令和
2年度 AO入試・国際バカロレア入試
課題解決型記述問題
「解答はじめ」の合図があるまでは問題冊子を開いてはいけません。
注意事項
1.問題冊子は1ページから3ページまでの綴りでできています。「解答はじめ」の 合図の後、ページの落丁、乱丁あるいは印刷の不鮮明なものがあれば、手をあげ て試験監督者に申し出てください。
2.問題は、 数学 と 理科 の2種類あります。数学か理科のいずれかを選択し、解 答用紙(表)の選択科目欄の科目を○で囲んで、解答してください。数学には、
算数の内容が含まれる場合もあります。
3.選択した科目には、それぞれ問1、問2があります。解答用紙は1枚(表裏)で す。選択した科目の問1は表に問2は裏に記述し、2問とも解答してください。
4.解答用紙の表に本学の受験番号(5桁)を必ず記入してください。
解答用紙の裏には受験番号を記入する必要はありません。
5.問題冊子の余白は、下書きに使用してかまいません。
6.問題冊子は、試験終了後、持ち帰ってください。
-1- 01
数学 次の文章を読み、下記の問いに解答しなさい。
小学校の高学年で、図形の合同、さらに縮図や拡大図について学ぶ。この学習は、中学校で図形の相似 についての学習へと発展する。
【問 1】図1のように、△ABC と△ADE は直角二等辺三角形であり、三角形の辺の長さは
AB:AD=1:2である。三角形の面積を求めることができる小学生に、△ABC と△ADE の面積 比を相似の考え方を使わずに求めさせたい。小学生にどのように説明すれば理解しやすいか、い くつかの方法を考えて記述しなさい。
図1
【問 2】学校の玄関に建物のミニチュアが展示されている。このミニチュアは、実物の 1/100 の縮尺モデ ルで精巧に作成されている。図2は、このミニチュアを真上から見た平面図であり、校舎と体育 館、およびプールを示している。灰色部分が校舎の床面積、体育館の斜線部分は屋根半分に設置 されたソーラーパネル、黒色部分がプールに水が溜まる部分である。
図2 学校のミニチュアの平面図
この学校のミニチュアを用いて、①校舎ののべ床面積、②体育館の屋根の斜面(屋根全体の半 分)を占めるソーラーパネルの面積、および③プール(形状は直方体)に入れる水の体積を相似 について学んだ中学生に求めさせたい。相似の理解を深めるための授業計画(授業の内容と進行)
を考案し、記述しなさい。なお、構造物の見えない部分や記述のない部分についての設定および 条件などは解答者が決めてよい。またこの授業は、グループ学習(班活動)の要素を取り入れた ものであることが望ましい。
-2- 01
理科 次の文章を読み、下記の問いに解答しなさい。
小学校では、物の燃焼の仕組みについて興味・関心をもって追求する活動をとおして、物の燃焼と空気 の変化とを関連付けて、物の質的変化について推論する能力を育てるとともに、それらについての理解 を図り、燃焼の仕組みについての見方や考え方を持つことができるようにすることをねらいとしている。
これは中学校第一分野「化学変化」の学習につながっている。
図1に示した実験と結果は、小学校の理科「ものを燃やすくふう」で示されたものである。穴のあきか たの違う缶の中でわりばしを燃やしている。
図1 実験1
【問1】実験1は小学校6年生を対象に実施した実験である。図1の実験結果から推定できる考察につい て記述しなさい。必要であれば略図などを用いてもかまわない。また、実験をおこなわせる際に 留意すること、および実験で同様の結果を得るための工夫をあわせて記述しなさい。
【問2】小学生に燃焼という身近な生活体験の中で、見通しを持って観察、実験を行い、燃焼の仕組みに
ついて見方や考え方を持たせるとともに、自然の物事・現象について実感を伴った形で学習して もらいたい。そこで、実験1で使ったわりばしと実験1(ア)でできた炭に点火し、その燃焼の 仕方の違いを観察できるような実験をしたい。その企画書を作成しなさい。なお、この実験はグ ループ学習(班活動)の要素を取り入れたものであることが望ましい。
-3- 01