ローカル線における効果的な線路保守について
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(2) IV-297. 見られ、一次回帰させたところ M= 3.3473 ×σ‑. σ=0.0634P + 1.3166. 0.1566. (σ:100m ロットσ値、P:100m ロット P 値) P値−σ値の相関. 100mロット. σ値. 6. の式が得られた。そこでσ値の評価点数. の決定に P 値の閾値と P 値・σ値の回帰直線を用 いたのと同様に最大値の評価点数においてもσ値. 5. の閾値と上記の式を用いて評価点数を定めた。こ. 4. れにより最大値の判断基準を間接的に P 値での判. 3. 断基準に変換することができた。. y = 0.0634x + 1.3166. 2. 5)100m ロットにおける 10mm 超過箇所数の判定 100m ロットにおいて 10mm 超過箇所数は0もしく. 1. は1が殆どでそれ以上の値はごく稀であり、この. 0 0. 10. 20 30 40 100mロット P値. 図2. 50. 60. 数字が大きいと保守を重点的に行う必要があると 考え 5 箇所を最大として1〜5 点の点数を定めた。. P 値とσ値の相関. ここで先ほどの P 値評価の数字を上の回帰直線に. 6)総合判定. 当てはめて、P 値の閾値をσ値に変換させて 1〜5. 各ロットにおける評価は実際に得られたデータ. 点の評価点数を定めた。これに実際の P 値・σ値. を上記で定めた閾値を用いて点数を決定し、それ. を当てはめて評価すると図 2 上で右上のデータほ. ぞれの点数を合計することにより判断を行う。. で軌道状態が悪いと判断する事ができる。 4.判定結果の精度. 2)悪化度の評価 悪化度は構造条件に作用され箇所によって変化. 判定結果を確認するためにマヤ車の3/四半期. する。効率的に保守対象位置を決定するには P 値. (12 年 9 月)のデータを用いて解析を行った。こ. やσ値が大きく、かつ悪化速度の速い所に投入す. こで保守投入位置の決定は連続するロットの評価. る必要がある。しかし P 値やσ値は時間がたてば. 点数を合計して数字の大きい方から順に施工順位. 変位し、その進み方は場所によって違う。そこで. をつけた。 これを4/四半期時のデータと比較す. 先に述べた P 値とσ値の評価を行う際には軌道保. ると施工順位が 1 位の所が整備目標値を超えるな. 守直前のマヤ車の P 値・σ値にそれぞれの各ロッ. ど実際の軌道状態を判断できたと考える。しかし. トの 90 日平均悪化度を足して P’とσ’を求め、そ. 今回は軌道状態の判断を P 値のみにとらわれずに、. れにより評価を行うものとする。. 軌道狂いの大きさ等も考慮した軌道状態の判断結. 3)100m ロット最大値の評価. 果であり、数字的に判定結果を確かめる事は難し. 最大値の評価も P 値を基準に考える必要がある. い。今後も引き続き判断結果を時系列的に追うと. ため P 値と最大値の関係を調べてみると相関関係. ともに色々な角度から評価結果を考察して行く必. が低かった。しかし 100m ロットσ値と最大値の関. 要がある。. 高低狂い100mロット最大値. 係を調べると図 3 の様になった。 22 20 18 16 14 12 10 8 6 4 2 0. 5.まとめ 今回は軌道悪化箇所の選定を簡便に判定できる モデル作りを行った。これにより軌道状態の評価の 標準化ができた。また瞬時に保守箇所が決定できる とともに保守投入箇所の順位が分かる様になった。 しかし判定結果の信頼性はまだ十分に確かめられ. y = 3.3473x - 0.1566. たとは言えず、引き続き各要素の判定基準を再度検 0. 0.5. 1. 1.5. 2 2.5 3 3.5 100mロット σ値. 4. 4.5. 5. 5.5. 討する必要がある。今後はこのモデルの信頼性を高. 6. め、効果的な線路保守に寄与してきたい。. 図 3,100m ロットσ値と最大値の関係. 100mロットσ値と最大値の間には相関関係が. -595-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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