Northanger Abbey : "disguise"に隠された動機
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(2) 甲南女子大学大学 院論 集 第 2号. 48. rel Mansellは ,“ Hc[Henry]seems to be a strategic er―. ror Jane Austen never repeats."(36)と 述 べ て さえ い. 文学 。文化研 究編 (2004年 3月. ). ,兄 Jamesに 対 す る Isabellaの 愛 情 を 確 信 して い たので ,将 来 は Isabellaと 姉妹 になるの は 当. Catherineは. る。 この よ うな Henry Tllneyで あ るが ,も ち ろ ん 彼 の皮 肉 に も,隠 され た動機 が あ るにちが い ない 。彼 の. 然 だ と考 え て い る。 だ か ら,JOhnと 結 ば れ な くて. “ ironic disguise"(Mansd1 37)に は何 が隠 されて い る. にあ る。この よ うに考 える CathcHncに 対 して ,Isabella. disguise"と は ,現 実 の 世 界 とどの よ う のだろ うか。 “. は,“ Yes,yes,"(with a blush)“ there are more ways than. な関係 を もつの で あ ろ うか。. onc of our being sisters.…. も,い ず れは Isabdlaと 姉妹 になる とい う考 えが念 頭. "(145)と 答 える。 この彼. 女 の発 言 をわれ われ 読 者 も Catherine同 様 ,素 直 に受 け止 め て ,Isabdlaが Jamesと の 結 婚 を念 頭 にお い て. Ⅱ. 返事 を して い る と思 い た い 。 しか し この 時 点 に な る われ われ 読 者 には ,Catherineが バ ー ス で 知 り合 っ. と,Isabcnaは ,Jamcsに 自分 が 期 待 して い た 程 の 財. た Isabellaが ,出 会 った最初 か ら,そ の言動 か ら Cath―. 産が譲渡 され ない とい う こ とを知 って ,“ a grave face". erineの 友 と してふ さわ しい 人物 で は な い とい う こ と. (135)を して元 気 が な くな ってい る。 そ こへ ,Henry. が予想 で きる。一 方 ,同 じくバ ースで出会 った Eleanor. の兄 で “ one of the inest old places in England"(143). Tilneyと Catherincと の 関 係 は ,“ simplicity"(72). で あ る Northanger Abbeyの 跡継 ぎ Captain Tilneyが 現. “ tnlth"(72)“ without persond concdt"(72)と. い う言. われ る。彼 は ,Isabellaが Jamesと 婚 約 して い る こ と. の関係 とは. を知 りなが ら,自 分 の虚栄心 を満 たす ためだ け に,彼. 対照的 に描かれる。Isabdlaほ ど,表 の感情 と真 の感 情がかけ離 れ,“ disguise"を してい る登場 人物 はい な. ヽ が 離 れ つ つ あ る Isabellaの 亡 女 に近 づ く。Jamesか ら″. い。. て い く。この よ うな状況 にあ るわ けだ か ら,上 記 の. 葉が使 われてお り,Isabdlaと. Isabellaに は次 の. Cathe五 ncと. 3つ の こ と,■ 1■ alon,財 産 ,フ ア. 方 もまん ざらで はない様子 で Captain Tilneyに 近 づ い Is_. abellaの CatheHneに 対す る返 事 は,彼 女が Captain Til―. ッシ ョン に しか 関心 が な い。特 に ■ittationと 財 産 に. neyと 結 ば れ ,catheHneと Henryが 結 ば れ た 場 合 を. 関係 す る こ とが 話題 にの ぼ る と,Isabdlaは 虚栄心 と. 思 い描 い ての こ となのであ る。 つ ま り,虚 栄心 が強 く. 野心 を隠 し,そ れ らの話題 には まるで関心 が な い かの. 野心家 の Isabcllaで さえ も,頬 を赤 く染 め なけれ ば言. ようなふ りをす る。 しか し,彼 女 の 隠 された虚栄心 や. What えな い よ うな こ とを,内 心 考 えて い るのであ る。“. 野心 は ,外 に出 て しま う。catherineは 気 づ い て い な. one mcans one day, you know, one may not mean the. い が (何 かがおか しい とは思 つてい る ようだが ),Isa_. nexto Circumstances change,opinions altere"(146)こ れ. bellaの 言 動 や 手 紙 に も,“ inconsistencies"(218)や. は ,Isabdla自 身 が 述 べ て い る 言 葉 で あ るが ,こ の 言. “ contradicJons"(218),“ 翻 schood"(218)が 表 わ れ. 葉 こ そが Isabdlaの 一 連 の 隠 され た 動 機 を物 語 る もの. て い て ,わ れわれ読 者 にはそ うい った Isabcllaの ほ こ. で あ り,彼 女 の 真 の 性 質 を表 して い るの で あ る 。. ろ びが い やで も目につ く。例 えば ,Isabellaは ,自 分. Isabena lま , ``where people are really attached,poverty. の気持 ちが婚約者 James Morlandか ら離 れて ,Capt」 n. itself is wealth"(119), “ Of all things in the world incon―. Tilneyの 方 へ 向け られ つつ あ るの を告 白 して い るの も. stancy is my avcrsion."(130)な どとい う “ cmpty pro―. 同然 な発 言 をす るが ,そ れ は Catherineと の 次 の よ う. fessions"(252)を 難 な く言 っての け る。Isabellaの 母. なや り取 りの なかで も明 らか にな って くる。Catherine. You have no disguisc."(136)と 言 う 親が彼 女 に “. らな い うち に Isabellaの 兄 John Thorpeか ら求. が ,こ のセ リフほ ど,“ empty professions"に 聞 こ える. 婚 され て い た こ とを後 で 知 って ,Isabellaに 次 の よ う. もの は な い。Isabellaの 真 の 性 格 を知 ってい るわれ わ. に言 う。. れ読者 は,彼 女 の 変装 ぶ りにただ驚嘆す るばか りで あ. は,知. る。Isabellaの 変装 は,全 て彼 女 自身 の 利益 の ため に “. . . if l could think of one man more than another. な された もので あ る。財 産 も地位 もない 当時 の紳 士 階. ― he[John]is. 級 の女性 に とって ,結 婚 は一 番楽 しい飢 えを免 れ る手. not the person._.you must not be. e from want"Austen,PrJグ ι. angry with me.I cannot suppose your brother cares. 段 (“ pleasantest preservat市. so very much about meo And, you know, wc shaH. α η グ PrgJ“ グ ι122-23)で あるとい う厳 しい現実があ. still be sisters." (145). るがゆえに,Isabellaは こ うまで も “ duplicity"(202). Jθ. を使 って,よ り有利な結婚 を求めるのだろうか。.
(3) 真下. 美和 :Nθ rめ ακg`r Abb`y. 49. the partners or wives of their neighbOurs."(76) Ⅲ. Henryの 隠 され た 真 の 動 機 とは,Catherincに 愛 情 を “ judicious affection"(153)つ まり,婚 約. 示す こ とだ ったの か 。 そ れ とも,た だ catherineが ダ. 者 が い て も,財 産 の よ り多 い男性 にめ ぐり合 えたな. ンス に集 中 して い なか った ことを,か らか い気味 に責. ら,ま よわずその男性 を愛す る とい う「賢明な愛情」. め て い る だ け な の か 。 そ れ に して は,な ぜ. の持 ち主であると見抜 いていた人物がい る。その人物. danceと 結婚 を比較す るのだろ う。Austcnは 何 を意図. は,作 者 Jane Austenの 代 弁者 で あ る と考 え られ る. しようとしたのだろうか。. Isabellaが. Henry Tlineyで ある。彼 は,Isabellaに つい て次 の よ. country―. われわれ読者 は,Hcnryが ,こ の二 つ の類似性 をま. 。_I havc too good an opinion of うに述べ てい る。“. じめに誠実 に語 っているのか,た だ Cathcrineを か ら. Miss Thorpe's prlldence, to suppose that she would part. か うために語 っているのか決 めかねる。Henryが その. with one gentleman before the other was secured"(206). 類似性 を述 べ る こ とになった きつか け は,Henryと Catherineが 踊 りの 位 置 に つ い て い るの に,Johnが. このような利己的な分別 の持ち主である Isabellaに つい て,Henryは 次 の よ うに も述 べ て い る。“ .…. Cathe五 neに. 話 し掛 け,彼 女 の注意 が Henryか ら しば. Open,candid, artless,guileless, with affections strong but. らくの間それた ことだった。Henryは Johnの こん な. silnplc, for「 ling. That 振舞 につい て,Catherineに 次 の よ うに述べ る。“. guise."(206)こ. no pretensions, and knowing no dis― れ は ,婚 約 者. Jamesの 財 産 が 期 待 し. て い た よ り少 なか った とい う理 由で彼 を棄 て ,財 産 の. gentleman would have put me out of patience, had he staid with you half a minute longer。. "(76)踊. りの パ ー. 多 い Captain Tilneyを 選 ぼ う とす る Isabellaに つ い て. トナ ー の 注 意 が 自分 か ら少 しの 間 そ れ た ぐらい の こ と. ほ ど述 べ た Isa_. で,こ こまで言 うものだろ うか。それは,や は り,パ. bellaの 性 格 とは まさに正 反対 の 言 葉 が並 んで い る。. ー トナ ーで ある Catherineに 対す る愛情 の表 われ と考. Darel Manscllが 指摘 して い る よ う に, Henryは しば. えて もよい ではない だろ うか。 この場合 の Hcnryの. irOnic disguise"(37)を 装 う。従 って ,彼 の 言 し│ゴ “. 隠され た動機 とは,“ irOnic tenderness"(Wilt 163)を. 葉 を額面通 りに受 け取 ってはい けない場合 が あ り,こ. Catherincに 示す ことにあ る, と推測 で きる。. 語 られた もので あるが ,こ こには,先. の 場 合 もそ うで あ る。Henryは ,Isabellaの 本 来 の 性. しか し,Henryは catherineに ただ単 に自分 の愛情. 格 の悪 さを直接 的表現 で言 明す る よ りも,彼 女 の本 質. を伝 えたか っただけではない ように思われる。別 の動. とは矛盾す る言葉 を使 う こ とに よって ,彼 女 の性格 の. 機が隠されてい るように思われる。Henryが ,“ No man. 悪 さをさ らに強 調 し鋭 い非難 の気持 ち を込 め るこ とを. is offended by another man's adΠliration of the woman he. 狙 って い る,と 推 測 で きる。実 際 は,こ の Henryの. loves; it is the woman only who can makc it a tor―. 言 葉 で 表 現 さ れ た 性 格 の 持 ち主 は,catherineで あ. ment。. ironic disguise"の 真 の 動 る。 この 場 合 の Henryの “. Fidelity and com― むか否 か は女性 が男性 に対 して抱 く “. 機 は,Isabellaと 比較 す る とい う形 を とった catherine. plaisance"(76)と い う気 持 ち次 第 で あ る と考 え て い. へ の賞賛 とも考 え られ るだろ う。. る こ とが わ か る。Henryは Catherineと 出会 って以 来. Henryが ,結 婚 と country― danceに お け る 類 似 性 を Cathe五 ncに. 述 べ る場 面 が あ る。 この 場 面 の Henryの. "(151)と 述 べ て い る こ とか ら も,男 性 が 苦 し. Cathe五 ne's response to cxperience"(Wallace ず っ と, “. 22)を 確 立 しよ う と して きた。私 と結 婚 す る な ら. ,. 隠 された動機 を読 み取 る こ とほ ど難 しい もの はない 。. “ Fidelity and complaisance"(76)と い う義務 は守 って. Henryは ,Catherincと 3回 目に会 った時 (2回 目に会. もらわ な けれ ば と Cathe五 neに 念 を押 す こ とが Henry. っ た 時 は,CatheHncは Johnと の 先 約 が あ っ た た め. の もう一つの 隠 された動機 だ ったのか も しれ ない 。. Henryと は踊 れ なか った),次 の よ う にそ の 類似 性 を 述 べ る。. と こ ろ で ,作 者 の 代 弁 者 で あ る Hcnryに. country―. danceと 結 婚 を比 較 させ た作 者 Austenの 動 機 は何 な の だ ろ う か。Austenが ,Henryに. country― danceと. 結. ``I consider a country― dance as an emblem of mar―. 婚 の類似性 を言 わせ る こ とによって ,Isabellaと James. riage.Fidelity and complaisancc are the p五. と capt」 n Tilneyと の今後起 こるで あろ う三 角 関係 の. ncipal du―. ties of both; and those men who do not chuse to. Henry 前触 れ を象徴 して い る と考 え られ ない だろ うか。. dancc or marry thcmsclves, have no business with. の言 う “ those mcn who do not chuse to dance or mar7.
(4) 甲南女子大学大学 院論 集第 2号. 50. 文学 ・文化研究編 (2004年 3月. ). themselves"(76)と は , ま さ し く Captain Tilneyの こ. ため ,Eleanorは ,父 の 意 向 に よって CatheHneが No■ h―. とで あ る 。彼 は 踊 る こ と を拒 否 し,Catherineと 踊 る. angerを 追 い 出 され る よ うに して去 らなけれ ば な らな. Henryを あか ら さ まに嘲 笑 し, “woman gOod enough to. くな った時 ,父 の Cathe五 neに 対 す る仕打 ちが い か に. be loved"(206)な ど一 人 もい な い と言 って い た。 Cap―. 非道 で あるか分 か っていたが ,不 承不承父親 の 決定 に. the partners or wives of their neigh― tain Tilney は , “. 従 わ ざる をえなか った。家 父長 制 の も とで は,“ g00d. bours"(76)で あ る婚 約 者 Jamesの い る Isabellaと は. scnse"(56)の 持 ち主 で あ る Eleanorで も,不 条 理 な. かかわ りを持 っては い けないの に,彼 女 に踊 りを申 し. 父親 の言動 に従 わ ざるをえないの だ。 この よ うな男性 本 位 の 時代 にあ って ,Austenは 皮. 込 むのである。そ して ,“ .… as for dancing,do not men― tion it l beg;. んαr is quite out of the question." (130) ′. と言 って い た は ず の Isabcllaは. ,そ の 申 し出 を承 諾 す. 肉 を こめて ,“ A woman especially,if she have the mis― fortunc of knowing any thing,should conceal it as well as. "(lH)と 助言 して い る。女性 には. “ a well―. Fidclity and com― るの で あ る 。そ の 後 ,Jamesに 対 す る “. she can。. plaisance"(76)と い う義務 を怠 った Isabellaは ,James. informed mind"(110)は 必 要 と され て い な い の で. に婚 約 を破 棄 され る こ とになるのであ る。. 不幸 に して博 識 で あ る女性 は それ をで きるだけ隠す べ. Cathe五. neは ,結 婚 と country― danceの 類 似 性 に関 し. ,. きである と忠告 して い る。女性 が博識 で あ る こ とを要. ては , “ PcOple that inary can never part,but rnust go and. 求 しない よ うな男性支配 の社 会 の 中で 女性 が不利 にな. keep house together. Pcople that dancc, only stand oppo―. dis_ らない よ うに博識 を隠す こ とは,Isabellaの 用 い る“. site cach other in a long room for half an hour."(77). guisc"と は ま た 別 の 種 類 の もの で は あ る が ,“ dis―. と言 い ,Henryの 考 え方 を受 け入れ は しなか った。 こ. guisc"の 一 つ で あ る と言 える。 disguisc"を 装 わね ば な らな い と提 案 した 女性 は “. の 点 に つ い て ,Tara Ghoshal Wallaceは ,“ Hc [Hcnry]has shaken her[Catherine's]confidence,but not convic伍 on。 "(23)と. ironic disguise"と Austenだ が ,実 は,Henryの “. 同. 述 べ て い る。作 者 Austen. irO面 c dsguise"を 装 って い る の 様 ,Austen自 身 も “. が ,Henryに Catherineの 自信 は揺 るが され たが 信 念. である。 中で も特 に巧妙 な ものは ,ピ クチ ャ レス クに. まで もは揺 るが され て は い な い こ とを提 示 した理 由. 可も矢日らな い こ とを嘆 い た CatheHneに Henry 関 してイ. は,次 の二 つ であ る と思 われ る。 一つ には,Cathcnnc. が lccturcを 行 う場 面 で 語 られ る次 の よ うな言 葉 で あ. は Henryに 教 え導 か れ る とい う立場 で あ るが ,た だ. る。. her. 一 方 的 に教 え導 かれて い るわけで はない とい う こ と。 二 つ 目 は,Henryは 作 者 Austenの 代 弁 者 で あ る と考. . ..though to the larger and more tHfling part of the. え られてはい るが ,時 には作 者が彼 と距離 を置 くこ と. sex[mcn], imbecility in females is a great enhance…. もあ る とい う こ とであ る。. ment of their personal charlttLS, there is a portion of. them[men]too reasonable and too well informed Ⅳ. themselves to desire any thing more in woman than. tnOrance.(111) Eleanor Tilneyは ,“ unpretending meHt"(251)の 持. ち主 で ,catheHncの 親 友 にふ さわ しい 人物 に設 定 さ. この 引用文 の前半 は,大 多数 の つ まらぬ 男性 に とって. れ て い る。Eleanorは 読書好 きで歴 史 もの や ゴ シ ック. 女性 の 愚鈍 さは個 人的魅力 を増す ものだ とい う先輩女. ガヽ 説 もよ く読 み , ピ クチ ャレス クにつ い て も知識が あ. 性作家 (Fanny Bumey)に よつて既 に語 られたあ りふ. り,父 親 の代 わ りに手紙 も書 くし,人 をみ る 目に も優. れた文句. れて い る。 しか し,野 心 的 で 命令 的 な父親 Gcneral Tiト. g汁. neyと 二 人で暮 ら して い るせ い で ,彼 女 は長 年 ,“ ha_. Austenは ,後 半部 分 で ,男 性 の 中 には 非 常 に理 性 的. bitual suffe五 ng"(251)を. patient 味 わ ってい る。 “. cndur―. (“. The advantages of natural folly in a beautiful. l"lH)を. Austen流 に語 り直 した だ け で あ るが. ,. で 見聞 の広 い 人が い るが ,そ れ は少数 で あ る とい う こ. ancc"(251)が 必 要 であ る彼 女 の境 遇 は,あ る意 味 で. とをまず指摘 して い る。 そ して ,一 見男性 を賞賛 して. は,ゴ シ ック小 説 の女主 人公 の境遇 と共通す る ものが. い る か の よ う で あ るが ,こ れ は 彼 女 の “ ironic. あ る。Eleanorは ,威 圧 的 な父 の 下 で は,“ a nomind. guise"な ので あ る。. mistress"(225)に す ぎず ,“ my[Eleanor's]reJ pOWer is nothing."(225)と い う事実 を 自覚 して い る。 この. dis―. CatheHne lよ ピ クチ ャ レス クにつ い て 何 も知 らな い. こ とを恥 じるが ,し か しそ のせ い で Henryは 自分 の.
(5) gι r ακ 真下 美和 :Nθ 力 r′. Abわ り. 博 識 を披 露 で きるのだか ら,彼 女 の無知 はか えって彼. の 意 見 で は な い。Hcnryは ,前 にⅢで 述 べ た よ う に. 女 の魅 力 を増 す こ とにな る。 だか ら catherineは なん. “ ironic disguisc"を 用 い る こ とで Isabellaの 本 来 の 性. ら 自分 の 無 知 を恥 じる必 要 は な い の だ と作 者 Austen. 格 の悪 さを強調 した よ うに,こ こで は男性 は一 般 的 に. は断言 して い る。裏 を返せ ば,無 知 な女性 に魅 力 を感. 女性 の 能力 を この よ うに低 く考 えて い る とい う こ とを. じる男性 とい うのは,実 は,全 く何 も知 らない無知な. 示 した。. 女性 でない と,彼 らは優越感や虚栄心 を満たす ことが. Austenに とっ て “ irOnic disguise"と い う手 段 は. で きないのだ,そ んな彼 らであってみれば,博 識 で理. 女性 の 能力 を上 記 の引用文 の よ うな ものだ と勝手 に決. 性的な男性 といって も大 した ことはないのではないか. め つ け て優越感 に浸 ってい る男性 たち,ま たは社 会 に. と暗 に匂 わせているので ある。Austenは む しろ彼 ら. 対す る一 撃 の一 つ の手段 なのか もしれ ない。. ,. 男性 のそ うした愚かさを笑 っているのだ と解釈 で きな いだろ うか。 女性 の無知 を自分 たちの虚栄心 を満たす手段 として い る世 の男性 たちは,女 性 の能力 を自分たちの都合 の 良い ように次 の ように決 めつ けて,優 越感 に浸 ってい る。次 の 引用文 は,女 性 の 能力 につ い て語 る Henry の言葉 である。. 引証 資料 g`r Abbり 。フリ θ Austen,Jane.Ⅳ θ ん α れ ν r′. `Ⅳ. (プ Jα. `お. κ. `A“. Sた 4・. Edo Ro Wo Chaplman.3rdo edo Vol.5。 London: OxfOrd UP, (本 論文 における Jane Austcnの 作品か らの引用 はこのテキス トによる) 1988。. 一――――一一。Prjグ. れグ PraJi“ グjε ι。7耽. だJα κ. bν. s′. θκ。. `ハ `Jsの `A“ Ed.Ro Wo Chaprrlan.3rdo ed.Vol.2.London: OxfOrd UP, `α. 1988。. “Perhaps the abilities of women are neithei sound. Mansell,DaHel.助. `Ⅳ. θソιJsげ 力 れ. `A“. r A4ル ′ιψ r`″ ―. Sた κ. jθ ′ れ。London: Maclrlillan, 1973.. nor acute一 neither vigorous nor keen. Perhaps they. jソ Wallace, Tara ghoshalo Jα れθ A“ s′ιれ ακグ Narrα ′ θ A“ ′ 力θrカ フ .. may want observation,discemment,judgment,ire, genius,and wit."(112). London: Maclrlillan, 1995。. Wilt,Judith.Gttθ sお げ ″ι Gθ Йjε ′ AaSr圏 ,ELIθ z. LAWREⅣ CEo Princeton: Princeton UP,1980。. これ は Henryの “ ironic disguise"で あ って,彼 自身. 浅.
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