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密教文化 Vol. 1952 No. 17 003田中 順照「摂大乗論に於ける三性説 P15-34」

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内 容 目 次 一、 依 他 性 二、 虚 妄 分 周 三、 分 別 性 そ の 一 四、 分 別 性 そ の 二 五、 眞 實 性 そ の 二 六、 眞 實 性 そ の 二 七、 絵 論 ( 一 ) 三 性 と は 依 他 性 相、 分 別 性 相、 眞 實 性 相 の 三 で あ る。 諸 繹 を 封 照 す る と 次 の よ う で あ る。 ( 佛 陀 扇 多 ) ( 翼 諦 ) ( 達 磨 笈 多 ) ( 玄 舞 ) 他 性 相 依 他 性 相 依 他 相 依 他 起 相 妄 想 分 別 絹 分 別 性 相 分 別 相 遍 計 所 執相 成 就 相 眞 實 性 相 成 就 相 圓 成 實 相 先 ず 依 他 性 に つ い て は、 依 他 性 相 者、 本 識 爲 鴨種 子 虚 妄 分 別 所 レ 撮 諸 識 差 別。 何 者 爲 識差 別 輔。 謂 身 識。 身 者 識。 受 者 識。 鷹 受 識。 正 受 識。 世 識。 歎 識。 庭 識。 言 読 識。 自 他 差 別 識。 善 悪 爾 道 差 別 識。 ( 真 三 〇 右 ) と 論 か れ て、 十 一 識 が あ げ ら れ て い る。 こ れ ら の 十 一 識 は 眼 耳 鼻 舌 身 意 の 六 内 界 ( 六 根 )、 色 聲 香 味 鰯 法 の 外 の 六 界 ( 六 境 )、 及 び 六 識 界 と こ れ ら の 上 に あ ら わ れ る 差 別 で あ る。 世 親 繹 に よ る と、 身 識 と は 眼 等 の 五 界、 身 者 識 と は 染 汚 識、 受 者 識 と は 意 界 で あ り、 鷹 受 識 は 色 等 の 外 の 六 界、 正 受 識 は 六 識 界 で あ る。 以 上 の 五 識 に よ つ て 六 根 と 六 境 と 六 識 と が 撮 せ ら れ、 そ れ ら の 上 に 現 れ る 差 別 が 生 死 の 相 綾 不 噺 た る こ と ( 世 識 )、 一 よ り 阿 僧 舐 に い た る 数 で あ る ( 激 識 )、 器 世 間 で あ る ( 庭 識 )、 見 聞 畳 知 の 四 種 の 言 論 で あ る ( 君 読 識 )、 身 体 の 差 別 で あ る ( 自 他 差 別 識 )、 無 量 の 生 死 趣 で あ る ( 善 悪 爾 道 差 別 識 ) の 六 で あ る。 こ れ ら の 十 一 識、 要 約 す る と 大 根 と 六 境 と 六 識 が 依 他 性 で あ る。 こ こ で 吾 々 は 軍 に 六 根 六 境 六 識 と 云 わ れ な い で、 こ れ ら が 皆 識 の 名 で 呼 ば れ て い る 黙 に 注 意 す べ き ﹁ で あ る。 六 識 が 識 で あ る こ と は 云 う ま で も な い が、 六 根 と 六 攝 大 乗 禽 に 於 け る 三 性 説

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-15-密 教 丈 化 境 と が 識 の 名 で 呼 ば れ て い る こ と は、 そ れ ら が 識 の 似 現 に 過 ぎ な い こ と を 示 し て い る。 ( 六 根 六 境 及 び 六 識 が 識 の 似 現 に す ぎ な い こ と は、 禽 述 を 進 め る う ち に 自 ら 明 か に さ れ よ う。 ) 眞 諦 繹 世 親 繹 は こ れ ら を 似 根 識、 似 我 識、 似 塵 識、 似 識 識 の 四 つ に ま ど め て い る。 輩 に 根 と 云 わ な い で 似 根 識 と 云 い、 境 と 云 わ な い で 似 塵 識 と 云 い、 叉 識 と 云 わ な い で 似 識 識 と 云 う と こ ろ に、 根 ば 識 の 根 に 似 て 現 ぜ る も の で あ り、 境 は 識 の 似 現 で あ り、 識 と 云 え ど も 識 の 似 現 せ る も の で あ る こ と を 示 し て い る。 六 根 に 似 て 現 ぜ る 識、 我 に 似 て 現 ぜ る 識、 六 境 に 似 て 現 ぜ る 識 声 及 び 六 識 に 似 て 現 ぜ る 識 の 凡 て が 依 他 性 で あ る。 然 る に 現 在、 本 識 と し て の 阿 頼 耶 識 の み が 依 他 性 で あ り 十 一 識 は 凡 て 分 別 性 で あ る と 云 う 論 が な さ れ て い る。 即 ち、 ﹂ ﹁ 第 一 の 依 他 性 の 読 明 は 頗 る 複 雑 に な つ て い る が、 こ れ は 依 他 性 と は 本 識 を 指 す に 外 な ら ぬ の で あ つ て、 之 を 而 も 本 識 か ら 十 一 識 が 顯 現 し、 其 十 一 識 は 虚 妄 分 別 の 所 撰 で 唯 識 を 体 と し 非 有 虚 妄 の 塵 と し て 顯 現 す る が、 既 顯 現 の 依 止 が 依 他 性 で あ る と 読 明 し た の で あ る。 顯 現 の 依 止 は 本 識 に 外 な ら ぬ か ら、 顯 現 の 依 止 と し て の 本 識 が 依 他 性 と せ ら れ て い る の で あ る ﹂。 註 一 と 読 か れ て い る。 恐 ら く こ の 説 は、 依 他 性 爲 相 虚 妄 分 別 即 得 顯 現。 如 レ是 等 識 虚 妄 分 別 所 掻 唯 識 爲 グ艦。 非 有 塵 妄 塵 顯 現 依, 止 是 名 輔依 他 性 相 一。 註 ご の 傍 線 の と こ ろ を、 ﹁ 非 有 虚 妄 の 塵 と し て 顯 理 す る 依 止 ﹂ と 訓 む こ と に 由 來 す る の で あ ろ う。 玄 舞 繹 及 び 笈 多 諜 を 参 照 す る と 次 の 如 く で あ る。 依 他 起 相。 虚 妄 分 別。 皆 得 顯 現 鱒。 如 是 諸 識。 智 是 虚 妄 分 別 所 撮。 唯 識 爲 性。 是 無 所 有 非 眞 實 義 顯 現 所 依。 如 是 名 爲 依 他 起 相 一。 ( 玄 二 〇 右 ) 依 他 栢。 虚 妄 分 別 故。 得 ご顯 現 輔。 此 等 諸 識。 虚 妄 分 別 所 撮。 唯 是 識 量。 無 所 有 不 實 義 顯 現 依 止。 此 是 依 他 相。 (笈 一 四 左 ) ﹁非 有 虚 妄 塵 顯 現 依 止 し は、 非 有 虚 妄 の 塵 と し て 顯 現 す る 依 へ 止 で あ ら う か。 そ れ と も 非 有 虚 妄 の 塵 の 顯 ⋮現 す る 依 止 で あ ろ う か。 前 者 の 如 く 解 す る と き、 十 一 識 は 分 別 性 と な り 十 一 識 の 顯 現 の 依 止 で あ る 阿 頼 耶 の み が 依 他 性 と な る。 こ れ に 反 し て 顯 現 の 依 止 と す る 時、 十 一 識 は 凡 て 依 他 性 で あ る。 尚 前 述 の 三 課 に 於 て、 顯 現 の 依 止 は 如 是 等 識 叉 は 此 等 諸 識 で あ る こ と は 明 か で あ る。 叉 ﹁ 依 他 性 爲 レ 相。 虚 妄 分 別 即 得 顯 現 ﹂ は、 註 三 ﹁ 依 他 性 を 相 と し て 虚 妄 分 別 と し て 即 ち 顯 現 す る こ と を 得 ﹂ む と 訓 む べ き で あ ろ う か。 笈 多 繹 の ﹁ 依 他 根 虚 妄 分 別 故 得 顯 現 ﹂ は 依 他 相 は 虚 妄 分 別 と し て 顯 現 す る こ と を 示 し て い る。 從 つ て ﹁ 依 他 性 の 相 た る や 虚 妄 分 別 と し て 顯 現 す る こ と を 得 ﹂ と 訓 む べ き で あ ろ う。 即 ち 虚 妄 分 別 と し て 穎 現 す る 諸 識 が 依 他, 性 で あ る と 解 す べ き で あ ろ う。 こ の こ と は 輩 な る 訓 み 方 の 問 題 で は な い。 虚 妄 分 別 は 分 別 性 で あ る か、 そ れ と も 依 他 性 で あ る か の 問 題 に 關 係 す る。 吾 々 は 最 初 に 引 用 せ る 倫 の 本 文、

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﹁ 依 他 性 相、 本 識 爲 越種 子 一、 虚 妄 分 別 所 掻 諸 識 差 別 ﹂ に よ つ て、 虚 妄 分 別 で あ る 十 一 識、 要 約 す れ ば、 そ れ ぞ れ 根 と 境 と 我 と 識 と に 似 て 現 ず る 諸 識 を 依 他 性 と 解 し よ う と 思 う。 こ れ に 封 し て 論 の 添 文、 ﹁ 復 有 出何 義。 由 二此 憎 識 一、 成 二二 切 種 々 識 相 貌 一。 本 識 識、 所 蝕 生 起 識 種 々 栢 貌 故。 復 由 昌此 相 貌 一 生 故。 ﹂ に 樹 す る 眞 諦 繹 の 繹、 一 識 從 種 子 生。 是 依 他 有。 種 々 識 相 貌 是 分 別。 分 別 實 無 所 有 一。 是 眞 實 性。 ⋮ ⋮ 所 飴 即 阿 陀 那 識。 生 起 即 六 識 攣 異 爲 ジ 七。 即 是 本 識 相 貌。 ( 眞 三 六 右 ) に よ つ て 本 識 の み 依 他 性 で あ り、 七 識 は 分 別 性 で あ る と 云 わ れ る か も 知 れ ぬ。 然 し こ の 繹 は 眞 諦 諜 だ け に あ つ て 笈 多 繹 に な く、 且 つ そ の 本 文 も 玄 弊 繹 及 び 扇 多 繹 に は 見 出 さ れ な い 。 た と え こ の 羅 に 見 出 さ れ る よ う な 解 繹 が い ず れ の 繹 に あ つ た に し て も、 そ れ は 最 初 に 引 用 せ る 禽 の 本 文 と 相 容 れ な い こ と は 明 か で あ る。 然 ら ば 次 に こ れ ら の 諸 識 は 何 故 虚 妄 分 別 と 云 わ れ る の で あ ろ う か。 こ れ に 答 え る も の が、 前 述 の 虚 妄 塵 顯 現 依 止 で あ る。 本 來 無 で あ り、 そ の 意 味 に 於 て 眞 實 で な い 樹 象 の 顯 現 す る 依 止 と な る か ら、 識 は 虚 妄 分 別 と 名 づ け ら れ る の で あ る。 顯 現 の 依 止 と 云 え ば、 顯 現 の 依 り ど こ ろ と な る 何 か 場 所 的 な も の が 考 え ら れ る か も 知 れ ぬ。 非 有 の 樹 象 の 顯 現 す る 場 所 と し て の 識 が 考 え ら れ る か も 知 れ ぬ。 ( 依 他 性 を 分 別 性 と 眞 實 性 と の 和 合 せ る も の で あ る と す る 論 は こ の 考 に 近 い。 ) 然 し 依 止 と は、 ﹁ 此 顯 現。 以 呂依 他 性 一爲 ジ 因 故。 言 詰依 止 二( 眞 諦 三 ○左 ) ﹁依 止 者 因 義 故 ﹂ ( 玄 舞、 一 四 左 ) 言 所 依 一 者。 顯 現 所 依。 是 所 因 義 ﹂ ( 笈 多、 二 〇 右 ) に よ つ て 知 ら れ る よ う に、 顯 現 の 因 の 意 で あ る。 即 ち 識 が 顯 現 し て 塵 と な る と 云 云 意 味 で あ つ て、 決 し て 場 所 的 な 意 味 で は な い。 識 が 本 來 的 に は 存 在 し な い、 そ の 意 味 に 於 て 無 で あ る 樹 象 に 以 て 現 ず る と の 意 味 で あ る。 次 に 虚 妄 分 別 の 盧 妄 の 意 義 に つ い て、 眞 諦 繹 の 繹 は ﹁ 分 別 是 識 性、 識 性 何 所 分 別。 分 二別 無 一爲 有。 故 言 二虚 妄 一 ﹂ ( 三 〇 右 ) と 云 う。 こ の 解 繹 は 眞 諦 繹 の み に あ つ て、 玄 舞 及 び 笈 多 繹 に は 見 出 さ れ な い。 眞 諦 は 叉、 ﹁齪 因 及 鼠 禮、 色 識 無 色 識、 若 前 識 不 有、 後 識 不 得 生 ﹂ の 飢 を 解 し て、 無 中 執 有 名 齪 ( 三 二 右 ) と 読 い て い る。 本 來 無 な る も の を 執 し て 有 と す る こ と が 虚 妄 分 別 で あ る な ら ば、 盒 の ﹁ 意 識 是 分 別。 呉 三 ﹁ 種 分 別 一故 ﹂ を 繹 し て、 ﹁ 六 識 之 中、 但 以 昌意 識 鳳爲 昌分 別 輔。 以 琶 識 具 二 自 性 憶 持 顯 示 三 分 別 一故。 五 識 則 不 爾。 ( 三 五 右 ) を ど う 解 繹 す べ き で あ る か。 こ の と こ ろ か ら す れ ば、 三 種 の 分 別 を 具 す る も の は 意 識 の み で あ り、 五 識 は 三 種 の 分 別 を 具 し て い な い 沁 從 つ て 無 を 分 別 し て 有 き す る 虚 妄 分 別 で な い こ と は 云 う ま で も な い。 然 る に 盒 の 本 文 に 於 て は、, 依 他 性 は 虚 妄 分 別 に 撮 せ ら れ る 十 一 識 で あ る と し て、 そ の 中 に 五 識 を も 含 め て い る。 從 つ て 虚 妄 の 意 義 を 無 を 執 し て 有 と な す と 解 す る な ら ば 禽 と 矛 盾 す る こ と と な る。 樹、 注 意 す べ き こ と は、 五 識 則 不 爾 の 文 字 は た だ 眞 諦 繹 の み に あ る と 云 う こ と で あ る。 か く て 橿 大 乗 命 に 於 け る 三 性 読

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-17-密 教 女 て 化 吾 々 は、 依 他 性 と は 虚 妄 分 別 に 播 せ ら れ る 十 一 識 で あ る と 云 う と き、 そ の 虚 妄 の 意 義 を 無 を 執 し て 有 と す る と 解 す る こ と が で き な い。 む ろ 本 來 的 に は 存 在 し な い 樹 象 に 似 て 現 ず る か ら、 識 は 虚 妄 分 別 と 名 づ け ら れ る と 解 す べ ぎ で あ ろ う。 ( 二 ) 虚 妄 分 別 の 意 義 を 明 か に す る た め、 ﹁ 虚 妄 分 別 は 有 り ﹂ A bhutaaparikalpo sti と 秀 う 有 名 な 偶 を 以 て 初 ま る 中 邊 溌 別 倫 を か え り み よ う。 識 生 攣 似 義。 有 情 我 及 了。 此 境 實 非 有。 境 無 故 識 無。 ( 玄 ) 塵 根 我 及 識。 本 識 生 似 彼。 但 識 有 無 彼。 彼 無 故 識 無。 ( 眞 ) ( 山 口 博 士 編 辮 中 邊 命 四 頁 ) A

rthasatta vatimavi jnaptipr ati bhasam prajayat

Vijnanam

-nast casythas tadabhavat tad apy

a sat-Madhyantavi bhagatika 16 玄 弊 繹 に よ る と 義 ( 超 越 的 封 象 ・ 外 境 ) と 有 情 ( 感 畳 機 管 ・ 身 艦 ) と 我 と 了 別 ( 前 六 識 ) に 似 允 識 が 生 ず る。 即 ち 外 境 に 似 現 す る 識、 身 艦 に 似 現 す る 識、 自 我 執 を と も な う 識、 及 び 前 六 識 が 生 ず る の で あ る。 と こ ろ が 翼 諦 繹 の 偶 に よ る と、 本 識 で あ る 阻 頼 耶 識 が 外 境 と 五 根 と 我 と 識 と に 似 て 現 ず る の で あ る。 阿 頼 耶 識 か ら 四 つ の 封 象 に 似 現 す る 識 が 生 ず る の と 阿 頼 耶 識 自 身 が そ れ ら 四 つ の 封 象 に 似 て 生 ず る の と は 同 じ で は な い。 玄 舞 と 眞 諦 と の こ の 相 違 は、 次 の 偶 に も 現 れ て い る。 依 ご 識 有 所 得 二。 境 無 所 得 生。 俸 境 無 所 得 哺。 識 無 所 得 生。 ( 玄 ) 由 依 桶唯 識 一故 境 無 艦 義 成。 以 噂塵 無 ジ 有 膿 本 識 即 不 生。 ( 眞 ) ( 辮 中 邊 命 七 頁 ) 然 ら ば 前 述 の 第 三 偶 の 意 味 す る と こ ろ は、 外 境 と 根 と 我 と 識 と に そ れ ぞ れ 似 る 識 が 生 ず る の で あ ろ う か、 そ れ と も 阿 頼 耶 識 が そ れ ら の 樹 象 に 似 て 現 ず る の で あ ろ う か。 眞 諦 謁 は 偶 文 に 於 て ﹁ 本 識 生 似 彼 ﹂ と 論 き つ x、 そ の 羅 に 於 て は、 ﹁ 本 識 顯 現 相 臨似 色 等 煽。 似 根 者。 謂 識 似 二 五 根 一於 二 自 他 相 績 中 一顯 現 ﹂ と 読 き、 本 識 は た ゴ 外 境 に 似 て 現 ず る の み で あ る。 五 根 に 似 て 現 ず る 識 も 恐 ら く 本 識 を 指 す の で あ ろ う が、 本 識 と は 明 言 さ れ て い な い。 た と え そ れ を 本 識 と 解 し て も、 本 識 は た ゴ 外 境 と 根 と に 似 て 現 ず る の み で あ る。 外 境 と 五 根 に 似 て 現 ず る 識 が 阿 頼 耶 で あ る こ と は 安 慧 の 繹 命 に 於 て も 論 か れ て い る。 t atrarttvaratibhsam alayavijnam s asamprayogam(前 引 書 十 七 頁 ) ﹁ そ の 中 外 境 と 有 情 と し て 顯 現 す る 阿 頼 耶 は 相 鷹 を 具 す る も の ﹂ ( 山 口 博 士 繹 註、 中 邊 分 別 論 繹 疏 二 三 頁 ) か く て 安 慧 の 繹 倉 に よ れ ば、 外 境 と 根 と に 似 て 現 ず る 識 は 阿

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頼 耶 で あ り、 我 に 似 現 す る 染 汚 の 意 と 前 六 識 と は 阿 頼 耶 が そ れ ら に 似 て 現 ぜ る も の で な く、 阿 頼 耶 か ら 生 ぜ る も の で あ る。 即 ち 外 境 と 有 情 と 我 と 了 別 と し て 顯 現 す る、 相 慮 を 具 せ る、 こ れ ら の 諸 八 識 は 集 諦 所 撮 に し て 助 力 縁 に よ れ る 第 八 識 よ り 所 慮 の 如 く 五 趣 中 に 生 起 す。 ( 前 引 書 二 三 頁 ) と 読 か れ て い る。 こ こ で 阿 頼 耶 識 は 外 境 と 根 と に 似 現 す る 識 で あ り つ つ、 他 面 に 於 て そ れ 自 ら と 染 汚 め 意 及 び 前 六 識 の 生 起 す る 根 源 の 識 で あ る と 説 か れ る 黙 に 注 意 す べ き で あ る。 即 お ち 阿 頼 耶 識 は 外 境 と 根 と に 似 現 す る 識 と し て は、 我 に 似 現 す る 染 汚 の 意 及 び 前 六 識 と 同 列 に 籔 え ら れ つ つ、 他 面 に 於 て は 自 ら を 含 め る こ れ ら の 識 の 根 源 な の で あ る。 外 境 と 根 と に 似 現 す る 阿 頼 耶 識 と 諸 八 識 の 根 源 と し て の 阿 頼 耶 識 と 如 何 に 關 係 す る か は こ こ で 考 察 す べ き 重 大 な 問 題 で あ る が、 吾 々 は た だ、 四 つ の 封 象 に 似 て 現 ず る 識 は、 眞 諦 繹 の 如 く 阿 頼 耶 と 解 す べ き で は な く、 箪 に 識 と 解 す べ ぎ で あ る こ と を 知 る に と ど め よ う。 ( 前 述 の 阿 頼 耶 の み を 依 他 性 と な し、 虚 妄 分 別 と し て の ナ 一 識 を 分 別 性 と す る 考 え は、 こ の 眞 諦 繹 の 掲 の 考 え と 趣 き を 一 に す る も の で あ る。 ) 識 が 外 境 と 五 根 と に 似 現 す る と は、 超 越 的 實 在 と 考 え ら れ て い る 外 境 と 五 根 と の 二 は 識 の プ μ ジ ェ ク シ ョ ン に 過 ぎ な い も の で あ り、 叉 我 と 識 と に 似 現 す る と は、 主 膿 と し て 考 え ら れ て い る 自 我 叉 は 識 は、 自 我 意 識 叉 は 識 に よ つ て 指 向 さ れ た も の に す ぎ な い こ と を 示 し て い る。 こ れ ら 外 境 と 五 根 及 び 我 と 識 と の 實 在 で な い 理 由 と し て、 玄 舞 繹 に 於 て は、 ﹁無 行 相 故 ﹂ と ﹁非 眞 現 故 ﹂ と の 二 を あ げ、 眞 諦 鐸 に 於 て は、 ﹁ 非 寳 形 識 輔故 ﹂ と ﹁ 顯 現 不 如 境 故 ﹂ と の 二 を 籔 え て い る。 行 相 な き が 故 に と は 識 る 働 き で な い か ら と の 意 味 で あ る。 眞 諦 の 實 の 形 識 に 非 ざ る が 故 に と は、 チ ェ ル バ ッ キ ー が 中 國 邊 分 別 命 の 英 繹 に 於 て、Arthasattva pratibha を 英 繹 し

て、becaise there are no ther

ideas of things and living bodiesliv there own

a

nakararatvam evarthabhave karanaram

d

eficierncy in having a

separate of therem)

(

their coalescence wth the ideas

of from

p

roves there are no extermal objets

the ideas grasping them

) ( 同 書 三 一 頁 ) と 繹 す る と こ う か ら、 無 形 相 の 故 に と 解 さ れ よ う。 無 形 相 と は そ れ ら の 樹 象 の 椙 は、 そ れ を と ら え る 観 念 と の 關 連 に の み 考 え ら れ る か ら、 樹 象 は そ れ 自 ら に 特 有 の 相 を 持 た な い 乏 の 意 で あ る。 非 翼 に 現 ず る が 故 に、 及 び 顯 現 す る こ と 境 の 如 く な ら ざ る が 故 に と は、 主 農 と し て の 我 及 び 識 と し て 顯 現 せ る も の は、 箪 に 自 我 意 識 及 び 識 に よ つ て 誤 っ て 指 向 さ れ た も の に す ぎ な い と の 意 味 で あ る。 か く 外 境 と 根 と 我 と 識 が 實 在 で な い と こ ろ か ら、 第 四 句 の ﹁ 境 無 き が 故 に 識 も 亦 無 し ﹂ が 導 き 出 さ れ る。 識 無 し と は 如 囁 大 乗 命 に 焚 け る 三 性 説

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-19-密 教 文 化 何 な る 意 味 で あ ろ う か。 一 般 に 境 識 倶 涙 と 云 う 言 葉 に よ つ て 理 解 さ れ て い る よ う に、 識 ら れ る 樹 象 が な い か ら そ れ に 相 關 的 な 識 も 生 起 し 得 な い と 云 う 意 味 で あ ろ う か。 否。 醤 象 が 實 在 で な い 以 上、 そ れ に 封 鷹 す る 識 る も の と し て の 識 が 實 在 で な い と の 意 で あ つ て、 そ れ ら の 封 象 に 似 現 す る 識 の 働 き が な い と 云 う 意 味 で は な い。 こ の こ と は 特 に 注 意 さ れ な け れ ば な ら な い。 玄 舞 繹 は こ れ を ﹁-能 取 諸 識 亦 非 一二實 有 二 と 読 き、 眞 諦 繹 は ﹁ 所 取 既 無、 能 取 齪 識 亦 復 是 無 ﹂ と 論 い て い る。 能 取 の 識 は 似 現 す る 識 と 同 一 で は な い。 能 取 蹴 識 無 と は、 魁 識 の 能 取 の 面 の 無 で あ つ て、 齪 識 そ の も の の 無 で は な い。 も し そ う で あ る な ら ば 次 の 第 四 の 偶 の 所 読 と 矛 盾 す る。 即 ち 虚 妄 分 別 性 由 ご 此 義 二 得 成 非 實 有 全 無 輔 許 激 解 脱 輔故。 ( 玄 ) 鼠 識 虚 妄 性 由 昌此 義 一得 成 非 實 有 無 一故 滅 彼 故 解 脱。 ( 眞 ) ( 辮 中 邊 冊 五 頁 ) は、 虚 妄 分 別 と し て の 識 は 實 有 で は な い が、 決 し て 無 と さ る べ き で は な い こ と を 明 か に 示 し て い る。 か く し て 前 述 の ﹁ 識 の 有 所 得 に よ つ て、 境 の 無 所 得 生 ず。 境 の 無 所 得 に よ つ て 識 の 無 所 得 生 ず。 ﹂ の 識 の 無 所 得 生 ず は、 一 般 に 解 さ れ て い る よ う に、 封 象 が 無 で あ る か ら そ れ を 識 る 識 も 無 で あ る と 云 う よ う な 簡 箪 な 意 味 で な く、 ﹁ 由 一此 方 便 助得 入 昌所 取 能 取 無 相 こ と 読 か れ る 如 く、 所 取 に 封 す る 能 取 の 無、 即 ち 封 象 を 把 え る 主 観 と し て の 識 の 無 で あ る こ と が 知 ち れ る で あ ろ う。 安 慧 の 繹 命 は こ れ を、 ﹁ か く の 如 く し て 遍 計 所 執 の 体 の 所 取 と 能 取 と の 無 相 に 入 る。 ( さ れ ど ) 盧 妄 分 別 の ( 無 相 に 入 る に は ) あ ら ず ﹂ ( 前 引 書 四 一 頁 ) と 読 い て い る。 以 上 の 命 述 に よ つ て 吾 々 は、 虚 妄 分 別 の 意 義 を 明 確 に 知 る こ と が で き た。 識 が 虚 妄 分 別 と 名 づ け ら れ る の は、 そ れ が 本 來 存 在 し な い 封 象 に 似 て 現 ず る か ら で あ る。 樹 象 が 存 在 し な い 以 上、 そ れ を 識 る も の と し て の 識 は 云 う ま で も な く、 そ れ ら の 封 象 を プ ロ レ ェ ク ト し 叉 は 指 向 す る 識 自 髄 も 本 來 無 で あ る。 然 し 識 の 本 來 無 た る こ と を 表 面 に 出 さ ず、 む し ろ 虚 妄 な 識 が 現 實 的 に は 有 な る こ と を 主 張 す る と こ ろ に 喩 伽 唯 識 の 根 本 的 立 場 が あ る り 虚 妄 分 別 は 有 り と 中 邊 分 別 命 の 最 初 に 主 張 さ れ る 所 以 で あ る。 然 も か か る 虚 妄 分 別 の 有 を 主 張 す る こ と は、 虚 妄 分 別 を 滅 し て 解 腕 を 得 ぜ し め ん と す る 實 践 的 要 求 に も と つ い て い る。 ﹁ 彼 を 滅 す る が 故 に 解 睨 す ﹂ と 説 か れ る 所 以 で あ る。 ( 三 ) 前 蓮 の 如 く 識 は 樹 象 に 似 て 現 ず る。 識 の 似 現 せ る 相 が 分 別 産 で あ る。 こ こ に 云 う 識 が 阿 頼 耶 識 に 限 ら る べ き, で な い こ と は 嚢 う ま で も な い。 命 の 本 文 は こ れ を、 分 別 性 相 者。 實 無 有 塵。 唯 有 識 畿。 顯 現 爲 塵。 是 分 別 性。 ( 翼 三 〇 右 ) 何 者 是 分 別 性。 於 昌唯 是 識 量 無 有 義 中 一 有 義 顯 現 一故

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( 笈 二 四 左 ) 何 者 遍 計 所 執 相。 謂 於 盈 州 義 唯 有 識 中 二 似 義 顯 現 ( 玄 二 〇 右 ) と 論 い て い る。 こ れ ら の 禽 の 本 文 に 封 す る 繹 は そ れ ぞ れ 次 の 如 く で あ る。 如 無 ユ我 等 塵 無 有 一一別 艦 一唯 識 爲 艦。 不 謹以 識 爲 一分 別 性 一。 識 所 攣 異 顯 現 爲 我 等 一。 塵 無 而 似 有 爲 昌識 所 取 一。 名 昌分 別 性 一 ( 眞 三○ 左 ) 分 別 相 中 言 二蕪 有 義 一者。 讐 如 二實 無 ジ 存 義 コ 此 唯 有 識 量 一者。 註 四 卜 於 蕪 有 義 中 二而 顯 現 故。 讐 如 島我 唯 相 似 顯 現 故。 爲 義 顯 現 者。 爲 二所 取 相 二顯 現。 讐 如 昌無 我 而 我 相 顯 現 一故。 ( 笈 二 八 左 ) 於 無 義 者。 謂 無 ご 所 璽 如 二實 無 一 我。 唯 有 識 中 者。 謂 無 奪 貝 義 輔 似 義 識 中。 如 二唯 似 我 顯 現 識 中 二。 似 義 顯 現 者、 似 二所 取 義 一相 貌 顯 現。 如 實 無 我。 似 我 顯 現。 ( 玄 二 〇 右 ) こ れ ら の 三 繹 に 於 て 注 意 す べ き こ と は、 眞 諦 諜 に の み 識 の 所 取 と な る の 文 字 の あ る こ と で あ る。 眞 諦 繹 に よ れ ば、 分 別 性 と は 軍 に 識 の 似 現 せ る も の を 意 味 す る だ け で な く、 識 の 所 取 と な れ る も の で あ る。 然 ら ば 識 の 所 取 と な る と は 如 何 な る 意 味 で あ ろ う か。 叉 こ の 識 の 所 取 と な る と 云 う 考 え は 眞 諦 繹 に の み 限 る も の で あ ろ う か。 先 ず 第 二 の 黙 か ら 考 察 し よ う b 依 他 性 と 分 別 性 と の 同 異 を 明 か す 盒 の 本 文、 ﹁ 此 依 他 性 爲 昌分 別 因 一。 是 所 分 別 故。 成 識分 別 一﹂ を 繹 す る に 當 つ て 三 繹 は 次 の 如 く 読 い て い る。 識 以 二能 分 別 一爲 ゾ 性。 能 分 別 必 從 ご 所 分 別 一生。 依 他 性 是 所 分 別。 爲 二 分 別 生 因 一。 ⋮ ⋮ 若 談 下 識 体 從 二 種 子 一生 上。 自 屡 ご 依 他 性 二。 若 談 鑓憂 異 爲 工 色 等 相 貌 一。 此 驕 ご 分 別 桂 鳳。 攣 異 租 貌 是 識 所 分 別。 以 二 此 義 一救。 成 ご 立 所 分 別 一。 爲 二 分 別 性 一。 含 眞 三 六 右 ) 意 識 名 二 能 分 別 簡。 爲 下 此 能 分 ご 別 所 取 境 界 体 輔 而 生 上 故。 ⋮ ⋮ 即 此 意 識 分 ご 別 彼 相 二。 取 爲 ご 所 分 別 境 界 体 一。 以 二 此 義 一故 ︽ 依 他 性 成 ご 分 別 性 ニ ハ 笈 二 七 右 ー 左 ) 彼 意 識 名 爲 ご 遍 計 二。 此 爲 ゴ 所 取 所 縁 境 性 一。 能 生 ご 遍 計 一。 是 故 亦 名 ご 遍 計 所 執。 ⋮ ⋮ 彼 意 識 名 爲 ご 遍 計 輔。 縁 ご 彼 梢 貌 一。 爲 ご 所 取 境 一爲 二 所 遍 計 二。 由 ご 此 義 二 故。 依 他 起 性 亦 名 二 遍 計 所 執 自 性 一 ( 玄 二 三 右 ) こ れ ら の 文 を 通 護 す る と き、 分 別 性 と は 識 の 攣 異 せ る も の で あ つ て、 然 も 識 の 所 取 と な れ る も の で あ る こ と は、 眞 諦 繹 の み 限 ら れ る も の で な い こ と は 明 か で あ ろ う。 次 に 識 の 所 取 と な る と は 如 何 な る 意 味 で あ ろ う か。 こ 玉 で 特 に 注 意 す べ き こ と は、 眞 諦 繹 に 於 て 輩 に 識 と 読 か れ て い る と こ ろ が、 玄 舞 繹 及 び 笈 多 繹 に 於 て は 等 し く 意 識 と さ れ て い る こ と で あ る。 よ く 分 別 す る も の は 眞 諦 繹 の 如 く 箪 に 識 な の で あ ろ う か。 そ れ と も 玄 舞 繹 笈 多 繹 の 如 く 意 識 に 限 ら る べ き で あ ろ う か。 眞 諦 繹 の 命 の 本 文 は 分 別 性 を 明 か す 他 の と こ ろ で、 意 識 是 分 別、 具 こ 三 種 分 別 蝋 故 ( 三 五 右 ) と 読 き、 そ れ を 繹 し て、 六 識 之 中、 但 以 ご意 識 爲 ご分 型。 以 噛識 具 二 自 性 憶 持 顯 蚕 二 分 劉 故。 五 搬 大 乗 命 に 於 け る 三 性 説

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-21-密 教 丈 化 識 則 不 爾 ﹂ と 云 つ て い る。 ( こ の 五 識 則 不 爾 の 文 字 は た ゴ 翼 諦 繹 に の み 見 出 さ れ る も の で あ る。 ) 從 つ て よ く 分 別 す る も の は 眞 諦 に 於 て も 意 識 で あ る こ と は 明 か で あ る。 然 ら ば 玄 舞 課 及 び 笈 多 繹 に 於 て 意 識 と さ れ る と こ ろ が、 眞 諦 講 に 於 て は た ゴ 識 と さ れ る の で あ ろ う か。 こ こ に 眞 諦 の 立 場 に よ る 掻 命 の 理 解 が あ る。 謬 者 自 身 の 立 場 に 立 つ て の 撮 命 の 理 解 は 從 來 た ゴ 玄 舞 繹 に 於 て の み 指 摘 さ れ、 眞 諦 の 繹 は 凡 て 撮 命 自 体 の 立 場 で あ る か の 如 く 詮 か れ て き た。 然 し 玄 鼻 に 就 て 云 わ れ る こ と は 翼 諦 に つ い て も 云 わ れ る こ と を 忘 れ て は な ら な い。 然 ら ば 意 識 の 分 別 と は 何 で あ る か。 名 を 饗 象 と し、 名 の 示 す 相 に 執 着 し て そ れ を 實 有 と し、 畳 襯 に よ つ て 言 を 起 し、 言 葉 の 示 す 鍬 象 を 實 有 と す る も の が 意 識 の 分 別 で あ る。 か る 名 に よ る 分 別 に よ つ て、 識 の 似 現 せ る 相 は 初 め て 存 在 と な る。 何 と な れ ば、 名 づ け ら れ な い 時 一 切 の 存 在 は 無 に 等 し い か ら で あ る。 か く て 識 の 似 現 が 意 識 に よ つ て 分 別 さ れ る 時、 即 ち 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ る と き、 初 め て 分 別 性 で あ る と 読 か れ る 所 以 が 理 解 さ れ よ う。 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 樹 象 は 名 言, に よ る 分 別 を ま つ て 初 め て 封 象 と し て の 意 義 を も つ か ら、 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き と 名 言 に よ る 分 別 と を 麗 別 す る こ 乏 な く 二 者 を 等 し く 識 の 名 で 呼 ぶ こ と も で き ょ う。 玄 舞 鐸 笈 多 課 に 於 て 意 識 と さ れ る と こ ろ が 眞 諦 課 に 於 て 輩 に 識 と さ れ る 所 以 で あ ろ う。 こ れ に 樹. し て 働 き の 面 か ら 二 者 を 麗 別 し、 名 言 に よ る 意 識 の 分 別 を 重 覗 す る と こ ろ に 玄 舞 の 立 場 が あ る。 即 ち 玄 舞 繹 に 於 て は、 前 述 の 引 用 文 に 引 き つ ゴ い て、 所 遍 計 上、 遍 計 所 執 畢 ・寛 無 故、 由 こ 此 義 二 故、 即 此 自 性 成 ご 圓 成 實 嚇。 ( 二 三 右 ) と 読 い て い る。 所 遍 計 上 と 読 か れ る と こ ろ に 遍 計 さ れ る も の 即 ち 識 の 攣 異 せ る と こ ろ の も の と 遍 計 さ れ た も の ( 所 謂 中 間 存 境 ) と が 麗 別 さ れ て い る。 七 か し 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ て 初 め て 有 と 云 わ れ る 以 上、 遍 計 さ れ る も の が 同 時 に 遍 計 さ れ た も の で あ り、 二 者 を 匝 別 す べ き で は な か ろ う。 こ こ に 撮 命 の 立 場 が あ る。 し か し 遍 計 さ れ る も の と 遍 計 さ れ た も の と を 二 つ と 見 な い こ と は、 必 ず し も プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き と 名 言 に よ る 分 別 と を 同 一 観 し て、 別 罷 観 す る こ と を 斥 け る も の で は な い。 吾 々 の 現 實 の 維 験 に 徴 し て も、 直 接 現 前 の 歌 態 と し て の 前 五 識 と 分 別 す る 識 と し て の 第 六 意 識 と は 庭 別 さ れ て よ い。 ﹁ 識 を 働 き の 面 に 於 て 匪 別 す る と こ ろ か ら、 識 に よ つ て プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 封 -象 が 意 識 の 名 言 に よ る 分 別 を ま た な い で 別 に 存 在 す る と 考 え る と こ ろ に 玄 舞 の 立 場 が あ る。 こ れ に 反 し て 樹 象 は 名 言 に よ る 分 別 を ま つ て 初 め て 封 象 と し て の 意 義 を 全 う す る か ら、 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き と 名 言 に よ る 分 別 の 二 者 を 等 し く 識 と 呼 ん で 匪 別 し な い と こ ろ に 眞 諦 の 理 解 が あ る。 こ れ に よ つ て 眞 諦 の 分 別 の 文 字 は、 玄 舞 の 遍 計 よ り も そ の 意 味 が 廣 く、 名 言 に よ る 分 別 と プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き と の 二 者 を 含 ん で い る こ と が 知 ら れ よ う。 ( 四 )

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前 述 の 如 く 分 別 性 は 輩 に プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 相 に と ゴ ま る も の で な く、 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ た も の で あ る。 プ ロ ジ エ ク ト さ れ た も の は 名 言 に よ る 分 別 を ま つ て 初 め て あ り と 云 わ れ る も の で あ る が、 然 し 叉 一 面、 分 別 す る 働 き は プ ロ ジ エ ク ト さ れ た 封 象 に 封 し て 働 く と 考 え ら れ る。 然 も プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 封 象 は プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き を 離 れ て 考 え ら れ な い か ら、 依 他 性 が 分 別 の 封 象 で あ る と 説 か れ る。 此 依 他 性。 但 是 所 分 別。 是 因 能 成 ご 依 他 性 二爲 こ 所 分 別 二。 此 中 名 ご 分 別 性 一。 云 何 能 計 ご 度 此 依 他 性 鳳。 但 如 ご 萬 物 相。 由 ご 名 等 境 界 二。 於 ご 依 他 性 中 一。 由 執 ご 着 相 一由 ご 決 剣 起 ジ 見。 由 二 畳 観 言 読 縁 起 一。 由 ご 見 等 四 種 言 説 鳳。 實 無 有 塵。 計 こ 實 有 剛爲 二 塗 釜 一。 由 ご 此 因 縁 鳳能 分 別 ( 眞 三 五 右 -左 ) 傍 線 の ﹁ 是 因 能 成 ご 依 他 性 一爲 ご 所 分 別 こ の 意 味 す る と こ ろ は、 ﹁ 由 二 六 種 因 一成 ご 依 他 性 一。 故 得 下 以 ご 依 他 性 周 所 分 別 上 ﹂ と 云 う 繹 に よ る と ハ 六 因 が 依 他 性 を 成 立 せ し め る か ら、 所 分 別 と な る と 云 う の で あ る。 と こ ろ が 次 の 傍 線 の 由 ご 此 因 縁 M能 分 別 を 繹 し て、 ﹁ 由 二 此 六 因 幅、 意 識 能 分 ご 別 依 他 性 二、 令 成 ご 所 分 別 一 故 以 ご 此 因 一爲 ご 分 別 性 こ と 読 か れ る と こ ろ か ら す る と、 六 因 が 依 他 性 を し て 所 分 別 た ら し め る の で あ る。 六 因 と は 名 等 の 境 ﹂ 界 に よ る と 相 を 執 着 す る に 由 る 等 の 六 つ で あ る。 即 ち 名 言 に よ つ て 分 別 の 行 わ れ る 六 つ の 型 と 見 て よ い。 六 因 が 依 他 性 を 成 立 せ し め る と 云 う の と、 六 因 が 依 他 性 を し て 所 分 別 た ら し め る と 云 う の と は 同 じ で は な い。 前 引 の 翼 諦 繹 に 樹 す る 玄 舞 繹 及 び 笈 多 繹 を 参 照 す る と 亥 の 如 く で あ る。 依 他 起 自 性 名 二 所 遍 計 嚇。 叉 若 由 ご 此 相 一。 令 下 依 他 起 自 性 成 中 所 遍 計 上。 此 中 是 名 二 遍 計 所 執 自 性 一。 由 ご 此 相 一者 是 如 是 義 ⋮ ⋮ 云 何 遍 計 能 遍 計 度、 ⋮ ⋮ 由 二 此 遍 計 能 遍 計 度。 ( 玄 一 二 一左 二 三 右 ) 由 ご 此 因 縁 一故 全 依 他 性 成 ご 所 分 別 一。 此 是 分 別 性。 由 ご 此 因 縁 蔽、 令 ご 依 他 性 似 義 顯 現 著、 如 義 故。 ⋮ ⋮ 云 何 分 ' 別 能 分 別 ⋮ ⋮ 如 此 分 別。 ( 笈 一 七 右 ) 即 ち 玄 鼻 謬 に よ れ ば ﹁ 此 相 ﹂ が、 笈 多 繹 に よ れ ば ﹁ 此 因 縁 ﹂ が、 依 他 性 を し て 所 分 別 た ら し め る の で あ つ て、 此 の 相 叉 は 此 の 因 縁 が 依 他 性 を 成 立 せ し め る の で は な い。 こ こ に 眞 諦 課 と の 根 本 的 な 相 違 が あ る。 然 も こ の と こ ろ の 繹 は 眞 諦 謁 に あ る の み で、 玄 鼻 課 及 び 翼 諦 繹 に は 見 出 さ れ な い。 即 ち 六 因 が 依 他 性 を 成 立 せ し め る と 云 う 読 と、 六 因 を 以 て 分 別 性 と な す と の 考 え は た ゴ 眞 諦 課 の 繹 に の み 見 出 さ れ る 考 え で あ る。 從 つ て 吾 々 は 名 言 に よ る 分 別 が 依 他 性 を し て 所 分 別 た ら し あ る と 解 す る。 こ の こ と は 更 に、 依 他 性 と 分 別 性 と の 相 違 を A冊 じ て、 依 他 性 由 二 分 珊 性 u 顯 現 似 法。、 不 下 與 ご 分 別 性 瞬同 罷 上。 ( 眞 三 九 右 ) 依 他 性 爲 ご 分 別 性 一、 相 顯 現 而 佳。 然 非 ご 分 別 性 艦 一 也。 ( 笈 二 八 右 ) 依 他 起 自 性。 遍 計 所 執 自 性 顯 現。 而 非 構 髄。 ( 玄 二 四 右 ) 撮 大 乗 命 に 於 け る 三 性 読

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-23-密 教 丈 化 と 読 き、 そ の 理 由 と し て、 繹 に、 顯 二 名 是 依 他 輔。 顯 二 義 是 分 別 幅。 何 以 故。 此 依 他 由 名 所 二 分 別 一故。 ( 眞 ミ 九 右 ) 成 ご 立 名 是 依 他 義 是 分 別 一。 何 以 故。 此 依 他 由 ご 名 カ 一故 き 成 ご 所 分 別 騨。 ( 笈 二 八 左 ) 安 立 爲 二 名 依 他 起 一。 爲 ご 義 遍 計 所 執 一。 以 下 依 他 起 由 二 名 勢 力 圃 成 申 所 遍 計 上 故 ( 玄 二 四 左 ) と 読 か れ る と こ ろ に 明 か に 示 さ れ て い る。 名 に ょ ゐ 分 別 が 依 他 性 で あ か、 か か る 分 別 に よ つ て 依 他 性 が 分 別 さ れ て 初 め て 分 別 性 は 成 立 す る。 名 に よ る 分 別 に よ つ て 依 他 性 が 分 別 さ れ る と は、 識 に よ つ て プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 鍬 象 が 分 別 さ れ る と 云 う 意 味 で あ る。 プ ロ ジ、 エ ク 予 さ れ た も の は 名 に よ る 分 別 に よ つ て 初 め て 封 象 と し て 成 立 す る 限 り 分 別 性 と 考、 兄 ら 取 る の で あ る が、 他 面 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き を 離 れ て 別 に 考 え ら れ な い か ら、、 そ の 黙 か ら プ ロ ェ ク ト に す る 働 き と 等 し く 依 他 性 と 考 え ら れ る の で あ る。 か く の 如 く 名 に よ つ て 分 別 さ れ た も の が 分 別 性 で あ り、 名 は 依 他 性 で あ る な ら ば、 眞 諦 繹 に 見 ら れ る 六 因 を 以 て 分 別 性 と す る 考 え は こ れ と 矛 盾 す る。 六 因 を 以 て 分 別 性 と す る 読 が 玄 鼻 繹 及 び 笈 多 繹 に 見 出 さ れ な い 所 以 で あ る。 然 し 眞 諦 繹 の 繹 が、 ﹁ こ の 六 因 に よ つ て 意 識 よ く、 依 他 性 を 分 別 し て 所 分 別 を 成 ぜ し め る が 故 に、 故 に こ の 因 を 以 て 分 別 性 と な す ﹂ ( 眞 三 五 左 ) と 説 く 時、 そ の 云 う 分 別 性 は、 玄 舞 の 遍 計 所 執 相 に 常 る も の で な く ﹁ 分 別 を 性 と す る も の ﹂ の 意 で あ る こ と は 明 か で あ る。 眞 諦 の 分 別 性 と 云 う 繹 語 の 多 註 五 義 で あ る こ と は 餅 酬 に 學 者 の 指 摘 さ れ た と こ ろ で あ る。 依 他 性 は 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ て 初 め て 分 別 性 と な る。 從 つ で 依 他 性 と 分 別 性 と は 同 一 で な い と 云 う こ ご の 倫 述 は、 ロ ジ ェ ク ト す る 働 ぎ と 名 言 に よ つ て 分 別 す る 働 き と は 等 し く 識 と し て は 同 じ で あ り、 叉 名 言 に よ る 分 別 も プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き を 離 れ て 別 に 存 在 し 得 な い が、 決 し て 同 一 観 す べ き で は な い こ と を 示 し て い る。 然 し 叉 面、 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の も、 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ て 初 め て 封 象 と し て 成 立 ち 得 る こ と を 考 え る と、 即 ち プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の も 名 に よ つ て 分 別 さ れ な い 時、 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の と の 意 味 を も ち 得 な い こ と を 考 え る 時、 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ て い る と 云 う こ と が 既 に 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ て い る と も 考 え ら れ よ う。 そ の 時 識 の 似 現 が 分 別 性 と 読 か れ る。 前 者 を 重 ん ず る と こ ろ に 玄 弊 が あ り、 後 者 の 立 場 に 立 つ 時 眞 諦 の 考 え が 成 立 つ。 ( 五 ) 識 に よ つ て プ 質 ジ ェ ク ト ざ れ、 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ た 相 で あ る 分 別 性 は 實 在 す る も の で は な く、 本 來 無 で あ る。 こ の 分 別 性 の 本 來 無 で あ る 之 と が 眞 實 性 で あ る。 ( 禽 ) 由 哺昌此 塵 相 永 無 二所 有 一。 此 實 不 無。 是 名 も 呉 實 性 相 一。 ( 翼 三 〇 左 )

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此 依 他 性 中。 彼 義 相 畢 寛 無 所 有 故。 ( 笈 一 四 左 ) 於 二彼 依 他 起 相 一。 由 二似 義 相 永 無 一 有 性。 ( 玄 二 〇 右 ) ( 繹 ) 虚 妄 義 永 不 有 二顯 現 因 一。 由 ご 顯 現 膿 不 麟 有 故。 亦 不 可 得 ⋮ ⋮ 由 二一此 二 種 塵。 無 輔 有 艦 故。 依 他 性 不 可 得。 亦 實 有 不 無。 是 各 も 呉 實 性 輔 ( 眞 三 〇 左 ) 此 無 所 有 不 實 義 顯 現 因 中。 彼 不 實 義 顯 現 無 鴨所 有 隔故。 如 一衰 相 似 相 一實 無 二所 有 一。 然 無 我 是 有 ( 笈 二 四 左 ) ) 於 下 無 コ所 有 幅非 眞 實 一義 顯 現 因 中 上。 由 轟 貝 無 有 似 義 相 現 一。 永 無 有 性 P 如 出似 我 相 一永 是 無。 而 無 我 有。 ( 玄 二 〇 右 ) 笈 多 繹 及 び 玄 弊 繹 に 於 て、 樹 象 に 似 現 す る 識 中 に 於 て 封 象 に 似 現 せ る 相 が 無 い と 説 か れ る 時、 似 現 す る 識 と 似 現 せ る 相, と の 二 が 考 え ら れ る か も 知 れ な い。 即 ち プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 相 の 成 立 つ 場 所 と し て プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き が 考 え ら れ る か も 知 れ な い。 然 し プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 相 を 離 れ て、 そ る れ 以 外 に プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き が 別 に 存 す る の で は な い。 云 い か え 6 と、 分 別 性 と し て 現 ず る 以 外 に 別 に 依 他 性 と し て の 識 が あ る の で は な い。 ﹁ 依 他 の 相 た る や 虚 妄 分 別 と し て 即 ち 顯 現 す る こ と を 得 ﹂ と 説 か れ る 所 以 で あ る。 從 つ て 分 別 性 の 本 來 無 た る こ と は 依 他 性 の 本 來 無 た る こ と を 意 味 し て い る。 眞 諦 繹 に 於 て 依 他 性 不 可 得 と 論 か れ る 所 以 で あ る。 こ の 分 別 性 の 本 來 無 た る こ と、 從 つ て 依 他 性 の 本 來 無 た る こ と が 眞 實 性 で あ る。 と こ ろ が 前 述 の 如 く 笈 多 繹 及 び 玄 鼻 繹 に 於 て は、 分 別 性 の 無 が 眞 實 性 で あ る と 論 か れ る だ け で、 分 別 性 -の 無 が 依 他 性 の 無 で あ る こ と に は 言 及 さ れ て い な い。 加 之、 玄 鼻 繹 に 於 て は、 ﹁ 所 遍 計 上。 遍 計 所 執 畢 寛 無 故。 即 此 自 性 成 二圓 成 實 二 と 論 が れ て い る。 分 別 性 は 本 來 無 で あ り、 從 つ て 依 他 性 は 本 來 無 で あ る こ と を、 中 邊 分 別 命 は 次 の 如 く 畢 て い 是 故 識 成 鼠就 非 識 爲 嵩自 性 輔。 不 識 及 與 識 由 二H是 義 一亭 等。 由 三識 有 得 性 亦 成 盛 州 所 得 一故 知 二 有 得 無 得 性 季 等 ( 眞 諦 課 ) 辮 中 邊 禽 八 頁 u

palabdhes tatah siddha nipalabdhisva

( 前 引 書 二 七 頁 ) t

asmac ca samata jneya nopalambhioa

( 前 引 書 二 八 頁 ) チ ェ ル バ シ キ ー の こ の 偶 及 び 世 親 繹 の 英 繹 は 亥 の 如 く で あ る I

t is thus proved that

(the absolutes

)

It in its essence non-perception

It shonld be konwn therefore

there

That equal are perception and non

( 同 書 四 六 頁 ) P

henenmenal perceptio is equal to

-b

ecause it is not proved that this

a real perception But although in

囁 大 乗 命 に 於 け る 三 性 読

(12)

-25-密

it is non-perception it nevertheless is called

p

erception,in that sense namely that it presents

to us

(as real

) such objects which ultimately

prove not to be reaol

( 同 上 ) 識 の 樹 象 は 本 來 存 在 し な い 限 り、 識 は そ の 本 質 に 於 て 識 で は な い ・ 然 し か か る 封 象 に 似 現 す る 限 り に 於 て、 識 と 呼 ば れ る と 云 う の が、 不 識 之 識 乏 は 季 等 で あ る と 云 う 意 味 で あ る。 從 つ て こ の 偶 は、 普 通 境 識 倶 混 と 云 う 言 葉 で 理 解 さ れ て い る よ -に、 識 ら れ る も の が な い か ら 識 る 働 き が 起 勤 い と 云 う で も な く、 又 ﹁ 識 で あ つ て 識 で な い、 即 ち 境 で あ る ﹂ と 云 う の で も な い。 本 來 無 な る 識 が 實 践 的 要 求 か ら、 ﹁ 虚 妄 分 別 は 膚 り ﹂ と さ れ る の で あ る。 さ て 識 が 依 他 性 と 云 わ れ る の は、 自 ら の 蕪 習 せ る 種 子 か ら 生 起 せ る た め で あ り、 識 の 似 現 せ る 相 が 分 別 性 と 呼 ば れ る の は、 ( 一 ) 識 に よ つ て プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 相 は、 名 言 に よ る 分 別 即 ち 意 識 の 分 別 に よ つ て 初 め て 相 と し て 成 立 ち、 迷 い の 生 ず る 因 で あ る か ら で あ り、 ( 二 ) 叉 か エ る 相 は 本 來 存 在 す る こ と な く、 た だ か N る 絹 を 名 言 を 以 て 分 別 す る 分 別 の み が あ る か ら で あ る。 第 二 の 理 由 に つ い て は 次 の 如 く 論 か れ る。 ( 盒 ) 無 有 自 相。 唯 見 雌分 別 }故 Q 多 秀 別 一。 ( 眞 三 四 左 ) 無 有 自 網 一。 唯 見 ゴ分 別 一故。 名 二分 別 一。 ( 笈 一 七 右 ) 自 相 實 無。 唯 有 遍 計 所 執 可 ジ 得 ( 玄 二 二 一左 ) ( 繹 )、 自 体 既 無。 唯 見 謝 識 一故。 読 名 分 別 一 ( 眞 三 四 左 ) も 無 有 自 相 巻、 無 体 故 9 唯 見 分 別 者。 唯 見 臨 識 一故。 ( 笈 二 七 右 ) 自 梢 實 無 者。 實 無 繍彼 馨。 唯 有 遍 計 所 執 可 得 者 唯 有 二鼠 識 所 執 可 噌 得 ( 茎 三 右 ) 眞 諦 謬 及 び 笈 多 謬 は、 分 別 さ れ た 封 象 は 存 在 す る こ と な く、 そ こ に 見 出 さ れ る も の は た だ 名 言 に ま る 分 別 の み で あ る と 云 う に 欝 し て、 玄 鼻 繹 は た だ 鍾 計 さ れ た る も の が あ る と 云 つ て い る。 の 葬 謬 を ム冊 者 は、 境 の 無 に 壁 て 有 と 云 え る も の は 能 分 別 で あ る と 云 う 思 想 を 拒 ん で い る と 解 す る。 は た し て ' そ う で あ ろ う か。 識 の 似 現 せ 為 相 の 分 別 性 と 名 づ け ら れ る の は、 た だ か か る 相 を 分 別 す る 妄 分 別 の み が あ る か ら で あ る と 云 う の と、 た だ 臨 識 の 所 執 が あ る か ら と 云 う の と、 そ の 表 現 に 能 動 と 受 動 と の 根 違 こ そ あ れ、 爾 者 共 に 妄 分 別 の み あ り と 云 つ て い る の で は な か ろ う か。 吾 々 は こ の 玄 群 繹 を 以 て、 自 相 既 無 と 訟 か れ て い る と こ ろ か ら し て、 境 の 無 に 樹 し て 有 と 云 え る も の は 能 分 別 の み で あ る と 云 う 思 想 を 拒 ん で い る と 解 す る こ と が で き ぬ。 禽 吾 々 は、 會 者 の 有 と 云 わ れ る も の は 能 分 別 と 読 か れ る に 樹 し て、 有 と 云 わ れ る も の は 軍 に 分 別 で あ る と 解 し た い。 能 分 別 と 云 え ば、 所 分 別 に 繋 七 て よ く 分 別 す る も の を 意 味 し て い る。 翼 諦 繹 及 び 笈 多 繹 の た だ 臨 識 を 見 る と は、 か か る 能 分 別 を 成 立 た し め る 働 き と し て の 妄 分 別 を 意 味

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し て い る。 た だ 飢 識 あ り と は 所 分 別 な し と 云 う こ と と 共 に、 か か る 所 分 別 に 封 す る 能 分 別 の 無 を 意 味 し て い る こ と は 既 に 述 べ た と こ ろ で あ る。 次 に 分 別 性 の 無 が 眞 實 性 で あ る な ら ば 本 來 無 な る も の が ど う し て 眞 實 と 云 わ れ 得 る の で あ る か。 ﹁か か る 無 こ そ 如 で あ り、 清 澤 の 境 界 で あ り、 一 切 の 善 法 中 で 最 勝 で あ る か ら で あ る。 前 述 の 如 く、 依 他 性 は 分 別 性. と し て 現 じ、 か か る 分 別 性 の 無 が 翼 實 性 で あ る な ら ば、 依 他 性 と 分 別 性 と 眞 實 性 と の 三 は 何 ら 差 別 が な い の で あ ろ う か。 こ れ に 封 し て は 次 の 如 く 読 か れ る。 名 は 依 他 性 で あ り 名 に よ つ て 分 別 さ れ た 封 象 が 分 別 性 で あ る。 吾 々 は、 名 は 封 象 の 眞 實 の 相 を 示 す も の で あ り、 又 名 に 封 鷹 す る と こ ろ の 封 象 が 實 在 す る と 考 兄 て い る。 し か し 名 は 繋 象 の 眞 實 の 相 を 示 す も の で な く、 又 名 の 示 す 通 り の も の が 樹 象 と し て 存 在 す る の で も な い。 か く し て 名 で あ る 依 他 性 と 樹 象 で あ る 分 別 性 と は 別 で あ る。 ( 名 が 依 他 性 で あ る と は 分 別 は 名 言 に よ つ て の み 可 能 で あ る こ と を 示 し て い る。 ) 亥 に 依 他 性 は 必 ず 分 別 性 と し て 現 じ、 分 別 性 は 本 來 無 で あ る と 云 5 な ら ば、 依 他 性 も 等 し く 無 で は な い だ ろ う か。 も し 依 他 性 が 無 な ら ば 眞 實 性 も 無 と な り、 染 汚 分 と 清 浮 分 が 無 お な る と 云 う 過 失 に 陥 る。 從 つ て 依 他 性 は 無 で な い。 吾 々 は こ こ に 本 來 的 に は 無 で あ る 識 を 一 慮 有 と 七 て 立 て る 深 い 實 陵 的 要 求 と 見 る こ と が で き る。 眞 諦 は こ れ を、 ﹁ 儒 存 有 道 故。 不 明 雛依 他 性 是 無 爲 眞 實 性 一﹂ ( 演 三 六 右 ) と 説 い て い る。 ( 六 ) 前 述 の 如 く 識 に は プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き と 名 言 に よ る 分 別 の 二 義 が 含 ま れ て お り、 名 言 に よ る 分 別 は 特 に 意 識 と 名 づ け ら れ る。 名 言 に よ る 分 別 は プ ・ ジ ヱ ク ト す る 働 き の 一 面 で あ る 限 り、 廣 義 の 識 を 離 れ て あ り 得 な い が、 他 面 凸 プ ロ ジ エ ク ト さ れ た 樹 象 は 名 言 に よ る 分 別 を ま つ て 封 象 と し て 初 め て 成 立 ち 得 る こ と を 考 え る と、 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き も 狡 義 の 識 即 ち 意 識 を ま つ て そ の 意 義 を 全 う す る と 云 う こ と が で き る。 超 越 的 封 象 は 存 在 ナ る こ と な く、 あ ら ゆ る も の は 識 に よ つ て プ ロ ジ ェ ク ト さ れ 允 も の で あ る と 云 う 時、 そ の 云 う プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た と は 箪 に プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の で な く、 名 言 の 示 す 封 象 が 名 言 に 樹 鷹 し て 必 ず 存 在 す る も の と し て プ ロ ジ エ ク ト さ れ た も の で あ る こ と を 意 味 し て い る。 外 界 に 實 存 す る と 考 え ら れ る 一 切 の も の は 實 在 す る こ と な く、 輩 に プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の に す ぎ な い こ と を 明 か す た め、 撮 禽 に 於 て は 種 々 の A興 謹 が な さ れ て い る。 あ ら ゆ る 封 象 は 箪 に プ ロ ジ エ ク ト さ れ た も の で あ り、 實 在 し な い こ と が 明 か に せ ら れ る 時、 プ ロ ジ ェ ク ト す る 識 の 働 き 自 罷 も 虚 妄 で あ り、 本 來 無 な る こ と が 明 か に な る。 封 象 σ 本 來 無 た る こ と が 眞 實 性 で あ る。 從 つ て 眞 實 性 と は プ 鷺 ジ ェ ク ト す る 働 き で あ る 識 の 本 來 無 た る こ と で あ る。 然 る に 前 述 の 如 く 笈 多 繹 及 び 玄 鼻 繹 に 於 て は、 分 別 性 の 無 が 依 他 性 の 無 で あ る と は 明 言 さ れ て い な い。 然 ら ば 分 別 性 の 無 が 依 他 性 の 無 で あ る と 云 う こ と は 眞 諦 猫 自 の 理 解 で 乗 命 撰 大 に 於 け る 三 性 読

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-27-密 教 丈 化 あ ろ う か。 こ の 問 題 を 明 か に す る た め 先 ず、 依 他 性 は 染 汚 清 浮 分 で あ る と 云 う 論 を 考 察 し よ う。 依 他 性 が 染 汚 清 澤 分 で あ る と は、 一 般 に 解 さ れ て い る よ う に、 依 他 性 は 染 汚 分 ( 分 別 性 ) と 清 澤 分 ( 眞 實 性 ) と の 和 合 せ る も の で あ る と の 意 味 で あ ろ う か。 依 他 性 由 具 ご 爾 多。 以 三 極 爲 性 故 ( 眞 四 二 右 ) 依 他 者 彼 二 分 艦。 ( 笈 二 〇 右 ) 依 他 起 自 性 通 二 彼 二 分 一。 ( 玄 二 六 右 ) 爾 分 を 具 す と 云 え ば、 二 分 の 和 合 せ る も の ど 考 え ら れ る か も 知 れ な い。 し か し 具 す る と 云 い、 二 分 の 艦 と 云 い、 二 分 に 通 ず る と 云 う 意 味 は 果 し て そ う で あ ろ う か。 倉 に 於 て は 染 汚 清 澤 分 の 意 味 を 明 か に す る た め、 金 藏 土 の 讐 を あ げ て い る。 以 ご 金 藏 土 一爲 讐。 讐 如 ご 金 藏 土 中 見 ジ 有 ご 三 法 蝋。 一 地 界。 二 金。 三 土。 於 二 地 界 中 輔土 非 有 而 顯 現。 金 實 有 不 ご 顯 現 一。 此 土 若 以 火 焼 練、 土 則 不 現。 金 相 自 現。 此 地 界 土 顯 現 時。 由 ご 盧 妄 相 一顯 現。 金 顯 現 時。 由 二 眞 實 相 一 顯 現。 是 故 地 界 有 二 二 分 一。 如 此 本 識 未 下 爲 ご 無 分 別 智 一所 申 焼 練 上 時、 此 識 由 ご 虚 妄 分 別 性 癩 現。 不 下 由 ご 翼 實 性 癩 現 上。 若 爲 ご 無 分 別 智 所 二 焼 練 一 時、 此 識 由 二 成 就 眞 實 性 一顯 現、 不 下 由 ご 虚 妄 分 別 性 鳳顯 現 上。 是 故 虚 妄 分 別 性 識 即 依 他 性 有 三 一分。 讐 如 ご 金 藏 土 中 所 有 地 界 哺 ( 眞 四 二 右 -四 二 左 ) 以 ご 金 土 藏 輔爲 讐。 如 ご 金 土 藏 一有 三 二 種 可 見 輔。 ⋮ ⋮ 此 識 性 未 下 爲 ご 無 分 別 智 火 一 所 上 焼 時、 於 識 性 中 輔。 虚 妄 分 別 性 顯 現。 成 就 性 不 ご 顯 現 一。 此 識 性 若 爲 二 無 分 別 智 火 一所 焼。 於 ご 識 性 中 M。 實 有 成 就 相 顯 現。 虚 妄 分 別 性 不 ご 顯 現 鳳。 是 故 此 虚 妄 分 別 識 艦 依 他 性 有 三 一分 M。 如 魂金 藏 土 中 所 有 地 界 嚇 ( 笈 二 〇 右 ) 以 二 金 土 藏 一爲 喩 顯 示。 讐 如 ご 世 間 金 土 藏 中 三 法 可 一 得 ⋮: 識 亦 如 是。 無 分 別 智 火 未 嶢 時。 於 ふ 此 識 中 幅 所 有 虚 妄 遍 計 所 執 自 性 顯 現。 所 有 眞 實 圓 成 實 自 轡 不 二 顯 現 桶。 此 識 若 爲 ご 無 分 別 智 一所 焼 時。 於 ご 此 識 中 一 所 有 眞 實 圓 成 實 自 性 顯 現。 所 有 虚 妄 遍 計 所 執 自 性 不 ご 顯 現 融。 是 故 此 虚 妄 分 別 識 依 他 起 自 性 有 二 彼 二 分。 如 ご 金 土 藏 中 所 有 地 界。 ( 茎 二 八 ) こ の 引 用 文 に よ つ て 明 か な よ う に、 眞 諦 繹 に 於 て 金 藏 土 と さ れ て い る と こ ろ が、 玄 舞 繹 で は 金 土 藏 で あ り、 笈 多 繹 で は 金 藏 土 と 読 か れ、 叉 金 土 藏 と 説 か れ て い る。 眞 諦 繹 及 び 笈 多 繹 の 世 親 繹 に よ れ ば、 金 藏 と は 金 の 種 子 と し て の 堅 性 ( 地 界 ) で あ り、 土 と は か か る 堅 性 よ り 成 れ る 所 造 の 色 で あ る。 次 に 玄 鼻 繹 に よ れ ば、 金 土 藏 と は 所 造 の 色 と し て の 金 及 び 土 の 種 子 の 意 味 で お る。 金 藏 土 と 読 か れ る に し て も 叉 金 土 藏 と 読 か れ る に し て も、 そ の 意 味 す る と こ ろ は 金 及 び 土 と し て 現 れ る 堅 さ の 意 味 で あ る こ と が 知 ら れ よ う。 堅 さ は 現 實 に は 土 と し て 現 じ て い る。 然 し そ れ は 堅 さ が 本 然 の 相 で 現 れ て い る も の で は な い。 堅 さ が 虚 妄 の 相 で 現 じ て い る と こ ろ の 土 が 火 に 澆 か れ る 時、 堅 さ は そ の 眞 實 の 相、 蔀 ち 金 と し て 現 れ る。 そ の

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よ う に 識 も 現 實 に は 分 別 性 ど し て 現 七 て い る が、 無 分 別 智 の 火 に 焼 か れ る 時、 眞 實 性 と し て 現 ず る。 こ れ が 金 藏 土 の 讐 の 意 味 す る と こ ろ で あ る。 こ こ で 注 意 す べ き こ と は、 眞 諦 繹 に 於 て、 此 識 由 ご 虚 妄 分 別 性 一顯 現 と 論 か れ る に 樹 し て、 笈 多 繹 及 び 玄 鼻 課 に 於 て は、 ﹁ 於 ご 此 識 中 一 虚 妄 分 別 性 顯 現 ﹂。 ﹁ 於 ご 此 識 中 一所 有 虚 妄 遍 計 所 執 自 性 顯 現 と 読 か れ る こ と で あ る。 識 が 虚 妄 分 別 性 と し て 顯 現 す る の と、 識 中 に 於 て 虚 妄 分 別 性 が 顯 現 す る の と は 同 じ で は な い。 未 だ 無 分 別 智 の 火 に 焼 か れ な い 時、 識 中 に 於 て 虚 妄 分 別 性 が 顯 現 し、 こ れ に 反 し て 無 分 別 智 の 火 に 焼 か れ る 時、 識 中 に 於 て 眞 實 性 が 顯 現 す る と 云 う 時、 識 は こ れ ら の 二 を 含 む も の と し て、 更 に 云 え ば、 こ れ ら の 二 の 現 ず る 場 所 的 な も の と し て 考 え ら れ る か も 知 れ な い。 現 に 我 國 の 學 者 間 に お つ て、 依 他 性 は 清 澤 分 と 染 汚 分 と の 和 合 せ る も の で あ る と 読 か れ、 叉 ﹁ 依 他 を 場 所 と し て 二 分 が 考 え ら れ る。 ﹂ ど 説 か れ て い る。 と こ ろ が 眞 諦 繹 に よ る な ら ば、 識 は 分 別 性 に 由 つ て 現 じ 或 は 眞 實 性 に 由 つ て 現 ず る。 ﹁ 分 別 性 に 由 り て ﹂ と は 分 別 性 と し て、 又 は 分 別 性 と な つ て の 意 で あ る。 分 別 性 と し て 現 ず る 時 に は 眞 實 性 な く、 眞 實 性 と し て 現 ず る 時 に は 分 別 性 は な い。 從 つ て 依 他 は そ れ に 於 て 二 分 が 考 え ら れ る 場 所 的 な も の で も な く、 又 二 分 の 和 合 で も な い こ と は 明 か で あ ろ う。 然 し 笈 多 課 及 び 玄 舞 繹 に 於 て は 明 か に 此 識 中 に 於 て 読 か れ て い る。 吾 々 は こ こ で、 此 識 中 に 於 て を 場 所 的 に 解 す る こ と は は た し て 正 し い 理 解 で あ る か ど う か を 問 題 に し な け れ ば な ら ぬ。 こ の 問 題 め 解 決 の 手 が か り と し て 次 の 文 を 二 潰 し よ う。 依 他 性 有 二 幾 種 一。 若 略 論 有 三 一種 凶。 一 繋 二 屡 窯 習 種 子 嗣。 二 繋 ご 屡 浮 品 不 浮 品 一。 性 不 ≠ 成 就 幅。 是 故 由 ご 此 二 種 繋 屡 一。 読 名 二 依 他 性 幅。 繹 日。 此 次 繹 二 依 他 義 一。 若 識 分 ご 別 此 性 一。 或 成 二 煩 憐 二。 或 成 業。 或 成 ご 果 報 一。 則 屡 二 不 浮 晶 一。 若 般 若 縁 ご 此 性 一。 無 所 こ 分 別 噸。 則 成 ご 浮 品 一。 謂 境 界 清 澤。, 果 清 澤。 若 有 二 自 性 一 不 依 他。 則 鷹 三 定 屡 二 一 品 二。 既 無 二 定 性 剛。 或 屡 ご 浮 品 二。 或 屡 ご 不 浮 晶 一。 由 二 此 二 分 一。 随 一 分 不 ご 成 就。 故 名 二 依 他 鳳。 ( 興 三 六 左 ) 依 他 性 幾 種。 略 読 有 三 一種 鳳。 依 他 蕪 脅 種 子 故。 依 他 染 澤 性 不 ご 成 就 哺故。 繹 日。 染 澤 艦 不 哉 就 舐 多 依 他 者。 由 下 此 依 他 性 爲 ご 分 別 分 一成 染。 爲 ご 無 分 別 分 一成 上 浮。 於 ご 此 二 分 中 二 分 不 ご 成 就 嘱故 ( 笈 二 七 左 ) 依 他 起 略 有 三 一種 一。 一 者 依 他 蕪 習 種 子 而 生 起 故。 二 者 依 他 雑 染 清 浮 性 不 成 故。 繹 日。 雑 染 清 浮 性 不 二 成 就 一故 者。 由 下 印 如 是 依 他 起 性。 若 遍 計 時 印 成 ご 雑 染 一。 無 分 別 時 師 成 申 清 澤 上。 由 三 一分 一故 一 陸 不レ 成。 是 故 読 名 ご 依 他 起 性 桶 ( 玄 二 三 右 ) 依 他 性 ば 自 ら に 特 有 の 性 な き が 故 に、 或 は 雑 染 と な り 清 浮 と な る か ら、 依 他 性 と 名 づ け ら れ る、 と 云 う の が 上 述 の 三 繹 機 大 乗 命 に 於 け る 三 性 説

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-29-密 教 文 化 に 共 通 せ る と こ ろ で あ る。 或 は 雑 染 と な り 或 は 清 澤 と な つ で 一 分 の 性 が 成 就 し な い と 云 う こ と は、 依 他 性 は 決 し て 二 分 の 和 合 せ る も の で も な く、 叉 そ れ を 場 所 と し て 二 分 が 考 え ら れ る よ う な も の で な い こ と を 明 か に 示 し て い る。 從 つ て 前 述 の む む む 玄 舞 繹 及 び 笈 多 繹 の ﹁ 此 の 識 中 に 於 て ﹂ も 決 し て 場 所 的 な 音 味 に 解 す べ き で な い こ と が 明 か で あ ろ う。 依 他 性 と し て の 識 は 分 別 性 と し て 現 ず る か、 又 は 眞 實 性 と し て 現 ず る か、 い ず れ か で あ る。 い ず れ か で あ る と 云 う こ と は、 依 他 性 が 分 別 性 と し て 現 ず る 時 に は 眞 實 性 は な く、 眞 實 性 と し て 現 ず る 時 に は 分 別 性 と し て 現 じ な い と 暑 う 意 味 に と ど ま る の で あ ろ う か。 そ れ と も 依 他 性 と し て の 識 は 現 實 に は 分 別 性 と し て 現 じ て い る が、 本 來 的 に は 無 で あ り 眞 賢 性 で あ る こ と を 意 味 す る の で あ ろ う か。 吾 々 は 更 に 次 の 文 を 見 よ う。 ﹁ 如 來 は 生 死 を 見 ず 浬 繋 を 見 ず ﹂ の 経 の 文 を 解 し て 盒 は、 於 二 依 他 性 中 一。 依 二 分 別 性 瓢 及 依 ご 依 他 性 一。 生 死 爲 二 浬 漿 一。 依 ご 無 差 別 義。 何 以 故。 此 依 他 性。 由 ご 分 別 一 分 一成 ご 生 死 一。 由 ご 眞 實 一 分 二 成 二 浬 繋 一( 眞 四 二 右 ) 於 ご 依 他 性 中 二。 約 ご 分 別 性 成 就 性 二故。 生 死 浬 繋 艦 無 差 別 義。 何 以 故。 此 依 他 性 由 ご 分 別 一 分 一成 ご 生 死 一。 由 ご 眞 實 一 分 一成 ご 浬 艘 ぞ。 ( 笈 二 〇 右 ) 於 ご 依 他 起 自 性 中 一。 依 ご 遍 計 所 執 自 性 及 園 成 實 自 性 一。 生 死 浬 繋 無 差 別 密 意。 何 以 故。 帥 此 依 他 自 性 由 ご 遍 計 所 執 分 一成 ご 生 死 二。 由 二 圓 成 實 分 歳 ご 浬 撃 つ ( 二 六 膚 ) と 論 き、 繹 は、 依 他 性 非 ご 生 死 一。 由 下 此 性 因 ご 眞 實 性 嚇成 申 浬 漿 上。 此 性 非 ご 浬 彙 一。 何 以 故。 此 由 ご 分 別 分 帥 是 生 死 一故 是 故 不 可 ヨ 定 詮 ご 分 一。 若 見 こ 一 分。 鯨 分 性 不 異 是 故 不 見 こ 生 死。 亦 不 見 二 浬 案 哺。 ( 眞 四 二 右 ) 依 他 性 非 ご 是 生 死 一。 由 ご 成 就 分 印 是 浬 繋 一故。 亦 非 ご 浬 彙。 由 三 即 彼 分 別 分 成 ご 生 死 一故。 是 故 不 可 ヨ 偏 読 二二 分 一。 世 尊。 見 こ 依 他 中 無 ジ 偏 ご 一 性 喝。 由 ご 此 意 鳳故。 於 ご 彼 経 中。 論 ご 不 見 生 死 不 見 浬 繋 一。 ( 笈 二 〇 右 ) 依 他 起 自 性 非 ご 定 生 死 一。 由 ご 圓 成 實 分 一成 ご 浬 禦 嚇故。 亦 非 ご 定 浬 禦 一。 由 ご 偏 計 所 執 分 一成 ご 生 死 二故。 是 故 不 可 慧 定 説 }二 性 鳳。 由 下 此 自 性。 若 得 噛二 分 一飴 分 不 上 異。 依 此 意 趣。 於 ご 彼 経 中 一。 論 ご 如 來 不 得 浬 禦 一。 ( 玄 一二 八 右 ) と 論 い て い る。 依 他 性 中 の 分 別 性 の 一 分 が 生 死 で あ り、 眞 實 性 の 一 分 が 浬 葉 で あ る。 生 死 と 浬 漿 と が 無 差 別 で あ る と は 如 何 な る 意 味 で あ ろ う か。 そ れ に 答 え る も の が、 眞 諦 繹 の ﹁ 若 見 こ 一 分 一鯨 分 不 異 ﹂、 玄 鼻 繹 の ﹁ 若 得 ご 一 分 一絵 分 不 異 ﹂ で あ り、 笈 多 の ﹁ 世 尊 見 二 依 他 中 無 ジ 偏 鴫二 性 で あ る。 ﹁ 若 し﹂ 分 を 得 れ ば 飴 分 異 ら ず ﹂ と は、 分 別 性 は 本 來 的 に は 無 で あ り、 そ の 無 が 眞 實 性 で あ る こ と を 意 味 し て い る。 印 ち 現 實 的 に は 分 別 で あ り 生 死 で あ る と こ ろ の も の も、 本 來 的 に は 無 で あ り 畢 罷 即 室 で あ れ ば と そ、 一 分 を 得 れ ば 飴 分 異 ら ず と 云 う こ と が で き る。 生 死 本 來 即 室 で あ り 浬 葉 で あ れ ば こ そ、 生 死 に 於

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て 浬 繋 を 見 る こ ど が で き、 從 つ て 生 死 を 見 ず と 云 わ れ、 又 眞 實 性 は 現 實 に は 分 別 性 と し て 現 前 す れ ば こ そ、 浬 葉 を 見 る は 生 死 を 見 る こ と で あ り ハ 從 つ て 浬 禦 を 見 ず と 云 わ れ る の で あ る。 吾 々 は 決 し て こ れ を、 依 他 性 は 染 澤 二 分 の、 和 合 せ る も の で あ る か ら、 生 死 で あ る と 云 え ば そ の 牛 面 の 清 澤 分 を 失 い、 浬 禦 で あ る と 云 え ば そ の 牛 面 の 染 汚 分 を 失 う と 解 し て は な ら な い 。 が く 生 死 ( 分 別 性 ) の 本 來 無 た る こ と が 浬 葉 ( 眞 實 性 ) で あ る か ら 生 死 と 浬 桀 と は 無 差 別 で あ る と 読 か れ る に い た つ て、 眞 實 性 は、 現 實 に は 虚 妄 と し て 現 じ て い る 本 來 無 記 の 依 他 性 が、 眞 實 性 之 し て 現 ぜ る も の で な い こ と が 明 か に さ れ た 。 笈 多 繹 及 び 玄 鼻 繹 に 於 て、 眞 實 性 と は 依 他 性 中 に 於 け る 分 別 性 の 無 所 有 と 読 か れ る の み で、 依 他 性 の 無 に は 言 及 さ れ て い な い が、 分 別 性 の 無 は 眞 諦 繹 に 於 け る 如 く、 同 時 に 依 他 性 の 無 で あ る こ と が 明 か に な つ た。 依 他 性 は 現 實 に は 分 別 性 と し て 現 じ て い る が、 本 來 的 に は 無 で あ。 眞 實 性 で あ る。 從 つ て 眞 實 性 と し て の 無 は 分 別 性 及 び 依 他 性 の い ず れ に も 滲 透 し て い る。 か ぐ て こ こ に、 如 來 は 生 死 を 見 ず 浬 案 を 見 ず と 云 う こ と が 云 わ れ、 如 來 は 生 死 に 佳 せ ず 浬 葉 に 佳 せ ず と 云 う こ と が 成 立 つ。 於 ご 生 死 浬 藥 一。 若 智 起 亭 等。 生 死 帥 浬 彙 二 無 ご 此 彼 一故。 是 故 於 二 生 死 一非 捨 非 ご 非 捨 二於 ご 浬 藥 二亦 爾、 無 得 無 ご 不 得 一 ( 宇 井 博 ・士 校 一訂 本 一 〇 六 頁 ) と 説 か れ る 所 以 で あ る。 ( 七 ) 識 は 鍬 象 に 似 て 現 ず る。 部 ち 樹 象 を プ ロ ジ ェ ク ト す る。 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 封 象 は 名 言 に よ る 分 別 を ま つ て 初 め て 封 象 と し て 成 立 つ 限 り、 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き も 分 別 の 働 き を ま つ て、 そ の 働 ぎ を 全 う す る と 考 え る こ と が で き る。 こ こ に 眞 諦 の 立 場 が あ る。 從 つ て 眞 諦 の 立 場 に 於 て は、 識 の 鍬 象 は 凡 て 虚 妄 で あ り、 存 在 戦せ ざ る も の で あ る。 こ れ に 醤 し て、 言 葉 に よ る 分 別 は プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き の 一 面 で あ り、 プ ロ ジ 千 ク ト す る 働 き の 上 に 成 立 つ ど も 考 え ら れ よ う。 こ こ に 玄 鼻 の 理 解 が あ る。 從 つ て 玄 弊 に よ れ ば、 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の が 名 言 に よ, つ て 分 別 さ れ、 名 言 に 封 鷹 す る 樹 象 が 存 在 す と 考 え ら れ る と き、 か か る 樹 象 こ そ 虚 妄 で あ る が、 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の は 虚 妄 で は な い と 考 え ら れ る。 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き は 名 言 に よ る 分 別 を ま つ て そ の 働 き を 全 う す る と は 云 え 識 を 以 て 分 別 ( 狡 義 の ) と す る こ 匙 は、 撮 禽 の 立 場 で は な い。 撮 禽 に 於 て ﹁ 意 識 是 分 別 ﹂ と 読 か れ る 黙 に 注 意 す べ き で あ る。 從 つ て 識 は あ く ま で 似 現 す る 働 き と し て 解 す べ き で あ る。 し か し な が ら、 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た 樹 象 の 上 に 分 別 さ れ た 相 を 考 え る こ と は、 叉 玄 鼻 猫 自 の 解 繹 で あ り、 撮 禽 の 立 場 を 離 れ た も の で あ る。 プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の は、 名 言 に よ る 分 別 を ま つ て 初 め て 封 象 と し て 成 立 つ と 云 う こ と か ら、 プ ロ ジ ェ ク ト す る 働 き は 必 ず 名 言 に よ る 分 別 に よ つ て そ の 意 義 撮 穴 乗 禽 に 於 け る 三 性 読

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-31-密 教 文 化 を 全 う す る も の で あ り、 從 つ て 識 は 必 ず 妄 分 別 で あ る と 考 え ら れ よ う。 然 る に 撮 倉 に 於 て は 識 の 識 た る 所 以 を 似 現 に 認 め 他 方 意 識 能 く 分 別 す と し て、 似 現 の 働 き と 名 言 に よ る 分 別 の 働 き と を 同 一 観 し て い な い。 依 他 が 名 言 に ょ つ て 分 別 さ れ て 分 別 性 と な る と 云 う が 如 き は 明 か に そ れ を 示 し て い る。 か く 識 の 働 き の 面 に 於 て 似 現 と 分 別 と を 同 一 覗 し な い と こ ろ か ら 玄 鼻 に 於 け る よ う に、 所 遍 計 と 遍 計 所 執 と の 別 が 読 か れ、 圓 成 實 相 と は 所 遍 計 の 上 に 於 て 遍 計 所 執 の 無 で あ る と 読 か れ る よ う に な る。 然 し プ ロ ジ ェ ク ト さ れ た も の が 名 言 に よ る 分 別 の 封 象 と な る と 云 う こ と は、 プ ・ ジ、 ク ト さ れ た も の が 名 言 に よ る 分 別 を ま た な い で 存 在 し て お り、 そ れ が 名 言 に よ つ て 分 別 さ れ る と 云 う の で は な い。 從 つ て 玄 鼻 の 理 解 は 識 に 似 現 と 分 別 と の 二 が 認 め ら れ る と こ ろ か ら 來 る 正 し い 露 結 で あ る と は 云 わ れ な い。 か く の 如 く、 あ ら ゆ る 存 在 は 名 言 に ょ つ て 分 別 さ れ た 虚 妄 の 存 在 で あ る と 説 き つ っ、 然 も 他 面 に 於 て 識 の 働 き に 似 現 と 分 別 と の 別 を 認 め る と こ ろ に、 撮 倉 の 所 読 が 種 々 な 解 繹 を ひ き 起 し、 そ の 理 解 の む つ か し い 所 以 が あ る。 次 に 上 述 の 如 き 眞 諦 と 玄 舞 と の 相 違 が 如 何 に 唯 識 三 十 頚 の 理 解 に 現 れ て い る か を 明 か に し よ う。 眞 諦 繹 轄 識 命 に よ れ ば 眞 實 性 と は、 ﹁ 些 剛 後 爾 性。 未 ご 曾 相 離 叫。 卸 是 眞 實 性。 ﹂ と 読 か れ る よ う に、 分 別 性 と 依 他 性 と の 相 離 れ ざ る こ と で あ る。 分 別 性 と は、 ﹁ 此 但 唯 有 レ 名。 名 所 顯 体 實 無 ﹂ と 読 か れ る 如 く、 名 に よ つ て 顯 わ さ れ た も の、 鄙 ち 名 に よ つ て 分 別 さ れ た も の で あ る。 名 に よ つ て 分 別 さ れ た も の は 虚 妄 で あ り 無 で あ る。 從 つ て 分 別 す る 識 も 等 し く 無 で あ る と 云 う の が、 こ の 爾 性 未 だ 曾 つ て 相 離 せ ず の 意 味 す る と こ ろ で あ る。 眞 諦 は 二 十 二 偶 の 註 に あ た る と こ ろ で、 も し 分 別 性 と 依 他 性 と が 一 な ら ば、 依 他 性 は 分 別 性 と 等 し く 無 と な り そ の 時 に は 生 死 解 脆 善 悪 律 戒 法 も 無 く な る だ ろ う。 叉 若 し 異 な ら ば、 分 別 性 の 無 を 観 ず る こ と に よ つ て、 依 他 性 の 無 を 襯 ず る こ と が 不 可 能 に な る。 從 つ て 分 別 性 と 依 他 性 と は 一 に 非 ず 異 に あ ら ず と 読 い て い る。 一 な ら ず と は 分 別 性 の 無 に 樹 し て 依 他 性 を、 ﹁ 虚 妄 分 別 は 有 り ﹂ と、 實 践 的 要 求 か ら 一 慮 有 と し て 立 て る こ と を 意 味 し て お り、 異 な ら ず と は 分 別 性 の 無 を 観 ず る こ と が 同 時 に 依 他 性 の 無 を 観 ず る こ と で あ る こ と を 示 し て い る。 分 別 性 の 無 が 同 時 に 依 他 性 の 無 で あ る こ と が 眞 實 性 で あ る。 命 者 は こ れ を、 ﹁ 分 別 性 は 既 に 述 べ ら れ て 居 つ た 如 く、 有 名 無 實 体 で あ る た め に、 こ れ が 無 体 な ら ば 依 他 性 の ﹂雑 染 分 が 遠 離 せ ら れ る こ と と な り、 當 然 清 澤 分 が 顯 現 し、 註 八 艦 無 で な い か ら 師 ち 眞 實 性 で あ る と 云 う 意 味 に な る L と 読 い て い る。 こ れ で は 分 別 性 と 依 他 性 と の 不 相 離 の 意 味 が 明 か に ざ れ な い。 爾 注 意 す べ き こ と は、 不 相 離 な る も の は 分 別 性 と 依 他 性 の 二 で あ る こ と で あ る。 と こ ろ が 玄 舞 繹 三 十 頚 に 於 て は、 依 他 性 に 於 て 分 別 性 が 遠 離 せ ら れ る 時、 圓 成 實 性 と 名 づ け ら れ る の で あ る。 依 他 性 が 分 別 性 を 遠 離 す る と 云 う 時、 分 別 性 を 遠 離 せ る 依 他 性 が 残 る の で あ ろ う か。 そ れ と も 眞 諦 課

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