79
京畿大学では自分が受けたい授業があっても早めに登録しないと伐られてしまう場合がほとんどであ り、授業を聴講してみて選ぶ時間さえ与えられていないため、授業選びが相当辛い。しかし、弘前大学 の授業選びの時間は2週間もあり、幅広い授業を選ぶことができるようになっている。それにいろいろ な外国語と、幅広い知識を習得できる授業が豊富であった。
留学生もクラスわけテストで中上級以上のレベルであれば、自由に一般の学生の授業を受けることが できた。前期の間は、留学生センター科目一つ、専門科目一つ、2 1世紀教育科目七つを受けて、後期で ある今は、留学生センター科目二つと2 1世紀科目八つを受けている。なんとなく2 1世紀教育科目が私に 向いているような気がして、後期もまた其れをたくさん受けているわけである。私が普段興味を持って いたメンタルヘルスとか音楽の世界などの面白い授業も受けたが、先生の説明は日本語で聞くので、い ろいろな分野の専門的な日本語も教わることができたと思う。それで、私の日本語の知識は、文学だけ ではなく、いろいろな専門分野へ広がった。ほとんどの授業が面白くて、飽きることなく何ヶ月も受け ることができた。しかし、その中には2 1世紀教育が専門科目ではなく教養科目なので、誠実さが欠けて いる態度を取った先生もいた。
私は、留学生なのに日本人と同じ授業を受けるので、レポートとかテストで、絶対評価を受けること ができた。日本語が間違えていたり、漢字が書けなくてひらがなで書いたりしても、ほとんどの先生が 大目に見てくれて、いい点数をとることができた。どんな先生でも優しくて、留学生だから分からない ことがあって聞いてみると、親切に答えてくれたし、いろいろ配慮をしてくれた。
とりわけ、私の気に入ったところは、英語とか外国語の授業であった。ちょうど私が来たその年に
TOEICの授業が始まり、日本で英語の勉強もできた。韓国でも
TOEICが重んじられているため、日本にいる間
TOEICの勉強ができないだろうと思って不安だったが、その心配がなくなった。私は、英語だけ でなく、中国語にも挑戦した。ちょうど担当の先生が中国人だったので、それがきっかけになって習い 始めた。今は、基礎的な中国語が身につき、韓国に帰っても勉強し続け、中国語検定も受けるつもりで ある。
このように、弘前大学は、私に日本語だけではなく、いろいろな分野の勉強ができるようにしてくれ た。そして、たくさんの友達に会うことができるようにしてくれて、日本語と日本文化が分かるように なった。日本に一年間住んだからこそ、本当の日本を理解するようになったのである。ここでの一年間 の経験を生かして韓国と日本が友好的な関係を結ぶことができるように力になりたいと思う。
(日本学生支援機構提出レポートより抜粋。原文署名は「李孝ジュ」 。 )
そ の 他
そ の 他
弘前大学での忘れられない思い出
イ・ヒョジュ*
*韓国・京畿大学
LEE Hyo- Ju (Kyonggi University, Korea)