このツールのユーザー入力は、Enterprise Editionのレスポンス・ファイルの
oracle.icache.icacheca_1.0.2.2.0コンポーネントでsl_dbaReturnパラメータお よびsl_connectStringReturnパラメータによって指定されます。
次のステップにより、非対話モードでOracle9iAS Database Cache Configuration Assistant を起動し、設定を行います。
Oracleホームから次のようにして起動します。
prompt > ORACLE_HOME/bin/wtacca -create -typical -silent responsefile=ORACLE_HOME/resp/icacheresponse.rsp
username=syspassword = <SYSDBApasswordofthesysuser>
service=ora_icache_origin
ntadminpw=<passwordoftheuserwithadminprivileges>
次の点に注意してください。
1. レスポンス・ファイルは、前述の場所にすでに存在します。ユーザーは、Oracleホーム の値を変更する必要があります。
2. <>で示されたパラメータに適切な値を入力します。
3. 'ntadminpw'は、最後に入力します。
関連項目 関連項目関連項目
関連項目: 2-28ページの「Oracle Universal Installerの起動」
エラー処理
6-4 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド
インストールが成功したか失敗したかは、installActions.logおよび
silentInstall.logファイルにログとして記録されます。ログ・ファイルは、インス トール時にoraInventoryディレクトリ内に作成されます。詳細は、2-27ページの
「oraInventoryディレクトリ」を参照してください。
エラー処理 エラー処理 エラー処理 エラー処理
不正なコンテキスト、書式またはタイプの変数の値が存在する場合、その値は指定されてい ないものとして処理されます。セクション外の変数はすべて無視されます。
レスポンス・ファイルが指定されていない場合、あるいは不適切または不完全なレスポン ス・ファイルでサイレント・インストールを実行した場合、非対話モードのインストールは 失敗します。サイレント・インストールの実行中にOracle Universal Installerでエラーが発 生すると(ディスク領域の不足など)、インストールは失敗します。非対話モードのインス トールの結果は、インストール・セッションのログ・ファイルに記録されます。詳細は、
2-27ページの「oraInventoryディレクトリ」を参照してください。
レスポンス・ファイルの値の妥当性チェック レスポンス・ファイルの値の妥当性チェック レスポンス・ファイルの値の妥当性チェック レスポンス・ファイルの値の妥当性チェック
Oracle Universal InstallerまたはConfiguration Assistantは、実行時にレスポンス・ファイ ルの計算および妥当性チェックを行います。妥当性チェックのプロセスでエラーが発生する と、インストールまたは設定は終了します。
注意 注意注意
注意: レスポンス・ファイルを正しく設定せずに非対話モードのセッ ションを実行すると、Oracle Universal InstallerまたはConfiguration
Assistantは失敗します。
7
Oracle9i Application Server の の の の アンインストールと再インストール アンインストールと再インストール アンインストールと再インストール アンインストールと再インストール
この章では、Oracle9i Application Serverのアンインストールおよび再インストール手順を 説明します。次のトピックについて説明します。
■ アンインストール
■ 再インストール
アンインストール
7-2 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド
アンインストール アンインストール アンインストール アンインストール
ここでは、Oracle9i Application Serverのアンインストール・プロセスを説明します。
■ Oracle Installerを使用したアンインストール(Enterprise Editionがインストールされて いる場合のみ)
■ Oracle9iAS Database Cacheのアンインストール(Enterprise Editionがインストールさ れている場合のみ)
■ Oracle Management Serverのアンインストール(Enterprise Editionがインストールさ れている場合のみ)
■ Oracle Universal Installerを使用したアンインストール
注意 注意注意
注意: アンインストールを開始する前に、すべてのOracle9i Application
Serverのサービスおよびプロセスを停止してください。また、アンインス
トールを開始する前に、オリジナル・データベースのプロセスおよびリス ナーがすべて実行中であることを確認してください。
アンインストール
Oracle Installer を使用したアンインストール を使用したアンインストール を使用したアンインストール を使用したアンインストール
Oracle9iAS Forms Services、Oracle9iAS Reports ServicesおよびOracle9iAS Discovererをア ンインストールするには、次の手順を実行します。これらのステップは、Oracle9i
Application Server Enterprise Editionがインストールされている場合のみ実行します。
Minimal EditionまたはStandard Editionがインストールされている場合、7-13ページの
「Oracle Universal Installerを使用したアンインストール」へ進んでください。
1. 次のコマンドで、Oracle Installerを起動します。
prompt> cd ORACLE_HOME/6iserver/orainst prompt> ./orainst /m
2. Oracleホームの場所を入力し、「「「「OK」」」」をクリックします。
図 図図
図7-1「「Oracle「「 ホームの場所」画面ホームの場所」画面ホームの場所」画面ホームの場所」画面
「Oracleホームの場所」画面では、Oracleホームの場所を入力します。このフィールド
には必ずORACLE_HOME/6iserverと入力してください。
アンインストール
7-4 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド
3. 「「Custom or Remove」「「 」」」を選択し、「「「「OK」」」」をクリックします。
図図図
図7-2「インストール「インストール「インストール「インストール•オプション」画面オプション」画面オプション」画面オプション」画面
「インストール・オプション」画面には、インストールおよびアンインストールのオプ ションが表示されます。
アンインストール
4. アンインストールするコンポーネントをすべて選択し、「「「「Remove」」」」をクリックします。
図 図図
図7-3「「Software Asset Manager」画面「「 」画面」画面」画面
「Software Asset Manager」画面では、アンインストールするコンポーネントを選択しま
す。リストを下へスクロールし、アンインストールするコンポーネントをすべてクリッ クします。Oracle UNIX Installerは選択しないでください。「「「「Remove」」をクリックす」」 ると、選択したコンポーネントを削除するかどうかを確認する画面が表示されます。
「
「「
「Yes」」」」をクリックします。
アンインストール
7-6 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド 5. アンインストール・プロセスを監視します。
図図図
図7-4 アンインストール進行状況バー画面アンインストール進行状況バー画面アンインストール進行状況バー画面アンインストール進行状況バー画面
6. アンインストール・プロセスの完了後、「「「「Exit」」」」をクリックしてインストーラを終了しま す。
Oracle9iAS Forms Services、Oracle9iAS Reports ServicesおよびOracle9iAS Discovererのア ンインストールが完了しました。アンインストール・プロセスを継続します。
Oracle9iAS Database Cache のアンインストール のアンインストール のアンインストール のアンインストール
Oracle9i Application ServerのEnterprise Editionがインストールされている場合、次のス テップを実行する必要があります。 Oracle9i Application ServerのStandard Editionまたは
Minimal Editionがインストールされている場合は、7-13ページの「Oracle Universal
Installerを使用したアンインストール」へ直接進んでください。
1. キャッシュが起動されていることを確認してください。起動されていない場合、Cache
Managerまたは cachstrtスクリプトを使用してキャッシュを起動します。このスク
リプトは、ORACLE_HOME/binディレクトリに入っています。
2. -deinstallオプションを指定してConfiguration Assistantを実行します。
prompt> wtacca -deinstall
アンインストール
Oracle Management Server のアンインストール のアンインストール のアンインストール のアンインストール
次のステップを実行し、Oracle Management Serverをアンインストールします。 Oracle9i Application ServerのStandard EditionまたはMinimal Editionがインストールされている 場合は、7-13ページの「Oracle Universal Installerを使用したアンインストール」へ直接進 んでください。
1. 次のコマンドを入力し、Oracle Management Server Configuration Assistantを起動しま す。
prompt> ORACLE_HOME/bin/emca
2. 「構成操作」画面が表示されます。「既存のリポジトリの削除」「既存のリポジトリの削除」をクリックし、「次へ」「既存のリポジトリの削除」「既存のリポジトリの削除」 「次へ」「次へ」「次へ」
をクリックします。
図図図
図7-5「構成操作」画面「構成操作」画面「構成操作」画面「構成操作」画面
「構成操作」画面では、リポジトリの作成、削除またはアップグレードが可能です。ま た、構成パラメータの編集も可能です。
アンインストール
7-8 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド
3. 既存のリポジトリのユーザー名、パスワードおよびサービス名を入力し、「次へ」「次へ」「次へ」「次へ」をク リックします。
図 図図
図7-6 リポジトリのデータベースを選択リポジトリのデータベースを選択リポジトリのデータベースを選択リポジトリのデータベースを選択
「リポジトリのデータベースを選択」画面では、管理サーバーのリポジトリに関する データベース情報を入力します。必ずDBA権限を持つユーザーとしてログインしてくだ さい。
■ ユーザー名ユーザー名ユーザー名ユーザー名: DBA権限を持つユーザー名を入力します。
■ パスワードパスワードパスワードパスワード: そのユーザー名のパスワードを入力します。
■ サービスサービスサービスサービス: データベースのホスト名、ポート番号、SIDをhost:port:SIDの形式 で入力します。
アンインストール
4. 削除するリポジトリを所有するユーザーを選択し、「次へ」「次へ」「次へ」「次へ」をクリックします。
図 図図
図7-7 リポジトリを選択リポジトリを選択リポジトリを選択リポジトリを選択
「リポジトリを選択」画面には、選択したデータベース内のユーザー・リポジトリが表 示されます。
アンインストール
7-10 Oracle9i Application Server for UNIXインストレーション・ガイド
5. リポジトリ・ユーザーおよびそのスキーマ・オブジェクトをすべて削除するか、または リポジトリのみを削除するかを選択し、「次へ」「次へ」「次へ」「次へ」をクリックします。
図 図図
図7-8「リポジトリの削除オプションを選択」画面「リポジトリの削除オプションを選択」画面「リポジトリの削除オプションを選択」画面「リポジトリの削除オプションを選択」画面
「リポジトリの削除オプションを選択」画面では、次のオプションが表示されます。
■ リポジトリ・ユーザーと、そのすべてのスキーマ・オブジェクトを削除リポジトリ・ユーザーと、そのすべてのスキーマ・オブジェクトを削除リポジトリ・ユーザーと、そのすべてのスキーマ・オブジェクトを削除リポジトリ・ユーザーと、そのすべてのスキーマ・オブジェクトを削除: このアク ションを実行するには、パスワードは必要ありません。
■ リポジトリだけを削除リポジトリだけを削除リポジトリだけを削除リポジトリだけを削除: 削除スクリプトを起動するためにConfiguration Assistant がリポジトリに接続できるよう、リポジトリ・ユーザーのパスワードを入力する必 要があります。リポジトリ・オブジェクトのみ削除されます。他のリポジトリ内の 他のスキーマ・オブジェクトは削除されません。