作業の完了 インストール・オプション固有のインストール前の作業の完了

環境変数を設定し、UNIXアカウントおよびグループを作成したら、Oracle9i Application

Serverの各バージョン固有のインストール前の作業を実行します。

次のリストから、該当するライセンスのインストール・オプションへ進んでください。

Minimal Edition 2-20ページ

Standard Edition 2-22ページ

Enterprise Edition 2-22ページ

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