髄 液 蛋 白 の ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 研 究
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(2) 2940. 藤. 過 した もの)5つ 7例,先. 病2例,心. ロポ ン中 毒1例,真 ん3例,ナ. 因性 反応2例,神. 天 性 精 神 薄 弱3例,慢. 英. 彦. 経症. Fig.. 1. 第 一 反 応Polariogram. 性 酒精 中毒2例,ヒ. 性 て ん か ん3例,症. ル コ レプ シ ー1例,. 症 筋 無 力症,ハ. 田. 侯 性 て んか. Parkineoniem,重. ン チ ン トン氏 舞 踏 病,転 移 性 脳 腫 瘍,. 頭部 外 傷 後 衰 弱状 態(受 傷 後1ケ 月)各 々1例,日 本脳 炎(急 性 期)2例,結. 核 性 脳 脊髄 膜炎5例(1. 例 は 治 癒 後 後 遺症 と して の脳 水 腫)以 上 合 計115例 に亘 つ て い る. 髄 液 採 取 は 腰 椎 穿刺 に よ り採 取 後 可 及 的 速 やか に Polarographyを. 行 つ た.勿 論顕 微鏡 的 に 赤 血 球 の. 混 入 を認 めな い髄 液 の み を用 い た.. 二 段 波 を示 し,第 一 波高 をH1,第 す る と,常 にHa>H1の. 二 波高 をH2と. 関係 に あ る.. 変性 髄 液 では 両 疾 患 と も波 高 は 全 体 として低 下す るが,殊 に第 二 波 高 と第 二極 小 の低 下 が著 しい.し. 実 1)第 1)波. 験. 成. 績. か し変 性 に よる疾 患 に特 異 的破 形 の変 化 は認 め られ. 一 反応;. な か つ た.. 形;進 行 麻痺 及 び 分 裂病 髄 液 の 第 一 反 応 の. ポ ー ラ ログ ラ ムを 示 す とFig.. 1の 如 くで あ る.即. ち進 行麻 痺,分 裂 病 共 未 変 性髄 液 では 共 に定 形 的 な Tab.. 1. 第1反. 2)波. 高:進 行 麻 痺,分 裂病 の夫 々に つい ての未. 変 性 時 のR1,. H2, H2‑H1,. 白量 を表 示 す る とTab. 応 波 高(Native)及. び 蛋. H2/H14及. 1,の. 第 一 反 応 波 高(H1及. 如 く に な る.第I編. 白 量. Tab. Fig. 2. び髄液 中蛋. 2参 照.. びH2)(Native) 先 づ 波 高 につ い て 述 べ る と (Fig. 2,参 H1の. 照)進. 行麻痺 で は. 値 は69mmか. 間 に,分 74mmの. ら81mmの. 裂 病 で は57mmか. ら. 間 に 分 散 し て い て,. 全 体 と し て 進 行 麻 痺 のH1は 裂 病 の 其 よ り高 い. 行 麻 痺 は75m皿 間 に,分 88mmの. H2で. 分 は進. ふ ら95mmの. 裂 病 は61即1か. ら. 間 に 分 散 し,之 亦進 行 麻.
(3) 髄 液 蛋 白 の ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 研 究. 痺 が 高 い.次 H1を. に 第 一 波 高 と第 二 波 高 の 差 即 ちH2‑. み る と,進 行 麻 痺 平 均11.2±1.1mm分. 6.6±0.9mm,+で. 両 者 の 間 に 明 らか に 有 意 の 差 を. 認 め る. H2/H1の. 値 は 進 行 麻 痺 で は1.11±0.01,. 分裂 病 で は1.09±0.01で な か つ た.更. 裂病. 両 者 間 に有 意 の差 を認 め. に 波 高 と総 蛋 白 量 の 関 係 を 図 示 す る と. Fig. 3の 如 く 分 裂 病 で は 波 高 と 蛋 白 量 は よ く 平 行 Fig. 3. 髄 液 中 総 蛋 白 量(G)と. 波 高(H1,. H2)(第. 2941. し てい る が進 行 麻 痺 で は,蛋 白量50mg%以. 上では. 両 者 は 平行 しな い. 3). NID値:此. の実 験 では 分 裂 病及 び そ の 他 の. 正 常 蛋 白量 を示 す 各 種 疾 患 に対 し進 行 麻痺 で は 如何 に そ の髄 液 蛋 白 の質 的 変 化 が あ るか を 検 討 す る為 に 行 つ た.此 の際 比 較 検 討 の指 標 と してNativeの 二 波 高 と尿 素 を 以つ て したDenaturedの 一 反 応). の比 即 ちN/D値 示 すNative第. 第. 第 二 波高 と. を 用 い た. Tab. 2に 一 波高 はTab.. 3の 毛細. 管 と異 つ た ものを 使 用 した為 全体 と して 波高 は 低 く現 わ れ て い るが,分 裂 病,ヒ ステ リー 等 の疾 患 で は第1編. の成 績 の 如. く変 性 す る と波高 は 低 下 して い る.進 行 麻 痺 では10例 中2例 は む しろ高 い 値 を示 した. N/D値 行 麻 痺1.08で. は,分 裂病 平均1.26.進 あ り分 裂 病群 が 梢高 値 を. 示 した. 4)所. 謂 交 叉現 象 につ い て:第1編. で. 行 つ た と 同 様 なTropp14)のCrossing Pointを. 進 行 麻 痺 に つ い て 検 討 し た.進. 行 麻 痺 で 特 微 的 な 点 は,分. 裂病 に 比べ て. 蛋 白 濃 度 が か な り高 い 所 で す で に.第二 波 は 第 一 波 よ り低 下 し て い る 事 で あ り,そ Tab. 2. 第1反. 応 第2波. 高(N及. びD)N/D値. のCrossing. Pointは. 蛋 白 量16.0mg%の. 点 に あ つ. た.. II)第 1)波. 二反応 形: Fig. 4に 示 す 様 に第 一反 応 で は,進 行. 麻 痺,分 裂病 共 に明 瞭 な二 段 波 を 示 してい た が,分 裂 病髄 液 の 如 く病 的 で ない髄 液 の第 二反 応 で は,第 一 極 大 が 高 い 為 に,第 一 波,第 二 波 の境 界 が 曖昧 と な り,富 士 山 型 を示 す もの が普 通 で あ るが,進 行 麻 痺 で は 第 一 極 小 が低 下 し第 一 波 と第 二波 の 分 離 が現 わ れ,し か も全 体 と して 波 高 は著 し く低 く,又第 一 波 Fig.. 4. 第 二 反 応Polarogram.
(4) 2942. 藤. 田. は第 二 波 よ りも低 い .. 英. 彦. び他 の疾 患 で髄 液 に病 的変 化 の な い もの では,第 一,. 一 方 変 性反 応 を み る と. ,分 裂 病 例 で は, H1,. H2. 第 二 波 の 分 離 が 稍 困 難 で あ る為電 解 電 位 よ り確か. 共 に 略 同 程 度 に低 下 す るの に対 し,進 行 麻 痺 では,. め たH2の. H1. H2,芸. H2/H1に. 現 わ れ,其. に異 常 に 増 大 し殊 にH2の. 上昇が著 し く. の後 急 峻 な カー ブを現 わ して い る.し か. し第 一 波.第 二 波 の分 離 は 比 較 的明 瞭 で あ る. 2)波. 高:第1編. 3. 第2反. 先 づ 波 高 の み に注 目 してみ る とNativeで 行 麻痺 は 平 均32.7mm,分. 裂病74.9mmと. 進行 麻. 痺 は 非 常 に低 く1/2以 下 の 値 を 示 して い る. 一方Denaturedで は ,進 行 麻 痺130.8mm分 病82.3mmの. 量 及 びN/D値. 応 波 高N/D値. は,進. れ 故H2‑H1,及. 3). びDenatured)総 をTab.. 蛋 白量,濾 液 中蛋 白. 3に 示 し た.. 及 蛋 白 量. N/D値. につ いて:第. 一 反応 ではN/D値. 第 二 反応 では 波 高 の 際述 べ た如 く,進 行 麻痺 と分 裂 裂. 平 均 値 を 示 し逆 に進 行 麻 痺 が は るか. 病 で はN,. D値 共 に大 な る差 異 を示 し,進 行麻 痺 の. Nは 分 裂 病 の 夫れ の1/2以 下 で あ るの に反 し, Dは 1.6倍 と全 く逆 の関 係 に あ る.従 つ てTab.. に 低 い が 変 性 す る とDは 一躍4倍 近 く上 昇 す る.之. す様 にN/D値. れ に 対 し分 裂病 で は 軽度 の波 高 の増 大 を 認 め る のみ. い る.即 ち 進 行麻 痺 はN/D値. で あつ た.. 分裂 病0.93±0.05と. 次 に蛋 白 量 と波高 の関 係 を み る と,総 蛋 白量 の 増 加 して い る進 行 麻 痺 では,濾 液 中 蛋 白量 及 び第 二 反 maturedの. 二 波 高 は か えつ て低 く,之 に 反 しDe 第 二 波 高 は 高 い事 がわ か つ た.. に. 依 り進 行 麻 痺 と分 裂 病 を明 確 に 区別 で きな かつ たが,. に 大 な る値 を示 して い る.即 ち進 行 麻痺 はNは 非常. 応Native第. び. 進 行 麻痺 群及 び対 照 と して 選 ん だ 分 裂病 群 の波高 (Native,及. 及 び上 に述 ベ た 如 く,分 裂病 及 Tab.. み を 測 定 し た.其. つ い て は確 め得 なか つ た.. 3に 示. は 両 疾 患 の 対 比 を よ り劃然 と示 して 平 均0.25±0.01,. 両 者 間 に著 明 な 差 異 を 認 め. る. 以 上 の 測定 値 は 総 て同 一 の 毛 細管 を 滴下 電極 に使 用 して 得 た値 で あ るが,蛋 白 波高 は た とえ温度其の 他 の 測定 条 件 を一 定 に して も滴下 水銀電 極 の大 さに.
(5) 髄 液 蛋 白 の ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 研 究 よつて異 な るか ら上 述 のN/D値. を 異 つ た滴 下 水銀. 電極 を用い き場 合 に於 て も測 定 し検 討 した. 検査 の対 象 と して 選 ん だ各 種 精 神 神 経 疾 患115例 につ きPolsrogaphyを. 行麻痺群. a)進. 行麻 痺; N/D値. に つ い ては 上 述 の 如 く0.6. 以 下 で大 半 は0.3前 後 を 示 し,そ の総 蛋 白 量は40〜. 行 つ た.そ の結 果 をTab.. 4,. Tab. 5に 示す. 先づN/D値. i)進. 2943. 70mg%の. 範囲 に あつ た.之. を各 病 型 に つ い て 見 る. と誇大 型 は 僅 か5例 では あ るが,す べ て0.3以 下 で に つ い ては, Tab. 4に み る如 く進 行. 麻痺 のN/D値. は 平 均0.35±0.02で,後. を除 きN/D値. 述 の2例. 平 均0.26の 値 を示 し.最 多 数 を 占 め る痴 呆 型 は0.18 か ら0.67迄 の 間に 分 散 し平均0.35±0.02を. 示 す が,. は0.6以 下 で あ る.他 疾 患 で は進 行. 誇 大 型 の 其れ に 対 して有 意 の 差 異 を 認 めな い.只 問. 麻痺 と同様 に変 性 梅 毒 で あ る脊 髄 癆2例 は 平 均0.47. 題 に な るのは, Tab. 5に 於 て,藤 ○ 以下 永 ○迄 の例. と進 行 麻痺 に近 似 し,又 結 核 性 脳 脊 髄 膜炎4例.転. でそ のN/D値. 移性脳 腫瘍1例 がN/D値. 白量 は25mg%前. は0.2〜0.3で. 何 れ も0.6. は0.6前 後 を 示 し,之 等 の髄 液 総 蛋 後 で グ ロ ブ リン反 応 弱陽 性,髄 液. 以下の 進行 麻痺 に近 い値 を示 す.逆 に其 の他 の 器 質. 中細 胞 数 は10/3.2以 内 で あ り,長 期 に 亘 つ て大 体 固. 的疾患 を含 む 例 は平 均0.95±0.03を. 定 し た髄 液所 見 を 示 した.精 神症 状 と して は,痴 呆. 示 してい る.. 前述 の 同 一毛 細管 を用 い た進 行 麻痺,分 裂 病 各 々 10例 につ い てのN/D値 につい てのN/D値 以下N/D値. と毛 細管 変更 を した115例. は よ く符 合 して い る.. を指 標 と して 各 疾 患 に つ い て詳 細 に. は 割 に 軽 い のに 反 し,幻 覚,妄 想 及 び抑 うつ状 態 等 の分 裂 病 様症 状 を 強 く示 す もの で あつ た.尚 上 記 痴 呆 型 中 には,脊 髄 癆 性 進 行麻 痺,若 年 性進 行 麻 痺 各 1例 を 含 ん で い るがN/D値 は共 に0.3と 低値 を示. 検討す る.. して い る. Tab.. N/D値. 平 均 値. 進 行 麻痺. 4. N/D値0.35±0.02. 脳 梅. 毒. 〃. 0.89±0.04. 分 裂. 病. 〃. 0.95±0.03. の 他. 〃. 1.11±0.04. 其.
(6) 2944. 藤. 田. Tab.. b)脊. 髄 癆;検. 討 し た2例. と も にN/D値. 0.49,で. 進 行 麻 痺 の 平 均 値0.35±0.02よ. が0.6以. 下 の 値 を 示 し て い る.. c)脳. 脊 髄 梅 毒;本. 0.70と1.06の. 症 に 属 す る9例. は0.44, りは 高 い. は. 間 に あ りそ の 平 均 値 は0.89±0.04で,. れ も分 裂病 を 含 め た対 照 群 に入 れ ら. れ る ベ き 値 を 示 し て い る.. 彦. 5. d)結. 核 性 脳 脊 髄 膜 炎:髄. 液 総 蛋 白量200mg%. 前 後 を示 す4例 の本 疾 患 も亦N/D値. は進 行麻痺 近. 似 の0.21を 示 して い る.し か し急 性期 をす で に過 ぎ, のN/D値. 進 行 麻 痺 に 比 べ る と何 れ も高 値 を 示 し,又Native. 波 高 も高 く,何. 英. グ ロ ブ リン反 応 も陰 性 を 示 す 時 期 とな り後 遺症 とし て脳 水腫 の あつ た例 ではN/D値. は0.75と. な り対. 照 の分 裂 病 群 に近 い値 を示 して い る. e)脳. 腫 瘍3本 例は 肝 臓 癌 が大 脳,脊 髄,肺 臓 に. 転 位 して いた もの で あ るが, N/D値. は0.32と 之亦.
(7) 髄 液 蛋 白 の ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 研 究 進 行麻痺 に近 い値 を示 し てい る. 髄液 所 見は 細 胞 数30/3,グ Xanthochromie,. 上 記 の 如 く対 照 疾 患 とし て あげ た各 種 神 経 疾 患 中. ロ ブ リン 反 応 陽 性,. Sonnenstaubchen等. 髄 液 蛋 白の か. な りの変化 を示 して いた 例 で あ る. v)対. 照疾 患 群:分. 裂 病,そ. 2945. 分 裂 病 の3例,神. 経症2例,う. 応性. 精神病 等 の内 因性 精 神 疾 患 及 び,バ ー キ ン ソニズ ム,. ロ ポ ン中 毒,. 真 性 て ん か ん,日 本脳 炎 の各1例 の 如 く特 別 に 高値 を示 す 者 を除 き, N/D値. うう つ 病,反. つ病,ヒ. の 疾 患若 し くは 病 型 で の. 特 異 性 は 認 め られ なか つた. III)進 行麻 痺N/D値. と臨 床 症 状 の推 移:前. 項で. 重症 筋無 力症.真 性 及 び症侯 性 てん か ん,ナ ル コ レ. 種 々の 疾 患 につ い ての ポ ー ラ ログ ラフ的 検 討 を行 い,. プ シー,日 本 脳 炎,ハ ンチ ン トン氏 舞 踏病 等 の神 経. 異 つ た 毛 細管 の 使 用 に よつ て も,進 行 麻痺,脊 髄 癆,. 疾 患 をす べ て髄 液 蛋 白 の変 化 が 無 いか 又 は極 め て僅. 脳 腫 瘍,及 び結 核 性 脳 膜 炎 で はN/D値. かに しか認 め られ な い 点 で 一 括 し, N/D値. 0.6以 下 に あ る事 を知 つ たが,こ. を検討. す る と分 裂病 の 平均 値 に近 似 し進 行 麻痺 の値 とは 大. か ら更 に 私は,進. に異 つた値 を示 して い る.. よつ て 如何 に 変 化す るか を検 討 した.. 以下 各疾 患 別 に詳 述 す る. 8)分. 裂 病:各. ±0.03で. 緊 張 病 型0.95,妄. 病. 病 型 に よる相 違 は 認. 妄 想 病 型 中3例. 経 過 し た も の だ が,. が治療に. は ロ ボ ト ミー 施. N/D値. は0.90,. え そ れ に よつ て臨 床 症 状 が軽 快 した もの につ き治 療 前 後 の ポ ー ラ ログ ラフ第 二 反 応 を 行 つ た. Tab. 6 に表 示 す る様 に, N/D値. の 平 均 値 は 破 瓜 病 型0.96,. 想 病 型0.93で. め られ なか つ た.又 行 後1年. は 平 均0.95. 5に 示 し た 値 と 一 致 す る.各. 型 にづ き検 討 す る と,そ. 行麻 痺 に つ い てN/D値. 未 治 療 の3例 と,既 治 療 の5例 で,再 び治 療 を加. 病 型 を 通 じ てN/D値. あ りTab.. が何 時 も. こで 臨床 上 の 興 味. 0.91,. は 治 療 前 と終 了 直 後(治. 療 期 間は 約1ケ 月間)と では 何 れ も臨 床 症 状 の軽 快 に 伴 つ て,治 療後 の者 が 高 くな つ て い るが, N/D 値 が0.6を 越 え た者 は,最. もN/D値. が 高 かつ た 有. 1.21で 他 の 分 裂 病 例 に 対 し て 特 別 の 差 異 を 認 め な. ○ の1例 に過 ぎない.所 で此 の 中髄 液 グ ロ ブ リン反. い.. 応 の 良転 を見 た もの は, 2例 に 過 ぎず,細 胞 数 の減. b)そ. う うつ 病:2例. 及 び0.81を. のN/D値. 少 を 示 した ものは,. は 夫 々1.48,. 示 し 分 裂 病 のN/D値. との相 違 を 認 め. 経 症;各. 種 神 経 症 の 平 均 値1. .13で 病 型 に. 天 性 精 神 薄 弱:3例. の 平 均 値 は0 .90を 示. 性 酒 精 中 毒:本. 症 の2例. は 夫 々0 .90及. び. iii)神 a)て. ロ ポ ン 中 毒:. 1.36と. と髄 液 グ ロブ リン反応 の推 移 とは必 ず. な る事 が 判明 した.し か しN/D値. N/D値. ん か ん;真. 性 て ん か ん3例. 症 候 性 て ん か ん1.09と. の 平 均0.95. ,. と細 胞 数 の 関係. ル コ レ プ シ ー:. c)パ. ー キ ン ソニ ズ ム;. d)重. 症 筋 無 力 症:. 0 .79と 低 い.. e)ハ. ン チ ン トン氏 舞 踏 病;. f)日. 本 脳 炎;. 2例. 0 .98を 示 す.. と も 急 性 期 に 於 け る髄 液 で グ , N/D値. は1.23及. しろ分 裂病 よ りも 高 い値 を 示 して い. る.. ラ リヤ発 熱 療法,. 位 筋 注法 及 び一 度 マ ラ リヤ. が,マ ラ リヤ既 治 療 例 に大. 腸 菌 ワク チ ン発 熱療 法 及 び ペ ニ シ リン注 射 併 用 例 よ りも梢N/D値. の 増大 が 目立 つ た.. 更 に1年 以上 の長 期 間 にわ た り上記 各 種 療 法 を反 覆 して行 つ た症 例 につ きN/D値. を追 求 してみ る と,. Tab. 7に 示す1年 後 の グ ロ ブ リン反応 は 滝0例 を除. iii)頭 部 外 傷 後 衰 弱状 態(受 傷 後 一 ケ月);髄 液 所見は正 常 でそ のN/D値. の 関係 は,マ. つ い て み る と,マ ラ リヤ発 熱 療法 とペ ニ シ リン注 射 の 併 用 例 の方 のN/D値. 示す.. ロブ リン 反 応 弱 陽 性 で あ つ た が. 治 療 内容 とN/D値. 発 熱 療法 後 大 腸 菌 ワクチ ン発 熱療 法 を併 用 した者 に. 0 .68と か な り低 い.. 0.91を. は0.6以 下 に あ る.. ペニ シ リン1500×104単. 梢 後 者 が 大 で あ る.. b)ナ. ない.. て又N/D値. で次 に 細胞 数 で あ り,そ し. 数 は 正常 範囲 内 に減 少 して い る に も か か わ ら ず,. 梢大 な る値 を 示 す .. 経疾患. び1.41で,む. ち此 の 実験 成 績 か らみ る と臨 床症 状 に 最 も平 行 して. も又 宮 ○,横 ○,藤 ○ の 如 く平 行 しな い.即 ち 細胞. 0.75を 示 す . f)ヒ. はむ し. しも平 行 しない.殊 に ワ ッセル マ ン氏 反応 とは 逆 に. し分 裂 病 の 其 と差 異 が な い. e)慢. 8例 中3例 でN/D値. 良 転す るの は, N/D値. よ る差 異 は な い. d)先. 応 の 良転 した ものは,. ッセル マ ン氏 反. ろ ワ ッセル マ ン氏 反応 と逆 の推 移 を とつ て い る.即. な い. c)神. 8例 中7例,ワ. も1.19と 分 裂 病 と差 異 は. き何 れ も減 弱 し,細 胞 数 は 井 ○,難 ○,長 ○ を除 い て 減 少 し てい る.又 ワ ッセ ル マ ン氏 反応 は 井 ○ を 除 き 全 例 に 於 て好 転 して い る.一 方臨 床 症 状 は 之れ に対.
(8) 2946. 藤 Tab.. 6. Tab.. (各 症 例 の下 段 は1〜2年. 田. 英. 治 療 に 依 るN/D値. 7. 1〜2ケ. 年 間. 彦 の 変 動(進 行 麻 痺). のN/D値. の 椎 移. 後 の所 見). し全 例 に於 て程 度 の差 こそ あれ 好 転 し,殊 に弓 ○ 例. と臨 床 症状 及 び ワ ッセル マ ン氏 反 応 との間 に のみ逆. で は 臨 床 的 に は 殆 ど治癒 と認 帝 て 差 し支 え ない 程 度. の 相 関 関係 が あ り,そ の他 の髄 液 所 見 との相 関関係. の 精 神 症 状 で あつ た.之 れ に対 しN/D値. は 見 出 し得 ない ば か りで な く, Tab. 6に 示 した様 に. は予想に. 全 く反 し井 ○ を 除 き総 て低 下 し てい る. 以上の臨床諸 検 査 及 び臨 床 症 状 と進 行 麻痺 の N/D値. を 比 較 検 討 す る とそ の間 に 一定 の 相 関 関係. を 見 出 し得 な かつ た.只1ケ. 年経 過例 ではN/D値. 結 核 性 脳 膜 炎 の治 癒 後 後 遺症 と して脳 水腫 を もた ら した 例 ではN/D値. が0.75と. 上 昇 して い る の と比. べ て,進 行麻 痺 では 反 応 態 度 が 異つ てい る. 上 述 の 実 験 で 進 行 麻庫 のN/D値. は兎 に 角0.6よ.
(9) 髄 液 蛋 白 の ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 研 究 Tab.. 8. N/D値. と 髄. 液. ワ ツ セ ル マ. ン 氏 反. 2947 応. りは小 さい が,此 の値 と ワ ッセル マ ン氏 反 応 の減 弱. 之 を髄 液 の 場合 に 当 て は め て み る と,進 行 麻 痺 髄. とむ しろ逆 に な るの では ない か と言 う疑 問 を抱 い た. 液27)28)で は,分 裂 病 髄 液 に対 し総 蛋 白量 は増 大 し,. ので 私は次 の実 験 を行 い 此 の 点 を 明 らか に した.即. 殊 に グ ロブ リンの 著 増 す る事 は衆 知 の 事実 で あ るが,. ちTab. 8の 如 く,進 行 麻 痺 未 治 療 群 で はN/D値. 上 述 の如 く第 一反 応 で は 進行 麻 痺 波高 が分 裂 病 の其. は0.21か ら0.39の 範 囲 に あ り,ワ ッセル マ ン氏 反. よ り高 い 事 は,血 清 の 場 合 に 於け るCoha等. 応は2例 を 除 き変価 法 で 全 部 強 陽 性 で あ つ た が両 者. に合 致 し てい ない.私 の 実験 成 績 に於 い て も,総 蛋. の間 に一定 の関 係 を認 め る事 が で きな かつ た.. 白量 は 進 行 麻 痺 で は 平 均41.9mg%で. 既 治療例 ではN/D値. は0.22か. ら0.67の. 間にあ. 19.2mg%の2倍. の主張. 分 裂病の. 以 上 の値 を 示 してい た が,蛋 白量. り,こ こでは未 治 療 例 以上 に ワ ッセル マ ン氏 反 応 と. が50mg%前. の間に一定 の関 係 を認 め る事 は 出 来 な か つ た.. な くな り.波 高 の増 大 度 は 極 め て 小 と な るが,其 に. 後 に な る と,最 早其 と波 高 とは一 致 し. して も波 高低 下 を来 す 事 は無 い.其 故 之等 の事 実 は,. 総 括及び考察. 血清 と髄 液 の グ ロブ リンの 質 的相 違 に 基 くものか,. 1)第 一 反応 につ い て;先 づ 波 形 は,進 行 麻 痺,. 或 は 癌 と進 行麻 痺 では 蛋 白 の 変性 様 式 が 異 るか の何. 分裂病共に 明瞭 な二段 波 を示 し且 つ 常 にH1<H2の. れか が考 え られ る.以 上 は第 一反 応H2に. つ い て考. 関係にあ り,両 疾患 に特 異 的相 違 を 認 め なか つ た.. え られ る事 だ が,第 二 波 高 を も考 慮 し,更 に異 つ た. 次に波高 は,H2に つ い て述 べ る と平 均14.3mm進. 毛 細 管 を 使 用 した場 合 に つ い て も.夫 々の検 査 者. 行麻痺 が高 い.血 清 で は第 一反 応 波高 の量 的 変 化 の. のデ ー ター を比 較検 討 出 来 る様 な指 標 が あ る事 が望. 本態は, Cohn, Muller等. ま しい.従 来 の ポ ー ラ ログ ラフ蛋 白波 の 研 究 で は,. に依 り. Alb/Glbの. の低 温 ア ル コ ール 分 劃 法. 変 動 に よ る事 が 明 ら か に され. てい る.即 ち 全体 の 蛋 白 量 の 減少 殊 にAlb,減 之に対す るGlb増. 少と. 加 を 示 す 癌 患者 血 清 で は 健 康 人. に比 べて異常 に低 い 波 を示 す 事 が 知 られ てい る24).. 使 用 す る滴 下 水銀 電 極 の 相違 か ら,異 つ た 研 究 者 に よつ て得 た,第 一 反 応,第 二反 応 の何 れ に せ よ,そ の 成 績 を互 い に比 較 す る事 は 困難 で あ り,各 研 究 者 に よ り成 され た実 験 結 果 の表 現 統 一 性 に欠 け る不 便.
(10) 2948. 藤. が あつ た が, Muller等 てProtein. 田. は此 の不 備 を補 足 し よ うと し. Indox29)を 案 出 し.血 清 蛋 白 ポ ー ラ ロ グ. 英. 彦. 中毒.ヒ. ロ ポ ン中 毒,て んか ん.ナ ル コ レ プシー.. 重 症 筋 無 力症.パ. ー キン ソニ ズ ム.ハ ンチ ン トン氏. ラ フ上 の疾 患別 の個 性 を 見 出 した.し か し笹 井16)も. 舞 踏 病.日 本脳 炎.頭 部 外 傷 後 衰 弱状 態.脳 梅 毒で,. 指 摘 す る様 に そ れ は濾 液 反 応 波 高値 対 全 蛋 白(変 性). 0.6以 下 に属 す る もの は,進. 波 高 値 の 比 を とつ た もの で あ るか ら.蛋 白 の各 要 素. 痺 及 び脊髄 癆 性 進行 麻 痺 を含 む)脊 髄 癆.結 核 性脳. の 量 的 変 動 を 表 わす 指 針 とは な り得 るが.一 つ 一 つ. 膜 炎,脳 腫 瘍 で あ つ た.以 上 の事 か ら一 見 してN/D. の 蛋 白分 子内 の 質 的 変 化 を表 わ す もの で は な い.そ. 値 は,総 蛋 白量 の 数値 を含 め て,髄 液 の病 的 所見 と. こで私 は夫 々の 蛋 白の 変性 度 の相 違 即 ち.質 的相 違. 関係 が あ る様 で ある が,進 行 麻 痺 の2例 は 其 の髄 液. を 明 らか にす る 指 標 と してH2‑H1.とTroppの. の病 的 所見 が 軽 度 とは 言 えN/D値. H2/H1及. びNative波. 比 即 ちN/Dを. 高NとDenatured波. 高Dの. 以 て髄 液 蛋 白 の病 的 と正 常 との比 較. の 規 準 と した.之 に よつ てみ る と進 行 麻 痺髄 液 蛋 白 は 分 裂 病 の 夫 との 間 には. TrioppのH2/H1値 N/D値. 及び. の 上 で は 両疾 患群 髄 液 蛋 白 の 質 的 差 異 を 認. め る事 が 出 来 な かつ た.又H2‑H1値. は両 疾 患 群 の. 行 麻痺(若 年 性進 行麻. は0.6以 上 を示. して い る例 外 も あつ た事 は, N/D値. が 必ず し も他. の髄 液 の異 常 所 見 と平行 関係 にな い 事 を示 す もので あ る. 之 は進 行 麻痺 の臨 床 症 状 及 び髄 液 の病 的 所見 の治 療 に よる推 移 とN/D値. に つ い て観 察 して も同様 な. 事 が 言 え る.治 療 内 容 とN/D値. の 関係 を 見 て も. 間 に有 意 差 を 認 め 得 な かつ た が, Crossing Pointは. N/D値. 進 行 麻 痺 と分 裂 病 で は異 つ た蛋 白 量 で現 わ れ てい る. 反 応 を 含め た病 的 所 見 とは無 関 係 な 事 は明 らか であ. 事 か ら. Troppの 説 に従 えば,両 疾 患群 の髄 液 蛋 白. る.む しろN/D値. が 夫 々異 質 の もの と認 め ざ る を得 な い.. な 関係 に あ る事 が 考 え られ る.即 ち第 一反応 の成 績. II)第 二 反 応 に つ い て;先. づ 波 形 は,進. 行麻痺. で は分 裂 病 に 比 べ 二 段 波 を示 し,両 疾 患群 の間 に は. 次 に波 高 は 進 行 麻痺 のNative波 高 が平均32.7mm, 進 行 麻痺 は非 常 に 低 く,約 分. ッセル マ ン氏. は進 行麻 痺 の 精神 症 状 と平 行的. か らみ て も,濾 液 物 質 は 一種 の蛋 白で あ り乍 ら,総 蛋 白量 とは別 個 の反 応 を す る と言 える で あろ う. Demme30)に. 波 形 の相 違 を 認 め る.. 分裂 病 が74.9mmと. の推 移 と 髄 液 の総 蛋 白量,ワ. 依 る と発 熱 療 法 に最 初に 反応 す る も. のは,細 胞 数 で次 に 膠 質 反応 で あ り,総 蛋 白量 は最 後 に 減 少 す る と述 べ てい るが,膠 質 反応 とN/D値. 裂病 の1/2以 下 の値 を示 し てい る.変 性 す る と分 裂. との 関 係 に つ い ては,今 回 は検 討 出来 なか つ たが,. 病82.3mmで. 第 二 反 応 に つ い て は,病 因 論 的 に重 要 な意 味 を持つ. あ ま り変 らぬ が,進 行 麻 痺 は130.8mm. とな り,約4倍. 近 い値 を 示 し逆 に分 裂 病 よ りも高 く. な り,両 疾 患 の間 に明 らか な相 違 を認 め た.此 の現. もの で あ る と思 う. 次 にN/D値. 変 動 の 原 因 に つ き 考 え て み た い.. 象 の 発 現 に は濾 液 物 質 の 吸 着 性 と質的 差 異 の 二 つ の. Wallenius31),. 面 が考 え られ るが,変 性 後 濾 液 蛋 白量 が 実 際 に は其. は 血 清 の 其 と 全 く 同 じ要 素 で あ る と述 べ て い る が,. 程 増 加 し てい な い 事か ら, Wiazlerの. Bauer33),. 言 う如 き吸 着. Scheid. Fisk34),. u.. Scheid32)等. Wallenius31)等. は髄 液 の 蛋 白. の 説 の 如 く髄 液. の み で は 説 明 で きない.進 行 麻痺 の濾 液 物 質 の 変性. 蛋 白 は 夫 自 身 特 有 な 要 素 の あ る 事 は 疑 う余 地 も無 い. に 対 す る分 子構 造 上 の特 異 性 に 基 く もの で あ ろ う事. 事 実 で あ る.問. が 考 え られ る19).更 に此 の事 はNativeの. 何 処 か ら 出 て く る か,又. 時の波形. 題 は そ の様 な髄 液特 有 の蛋 白分劃が 進 行麻 痺 の如 き状態 で蛋 白. の 相 違 か ら裏 付 け られ る.. の 生 成 機 転 が ど う変 化 す る か,其. か か る濾 液 蛋 白 を 問題 とす る第 二 反応 波高 は,第 一 反 応 に比 べ て其 の蛋 白量 の 推 移 に 良 く一致 す る事. 蛋 白 自 身 の 変 化 を 招 くか と 言 う 事 で あ る. Esse声). を第 一編 で述 べ た が,之 を 定 量 に 応 用す る事 に は 困. と 述 べ 又, Bauer33)は. 難 が あ る事 もす で に述 べ た.そ こで 私 は第 二 反 応 に. も の と述 べ て い る.し. 於 て も各種 疾 患 に 於け る髄 液 蛋 白 濾液 分 劃 の質 的 差. 著 明 なN/D値. 異 の観 祭 に主 点 を 置 き,私 の提 唱 す るN/D値. に 於 い て で あ つ て,そ. につ. ticnが. い て検 討 した. 症 例115例. はN/D値. を 用 い て0.6を 境 と して 二. 群 に大 別 出来 る.即 ち0.6以 裂 肩.う つ 病.神. は β‑fractionは. 上 に属 す る疾 患 は.分. 経 症.先 天 性 情神 薄 弱,慢 性 酒 精. 脳 実 質 の崩 か い に依 つ て増 加す る 脳 髄 に基づ く. の 相 違 を 示 し た の は,濾. 液 蛋白の側. の 点 か ら す る と,此. のFrac. 同 一 態 度 を と るか ど う. 報 告 か ら み て も 疑 わ し い.又 血 清 濾. 液 物 質 はWinzler25)等 れ,そ. α‑Globulinも. か し分 裂病 と進 行麻 痺の間 で. α及 び β‑Fractionと. か は, Bauerの. に よつ て 如 何 な る. に よつ てMucoproteinと. の 生 物 学 的 性 質 もMayef36).正. さ. 宗37)に よつ.
(11) 髄 液 蛋 白 の ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 研 究 を示 す.. て明 らかに され てい るが,此 の 物質 と髄 液 の 濾 液 物 質が又 同一で な い事 は 私 の第I編. 2949. 2)第. の論 文 に も指 摘 し. 二 反 応 で は, N/D値. に よ り各 疾 患 を二 群 に. 分 別可 能 で あつ た.即 ち0.6以 下 の進 行 麻 痺 群 と0.6. た通 りで ある.. 以 上 の 分 裂病 群 に 分 け うる.ワ. 結 1)第. 論. 一 反 応 で は 波 形,波. 高,. 臨 床 状 等 とN/D値 N/D値,. の 関係 を検 討 した.. H2/H1,. 等 の疾 患 に よ る ポ ー ラ ロ グ ラ フ 的 特 性 は 見 出 さ れ な い.し か しTroppのCrossing. ッセル マ ン氏 反 応,. 本 編 の 要 旨 は第53回. Pointは16‑0mg%. 日本 精 神 神 経 学会 で 口 演 し. た.. と分 裂 病 の 其 れ に 比 べ 進 行 麻 痺 で は か な り大 な る 値. Polarographic Part. 2.. Studies The. on Proteins. Polarographic. of the. Cerebrospinal. Protein-Wave. Cerebrospinal. of the. Fluid. Diseased. Fluid. By. Hidehiko Department. of Neuro-Psychiatry (Director:. Prof.. Fujita Okayama Nikichi. University. Medical. School. Okumura). In the polarographical study on the cerebrospinal fluid in 115 cases of various neuro psychiatric patients the author used the ratios N/D and H2/Hi as the mutual general criteria for experimental results and obtained the following data: 1. In the primary reaction no polarographic peculiarity in the wave form, wave height, the ratio N/D (N=native wave height, D=denatured wave height) and the ration H2/H1 (H1=the primary wave height, H2=the secondary wave height) due to various diseases could be recognized; but Tropp's crossing point was 16.0mg%, in the general paresis revealing a fairly greater value in the general paresis than that in the case of schizophrenia. 2. In the secondary reaction it has been possible to divide various disease into two groups by the ration N/D. Namely, a general paresis group with the value under 0.6 and another schizophrenic group with value over 0.6. Furthermore, the relationship between Wasserman*s test and clinical symptoms on one hand and N/D on the other has been studied. 3. Filtrate of the cerebrospinal fluid seems to belong to the substance called mucoprotein by Winzler et al ., but it is different from the filtrate of serum..
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