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第1回豊島区基本構想審議会議事録

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(1)

会議名

第1回豊島区基本構想審議会

◇ 事務局−長期計画策定担当課 電話03−3981−1111(内)2181・2

附属機関又は 会議対の名称

第1回豊島区基本構想審議会

事務局(担当課) 長期計画策定担当課

開催日時 平成 14年9月20日(金)17:00∼19:00

開催場所 豊島区本庁舎4階議員協議会室

委 員 金井利之(東京大学助教授)、岸井隆幸(日本大学教授)、渋谷秀樹(立

教大学教授)、宮崎牧子(大正大学助教授)、森田朗(東京大学教授)、

伊藤榮洪(教師)、粕谷一稀(評論家)、高橋明宏(公募)、西沢健(環

境・工業デザイナー)、三井菜摘(公募)、木下広(区議会議員)、本

橋弘隆(区議会議員)、鈴木健三郎(区議会議員)、千葉宏(区議会議

員)、大谷洋子(区議会議員)、水島正彦(助役)、今村勝行(収入役)、

二ノ宮富枝(教育長) 欠席者3名

幹事 政策経営部企画課長、同財政課長、同行政管理課長、同広報課長

出席者

その他 区長、政策経営部長、総務部長、区民部長、清掃環境部長、保健

福祉部長、池袋保健所長、子ども家庭部長、都市整備部長、土木 部長、教育委員会事務局次長、選挙管理委員会事務局長、監査委

員事務局長、区議会事務局長 、政策経営部情報管理課長、総務

部区長室長、区民部地域文化課長、都市整備部都市開発課長

公開の可否 公開 傍聴人数2名

非公開・一部公開の 場合は、その理由

会議次第 1.開会

2.委嘱状の交付 3.委員の自己紹介 4.区側出席者等紹介 5.会長選任

6.会長代理指名 7.諮問

8.区長挨拶 9.議事

(1)豊島区の現況について (2)その他

1. 開会

2. 委嘱状の交付

(2)

事務局: 本審議会の委員は21名で構成されているが、本日は坂本委員、恒吉委員、 四阿委員が都合により欠席されている。本日は第1回目なので、名簿に基づ き順番に自己紹介をお願いしたい。尚、この名簿については資料1−2審議 会条例に基づき、学識経験者・区内に居住又は勤務先を有する者については 五十音順で、区議会議員については議席順で作成している。ご指名した順に 自己紹介をお願いしたい。では、金井委員様お願いします。

金井委員: 東京大学助教授の金井でございます。若輩者ではありますが、精一杯務めた

いと思いますので、よろしくご指導の程お願いします。

事務局: 岸井委員様

岸井委員: 日本大学理工学部岸井と思います。大学では都市計画を専攻しています。よ

ろしくお願いします。

事務局: 渋谷委員様

渋谷委員: 渋谷秀樹と申します。立教大学法学部では憲法を講じております。今日から

授業が始まり、ばたばたしてやって参りました。地元の大学の一員として意 見を述べたいと思いますので、よろしくお願い致します。

事務局: 宮崎委員様

宮崎委員: 宮崎と申します。大正大学で社会福祉を専門に教えております。どうぞよろ

しくお願いします。

事務局: 森田委員様

森田委員: 東京大学の森田でございます。私の専門は行政学ということで、地方自治関

係のことを研究したり、教えたりしています。豊島区には住んでも勤めても おりませんが、何十年か前に豊島区内で少し働いていたことがございます。 何かのご縁と思っております。よろしくお願いします。

事務局: 伊藤委員様

伊藤委員: 伊藤でございます。昭和30年から雑司谷中学校の教師として豊島区に奉職

し、区 内の中学校3校、都立高校を経て現在は区内の私立巣鴨高校の講師を

し、他に出版社の顧問等をしております。なお昭和47年から豊島区史編纂

委員もしておりました。ひとつよろしくお願いします。

事務局: 木下委員様

木下委員: 木下でございます。現在2期目で公明党の副幹事長を務めております。色々

と勉強させていただきたいと思っております。よろしくお願いします。

事務局: 本橋委員様

本橋委員: 本橋弘隆でございます。自民党に所属しております。学識経験者のご高名な

方とこうして生で相まみえることができて、光栄でございます。岸 井先生に おかれましては、先日色々とお知恵を頂いたり、また渋谷先生には法学セミ ナーで色々と学ばせて頂きました。今後ともよろしく御指導の程お願いしま す。

事務局: 鈴木委員様

鈴木委員: 区議会の、自民党に所属しております鈴木と申します。よろしくお願い致し

ます。

事務局: 千葉委員様

(3)

きました。またよろしくお願いします。

事務局: 大谷委員様

大谷委員: 区議会、区民民主クラブの大谷洋子と申します。今4期生でお世話になって

おります。未熟ではございますが一生懸命頑張りたいと思っておりますので、

よろしくお願いします。

事務局: 粕谷委員様

粕谷委員: 粕谷と申します。産まれてからずっと豊島区に居住しております。法学部を

出て、その後ずっと今日まで中央公論社という出版社で雑誌の編集をし、そ れを辞めてからしばらく雑論を書いていましたが、また雑誌をという依頼が

多く、自分で会社をつくって東京都の関連では「東京人」、外務省から委嘱

された「外交フォーラム」という雑誌は今でも続いていますが、そろそろ故 郷へ帰ろうと思い、若い人に任せています。豊島区というところには色々な 思いがありますが、これもご縁と思っております。どうぞよろしくお願いし ます。

事務局: 高橋委員様

高橋委員: 高橋です。私は昭和1984 年から 2000年までKDDという会社で勤めてお

り、主として情報通信の仕事を英米の会社と共にしておりました。現在は同 社を退職し、中国の青華大学と資本関係にある青華総合研究所で、主として コンピューターソフトウェアの研究開発をしています。独立前はあまり考え ていませんでしたが、独立した後、地域社会というものが気になる年代にな ってきましたので、私が今まで専門としてきました情報通信と地域社会とい うテーマでお役に立てればと思います。よろしくお願いします。

事務局: 西沢委員様

西沢委員: 西沢でございます。私はこの豊島区にデザイン会社を経営しております。発

端は池袋駅西口の道路のお手伝いをさせて頂きました。またその後景観委員 なるものを若干させて頂いたという縁があります。私の専門は工業デザイン と環境デザインであり、その両方をどのように見るかという立場で参加させ て頂きたいと思っておりますのでよろしくお願いします。岸井先生には大変 お世話になっております。よろしくお願いします。

事務局: 三井委員様

三井委員: 三井と申します。よろしくお願いします。こちらの豊島区池袋で産まれ育ち、

ちょうどこのビルの前にある安田生命ビルの中にある、安田生命社会事業団 で働いております。仕事は主に地域支援ですが、豊島区ではないところの地 域支援の仕事をしており、教育相談、発達相談、学校訪問、養護学校の訪問 指導等をしております。よろしくお願いします。

事務局: 水島委員

水島委員: 助役をしております水島でございます。どうぞよろしくお願いします。

事務局: 今村委員

今村委員: 収入役の今村です。どうぞよろしくお願いします。

事務局: 二ノ宮委員

二ノ宮委員: 豊島区の教育長をしております二ノ宮富枝でございます。よろしくお願いし

(4)

事務局: どうもありがとうございました。

4. 区側出席者紹介

事務局: 引き続き区側の出席者の紹介を行う。後ほど資料でご説明するが、この度の

基本構想基本計画の策定については区の内部に助役を委員長とする検討委 員会を設置しており、このメンバーは区の部長職であって、それぞれのセク ションの責任者となっている。この審議会の審議の過程で必要であれば、ご 質問にお答えすることも可能であると考えている。それでは紹介します。ま ず小野政策経営部長です。

小野: 小野でございます。よろしくお願いします。

事務局: 荒井総務部長です。

荒井: 荒井でございます。

事務局: 河原清掃環境部長です。

河原: どうぞよろしくお願いします。

事務局: 川向保健福祉部長です。

川向: よろしくお願いします。

事務局: 沢池袋保健所長です。

沢: よろしくお願いします。

事務局: 大門子ども家庭部長です。

大門: よろしくお願いします。

事務局: 山木都市整備部長です。

山木: よろしくお願いします。

事務局: 増田土木部長です。

増田: よろしくお願いします。

事務局: 森教育委員会事務局次長です。

森: よろしくお願いします。

事務局: 横田選挙管理委員会事務局長です。

横田: よろしくお願いします。

事務局: 島本監査委員事務局長です。

島本: よろしくお願いします。

事務局: 岡田区議会事務局長です。

岡田: よろしくお願いします。

事務局: 以上12名でございます。引き続き事務局職員につきご紹介します。郡司企

画課長です。

郡司: よろしくお願いします。

事務局: 斉藤財政課長です。

斉藤: よろしくお願いします。

事務局: 三木行政管理課長です。

三木: よろしくお願いします。

事務局: 岡本広報課長です。

岡本: よろしくお願いします。

(5)

ます。

5. 会長選任

事務局: 引き続き、本審議会の会長の選任に移る。資料1−2東京都豊島区基本構想

審議会条例の概要をご説明する。第1条 設置。第2条 所掌事項。審議会

は区長の諮問に基づき、基本構想基本計画の策定につき、必要な事項を調査

審議し、答申する。第3条 組織。(1)学識経験者7名以内、(2)区議会議員

5名以内、(3)東京都豊島区内に住所又は勤務先を有する者6名以内、(4)区

職員3名以内。第4条 任期。委員の任期は審議会が第2条に規定された答

申をした時に満了する。第5条 会長の設置及び権限。(1)審議会に会長を置

く。(2)会長は委員の互選によって定める。(3)会長は審議会を代表し、会務

を総理する。(4)会長に事故があるときは、予め会長の指名する委員がその職

務を代理する。第6条 召集。第7条 定足数及び評決数。(1)審議会は過半

数の委員の出席がなければ会議を開くことができない。(2)審議の議事は出席

員の過半数で決し、可否同数の時は会長の決するところによる。第 8条 部

会の設置規定。第9条 意見の聴取。審議会は必要があると認めるときは委

員以外の出席を求め、意見を聞くこととができる。第 10 条 庶務。第 11

条 委任の規定。それでは本条例の第5条により委員の皆様で会長の互選を

お願いしたい。いかがか。

鈴木委員: 着席のままの発言でよろしいか。それとも立って発言するのか。

事務局: 座ったままで結構である。

鈴木委員: 私は森田朗氏を推薦したいと思う。理由としては、現在国の地方分権推進会

議の委員であられ、同 時に地方行政の専門家で造詣が深いということで、現 状を取りまく地方自治体の地方分権に向けての理解の大変深い先生である と思う。お忙しいとは思うが、無理を曲げて豊島区の基本構想基本計画の審 議会会長を引き受けて頂けるとありがたい。出席の委員さんのご賛同を得た いと思う。

事務局: 森田先生を会長にという推薦がありましたが、いかがか。

他 委員: 賛成。

事務局: 森田委員を会長に選任することでご了承頂けるか。

他 委員: 異議なし。

事務局: それでは森田委員、会長席にご移動をお願いしたい。(席移動)それでは早

速だが森田会長より挨拶をお願いする。

森田会長: 森田でございますが、若輩であるにも関わらず会長を仰せつかり大変光栄に

(6)

である。現在はご存じの通り財政事情は大変厳しく、そうした中でどういう 形で実質的に、質的に豊かな地域社会を作っていくかという観点から改革の あり方という中身も考えていかないと、と思っている。そうした意味で基本 構想基本計画を作成するお手伝いをさせて頂くということで、引き締まった 気持ちで取り組んでいきたいと思っている。どうぞよろしくお願いします。

事務局: どうもありがとうございました。それではこれ以降の進行については森田会

長さんにお願いします。

6. 会長代理指名

森田会長: 司会も兼ねて務めさせていただく。まず会長としての初めの仕事は第5条の

4項に基づき、会長代理を指名することである。私としては渋谷先生にお願 いしたいと思うがいかがか。

他 委員: 異議なし。

(7)

7. 諮問

8. 区長挨拶

東京都豊島区基本構想審議会の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 委員の皆様方におかれましては、大変お忙しいお立場においでにもかかわりませず、本 審議会の委員へのご就任をご快諾くださいまして、まずもって心より感謝を申し上げます。

さて、我が国の経済は、バブル崩壊後長期にわたり低迷しております。少子・高齢化の 進展や先行きの見えない不透明感など国民のなかでは閉塞感がひろがっております。これ までの経済発展を支えてきた企業システムや行財政の仕組みは時代の変化に対応できず、 大きな改革が求められているところであります。

一方、本格的情報社会の到来や NPO など住民活動の多様化、地球環境問題への取り組み

など、区民や行政を取り巻く環境も大きく変化をしてきております。

さらには、国の構造改革への取り組みや明治維新、戦後の地方制度改革に続く「第 3の

改革」と言われる地方分権の進展や都区制度改革の実現、さらには介護保険の導入など、 区の自治体としての位置づけや区に求められる役割も大きく変化してきております。

この間、本区におきましても、いち早く外部監査の導入や各種白書の作成、公表を行う など積極的な対応を図ってきたところであります。その一方、副都心池袋を抱えるという 特徴から、単身世帯住宅の増加による地域コミュニティの問題や駅前放置自転車などが大 きな行政課題となってまいりました。こうした問題を解決するため、本区では、法定外目 的税の構想を発表するなど積極的な対応を図ってきたところであります。

とかく豊島区は、特徴のない区であると言われております。私は、基礎的自治体として の位置づけがなされた今が、自己決定、自己責任のもとに魅力あるまちづくりを進めてい く絶好の機会であると考えております。そのためには、新たな世紀における、新たな発想 での将来ビジョンが求められております。

本年は、区政施行 70 周年の記念すべき年であり、現在「躍動・感動・創造 ともに創ろ

う 文化の風薫るまち としま」をキャッチフレーズに様々な事業が展開されております。

私は、今回の記念事業をただ一年だけの事業として終わらせるのではなく、70 周年を契機

に芸術・文化の薫り高いまちづくりへとつなげていきたいと考えております。

今回の基本構想、基本計画の策定にあたりましては、私が区長就任以来掲げてまいりま した「顔の見える区政、区民の目線での区政運営」の観点から、審議会へ公募による区民 の方々の参加をいただきました。さらに、今回は、区民の方々の声を計画に反映させるた

め、区としては初めて「区民ワークショップ」を設置いたします。区の施策体系による 3

つの分野のワークショップにそれぞれ 15 名程度の区民の方々に参加をいただく予定であり ます。参加されるメンバーの方々には、活発な論議をお願いしたいと考えております。

また、今回の基本構想では、分権時代の効率的でわかりやすい行政運営システムにつき ましても方向性をお出しいただければと思います。

基本構想、基本計画ともに区政運営の最も基本となるものでございます。約 1 年半の審

議日程でございますが、何とぞ幅広いご審議をいただきますようお願い申し上げる次第で ございます。

なお、基本構想につきましては、来年2 月に開催をされます第 1 回定例会にご提案した

いと考えております関係上、来年 1 月にご答申をいただければ幸いに存じます。

委員の皆様の格段なるご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、私の挨拶とさせ

(8)

9. 議事

(1)会議録の作成について

森田会長: 議事に入る前に会議録の作成について事務局よりご案内する。

事務局: 会議録のご案内の前だが、高野区長が次の会合がある関係上、途中にて離席

させて頂く。よろしくお願いします。それでは、会議録の作成につきご案内、

ご提案を行う。本審議会の会議録については、作成してものを区のホームペ ージ等にて公開していきたいと考えている。会議録の作成方法は実名公表で はなく、A委員、B委員という表記方式としたい。尚、期間中一貫して、同 人物に対しては、同表記という方式を考えている。お計り願う。

森田会長: 事務局から会議録作成に関し提案があったが、いかがか。

P委員: Pですが、豊島区の基本的なあり方を示す構想の審議なので、区の憲法のよ

うなものであり、それぞれ所属するところから選ばれたり、区長からお願い があった訳であり、参加者は自分たちの発言に責任を持つことが大切だと思 う。必要な政策形成の過程で情報公開することは常識となりつつあり、区の 情報公開の条例でも意思形成過程についても明らかにしていくと謳ってい る。委員の実名での公表が最低限の前提ではないか。委員ABCという表記 方式はいかがなものか。実名にして頂きたい。

森田会長: というご意見があったが、他の委員の方はいかがか。O委員どうぞ。

O委員: Oです。私は審議会、特に地方自治体の審議会では、それぞれ発言者の立場

がある。誰がというよりも中身が大切である。それを集約しながら一つの方 向性がつけられていくものであり、あえて実名でなくても良いのではないか と思う。できたら事務局方式でお願いしたい。

N委員: やはり実名はいかがなものか。萎縮効果があっては審議に対する姿勢も消極

的になる。またABC表記にしたからといって各委員の言質について責任が 薄まる訳ではない。むしろ問い探られるのではという心理はマイナスであろ う。ABCでなんら問題はないのではないか。前例もABCであったと思う。 それを凌駕するほどの意義はなく、前例を踏襲してABCで是非お願いした い。

森田会長: ABCで良いのではないかというご意見だが、他にはいかがか。学識経験者

の方からのご意見はないか。B委員さん、どうぞ。

B委員: 発言しづらい人がいるという以上、ABCで良いのでは。

森田会長: ABCが良いというご意見が多いようだが、P委員、今までのご発言を聞い

ていかがか。

P委員: 発言しづらいということ自体がおかしい。各立場から区の今後のあり方につ

いて意見が出るわけで、すでに自分の立場を明らかにしており、その立場で の意見というのが貴重である思う。名前が出るといいにくいというのは不可 解である。自民党のお二人ともが言いづらいということ自体、公職なのに発 言に責任が持てないのであれば、委員も辞退すれば良い。名前を出されて困 るようなことを言うことがおかしい。その点できちんと明らかにするべきで ある。

(9)

M委員: 私は個人情報保護行政情報公開の審議会の委員もD先生と共にやっている が、そこでも9月に委員の交代があり、審議会の議事録をどうするかという ことで、それぞれのご意見色々出たが、確かに議員については、公職なので 私としては実名でも全く構わない。ただ、審議会には色々な立場の人がいて、 特に区民の公募の方々には配慮が必要ではないかとずっと言ってきた。大切 なのは、審議会の内容をいかに明確に記すかである。この発言は誰がしたの かというのは、2次的に出てくる問題であるが、審議会に出席する一人一人 がその発言に責任を持つと言うことは大前提である。一般の区民からの公募 の方を含めて色々な方が来ている訳であり、総合的に考えれば、事務局提案 のABC表記で良いのではないか。

森田会長: 入口からなかなか議論がまとまらないようであるが、区民の方、公募の方に

対する配慮の話が出たが、公募の方はどう思うか。

J委員: 私は匿名にこだわらないため、公開で構わない。

森田会長: というご意見もあるが、いかがか。

L委員: 私は未熟者の為、勉強してついていくのが精一杯であり、判断しかねるので

申し訳ないが失礼させて頂く。

森田会長: なかなか大勢が決まらないようであるが、D先生ご専門の方からの見解を願

う。

D委員: 専門ではないのだが、審議会と議会の性質は違う。議会は各住民の代表が意

見を自分の名前で出し、審議会は様々な議論を戦わせながら、意見が変化す るものである。公開もされているし、委員の考えもそういうチャネルでわか るはずであり、実名公表をしない為に無責任になる方はいないだろう。むし ろ名前を外部に出さない形で自由な意見を引き出すのが審議会の良い点だ と考えている。基本的には事務局案の形で残す方が良い。それで無責任とい うことにはならない。

森田会長: ありがとうございました。他にはいかがか。

K委員: 色々な意見を聞くときに、内容優先か、名前優先かという問題が発生する。

読む前に名前で判断・評価されない為にABCで良いのではないか。さらに 公開されている訳で、誰が発言したのか後できちんとわかるという前提でそ うした方が良い。

森田会長: ありがとうございました。他にはいかがか。Q委員さん。

Q委員: やはり内容優先か、名前優先かという問題から、同じ理由でABC表記を選

択した審議会が何カ所かある為、事務局案で良いのではないか。

森田会長: ありがとうございました。大勢としてはABC表記で良いのではという意見

が多いようである。個人的には実名公開が望ましい方法だと思うが、現時点 では名前で評価されてしまうことがないとは言えない、またそれを恐れて発 言しにくくなる方がいるかもしれない以上、事務局案で良いのではないか。

P委員: 先程ABC表記であっても後で公開されるからわかるから良いという意見

(10)

あるのかと疑われる面もある。豊島区では審議会の上でも情報公開の観点に 立って公明正大に論議しているということを、区民にアピールすることにも なる。色々な企業の不祥事も皆隠してしまい、後で明らかになって大きな問 題になっている件がたくさんあるのだから、始めからきちんとしていくこと が、区民から見れば大切なことではないか。是非公開していただきたい。

森田会長: O委員どうぞ。

O委員: 入口で留まっているが、再三言っているようにABCで良い。理由は、日本

ではまだ、同じ事を言っても誰が言ったか肩書きで判断される傾向がある。 審議会の自由闊達な意見を進める上で、もっと大きな議論をする為にはその 方が有効であると考える。あまり好ましくはないが、皆さんが熱心なあまり これ以上意見が滞り本題に移れないのであれば、早速7条を使わねばならな いと思われる。多数決を取ったらいかがか。

森田会長: なかなかまとまらないが、まだ発言のない方、ご意見はないか。(なし)提

案のあった様に、多数決はいかがか。(異議なし)よろしければ多数決を取

ることとする。(挙手にて票決)票決の結果、ABC表記とする。

(2)傍聴について

森田会長: この審議会は原則公開とし、傍聴を認め、資料も公開したいと考えているが

いかがか。

他 委員: 異議なし

(3)豊島区の現況について (事務局資料説明)

森田会長: たいへん盛りだくさんの資料であり、すべて理解するのは難しいとは思うが、

内容につき、ご質問ご発言ご自由にどうぞ。

P委員: これから基本構想の方針案を作って行くにあたって、現在示している基本構

想は、いつ頃までの期間を展望したものか。

事務局: 平成7年3月策定の基本構想は、3ページの序章にも出ている通り、21 世紀

に入ってしばらくの期間を見通したものであった。

P委員: そうであるならば、21 世紀入ってまもないのであるから、前回の基本構想は

豊島区の行政上、まだ生きているはずである。なぜ今新たに策定することに なったのか。現在の基本構想に対する評価、またなぜ途中で諮問をすること になったのかについて、まず諮問する区が説明するのが当然だと考える。資

料6にはその説明が何もなく、策定することと、2∼30年後の豊島区を展望

した構想を、という点しか記載されていない。これは不親切でもあるし、区 長がよく口にする「説明責任」が果たせていないのではないか。それをまず 審議会のメンバーに示すのが当然であると考える。

事務局: 今回基本構想を見直しするに至った経緯については、本区をとりまく社会経

済状況の変化が大きいこと、本区の自治体のあるべき姿が大きく変化したこ

とがある。また現在の基本構想を実現するために策定した基本計画も、10年

(11)

ので、総合的に判断し、合わせて見直すこととした。ご指摘の現基本構想・ 基本計画の総括については現在調査中であり、第2回の審議会において資料 を提示すると共にご説明する予定である。

P委員: 今日頂いた財政白書についてだが、先の話が出ているが、この間どのような

行財政運営をしてきたのか。行財政運営の総括はないのか。その点について も資料を示して頂けるのか。

財政課長: この間の推移については、同白書の第1章で平成元年度からの状況ついて記

載している。今後の見通しについても今取り組んでいる財政健全化計画の中 で第4章に記載している。

P委員: 財政健全化計画についても、当初計画を立てたということのみで、それがど

の様に実行されたのかが記載されていない。区がこの間に議会や国に報告し た内容もきちんと出して頂かないと、判断の材料が不十分である。次回から 出して頂きたい。

森田会長: 財政課長

財政課長: 資料については示したい。

P委員: 今後のスケジュールが示されているが、来年の区議会の第1回定例会に審議

会の構想案を出す為に、答申の提出の期限が定められている。前回もボリュ ームのある資料をもらってかなり突っ込んだ議論をしてきた。今回は資料も まだ揃っていない状況でもあり、1月の答申までに審議会も6回しかない。 間に合わないのではないか。最初から枠をはめてしまうのは問題ではないだ

ろうか。特にワークショップについても10月に立ち上げ、11月に基本構想を

提示するということだが、10∼15人のグループが3つあり、1ヶ月で大丈夫

なのか。全体に窮屈な感じがする。審議会、ワークショップの自主性を尊重 して頂けないか。

森田会長: 事務局の方、お答え願う。

事務局: 前回の基本構想の審議に比べ若干回数が少ないと思うが、その分、区民ワー

クショップの方々の意見、審議過程を公開することによる区民の方々の意見 を充分反映させた形で、短い期間ながら、集中的なご審議をお願いしたいと 考えている。区民ワークショップについても、ご指摘の通り短い期間であり、 提案書は難しいかもれいないが、参加者の方々が普段から感じておられるこ とを生の「意見集」として審議会にご報告したいと考えている。

森田会長: よろしいか。それでは。

P委員: それは実際には難しいのではないか。会長にお願いとして、いたずらに引き

延ばすのではないのだが事務局の示したスケジュールにこだわらず、必要な 審議、必要な意見を行うことが大切だと考える。初めから短い期限を区切る のではなく、先程中身が大事だという意見が出ていましたが、それを行うた めにきちんと時間が保証されるようにして頂きたい。いかがか。

森田会長: 確認したいのだが、審議の事情によって回数を増やす等の変更の余地がある

のか。

事務局: 回数を増やすのはかなり難しい問題ではあるが、審議会委員の皆様のご決定

ということであれば検討したい。

(12)

る審議の必要が生じた場合はその時点で対応することとしたい。いかがか。 (異議なし)おひと方のご発言が長かったようだが、他の方はいかがか。

H委員: 資料には記載されていないが、豊島区の現状の大きな問題点として、公立学

校の統廃合による減少という問題がある。子どもが少ないから統廃合すると 言うことであるが、それが事実かどうか疑問である。豊島区は大きなジレン

マを抱えているのではないか。今日頂いた資料の1−7を見ると、23 区内に

おいては人口密度、保有する保育所数、区内における1人当たりの公園面積 が極めて劣悪な状況にある。その為にファミリーを吸収することが困難であ り、ファミリーが来なければ子どもの数は増えない、子どもが増えなければ 学校が減っていく。その結果活気が失われていき、豊島区は単に高い利便性 という特性しか有しない区になってしまうのではないか。新たにもう1路線 地下鉄が増えることで便利になることはありがたいが、それに伴って生活環 境が充実し、住むに値し、ファミリーを引きつけるに足る教育環境の整備が 急務である。現在は長く住みたいと考えているのは高齢者が中心である。例 えばある公立小学校の校門のすぐ前にお住まいの方がその小学校を選ばない、 という現状があることは教育委員会もご承知であろうが、その対策をどの様 に考えておられるのか。寒心−寒い心であるが−を持って見ている。昔の豊 島区は子どもが道にあふれ、元気であった。人口が増え、人口密度が上がれ ば、公共施設は更に狭隘になっていくというジレンマの中で、区はどのよう な基本構想を描こうとしているのか。豊島新聞にも書かれているような「豊 島区ふるさと基本構想」というものが本質的に欠けている様に感じている。

森田会長: この点についてはどなたにお応えいただくのがよろしいか。

H委員: お応え頂く必要はない。自由に話して良いということだったので、結論を出

したいというのではなく、発言させてほしい。

森田会長: 区はどのようにお考えか、という問いかけが最後にあったので失礼した。

H委員 公共施設の利用についてのアンケートがあるが、私は豊島区で生まれ育った

者として地域の方々の声をよく知っている。あるおじいさんは碁が好きで、 民間の碁会所もあるが費用が高い。勤労福祉会館の下の集会所で週1回碁会 所が開かれているようだが、行っても常連がいて利用しにくいと言っている。 それは区の責任ではないのだが、施設があるのに利用されにくいという状況 は良くないだろう。また港区か品川区か定かではないのだが、老人の老後の 為に麻雀教室を開いている。中国では道端でみな麻雀をしており、国家とし て老人対策として麻雀を奨励している。麻雀を推奨しろというのではなく、 囲碁・将棋は日本の伝統文化なのだから、施設の中で利用しやすいように努 力してもらえないか。区は曜日を決め、器具を用意すれば老人の文化活動・ 福祉活動ができるという姿勢が見えるが、利用しやすくする為に工夫する、 もしくは利用者に工夫してもらうなどの対応はできないのか。

森田会長: はい。どうぞ。

I委員: 国だけではなく地方の区レベルの基本的自治体も大きなジレンマに直面して

(13)

にあると考える。しかし官僚政治に不信感があるとはいえ、タレント政治が 良いという訳ではなく結論は出ていない。議会と新聞その他の世論が対立し ているが、双方民意であり、区長と区の官僚システムと区の審議会が対立し つつあるという 状況の中で何をしたらいいのか考えるべきである。またスケ ジュールも厳しく、資料も多すぎる。これを完全にマスターするのは普通の 人間には難しい。むしろHさんのご発言のように生活実感から問題を出し合 って簡潔化しないと、どこに問題点があるのか、どうしたらいいのかという 対策も立てにくい。日本の制度が色々な意味で崩壊しつつある中で、自分た ちの身に照らして考えないと、この審議会自体が同じ事態になりかねない。 この審議会自体がある意味時代状況を反映しており、良い結論を導き出す為 に、会長始めとして、工夫をお願いしたい。

森田会長: 難しい課題を仰せつかった。言われることはもっともで、考えたいと思うが、

現在の行政が大変複雑になっており、この審議会を含めどう取り組めば良い のか、具体的に何かヒントになるようなことはないか。

I委員: 例えば区民意識調査(63p)に「望ましい豊島区の将来像」という設問がある。

簡明ではあるが、皆で楽に楽しく議論する為に他の資料を捨て、この問題に ついて議論すれば良い。第1には「経済的に繁栄した活力のある街」がトッ

プとなっている。次によく言われる様に「保健と福祉が充実した街」。また「人

間的なふれあいがある街」。これは抽象的であり、先程の教育環境の問題も深

刻だと思うが、今は国も自治体も財政難である為、まず繁栄した街にする必 要がある。もう1つ、福祉は当然必要だが、環境や福祉行政は美濃部都政で 注目された後、文化行政となった。バブルで残念ながら中断したが、文化と 経済は活力ある街に非常に関係がある。文化施設と経済的な繁栄の連関を議 論する必要がある。その他住宅や、大学・高校を含めた学校の問題もある。 立教、学習院、大正大学等様々な大学があることを街の活性化の中に取り入 れるべきである。出版社が多いことも文化と関係がある。出版・印刷が豊島 区の一番大きな産業であるとすれば、そこでも色々な工夫が可能であろう。

問題をもっと整理して、「ここに来ると楽しい」という会にして欲しい。スケ

ジュールに追われて、何が問題で何が結論か見失うのが一番空しいと考える。

森田会長: ありがとうございました。私にも色々課題を投げかけられたが、少なくとも

資料に関しては、この場でこれだけの量を理解するのは難しい為、事務局の 方にはお手数だが、事前配布と資料の要約版をお願いしたい。

そろそろ時間だが、まだご発言のない方で他にご発言はありますか。今日は 第1回目ということで、顔合わせ、審議の進め方、資料のある部分について のご質問があったが、先程のスケジュールでもあったように、次回も続けて 状況の変化、特性等についてご議論頂きたい。この場でご発言したい方があ れば挙手願います。それではありがとうございました。今日の審議を終わり

にしたいと思うが、最後に次回の日程設定については 10 月 22 日(火)、24

日(木)の午後5時から7時頃を候補日とする。

P委員: 良し悪しではないが、日中ではなく午後5時からという設定はどうしてか。

(14)

事務局: 事務局としても平日の午後2時からの審議を中心にしたい意向もあったが、

今回は区長の都合上、午後5時からとなった。次回の10月も区のスケジュー

ルの都合上午後5時からでお願いしたいが、基本的には審議時間の確保の為、 平日の午後2時からにしたいと考えている。

森田会長: よろしいか。それでは、次回は10月22日(火)か24日(木)の午後5時か

らとする。事務局何か。

事務局: 最後にご案内する。また本日配布の資料は毎回利用するものであり、持ち帰

りが負担の方については、こちらで保管も可能である。

森田会長: こちらでの保管では、各委員の理解が深まらない。審議を効率的に進めるた

めにもう一部を事務局より各ご自宅に配布頂き、各委員に勉強して頂くとい う方法も検討願います。それでは時間をオーバーし、また不慣れなためご迷 惑をお掛けしたと思うが、これで第1回基本構想審議会を閉会とする。あり がとうございました。

閉会

会議の結果 ①森田朗委員を審議会会長に選任する。

②会長代理は渋谷秀樹委員に指名する。 ③会議録の発言者は記号により表記する。

④審議会は原則公開とし、傍聴を認め、資料を公開する。

⑤次回日程は10月22日、24日のいずれかとし、事務局で調整 する。

提出された資料等 【配付資料】

1-1 基本構想審議会委員名簿

1-2 東京都豊島区基本構想審議会設置条例

1-3 豊島区基本構想・基本計画策定体制図

1-4 豊島区基本構想・基本計画策定のながれ

1-5 豊島区基本構想審議会審議スケジュール

1-6 基本構想と基本計画の目的

1-7 豊島区の現状(概要)

1-8 豊島区90年代の変容

1-9 豊島区住民意識意向調査報告書

1-10 豊島区財政白書

1-11 豊島区基本構想(平成7年3月策定)

1-12 豊島区基本計画(平成9年1月策定)

平成13年度豊島区バランスシート

参照

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