• 検索結果がありません。

日本透析医会雑誌

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "日本透析医会雑誌"

Copied!
168
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

THEJOURNALOFJAPANESEASSOCIATION OFDIALYSISPHYSICIANS

日本透析医会雑誌

Vol.19 No.3 2004

[巻 頭 言]

臓器再生時代の到来の可能性 日本透析医会常務理事 小野山 攻…403

[医 療 経 済]

9

回透析保険審査委員懇談会について 日本透析医会医療経済部会 吉 田 豊 彦…405

[医療安全対策]

感染性廃棄物処理マニュアルの改正

日本透析医会医療廃棄物対策部会 小野山 攻…411 災害情報ネットワーク会議と情報伝達訓練実施報告

日本透析医会災害時透析医療対策部会災害情報ネット本部 武 田 稔 男 吉 田 豊 彦

災害情報ネット副本部 森 上 辰 哉

災害時透析医療対策部会 申 曽 洙

医療安全対策委員会 杉 崎 弘 章…419 穿刺針逸脱の防止対策 岡山済生会総合病院 腎臓病センター 平 松 信

三 上 裕 子

岡山済生会総合病院 腎臓病センター

岡山大学大学院医歯学総合研究科 腎・免疫・内分泌代謝内科学 杉 山 斉

医療法人社団 西崎内科医院 西 野 徳 子 白 髪 一二三 近 藤 みゆき

医療法人井口会 落合病院 竹 井 久美子

財団法人倉敷中央病院 人工透析センター 若 林 貴 乃

医療法人鴻仁会 岡山中央病院 難 波 英 子 藤 井 美 和 樋 口 久 子 服 部 揖 子 谷 合 一 陽

重井医学研究所附属病院 血液浄化療法センター看護部 川 口 法 子…426 浦河

QQ Index

(Qui

ckQuakeIndex

)の考案 浦河赤十字病院 赤 塚 東司雄…441 医工学治療における安全対策 前田記念腎研究所 臨床工学部 川 崎 忠 行…456 ヒューマンエラー発生のメカニズムとその防止対策

東京電力株式会社 技術開発研究所 ヒューマンファクターグループ 河 野 龍太郎…463

[実 態 調 査]

透析医療におけるグランドデザイン

日本透析医会医療経済委員会 杉 崎 弘 章 鈴 木 満 吉 田 豊 彦 山

親 雄…468

[臨 床 と 研 究]

多発性嚢胞腎の治療と合併症 虎の門病院腎センター 乳 原 善 文 田 上 哲 夫 諏訪部 達 也 星 野 純 一 高 市 憲 明 竹 井 亮 二…480 透析アミロイド症に対するリクセルの臨床応用 クリニック病院 中 澤 了 一…491

目 次

(2)

透析患者における

鉄の囲い込み・異常(DIMES症候群)

―MIA症候群は

DIMES

症候群で起こるか―

兵庫医科大学 内科学 腎・透析科 中 西 健…498 透析患者の薬物動態 白鷺病院 薬剤科 平 田 純 生…505 病院機能評価と透析医療 医療法人衆和会 桜町病院 舩 越 哲 江 藤 り か…511 長期透析患者でのブラッドアクセスに関する検討

―現状および問題点と作成困難例での工夫― 代々木山下医院 山 下 賀 正…518

[各支部での特別講演]

透析患者の高血圧の特徴と対策 福岡大学名誉教授 荒 川 規矩男…527

・ 04

診療報酬改定と透析医療の将来 日本透析医会会長

親 雄…533 透析医療におけるリスクマネイジメント ―医師の立場から―

(医)社団仁誠会 大津第一クリニック 下 村 貴 文…539 在宅透析が今,必要な理由と普及のための方策

近畿大学医学部堺病院 腎・透析科 今 田 聰 雄 有 山 洋 二 玉 井 良 尚 片 畑 満美子…546

[透析医のひとりごと]

今になっての間違い 医療法人青藍会たかみや医院 髙 宮 登 美…552

[た よ り]

静岡県支部だより ―特に県中部の災害対策訓練について―

日本透析医会 災害時透析対策委員 菅 野 寛 也

静岡県立総合病院 腎センター長 森 典 子…555 長野県支部だより 長野県透析医会会長 相 澤 孝 夫…562 常任理事会だより 日本透析医会常務理事 山 川 智 之…564 投稿規定 566

編集後記 大平 整 爾…567

お知らせ

学会ご案内 554

(3)

わが国では慢性腎不全によって透析を受けている患者は

24

万人を超え,高齢化と共にそれに伴 う様々な合併症が生じています.透析導入疾患の第一位が糖尿病となり,さらなる合併症の増加に 現場では日々悩まされております.また,血液透析前の保存期腎不全に対してさらなる進行をいか に阻止するかが今日の大きなテーマとなっています.

末期腎不全に対する根本的治療法は未だありません.腎障害の進行は,障害された尿細管上皮細 胞の再生能の低下と,細胞外基質の過剰な産生による線維化によりますが,それらは炎症細胞が産 生するサイトカインによるものと考えられます.HGF(hepatocytegrowth factor)が尿細管上 皮細胞や血管内皮細胞に対する強力な増殖刺激能および細胞外基質の産生を亢進させる

TGF

β

(transformi

ng growth factor

)の発現の抑制を有し,腎不全治療に有望であります.

recombi - nantHGF投与により,急性および慢性腎不全モデルマウスにおいて明らかな腎機能改善効果,

組織改善効果を認めた報告があります.

また閉塞性動脈硬化症(ASO)に対し,

HGFおよび VEGFcDNA pl asmi d

の局所投与による遺 伝子治療効果は現在試験実施されています.私も慢性腎疾患の遺伝子治療の開発目的で,

hHGFcDNA Pl asmi d

を慢性腎不全モデルマウスに投与し,腎機能および腎組織の改善の有無を検討したことが あります.結果として,腎機能改善効果および組織学的改善効果が見られませんでした.pl

asmi d

による蛋白発現が弱く,血中濃度の上昇がほとんど見られず,このため遠隔臓器である腎に対する 治療効果が貧しかったものと考えられます.

病気は基本的には生まれつきによる遺伝性素因と,後天的な環境因子の二つの作用で発症します.

先天性遺伝子疾患の場合には出生前診断として羊水検査や胎盤絨毛検査,あるいは母親の胎児赤血 球の検査で遺伝子診断が有効であります.また,現在発症している病気がどこの組織や器官の異常 なのか,その悪性度がどの程度なのかを突き止めたり,治療効果の判断や治療方針の決定の上でも 遺伝子診断は重要であります.ただし,これまでに明らかにされているものの多くは単一の遺伝子 による疾患で,複数の遺伝子の異常が関与することが予想される病気については,まだ解明されて いない点が多いのです.

問葉系幹細胞は,骨,関節などの軟骨を始め,血管,心筋細胞などに分化する機能を持っていま す.この幹細胞利用の利点として臓器移植とは異なり,自身の細胞を使うため免疫による拒絶反応 の心配も少ないことが考えられます.

再生医療は,患者から採取した細胞を培養し,再び患者自身に戻すという自家移植で実施されて います.

造血幹細胞は造血組織に特異的な幹細胞でありますが,それ以外の神経,筋肉,皮膚,小腸,肝

臓器再生時代の到来の可能性 403

[巻 頭 言]

臓器再生時代の到来の可能性

(社)日本透析医会

常務理事

小野山攻

(4)

臓,膵臓などの臓器にも幹細胞が存在することが近年明らかとなっています.神経細胞を用いて組 織の再生,修復をはかることが注目されています.

治療可能となる疾患として,骨を利用して骨折・骨粗鬆症,皮膚から大火傷・毛髪再生,膵臓か らインスリン産生細胞(β細胞)をつくり糖尿病,心筋血管から閉塞性動脈硬化症・心筋梗塞,神 経から神経性疾患等,網膜神経細胞より網膜色素変性治療が考えられます.

透析分野においても,下肢閉塞性動脈硬化症に対する細胞治療および遺伝子治療が,再生を図る ことを目的に試みられており,さらなる血管再生効果が期待されます.今後さらに透析医療におけ る安全性+有効性が確立される必要性があり,血管再生療法の実用化のためのキーポイントとなる と考えられます.

このような先進医療が急速に進む中でも足肢切断等の問題があり,QOLの保持のため切断回避 に全力を傾けることはいうまでもありません.

腎臓における遺伝子治療も一歩ずつ進行はしているものの実用化には数十年以上の年月がかかる ものと思われます.現状では血液透析に代わる治療法は腎移植以外には考えられず,今迄通り毎日 の治療に地道に精進することが最も大事なことと考えられます.

文 献

1) 21世紀を切り開く先端医療.東京女子医科大学医用工学研究施設,1999年.

2) 分子細胞治療.Vol.1,No.1,2002年.

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 404

(5)

はじめに

9

回透析保険審査委員懇談会を平成

16

6

20

日(日)9:00~12:00,ホテルゴーフル神戸

2

階バ レンシアホールで行った.

この懇談会は,全国の透析保険審査委員が年に一度,

学会時に集まり,日頃の透析審査上の問題点を討論し,

各地区の格差更正をも視野に入れ,日頃の審査に役立 たせることを目的に開く会である.したがって,お世 話する(社)日本透析医会からなんの干渉も受けない ことは無論のこと,ほかからもなんの影響力も受ける ことのない独立した自由な会であり,討論事項が,各 地区の審査会の独立性を損なうものではないことを申 し述べておく.また,前回までは,参加者を日本透析 医会会員に限定してきたが,今回から,他科の審査委 員懇談会と同様に,会員・非会員を問わず全国の透析 保険審査委員の先生方にご参加をお願いした.

出席者は

57

名で,事前に行ったアンケートでは,

検討事項で

80

件,要望事項で

22

件と過去最多の回答 をいただいた.当日は,時間を延長し昼食時間まで,

白熱の討論を行っていただけたことを,ここで改めて 感謝申し上げる.

1 検討事項

診療行為別に検討を行ったので,その要旨を以下に,

問題点,

検討要旨の順に記載する.

1

) 指導管理料

[検討事項①]

慢性維持透析患者外来医学管理料に包括されている 検査以外の検査を算定する場合は,その必要性を摘 要欄に記載しなければならないことになっているが,

病名から判断できるものがほとんどなので,記載を 省略できないか?

一審(原審)で通しても,保険者から再審査請求さ れるので,大変ご面倒でも,包括外検査の必要性を 記載して欲しいという意見が大多数であった.

[検討事項②]

透析患者で特定疾患療養指導料が算定可能な疾患に ついて.

従来,糖尿病や高血圧症の治療指導を行っていれば,

算定可としている地区も少数あったが,・主病とは,

そのレセプト上で医療経済学的に言って,一番多額 の医療費を投入している厚生労働大臣が定める疾患・

というしばりが付いて以来,認めているところは減 少した.だが,癌が合併している場合は,この限り ではないという意見もある.

[検討事項③]

慢性維持透析患者外来医学管理料算定について,同 一月内に

2

以上の保険医療機関で透析を定期的に行 っている場合は,主たる保険医療機関において本管 理料を請求し,その配分は相互の合議に委ねるもの とするとなっているが,実際には難しい.なにか取 り決めている都道府県があればご教示いただきたい.

愛知県では,A医療機関より

B医療機関に転医し

第9回透析保険審査委員懇談会について 405

[医 療 経 済]

第 9回透析保険審査委員懇談会について

吉田豊彦

みはま病院

(6)

た場合,

A医療機関が 1

回でも透析を行っていれ ば,A医療機関で算定し,B医療機関は慢性維持 透析患者外来医学管理料を算定しないという取り決 めになっているそうだ.

[検討事項④]

在宅自己腹膜灌流指導管理料の頻回指導算定で,

「その他医師が特に必要と認めるもの」のしばりに 従ってコメントを書き,再審査請求したが削られた.

どのように書いたら良いか?

元々3,

800

点では点数が安いので,コメントさえ記 述されていれば,査定している地区は無いとのこと であった.

[検討事項⑤]

慢性維持透析患者外来医学管理料のため,ほとんど 検査しない施設がでてきており,包括化による粗診 粗療が心配される.なにか対応策があるか.

特にこれといった決定版は各地区共に持ち合わせて いないが,今後ピア・レビューしていく必要がある だろう.

2

) 在宅医療

[検討事項①]

CAPD液のバッグ量が多過ぎるための査定につい

て.

レセプトに

CAPD液交換回数/

日を記入したほうが 削られない.

[検討事項②]

CAPDのテンコフカテ抜去術の保険点数がないの

で,K029筋肉内異物摘出術

2, 840

点での請求を認 めているが,他地区ではどうしているか.

現在ほとんどの地区で認めている.早く新設して欲 しい.また,テンコフカテ留置術も

J042

腹膜灌流 の加算(1,

300

点)でなく,CAPDテンコフカテ留 置術として,できるだけ早く新設して欲しい.

[検討事項③]

腹膜炎時に

CAPDのバッグ毎に入れる抗生物質を

認めているか.

未定としている地区が多いが,腹腔内投与の適応が 通っているものは認めている地区もあり,大量なら 査定している地区もある.

[検討事項④]

SMAPはどうしているか.

1

回だけ腹膜透析液を入れて使っている場合は認め ているところもあるが,大多数では実際に使用開始 時に

1, 300

点の請求を認めている.

3

) 検査・画像診断

[検討事項①]

BAP

(骨型アルカリフォスファターゼ)の測定頻 度について.

骨粗鬆症の治療中でも

4

カ月

1

回までしか認めてい ないところが多数である.また,オステオカルシン 精密測定については,手術適応決定か術後治療判定 時のみしか算定不可.

[検討事項②]

1

回の全身骨

X Pを認めているか.

4

カ所のみ認めているところと,必要性により全身 を認めているところとがある.

[検討事項③]

骨塩定量検査を線維性骨炎の病名で行ったところ査 定された.骨粗鬆症の病名が必ずなければいけない か.

しばりに,骨粗鬆症の診断およびその経過観察の際 のみ算定できるとあり,測定頻度が

4

カ月に

1

回を 限度とするとあるので,骨粗鬆症の病名が必要であ る.

[検討事項④]

慢性維持透析患者外来医学管理料に包括外の検査を

1

年に

1

回全患者に行った場合,検査病名を付けず コメントのみ記していたところ,「傷病名より」の 理由で査定されることが多い.レセプトは,あくま で病名(疑いも含む)第一主義と考えたほうがよい か.

骨塩定量や骨型アルカリフォスファターゼ(BAP) 精密測定や尿中デオキシピリジノリン精密測定など を全患者に年

1

回施行した場合が,これに当たるの であろうが,未だ全国的には認められていないので,

症例を選んで欲しい.年に

1

回の検査のために,治 療内容が伴わない病名を全例につけるのはいかがな ものか.

[検討事項⑤]

シャント管理として連月,脈波図,心機図,ポリグ ラフ検査をしている施設があるが,どう対処してい るか.

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 406

(7)

この検査の適応病名は,動脈硬化症であり,特に閉 塞性動脈硬化症(ASO)の進展度と治療経過を診 るためのものであるので,疑い病名での算定や毎月 の算定は認められない.頻度としては

4

~6カ月に せいぜい

1

回位と思われる.

[検討事項⑥]

ドライウエイト設定が困難なため,透析終了後,下 大静脈径の超音波測定と体液量測定(インピダンス 法:60点)を行っている施設があるがどう対処す るか.

未だ認められていないので,大半が

B査定とする

意見であった.

[検討事項⑦]

シャントの超音波検査料は

350

点か

20

点か.

大多数が

20

点であった.詳細な図とコメントがあ る場合,350+200(カラードプラー法加算)=550点 を認めたところも極く少数あったが,今後は

20

点 とするとのことであった.

[検討事項⑧]

腎性骨異栄養症(ROD)での骨シンチについて.

研究的であり,一般的には認めていない.

[検討事項⑨]

透析患者の定期的な肝炎チェックで,HBs抗体や

HCV特異抗体価精密測定等を認めているか.

HBs

抗原と同時に行った

HBs

抗体や

C型肝炎の治

療法の選択の目的で行う以外の

RNA検査は認めて

いない.

[検討事項⑩]

呼吸心拍監視やカルジオスコープを何日位認めてい るか.

症例によるので一概にも決められないが,算定する 以上は,必ずカルテに観察結果の要点を記載するこ と.最近の個別指導で全例自主返還させられている.

[検討事項⑪]

入院透析での

IPTHやβ

2

MGは,病名なしで認め

ているか.

認めている.ただし,毎月ルーチン検査で必要もな いのに行っている場合は,査定されることもある.

4

) 投薬・注射

[検討事項①]

内服薬の適応量以上の処方について,どの程度の範

囲で認めているか.

上限が決まっている薬以外で,適宜増減となってい る場合は,一剤なら

1. 5

~2.

0

倍まで認めているとこ ろがほとんどである.ただし,腎排泄が主で,体内 蓄積性が問題となる薬は,適応量までとしている.

[検討事項②]

鉄欠乏性貧血の病名がないと,鉄剤投与が査定され ている地区がある.

透析中の腎性貧血にエリスロポエチンを投与してい る場合,貯蔵鉄を調べて,不足分の鉄剤を投与する のは当然であるので,病名がなくても認めていると ころがほとんどであった.査定される地区では,病 名がなくても通してくれるよう,再審査請求してほ しい.

[検討事項③]

透析施行中グリセオール投与について,コメントを どう書くか.

透析中の脳圧亢進症状に対し,使用したとのコメン トで,ほとんどの地区は通している.透析困難症の 病名や透析中の低血圧症のため使用したとのコメン トでは,査定されているところが多い.

[検討事項④]

エリスロポエチンの投与量について.

○エポ

3, 000

単位×3/週

○エポ

4, 500

単位×2/週

○は当然認めている.

○は半分の地区で認めている.

[検討事項⑤]

穿刺部に使用するキシロカインゼリーおよびスプレ ーは算定できるか.

適応外なので算定できない.

[検討事項⑥]

透析患者の低アルブミン血症に投与したアルブミン が厳しく査定されているが,全国的にはどうか.

血液製剤の使用は,厚労省のマニュアルにより厳し く査定されている.透析に限ったことではなく,全 分野で査定されている.

5

) 処置

[検討事項①]

酸素吸入量は,1日

14, 400

リットルまでしかコメ ント付きでも認めないか.

第9回透析保険審査委員懇談会について 407

(8)

全国で,酸素吸入量の算定は

1

14, 400

リットル としている.

[検討事項②]

透析の障害加算の「エ」

透析中に頻回の検査,処 置を必要とするインスリン注射を行っている糖尿病 の患者・や「コ」

骨折を伴う二次性副甲状腺機能亢 進症の患者・について,保険者より厳しい再審査請 求と訴えが出ているが,どのように対処しているか.

透析記録用紙やカルテに透析毎に記載することが算 定根拠となっているので,この前提により算定して きていると判断して通している.個別指導時や会計 検査院の調査時には厳しく指摘される箇所である.

[検討事項③]

on l i neHDF施行中のエンドトキシン測定費と通

常透析より多く使用する透析原液の算定について.

HFと HDFは保険で認められているが,push&

pul l

on l i neHDFは保険採用されていないので,

どちらの請求も認めているところはない.

[検討事項④]

シャント手術後の処置が

2

週間で終了しない人が多 くなっているが,病名なしでも処置料を

2

週以上請 求できないか.

術後創傷処置は

14

日まで. それ以降は創傷処置

(J000)となるので病名が必要である.

6

) 手術

[検討事項①]

シャント

PTAは,通知により,四肢の血管拡張術 15, 800

点より血管結紮術

3, 130

点になったが,全国 の現状はどうか.

3

~4県では,未だ実施されていないが,ほかは全 部血管結紮術での算定とされてしまっている.

[検討事項②]

PTA1

回あたりの使用カテーテル本数に制限をつ けているか.

通常は

1

本で,コメントがあれば

2

本以上認めてい るところが大多数.

[検討事項③]

PTAを月何回まで認めるか.

手術は成功報酬であるから,特別な場合を除き,1 カ月に

2

~3回を限度としているところが大半.

[検討事項④]

シャントの人工血管抜去術は,なにを準用している か.

K029

筋肉内異物摘出術

2, 840

点を準用していると ころがほとんどである.

[検討事項⑤]

内シャント形成術時に使用する

fogaty

カテーテル を認めているか.

Fogaty

使用なら血栓除去が必要となるので,納得 させるコメントが必要.

[検討事項⑥]

グラフト(人工血管)使用による内シャント形成術 は

K611

血管移植術の

5;23, 300

点の算定を認めて いるか.

全国で認めている.縫合箇所が

2

カ所以上あるので,

妥当な請求としている.

[検討事項⑦]

内シャント形成術は同側で月に何回まで認めている か.

通常月に

2

回まで認めているところが大多数.それ 以上は,納得するコメントが必要.

7

) 特定保険医療材料

[検討事項①]

人工血管使用内シャント形成術(人工血管移植術)

時の人工血管の長さの算定はどうしているか.

使用した長さだけしか認めていないところと,最大

40cm

まで認めているところとがあり,全国的には 一定の基準はない.

使用した長さだけや何センチまで認めるとした場合,

当然残った分は再使用されることになり法律違反と なる.使用する人工血管は,残量破棄による無駄を 省くため,できるだけたくさんの種類の長さの製品 を供給すべきである.

[検討事項②]

CAPDの腹膜透析液交換セットが,今回の改定で,

保険薬局で交付できる特定保険医療材料となった.

従来のメーカーや卸の宅配でなく,保険薬局から直 接宅配できるようになったのか.

現在卸の宅配が

7

割で,そのほかはメーカー等とな っている.未だ,保険薬局から宅配されている地区 はない.今後の課題である.

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 408

(9)

2 要望事項

多くの貴重なご要望をいただきましたので,本来な ら,全部原文のまま掲載しなければ失礼に当るところ ですが,紙面の都合上,要旨のみ記載になったことを お許し下さい.

1

) 指導管理料

① 特定疾患療養指導料に規定する疾患に慢性腎不全 を入れてほしい.

② 検体検査料が引き下げられるため,毎回の保険改 定で慢性維持透析患者外来医学管理料が引き下げら れているが,透析患者は合併症も多く,医学管理が 複雑なため,今後引き下げはしないでほしい.

③ 慢性維持透析患者外来医学管理料の引き上げを強 く望む.

2

) 検体・画像診断

① 慢性維持透析患者外来医学管理料の包括外の出来 高で以下の検査を認めるようにしてほしい.

○HBs

HCVのキャリアーの RNA

検査を月に

1

回認める.

○急性冠不全, 不整脈の患者は月に

1

回以上,

ECGを認める.

3

) 投薬・注射

7

種類以上の内服薬の投薬を行った場合,処方料 が

42

点より

29

点になり,総薬剤点数も

90/100

と なる.一方透析患者は,多くの合併症を抱えている のが常であり,macroangi

opathy

,mi

croangi opa- thy

neuropathy

等によるものや,腎不全自体に 伴う合併症に対し,降圧薬数種類,抗血小板薬,血 管拡張薬,冠血管用剤,高脂血症薬,消化管用剤,

ビタミン

D

3薬,リン吸着薬等々多剤投与は必須で あるので,マルメにするか,7種類以上を外すかし てほしい.

② 緊急時ブラッドアクセス用留置カテーテル設置料 を

G005 2

中心静脈注射用カテーテル挿入

1, 400

点 並に新設してほしい.

③ ヘパリンシリンジが感染予防のため使用され始め ているが,これを包括化から外し,出来高算定可能 にしてほしい.

4

) 処置

① 透析時間制の復活要望が多数あった.

1

カ月当たりの透析回数のしばりを外すべきであ る.医師が必要と認めれば,自由に

15

回以上の透 析ができるようにしてほしい.

③ 血漿交換療法の対象疾患に,ANCA関連腎炎,

Goodpasture

症候群等を加えてほしい.

④ エンドトキシン処理加算の新設.

⑤ 人工腎臓処置料の引き上げ:年々透析関連の点数 が引き下げられてきており,このままでは粗診粗療 になってしまう.透析医療にお金がかかっているの は承知しているが,機械材料,保守等に多額に費用 が必要であるのも事実なので,次回は必ず引き上げ てほしい.

⑥少なくとも現在の診療報酬では,再投資が困難にな ってきている.感染対策,安全対策,施設基準等々 のしばりが,診療報酬の引き上げなしに先行すれば,

現場は形のみしばりをクリアすることになり,内容 は極度の粗診粗療に走ることは目に見えている.よ って,次回は引き上げを強く要望する.

5

) 手術

PTAの点数を新設してほしい.

PTAの点数は,四肢の血管拡張術に準ずる点数

を新設してほしい.

CAPDカテーテル挿入術を新設してほしい.

CAPDカテーテル抜去術を新設してほしい.

6

) 特定保険医療材料

① 輸入品が高価過ぎるので,大幅値下げをしてほし い.

○PTAバルーンカテーテル

○ダブルルーメンカテーテル

○人工血管

○血管内手術カテーテル(手術用)

② 末梢血管用ステントセットを静脈にも適応拡大し てほしい.

7

) その他

① 透析医療費を削減したいなら,保険点数を引き下 げるのではなく,腎移植を推進すべきである.

② 透析は合併症が多く,

20

以上の病名が付くのが

第9回透析保険審査委員懇談会について 409

(10)

ほとんどであるので,透析の合併症マニュアルを作 り,マニュアル該当の病名は,慢性腎性不全に含ま れるとしたらどうか.

③ 審査員の個人差による査定の違いを改善してほし

い.

④ 感染症や安全対策をきちんと講じている施設には,

加算がとれるようにしてほしい.

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 410

(11)

要 旨

感染性廃棄物処理マニュアルが,2004年(平成

16

年)3月改正されました.

感染性廃棄物の判断基準が主観的なものから,より 客観的なものに変更になりました.透析室より排出さ れるもの,ダイアライザー,血液回路などほとんどす べてのものが感染性廃棄物として処理する必要があり ます.非感染性廃棄物のラベル表示や排出事業者責任 の明確化など,医療機関の責任は大変重いものとなっ ております.

はじめに

1987

年(昭和

62

年),B型肝炎の院内感染による 医師の死亡事故発生を契機として,清掃作業員や廃棄 物処理業者の二次感染を防止するために,厚生省(当 時)は

1988

年(昭和

63

年)7月に「医療廃棄物処理 対策検討会」を設置し,医療関係機関から排出される 医療廃棄物,特に感染性廃棄物について適正処理の方 法を検討し,1989年(平成元年)11月に「医療廃棄 物処理ガイドライン」を策定しました.その後,1991 年(平成

3

年)10月に廃棄物処理法が改正され,爆 発性,毒性,感染性そのほかの人の健康または生活環 境に被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物を,

特別管理一般廃棄物と特別管理産業廃棄物として定め,

この特別管理廃棄物の一つとして感染性廃棄物が組み 込まれました.これによって「医療廃棄物ガイドライ ン」を廃止し,1992年

8

月(平成

4

年),「廃棄物処

理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」として策 定し直しました1.それまでの「医療廃棄物」という 一般用語を改め,「感染性廃棄物」という正式な用語 が用いられるようになりました.その理由として,医 療廃棄物がすべて感染性廃棄物ではないことが考えら れます.

1997

年(平成

9

年)6月に委託基準や施設の技術上 の基準等が強化され,「廃棄物処理法に基づく感染性 廃棄物処理マニュアル改訂版」が発行されました.そ の後新しい環境にふさわしい制度に変革を図ることを 目的として,1998年(平成

10

年)1月,行政改革推 進本部(当時)に規制改革委員会が設置されました.

2000

年(平成

12

年)「規制改革についての見解」に おいて,医療機関から排出される廃棄物の適正処理の ための制度改善が提言され,

① 感染性廃棄物の判断においては,専門知識を有 する医師等に委ねられているところがあり客観性 を欠く

② 非感染性廃棄物においては,処理業者等の外部 に対し感染性でないことを証明する方法が確立し ていない

などの問題が指摘されました.

環境省では

2001

~2002年(平成

13

~14年)度の

2

年間に亘り,「感染性廃棄物処理対策検討会」を設置 し, 感染性廃棄物の判断基準等を検討し,

2004

(平成

16

年)3月に「廃棄物処理法に基づく感染性廃 棄物処理マニュアル改訂版」が発行されました2

感染性廃棄物処理マニュアルの改正 411

[医療安全対策]

感染性廃棄物処理マニュアルの改正

小野山攻

keywords

:感染性廃棄物,マニフェスト,不適正処分,在宅医療廃棄物

日本透析医会 医療廃棄物対策部会 部会長

(12)

1 改正の概要

医療廃棄物とは医療機関における医療行為などに伴 って発生する廃棄物をいい,感染性廃棄物とは,医療 廃棄物のうち,感染症を生ずるおそれのある廃棄物を いいます.医療廃棄物がすべて感染性廃棄物ではあり ません.

廃棄物には一般廃棄物と産業廃棄物があり,その中 に,爆発性,毒性,感染性その他の人の健康または生 活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する ものとして政令で定めているものを各々「特別管理一 般廃棄物」および「特別管理産業廃棄物」といい,さ らにその中に感染性一般廃棄物と感染性産業廃棄物が あります(図 1).

また一般廃棄物は市町村の責任において,産業廃棄 物は事業者の責任において自らの責任で処理をしなけ ればならないことが法律で定められています.

感染性廃棄物処理マニュアルが,平成

16

3

月改 正されました.特に感染性廃棄物かどうかの判断基準

が大幅に変更されました.「形状」,「排出場所」,「感 染症の種類」の観点から,以下のとおり医療関係機関 等がより客観的に感染性廃棄物を判断できる基準に変

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 412

表 1 感染性廃棄物の判断基準について

改 正 後 改 正 前

感染性廃棄物とは,医療機関等から発生する廃棄物 1.形状の観点

血液,血清,血漿及び体液(精液を含む.)(以下「血液 等」という.)

手術等に伴って発生する病理廃棄物 血液等が付着した鋭利なもの

病原微生物に関連した試験,検査等に用いられたもの 2.排出場所の観点

感染症病床,結核病床,手術室,緊急外来室,集中治療室及 び検査室において治療,検査等に使用された後,排出されたも の

3.感染症の種類の観点

一類,二類,三類感染症,指定感染症及び新感染症並び に結核の治療,検査等に使用された後,排出されたもの 四類及び五類感染症の治療,検査等に使用された後,排

出された医療器材,ディスポーザブル製品,衛生材料等 通常,医療関係機関等から排出される廃棄物は,「形状」,

「排出場所」及び「感染症の種類」の観点から感染性廃棄物の 該否について判断できるが,判断できない場合は,血液等その 他の付着の程度や付着した廃棄物の形状,性状の違いにより,

専門知識を有する者(医師,歯科医師及び獣医師)によって感 染のおそれがあると判断される場合は感染性廃棄物とする.

なお,非感染性の廃棄物であっても,鋭利なものについては 感染性廃棄物と同等の取扱いとする.

血液,血清,血漿及び体液(精液を含む.)並びに血液製 剤(以下「血液等」という.)

手術等に伴って発生する病理廃棄物 血液等が付着した鋭利なもの

病原微生物に関連した試験,検査等に用いられたもの その他血液等が付着したもの

感染症法,結核予防法その他の法律に規定されている疾患 等にり患した患者等から発生したもので感染のおそれがある もの若しくはこれらが付着した又はそのおそれがあるもので ~に該当しないもの

血液等の付着の程度や廃棄物の形状,性状の違いにより,感 染の危険性には大きな差があると考えられる.したがって,こ れら(,)を排出する場合,専門知識を有する者(医師,

歯科医師及び獣医師)によって感染性の危険がほとんどないと 判断されたときには,感染性とする必要はない.

図 1 廃棄物の分類

(13)

更されました(表 1).

感染症病床等のうち,検査室とは採血を行う室,透 析室および微生物や病理学等に関する臨床検査室(検 体検査を行う室)等をいうと解説されており,さらに 透析等回路(ダイアライザー,チューブ等)について は,これらに含まれている血液等が分離されず一体的 に処分されていることから,感染性廃棄物に該当しま す.輸液点滴セット(バッグを除く)については,血 液等が付着している針が分離されず一体的に処分され ていることから,感染性廃棄物に該当します.紙おむ つの取扱いについて感染症ごとに感染性廃棄物に該当 の有無が明確化されました(表 2).

これを整理したものが感染性廃棄物の判断フローで

す(図 2).

① 透析等回路,輸液点滴セット(バッグを除く)

は感染性廃棄物とする.

② 外見上,血液と見分けがつかない輸血用血液製 剤等は感染性廃棄物と同等の取扱いとする.

③ 血液等が付着していない鋭利なもの(破損した ガラスくず等を含む).

④ 紙おむつは感染症の種類に応じて取扱う.

⑤ 判断基準により判断できないものについては,

専門知識を有する者(医師,歯科医師及び獣医師)

により,感染のおそれがあると判断される場合は 感染性廃棄物とする.

医療機関から排出される廃棄物が,感染性か,非感

感染性廃棄物処理マニュアルの改正 413

表 2 感染症ごとの紙おむつの取扱い

感染症法の分類 感 染 症 名 紙おむつ

の取扱い(※) 備 考

一 類

エボラ出血熱,クリミア・コンゴ出血熱,重症急性呼吸器症候 群(病原体がSARSコロナウイルスであるものに限る.),痘 そう,ペスト,マールブルグ熱,ラッサ熱

二 類 急性灰白髄炎,コレラ,細菌性赤痢,ジフテリア,腸チフス,

パラチフス ○

三 類 腸管出血性大腸菌感染症 ○

四 類

E型肝炎,A型肝炎,高病原性鳥インフルエンザ,サル痘,炭

疸,ニパウイルス感染症,ボツリヌス症,レプトスピラ症 ○ ウエストナイル熱,エキノコックス症,黄熱,オウム病,回帰

熱,Q熱,狂犬病,コクシジオイデス症,腎症候性出血熱,つ つが虫病,デング熱,日本紅斑熱,日本脳炎,ハンタウイルス 肺症候群,Bウイルス病,ブルセラ症,発しんチフス,マラリ ア,野兎病,ライム病,リッサウイルス感染症,レジオネラ症

×

ただし,血液 等が付着した ものは,感染 性廃棄物に該 当する.

五 類

アメーバ赤痢,咽頭結膜熱,A群溶血性レンサ球菌咽頭炎,

感染性胃腸炎,急性出血性結膜炎,クリプトスポリジウム症,

クロイツフェルト・ヤコブ病,劇症型溶血性レンサ球菌感染症,

ジアルジア症,水痘,手足口病,突発性発しん,梅毒,バンコ マイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症,バンコマイシン耐性腸球 菌感染症,百日咳,風しん,ペニシリン耐性肺炎球菌感染症,

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症,薬剤耐性緑膿菌感染症,

流行性角結膜炎

RSウイルス感染症,インフルエンザ(高病原性鳥インフルエ ンザを除く.),ウイルス性肝炎(E型肝炎及びA型肝炎を除 く.),急性脳炎(ウエストナイル脳炎及び日本脳炎を除く.),

クラミジア肺炎(オウム病を除く.),後天性免疫不全症候群,

細菌性髄膜炎,髄膜炎菌性髄膜炎,性器クラミジア感染症,性 器ヘルペスウイルス感染症,尖圭コンジローマ,先天性風しん 症候群,伝染性紅斑,破傷風,ヘルパンギーナ,マイコプラズ マ肺炎,麻しん,無菌性髄膜炎,流行性耳下腺炎,淋菌感染症

×

ただし,血液 等が付着した ものは,感染 性廃棄物に該 当する.

指定感染症 ○

新感 染 症 ○

(※)○:感染性廃棄物 ×:非感染性廃棄物

(14)

染性かをできる限り客観的に判断できるような基準を 策定する必要性から,今回非感染性廃棄物の非感染性 表示のラベルを付けることを推奨します(図 3).ラ ベルの貼付は,紙おむつ,注射器,脱脂綿,ガーゼな どの外見的に判定が難しい廃棄物の識別に有効と考え

られます.

図 4に医療機関等から排出される廃棄物に関し,非 感染性廃棄物ラベルの対象となる廃棄物の分類フロー を示します3(図

4

).感染性廃棄物については,容器

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 414

図 2 感染性廃棄物の判断フロー

(注) 次の廃棄物も感染性廃棄物と同等の取扱いとする.

・外見上血液と見分けがつかない輸血用血液製剤等

・血液等が付着していない鋭利なもの(破損したガラスくず等を含む.)

(注1) ホルマリン漬臓器等を含む.

(注2) 病原微生物に関連した試験,検査等に使用した培地,実験動物の死体,試験管,シャ

(注3) 医療器材としての注射針,メス,破損したアンプル・バイヤル等ーレ等

(注4) 感染症法により入院措置が講ぜられる一類・二類感染症,指定感染症及び新感染症の 病床

(注5) 医療器材(注射針,メス,ガラスくず等),ディスポーザブルの医療器材(ピンセット,

注射器,カテーテル類,透析等回路,輸液点滴セット,手袋,血液バック,リネン類等),

衛生材料(ガーゼ,脱脂綿等),紙おむつ,標本(検体標本)等

なお,インフルエンザ,麻疹,レジオネラ症等の患者の紙おむつ(表2参照)は,血 液等が付着していなければ感染性廃棄物ではない.

(注6) 感染性・非感染性のいずれかであるかは,通常はこのフローで判断が可能であるが,

このフローで判断できないものについては,医師等(医師,歯科医師及び獣医師)によ り,感染のおそれがあると判断される場合は感染性廃棄物とする.

非 感 染 性 廃 棄 物

感染性廃棄物

【STEP3】(感染症の種類)

① 感染症法の一類,二類,三類感染症,指定感染症及び新感染症並びに結 核の治療,検査等に使用された後,排出されたもの

② 感染症法の四類及び五類感染症の治療,検査等に使用された後,排出さ れた医療器材等(ただし,紙おむつについては特定の感染症に係るもの等 に限る.)(注5

【STEP2】(排出場所)

感染性病床(注4,結核病床,手術室,緊急外来室,集中治療室及び検査室 において治療,検査等に使用された後,排出されたもの

【STEP1】(形状)

廃棄物が以下のいずれかに該当する.

① 血液,血清,血漿及び体液(精液を含む.)(以下「血液等」という.)

② 病理廃棄物(臓器,組織,皮膚等(注1

病原微生物に関連した試験,検査等に用いられたもの(注2

血液等が付着している鋭利なもの(破損したガラスくず等を含む.)(注3 YES

YES

YES NO(注6

NO NO

図 4 非感染性廃棄物ラベルの対象となる廃棄物の分類フロー 医療関係機関等から排出される廃棄物

感染性廃棄物に準じた取扱い 非感染性廃棄物 感染性廃棄物

院内処理

感染性の判定基準

鋭利なものか?

YES:該当 NO:非該当

NO YES

YES NO NO

YES

図 3 非感染性廃棄物ラベルの例 非感染性廃棄物

55mm以上 医療機関等名

特別管理産業廃棄物 管理責任者 排出年月日

70mm以上

(15)

感染性廃棄物処理マニュアルの改正 415

図 5 マニフェスト伝票の流れ

(1) 必要事項を記入します.

7枚複写のマニフェストに必要な事項を記入し,署名した後,廃棄物とともに7枚全部を収集運搬業者にわたします.

(2) 引きわたした控えを受け取ります.

収集運搬業者に廃棄物を引きわたした際に,お互いに記載事項を確認します.

運搬担当者欄に収集運搬担当者の署名をしてもらい,引きわたした控えとして「A票」を受け取ります.

(3) 収集運搬業者から返された「A票」は確実に保管しておきます.

あとで,廃棄物の処分などが終了した際に戻されるマニフェストと照らし合わせる必要があるからです.

(4) 中間処理業者,最終処分業者(再生業者を含む)への引きわたしを確認します.

収集運搬業者が廃棄物を中間処理業者又は最終処分業者に引きわたした確認として,中間処理業者又は最終処分業者により署名された「B2票」を,収集 運搬業者より受け取ります.

これを控えの「A票」と照らし合わせて確認します.

(5) 中間処理業者からの処分終了通知を受け取ります.

処分委託先が中間処理業者の場合には,廃棄物の処分が終了した後,中間処理業者により所定欄に署名された「D票」が返送されてきます.

伝票交付後,60日以内(産業廃棄物については90日以内)に「D票」が返送されなかった場合,あるいは返送された「D票」に虚偽記載等があれば,

収集運搬業者又は中間処理業者に照会し,当該委託に係る処分等の状況を把握し行政へ報告するなど,適切な処置を講じてください.詳しくは産業廃棄物 担当行政にお問い合わせください.

(6) 中間処理業者から最終処分終了の確認通知を受け取ります.

処分委託先が中間処理業者の場合は,中間処理業者により,最終処分終了日,最終処分(再生を含む)を行った場所の所在地/名称が記載された「E票」

が返送されてきます.

伝票交付後,180日を過ぎても「E票」が返送されなかった場合,あるいは返送された「E票」に虚偽記載等があれば,収集運搬業者又は中間処理業者に 照会し,当該委託に係る処分等の状況を把握し行政へ報告するなど,適切な処置を講じてください.詳しくは産業廃棄物担当行政にお問い合わせください.

※ 処分委託先が最終処分業者あるいは再生業者の場合には,中間処理業者の場合と異なり,(5)・(6)の部分が次の(6・)のようになります.

(6・) 最終処分業者,再生業者からの処分終了通知を受け取ります.

廃棄物の処分が終了した後,最終処分業者,再生業者により所定欄に署名された「D票」及び最終処分終了日,最終処分(再生を含む)を行った場所の 所在地/名称が記載された「E票」が返送されてきます.

伝票交付後,60日以内(産業廃棄物については90日以内)に「D票」「E票」が返送されなかった場合,あるいは返送された「D票」「E票」に虚偽記 載等があれば,収集運搬業者又は中間処理業者に照会し,当該委託に係る処分等の状況を把握し行政へ報告するなど,適切な処置を講じてください.詳し くは産業廃棄物担当行政にお問い合わせください.

(7) 処分を確認し,保存します.

中間処理業者等から返送された「D票」「E票」を保管していた「A票」と照合し,指示取りに処分が行われたかチェックします.

なお,「A票」「B2票」「D票」「E票」は5年間保存する義務があります.

(16)

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 416

図 6 厚生省課長通知

衛環第71号 平成10年7月30日 各都道府県

一般廃棄物処理行政担当部(局)長 殿

厚生省生活衛生局

水道環境部環境整備課長 在宅医療に伴い家庭から排出される廃棄物の適正処理の推進について(通知)

標記については,かねてより御尽力を願っているところであるが,在宅医療の普及に伴い,注射器,

点滴バッグ等が一般家庭からも多く排出されるようになってきた.この結果,一部の市町村において は,こうした廃棄物の扱いに混乱が生じている例や,一方ごみ収集時に針刺し事故等が発生している 例が報告されているところである.在宅医療の推進は,今後の高齢化社会においてますますその重要 性が指摘されているところ,これに係る廃棄物の適正な処理が強く望まれているところである.

ついては,貴管下市町村等に対し,在宅医療に伴い家庭から排出される廃棄物(以下「在宅医療廃 棄物」という.)の適正な処理の推進,及びごみ収集時の安全確保の観点から,下記事項に留意の上,

ごみ処理事業を実施されるよう周知徹底方よろしくお願いする.

なお,在宅医療廃棄物の適正な処理については,今般,財団法人廃棄物研究財団が,厚生科学研究 費補助金を受け,別添のとおり「在宅医療廃棄物の適正処理方策に関する研究報告書」をとりまとめ たところであるので,参考とされたい.

1 在宅医療廃棄物は一般廃棄物であることから,廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法 律第137号.以下「廃棄物処理法」という.)第6条の2第1項の規定に基づき,市町村が一般廃棄 物処理計画に従って,その区域内における当該廃棄物を生活環境の保全上支障が生じないうちに収 集し,これを運搬し,及び処分しなければならないことになっている.

したがって,在宅医療廃棄物の収集を通常の収集方法以外の方法で行う場合には,予め患者団体 や郡市医師会等の関係団体から事情を十分に説明聴取し,その理解を得て一般廃棄物処理計画の中 に位置づける等の所要の手続きをとり,生活環境の保全上支障が生じないうちに収集し,これを運 搬し,及び処分し得ることが必要となること.また,こうして決められた収集方法については,予 め住民に対して普及・啓発に努めること.

2 糖尿病用自己注射等の実施に伴って家庭から排出される使用済みの注射針等の廃棄物は,ごみ収 集時等の針刺し事故の原因となること等を踏まえ,住民等に対し次のように指導されたい.

医師等の指示等に基づき医療機関に持参する際には,危険防止の観点から堅牢で耐貫通性のあ る容器を用いることが望ましいこと.

通常のごみ回収に排出する場合は,危険防止の観点から,予め針部分にキャップを被せた上で,

堅牢で耐貫通性のある容器に入れて排出すること.その際,安全な処理の確保の観点から,「廃 棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」(平成4年8月13日付衛環第234号厚生省生 活衛生局水道環境部長通知の別紙)に基づき,医療関係機関等から感染性廃棄物を排出する際に 運搬容器に付けることとされているバイオハザードマークの付いた容器がある場合にはそれ(な い場合は「取扱注意」等の記載をした容器)を利用すること.

また,空き缶やペットボトル等に入れて廃棄することは,リサイクル選別される可能性がある ことから望ましくないこと.

なお,注射針等は衛生的処理の観点から燃えるごみとして処理することが望ましいので,市町 村においては,体制を整備するとともに,地域住民に対して可燃ごみとして排出するよう指導に 努められたいこと.

(17)

にバイオハザードマークの貼付,あるいは感染性廃棄 物であることの明記を行うことは今までどおりです.

2001

年(平成

13

年)4月より医療機関(排出事業 者)は最終処分まで終了したことを確認するよう制度 が改正され,マニフェスト(産業廃棄物管理票)制度 が見直され,マニフェスト伝票も

7

枚に変更になりま した.医療機関は産業廃棄物の処理を委託する際に,

最終処分が終了するまでの一連の行程における処理が 正しく行われたかどうかみきわめる注意義務が課せら れ,マニフェストにより最終処分まで確認することが 義務付けられました4(図 5).

以下の場合は措置命令の対象となります.

① 「委託基準」に違反した場合

② マニフェストの虚偽記載をした場合

③ マニフェストの写しの送付を受けないときに,

適切な措置を講じない場合

④ 極端に低い料金で委託した場合

措置命令とは,不法投棄等の不適正処分が行われた 場合に,都道府県知事または保健所設置市長が,生活 環境保全上の支障の除去等の措置を講ずるよう命令す ることをいいます.措置命令の対象となるのは,不法 投棄を行った者だけでなく,医療機関も不適正処分さ れた廃棄物を回収し,原状復帰するための費用を負担 しなければならなくなりました.医療機関には,排出 事業者としての責任があり,廃棄物処理を業者まかせ にすると,思わぬ責任を強いられます.

「在宅医療廃棄物」については

1998

年(平成

10

年)

7

月に厚生省(当時)より,各都道府県一般廃棄物処 理行政担当部長あてに通達を出し,家庭から排出され る在宅医療廃棄物は,一般廃棄物であり,家庭ゴミと して市町村が収集し,運搬,処分しなければならない としています(図 6).

2 考 案

50

万トンもの産業廃棄物が不法投棄された香川県 豊島の本格的な撤去が

2003

9

月にスタートしまし たが,完全撤去までは十数年要するといいます.不法 投棄されたまま撤去されずに残っている産業廃棄物が

2003

4

月時点で,全国に約

2, 500

件,約

1, 100

万立 方メートルあることが,環境省の調査でわかっていま す.一方医療廃棄物が年間約

30

万トン排出されてい るとみられ,医療廃棄物も不法投棄現場からも見つか

っています.国内最大規模とされる青森・岩手県境の 不法投棄現場では,排出者は医療業が最多であること が判明しています5

透析器具については

1989

年(平成元年)の「医療 廃棄物処理ガイドライン」においては,透析器具は感 染性廃棄物とされましたが,1992年(平成

4

年)の

「感染性廃棄物処理マニュアル」においては,透析器 具を含めた体外循環用ディスポーザブル器具は,一律 に感染性廃棄物とされるのではなく,血液の付着の程 度,損傷性のおそれの有無等の状態に応じて,感染性,

非感染性を決定することになり,医師の判断にまかさ れるようになりました.ところが,

2004

年の「感染 性廃棄物処理マニュアル改訂版」では,透析等回路,

輸液点滴セット(バッグを除く)については,感染性 廃棄物として処理する必要があるに変更されました.

変更理由としては,透析等回路に含まれる血液等が分 離されずに一体的に処分されていること,輸液点滴セ ットについては,血液等が付着している針が分離され ずに一体的に処分されていることが述べられています.

2001

年(平成

13

年)4月より,不法投棄を防止す るために法改正され,医療機関(排出事業者)の責任 強化とマニフェスト制度の改正があり,医療機関にと っては頭の痛い問題です.排出者責任を強化すること によって,環境省は不法投棄の

8

割は解消できると期 待していたようですが,現実はそう甘くはなさそうで す.

環境省は不法投棄対策として,産廃排出者の責任強 化,最終処分場の確保,取り締まりと罰則の強化の

3

点をあげています.筆者は不法投棄問題は産廃処理業 界の問題ではないかと思えてなりません.不法投棄の 原因は排出ゴミが多すぎて処理しきれないことにあり ます.産廃処理は,収集運搬,中間処理(焼却等),

最終処分の三業態を基本フレームとしています.中間 処理施設でのオーバーフロー状態が考えられ,この基 本フレームが崩れると不法投棄が発生し,全国各地で 環境汚染が始まることになります.また自治体も「産 廃税」等の制度を定めた所もあり,住民の処分場建設 反対運動も活発で新規設置が激減し,逆に不法投棄が 増えるという悪循環がみられます.

わが国最大の不法投棄である青森・岩手の例では,

回収業者が医療機関から回収後処分せずに,施設内に 感染性廃棄物を放置したまま倒産したものです6

感染性廃棄物処理マニュアルの改正 417

(18)

2003

8

月,東海地方で収集運搬業者の倒産の結果,

2

万ケースの透析施設の医療廃棄物の不法保管およ び放置問題が発覚しています.いずれも回収業者は認 可されていますが,マニフェストの照合にて発見され ています.排出医療機関名が確認された廃棄物は,医 療機関が再び処理費用を負担させられました.

医療機関としては業者と契約するときも,契約した 後も,つねにチェックし,マニフェストが返ってこな かったら,追跡調査をし,必ず都道府県知事に報告し ましょう.業者の選択については地区医師会が中心に なって推薦している場合が多くなっています.安全の ための保険として,医療廃棄物排出者責任保険が発売 されております.

処理業界としても自浄・自助努力が行われており,

全国産業廃棄物連合会が中心になって,処理業者優良 化促進事業や医療廃棄物適正処理推進プログラム

(ADPP)を通して,優良化の促進と広報に努めてい ます7.日本透析医会でも全国産業廃棄物連合会と情 報交換を密にすることによって,より改善されるもの と信じております.

連携強化策として,東京都医師会,東京産業廃棄物 協会と行政とが一体となってのモデル事業が開始され ており,医療廃棄物の回収システムを構築し,模範と なるよう期待しています.

生産者責任の問題もあり,生産した物品についてメ ーカーが廃棄物処理の段階まで責任を負う義務がある かどうかや,リサイクル化等が廃棄物減量への取り組 みとして試みられています.無線

ICタグを使い,医

療廃棄物処理の追跡システムを構築し,収集から最終 処理までの

ICタグ情報を無線でやりとりしてネット

で一括管理する方法が来年度から実施されることにな っています.

今回の法改正により廃棄物排出量の多い透析施設で は廃棄物処理費用が切実な問題となっています.当院 でのダイアライザー

1

本当たりの処理費用は約

140

円 です.平成

14

年の千葉県における透析医療機関の感 染性廃棄物の現状に関するアンケート調査(第

4

報)

では,ダイアライザー

1

本当たりの処理費用は,平均

153. 5

円となっていました8.処理費用については診療

報酬の中で考慮されるべきと考えますが,国の見解は,

医療廃棄物の処理についてその費用は,現行の診療報 酬の中に含まれているというスタンスは崩していませ んが,「透析分野では処理コストがかさむダイアライ ザーについては人工腎臓の処置料の設定においてこう した点にも配慮した」と,平成

6

年の診療報酬改定に ついての中で,厚生省(当時)保険局医療課が述べて います9.しかしその後の診療報酬改定ではこうした 配慮は見られず,多大な費用が医療機関の負担となり,

経営圧迫の一要因となっています.日本透析医会では,

要望書の中の感染症対策費の中で,廃棄物処理費用の 補填を今後も訴えていくつもりです.

おわりに

不法投棄を防ぐには,排出者(医療機関)廃棄物業 者,行政および国民の一層の協力が必要です.特に透 析医療機関では,ダイアライザーなどの感染性廃棄物 費用が膨大なものとなり,なんらかの形で補填が必要 です.次回の診療報酬改定でなんらかの配慮がみられ ることを期待します.

文 献

1) 厚生省:廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュア ル,1992.

2) 環境省:廃棄物処理法に基づく改正感染性廃棄物処理マニ ュアル,2004.

3)(財)日本産業廃棄物処理振興センター:日廃振センター 情報,4春号,2004.

4) 大阪府医師会:感染性廃棄物処理のポイントQ&A,2004, 5.

5) 石渡正佳:産廃処理に決定打はあるか,日本の論点2004;

文藝春秋,p.468.

6) 山親雄:透析医療とPitfall.日本透析医会雑誌,18(3); 337,2003.

7)(社)全国産業廃棄物連合会:医療廃棄物適正処理推進プ ログラム,2000.

8) 佐藤孝彦,田島知行,入江康文,他:平成14年度千葉県 における透析医療機関感染性廃棄物の現状に関するアンケー ト調査(第4報).日透医誌,19(1);123,2004.

9) 平野雄一郎:平成6年診療報酬改定について 3.社会保 険旬報,1836;15,1994.

日本透析医会雑誌 Vol.19 No.3 2004 418

図 4 DHP (S  15)+HD治療前後の血中ラクトフェリンの変化
図 1 栄養の指標(preal bumi n),炎症の指標(高感度 CRP),動脈硬化の指標(ankl e brachi ali ndex;ABI )の相関関係(53 名の透析患者での検討)
図 5 DI MES症候群:腎不全患者に起こる‘鉄の囲い込み’と 合併症の関係
図 1 医療事故をテーマにした記事本数
+2

参照

関連したドキュメント

Results: 4 categories were extracted as recovering processes for female domestic violence vic- tims during their perinatal and childrearing periods: Stage 1 “ suppressing

 ヒト interleukin 6 (IL-6) 遺伝子のプロモーター領域に 結合する因子として同定されたNF-IL6 (nuclear factor for IL-6 expression) がC/EBP β である.C/EBP

cin,newquinoloneなどの多剤併用療法がまず 選択されることが多い6,7).しかし化学療法は1

The Moral Distress Scale for Psychiatric nurses ( MSD-P ) was used to compare the intensity and frequency of moral distress in psychiatric nurses in Japan and England, where

 CTD-ILDの臨床経過,治療反応性や予後は極 めて多様である.無治療でも長期に亘って進行 しない慢性から,抗MDA5(melanoma differen- tiation-associated gene 5) 抗 体( か

4) American Diabetes Association : Diabetes Care 43(Suppl. 1):

10) Takaya Y, et al : Impact of cardiac rehabilitation on renal function in patients with and without chronic kidney disease after acute myocardial infarction. Circ J 78 :

[r]