② 『 世界が日本を認める日』カレル・ ヴァン・ ウォルフレン
比較 日本研究会2005年5月8日 レジュメ提出 第一章 日本 と日本人が世界か ら認め られるために
イラク参戦は戦後の 日本人の信条 と正反対の行為
<戟後 日本の平和への熱い思い>
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日本の平和主義 :日本人の口癖、*
小林正樹監督の 「東京裁判」、「日本は世界 に平和の大切 さを教 えるため に軍部指導者の有罪判決を受け入れた」*
現在 も日本の軍隊はイラクに、全 く必要のない侵攻に加担*
日本政府のよか らぬ意図か ら出た事ではない。 じつは、 日本政府 は自分 たちが手 を貸 しているものが正確 にはどういうものなのか を、はっきり 理解 していない。<世界で起 こっていることに無関心 な日本人 >
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日本のことを話題 にす る時 :「肩 をす くめる」 とい う表現が もっとも似 つかわ しい。<世界地図か ら消 えつつある日本 >
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「日本 はほ うっておいて中国に 目を向けるべ きだ」欧米 ビジネスマ ン、大学キャンパスでの会話は 日本か ら中国‑。 日本は小 さな付属物。
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80年代の 「産業の怪物」か らの信 じがたいほ どの変化。その決定的理由:45年以降世界外交の舞台で事実上見 えない存在 であ り続けていること。
この状況に満足 しているもの :官僚 :国際的文脈.で注 目されな くなった ことは 日本の官僚 にとっては都合の良いものである。
<樫の中に閉 じ込め られている日本 >
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世界が 日本 に注 目しな くなった ことは 日本の国内状況 と対 になってい る。*
極めて重要なことであるにもかかわ らずあ まり関心が払われていないこ と :中国 (新 しい外交 を)、 ロシア (関係改善 を)北朝鮮 (日本の政治的存 在感の欠如)外交政策の鑑 :本書では鉄格子 はなんなのか を明 らかにする。
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今のアメリカは 「善」の勢力ではな くなった。 これを指摘する新聞雑誌 は多いが、この変化はきちんと理解 されているだろうか。ProjectPaperNo.21
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対外 関係 を改善す るため に、 さらには世界 を もっ とまっ とうにす るため に役 立て るには どうすれば よいか。第二章 な りそ こないの帝国の属国で よいのか
< 日本 とアメ リカは同盟 国か ?それ とも ・・・>
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同盟か ?同盟 は対等平等 を基本 とす る。 日本 はアメ リカの重要 な外交 プ ログラムや外交構 想 を邪魔 したことが一度 もない。*
植民地か ?植民地経済 は常 に宗主国の経済的利益 にか な うように運営 さ れ る。 日米関係 は明 らか にそ うではない。 日本経済 システムは異質。<奇妙 な属 国 ・日本 >
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日本 とアメ リカはちっ とも似 て ない。 中国人 の方が アメ リカ人 に近 い。いずれ にせ よ日本 とアメ リカは きわめて特殊 な関係 だが、 この性格が捉 えに くいのは、それ を表す言葉が ないためだ。 こう した関係 は歴 史上存 在 した ことが ない。
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「属 国」が相応 しい名称 :真 の主権 を持 たず、外 交政策 をほぼ完全 に支 配 されてい る<政治的舵取 り役 の不在 >
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世界 は国際舞 台 に 日本 が い ない こ とを普 通 の状 態 とみ なす こ とにな っ た。 これは実感 としてわか る*
日本 には普通の意味での政府 は存在 しない、政治的説 明責任 の中心 の欠 如。‑ 日本 には事実上政府が ない。*
国が一人前 の国家 として認 め られるか どうかは、 まさにその分野一外交 政策の決定 とい う分野一 にかか っている。個人 は頭脳 を使 って他 の個人 との関係 につ いて考 え、 自分が達成 したい事 に合 わせ て 自分の行動 を調 整す る。 日本 とい う国にはそ うした頭脳が ない。*
日米 関係 の決裂 とい う衝撃的 な出来事が起 きた りした ら、 日本 は遅 まき なが らそ う した中心 の主体 を作 らざるを得 ない。その ような政治的中心 が なければ、 国際舞台でやっていけないか ら。 この こときちん と理解す ること重要。 中国問題 の本質 もここにあ る*
東 ドイツ崩壊 の時 の コー ル、 アル ジェ リア ・クーデ ター時 の ドゴール、ベ ル リンの壁崩壊 時の ゴルバ チ ョフ。公式 の権力保持者 たちの集 団 とし ての弱点が あ らわになるの は、即時の断固た る決断が必要 な、そ うした 危機 の時。
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日本の例、 関東軍 になん らの手 も打 てなか った文民 内閣、阪神大震災時の政府対応。
冷戦後の新 しい世界が見 えていない 日本
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*
ソ連の崩壊 によって 日本 を取 り巻 く地政学的現実は劇的に変わった。*
北朝鮮は特異 な事例 :北の敵対姿勢は冷戦の一部ではあったが、現在で はこの敵対姿勢は単独で別個の政治的現実になっている。それは冷戦の 遺物ではあるが、それを取 り巻いていた冷戦の諸条件 はす っか り消滅 し ている。 ロシアも変わった。中国 も変わった。そ して もっと重要 なのが アメリカの外交政策の変化。冷戦の終結 こそが大 きな現実である。北朝 鮮の対決姿勢 に惑わされてはな らない。米国の予防戦争 という驚 くべ き 政策選択 もじつは冷戦の終結。*
じつ は国際勢力のアメ リカの性格変化 に対す る認識 は 日本では全 く希 薄。事態の進展 きわめて早い‑国際的な係 わ りを避 けるための 日本のメ カニズムは役 に立たな くなっている‑ このままでは 日本 はアメリカ帝国 主義の手先 とみなされるようになるだろう。<
「善意の帝国」 とい う信 じがたいネオコンの論理 >*
帝国主義 とい う言葉に途方 もない変化 ‑ ・帝国とい う言葉 に付 きまとっ た負の意味合いを消滅 させたネオコン<ソ連の消滅がアメリカに及ぼ した影響 >
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かつての大統領は、他国にどう対処すべ きか とい う決断の際、そこそこ まともな決断を下 さなければならなかった。<アメリカは決 して帝国ではない>
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アメリカの文化的覇権は、一見 した印象 よ り大 きくはない。アメリカの 商業文化 は他の国々の文化の表層 を漂っているだけである。<そ してついに失敗 した覇権国アメリカ>
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アメリカは縮小 しつつある大国。*
かつてはアメリカに対する敬意が広 く存在。今はほとんど消えうせていPrqjectPaperNo.21
る。影響力 とい うものはつ まるところ、受ける側が どれ くらい敬意 を払 っ ているかにかかる。
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「わが国は世界のモ ラル的存在 として行動 してい る」 と主張す る資格 を 失 った。*
日本 は 「な りそこないの帝国の属 国」で幸せ になれるのか。 日本の外交 の優先事項 を見直す ことが急務。第三章 イラク‑破壊 された世界秩序の象徴
<ベ トナム とイラクを同列 に置 く誤 り>
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ベ トナムの場合 は脅威 の存在 と同盟の存在あ り。 イラクには両方かけて いる。何歴の存産 こそが 紛争に巻 き遜 iれる桑 件の一つである とい う御 題の題倉 のyと?の貞雄卿 と して ベ Fナ4があるo ク見 る何盟薗頗 こそ が算
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右派の登場 はベ トナム症候群 とい う要因果大 きい。 この潜粛ばおそ ら (E
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イラクの侵攻 ‑ナシ ョナ リズムに支 え られた妄想、政治的ウソ、西洋の 倣慢<反ブ ッシュの人々に も支持 された侵攻 >
<国際法が こうむった深刻 な打撃 >
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り氏の世界史観が見て取れる ‑国際協調の歴史、漸進的な世界秩序<占領が続 く限 り抵抗 は続 く>
*
オランダ政府の派兵 に怒 る*
NGO国際機 関の活動 も占領 自体 を正 当化 す るの に一役買 ってい る。 こ の間題 は重 要。 善意 のNGO,活動家 は これ を どの様 に捉 えて い るか。高藤氏 は今 なにを してるか。それについて、 ここまで突 き詰めて考 えて いるか。民主党は どの様 なポジシ ョンか。
*
レジス タンスが世界に通告 しているのは国籍や所属機関にかかわ らず誰 で も標的になるとい うこと*
抵抗 は さらに進 む、治安 は悪化<ハ ッピーエ ン ドはあ りえない>
*
自衛隊は歴史的観点か らも具体的な役割 とい う観点か らも茶番*
現時点で有志連合 にで きる もっともまっとうなことは直 ちに撤退す ること
<見事 に成功 したプロパ ガンダ>
< ドイツと日本 を引 き合いに出す愚か しさ>
*
サ ダムは戦争 を始めなかった*
イラクの人々が (日本人や ドイツ人 と違 って)アメリカに恩義 を感 じる理 由は全 くない。従って占領統治は全 く違 った ものになるはずである。< 日本の動機 とオランダの動機 >
オランダ
*
オランダ国民は戦争 を支持 してこなかったが、連立政権 はアメリカの侵 攻が及ぼす広い意味での影響 を考慮 しないまま参戦 を決定 した*
政治家たちの甘い判断があった。首相 は宗教界出身でアメ リカの善意を 疑わなかった。*
当時のオランダ外相がNATO
の事務総長 にな りたが っていた。「情 けな い」 とい うのが国民の世論調査結果< 日本 >
*
湾岸戦争は戦後始めての地政学的騒乱、 日本は自国の存在 を示す行動 を なにもとらなかった*
日本の官僚 と政府ア ドバイザーは1990年の失敗 を繰 り返 した くなかった*
日本の政府関係者 にかけていた洞察 :(1)国連の承認 な しの侵攻の結果 生 まれる次の世界の姿 (2)今の事態 を望 ましい方向に持 ってい く能力が アメリカの現政権 にあるか*
イラク派遣の決断は問題のあ りか を慎重 に見定めての ものではなかっ た。<国民 と政府の断絶>
*
一般人が知識人 よ りはるかに性格 に物事 を見抜 いていると思 っている。この国家の周題 をど う孝i るれ ̲ウ虎 が次 に犀われ名の慮 この.ノ噺轡
<今なお続 くイラクの悲劇 >
第四章 とてつ もな く変化 した世界 と時代遅れの 日本
<時代遅れになっている日本の姿勢 >
*
日本の政策決定者や理論家の間で論 じられていることは今 日の世界の現 実 とずれている*
日本は他 のアジア諸国の変化 に気付いていない。「いつ も、結局はだい じょうぶだったのだか ら、最終的には うまくい くだろう」 とい う、独 りProjectPaperNo.21
よが りの心 的状態 に浸 っている
<現状維持思考が 阻む変化‑ の適応 >
*
日本 に とっての大 きな知的挑戟 ・・・権力保持者 に しみつ いてい る考 え 方、 アジア諸 国の変化*
日本の当局者 は未 だに冷戦時代 か ら抜 け出せ ない ・・・中国 ・イ ン ドの*
新 しいア ジアに対処す るには どの ような戦略的 ・政治的 ・外交的土台 に台頭*
立つか冷戦の終結 は武力で な された もので なか った ・・・これ方墳
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*
ウクライナの選挙 は非暴力 の手法が機 能す ることを改めて実証 している*
平和 あ るいは平和 的解決 を望 んでい るか否かが政府 の良 し悪 Lを判 断す る基準 になってい る*
簡単 にいえば 「アメリカの覇権 の終 わ り」 と 「世界大 国アメ リカの縮小 の始 ま り」<逆効果の衝撃 と恐怖 >
<世界 で もっ とも偉大 な国の凋落 >
*
アメ リカ‑ の信頼が2 0 0 3
年 に崩 れた。「予 防戟争」 に乗 り出 して、 アメ リカ自身の伝統的 な政治原則 を破 った。 アメ リカの安全 を危 う くしただ*
核 兵器の拡散が再 びグローバ ルな脅威 になって きている。 これけだ ば5本 の マス コ ミそのばか ではぽ とん と潜 静 ざれ ていを いが 重要 をボインFだ*
ワシン トンは様 々な国際機 関に対す る非公式 な支配権 を徐 々に失 って きばか な ク彦# 7分棚 を空 Lでいる0 ‑才 では密か に アメ JJカ に 以静 に もiLて食道 いする、
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平時におけるアメ リカの軍事力の限界 を露呈 して しまった<時代遅れになっている吉田 ドク トリン>
*
過去三年で明白になったようにブ ッシュとネオコンは妄想の世界で生 き*
ている日本は属国の立場 を捨て、真の同盟関係 を結ぶ ことがで きる<変化 した世界の経済的帰結 >
*
円ブロックという考え方はかな り馬鹿げた もの*
アジアブロックが形成 されるためには世界貿易の様相 を一変 させ るよう な特別な取 り決めに日中が参加する必要がある。この線 材を原
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ユーラシアを念頭 に置 くべ き第五章 日本の外務省‑その奇異なる存在
ネーシ ョン :歴史や文化的伝統 を共有 し共通の言語、考えを持つ人々の集 ま り
ステイ ト :ネーションは外の世界で 自らを代表することがで き、なおかつそ の外の国際社会 に存在するルールを認めるときステイ トとなる。 ウ虎 の言わ ,4,とするところば、要 するに,
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人の^瀞 と何j鼠 上室体盤J をネ‑ シ3ン が符 っ71・ときにス テイFと凌名ということだろ うo<対外関係 をつか さどる省の凋落 >
< 日本の外務省の奇妙 な立場 >
*
日本の外務省は手足 を縛 られている。手 :東京の官僚 足 :アメリカ*
今 日で も政治的説明責任の有効 な中心が欠けていることに山県はもっと も責任がある。統一性ある政府 を代表で きない とい う外務省の問題 は元 をただせば山県に行 き着 く。こe).首についてば,本書 でも
もう少 し静 L:、if r儒 力膚遷・e)蕗
ノでも詳し
く窟 L:ている
<外務省の戦後の優先事項 >
*
外務省の官僚 と占領当局のカウンターパー トは しば らくするとお互いの 安心で きる分野を生み出 した :世界で 自己主張 しない 日本、アメリカと の関係で現状維持 しようとする日本*
誰が 日本の外交政策 を決定 しているかを突 き止めるための政策の4つの カテゴリーProjectPaperNo.21
(1)共産主義国に対 しての姿勢 (2)韓国 ・台湾 (3)世界の大多数 との関係 (4)ア メリカとの関係
<外務省 との個人的な関係 >
<何事 も現状のままに>
*
私の知 る限 りでは、強力な国が、別の国に全面的な戦略的保護 を与 えな が ら、その一方で、その相手国が経済の領域で事項に挑戦するのを許 し た例は過去にない。<い くつ もの頭脳 を持つ 日本 とい う国家 >
*
国について人間の ように語 るのであれば、 日本は、知的に、 もしくは感 情的に統合 されてお らず、 自分が どこに向かって進んでいるかわかって いない、 とい うことがで きる。*
真 に新 しい政策 を生み出 し、実行す ることので きる中核が、 日本の政治 システムに欠けている。< 日本の首相 と外務省の関係 >
*
本当に首相 として機能 したのは田中角栄だけ*
過去40年、外交政策で もっとも偉大だったのは中曽根 :自立 したアジア 政策。中曹超 にガ する屠 り紺 についてば、本研究会でI
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<絶え間ない変化の時代 >
*
湾岸危機 は、政治的説明責任の中心が欠けているとどうなるか とい う格*
好の見本海部の中東訪問取 りやめ*
エ リツィンの訪 日取 りやめ<田中真紀子に欠けていた もの>
<相次 ぐスキャンダル>
第六章 日本のナショナリズム
*
日本に必要 なのはナシ ョナ リス トではな く愛国者である<ナシ ョナ リズムの負の側面 >
*
アメ リカにあるのは愛 国心 の大 いなる復活 な どでは決 してない。 アメ リ カにある熱病 を正確 に言い表す言葉 はナ シ ョナ リズムであ る。*
ナ シ ョナ リス トは 自分 の国 を思考 の中心 に置 く。 イデオ ロギーであ る。イデオ ロギーは疑 問視 されない。 イデオ ロギーの守護者が疑念 を抱 くも の を打 ち倒す。
*
一種 の病理。心理 的機能障害*
独立 を手 に していない人々が奉 じるナ シ ョナ リズム と、独 立 してい る国 民が抱 くナ シ ョナ リズム。それは手段型 と表現型 (#p語を粛 べる こと)*
日本が真 の独立 を達成す るためにナ シ ョナ リズムが必要 とされているの で はないか ?しか しこれは全 く違 う。 日本 に必要 なの は現実的 な政治。場違 いな 日本 のナ シ ョナ リズムは、 この国 を真 の独立 に寄与 しない
<愛 国心 こそが必要 な もの >
*
愛 国者 は 自分 の国 を広 い視野で眺め ることがで きる。 たいてい国際的視 野 を持つ。 自国の悪行 を誇大 に言いたて ることも成熟 の証 でない0*
ナ シ ョナ リズム と愛 国心 をはっ き り認識 され一般の議論 でふたつの言葉 が正 しく使 われればそれは 日本の国際的立場 に とってす ぼ らしい< まだ消化 されていない 日本の過去 >
*
自虐史観 と反 自虐史観 の否定<吉 田 ドク トリン後の愛国心 >
*
アメ リカの保護 は完全 に机上 の もの*
ナ シ ョナ リス トだ らけのアメ リカ政府 は 日本 に対す る どの ような直接 的 脅威 に も立 ち向か って くれ ない*
軍事 でない、 もう一方の外交 イニ シアテブが環境変化 に対 して緊急 に必 要 なこと夢6着 の キ ー ワー ドば あ ちろ ん ナ シ ョ ナ tJズ ム と 愛 J野主 義 であ る #o
Pa t T I o t l ' s m
のH本譜 とLで密度 室責が本
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H本6=FEでは愛鮎,東
ば贋 クを (ナシ3ナ lJズムに贋収 され るo 愛卿主義 ・愛郷 心 こそが H#L芽とi Lて頗 応Lい言葉 である
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国家 も倉 iれ る と慮カ に窟 ずる中 で、儒者 と7?っ ている主 体任 の欠如,そLで虜犀 7?犀 とLでの/
敬 /を打 ち虜 る とい う, この両面 にお けるブ レークスル ーの虜 をノ 野
けることが できるの でji7iいか0第七草 手 ごわい隣国一歴史の新 しい段階に入 った束北 アジア
< 日本 の もっ とも厄介 な隣国>
ProjectPaperNo.21
*
北朝鮮の体制 も、全ての体制 と同 じく、「生 き延びたい」 と思っている*
北が欲 しいのは不可侵条約*
北は、「核爆弾の脅威」 に絶 えず さらされて きた、ただひとつの国 :莱 軍の核搭載 ミサイルはピョンヤ ンに向いている*
北の脅威 とい う文脈でアメリカは 日本 をよ り安全 に してはいない。北の 望みを正当 と認めず挑発的な行動 をとることで 日本 をよ り危険に して き*
た。アメリカはむ しろ トラブルメーカー*
北の脅威があるか ら日本はアメリカに くっついていかざるをえない とい うのは、 じつ は真 に 自立 した 日本の政策 について考 えな くて済むよう、一種 の 「逃げ」 として持ち出されている説明なのではないか。
<歴史的チ ャンスを逃 しそ うな 日本 >
*
ぬ くぬ くとしたここちよさが まずい*
「予防戦争は認め られない」 と宣言す ること 第八章 EU ‑日本の権力者が発見 していない巨大努力<まだ発見 されていないEUの重要性 >
*
EU、それは、国家で もない、連邦で もない、同盟で もない、帝国で もない、全 く新 しい政治的現象
*
事の重大 さが加盟国の国民 にも理解 されていない 第九章 世界は日本を待っている‑ユーラシアの挑戦<互いに反対方向を見ている 日本 とヨーロッパ >
*
ユーラシアの両端では、アメリカとそっ くり同 じ資本主義が実践 されて いるわけで もないにもかかわ らず、それで も経済ニュースは主 としてア メリカの分析 に由来する用語で報 じられている。<アメリカフィルターの威力 >
*
ノンフィクションに関 しては圧倒的にアメ リカ出版社< 日本経済についての世界の間違ったイメージ>
*
過去10年の状況 を不況 と呼ぶのは誤 り。*
アメリカの高官たちは世界第二位の経済大国に対 して、英米型の資本主 義 より近いシステムに変えれば、 日本はもっと繁栄す ると大真面 目に30 年以上 にわたって説 き続けて きた。*
ユーラシア人は反米主義者になってはならない。アメリカはいつかブッ シュ政権 を突 き動か している過激なナショナ リズムを追い払 うはずだ。<学問的理論 によるまやか し>
*
広 く流布 している国際関係理論 は過去の世界 に基づ くもの。 バ ラ ンス ・オブ ・パ ワー。=この点 については粛ば
̲凄稚
西洋慶爵学 の農ノ
〔神 慮二部遣曹p記念巌 夏菜)で粛
Cて̲中)る0 8ちろん これ を斎 Cる贋 にウル 7レンを意威していたわけでをいo逆 に今囲 この ウjeの最新:著書 で者 と何
C月調 号示されていることで、改めて何志 P
を、 iた一
人発月Lで元 克が でカ というところ であるo*
この理論が見逃 しているもの ・・・国民の啓蒙、友好的な感情、アセア ンの協力か ら生 まれている外交的安心感。<アメリカのパ ワーの衰退>
*
パ ワーは相手の心理に作用す るもの。暴力 を用いることは往 々に してパ ワーを低下 させ る。*
ヨーロッパやアジアの人々は、アメリカがやや前近代的な様相 を呈 して いることに気付いている。*
政府 と国民の間が完全 に反民主的になっている*
世界の現実 を理解 していない:地雷禁止、京都議定書、国際刑事裁判所、包括的核実験
*
ドルの下落。過去三年でユーロに対 して35%、円に対 して24%*
好感 をもたれる立場で、 (つ まりアメリカの懐 に飛び込んだ上で)、 日本 の意見 を伝 える、 とい う立場は間違い。 ブラックホールに吸い込 まれる だけ。 トニー ・ブ レア‑で さえで きない。<まっとうな 「諸国家の社会
」>
*
インターナショナル ・コミュニテはない。 ソサイティ ・オブ ・ステー ト がある。*
「諸国家の社会」は世界政府 を生み出せないが、 (あ らゆる 「社会」がそ うであるように)長期的な、物質的利益 を超 えた ものがあることに気づ くようになっている。<まず国連 を守ることか らは じめよう>
*
日本が 目標 にすべ きこと :国連 を守 ること*
アラブや中南米では国連、I MF
、世銀、UNDP
はアメ リカの手先 として 切 って捨て られる。ワシン トンは国連が ワシン トンの思 うことを、十分 やっていないと思 っている*
イラク安保理決議反対 は じつ は国連 を守 った。 シラク、 シュ レー ダー、ProjectPaperNo21
プーチ ンはそれを理解 していた。
*
国連は戦争 を防止 した り搾取 を阻止 した りはで きない。和 らげることが*
で きる日本がで きること :総会の強化、 日本の外交官が ヨーロ ッパ、 イ ン ド、中国、ブラジルと行動 を起 こした ら世界 を驚嘆 させ る。 日本は再 び重要 な国 となる。逆の場合、世界の仕組みの中で、 日本がス ミに追いや られ る危険性ある
読後の全体 的感想
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ProjectPaperNo.21
いわば<おまけ>としての、もう一冊の ウルフレンの著作の要約
ブ ッシュ ・『世界 を壊 した権力の真実』 (GeorgeBushandthedestruction ofworldorder)か らのい くつかの引用、ポイン ト
*抽象概念 を相手に戦争 をしたのでは勝利す ることはあ りえない。戦争 に 勝つためには、いずれは降伏 させて講和条約 を結ばせ ることので きる相 手が必要である。
*世界的 と称 された出来事が、たいてい数 ヶ月の しない うちに忘れ去 られ る。 しか し、2001年秋 に 「世界が変 わった」 と何度 も繰 り返 された時、
それは決 して誇張ではなかった。
*それが崩壊 した教訓か ら導かれるのは、軍事力は望 ましい未来 を保障 し て くれないとい うことだ。 ソ連 は軍事力 はまだ無傷で残 っていたにもか かわ らず消滅 したのである。
*アメリカが20世紀 に少 な くとも二度、世界の政治文明を救 ったことに疑 問の余地はない。‑度 目はヒッ トラーを打ち破 り、 日本のアジア支配を 終わ らせた時。二度 目はソ連の拡張主義 を首尾 よく食い止めた時0
*ここに来てアメリカは以前 と同 じアのアメリカなのか とい う問いが大 き く浮上 して きた。
*世界テロに立 ち向か う国際社会の努力 を主導 してゆこうとす るなら、 ワ シン トンは、パ リやロン ドンや、ニューデ リーのあるいは東京やベル リ ンの考 えを無視することはで きないはずだ。
*メデ ィアの主流の政治評論か らは、立体 的な見方がす っか り姿 を消 し た。アメリカがあれほ ど誇 っていた言論の 自由が、実質的には存在 しな
くなったのだ。