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小学校英語活動地域サポート事業報告書 : 平成18年度文部科学省委嘱事業

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(1)Title. 小学校英語活動地域サポート事業報告書 : 平成18年度文部科学省委嘱事 業. Author(s) Citation Issue Date. 2007-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1057. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 平成18年度文部科学省委嘱事業. 小学校英語活動地域サポート事業報告書. 平成19年3月. 北海道教育大学.

(3) 目. 次. 1.はじめに. 北海道教育大学理事. 2.事業の概要. 北海道教育大学札幌校. 三浦秀雄 佐藤吉文. 3.実践成果発表交流会の概要と成果 4.基調講演:. 資料「小学校英語活動の在り方と今後の方向性」 文部科学省初等中等教育局 教育課程課教科調査官. 5.各地区グループの活動報告 札幌地区SIG活動報告 釧路地区SIG活動報告 旭川地区SIG活動報告 函館地区SIG活動報告 6.各地区グループメンバーの感想 7.小学校英語教育リソースセンターの概要 8.おわりに 9.プロジェクト推進体制. 菅. 正隆先生.

(4) 平成18年度北海道教育大学小学校英語活動地域サポート事業 実践成果発表交流会(平成19年2月17日、18日札幌かでる2.7). 菅正隆先生(文科省)の基調講演. 北海道教育大学理事. 三浦秀雄先生. 旭川地区の実践発表(斎藤誠先生). 札幌校. 佐藤吉文先生. 釧路地区の実践発表(釧路校. 木塚雅貴先生).

(5) 札幌地区の実践発表(小野博史先生). 函館地区の絵本による実践の発表. 絵本の読み聞かせ発表. 札幌地区の実践発表(高橋文先生). Where’s Spot?を使った読み聞かせ. 絵本の発展活動についてグループで討議.

(6) は. じ. め. に. 今日、我が国においては、国際化が急速に進展しており、国際社会の中で日本 人としての自覚を持ち、主体的に生きていく上で必要な資質や能力を育成するこ とが求められています。 現在、実施されている学習指導要領の中で「総合的な学習の時間」については、 横断的・総合的な課題の一つとして国際理解が例示されております。その中で各 学校が創意工夫を生かした教育活動を展開する際、国際理解に関する学習の一環 としての外国語会話等を行うに当たって、小学校段階にふさわしい体験的な学習 が行われるようにすることが示されております。 21世紀に生きる北国の子どもたちが、外国の生活や文化に慣れ親しんだり、 異なる言語に興味・関心を持ったり、あるいは、双方向の交流を積極的に図ろう とする態度を養うなど、豊かなコミュニケーションの力を身に付けることは大切 なことであります。 北海道教育大学では、文部科学省の「小学校英語活動地域サポート事業」の指 定を受け、平成17年度からの2か年間実践研究を進めてきました。 この事業の活動テーマを、(1) 小学校の英語活動に関する実態調査、(2) 小学 校教員のニーズにあった支援、(3) 実践成果発表交流会の開催、(4) 小学校英語 活動リソースセンターの構築の4点としながら、北海道における小学校英語活動 の裾野を広げることを目標にして取り組むことといたしました。 この事業の推進に当たって、北海道教育委員会・北海道立教育研究所及び札幌 市教育委員会との密接な連携の下に、「小学校英語活動地域サポート事業推進プ ロジェクト」を設置するとともに、道内各地域の小学校等の教員による「SIG (Special Interest Group)」を組織して、継続的に実践活動を展開してきました。 この間、小学校英語活動に関わる教材の作成・提供を行うとともに、本事業の 年間活動のまとめとして「小学校英語活動実践成果発表交流会」を開催し、広く 現職教員の参加を得て、SIGのメンバーによる実践事例の紹介、年間活動案の 提案や模擬授業などを行ってきました。これらの実践事例などを本報告書に掲載 しましたので、小学校英語活動の取組を進めるうえで参考となれば幸いです。 今後、これまでの活動実績を基に、小学校英語活動のリソースセンターの整備 を進めるとともに、実践に関する人的ネットワークの広がりや活動事例の共有化 がさらに拡充され、小学校英語活動が一層の充実・発展されることを期待してお ります。 平成19年3月 国立大学法人北海道教育大学理事 三 浦 秀 雄. -1-.

(7) 北海道教育大学が諸教育機関と行った小学校英語活動地域サポート事業の2年間 佐藤 吉文 この事業は2年間の継続事業だが,この短い2年間に小学校英語活動自体の環境が大きく変わってき た.始めたばかりのころは,「小学校英語活動について...」と言う論議がずいぶん多かった.また, 日本人なのに英語より日本語が先という議論も久しぶりに再燃してきていた.いずれの議論も,小学校 英語活動の実態が省みられないものが多かった.また,時として,小学校英語を反対することによって, 個人的な示威行為ではないかと思われる議論もあった.しかし,この間に,文科省が小学校英語活動の 必修化を発表し,その指針も2007年度中に出される予定である. いずれにしても,日本の文化を発信したり外国の文化を受信したりする手段としての小学校での英語 活動には誰にも異論がないようだ.小学校英語活動とは重なり合いながらも異なっている分野にバイリ ンガル教育がある.バイリンガル教育については,平成19年3月5日付の日経新聞で神奈川大学名誉 教授伊藤克敏氏が,「カナダではすでに1960年代に中学校から始める従来の外国語教育では効果が 上がらないとして,脳生理学者教育心理学者が検討した結果,母語の骨格が出来上がり,言語習得能力 が旺盛な4歳から8歳ごろまで開始年齢を引き下げ,母語と第二言語(外国語)で教科を教えると言う 結論に達した」と報告している.しかし,小学校英語活動とバイリンガル教育とは,今のところ同じも のではないことも確かな事実だ.小学校に週1時間の英語活動を導入して,発達段階に応じて成果を挙 げられることはおのずから限界があり,バイリンガル教育とは,正確には言いがたい.その理由は,小 学校英語活動が英語自体を学ぶことのみを目指していないからである.この両者は,将来においてどこ かで折り合わなければならないときがくると考える.しかし現段階では、バイリンガル教育のように豊 富に英語がインプットされる理想的環境は、日本の場合、もちろん望むべくもない。それでも、現場の 当事者の中には、真摯に小学校英語活動を改善しようとする先生たちがいる。この事業では、現状を打 開したいという思いで集まった先生たちの第1歩であったと言えるであろう。. 1.18年度実践成果発表会 2月17日・18日に行われた「小学校英語活動地域サポート事業」の発表会は,全道からの先生方 や関係者が集まり,参加者は,のべ 159 人にもなった.昨年の実践成果発表会に比較して各グループの 発表内容が充実したという声が非常に多かったのには驚かされた.会場でのアンケート結果は次の通り である.. [質問]今回の交流会は,あなたにとって有益でしたか? 1). とてもためになった. 20人(65%). 2). ためになった. 10人(32%). 3). どちらとも言えない. 1人( 3%). 4). あまりためにならなかった. 0人. 5). ほとんど得るものはなかった. 0人. 1.

(8) これは,各グループがこの2年間に努力して成長した証であり,中心になって協力していただいた先生 方や道教委・市教委・道研など関係各位の協力の結果である.心から感謝する次第である.また,18 日の最後の全体討議では,多くの方々から,この活動を継続して欲しいという声が相次ぎ,私達の活動 が認められたものとして理解している.. 2.本事業の目的 この文部科学省の「小学校英語活動地域サポート事業」は,北海道教育大学が,ネットワークの未整備 が深刻である北海道の小学校英語活動の裾野を広げることを目的に,北海道教育委員会,札幌市教育委員会, 北海道立教育研究所の協力を得て,始めた事業である.具体的には,北海道教育大学では,道内主要都市(札 幌市,函館市,旭川市,釧路市,岩見沢市)にキャンパスを有しているメリットを生かし,この5キャンパス を核に地域の小学校教員を対象とした英語活動に関する検討会及び実践成果発表交流会を開催してきた.その 基本的な目標は以下の通りであった.. 1.小学校における英語活動のニーズを浮き彫りにし,支援すること. 2.英語活動の教員研修で成果を上げている各関係機関や優れた英語活動を実践している学校や教育組織 と連携することで,それぞれに蓄積されている知的財産を有機的に結び付けていく小学校英語活動の センター的役割を果たすこと. 3.理論と実践との研修を目的とした実践成果発表交流会を開催し,北海道教育大学を中心としたネット ワークを構築すること. 4.「小学校英語活動の理論と実践」や「明日からすぐ使える指導内容と指導方法や教材」の提案を していくこと. 5.小学校英語活動または小学校英語教育の裾野を広げること. 私たちは,小学校の先生方が小学校英語活動に抱いている考え方を知るところから始めることにした.. 3.平成17年度実施の実態調査の結果 平成17年9月上旬に,全道の公立小学校1,383校を対象に小学校英語活動に関するアンケート 調査を行った.その結果,668校(48.3%)の小学校から回答を得た. アンケート結果の主な点を概観すると,次の通りである. ○「質問4:英語活動関心の有無」については, 1.ある:. 49%. 2.少しある:46% 3.ない:. 5%. 「ある」と「少しある」を合計すると,95%の学校(教員)が英語活動への興味関心を示している 点は注目される結果であった. ○「質問5:英語活動の興味分野」ついては, 1.教材. 27%. 2.英語活動の実践. 23%. 2.

(9) 3.異文化間コミュニケーション論. 16%. 4.カリキュラムデザインのための基礎知識. 15%. 5.小学校英語活動のための理論. 9%. 6.事例研究(実践を理論的に裏付けたもの). 5%. 7.言葉の知識. 4%. 8.その他. 1%. 「教材について興味がある」が第一位で27%という数字は,今すぐにでも使える教材がほしいとい う要求が推測される.また,「英語活動の実践」も23%と高い数字を示しており,当初のプロジェク ト委員会の予測どおりであった. 驚いたことは,第3位から第7位の小学校英語教育および「小学校英語活動の理論的背景になる部分」 が49%であり,第1位と2位の「教材」・「実践」とをあわせた50%とほぼ同じ結果が出たことで ある.このことは,我々が目標に示した「小学校英語活動の理論と実践」や「明日からすぐ使える指導 内容と指導方法や教材」の提案をしていくという目標とまさに合致するものである. ○「質問6:小学校の英語活動について,今後の方向性についてどれが良いと思いますか.次の一つに ○をしてください」については, 1.英語活動は総合的な学習の時間の中で,現行通り行うべき. 58%. 2.英語活動は総合的な学習の時間の中で行うが,必修とする. 21%. 3.英語活動を教科として推進する. 19%. 4.英語活動をなくすべき. 2%. このアンケート実施時点においても「英語活動をなくすべき」という回答は2%と予想外に少なかっ た.また,アンケート結果では,すべての小学校で,何らかの形で英語活動行っており,質問12では ,小学校1年生からの開始学年が64%,3年生になると92%を示している. ○「質問11:小学校英語活動で,あったらいいと思う研究会,教材,支援などありましたらお書きく ださい」についての主な回答をまとめると, 1.学習会をサポートする公的機関がほしい 2.英会話能力を長期に指導してくれる研修会がほしい 3.小学校教育における英語カリキュラム 4.英語の苦手な人も参加しやすい研究会 5.B-SLIM 理論を活用した授業実践を見る機会 6.異文化に対するアレルギーを取り除くような研究会 7.実践資料集 8.英語活動に必要な教材が身近にあると良い 9.ゲーム,英語遊び,リズムチャンツなど 10.英語をあまり話せない先生でも授業ができる事例集 11.ネイティブスピーカーとの交流や支援 12.公的支援 ○「質問15:小学校英語活動を実施するに当たって,困っていること,疑問に思っていることがあれ ばお書きください」について,主な回答をまとめると,. 3.

(10) 1.小学校英語どう進めたらよいか(カリキュラムデザイン) 2.教材について 3.総合学習における小学校英語活の位置づけ 4.教員の多忙 5.指導の時間不足 6.ALT 支援希望 7.教員の英語力 8.異文化間コミュニケーションの知識 以上の結果から,小学校英語活動に消極的または否定する意見はきわめて少数派となっている.この 結果を受けて,本プロジェクトは,「小学校英語活動」や「小学校英語教育」といった範疇にとらわれ ないで,一つ一つ先生方の疑問や悩みを解決し,「小学校英語活動または小学校英語教育の裾野を広げ ることを目的」としていくこととした.特に,質問14では「英語活動の担当者」の54%は学級担任 であることを示し,その対策は焦眉の急であると考えることがわかった.. 4.裾野を広げる活動 我々は,次の活動テーマの恒常的な実施を通して,裾野を広げる活動を目指した. 1)実態調査の実施(平成17年度実施) 小学校の教員のニーズを把握するため,これまでの研修では満足できなかった教員や,研修に参加したこ とのない教員の声を聞き,英語活動のための指導法や研修内容の改善を目指す. 2)小学校教員のニーズにあった支援 特定のテーマに焦点をあてて実践・交流する教員グループ(SIG:Special Interest Group)を形成し, 単発的なワークショップではなく,日常的実践に根付いた継続的な教員同士の交流を目指す. 3)実践成果発表交流会を開催 小学校英語活動の実践的成果を発表・交流することによって、ネットワークをつくり、小学校英語 活動の一層の拡充を図ることを目指す. 4)小学校英語活動リソースセンター 北海道教育大学札幌校内にリソースセンターを構築する.基本的には,SIGの活動の成果を中心に,各 種教材などを外部に公開する.小学校英語に関するリソースを整理・蓄積し,外部の利用希望者に対して 貸借・助言を行う.Web 公開する. 今,私達がこの2年間の事業を終えて実感していることは,広大な北海道の各地域の小学校で,小さな「点」 として活動していたものが,本事業を実施することを通してつながり,小学校英語活動のネットワークがさら に充実したものとなったことである.本事業は,この3月を持って一旦幕を閉じるが,北海道教育大学内にこ れまでの実績を踏まえ,本学5キャンパスを軸として,北海道教育委員会・札幌市教育委員会・北海道立教育 研究所ならびに全道の教育委員会・小学校との緊密な連携の下,小学校英語活動が広大な北海道全域に根付い た恒常的な活動となるための取組を行って行きたいと考え,再び三浦理事の下に計画を進行させている.. 4.

(11) 平成18年度北海道教育大学小学校英語活動地域サポート事業 実践成果発表交流会の概要 日時:平成19年2月17日(土) 10:00~16:45 2月18日(日) 10:00~16:00 会場:道民活動振興センター(かでる2・7)820室(8F)(札幌市中央区北2西7) 後援:北海道教育委員会、札幌市教育委員会 2月17日(土) 10:00~16:45 実践交流. 旭川地区グループ 基調講演. 「外国人に見てもらおうと英語劇に取り組む6年生」 「小学校英語活動の在り方と今後の方向性」. 菅 釧路地区グループ. 正隆(文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官) 「関わる力を育む英語活動- コミュニケーション能力の育成を通して」. 2月18日(日) 10:00~16:00 実践交流. 函館地区グループ. 「絵本を使った小学校英語活動のひろがり: 発達段階に合わせた英語活動」. 札幌地区グループ. 「あなたもできる英語活動の年間指導計画: 年間指導計画の作り方マニュアルを提案!」. 全体討議. 進行. 佐藤吉文教授(北海道教育大学札幌校). 参加者数 17日. 18日. 小計. 関係者. 37. 38. 75. 小中学校など. 46. 38. 84. 計. 83. 76. 159. 地域別参加者数 札幌. 4 十勝. 3. 石狩. 4 釧路. 6. 日高. 2 網走. 2. 胆振. 5 根室. 2. 空知. 5 留萌. 2. 函館. 2 宗谷. 3. 渡島. 3 上川. 7. 後志. 11 不明. 3. 計. 64.

(12) 参加者アンケート結果 質問. 回答数. 31. 今回の交流会は、あなたにとって有益でしたか? 1)とてもためになった. 20人(65%). 2)ためになった. 10人(32%). 3)どちらとも言えない. 1人( 3%). 4)あまりためにならなかった. 0人. 5)ほとんど得るものはなかった. 0人. 自由記述(一部抜粋) ● プログラムへの意見 「菅先生のお話が、温かく、深く、楽しかったです。ありがとうございました」 「いろいろな実践を知ることができ、すぐにできそうなもの、やってみようかなと思 えるものがあって、勉強になりました」 「大変勉強になりました。英語劇の発表を聞いてとても感動しました。」 「それぞれの地区での独自の活動をやっていて視野を広げることができました。また 先生方のやる気や熱意が感じられて良かったです。」 「実際の活動のビデオを見せて頂いて参考になりました。絵本の使い方も勉強になり ました。」 「教育大4分校の意気込みを感じた。参加して良かった。」 「先進地域の実践は大変参考になりますね。ただ現実に現場では、人・物・金と問題 をかかえています。」 「1つずつの時間が長くてせっかくのお話しを集中して聞けませんでした。」 「参加者も共に活動できるようなプレゼンテーションをしていただけるとさらによ いと思う。 」 ● 今後、小学校英語活動についてどのような事を希望されますか? 「北海道では極小規模校での対応に課題あり。40 校に 1 校も本州での感覚と感じる」 「学力の2極化が進む中で、みんなが楽しく取り組め、意欲的に活動できる授業の内 容について、今後もこのような機会で学習していきたい。」 「実践に根ざした実践交流. 2つの場面から。1)一時間の流れ(技術力の向上)2). ユニット(3~4時間)(授業構成力の向上) 」 「ALT の活用充実について、様々な地域の工夫をおききしたい。」 「英語力向上のための研修(発音など)」 「大学生のカリキュラム開発。小学校担任のスキルアップ。中学校との連携。小学校 英語活動指導リーダーの育成」 ● その他 「いままで札幌で、このような交流の場、研修の場がなかったので、とても有り難い 交流会でした。」.

(13) 北海道教育大学小学校英語活動地域サポート事業. ・誰にでもできる英語活動の方法を紹介します! ・英語活動を始めたいけれども、どうしたらいいの? ・英語活動について学ぶ仲間を増やしたい! 北海道教育大学では、小学校英語活動地域サポート事業の一環として、この度「実践成果発 表交流会」を開催いたします。昨年度より札幌・函館・釧路・旭川の4地区で研究会を開き、 実践を交流してまいりました。その実践を発表交流し、より多くの先生方とアイデアや問題 点を共有する場を設けたいと考えております。 本交流会は文部科学省の小学校英語地域サポート事業. 対象:小学校教員. 小学校英語に関心のある方. 主催:北海道教育大学. (詳しくは裏面)の一環として実施しています。. 後援:北海道教育委員会、札幌市教育委員会. 日時:平成19年2月17日(土). 9:30~16:45. 2月18日(日). 9:30~16:00. 会場:道民活動振興センター(かでる2・7)820室(8F)(札幌市中央区北2西7) 対象:小学校教員. 小学校英語に関心のある方. 参加費:無料. 2 月 17 日(土). 9:30 受付 9:40 開会・事業概要の説明 10:00 実践交流 旭川地区グループ「外国人に見てもらおうと 11:45 英語劇に取り組む6年生」 昼休み 13:00 基調講演「小学校英語活動の在り方と今後の方向性」 講師 菅 正隆 先生 (文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官) 15:00 釧路地区グループ 「関わる力を育む英語活動- コミュニケーション能力の育成を通して」 16:45 終了 2 月 18 日(日) 9:30 受付 10:00 実践交流 函館地区グループ 「絵本を使った小学校英語活動のひろがり: 11:45 発達段階に合わせた英語活動」 昼休み 13:15 札幌地区グループ 「あなたもできる英語活動の年間指導計画: 年間指導計画の作り方マニュアルを提案!」 15:30 全体討議 進行 佐藤吉文教授(北海道教育大学札幌校) 16:30 閉会 申込み先. FAX で①氏名,②所属,③「1 日目のみ参加」 「2 日目のみ参加」あるいは 「両日参加」をお知らせください。準備の都合上2月9日(金)までにお願い します。 (FAX 番号 011-778-0631)(裏面の用紙をご利用ください).

(14) 小学校英語活動地域サポート事業について 本事業は、17年度より文部科学省が募集し実施しているもので、小学校の英語活動につ いて、各学校や自治体が抱える課題やニーズに対応して、英語活動の指導方法の改善・向上・ 指導者の能力向上を図ることを目的にしています。北海道教育大学は、2年間のプロジェク トが認可され、北海道教育委員会および地域の教育委員会と連携し、4つの地区研究会 (札幌、函館、旭川、釧路)で、小学校英語の実践交流を行っています。. 札 幌 地 区 グ ル ー プ. 旭川地区グループ 函館地区グループ 北海道教育大学 北海道教育委員会 各地区教育委員会. 釧 路 地 区 グ ル ー プ. FAX専用申込用紙. 011-778-0631 お 名 前. ふりがな. 勤 務 先. ふりがな. ご. TEL. 連 絡. 問合わせ:北海道教育大学総務部企画課 (TEL)011-778-0307 切り取らずにこのまま申込み用紙としてお使いください。. 参 加. e-mail. 日. □. 1日目のみ参加. □. 2日目のみ参加. □. 両日参加. 程. 先. ○ 準備の都合上、2月9日(金)までにお願いします。(FAX 番号 011-778-0631)。ご記入の情報 は本事業以外の目的. には一切使用しません。複数参加者の場合は本用紙を複写して下さい。.

(15) 平成18年度北海道教育大学小学校英語活動地域サポート事業 札幌地区 SIG 報告書. あなたもできる 小学校英語カリキュラム. 編集者 北海道教育大学 佐藤 吉文. 共同研究者 札幌SIG 札幌市藻岩南小学校 教諭. 岩村 鋭介. 札幌市立東山小学校 教諭. 小野 博史. 石狩市立紅南小学校教諭. 加藤 悦雄. 札幌市立屯田南小学校教諭. 神林 裕子. 札幌市立白石小学校 教諭. 島田 裕文. 札幌市立新琴似緑小学校 教諭. 清水 彩. 札幌市立川北小学校 教諭. 菅井 留美子. 美唄市立西美唄小学校教諭. 手嶋 香. 札幌市立北の沢小学校教頭. 中村 淳. -1-.

(16) 第 1 部 カリキュラムの基本的な考え 佐藤 吉文. 1.1 カリキュラムについて考える ここでいうカリキュラムとは、「小学校英語活動が一つの理念の下に計画されるよう枠組みを与える教育 理念と教育方針」のことだと考えてください.たとえば、患者を治療する時に、東洋医学で治療するか、西 洋医学で治療するかを決める大前提となるものがカリキュラム理論です.ここでは、社会構成主義理論を根 底にした学習理論をカリキュラムの枠組みとして使いたいと思います. 社会構成主義といいますと難しそうですが、言語教育に限って言うなら「学習者とそれを取り巻く環境の ことを常に中心に捉えて考える学習理論で、学習者を含めた社会全体」が研究対象になります.その特徴の 一つは、物事を総合的に捉えるところにあります.これに対して、実証主義に基づいた学習理論があります. これは、物事を分析することによってその真理を捉えていこうとする方法です. わかりやすくするために、極端な例で説明しますが、水や水の流れをどうやって学習するかということを 考えたとします.詩や音楽や絵や水がその周りと調和して醸しだす美しさを伝えたいと思うときと、水にど のような生物が棲み、どのような成分が含まれているかを伝えたいときとでは、私たちは学習する手法が違 ってきます.前者は、社会構成主義的手法で説明されようとし、後者は実証主義的手法で説明されようとま す.土手に咲く花を見つけたとき、じっと観察をして、その花の美しさと命を説明しようとするのは社会構 成主義的手法です.その花を取ってきて、実験室で解剖し顕微鏡で観察して、その花を説明しようとするの は実証主義的手法です. 私は、ここで、どちらの考え方が正しいとか間違っているとかを言っているのではありません.どちらの 手法にも得意分野と不得意分野があるのです.それを、はっきりとした学習方針を決めないで、どんどん進 んでいくと学習の本質を見誤ることがあります.水は、総合的に水としてみるときが必要であり、水を水素 と酸素に分析してしまうと、水そのものが持っている性質を見失うときもあるのです. これを言語学習にあてはめてみると、社会構成主義は、話し手が置かれている状況の中で言語を使用する という観点が枠組みになっています.実証主義は、話し手が置かれている状況にかかわらず学ぼうとしてい る言葉を一旦目の前に全部集めてそれを分析する手法を取ります.たとえば、コミュニケーション活動を重 視した英語学習は、社会構成主義に属する学習方法ですし、文法シラバスを中心にした英語学習は、実証主 義に属する学習方法になります. この冊子は、社会構成主義の考え方で話を進めていきます.言葉を使うことは人間が生来持っている本能 です.母国語を習得するには、その人が生まれた社会の言葉を習得するのですから、言葉は、学習者が学ぶ 状況の中で学ばれていくべきものなのです.. -2-.

(17) 1.2 私たちが目指す授業 私たちが目指す授業は、すでに説明したように社会構成主義的学習理論をカリキュラムの枠組みに使いま す.社会の中で一番の基本的単位は、「自分=私=I」です.したがって、授業は「自分=私=I」を取り 巻く環境のことを常に中心に捉えて考え、学習者を含めた社会全体から授業は構築されるべきでしょう。こ の「『自分=私=I』を取り巻く環境のこと」を私たちは「地域・家庭・学校」とし、私たちの目指す授業 は以下のようにしました。 子どもたちが地域・家庭・学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業 学習内容については『小学校英語活動実践の手引』(文部科学省、2001)にある7つのポイントが有効活 用できます。(第2部参照)しかし、それだけでは実際にどのような言語材料で子どもたちに授業をすれば よいのか、漠然としたところがあります。今までの社会構成主義学習理論に基づいて、英語活動の授業で取 り上げる言語材料について留意点を4つ挙げます。 (1)「私=I」のことを表現できる言語材料を選ぶこと 自分を表現するのですから“I like~”や“I want to~”を最初に教えるのであって、 “S/he likes ~” “S/he wants to ~”は、後になってから教えるべき言語材料です.具体的には、自分の好きなもの、自 分が持っているもの、自分のほしいもの、自分のしたいこと、自分のこれからの予定、自分が見た り、行ったり、聞いたりしたことなど、話し手が「私=I」として自分自身を説明する表現がこれに 当たります. (2)「私=I」が地域・家庭・学校のことを伝達できる言語材料を選ぶこと 「私=I」には、地域・家庭・学校、そしてそれを取り巻く社会のことを伝達できるようになりたい ものです.地域・家庭・学校のことを伝達できるものは、「曜日」であったり「数字」であったり、 「周りに見えるものを表現できる授業」がこれに相当します. (3)上の2点を考慮し、いろいろな場面で応用可能な言語材料を選ぶこと 時数が限られている中、学ぶべき表現を数限りなく増やしていくわけにはいきません。いろいろな 場面で応用可能な言語材料を学習することは、限られたものでたくさんのことを表現することができ ます。さらに、このことは同じ言語材料でコミュニケーションを図っていくこととなり、学習内容の 定着にもつながります。具体的には“I want to~”、“I like~”などの言語材料がそれに当たります。 (4)「私=I」を表現できる日常的に使用頻度が高い言語材料を選ぶこと 使用頻度の高い言語材料は、他でもない「私 = I」を取り巻く日常を色濃く表現しているといえる でしょう。池田(1995)は『外国語学習者にとっては、出現頻度の高い語・汎用性の高い語ほど、「先 に学ぶべき語」であり、意味領域の狭い語、汎用性の低い語は「難しい単語」として「後に学ぶべき 語」とされる』と主張しています。この意味で、私たちは、英語活動で選ぶ言語材料には、日常的に 使用頻度が高いものを提案します。また、(3)と同様に、使用頻度が高いことは何回も同じ言語材 料でコミュニケーションを図っていくこととなり、学習内容の定着にもつながるでしょう。 この使用頻度が高い言語材料は、(3)の “I like~”、“I want to~”とも重なる部分もあります。しか し、その一方で(3)の言語材料ほど、いろいろな場面には応用できないのですが、日常よく使用す る言語材料があります。 “I am going to~”や“I have to~”といった言語材料です. “I am going to~”や“I have. -3-.

(18) to~”は、“I’m gonna”、“I hafta”といった縮約が起きます.これは、日常的に使用頻度が高いことを証明 しています.この日常的に使用頻度が高いものを言語材料に選ぶことで地域・家庭・学校で「私=I」 を表現できる授業を目指していきたいと考えています。 以上のことを「私たちが目指す授業」の言語材料の留意点としてまとめると次のようになります. 子どもたちが地域・家庭・学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業の構築のために (1)「私 = I」のことを表現できる言語材料を選ぶこと (2)「私 = I」が地域・家庭・学校のことを伝達できる言語材料を選ぶこと (3)上の2点を考慮し、いろいろな場面で応用可能な言語材料を選ぶこと (4)「私 = I」を表現できる日常的に使用頻度が高い言語材料を選ぶこと. 最後に、1時間の授業がどう展開されるべきかと言うことをお話しするために、社会構成主義のカリキュ ラムを研究している Littledyke, M. (1998)を紹介しましょう.Littledyke, M は、社会構成主義に基づく授業の展 開を次のようにまとめています. 1.子どもたちが事前に持っている経験や知識は、学習に対しての子どもたちの関心、好奇心、動機を引き 起こすのに重要な役割を果たします.子どもたちが共有している経験や知識を授業に生かしましょう. 2.その子どもが生活する社会的環境とその子どもとの関係や教室でのその子どもの立場はその子どもの学 習に重要な役割を果たします.どの子どもも参加できる授業を構成しましょう. 3.子どもたちが学習することに、受身であってはなりません.子どもたちが積極的に参加できる授業を構 成しましょう.つまり、子どもたちが発見することや、何を考えているのかを、何を感じているのかを、 何をすることができるかを明らかする授業を構成しましょう. 4.子どもたちが見つけ出したもの、あるいは、達成したことの重要性を子どもたちが認識できる授業を構 成しましょう. 5.日常生活や子どもたちの活動に、子ども達が学習したことや達成したことを関連させることができるよ うに授業を構成しましょう. 授業の展開には、以上の点も十分に考慮した上で展開しましょう. -4-.

(19) 1.3 私たちが目指さない授業 私たちは、文を意味のかたまりとして教えますが、その分析をする授業はしません. (1)文法を中心とした教え方はしません。 主語. 動詞. 目的語. I. like. dogs. My brother. likes. cats. ですから、授業で使う言語材料について 「“I” は主語、“like”は動詞で・・・」というような説明は しません。 (2)教材配列に関して、簡単な構造から難しい構造への移行配列という考え方はしません.例えば、We have been having beautiful weather these days.という文には、現在完了進行形という二つの文法要 素が入っていますが、日常生活でごく普通に使われる表現であれば、どんどん取り入れます. (3)英語の場合、現在形は日常的習慣や歴史的説明に使われることが多いので、現在形を教えて過去形 を教えるという配列には、全くこだわりません.. まとめ ・この小学校英語活動のカリキュラムは社会構成主義の立場から考えたものであること。よって、授 業は「自分=私=I」を取り巻く環境のことを常に中心に捉えて考え、子どもたちが地域・家庭・ 学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業を目指すこと。 ・英語活動の言語材料については、社会構成主義的学習理論の観点から、子どもたちが地域・家庭・ 学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業の構築のために次のことを留意すること。 (1)「私 = I」のことを表現できる言語材料を選ぶこと (2)「私 = I」が地域・家庭・学校のことを伝達できる言語材料を選ぶこと (3)上の2点を考慮し、いろいろな場面で応用可能な言語材料を選ぶこと (4)「私 = I」を表現できる日常的に使用頻度が高い言語材料を選ぶこと. -5-.

(20) 第2部 カリキュラムの作り方 佐藤 吉文 札幌SIG. 2.1 小学校英語活動で大切にしたいこと 文部科学省の『小学校英語活動実践の手引』では、英語活動の「活動のあり方」について下のように述べ ています。 ・子どもの日常生活に身近な英語を扱う ・音声を中心とした活動を行う ・実際の体験や疑似体験を通して英語に親しんでいくような配慮をする このことは、「話し手が置かれている状況の中で言語は使用される」という社会構成主義の考え方にもあて はまることです。子どもたちが置かれている状況とは、地域・家庭・学校でのこととなり、それは実際の日 常生活のこととなります。当然、そこでの英語は身近なものになるでしょう。また、それは日常会話のよう に音声を中心に、話したり聞いたりすることが多いでしょう。社会構成主義の観点からも、小学校英語活動 では、上の3つの「活動のあり方」を大切にしていきたいと考えます。 次に英語活動の学習内容についてです。第 1 部でも触れたように『小学校英語活動実践の手引』では、以 下の7つのポイントをあげています。 (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7). 音声を中心とする 子どもの「言いたいこと」「したいこと」を扱う 子どもの日常生活に身近なことがらを扱う 基本的で応用のきく表現を選ぶ 既知のものでも新たな発見をもたらす話題等を扱う 外国人の表現や身振りの中から、文化の違いに気付かせる 子どもの発達段階を踏まえた話題・素材・題材を扱う. そして、私たちは英語活動の授業で取り上げる言語材料について留意点を4つ挙げました。 子どもたちが地域・家庭・学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業の構築のために (1)「私 = I」のことを表現できる言語材料を選ぶこと (2)「私 = I」が地域・家庭・学校のことを伝達できる言語材料を選ぶこと (3)上の2点を考慮し、いろいろな場面で応用可能な言語材料を選ぶこと (4)「私 = I」を表現できる日常的に使用頻度が高い言語材料を選ぶこと. 小学校の英語活動では、取り扱う活動や内容は教師の創意工夫が求められています。上の「活動のあり方」、 「学習内容」、そして「言語材料の留意点」を大切にして、小学校英語活動のカリキュラムを考えていく必 要があると思います。. -6-.

(21) 2.2 カリキュラムを作成しましょう まず、以下の空欄を埋めましょう。. 1.学校目標. 2.総合的な学習の目標. 3.対象学年と時数 ( ( (. )年生( )年生( )年生(. )時間 )時間 )時間. ( ( (. )年生( )年生( )年生(. )時間 )時間 )時間. 4.英語活動の目標. ※何を学習するのかということについては各学校で決めて いくことですが、大まかには「英語を中心として相手とコ ミュニケーションを図る」 「異文化・自国の文化への興味・ 関心ももつ」ことなどがあげられます。. -7-. ※より細かく、中学年・高学年、 あるいは各学年の目標も決 めることができますが、ここ では学校全体のみとします。.

(22) 2.3 時数と単元数を決めましょう さて、時数と単元数について考えていきましょう。私たちは、ここで2つのことを提案します。 ①基本的に1つの題材について3時間をかけて学習し、それを1単元とする ②基本的に「まとめの時間」を3時間以上設ける まず、①についてです。英語活動では、子どもたちが1つの題材について学習場面を把握し、新しい英語 表現に慣れ、実際のコミュニケーションの中でそれを使えるようになるには、基本的に3時間の時間がかか ると私たちは考えました。子どもたちが自信をもって活動をするまでには、ゲームや歌などを通して英語表 現を何回も聞いたり言ったりするなどの時間の保障が必要です。そのため、1つの題材について 3 時間の学 習をかけることにしました。 ②についてですが、基本的に「まとめの時間」は1学期に1時間、そして年間で 3 時間以上を想定して提 案しました。本来であれば、それぞれの単元で学んだ英語表現はその場限りで終わるのではなく、いろいろ な単元の中で復習されることが理想です。しかし、学習場面の設定の違いなどにより、題材によっては復習 が難しいものも出てくると思います。 この「まとめの時間」を設けることで、それぞれの単元で学んだことを復習したり、前の単元でできなか った活動や発展的な活動をしたりすることができると考えました。 この2つの提案を考慮した単元の数とまとめの時間の時数を、英語活動の総時数別に下にまとめました。 (総時数は15、20、30、35時間としました。). 総時数と単元の数・まとめの時間数 年間総時数. 総時数÷3. 単元の数→題材の数. まとめの時間. 15時間. 15÷3=5 5単元(1単元分の3時間をまとめの. 4単元→4題材. 3時間. 5単元→5題材. 3~5時間. 8単元→8題材. 3~6時間. (あるいは9単元→9題材). (あるいは3時間). 10単元→10題材. 3~5時間. 時間に移行). 20時間. 20÷3=6あまり2 6単元(1単元分の3時間と、のこり の2時間をまとめの時間に移行). 30時間. 30÷3=10 10単元 (2単元分の6時間をまとめの 時間に移行). 35時間. 35÷3=11あまり2 11単元(1単元分の3時間と、のこ りの2時間をまとめの時間に移行). それでは次のページの空欄を埋めてみましょう。. -8-.

(23) 総時数と単元の数・まとめの時間数 年間総時数. (. )年生. (. )時間. (. )年生. (. )時間. (. )年生. (. )時間. (. )年生. (. )時間. (. )年生. (. )時間. (. )年生. (. 総時数÷3. (. (. (. (. (. (. )÷ 3 =(. )÷ 3 =(. )÷ 3 =(. )÷ 3 =(. )÷ 3 =(. )÷ 3 =(. 単元の数. (. )単元. (. )題材. (. )単元. (. )題材. (. )単元. (. )題材. (. )単元. (. )題材. (. )単元. (. )題材. (. )単元. (. )題材. まとめの時間. (. )時間. (. )時間. (. )時間. (. )時間. (. )時間. (. )時間. ). ). ). ). ). ). )時間. -9-.

(24) 2.4 題材と言語材料を選定しましょう 次に、題材の選定に移りたいと思います。少し前に戻りますが、題材は先に述べた「目指す授業」を実現 するために設定されるものです.ここでもう一度、私たちが目指す授業について取り上げます。 子どもたちが地域・家庭・学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業 下の12の題材は「地域・家庭・学校に根ざした自分(=私= I)を英語で表現できる」ためのより具体的 な場面における言語材料の分類です。(1)~(9)は、「私 = I のことを表現できる言語材料」でかつ「私 =I が地域・家庭・学校のことを伝達できる教材」です.(10)~(12)は「自分(=私)= I」を表現 する世界から移行し、「何かを説明する表現」といった自分以外の世界を表現していく言語材料の分類です. (1)~(12)の分類では、同じ役割を持ち、応用可能で使用頻度が高い言語材料を集めることを共通 理念として考えています.. (1)身の回りについて英語で聞いたり話したりしようとする ◇色、◇果物、◇動物、◇数字、◇時刻、◇曜日、◇月、など. (2)自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きなことやものを聞いたりしようとする ◇教科、◇果物、◇ペット、など (3)自分がしたことを相手に伝えようとする ◇休みに行ったところ、◇旅行で行ったところ、◇見たこと、◇聞いたこと、 ◇遊んだこと、◇勉強したこと、など. (4)みんなで楽しむことができることを見つけて表現しようとする ◇お誕生日、◇運動会、◇遠足、◇お祭り、◇クリスマス、など. (5)いろいろな活動を通して英語を使ってみようとする ◇一緒に遊ぶ、◇お話を読む、◇好きな食べ物、◇スポーツ、◇いつもすること、など. (6)自分のする予定を相手に伝えようとする ◇週末の予定、◇今日これからの予定、など. (7)自分のしたいことを相手に伝えようとする ◇買い物、◇ゲーム、◇遊び、◇行って見たいところ、◇見たいテレビ、◇将来の夢、など. (8)自分のしなければならないことを相手に伝えようとする ◇お手伝い、◇自分の仕事、など. (9)自分の健康を伝えたりや相手の健康を気遣ったりしようとする ◇風邪、◇相手のことを聞く、など.. - 10 -.

(25) (10)場所の説明をしてみようとする ◇前、◇向かい、◇隣、◇近く、◇うら、◇中央、◇東西南北、など. (11)ものの説明をしてみようとする ◇名前、◇種類、◇似ている、◇形、◇味、◇産地、など. (12)いろいろなことを質問したり答えたりしようとする ◇いくらですか、◇英語でなんと言うの、◇どうして知っているの、◇いくつ(数を聞く) お天気は、など. この中から、それぞれの時数から算出した単元の数だけ題材を選び、そしてその言語材料を選定していき ます。選定について、ここで2つのことを私たちは提案します。. ・(2)自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きなことやものを聞いたりしようとする から1つ以上の題材を選定し、言語材料に “I like ~.”のあるものを選定すること。 ・(6)自分のする予定を相手に伝えようとする (7)自分のしたいことを相手に伝えようとする (8)自分のしなければならないことを相手に伝えようとする から1つ以上の題材を選定し、言語材料に “I’m going to ~.” “I want to ~.” “I have to ~.” の あるものを選定すること。 この2つのことは、第 1 部で述べた言語材料の留意点の(3)、(4)と深く関わっています。もう一度、 ここでその留意点をあげます。 子どもたちが地域・家庭・学校に根ざした自分(=私)を英語で表現できる授業の構築のために (1)「私=I」のことを表現できる言語材料を選ぶこと (2)「私=I」が地域・家庭・学校のことを伝達できる言語材料を選ぶこと (3)上の2点を考慮し、いろいろな場面で応用可能な言語材料を選ぶこと (4)「私=I」を表現できる日常的に使用頻度が高い言語材料を選ぶこと. (3)の「いろいろな場面で応用可能な言語材料」とは “I like ~.”のような言語材料のことです。“I like ~.” は「私=I」のことを表現できる言語材料であることは勿論、自分の好きなものを表したり、買い物のなどの 場面で自分のほしいものを表したり、それだけでいろいろな場面で応用可能な言語材料です。この意味で、 題材の選定には自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きなことやものを聞いたりしようとするか ら“I like ~.”を言語材料に選ぶことを提案します。 (4)の「『私 =I 』を表現できる日常的に使用頻度が高い言語材料」とは “I’m going to ~.” “I want to ~.” “I have to ~.”のような言語材料をさします。この言語材料は日常的に使用頻度が高いので、子どもたちは普 段の学習の中でもこの言語材料を使う機会がたくさんあると考えます。このことから、題材の選定には自分 のする予定を相手に伝えようとする、自分のしたいことを相手に伝えようとする、自分のしなければならな いことを相手に伝えようとするから“I’m going to ~.” “I want to ~.” “I have to ~.”のあるものを選ぶこと を私たちは提案します。. - 11 -.

(26) 以上のことに気をつけ、題材、そしてその言語材料を選定していくことは「子どもたちが地域・家庭・学 校に根ざした自分(=私)= I を英語で表現できる」ことにつながっていくと考えています。 では、8ページの単元・題材の数を参考に、第 4 部から題材とその言語材料を選定していきましょう。題 材と言語材料の例はこれが全てでは決してありません。題材もまだたくさんあり、またその1つの題材から 多数の言語材料があると言えます。子どもたちの実態に合わせて、よりよいものに変えていただければと思 います。言語材料については、「自分(=私)を英語で表現できる」ことは相手とコミュニケーションを図 る中で「表現できる」ことから、ダイアローグ(対話)で表記しました。. - 12 -.

(27) 題材の選定(. 年). 第 4 部から題材・言語材料を選びましょう 留意点 ・(2)自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きなことやものを聞いたりしようとする から1つ以上の題材を選定し、言語材料に “I like ~.”のあるものを選定すること。 ・(6)自分のする予定を相手に伝えようとする (7)自分のしたいことを相手に伝えようとする (8)自分のしなければならないことを相手に伝えようとする から1つ以上の題材を選定し、言語材料に “I’m going to ~.” “I want to ~.” “I have to ~.” のあるものを選定すること。. 番号. 題材. 言語材料. ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭. - 13 -. 備考(題材に合う活動など).

(28) まとめ ・カリキュラムの作り方では『小学校英語活動実践の手引』の英語活動の「活動のあり方」「学習内容」 を参照すること。また、その考え方は社会構成主義の理論とも重なるところがある。「学習内容」で は、そのより具体的なものとして第 1 部の言語材料の留意点を位置づけることができる。 ・実際の作成について 1.英語活動の目標を決めること 2.時数と単元数を決めること。留意点は以下のようになること。 ・基本的に1つの題材について3時間をかけて学習し、それを1単元とする ・基本的に「まとめの時間」を3時間以上設定する 3.場面(1)~(12)までを参考に題材を選定すること。留意点は以下のようにな ること。・ (2)自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きなことやものを聞いたりしようと するから1つ以上の題材を選定し言語材料に “I like ~.”のあるものを選定すること。 (6)自分のする予定を相手に伝えようとする (7)自分のしたいことを相手に伝えようとする (8)自分のしなければならないことを相手に伝えようとするから1つ以上の題材を選定し、 言語材料に “I’m going to ~.” “I want to ~.” “I have to ~.” のあるものを選定 すること。. - 14 -.

(29) 第3部 活動案の作り方 佐藤 吉文 札幌SIG. 3.1 言語を学ぶ大まかな活動の種類 英語活動の授業も他の授業と同じ「導入」「展開」「まとめ」の時間があると考えます。しかし、英語活 動ならではの学習活動の配列があると考えます。 それは「聞く活動」「言う活動」「友達とかかわる活動」という活動の配列です。. 聞く活動. 言う活動. 友達とかかわる活動. 「人は母国語の学習と同様に、まず初めにインプットすることが必要である」と主張したのは Krashen、 S (1985)です.これは、人が言語を学ぶ方法は主にメッセージを理解することであるということが根本理念にあ ります.いろいろと歴史的に論議を呼んできた input 仮説ですが、学ぶところは多いと思います.. 人は「意味を伝える」ために言葉を使います.音声にしろ、文字にしろ、言葉の構造は、私たちの「意味」 を引き出す働きをするためのものです.書かれた言葉は後天的なものですから、音声言語がまず、「意味を 伝える」最初にくることは言うまでもないでしょう。しかし、「意味」は音声言語だけで伝わるのではあり ません。 ・話をしている人の顔つき ・態度や周りの状況 ・人間関係 ・話している目的 なども意味を伝える重要な要素になっています.これらの要素は、音声言語に伴うものであるので、音声言 語が言語の基本的な形であることがわかります. 私たちは、生まれながらにして「言葉を理解して母国語の文法を作り上げていく能力」を持っていること は、ほぼ異論のないところでしょう.これは、習った母国語しか使うことができないという経験主義学習理 論を否定した認知主義学習理論の考え方です.チョムスキーは、この人間の能力のことを「普遍文法」と呼 び、限られた言語規則で無限に言語を生み出すことを証明しました.私たちの脳は確かに音声言語によって 「普遍文法」に結びついて特定の言語規則を作っていく機能があるのです.このことは、外国に対しても脳 の同じところと機能を使うと考えるべきでしょう.つまり、「聞くこと‐input」が外国語を使う能力を形成 していくということです.私たちが、経験的に「聞くこと」が大切だといっていることと合致します。 しかし、もう一つ覚えておかなければならないことがあります。それは「聞くこと‐input」は、授業で行. - 15 -.

(30) っているように、ピンセットで一個ずつ input していくことが効果的かどうかはわかっていないということ です.本来は、スコップですくい上げて、一気に input していくことが必要だといわれています.ここでは授 業の中に、子どもたちの興味・関心を引き出しながら、授業のまとめの時間に、input の時間や英語の定着の 時間として「リズム遊び」を設定しました。. まとめ ・英語活動の授業も他の授業と同じ「導入」「展開」「まとめ」の時間があること。 ・単元や1時間の授業の中で「聞く活動」「言う活動」「友達とかかわる活動」という活動の配列を段 階的に入れていること。 ・単元や1時間の授業の中に、input の時間と英語の定着の時間として「リズム遊び」を設定すること。 ・単元の終わりには、英語を「友達とかかわる活動」の場面を大切にしていくこと。. では、この考え方を単元の目標と重ね合わせながら単元構成そして1時間の活動案を考えていきましょう。. - 16 -.

(31) 3.2 単元構成の例 【単元名】. 「何色が好きですか?」(5 年生). 【単元の目標】. ・自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きのことやものを聞いたりし. ようとする. (1/3-3/3)What color do you like? I like ---.. 【言語材料】. (red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green) 【準備するもの】. ・CD(Song and Chants with Pictures)・CD プレーヤー ・タッチゲームシート・色カード(大)提示用 ・色カード(小)子ども用(人数分)・(子ども)筆記用具 ・小さな色カード(4色)・リズムボックス(オルガン). 【単元の計画】. の題材の場面を書 きます。 【言語材料】 では、 1単元で導入する 単語は7~8語程 度とします。. 1時間目. 児童の学習活動. 流れ. 【目標】は第4部. 導入 ・先生の英語の自己紹介を聞く. 活動の種類 ・聞く、言う活動. ・歌を歌う. ・あいさつ ・歌. ・本の読み聞かせ など 展開 ・先生が英語で言った言葉に対してそ ・聞く、言う活動. ・タッチゲーム. の絵に触れたり、指をさしたり、言 児童の活動の内容. ったりする。など ・先生の言うことを自分のことに置き ・友達とかかわる ・ステレオゲーム かえて友達と英語で話す。. の活動を選びま. 活動. す。. など ま. にそって太枠の中. ・習った言葉をリズムに合わせて、聞 ・聞く、言う活動. ・リズム遊び. ・歌は必ず歌うの. と. いたり、言ったりする。. ではなく、リズ. め. など. ム遊びなど、導. ・学習のふり返り. ・学習のふり返り. ・学習のふり返り. 入としてふさわ しいものにしま す。. 2時間目. ・使う活動につい. 児童の学習活動. 流れ. 導入 ・歌を歌う. 活動の種類 ・聞く、言う活動. ・前時の復習をする. ・あいさつ. 同じ活動を3時. ・歌. 間目にもすると. ・本の読み聞かせ など. 子どもたちも安. 展開 ・友達とコミュニケーションを図りな ・友達とかかわる ・カラーバスケット がら活動する。 など ま. 活動. ・習った言葉をリズムに合わせて、聞 ・聞く、言う活動. と. いたり、言ったりする。. め. など ・学習のふり返り. ては2時間目と. ・学習のふり返り. - 17 -. 心して取り組め ます。. ・リズム遊び. ・学習のふり返り.

(32) 3時間目 流れ. 児童の学習活動. 導入 ・歌を歌う. 活動の種類 ・聞く、言う活動. ・前時の復習をする. ・あいさつ ・歌. ・本の読み聞かせ など 展開 ・友達とコミュニケーションを図りな ・友達とかかわる ・カラーバスケット がら活動する。 など. 活動①. どの時間も「コ ミュニケーショ. ・友達とかかわる ・マッチングゲーム 活動②. ンを深めるため の活動」として リズム遊びなど. ま と め. ・習った言葉をリズムに合わせて、聞 ・聞く、言う活動. ・リズム遊び. いたり、言ったりする。など ・学習のふり返り. の時間を5分程 度設定します。. ・学習のふり返り. - 18 -. ・学習のふり返り.

(33) 3.3 1時間の授業の例. 英語活動 【単元名】. 「何色が好きですか?」. 【言語材料】. What color do you like? I like ---.. 活動案. (1/3). (red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green) 【準備するもの】. ・CD(Song and Chants with Pictures)・CD プレーヤー ・タッチゲームシート・色カード(大)提示用 ・(子ども)筆記用具・リズムボックス(オルガン). 【本時の目標】. ・色の英語表現に慣れ親しみ、友達の好きな色について興味をもつ。 ・色のついての歌を元気よく歌う。. 【本時の展開】(1/3). 児童の学習活動. 流れ. 導入 ・あいさつ. 学習内容と留意点 Hello. How are you? I’m fine / pretty good、 thank you.. ・先生の好きな色の紹介と色につ I like ---. What color do you like? いての話題提供 ・歌 展開 ・タッチゲーム. ♪“Rainbow” red、yellow、pink、blue、purple、orange、green. ①カードを見ながら単語を言っ たり、聞いたりする。. 1時間の授業で は同じ言語材料 を 「聞く活動」 「言 う活動」「使う 活動」の配列に 気を付けながら 活動を配置して. *始めは単語のみで行うが、慣れてきたら子ど. いきます。. ②先生の言った単語のカードを もたちに “What color do you like?”と先生に聞か 指さす。. せてから red. あるいは I like red. と答えるよ うにする。. ・ステレオゲーム. red、yellow、pink、blue、purple、orange、green. ①5~6人が前に出る。 ②同時に好きな色を言う。. ポとスモールス. *始めは単語のみで行うが、慣れてきたら聞い. ③前に出ている人の中から2~ ている子どもたちに “What color do you like?”と 3人を教師が選び、それぞれが 聞かせてから 前に出ている子どもたちが red. 何色を言ったのかをきている子 あるいは I like red. と答えるようにする。 どもたちに当てさせる。 ま. ・リズム遊び. ゲームではテン ッテプ(段階的 に難しくなるこ と)が大切です。 動作を入れた り、ルールを変. What color do you like?. えたりしながら. と. リズムに合わせて学習した英語 I like ---.. め. 表現を言う。. red、yellow、pink、blue、purple、orange、green. るようにしまし. ・学習のふり返り. *今日の授業をふり返って、自分でよくなった. ょう。. 楽しく学習でき. ところ、友達の頑張ったところなどをカードに 書く。 ・あいさつ. That’s all for today. Have a nice day. Thank you. You、 too.. - 19 -.

(34) 英語活動 【単元名】. 「何色が好きですか?」. 【言語材料】. What color do you like? I like ---.. 活動案. (2/3). (red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green) 【準備するもの】. ・CD(Song and Chants with Pictures)・CD プレーヤー ・色カード(大)提示用 ・色カード(小)子ども用(人数分) ・(子ども)筆記用具・リズムボックス(オルガン). 【本時の目標】. ・歌やゲームを通して色について自分から質問をしたり相手の質問に答えたりしようとする。. 【本時の展開】(2/3). 児童の学習活動. 流れ. 学習内容と留意点 Hello.. 導入 ・あいさつ. How are you? I’m fine / pretty good、 thank you. ・歌. ♪“Rainbow”. ・前時の復習をする. What color do you like? I like ---.. 単語や英語表現の練習をする。. red、yellow、pink、blue、purple、orange、green red、yellow、pink、blue、purple、orange、green. 展開 ・カラーバスケット ①円になり鬼は円の中に立つ。 ②鬼以外の子どもたちは色のカードをもつ。. *始めは単語のみで行うが、慣れてきたら子ど. ③鬼の言った色のカードの子が席を立ち、もといた場 もたちに “What color do you like?”と聞かせてか ら red. あるいは I like red. と答えるようにす. 所以外にすわる。. る。2つ、3つの色を同時に言ってもよいなど. ④席にすわれなかった子が鬼となる。. のルールを付け加える。 red、yellow、pink、blue、purple、orange、green. ・Green、 Green、 Red ゲーム (時間が余った場合) ①大きな円を作る。. *始めは単語のみで行うが、慣れてきたら子ど. ②鬼は一人、円の外側に立つ。. も一人一人が “What color do you like?”と鬼に聞. ③鬼は友達の方にさわりながら green あるいは red と き、鬼は green あるいは red と答えるようにす 言う。Red と言った鬼は進行方向ににげる。. る。Green と red の色を変えて行うこともでき. ④Red と言われた子は鬼を追いかけタッチする。. る。. ⑤鬼がタッチされたら、また鬼となり、タッチされない 場合は言われた子が鬼となる。 ま と. What color do you like?. ・リズム遊び. I like ---.. リズムに合わせて学習した英語表現を言う。. red、yellow、pink、blue、purple、orange、green. め ・学習のふり返り. *今日の授業をふり返って、自分でよくなった ところ、友達の頑張ったところなどをカードに 書く。 That’s all for today. Have a nice day.. ・あいさつ. Thank you. You、 too.. - 20 -.

(35) 英語活動 【単元名】. 「何色が好きですか?」. 【言語材料】. What color do you like? I like ---.. 活動案. (3/3). (red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green) 【準備するもの】. ・CD(Song and Chants with Pictures)・CD プレーヤー ・色カード(大)提示用 ・色カード(小)子ども用(人数分) ・(子ども)筆記用具・リズムボックス(オルガン)・小さな色カード(4色). 【本時の目標】. ・自分の好きな色を伝えたり、相手の好きな色を聞いたりしようとする.. 【本時の展開】(3/3). 児童の学習活動. 流れ. 学習内容と留意点 Hello.. 導入 ・あいさつ. How are you? I’m fine / pretty good、 thank you. ・歌. ♪“Rainbow”. ・前時の復習をする. What color do you like? I like ---. red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green. 単語や英語表現の練習をする。. red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green. 展開 ・カラーバスケット ①円になり鬼は円の中に立つ。. *始めは単語のみで行うが、慣れてきたら子ども. ②鬼以外の子どもたちは色のカードをもつ。. たちに “What color do you like?”と聞かせてから. ③鬼の言った色のカードの子が席を立ち、もとい red. あるいは I like red. と答えるようにする。2 た場所以外にすわる。. つ、3つの色を同時に言ってもよいなどのルール を付け加える。. ④席にすわれなかった子が鬼となる。. A:What color do you like?. ・マッチングゲーム. ①一人一枚好きな色のカードをもつ。相手にカード B:I like ---. red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green. が見えないようにする。 ②友達とじゃんけんをして勝った方が What color do you like?ときく。. *子どもたちの好きな色は様々なので、その英語. ③友達は I like ---.と答える。. がわからないときは日本語で答えることにする。. ④同じカードであればきいた子どもにあげる。違う 学習後の調べ活動につなげてもよい。 カードであればまた新しい相手をさがす。 ⑤同じカードを2枚集めたら、ポケットなどに入れ て次には使わない。カードがなくなったらまた新し いカードを1枚取りに行く。 ま と め. What color do you like? I like ---.. ・リズム遊び. red、 yellow、 pink、 blue、 purple、 orange、 green. リズムに合わせて学習した英語表現を言う。 ・学習のふり返り. *今日の授業をふり返って、自分でよくなったと ころ、友達の頑張ったところなどをカードに書く。 That’s all for today. Have a nice day.. ・あいさつ. Thank you. You、 too.. - 21 -.

(36) 第4部 題材・言語材料例 佐藤 吉文. 場面(1) 身の回りについて英語で聞いたり話したりしようとする 題材. 言語材料. 選定 チェック. A: What color is this? B: It is red (white, blue, yellow, black, green, orange, etc.) 果物 A: What is this? B: It is an apple (banana, peach, pear, orange, etc.) 数字 A: Let’s count a number. (Can you count a number?) B: One, two, three, four, five six, ten, eleven, twelve, thirteen, fourteen, fifteen, 時刻 A: What time is it now? B: It is ten fifteen. 曜日 A: What day of the week is it today? B: It is Monday (Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday, Sunday). 月日 A: What is the date today? B: It is March 1. (first, second, third, fourth, fifth, sixth, seventh, eighth, ninth, eleventh, twelfth, ) 体 A: Touch your head (hand, foot, shoulder, knee, toe, eye, ear, mouth, nose, etc.) 身の回りの A: What is this? もの B: It is a blackboard (a desk, a book, a pencil, a piece of chalk, …) A: Whose bag is this? B: It is my bag. A: Do you have a textbook? B: Yes. Here you are. 色. - 22 -.

(37) 場面(2). 自分の好きなことやものを説明したり、相手の好きのことやものを聞 いたりしようとする.. 題材. 言語材料. 選定 チェック. A: What subject do you like? (答に複数を期待するなら質問も sports になる) B: I like music (Japanese, social studies, math, science/ home eco, P.E., English, …) 果物 A: What do you like? B: I like apples. 食べ物 A: What do you like? B: I like spaghetti. 色 A: What color do you like? B: I like red. 好きなスポ A: What sports do you like? ※sport は複数形. ーツ B:I like baseball (soccer, .volleyball, tennis…..) A: What sports do you like? ※sport は複数形. B: I like to play baseball (soccer, .I like to learn English.) 教科. - 23 -.

(38) 場面(3) 自分がしたことを相手に説明しようとする。 題材. 言語材料. 選定 チェック. 休みに行っ A: Where did you go last Sunday? たところ B: I went to the supermarket. 旅行で行っ A: Did you go to a supermarket? たところ B: Yes, I did. No, I didn’t. したこと. A: What did you do yesterday? B: I went shopping with my mother. (I watched TV. It was fun./ I went downtown to do some shopping./ I studied English/ I played soccer/ I went to juku/ I helped my mother/I cleaned the classroom/….). 場面(4) みんなで楽しむことを見つけて表現しようとする. 題材. 言語材料. 選定 チェック. 誕生日. 運動会 雪祭り クリスマス. A: When is your birthday? B: It is on March 12th. A: Happy birthday, ---. B: Thank you. A: Let’s go red team, let’s go! B: Let’s go white team, let’s go! A: When is the Sapporo Snow Festival? B: In February. A: Do you have some candy? B: Yes, I do. / No, I don’t.. - 24 -.

(39) 場面(5) いろいろな活動を通して英語を使ってみようとする. 題材. 言語材料. 選定 チェック. いつもする A: What time do you get up? こと B: I usually get up at six.. A: What do you do after school? B: I go to juku three days a week. A: What do you usually do every Sunday? B: I play baseball with my friends.. 場面(6) 自分のする予定を相手に説明しようとする. 題材. 言語材料. 選定 チェック. 今日これか A: What are you going to do after school? らの予定 B: I am going to help my mother. 週末の予定. A: What are you going to help your mother with? B: I am going to do some shopping with her. A: What are you going to do next weekend? B: I am going to the department store with my father and mother. A: That’s great.. - 25 -.

参照

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