九州大学学術情報リポジトリ
Kyushu University Institutional Repository
[069]Bulletin of Research Institute for Applied Mechanics
http://hdl.handle.net/2324/4791845
出版情報:九州大学応用力学研究所所報. 69, 1990-02. Research Institute for Applied Mechanics, Kyushu University
バージョン:
権利関係:
欧 文 報 告 掲 載 論 文 抄 録
Reports of Research Institute for Applied Mechanics Vol. XXXVI No. 106 September 1989
シャーブな密度界面における熱塩対流
細 山 田 得 本 地 弘 之
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ソルトフィンガーおよび熱によって駆動される対流の2種類の熱塩対流を水平方向に動く板を有する 水槽を用いて実験的に調べた.ソルトフィンガーの芽の成長速度が,可視化によって測定された. 2種 類の対流による温度のゆらぎの時系列を測定した.時系列のゆらぎから相関次元を求め,ソルトフィン ガーに対しては, 1.49,熱によって駆動される対流は, 1.50となった.熱によって駆動される対流はベ ナード対流と基本的に類似している.このことからソルトフィンガーは,ベナード対流と,カオスの立 場から類似している.
寄 書
対馬海峡の小島の周りの水温日変化
本 地 弘 之 金 子 新 川 建 和 雄 水 野 信 二 郎 蒲 池 政 文 高 橋 実
1986年7月23, 24日両日対馬海峡小島,沖ノ島に於てCTD計測を行った.ここは,半日及び日周の 南西一北東方向の潮流が,北東に向う恒常的な対馬海流に重畳しているところである.本計測の目的は,
島の南岸にある漁港内の水温が 1 日 1 回減少するという高橋•他 (1986) によって見出された現象の発 生機構を解明することであった.高橋•他及び水野•他 (1986) による長期計測のデータを組み合わせ た計測結果は,冷水塊が漁港内に流入すること,即ち北東方向への流れが強くなった時島の北東側で冷 水塊が上昇し,流れが南西方向へ反転した時,それが漁港内に流入してそこの水温減少をひき起すとい
う解釈を支持していることが分った.