熊 本 県 眼 科 医 会 月 報 (第 223 号)
2010 年 12 月
発行 人: 熊本 県眼 科医 会 会長 日隈 陸 太郎
発行 所: 〒860-0017 熊本 市 練兵町 56( 日隈 眼科 )
Tel: 096-352-3681 Fax: 096-359-0847
E-mail:
[email protected]
熊 本県 眼科 医会 事務 局
〒 861-8003 熊 本市楠 6-1-5(原 眼科 内)
TEL:096-339-5541 FAX:096-339-9762
E-mail:
[email protected]
≪報 告≫
1. 第 316 回熊本県眼科医会研修会 (11 月 20 日,ニュースカイホテル)
出席数:66 名 (専門医 57 名,専門医志向者 5 名,その他 4 名)
2. 第 11 回全国勤務医連絡協議会(11 月 21 日,東京プリンスホテル)
出席:手島理事
1) 専門医制度の今後について
日本専門医制評価・認定機構理事長の池田康夫氏の講演がありました。
国民の目線で第 3 者機構が認定する体制整備がされています。
2) 吉田統彦衆議院議員から
民主党内に“目を守る議員連盟”が発足しました。眼鏡士問題につき、屈折
検査は医療であり、業務独占は時代に逆行するものである。また大学病院な
どの科研費を基金化して使いやすいようにする。との発言がありました。
3) 勤務医の労働環境改善にむけて眼科外来コメディカルに関するアンケートを行
います。ご協力下さい。
3. 介護保険アンケート調査中間報告
宮崎理事よりアンケートの報告。眼科医として介護保険にどうかかわるべきか検討。
≪協 議≫
1. 第 317 回熊本県眼科医会研修会および新年会について
2. 来年度研修会テーマについて
最新で興味のあるテーマを選ぶ。
≪行事予定≫
日 時 行 事 会 場
H.22 年 12 月 7 日(火) 眼科医会理事会 城見亭
H.23 年 1 月 4 日(火) 眼科医会理事会 県医師会館
1 月 15 日(土)
16:30~18:50
19:00~21:00
熊本県眼科医会研修会
熊本県眼科医会新年会
熊本全日空ホテルニュースカイ 2F 「弥生」
1 月 15 日(土) 日眼医ブロック訪問 鹿児島
2 月 5 日(土)
18:30~20:00 女性医師の会 ホテル熊本テルサ
≪研修会≫
日 時 研 修 会 会 場
H.23 年 1 月 15 日(土)
16:30~18:50
第317回熊本県眼科医会研修会
日本医師会生涯教育講座 3 単位
日本眼科学会専門医講座 2 単位
16:50~17:50
『眼科医が遭遇するちょっと怖い神経眼科疾患』
福島眼科医院院長 福島正大先生
17:50~18:50
『臨床神経眼科の???と!!!』
宮崎大学眼科 准教授 中馬秀樹先生
熊本全日空ホテル
ニュースカイ
2F『平安』
※詳細は4頁参照
≪薬価基準追補収載≫
品名 会 社 規格・単位 薬価(円) 備考
ヒアレイン点眼液 0.3% 参天 0.3%5ml 1瓶 677.90 角結膜上皮障害治療用点眼剤
他、後発品12品目
「日本の眼科」第81巻第21号に掲載されます。
≪お知らせ≫
1. レーシック術後の診療費についての院内掲示用ポスターの雛型が日眼医のホー ムペー
ジで公開されました。 http://www.gankaikai.or.jp/members/itaisaku/
2. 高度管理医療機器販売許可更新施設への保健所による立ち入り調査が他県で始 まるよ
うです。仕入れ・販売の双方の台帳に CL 製造番号の記載等が求められるそうですが、
調査時に必要な書類は熊本県眼科医会ホームページから入手できます。
3. 『新医薬品の処方日数制限の取り扱いについて』
「ザラカム」、「ヂュオトラバ」、「コソプト」の緑内障治療薬3製品については
14日処方制限の解除が見送られました。
4. 『白内障術後の注射による抗生剤投与について』
療養担当規則によると、注射は経口投与によって薬効の期待できない場合のみとなって
おります。白内障術後の抗生剤投与については、術中投与以外は、点眼・内服が原則と
考えられます。内服は通常3日となっています。万一、感染の疑いがあって、注射によ
る投与が必要であればコメントを記載するようにして下さい。
5. 眼科コメディカル講習会アンケートについて
6頁にアンケートがありますので、ご協力下さい(〆切:12 月 28 日)。
※お手数ですが、最終頁(6 頁)を印刷し、FAXにてご回答をお願いします。
≪九州地区専門医制度認定事業予定≫
開催日 事業名 主催 開催地
12月4日(土) 第140回宮崎県眼科医会講習会 宮崎県眼科医会 宮崎市
12月4日(土) 第227回鹿児島眼科集談会 鹿児島県眼科医会 鹿児島市
12月5日(日) 第158回大分眼科集談会 大分県眼科医会 大分東洋ホテル
12月11日(土) 第104回沖縄眼科集談会 琉球大学 ホテル日航那覇
グランドキャッスル
≪訃報≫
日本眼科医会元会長 佐野七郎先生が平成22年11月26日にご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。
≪Q&A≫
第317回熊本県眼科医会研修会
~ 日本医師会生涯教育講座3単位・日本眼科学会専門医講座2単位~
拝啓、先生には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平成23年最初の研修会を下記の如く開催いたしますので、是非ご出席下さいますよう
お願致します。尚、研修会の後、恒例の新年会を予定いたしております。
敬具
日時: 平成23年1月15日(土) 16:30~ 18:50
場所: 熊本全日空ホテルニュースカイ 2F『平安』
〒860-0034 熊本市東阿弥院寺町2 TEL:096-354-2111
会費: 眼科専門医 3, 000円 専門医志向者 1, 000円
プログラム
司会 日隈 陸太郎
16:30~ 16:50 「情報提供」
「 ジクアス点眼液3%について 」
参天製薬(株)
16:50~ 17:50 特別講演I
「 眼科医が遭遇するちょっと恐い神経眼科疾患 」
福島限科医院 院長 福島 正大 先生
17:50~ 18:50 特別講演II
「 臨床神経眼科の???と!!! 」
宮崎大学眼科 准教授 中馬 秀樹 先生
共催:熊本県眼科医会・参天製薬株式会社
後援:熊本県医師会・熊本市医師会
19:00~ 21:00 熊本県眼科医会新年会
場所: 熊本全日空ホテルニュースカイ 2F『弥生』
会費: A会員 10,000円 B会員 7, 000円 C会員 5, 000円
演 題: 眼科医が遭遇するちょっと恐い神経眼科疾患
演 者: 福島 正大 先生(福島眼科医院)
抄 録:
眼科を受診する患者の中には神経内科や脳神経外科領域の疾患がある。患者の主訴は「複視」
「視覚障害」「視野異常」であるが、その基礎疾患は時に患者の生命を脅かす場合がある。眼科医が
遭遇する生命の危険度の高い神経眼科疾患として、動眼神経麻痺を来す脳動脈瘤はよく知られて
いる。眼瞼下垂、瞳孔散大、動眼神経麻痺による外眼筋麻痺の患者を見たら、眼科医は頭部 CT や
MRI での病因の検索をせず、出来る限り早く、脳神経外科医に紹介すべきであることは周知のことで
ある。
その他にも、患者の生命を左右する神経眼科疾患が存在する。私が経験した急性メチルアルコー
ル中毒、クリーゼを来した重症筋無力症などの症例を呈示し、その診断について話をする。また、生
命の危険性はなくとも、失明の危険性を伴う、神経眼科疾患についても症例を呈示し、ちょっと恐い
神経眼科疾患について触れ、先生方の日常診療の一助にして頂ければと思います。
演 題: 臨床神経眼科の???と!!!
演 者: 中馬 秀樹 先生(宮崎大学 眼科)
抄 録:
実際の臨床神経眼科は???の連続である。患者さんは、自分の視覚に問題を生じて、眼科を受診
するだけであって、疾患概念や診断に、やさしい難しい、の感覚はない。したがって遠慮なしに、自分
の自覚するところ、問題なところを訴え、助けを求める。ところが疾患のほうは、手を変え品を変え臨床
所見として表現している。それは、ひとつは、視覚の情報処理の複雑さに起因する。また、それを自
覚する患者さんの感じ方、自覚症状の表現の様子が千差万別であることにも起因している。診察す
るほうからみると、複雑で難しいという印象から逃げられず、それをゼロから出発し、診断しなければな
らない。神経眼科と聞いただけで逃げ出したくなる気持ちは十分に理解できる。実はわたくしも時々
そのような気持ちになることを白状する。本講演では、そのような複雑な神経眼科疾患を、どのような
切り口で診断し、!!!に到達するか、そのひとつの方法を、実際の症例を提示しながら考えたい。これ
は米国でわたくしがトレーニングを受けた方法であって、絶対的なものではなく、これを参考に、自由
に先生方にアレンジしていただければ幸いである。
眼科コメディカル講習会アンケート
先月の月報でお知らせしましたが、平成23年より、眼科コメディカル全国統一試験が廃止されました。また、
熊本県では講習会受講者が年々減少してきており、昨年度は12名にとどまりました。理事会ではこれを機会に今
後の熊本県眼科コメディカル講習会のあり方を検討すべきと考え、以下のようなアンケート調査を実施することに
なりました。会員の皆様のご意見をご記入いただき、FAX(096-358-5121)で12月28日までにお知
らせいただきたいと思います。
なお、テキストの「眼科コメディカルのための眼科学ガイド」は日本眼科医会より改訂を重ねて発行されており、
販売価格は一冊1000円で、支部で一括購入する予定です。よろしくお願いします。
コメディカル担当理事大蔵文子
● 眼科コメディカル講習会について
1、 今までどおり講習会だけでも続けたほうがよい。
2、 今までのような講習会は中止してよい。
3、 講習会は中止して、希望者はテキストのみ購入するようにしたい。
4、 別のやり方での講習会をやったほうがよい。
別のやり方の具体的な方法は?
( )
● もし、講習会を行うとしたら、その時期はいつごろがよいでしょうか?
1、 今までどおり1月から4月の月1回。
2、 夏休み
3、 その他の時期( )
● そのほか、眼科コメディカル講習会についてご意見・アイデアがあればお聞かせください。