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図イ門江開発構想 と環境問題

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Academic year: 2021

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(1)

図イ 門江開発構想 と環境問題

金 堅

桂 木 健 次

Summar y:

I nt hi spa pe r

,

t heas pe c to ft hes ha do w o fTume nRi v e rbas i nPr o j e c t s i sputunde rs t udy.Thei nv e s t i gat i o nf o re nt e r pr i s e so ft hi sar e a r e v e al e dt hef ac tt ha tt heaut hor i t i e sne e dt ot a kes t e psmo r e

e nv i r o nme nt ala d j us t me nt s . Thepr o bl e mso ne nv i r o nme ′ nt alpr o bl e mso f

Tume nRi v e rbas i nPr o j e c t ss ho ul dbee xami ne df ur t he rf o rt hef ut ur eo f Nor t he as tAs i a. Thi spa pe ri si nac c o r danc ewi t ht heo r i gi nals ur v e y Mas t e rThe s i so fMr .Ji m, . Ji ana nd

̀

̀ Annua lRe por to fEnv i r o nme nt a lAs i a

( 2 0 0 2 ‑ 2 0 0 3 ) ' 'byCo ngr e s s

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f ort heEnv i r o nme nti nJa pa n.

Ke ywor ds:

図イ門江開発

( Tume nRi v e rbas i nPr o j e c t s )

生態環境

( Loc alEc o l ogi c a lEnv i r o nme nt )

立地企業 の環境意識

( Unde r s t a ndi ngo fEnv i r o nme nt a lMe a s ur e bye nt e r pr i s e s )

一章 、図例江開発構想

一節 図例 江 開発構想 の背 景

8 0

年代以来,世界の経済協力組織が急速 に発展 した。特 に欧州連合 と北米 自 由貿易協定 は,新 しい地域主義の趨勢である。 この

2

大統一市場の形成 に伴 い, 太平洋地区, アジア太平洋地 区,東 ア ジア地 区,北東 アジア地区の経済協力を 加速 して,経済共 同体, 自由貿易区,経済圏等の多種多様な経済協力形式を組

‑2 4 1(2 4 1)‑

(2)

織 して,

2

大集 団化統一市場 の形成 に対応 す ることが提案 された。 しか し北東 ア ジア諸 国 において は,政治制摩 お よび経済発展 の レベルが異 な る上 に,.韓 国 と北朝鮮 の関係 が現在 まで緊張 ・緩和 こ もご も出現 し, また, 日本 と北朝鮮 の 国交 が まだ樹立 されて いない。

一方,北東 ア ジア諸 国 には経済 に補完性 が あ り,経済発展,経済協力 の基盤 的条件 は潜在 的 にあ る その突破 口を切 り開 くために最 も良 い場所 を図僧 ( 豆満)江地 区 に求 め る動 きが1980年代 に生 じたの には,十分 な根拠 が あ る

同江 は源 を長 白山に発 し, 日本海 に流入 す る長 さ516kmの 中国,北朝鮮, ロ シア3国の国境河川 で あ る 流域面積 は約3万3,000kI, その内2万3,000k剥ま 中国 の領土 にあ る 図イ門江 の年 間総 流量 は69m3で, 平 均流量 は219m3/秒 で あ る。 下流 の川 幅 は300‑500mで, 主 要航路 の平均 深 さ3‑3.5mで あ る

し適宜 に唆諜す れば2,000‑3,000トンの川海直汽船 の航行 は可能 で あ る

ニ節 開発構想

(‑) 中国吉林省 の開発構想

中国東北三省 の内,黄海 に面 し,大連港 を窓 口にア ジア太平洋 との国際分業 関係 に身 を投 じた遼寧省 を別 とすれ ば,.内陸 の黒龍江 ・吉林省 は長 ら く対外 開 放 の恩恵 を受 けることがなか った。黒龍江省 が ロシア との長 い国境線 を通 して 経済 を活性化 し始 め る と,残 された吉林省 は, 当然 な ことなが ら,悲願 で あ る 日本海 へ の出梅航行権 を取 り戻 し, 図イ門江下流 の開発 を構想す るよ うにな る

古 くは瀞海 国 の時代(紀元6‑ 8世紀)か ら, 中国の図僧江 を通 って日本海沿 岸地域 と通商 して いた といわれ るが,近代 に入 って も1866年 の帝政 ロシア との

「中露嘩春東部境界約定」で も中国の航行権 は認 め られ,1938年 の 「張鼓峰事件」

で河 口が封鎖 され るまで, 中国 は航行権 を行使 していた。 その後第二次大戦 ・ 朝鮮戦争 ・中 ソ論争 のた卯 こ航行権 の回復 は実現 しなか ったが,80年代後半 か

らロシア との関係改善 が進 み, 出梅航行権 の回復 は現実味 を帯 びるよ うにな っ た。 これ を受 けて, 中国の地理学者 や河川 ・港湾 の専 門家 が図イ門江 の調査 を組

‑ 242(242)‑

(3)

織 的に行 うよ うにな り, その結果 を踏 まえて流域 の開発構想が練 り上 げ られ る に至 ったのである

ところで, 中国吉林省 の開発構想 は, 日本海への出梅航行権 を得 て,図イ門江 流域 の中国領最下流部 の防川 に港 を建設 し,港か ら朝鮮領 の河 口までの

1 5 k

mを 渡藻,河幅拡張 して大型船舶 の航行 を可能 にす ることで, 日本 の 日本海沿岸地 域 との直接経済交流 の途 を追求 しよ うとい うものである 吉林省産 の とうもろ こ し ・大豆 とい った農産物 は, これまでのよ うに大連 を経 由せず とも,防川落 か ら直接 日本 に輸 出す ることができると構想 した。 もちろん, そのためには防 川新港 までの鉄道 や道路 の敷設 が不可欠 である 鉄道 は;朝鮮 の鉄道 と連結す る図イ門間では戦前 か ら敷設 されてお り,図イ門と嘩春 との間の鉄道 も建設 ・開運 をみた。嘩春 か ら防川 まで さらに75kmの鉄道敷設 がなれば,防川新港 は鉄道で 中国国内は もちろん, モ ンゴルや シベ リヤ鉄道 を経 て ヨー ロ ッパ とも結 ばれ る ようになる こうして防川新港 は,吉林省の 日本海への出口となるだけでな く, モ ンゴルの 日本海への出口で もあ り,かつまた′ヨーロッパへの 「ラン ド・ブ リッ

ジ」 の入 り口ともな る。 ラ ン ド・ブ リッジの起点 とい うことになれば,輸 出加 工 区を設置す ることで,・日本 か らの部品 ・原材料 を組立 て加工 して ヨー ロ ッパ へ輸 出す ることも可能 になる 吉林省の図イ門江開発構想 はモ ンゴル も巻 き込み, ラン ド・ブ リッジ構想 まで生み出す ことにな ったのである。加えて,吉林省 は, 敬信 とロシアの ポ シェ ッ ト・朝鮮 の羅津 を結 ぶ

1 , 0 0 0 k

dの 「小 デル タ」 を,商 品 ・資本 ・人の自由な移動を認めた 「経済特 区」 とし,モンゴルも含めた関係 四 カ国で共 同開発 という構想 も提唱 した。 この構想は当時

UNDP

に支持 された。

この開発構想 の実現可能 にとって最大 の問題 は資金調達 であ った。

(ニ)朝鮮の開発構想

図僧江 は朝鮮 では 「豆満江

と称 されているが,朝鮮で も, その開発 に関す る内部討議 が

1 9 8 8

年以来続 け られてきた。 中国 とは違 い, 自国内の開発 は独 自 の計画 で推進すべ きで,協力 と調整 は副次的な問題 であ るとす る朝鮮 は,

1 9 91

‑2 4 3(2 4 3)‑

(4)

1 2

月 に, 国境地域 の羅津/先鋒 を中心 とす る

621 k

I丘を 「自由経済貿易地帯」

に指定 し,対外 開放す るに至 った。外資 の導入 によ って,政治体制 にはで きる 限 り影響 を及 ばず に経済 の活性化 を促 したい と願 う朝鮮 に とって は,東北 ア ジ アの中心 に位置 し,欧州への ラ ン ド・ブ リッジの起点 とな り得 ると同時 に,首 都平壌 か ら遠 く離 れた辺境 の地 である羅津 ・先鋒地 区 は,対外開放 には打 って 付 けの地域 だか らであ る

朝鮮 の 「自由経済貿易地帯」 の具体 的開発計画 は,次 の概要 である。

I① 滑津 ・羅津 ・先鋒港 の国際 自由港化 : 「自由経済貿易地帯」 に属す る羅 津 ・先鋒港,清津港 を 自由港 と して開放す る。

港湾 の整備 と能力増強 :長期 的 には,滑津港 と羅津港 の両港 の能力 を合 わせて

5 , 0 0 0

万 トンに増強,加 えて雄 尚に

5 , 0 0 0

万 トン規模 の原油 ・コ ンテ ナ 専用港 を新設 し (現在 は先鋒港が原油を,雄基港が木材を専門に取 り扱 っ

てい る), この地域 の総港湾能力 を

1

億 トンとす る。

都市 の建設 : 「自由経済貿易地帯

の現在 の人 口は

1 3. 1

万人 であ るが, 羅津市 と先鋒 の市街地 を連結 して

7 5

万人 の商業都市 を, また雄 尚の新港建 設 によ り25万人規模 の新都市 を建設す る。

鉄道 の整備 :国境地帯 には全長405kmの循環鉄道網 (清津 一先鋒 一南陽 一 訓戒 一豆満年 一羅津 一清津) があ り,南陽で中国の図イ門,豆満江 で ロシア のハ サ ンと連結 しているが,第一段 階 と して,

i 6 8 km

電化,羅津 一訓戒 間

1 2 6 km

の複線化,訓戒 一中国嘩春 間の鉄橋復 旧,三鋒 一中国開山屯間の鉄 橋復 旧,豆満江 ‑ハサ ン間の鉄橋増設 を行 う 第二段 階 と して,古茂 山一 訓戒 間

1 6 9 km

の複線化 を行 う。 その結果, この地域 の貨物輸送能力 は

1

8 9 0

万 トンに増強 され る

道路 の整備 :羅津 ‑セ ビ ョル間

71 km

,羅津 一豆満江間

1 8 km

,清津 一南 陽間

1 31 km

に高速道路 を建設 し, 中国の図イ門・嘩春, ロシアのハ サ ンと連 結す ることで貨物輸送能力 は年 間

6 , 0 0 0

万 トンに増強 され る。

空港建設 :西蕃湖 の近 くに国際空港 を建設す る。

‑2 4 4(2 4 4)‑

(5)

観光 開発 :西蕃湖 ・東蕃湖等 は豊 かな 自然 に恵 まれているので,観光開 発 し,年間数百万人 の観光客 を誘致す る

以上 に見 たよ うに,朝鮮 の開発構想 は,港湾 ・鉄道 ・道路 な どのイ ンフラス ト ラクチ ャーを整備 し,外資 を導入 して経済 の活性化 を図 ろ うとす る もので,清 津港 と羅津港 の整備 を行 うとともに国際空港 の建設 に93年後半 か ら着工す ると い う構想 であ った。 この計画 は一 つの前提条件 が あ る。 それ は,清津港 ・羅津 港 ともに, ロシア と中国の港湾施設利用 の増大 を見込 んでいることである 鮮 は,吉林省 の利用 を見越 して,50万 トンの穀物倉庫 を清津港 に設置 している

ところが,政治経済 の混乱 が ロシアの貿易取 引を萎縮 させて きて, また吉林 省 も清津港や羅津港 を利用す る意 向がな く,朝鮮 の期待通 りには行 かなか った。

港湾 の利用拡大 が見込 めな けれ ば,稼働率 の低 い清津港 ・羅津港 の整備拡張計 画 は意味 を持 たな くな る それはまた,外資 に とってイ ンセ ンテ ィブの消失 を 意味 し,「自由経済貿易地帯」 の構想 を無意味 にす る。

(三)UNDPの開発構想

UNDP

9 1

7

月, モ ンゴルの ウラ ンバ ー トルで, モ ンゴル ・中国 ・韓 国 ・ 朝鮮 の参加 を得 て国際会議 を開催 したが, この会議 で図イ門江流域 開発 が関係 国 の最 も関心 の あ るテーマ と して取 り上 げ られ た。 これ を受 けて,

UNDP

の専 門家 チームは 「図僧江流域 開発 ・調査 ミッシ ョン報告書」 を作成,

1 0

1 6‑1 8

日に平壌 で開かれた関係 国会議 に提 出 した。

UNDP

は, 図イ門江 デル タ地域 q)戦 略的重要性 に着 目す る。 その開発計画 で は, 中国の嘩春 ・ロシアのポ シェ ッ ト・朝鮮 の羅津地帯 を開発 し, イ ンフラス トラクチ ャーを整備 して,20年以内に人 口50万人規模 の都市機能 を備えた産業 ・ 流通 の一大拠点 とす るために,以下 の よ うなイ ンフラスクチ ャ‑投資が必要 だ

と していた。

沿海 ター ミナルの建設 と整備 :効率 と規模 の利益 を実現 す るために,各

‑2 4 5(2 4 5)‑

(6)

種貨 物 が一 ヶ所 で処理 で き る海 港 ター ミナル(コ ンテ ナ ・バ ラ積 み貨 物 ・ 一 般 貨 物 ・石 油 ・石 炭 ・原 油 ・ロー ロー ・木材 ・旅 客 の各 ター ミナル) 建設 と整備 (コス ト

4 0

億 ドル)

河川港 の建設 :図イ門江 の貨物運行 のため の河港 建設 (コス ト

1 0

億 ドル+

定期 的 な渡深費用)

内陸 ター ミナル の建設 :海港 か らの鉄道貨車 の入 れ替 え と後背地 へ の列 車編成 のための操車場 の建設,列 車 か ら トラ ックへ の積 み替 え施設 の設備, お よび トラ ック配送 セ ンターの建設 (コス ト

1 0

億 ドル)

空港 の建設 :小 デル タ地域 に国際空港 を建設 (コス ト

2 0

億 ドル)

貨物列車 システム :

1 0 0

両編成 の

1 0 0

トンバ ラ積 み貨物 お よび二 階立 て コ ンテナ貨車 の運行 (コス ト

2 0

億 ドル)

鉄道 の改修 と敷設 :すべ ての港湾相互 間 を連絡 す る鉄道 お よび中国 ・モ ンゴル をつ な ぐ鉄道 の敷設,海港 と内陸港 をつ な ぐ鉄道 の広軌 ・標準軌兼 用 へ の改修 (コス ト

2 0

億 ドル)

1 東北 ア ジア諸 国 の相互補完性

資金蓄積 .先進技術 .移動可能な先端機械 .‑イテク工業製岳の 用穀物 と農産 品の不足 労働力 のエネルギーと工業原料の不足飼料 ′ 存在∴豊富な経営経験 相対的不足

ロ シ ア 森林資源 .非鉄金属鉱物資源, .農産物 .消費財 の深刻 な不足資 極 東.部 鉄鋼 .肥料等 の重化学工業 品の .存在 営技術の後進性

中国東 北 豊富な農産物 (シ .食 肉 .果実等) と石油 .大豆 ..トウモロコ 資本 .技術 .先端機械 の不足経1石 営技術 の後進性一部鉱物 資源 と 炭, 一部繊維製 品 .建築 材料 .薬,豊富な労働力 インフラの相対的不足

鉱物資源..水産 資源の存在単純 資本 の不足, 農産 品 .軽工業 品 加工 品 と∵部工業 品, 労働力の

存在 の不足技術 .機械の後進性

存在,‑イテク製品の存在 飼料用穀物の不足

(担所)「図イ門江流域開発 ・調査 ミッション報告書」1

9 9 2

2 4 6(2 4 6 ' )‑

(7)

道路網整備 :立体交差 ・

4

車線 の地域間高速道路網 と,

3

車線 の地域 内 道路網, イ ンターチ ェンジを備 えた

2

車線地域 内道路網 の建設 (コス ト

2 0

億 ドル)

地域 開発 :人 口規模

5 0

万人 の都市生活 に必要 な住宅 その他 のイ ンフラス トラクチ ャーの整備 (コス ト80億 ドル)

電力供給 :豊富 な石炭 を利用 した,

1 2 0 0

メガ ワ ッ トの火力発電所 を三 カ 所建設 (コス ト

2 0

億 ドル)

⑩ ′通信施設 :光 ファイバ ー通信網 に接続 し得 る通信網 の設置 (コス ト

1 0

ドル)

上水道設備 :日量

5 0

m

3の飲料水需要 に応 じえ る水処理施設 の建設 (コ ス ト

1 0

億 ドル)

廃棄物処理施設 :産業廃水用 と家庭廃水用 の二種類 の下水処理施設, お よび ごみ埋 め立 て処理施設 の建設 (コス ト

1 0

億 ドル)

人 的資源 開発 :大学 に分校 と職業訓練学校 を含 む大規模 な教育 セ ンター の建設 (コス ト

1 0

億 ドル)

2

各種 イ ンフラ整備 の コス ト評価

(単位 :億 ドル) イ ンフラの区分 コス ト評価額

.地域 開発関係 イ ンフラ .

1 3 b

輸送 関係 イ ンフラ

1 1 0

教育 関係 イ ンフラ

以上小計

2 5 1 0 0

伸発費用

‑ . 5 0

(出所)前表に同 じ

以上 の諸施設 の建設 には,偶発 的 コス トも含 めて評価 コス ト

3 0 0

億 ドルが見 込 まれ, さ らに多 くの経費支 出が考 え られ る。期待 は 日本 に集 まった。

日本 の財界 も一 時, 「図イ門江 開発」 に興味 を示 し,

9 2

6

月 に 「北東 ア ジア

ー2 4 7(2 47)‑

(8)

経済委員会」 を設立 した。

9 3

1

月 には約

2 0

の企業 ・団体が新 たに加わ り, ま た経団連 も参加 ・協力 を表明す るに至 って,漸 く日本側の受 け皿が出来上が っ た。 しか し, 日本 にとって も

3 0 0

億 ドルは巨額 である フィジビリテ ィ ・スタ デ ィの結果,計画 その ものが大 幅 に見直 しされ ることも予測 され る。事実,

北東 ア ジア経済委員会」 も,現時点では,「中ロ国境鉄道敷設計画」以外 には 関心 を示 していない。

構想 の実現 に阻んでいるのは資金問題 だけではない。 中 ・ロ ・朝の関係三 カ 国が小 デルタ地帯の主権 を放棄 しない限 り,港湾 ・空港 ・中核都市等を どこに 建設す るか とい う問題が残 る 各国 ともに, 中心 となる施設 は自国領 内に誘致 したい と強 く望 むか らであ る。

UNDP

は この間題 を解決す るために 「計画管 理委員会」 を設置 して関係各国 と協議 しているが,問題 は依然 として未解決の

ままに経過 した。

三節 計画 と主体の変化

2

, 第

3

回の

PMC ( Pr ogr a mmeManage me ntCo mmi t t e e

, メ ンバ ー) は中国, ロシア,朝鮮,韓国, モ ンゴル)で討議 された リースによる国際公社 案 は,国際都市建設 のための理想的な開発手法であるものの,領土の主権問題 や リースに関す る法律問題 な ど複雑問題が多 いことか ら,運営方式や株主構成 な どで各国の足並 みがそろわなか った。 そのため,

9 4

7

月 のモスクワでの第

4

PMC

において,一上述 の

3 0 0

億下ル計画が正式 に放棄 され,,よ り現実的な 事業か ら漸進的に開発 を進 めることが新 たな基本戦略 とな った。

9 6

4

月,第

1

回 「調整委員会」 および 「諮問委員会」が北京で開かれ,両 委員会の常設 に事務局 として 「図イ門江開発事務室」が北京 に設立 され ることが 決 ま り,図イ門江開発計画が準備段階か ら実行段階 に入 った ことを確認 された。

図僧江下流部の開発計画が始 まってか ら

1 0

年間, 日本 と韓国の経済の不況, ロシア ・朝鮮経済の低迷,中国の西部開発,アメ リカ景気後退 と世界的な不況, とい った予想外の事態が続 き,各国間の経済交流が急速 に拡大す るとい う冷戦

‑2 4 8(2 4 8)‑

(9)

終結 の楽観論 は しぼんで しまらた。

図僧江開発の うち,国際都市建設 とい う当初 の案 は消滅 したが, 中国吉林省 か らロシア ・ザル ビノ港へのアクセスの整備が進み, この地域では着実 に開発 が進展 している また,朝鮮 は中ロに隣接す る羅津 ・先鋒地域 を対外開放地 区 に指定 し,政治 ・経済環境が好転 すれば発展の可能性 を秘 めている この

1 0

あま りの間に内外の状況が変 わ った とはいえ, この図イ門江下流部 の開発 の意義 や可能性 は減 じていない。

第四節 ・開発の進展

嘩春 は,

1 9 91

1 1

月 に国務院によって 「甲級開放都市」 と宣言 され,外国人 が ビザな しに自由に嘩春 に進 出できるようにな った。

1 9 9 2

年 にはさらに 「内陸 国境 開放都市」 と宣言 され,「沿海開放都市

と類似す る政策 を享受 し,嘩春 国境協力開発区が特別区政策 を享受す ることを国務院は認可 した。

ロシアのウ ラジオス トクは長 い間,軍港で外国人が 自由に進 出できなか った。

1 9 9 2

1

月 ロシア噂ウラジオス トク国外 に開放す ることを宣言 し, ロlシア政府 は相次 いで, ナホ トカ, ウラジオス トクとハサ ン自由経済地域の設立 を認可 し た。 旧 ソ連 とロシア政府が国連工業開発機構

( UNI DO)

に制定 を委託 した大 ウラジオス トク自由経済地域計画 は

1 9 91

1 1

月 に公布 された。極東地域の開放 を加速化す るため, ロシア政府 は,極東の大国境区 と国境州 に対 し, 中国 ・ロ シア国境貿易制限 を取消 し,貿易形式 はバーター と現金貿易を言 う貿易形式 を 許 し, また輸 出量全体 の

3 0%

資源 をモスクワの許可書な しに輸 出す る権利 を こ の地域 に授与 した。

朝鮮 では,

1 9 91

1 2

月,政府が面積

6 2 1

平方 キ ロメー トの羅津 と先鋒 を 自由 経済貿易地帯 と宣布 し,同時に清津港 と羅津港 を 自由港 と宣布 した。羅津 ・先 鋒 自店貿易地帯の

2 0

年計画が立て られ,

1 9 9 2

年 に 「外国人投資法」,「合作法」,

外国人企業法

な どの外資導入 の法律 を正式 に認可 した。

モ ンゴル政府 はチ ョイパルサ ンを 自由貿易地域 と決定 した。 同時 にチ ョイバ

‑2 4 9(2 4 9)‑

(10)

ルサ ンと中国のアル シャン鉄道の連結 を期待 して,モ ンゴル東部 と図イ門江地域 の密接な連携 を要望 した。

嘩春市建設の進展 について掘 り下 げる。

1 9 9 2

3

9

日,国務院が嘩春市 をさらに開放す ることを決定 した後∴嘩春 市 は飛躍的発展を とげた。

1 9 9 3

5

1 7

日に吉林省政府 は省が管理す る下記の権限を嘩春市 に移管す る ことを決定 した。即 ち第

1

に,計画都市直接 に省の計画の割当に組み入れ る

2に, 国境貿易 の単独割 当 と輸 出入商 品 に対 す る特別取扱 い, 第 3に,

1 , 0 0 0

万 ドルの合資 (合弁),協力 プロジェク トお よび

3 , 0 0 0

万 ドルのイ ンフ ラ 建設 と技術改造 の審査,認可権 限。第

4

に, ロシアに対す る

2 0 0

万 スイスフテ ン以下 の請負契約,

1 0 0

人以下 の労働力輸 出審査 と認可。第

5

に外資企業営業 許可。第

6

に嘩春の機関,企業,事業体が ロシア,北朝鮮 に出張す る時の審査 と認可。第7に省 と同筆の土地使用の審査 と認可権限。第8に,国内会社 グルー プ化 の税金の減軽 と免除の審査 と認可権限。第

9

に,業準所な どq)機構の審査 と認可。第

1 0

に,株式制度試行の審査 と認可。

吉林省政府 は嘩春市 に,土地の貸出の認可,税金免除,対外貿易,三資企業, 金融な どの分野 において,

2 0

条の特殊政策 を授与す る政策 を取 った。

この結果,嘩春の交通建設 は大 きな進展を とげた。

1 9 8 7

年 まで,図僧市か ら 嘩春 に行 くには砂利の山地道路 しかな く, 自動車で行 くな ら約2時間か か った。

1 9 8 8

年 に長 さ

6 1 k

mの図例か ら嘩春 までの図イ門江 に沿 う国家

2

級 自動車道路が開 通 したので, 図イ門か ら嘩春 まで

1

時間 に短縮 され,嘩春 の開発 と開放 に大 きな 役割を果た した。

長 さ

6 5 k

m,投資

3

億元余 りの図イ門嘩春間鉄道 は

1 9 9 3

年 に全線が貫通,

1 9 9 4

に運営 された。 また, 中国, ロシア鉄道の連結 のため,嘩春‑ マハ リンノ間, 長 さ

4 4 k

mの鉄道の内, 中国担当区間の基礎工事が完成 され,

1 9 9 4

年末 に全線貫 過,

1 9 9 5

年 に運営 された。

‑2 5 0(2 5 0)‑

(11)

また, 延 吉 空 港 が

1 9 9 3

年 に拡 張 され た。 拡 張後 の延 吉空港 にはボー イ ング

7 0 7

,

7 3 7

,

7 6 7 ∴MD8 2

な どの大,中型飛行機 が離着 陸す ることがで きる

。 1 9 9 3

1 1

8

日,定期便 が回復 されたため,北京 か ら嘩春 まで は

4

時間以 内に短縮 さ れ,長春 か ら嘩春 まで

3

時間以 内に短縮 されて い る

1 9 8 5

年 までの,嘩春市 の建築面積 の年 間増 は

1

m

2に過 ぎなか っ串が,

1 9 9 3

年 の建築面積 の年 間増 は

6 0

m 2

に達 し,

1 9 8 5

年 の嘩春市建築面積 の

1 0

倍 に相 当 す る

認可 された企業 は

2 1 2 5

,既 に登録 した もの は

1 5 9 8

件 であ る

( 1 9 9 2

3

月 まで

9 9

件 しかなか った)。嘩春 の

GDP

は,

、1 9 9 1

年,

3

7 , 0 0 0

万元 で,年 間成長率

5 1 . 6%

,

1 9 9 3

年 の成長率 は

5 6. 9 %

で あ る

。 1 9 91

年 の嘩奉市 の

1

人 あた り

GDP

は, 吉林省全体 の

8 2 %

で遅 れ た地域 で あ ったが,

1 9 9 3

年 には吉林省 の

1 6 0%

記録 して いた。 と くに同市 の対外貿易成長 は非常 に速 く,

1 9 9 3

年 には既 に

1 4

元 に達 した。

総括 的 にみて,

1 9 9 2

年 か ら数年 間 にわた って,嘩春 は急速 に発 展 した。

二幸 図例江地区環境問題 の現状

図イ門江地 区は経済面 で大 きい発展 を迎 え よ うと してい るなかで,経済 開発 の 成果 と資源,環境,社会発展 との調和 が一 つの大 きい課題 とな って い る。

一節 図m江地 区の生態環境 の基本特徴 (‑) 自然資源利用疾況

1

.気候資源

図イ門江地 区の気候 は温帯大 陸性季節風気候 で,冬 は西北風 が多 く,′夏 は 東南風 が多 い。 日本海 の影響 を受 けで冬 は寒 くな い し,夏 は暑 くな い。 図 門江沿岸 は常 に春 の大風 (挙節風) の影響 を受 け耕地 の表土 の風沙化進 ん で い る 低温化 が この地域 の農業生産 に不利 な影響 を もた らして い る

‑2 5 1(2 51)‑

(12)

2

.土地資源

1 9 9 3‑1 9 9 4

年 の調査 によると,本区の総土地面積 は

1 , 0 2 2 , 8 8 6. 5

ヘ クター ルである。 その中,農業用土地面積 は

1 8 3 , 5 9 8. 4 8

ヘ クタール,全土地面積

1 7 . 9 5%

,林用土地面横 は

8 2 1 , 8 5 4. 0 8

ヘ クタール,全 区土地面積 の

8 0 . 3 5

%,牧地用面積 は

1 7 , 4 3 3 . 91

ヘ クタール,全 区総土地面積 の

1 . 7 %

を しめて いる。土地 の利用 か ら見 ると, 図イ門江地 区現有 の耕作地面積 は

1 1 0, 1 8 2 . 9

ヘ クタール,全区土地総面積の

1 0. 8%

占 めている 一人 当た りの耕地面積

1 . 7 5

ムー,吉林省 の一人 当た り平均耕地面積

( 3 . 5

ムー) の半分 もな ら ず,全 国一人 当た り平均耕地面積

( 1 . 5

ム.‑) に近 い。現有 の果樹 園面積

1 1 , 0 1 9 . 2

ヘ クタール,一人 当た り果樹園 面積 は

0. 1 7 5

ムーである これは 全省全 国の平均水準 を上 回 ってい る 現有 の林土地面積 は

7 8 6, 3 5 0. 3

ヘ ク タールで全 区総土地面積の

7 7 %

を占めている 現有の牧地面横 は

2 0 , 3 3 1

クタール,総面積 の

2%

にな らない。全区の未利用土地面積 は

3 6 , 2 9 4

ヘ ク タールで,全区土地面積の

3 . 5 5 %

を占めている

3

.水資源

図イ門江 は中,朝, ロ三国境河, この区域 の最大の河流である 長 白山を 発源 し,和龍,龍井,図イ門,嘩春 を流れ嘩春の防川か らロシアに入 りその 後 日本海 に注 いでいる その長 さは

5 0 5 . 4 k

mで, 早,朝境河 の部分 は

4 9 0 . 4 k m

で,

1 5 k m

は朝, ロの境河 にな っている 流域総面積 は

3 3, 1 6 8. 4

平方 キ ロ

メー トルで中国流域面積 は

2 2 , 8 61

平方 キ ロメー トルである 流域 内の支流 は喝 呼河,嘩春河,布ホ吟通河,海蘭河等である。大気降水等の気候要因 や地形特徴 の影響 を受 けて河川の流量変化が大 きい,豊水期 と枯水期 の流 量 の差が特 に著 しい。開山屯ダムの史上最大の洪水量 は

2 , 7 2 0m3 /

秒で,最 小流量 は

2・ 2 7m3 /

秒 しかない。三道内 ダムの最大 の洪水量 は

5 , 6 7 0m3 /

秒で, 最 小流量 は

0 ・ 0 8 9m

3/秒 だ けで あ る.磨盤 山ダ ムの史上 最 大 の洪水量 は

2 , 6 3 0m3 /

秒で,最小流量 は

0. 3 2m3 /

秒である 毎年

7‑ 8

月 は豊水期で,

1 2

‑ 3月 は渇水期である。

一 一2 5 2(2 5 2)‑

(13)

図イ門江地 区のダム資料 によると, この地 区の歴年平均地表流量 は

2 8 . 1 3

m

3で, その中,延富市 は

1 . 9 8

龍井市 は

3 . 7 8

m3

, 図イ門市 は

2 . 2 3

m3,嘩春市

2 0 ・ 1 4

m

3である 一人 当た りの地表水 の資源量 を見 ると,嘩 春市が一番高 く,延富市が一番低 い。

図イ門江地 区の地下水資源 は,各都市各部 門の計算 によ畠と,延富市 は

0. 41

m3

,龍井市 は

1 . 3 5

m3

, 図m市 は

0. 4 8

億 m3,嘩春市 は

3. 8 6

億 m3であ 全 区の地下水天然資源量 は

6 . 1 0

m

3七,利用 で きる資源量 は

2 . 1

億 m3 である

1

が表 わす ように,一人 当た りの水資源 占有量 は延富市が

6 6 0m3 /

人, 龍井市が

1 , 6 0 0m3 /

人, 図イ門市が

1 , 6 7 0m3 /

人,嘩春市が

1 0 , 7 3 5m3 /

人 でJぁる 嘩春市の水資源量が全国の平均

( 2 , 6 5 0m3 1

人) の四倍で,他 の三つの都市

は全国の平均 を下回 っている

3

図m江地区水資源量比較

( 1 9 9 6 )

区域 地表水現地産水量 地下水利用可能資源量 .. 一人 当た り水量 (

m 3

/年) (

m 3 /

午)

( m3 /

A)

‑延富市

1 . 9 8 0 . 2 1\ . 6 6 d

龍井市

3 . 7 8. 0 . 6 2 1 6 0 d

図イ門市

2 . 2 3 0. . 1 0 1 6 7 d

唾春市 吉林省

2 0 . 1 4 1 . 2 b 1 0 1 2 8 6 7 3 5 5 5 0 0

4.

生物資源

図僧江地 区の生物資源 は豊富 であ る 森林面積 は

7 8 6 , 3 5 0 . 3

ヘ クタール で,総土地面積の

7 7 %

を占めている その中,嘩春市の森林面積が一番広 く,総土地面積の

8 4. 6%

を占めていて,延吉市が最 も狭 く,総土地面積の

6 声 . 4%

を 占めてい る 一人 当た り森林面積 は嘩春市 が

2 ・ 1 8 9

ヘ クタール, 延富市 は

0. 1 4 6

ヘ クタール しかない。本地 区の草地資源 は豊富ではない, しか し冬暖夏涼の気候条件 は牧草 の生長 に有利セある その草地 の大部分

‑2 5 3(2 5 3)‑

(14)

は低 い山に集 中 して,牧業 の発展 に好条件 とな っている 草地資源 の開発 利用状況 は表4で示 している 草地利用 は延吉 と図イ門が比較的広 く,嘩春

と龍井 は利用度 が低 く,開発 の余地 がある

4 図例江地区草地資源 と利用開発状況

ha (% ) ( % ) ( %) (% ) (% )

(

% )

龍井市

2 4 5 2 0 . 7 1 . 61 3 4. 0 4 0 . 01 6 2 . 81 1 . 5 4

9 0 . 8 5

図イ門市

81 4 3. 3 5」 9 8 2 9. 6 9 ‑ 4 3. 5 2 1 0. 81

8 0. 3 5

出所 延辺朝鮮族 自治州国土室資源資料報告

1 9 9 0

図イ門江地 区は野生経済動植物資源が豊富である。野生経済植物 中,野生 薬用植物 が

8 6 2

種類,食用植物 は

31 7

種類 があ る 蜜源植物 が

2 8 2

種類 あ っ て,密生工業原料植物 が

3 8 2

種 あ′ 観賞用植物が

1 0 0

種で,香科植物が

9 8

種 あ る 野生薬用動物 は

1 7 3

種類 あ って, その中少 ない一部分 が開発利用

して製品化 されたほか大部分 は未開発利用 の状況である

図イ門江地 区の水産資源 は,以前 は豊富であ った。資料 によ,ると図イ門江漁 業 は

3 0

年代 には専業漁民 がいた。嘩春市 だけで毎年魚産量

か2 , 0 0 0

トンに 達 した。 図イ門江の魚類 は鮭 な どの8種類 である 図イ門江下流 の支流嘩春江 は鮭 の主要産地 で,

1 9 4 0

年前後鮭 の年捕獲量 は数十万匹以上 あ ったか,図 門江 の水汚染 と過度捕獲 によ り漁菓資源 が厳 しく破壊 され た。

1 9 8 0

年 〜

1 9 9 0

年 にな ると,嘩春江の鮭捕獲量 は毎年

3 0 0

匹か ら

4 0 0

匹で,以後,図イ 江の漁業資源 は枯渇 に面 している。

‑2 5 4(2 5 4)‑

(15)

5

.鉱物資源の潜在力

図イ門江地区の鉱物資源 は比較的に豊富であ り,吉林省鉱物資顔の主要産 地 の一つである 発見 された鉱物 は石炭,金,銀,鍋,秩,鉛,大理石 な どの30種類,開発利用 された鉱物 は10種類以上 である これは本区の経済 発展 の需要を保障す るだけではな く,輸 出資源で もある

金鉱 は本区の優勢鉱種の一つである 発見 された鉱 山は

5 8

ヵ所,埋蔵量

6 0

トンに達 している 今採掘 中の主要鉱 山は楊金拘金鉱,開山屯里洞金 鉱,柳樹河子砂金鉱な どである

石炭 は本区に最 も広 く分布 し,埋蔵量が最 も多 い鉱種であ̲ 発見 した 鉱 山は

6 0

ヶ所で埋蔵量が

9

億 トンを超え,吉林省の重要な石炭産地である

石炭 の主要分布 は嘩春市,その分布面積 は500krである

玄武岩 は図イ門江地区の開発 の潜在力がある非金属 の鉱種で,その分布 は 嘩春市 にあ り,開発価値 は非常 に高 い。

総合的に見 ると図イ門江地区鉱物種類 は多いが,資源を十分 に利用できず, 資源 を浪費 し,環境 を汚染す ることもある。石炭 の採掘 によ り地面沈下, 地下水汚染問題,金鉱 の採掘 による水土流失問題 な どが存在す る。

(ニ)人 口分布

人 口の圧力か らの生態環境破壊が相 当厳 しい。図イ門江地 区の建国初期,人 口 密度 は

2 5

/k

rだ った。 当時の吉林省 の人 口密度

3 4

/k

n2で,全 国の人 口密度

3 6

/k

m2だ った。

1 9 8 8

年 図イ門江地 区の人 口は

8 3 4 , 4 5 6

人 に増加 し,人 口密度 は

8 2 . 6

/k

適とな った。全国の人 口密度

1 1 5

/k

r鉦二比べ

3 2

人/kr少な く,吉林省の 人 口密度

1 2 5 . 8

/k

m28こ比べ

4 3

/k

n2少 ない。・建 国初期 と比べ図イ門江地 区の人 口 密度 の増加 は全国の増加 よ り高 く,舌林省の人 口密度 の増加 よ り低 い。

1 9 9 3

には図イ門江地区の人 口密度 は

9 2 : 2

/ k

適とな り,層 度増加 は加速 している

人 口の増加 によ り生態環境への破壊が加速 している。森林乱伐や過度放牧 に よる水土流失 は生態環境が破壊 された鮮明な例やある 統計 によると延辺州の

‑2 5 5(2 5 5)

(16)

人 口は建国初期 よ り

2. 5

倍増加 し,人 口密度 は1

9. 2

人/k舶 ゝら

4 6. 5

人/k適に増加 し た。水土流失 の面積 は建国初期 よ り1

. 5%増加 した。 図イ

門江流域 (ヰ 国境 内) 面積 は延辺州土地面積の51

%を占め,水土流 失の面積 は全州水土流失面積の7 7

%を占めている 図イ門江地区住民の生産活動 と生活活動 は図イ門江地区の生態環 境 に大 きい影響 を与 えている

(三)社会経済発展水準

図僧江地区面積 は延辺州の1

/4

で,人 口は延辺州の

4 4%である

しか し

GDP

, 工農業総生産,国民収入 は延辺州の半分以上 を占めている,特 に社会商品小売 総額 は6

4. 7%を占め,固定資産投資 は8 3%占めている

ここか ら図イ門江地区は 延辺州の社会経済発展の中心地帯 にな っていることが分か る 図僧江地区の一 部 の主要経済指標 は全国 と比べ高 い水準 にある。十 人 当た り工農業総生産値 は 全 国の水準 よ り

2 0%高 い し,一人 当た り GDP

と国民収入 は全 国の平均水準 よ

5 0%以上高 い。⊥人 当た り固定資産投資 は全国平均の 3

倍 に もなる 図イ門江 地区の経済発展が加速 して総量指標 も大 き く変化 している しか し,その経済 効益 は比較的 に低 い,例 えば全員労働生産率 は1

0, 91 8

元 で,全国水準 の5

6. 3%

しかな らない,毎百元 固定資産原値 が実現 した工業総産値 は91

. 2 9

元 で,全国 水準の6

0%

しかな らない,毎百元固定資産原値が実現 した利税 は6.

5 4

元 で,全 国水準の4

0%である。 これは本区の経済発展 中に技術 と設備劣 って,資源の利

用が不合理な状況を説明 している こんな状況 は汚染物 を増加 させ区域生態環 境 を悪化 させた重要な原因で もある

‑ 2 5 6(2 5 6)‑

(17)

5

図m江地区 と全国の経済指標の比較

( 1 9 9 3 )I

単位 図僧江地 区 延辺州、 吉林省 全国

GDP

億元

3 8. 8 6 8. 5

3 1 3 4 2

工農業総産値 . 億元

5 0 . 3 9 3. 8 1 0 3 3. 3 5 2 6 9 2

国民収入 億元

3 1 5 7 5 6 5 . 8 2 4 ̲ 8 8 2

社会小売総額 億元

2 8. 8 4 4. 5 3 5 7 . 5 1 3 5 9 2 . 6

国軍資産投資 億元

・ 2 9. 3 3 5 . 3 2 5 4 . 1 1 2 4 5 7 . 9

人 口密度 /k

9 2 . 2 4 9. 3 1 3 3. 5̲ 1 2 3. 5

人均

GDP

・ 41 1 4 3 0 2 4 2 6 9 2 2 6 4 5

人均工農業総産値

5 3 3 4 4 3 8 7 41 4 0 4 4 4 6

人均国民収入

3 2 8 , 7 2 6 6 6 2 2 6 7 2 0 9 9

人均固定資産投資

?1 0 7 1 6 51 1 0 1 8 1 0 51

職員平均給料

2 6 6 5 2 4 6 5 2 7 + 0 1 3 3 7 1

住民消費額 ‑

固定資産百元当たり工業総産値

9 2 1 0 . 2 2 4 9 8 1 9 8 . 9 31L 3 L 1 0 1 8. 2 5 8 9 2 1 5 1 3 1 . 4 7 8 4

工業給産値育元当たり流動資金 ̲

91 . 1 7 8 5 . 9 8 台 . 2 3 6 2 . 3

出所∴中国,書林,延辺,..統計年鑑

ニ節 大気環境の状況

(‑)汚染の現状及び主要汚染源

図イ門江地 区の排気 ガス排 出は主 に燃料燃焼 による排気 ガスである 図イ門江地 区の大気汚染状況 を知 る資料 として,国家環境局が等標汚染負荷法 を採用 して 有害物質評価基準 に基づ き,図イ門江地 区四都市 の大気汚染源 に対 し行政 区,企 業 ごとに評価 した調査書がある 結果 は表

4

と表

5

に示 している

‑2 5 7(2 5 7)‑

(18)

6

図m江地 区排気 ガ ス汚染源 の行政 区毎評価結果

都市名称

SO

有害物質排放量 (トン/年)

2 No

CO

等標汚染負荷

・ P i

荷比率(等標汚染負%)順位 嘩春 .

5 3 5 3 . 6 9 9 6 0 0 . 6 2 1 4 61 6 5 . 3 3 3 3 . 9 6 1 1 8 9 9 8. 6 7 2 . 2 5 3 5 1

龍井

7 1 8 5 . 2 2 4 4 7 0. 0 7 1 0 8 3 2 . 9 2 6 6 9 . 4 9 1 2 8 8 4 9 . 3 1 5 . 0 4 011 . 、 . 2.

、3 1 1 5 . 4 2 3 2 5 9 . 0 4 5 4 9 3 4 7 4. 5 5 7 1 7 8 8. 5 、 、 8. 3 7 9 6 3

延吉

1 7 8 8 . 9 7 1 7 6 5 . 5 3 2 2 2 5 . 5 7 2 6 8. 2 3 7 0 6 7 . 3 8 4. 3 2 6 8 4 .

合計 汚染物の等 標汚染負荷 等標汚染負 荷比率(%)

汚 染 物順位

1 7 4 4 3. 3 1 9 0 9 5 . 2 61 6 4 7 0 4. 7 9 1 7 4 6 . 28 5 6 7 0 3. 7 8 1 0 0

出所 長 日山地 区 自然資源 開発与生態環境保護

7

図m江地 区排気 ガ ス汚染源 の企業評価結果

都市名称

SO

有害物質排放量 (トン/年)

2 NO X

CO

等標汚染負荷

P i

等標汚染負荷比率(%)順位

出所 長 日山地 区 自然資源 開発与生態環境保護

評価結果 が表 わす よ うに,

1 9 8 8

年前 は図イ門江地 区の主要汚染 区域 は龍井,主 要汚染企業 は開 山屯化学繊維工場 だ った。

1 9 8 9 ‑1 9 9 0

年以 降,主要汚 染 区域 は 嘩春市 に,主要汚染企業 は嘩春発電所 にな った。

(ニ)大気環境質量現状評価

1 9 9 0

年度 図イ門江地 区四都市 の大気汚染物観測結果 で, 国家規定標準値 と比較

‑2 5 8(2 5 8)‑

(19)

して見 ると,延富市 のSO

2

平均濃度 は国家2級標準 を上 回 り,最高濃度 は標 準 の

7 ・ 5

倍 に達す る

。 NO 2

平均濃度 は標準値 に近づ いてはいるが,標準超過率

3 2 ・ 5 %

に達 し,最高濃度 は標準 の

4

倍 にな る

。 TS P

標準超過率 は

5 6. 3%

に達 し,最高濃度 は標準 の

9 . 8

倍 にな る 青巨井市 の

SO 2

平均濃度 は標準 の

2 . 5

倍 を 上 回 り,最高濃度 は標準 の

8. 8

倍 を超 え る

。 TS P

濃度 の標準超過率 は

5 0 %

に達 し,最高濃度 は標準 を

3 . 9 6

倍上 回 るL図イ門,嘩春両市 の

SO 2

,̲

N0 2

の年平均 濃度 は基本 的 には標準 を超 えないが,)

TS P

の標準超過率 は

41 . 7 %

6 0 . 0 %

に達 す る。汚染物 の構成 か ら見 ると, 四都市 の大気汚染 は皆,典型的な煤煙型汚染 の特徴 を持 っている

8

が示す とお り,延吉,図イ門両市 の大気汚染物 の総合指数か ら見 ると,毎 年減 る傾 向で, これは両市 の環境質量状況が毎年改善 されていることを説明す しか し,延吉市 の総合指数 は図イ門市 の同年 の総合指数 よ り高 く,延富市 の 大気汚染状況が図イ門市 よ り厳 しい。汚染物負荷係数か ら見 ると, 画っの市最大 の主 な汚染物 は塵粒 で,図イ門と嘩春 のち りの汚染 は延吉 よ り大 きい。減 る傾 向 ではあるが,

1 9 9 0

年 の結果か ら見 ると延富市 の

N0 2

と龍井市 の

S O 2

汚染 は未 だに深刻である

8

都市汚染物負荷係数

( 1 9 9 0 )

延吉 最大数 (%)

3 7 . 9 4 3. 1 9 9 . 2 4 0 . 7 J

最少数 (%)

1 . 6 6. 3 1 4. 3 1 4. 9

図イ 最大数 (%)

2 . 8 3. 3 2 0. 7 6 8. 1

最少数 (%).

0 . 2 0. 3 5 . 4 1 3 . 9

龍井 最大数 (%)

5 3 . 9 l l . 7 ̲ 1 8. 2 5 1 . 3

最少数 (%)

8. 6 6 . 4 . 3 . 8 2 1 . 4

嘩春 最大数 (%)

1 5 . 6 1 . 1 ‑ 1 8. 4 6 7 . 9

出所 長 白山地 区 自然資源 開発与生態環境保護

‑2 5 9(2 5 9)‑

(20)

三節 水環境質量状況 (‑)汚染源概況 1.廃水汚染源基本状況

統計 によると,

1 9 9 3

年末本地 区の廃水総量 は

1 0 , 0 3 7

万 トンに達 し, その中で 工業廃水量 が

7 , 2 7 8

万 トンで, この地 区が工業廃水 を主 な廃水 とす ることを意 味す る 廃水 の年系変化 か ら見 ると,工業廃水 は基本 的 に上昇す る傾 向で,廃 水総量 は減少す る傾 向であることが分 か る。廃水 の処理及 び 目標達成率 の状況 か ら見 ると,絶対部分 の廃水 が何 の処理 もしないまま直接水系 に流 れて行 く。

9

廃水年系変化率

( 1 9 8 6

‑1 9 9 3

年)

年 度 廃水総量(万トン/年)工業廃水(万トン/年)工業廃水比率(%) 処理量 処理率工業廃水 中達成量 達成率

1 9 8 7 1 1 6 4 6 7 4 1 3‑ 6 3 . 7 7 91 . 8 1 0 . 7 1 6 6 . 1 2 . 2 1 9 8 8 1 1 4 9 9 . 8 1 2 1 7 0 . 6. 1 5 5 9 . 5 1 9. 2 6 7 1 . 2 8 . 3 1 9 8 9 l l . 3 5 3 8 2 9 8 7 3 . 1 1 81 3. 1 、 2 1 . 8 7 0 6 . 8 8. 5 1 9 9 0 1 0 7 6 6 8 3 4 6 7 7 . 8 6 3 7 7 . 6 ? 8 8. 7 7 . 1 1 9 9 2 1 0 4 8 3■ 8 5 1 5 81 . 2 1 9 1 3 2 2 . 5 1 2 2 3 1 4 . 4

出所 辺朝鮮族 自治区環保調査報告書

近年来,本地 区の廃水汚染源 の主 な汚染物 は

COD

,

SS

,

BOD 5

,

AR‑OH

,

Cr 6

+,

pb

,油類 だが, その中で

COD

が最 も多 く,

SS

,

BO P 5

が続 く

1 0 1 9 8 6

‑1 9 9 3

年汚水物

年度 物 (ン/年) ,AE

1 9 8 6 ∴ 6 5 0 0 3 . 2 51 3 7 9 0 8 . 6 8 3 3 8 5 . 8 8 1 7 . 6 9 0 . 9 7 4 . 5 3 0 . 0 3 0 . 5 4 3 . 5 3 1 9 8 7 7 8 5 9 2 . 0 51 4 1 7 6 9 . 9 2 3 3 9 4 4 . 8 5 2 2 . 9 3 0 . 7 4 5 . 8 7 0

.1

0 . 0 7 1 1 4 . 0 5 1 9 8 8 1 0 6 0 3 5 . 1 9 1 4 4 8 3 6 . 3 3 3 8 6 3 . 4 5 2 0 . 7 1 0 . 3 4 7 . 7 6 1 . 6 1 0 . 5 4 2 . 3 1 1 9 8 9 1 2 5 6 1 0 . 11 4 1 6 2 7 . 7 6 3 1 5 0 0 . 6 4 2 5 . 8 4 0 . 2 4 7 . 7 2 0 . 4 3 0

.

1 3 5 4 . 8 8 1 9 9 0 8 9 6 9 5

.

4 4 1 4 1 9 5 0

.4

3 4 3 9 1 . 4 1 0 . 5 9 0 . 5 3 . 2 5 1 . 1 8 0 . 2 3 . 4 1 . 0 3 1 9 91 1 0 1 6 7 9 . 2 5 6 8 0 2 9 . 6 9 ‑ 2 . 0 2 0 , 0 61 0 . 0 6 8 . 6 1 . 6 3 1 2 . 4 2 1 9 9 2 9 4 2 2 6

.

l l 1 2 7 5 0 7 . 3 ‑ 6 . 4 8 0 . 0 4 3 . 6 8 1 . 0 8 0 . 2 1 7

.

1 2

出所 辺朝鮮族 自治区環保調査報告書

‑2 6 0(2 6 0)

(21)

2.

廃水汚染源総合評価

近年来,延吉,嘩春,図イ門,龍井4都市の環境統計報告表 と汚染観測結果 に よって,等標汚染負荷法で年,政治区,企業別 に総合評価 を行 った。評価標準 は 「汚水総合標準

」( GB8 9 7 8 ‑8 8 )

2

級標準を採用 した。

その本区の重点廃水汚染源の行政区による評価表 (略表) によると,̲近年, 汚水が最 も激 しい区域 は図イ門,龍井で,最 も軽 いのは延吉である 龍井 と図イ 両市の廃水汚染源 は開山屯化繊工場 と石硯紙工場である 両市の等標汚染負荷 年系変化 は年 々増加す る傾 向である。

開山屯化繊工場 と石硯紙工場 は,一貫 して本区の主な汚染源で,

2

者 の等標 汚染負荷比率 は

9 0%

前後である 年系変化か ら見 るとこの

2

社 の水汚染物総量 は毎年増加す る傾 向である

以上 の分析 と評価か ら見 ると,本区の主 な汚染業界 は化学繊維工業 と紙製造 業 であ り,主 な汚染 区は龍井 と図イ門で,主 な汚染物 はCOD,SS,BOD

5

であ

万元産値等標負荷指標で図イ門江四つの市の工業廃水汚染 に対 し評価 を した結 ゝ果では,龍井 と図イ門は廃水量が大 きいだけではな く,両市 の経済産値が環境 に

もた らした汚染負荷 もまた延富市 と比べ

2 0

倍近 く高い。

1 1 、

図例江地区の万元産値の汚水排出状況

年度 都市 工業廃水排 出量 一等標汚染 万元産値 万元産値 ‑ (万 トン) 負荷 排汚量 等標汚染負荷

1 9 9 2

龍井

3 8 2 7 . 4 6 5 7 . 9 8 0 . 0 41 5 0 . 0 0 7 1 4

図イ

2 9 5 5 2 9 6. 0 3 0. 0 3 9 7 0. 0 0 3 9 8

嘩春

1 5 2 1 . 3 7 4. 0 3 0. 0 4 0 9、 0 . 0 01 9 9 1 9 9 3

龍井

・ 3 2 5 4 . 1 8 4 8 0 . 2 4 0 . 0 3 5 9 0 . 0 0 5 3

図イ

2 5 4 2 3 0 7 . 5 9 0 . 0 3 3 3 0. 0 0 4 0 3

嘩春

. 1 2 61 . 5 7 2 . 5 9 0 . 0 2 4 9 0. 0 01 4 3

出所 辺朝鮮族 自治 区環保調査報告書

‑2 61(2 6 1)‑

(22)

図イ門江上流の朝鮮茂 山鉄鉱 と下流の朝鮮阿吾地化学工場 は図僧江の

2

つの大 きい汚染源である 茂 山鉄鉱 は毎年 図イ門江 に1,600万 トン前後の尾鉱抄 を排 出 している. そのため,茂 山以下 の400kmの汚染 は とて も厳 しい。 阿吾地化学工 場 は図イ門江下流の最大の有機物汚染源である。

総合的に見 ると図イ門江地区の地表水環境汚染 は比較的厳 しいことである。汚 染類 は三つ に分類できる

。 1

は有機物汚染,

2

は魚類汚染,

3

は浮遊物汚染で ある。本区の五っの下流 は,図イ門江 は浮遊物汚染,魚類汚染,有機物汚染の総 合型である,海蘭江 は有機物汚染型,布ホ吟通河 は急類汚染型で,喝呼河 は浮 遊物,有機物汚染型で,嘩春江 は浮遊物汚染型である

(ニ)区域水環境の評価

図イ門江地区の水環境の汚染度 は比較的に高 く,嘩春河の汚染が比較的に低 い。

主 な汚染物 は非離子 ア ンモニア,浮遊物, な どである 河流 に分 けて紹介 しよ

う 。

①図イ門江干流 :主 な汚染物 は浮遊物である 南坪上遊朝鮮茅 山鉄鋼 よ り上流の 川水 はきれいで,茅 山か ら下流400キ ロの全部 の河段 は鉱砂 の汚染が大 き く, 南坪以下断面浮遊物 は標準の

6

倍 に達す る 二番 目の汚染物 は非離子 ア ンモニ アで南坪,河東2つの断面 は23倍 を越え る 次の汚染物 は有機汚染物である

②嘩春河 :主 な汚染物 は浮遊物,化学酸素需要量,非離子 ア ンモニア,浮遊物 である 水質 は比較的にきれいである

③喝呼河 :主 な汚染物 は化学酸素需要量,非離子 ア ンモニア,浮遊物である。

各断面の水質 は比較的に悪 い。

④布ホ喰通河 :主 な汚染物 は非離子 ア ンモニアで, レンガ工場の断面が標準を

6・ 5

倍上 回 る以外,他 の二つの断面 は全部標準 を

3 0

倍上回 る。総合的に言 うと, 水質が比較的に悪 い。

⑤海蘭河 :主な汚染物 は非離子 ア ンモニア,化学酸素 な どである。 この川の水 質 も比較的に悪 い。

‑2 6 2(2 6 2)‑

表 5 図m江地区 と全国の経済指標の比較 ( 1 9 9 3 )I 単位 図僧江地 区 延辺州、 吉林省 全国 GDP 億元 3 8. 8 6 8. 5 ‑ 3 1 3 4 2 工農業総産値
表 6 図m江地 区排気 ガ ス汚染源 の行政 区毎評価結果 都市名称 SO 有害物質排放量 (トン/年)2No又塵 CO 等標汚染負荷・Pi 荷比率( 等標汚染負 %) 順位 嘩春
図 ト9 環境保護のため具体的取 り組みについて 環境負荷の 少 な い 製品の使用に努める( 国営2社外資2社) 再 生 紙 を積極的に使用する ( 外 資 3社 国営 2社) 環境負荷の少ない燃料の使用 ( 外資 3社 国営 1社) 省エネに取 り組む 廃棄物の減量化 を 図る ( 外資5 社 国営 3 社) 分別、リサイ クルなどの推進 ( 外資 2 社 国営 1社) 騒音、 振動の低減 に努め る ( 外資 1 社民営 1社) 環境整備 と周辺の 自然環境の保全 ( 外資6社 r 国営 3 社) 取

参照

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