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看護短大での思い出

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Academic year: 2021

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看護短大での思い出

著者

本山 宏美

雑誌名

新潟県立看護短期大学紀要

10

ページ

58-58

発行年

2005-03

URL

http://hdl.handle.net/10631/536

(2)

58 新潟県立看護短期大学紀要 第10巻 2㈱4年12月

看護短大での思い出

看護学科4期生 本 山 宏 美

早いもので、看護短期大学を卒業してからもう5年 が経とうとしています。久しぶりに卒業アルバムをめ くり、懐かしい3年間を思い出しました。 慣れない実習と事前学習やレポートに追われる 日々。眠れない日もあったりで、今となると二度と実 習はしたくないなあなんて思ってしまいます(笑)。そ んな中で心に残る実習がありました。高齢の女性患者 さんが人生で初めて手術を受けられる、その術前に関 わることができたのです。最初は疾患や手術を受け入 れることが出来ず、医療者側からの説明なども避けが ちでした。しかし手術日が近づくにつれ、徐々に患者 さんに変化が現れてきたのです。手術日当日には手術 を受け入れることが出来、笑顔で手術室に向かわれた のが印象的でした。私はこの実習を通して、受容段階 に応じた援助の必要性とその重要性を学びました。私 は現在手術室勤務をしていますが、手術を受けられる 患者さんへ術前訪問するときは今この患者さんがどの 受容段階にいるのか考えながら接しています。短い時 間では全てを理解するのは難しいのですが、患者さん が少しでも気持ちよく手術を受けられるように心がけ ています。今につながる実習を経験でき、本当によ かったと思います。 そして3年間を無事に過ごすことが出来たのは、な により大切な仲間たちに恵まれたからだと思います。 勉強も実習も一緒に頑張ってきた友人たち、楽しい思 い出を共有してきた友人たち。私は在学中に個人的に 辛い出来事があり、中途退学も考えたほどでした。し かし友人たちに本当に支えられ、あきらめずに無事卒 業することができ本当に感謝しています。そんな友人 たちとめぐり合わせてくれた看護短大。 平成17年3月をもって新潟県立看護短期大学が閉学 されることは、短期大学卒業生として大変寂しいこと です。しかしアルバムをめくれば、短大時代が昨日の ことのように思い出されます。私たちは二十一世紀の 看護を担うものとして、看護短期大学の卒業生である ことを誇りとし、実践に優れた看護師になるため学び 続けなければと考えています。戴帽式で誓ったよう に・・・。

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