バス路線網の見える化について
１．バス路線網の見える化の目的
細分化されているバス路線に対し、統一・単純化した新たな表示を加えるこ とによって、バス利用者が利用したい路線をわかりやすくすることを目的とす る。
① バス路線の単純化
複数のバス事業者が運行する既存のバス路線網に対して、運行頻度が高い区間につ
いて、わかりやすさの向上を図る必要がある。
②系統の表示方法設計
バス車両、及び、バス停について、走行する主要区間、到達する主要目的地、経由
する主要目的地をわかりやすくする必要がある。
バス路線網単純化イメージ図
２．主要区間の考え方
1)主要目的地の先に分岐がない路線の場合・・・例）三野、大東 主要目的地を境にバス便数が減少。
2)主要目的地の先に分岐がある路線の場合・・・例）平津橋、洲崎 主要目的地を境に分岐。
1) 主要目的地の先に分岐がない路線・・・バス便数が減少するバス停を主要バ
ス停、そのバス停名を主要区間名 と
する。
2) 主要目的地の先に分岐がある路線・・・分岐する手前のバス停を主要バス停、
そのバス停名を主要区間名とする。
主要区間
次のバス停 主要目的地
三野 往71復72
大東 往79復80
江川 往51復51
錦貯水 往30復31
次のバス停
平福 往38復41
主要区間
主要目的地
平津橋 往63復64
平津 往35復36
矢坂大橋 往28復28
洲崎 往116復118
３．バス路線網単純化案
Ｄ 花尻緑町 往16復18
Ｅ 鉄工センター 往23復22
Ｆ 汗入 往35復34
Ｇ 大東 往79復80
Ｈ 洲崎 往116復118
Ｉ 三蟠郵便局 往61復64
Ｊ 西大寺BC 往125復134 Ｋ 原尾島住宅
往128復130
至西大寺BC
至
鉄
工
セ
ン
タ
ー
至
汗
入
平成２６年12月末時点 古京交差点
通過便数 往234復242
十日市交差点 通過便数 往279復287
錦貯水 往30復31
福浜市営住宅 往78復77
平福 往38復41
三蟠用水 往25復30 新道江並
往3 6復34
岡中：往55復56
中鉄：往2復2
岡中：往 34復 40
岡電：往20復21 宇野：往51復51
宇野：往 51復 51
中 鉄：往35復36 中鉄：往63復64
岡中：往 89復9 6
中鉄：往2復 2
岡電：往 17復1 1
宇野：往 32復 32
両備：往5復5
岡 電：往4 8復49 宇 野：往4 3復44
中鉄： 往2 8復28
岡電：往16復18
岡電：往48復49 宇野：往75復76
両備：往5復5
岡電：往48 復49
宇野：往75 復76
両備：往 111 復1 17
両 備：往1 25復134
中鉄：往1復1
岡電：往14復13
両備：往7復7
下電：往1復1
両備：往79復78
岡電：往200復209
両備：往16復14
岡電：往100復104
岡電：往61復64
岡電：往17復17 下電：往18復17
両 備：往3 0復 31 岡 電：往4 9復 49
両備：往16復14 岡電：往62復63
岡 電：往38復41
岡 電：往25復30
両備：往30復31
岡 電：往3 6復 34
Ｂ 妙でん寺前 往108復108 Ｃ 平津橋
往63復64
Ａ 三野 往71復72
藤原 往37復37
二本松 往91復93 江川
往51復51 中原
往57復58
津波井 往34復40
矢坂大橋 往28復28 平津 往35復36
バス路線網単純化案
主要区間をまとめてバス路線網を単純化すると以下となる。
４．表示内容
表示内容一覧
バス路線網の見える化
済生会病院 岡山駅
天満屋
榊原病院
主要目的地 主要経由地
天満屋
榊原病院
西署前
天満屋
市役所
市役所
日赤病院
十日市
県庁
天満屋BC
県庁
表町BC
県庁 Ａ Ｂ Ｃ Ｄ Ｅ Ｆ Ｇ Ｈ Ｉ Ｊ Ｋ 主要区間
：三野
：妙でん寺
：平津橋
：花尻緑町
：鉄工センター
：汗入
：大東
：洲崎
：三蟠郵便局
：西大寺ＢＣ
：原尾島住宅
バス車両、バス停に表示する内容は主要区間、主要目的地、主要経由地
とすることを提案する。
５．バス車両・バス停への表示例
バス車両への表示例として、以下に示す。
バス車両への表示例
バス停では、バスの運 行する主要区間、主要目的地、主要経由地の見える化 を行うことを提案する。
現状のバス停
天満屋 天満屋
バス停への表示例
また、バス停に来るバスがどの区間を走行するかを示すバス路線網図をバス 停に貼付する。バス路線網図は主要区間や主要経由地を表すシールとは反対の 面に貼付する。
