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子どもたちの学力に対する認識形成とその過程 ―階層と内発的「学ぶ意味」の醸成から―

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Academic year: 2021

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(1)学生発表会. 子どもたちの 学 力 に対 する認 識 形 成とその 過 程 ― 階 層と内 発 的 「 学 ぶ 意 味 」 の 醸 成 から―. 臨床教育領域. 峯 村 恒 平 当日のポスター. 欲づけられていた勉強を,自身の内的要因により動機 づけなくてはならなくなった中,自身を外部投影しながら 「道具的(市場的)アイデンティティ」をいかに獲得し, その「アイデンティティに基づく性格・内容・様式の「学 力」を獲得する」(本田 ,2013)ということが,一層重 要となっていると考えられる。 すなわち,子どもたちが実際に【学力】をどう認識し ているのかを多角的に子どもたちの言葉から問うことは, 動機付けの問題とも相まって極めて重要な課題といえ る。 そこで本研究では学力に関する言説を調査・分析す ることを通して子どもの学力認識を再考することを目的 とした。 2 本研究の方法 学力や勉強というキーワードに対する認識,捉え方に ついて,親,友人,自分の将来といったあらゆる影響要 因に関して半構造化面接調査により調べ,いかなる言 説がいかなる態度を形成しているか,コレスポンデンス 分析等により明らかにする予定。. ポスター発表の内容 1 問題の背景と研究の目的 子どもたちを取り巻く背景・環境の違いを前提に,ま. 当日の成果 当日は学力や関心・意欲に関する議論を参加者と深 めることができ、今後の研究の示唆を得た。. た再生産していく過程を論じる学習意欲論・階層化論 は興味深い。苅谷 (2001) は,「インセンティブ・ディバ. <参考文献>. イド」を提唱し,1997 年の学習意欲が,1979 年に比. 本田伊克 ,(2013)「<強者 / 弱者>を超えるペタゴジー. して全体として低下しており,特に社会階層が下位の集. 社会学」久富善之・小澤浩明・山田哲也・松田洋介 ( 編 ). 団で(数値的)学力も,学習意欲も低い,という点を. 『ペダゴジーの社会学-バーンスティン理論とその射. 見出している。 一方,A.Giddens(1991)は現代の個人を取り巻く. 程』学文社 . 刈谷剛彦 ,(2001)『階層化日本と教育危機』有信堂.. 状況を「自己の再帰的プロジェクト」という言葉を使って,. Giddens, A., 1991, Modernity and Self-Identity: Self. 常に内省的に変容されなければならないものであると説. and Society in Late Modern Age , Polity Press.. 明している。受験競争という「外的」要因に過度に意. 教育デザイン研究 第 5 号 5.

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