第 2 章 自然環境 多様な自然が広がるまち 序
章
上
越
市
の
概
要
第
1
章
地
球
環
境
地
球
環
境
に
や
さ
し
い
ま
ち
第
2
章
自
然
環
境
多
様
な
自
然
が
広
が
る
ま
ち
第
3
章
生
活
環
境
資
源
が
循
環
す
る
ま
ち
第
4
章
環
境
学
習
一
人
一
人
第 2 章
2- 1- 1
第1節
1】自然環境の現状
近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れて
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生
ないほどに改変してしまう力を手にしています。
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
するとともに、身近に残る
られています。 1 自然環境の現状
節 様々な自然環境の保全
1】自然環境の現状
近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れて
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生
ないほどに改変してしまう力を手にしています。
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
するとともに、身近に残る
られています。 自然環境の現状
様々な自然環境の保全
1】自然環境の現状
近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れて
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生
ないほどに改変してしまう力を手にしています。
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
するとともに、身近に残る
られています。
様々な自然環境の保全
近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れて
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生
ないほどに改変してしまう力を手にしています。
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
するとともに、身近に残る豊かな自然を守
近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れて
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生
ないほどに改変してしまう力を手にしています。
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
豊かな自然を守り、末永く次世代へ継承していくことが求め 近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れて
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生
ないほどに改変してしまう力を手にしています。
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
、末永く次世代へ継承していくことが求め 近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
むうえでとても大切なことです。また、普段住んでいる所から離れてふれあう
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
ほど強力なものとなり、その扱い方を誤れば、自身を取り巻く生態系を取り返しのつか
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
、末永く次世代へ継承していくことが求め 近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
ふれあう山々や海
岸などの自然や風景も、人々を日常から解放し安らぎを与えてくれます。
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
態系を取り返しのつか
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
、末永く次世代へ継承していくことが求め 近年、余暇時間の増加や身近な自然の減少、人々の環境に対する意識の向上等にとも
ない、自然とのふれあいを求める声が高まっています。自然とのふれあいは、自然環境
のもたらす恵みを受ける基本的・具体的な行動であり、人々が自然を大切にする心を育
山々や海
しかし、人間の活動は科学技術の進展によって、人間自身が予測できない結果を生む
態系を取り返しのつか
生態系の恩恵を受けることで、人間としての生活を営むことができる事を改めて認識
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全 序
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2】すぐれた自然環境の保全
( 1) 自然公園等の指定
すぐれた風致景観や良好な自然環境を保全するため、753ha が自然公園法の国定公園、
6, 860ha が新潟県立自然公園条例の自然公園に指定されています。
自然公園の指定は、自然環境の保全に役立つとともに、自然観察や野外レクリエーシ
ョンなど人が自然とふれあう場として重要な役割を果たしています。
● 自然公園等の面積
自然公園名 面積(ha)
佐渡弥彦米山国定公園 753
久比岐県立自然公園 4, 328
米山福浦八景県立自然公園 1, 440
直峰松之山大池県立自然公園 1, 092
合 計 7, 613
( 2) 自然公園内の行為の規制
国立・国定公園及び県立自然公園では、公園の風致景観を維持し良好な自然環境を保
つため、区域内で行われる各種行為について、自然公園法や新潟県立自然公園条例で一
定の制限が加えられており、これらの行為を行う場合は環境大臣もしくは県知事の許可
等を受けることになっています。
( 3) 鳥獣保護
①鳥獣保護事業
野生鳥獣は、自然を構成する重要な要素の一つであり、自然環境はもちろん、私たち
の生活にも豊かさと潤いを与えてくれます。人の生活に密接な関係のある動物の生息環
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全
●県指定鳥獣保護区
No 名称 位置・区域
面積
( ha)
存続期間 区分
1 米山 柿崎区・柏崎市 2, 336. 0
平成 25 年 11 月 1 日∼
平成 34 年 10 月 31 日
森林鳥獣生息地
2 中頸城海岸
柿崎区・大潟区・
合併前の上越市
2, 411. 0
平成 24 年 11 月 1 日∼
平成 34 年 10 月 31 日
身近な鳥獣生息地
3 大池 頸城区 350. 0
平成 26 年 11 月 1 日∼
平成 36 年 10 月 31 日
集団渡来地
4 春日山 合併前の上越市 70. 0
平成 26 年 11 月 1 日∼
平成 36 年 10 月 31 日
身近な鳥獣生息地
5 里のこどもの国 合併前の上越市 37. 0
平成 18 年 11 月 1 日∼
平成 28 年 10 月 31 日
身近な鳥獣生息地
6 高田城跡 合併前の上越市 63. 0
平成 26 年 11 月 1 日∼
平成 36 年 10 月 31 日
集団渡来地
7 山部 板倉区 95. 0
平成 27 年 11 月 1 日∼
平成 37 年 10 月 31 日
身近な鳥獣生息地
8 放山 名立区・糸魚川市 2, 785. 0
平成 19 年 11 月 1 日∼
平成 29 年 10 月 31 日
森林鳥獣生息地
●特定猟具使用禁止区域(銃器)
No 名称 位置・区域 特定猟具 面積( ha) 存続期間
1 長峰池 柿崎区・吉川区
銃器
133. 0
平成 18 年 11 月 1 日∼
平成 28 年 10 月 31 日
2 西福島
合併前の上越市・
頸城区
197. 0
平成 18 年 11 月 1 日∼
平成 28 年 10 月 31 日
3 保倉川
合併前の上越市・
頸城区
193. 0
平成 18 年 11 月 1 日∼
平成 28 年 10 月 31 日
4 上吉野
合併前の上越市・
頸城区
178. 0
平成 23 年 11 月 1 日∼
平成 28 年 10 月 31 日
5 茶屋ヶ原・吉浦 合併前の上越市 47. 0
平成 27 年 10 月 15 日∼
平成 37 年 10 月 14 日
6 長池 合併前の上越市 83. 0
平成 22 年 10 月 15 日∼
平成 32 年 10 月 14 日
7 石橋・新光町 合併前の上越市 28. 0
平成 22 年 10 月 15 日∼
平成 32 年 10 月 14 日
8 谷内池 三和区 31. 1
平成 24 年 11 月 1 日∼
平成 34 年 10 月 31 日
9 三和 三和区 41. 7
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全 序
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②ツキノワグマ対策事業
平成 16 年度頃から、市内各所でツキノワグマが目撃(出没)されていることから、住
民の安全・安心を確保するため、5 地域で計画的な予察対策を実施するほか、野生動物と
の共存を考える「クマの学習会」を開催するなど、自然との共生を目指しています。
平成 26 年度は、下記の事業を実施しました。
・大型鳥獣被害対策パトロールの委託
クマなどの大型鳥獣の目撃情報があった場合、目撃された動物の特定や動向などを把
握し、人身及び農林水産業の被害を未然に防ぐため、大型鳥獣被害対策協力員事業を市
内各猟友会に委託しています。
・鳥獣特別捕獲員の任命
全国的にもクマなどの大型鳥獣が住宅地に出没し人身被害が発生しています。市内に
おけるクマの人身事故は平成 22 年度に1 件(中郷区)、24 年度に 2 件(三郷区)、平成
26 年度に 2 件(中郷区)発生しました。このうち平成 24 年度と 26 年度はいわゆるクマ
の大量出没年であり、平地や人家近くでの目撃が多数発生しています。
このような人身被害の発生を防止するため、平成 21 年 4 月「上越市鳥獣特別捕獲員」
制度を創設し、緊急時に速やかに捕獲等の対応ができる態勢を整えました。人家近くな
ど人身被害の恐れがある場合などには、鳥獣特別捕獲員が出動し必要に応じ捕獲を行い
ます。
● ツキノワグマ目撃件数
年度 件数(件) 場 所(件数)
平成 22 27
合併前の上越市(5)、安塚区(3)、大島区(1)、牧区(2)、中郷区(8)、
板倉区(2)、名立区(6)
平成 23 20
合併前の上越市(5)、大島区(1)、牧区(2)、吉川区(1)、中郷区(1)、
板倉区(2)、清里区(2)、三和区(1)、名立区(5)
平成 24 35
合併前の上越市(9)、安塚区(3)、浦川原区(1)、大島区(2)、牧区(3)、
中郷区(6)、板倉区(2)、清里区(2)、名立区(7)
平成 25 17
合併前の上越市(1)、安塚区(1)、牧区(6)、吉川区(1)、中郷区(4)、
板倉区(2)、清里区(1)、名立区(1)
平成 26 96
合併前の上越市(23)、安塚区(6)、浦川原区(3)、大嶋区(4)、牧区(4)
中郷区(37)、清里区(1)、板倉区(7)、名立区(11)
詳細は、市ホームページをご覧ください。
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全
( 4) 史跡、天然記念物
①史跡
史跡に指定されている文化財 34 件(国指定 4 件、
県指定 4 件、市指定 26 件)の保全に努めるとともに、
良好な環境を維持するための管理を行いました。
多くの市民等に史跡散策を楽しんでいただけるよ
う、引き続き史跡の維持管理に努めます。また、春日
山城跡の保全を図るため土砂崩落防止工事を継続し
て実施します。
● 史跡一覧
No 名称 所在地 区分 No 名称 所在地 区分
1 春日山城跡
合併前の
上越市
国指定
18 箕冠城跡
板倉区
市指定 2
吹上遺跡・釜蓋遺跡
(斐太遺跡群)
19 塚之宮古墳
3 宮口古墳群 牧区 20 聖の窟
4 水科古墳群 三和区 21 増村朴斎公宅跡
5 高田城跡
合併前の
上越市
県指定 22
山寺薬師境内
並びに杉並木
6 直峰城跡 安塚区 23 京ヶ岳城跡
清里区
7 籠峰遺跡 中郷区 24 黒保遺跡
8 菅原古墳 清里区 25
菅原古墳群第 1 号墳
附 同第 16 号墳移転
復元石室 1 基
9 越後国分寺境内
合併前の
上越市
市指定
26 末野須恵器窯跡群
三和区
10 親鸞聖人本廟及び唐門 27 川浦代官所跡
11 旧三国街道 安塚区 28 大間城跡
12 虫川城跡
浦川原区
29 名立崩れ
名立区
13 今熊窯跡 30 石油発掘井戸跡
14 境原遺跡 31 岩屋堂観音堂
15 板山洞窟石仏群 大島区 32 いわおの石仏群
16 河沢塚
吉川区
33 藤沢一里塚
中郷区
17 顕法寺城跡 34 小出雲坂と松並木
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全 序
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②天然記念物
天然記念物に指定されている文化財 31 件(国指定 1 件、県指定 3 件、市指定 27 件)
の保存に努めました。引き続き天然記念物の保存に努めます。
環境省や県のレッドリスト、さらに市のレッドリストにも指定された市天然記念物の
「フサタヌキモ」「オニバス」(三和区)をはじめ、国指定天然記念物「虫川の大スギ」
等について、地域の皆さんと協働で保護を図ります。
● 天然記念物一覧
No 名称 所在地 区分 No 名称 所在地 区分
1 虫川の大スギ 浦川原区 国指定 17
田屋鴨井家の
ゴヨウマツ
板倉区
市指定
2 坊金の大スギ 安塚区
県指定
18 日吉神社社叢林
3 櫛池の大スギ
清里区
19
塚之宮八幡宮
社叢林
4 櫛池の隕石 20
高禅寺のスギ・
シンパク
清里区
5 最賢寺の大イチョウ 合併前の
上越市
市指定
21 岡野町の大ケヤキ
6 お諏訪さんの大ケヤキ 22 風巻神社のブナ林
三和区
7 城山の大ケヤキ 安塚区 23
フサタヌキモ
群生地
8 深沢諏訪神社の大ケヤキ 大島区 24 谷内池とオニバス
9 琴毘沙神社の大ケヤキ
牧区
25
こんやの谷内と
水生植物群
10 小川の大スギ 26
よしだの谷内と
水生植物群
11 ハマナス群生地 柿崎区 27 風巻神社のエドヒガン
12 瑞天寺のイチョウ 大潟区 28
ニホンマメシジミ
生息地
名立区 13
黒倉山山腹の
モリアオガエル生息地
板倉区
29 イワヘゴ自生地
14
黒倉山山腹の
ミズバショウ群生地
30 夫婦モチノキ
15 関田八幡宮の大スギ 31
コゴメウツギ
自生地
2- 1- 2
( 5) 新潟県自然環境保全地域
・
体の群落が成立し、ヒシ等の浮葉植物が多く
みられ、現在は発芽が見られないものの県内
でも数少ないオニバスの生育地として知られ
ています。池の周りには、上越地方では比較
的分布の少ないカンボクやハンゲショウ等の
植生がみられ、また、
昆虫のなかにはオオトラフトンボ、ヒメミズ
カマキリ、ハネナシアメンボ等の希産種が含
まれます。
( 6) 日本の重要湿地
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
討を行うとともに
啓発を進めることとしています。
● 重要湿地の状況
No
1
2
2 すぐれた自然環境の保全
新潟県自然環境保全地域
・谷内池自然環境保全地域(三和区)
ヨシ、マコモ、カンガレイ等の抽水植物主
体の群落が成立し、ヒシ等の浮葉植物が多く
みられ、現在は発芽が見られないものの県内
でも数少ないオニバスの生育地として知られ
ています。池の周りには、上越地方では比較
的分布の少ないカンボクやハンゲショウ等の
植生がみられ、また、
昆虫のなかにはオオトラフトンボ、ヒメミズ
カマキリ、ハネナシアメンボ等の希産種が含
まれます。
日本の重要湿地
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
討を行うとともに
啓発を進めることとしています。
● 重要湿地の状況
No 場所 湿地タイプ
大潟区
三和区 ため池
すぐれた自然環境の保全
新潟県自然環境保全地域
谷内池自然環境保全地域(三和区)
ヨシ、マコモ、カンガレイ等の抽水植物主
体の群落が成立し、ヒシ等の浮葉植物が多く
みられ、現在は発芽が見られないものの県内
でも数少ないオニバスの生育地として知られ
ています。池の周りには、上越地方では比較
的分布の少ないカンボクやハンゲショウ等の
植生がみられ、また、21
昆虫のなかにはオオトラフトンボ、ヒメミズ
カマキリ、ハネナシアメンボ等の希産種が含
日本の重要湿地 500
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
討を行うとともに、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
啓発を進めることとしています。
● 重要湿地の状況
湿地タイプ 生物群
湖沼
ガン・
カモ類
ため池
すぐれた自然環境の保全
新潟県自然環境保全地域
谷内池自然環境保全地域(三和区)
ヨシ、マコモ、カンガレイ等の抽水植物主
体の群落が成立し、ヒシ等の浮葉植物が多く
みられ、現在は発芽が見られないものの県内
でも数少ないオニバスの生育地として知られ
ています。池の周りには、上越地方では比較
的分布の少ないカンボクやハンゲショウ等の
21 種が確認された水生
昆虫のなかにはオオトラフトンボ、ヒメミズ
カマキリ、ハネナシアメンボ等の希産種が含
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
啓発を進めることとしています。
生物群
生育・
生息域
ガン・
カモ類
朝日池
鵜の池
水草
三和区
ため池群 谷内池自然環境保全地域(三和区)
ヨシ、マコモ、カンガレイ等の抽水植物主
体の群落が成立し、ヒシ等の浮葉植物が多く
みられ、現在は発芽が見られないものの県内
でも数少ないオニバスの生育地として知られ
ています。池の周りには、上越地方では比較
的分布の少ないカンボクやハンゲショウ等の
種が確認された水生
昆虫のなかにはオオトラフトンボ、ヒメミズ
カマキリ、ハネナシアメンボ等の希産種が含
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
生育・
生息域
朝日池
鵜の池
ヒシクイ
三和区
ため池群
三和区島倉地区の谷内池はオニバス、ミズオオ
バコ等が多産し種の多様性が高く、良好な自然
環境を残す池が多い。
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
ヒシクイ( 亜種オオヒシクイ)の渡来地。
三和区島倉地区の谷内池はオニバス、ミズオオ
バコ等が多産し種の多様性が高く、良好な自然
環境を残す池が多い。
オニバス等が生育する谷内池(三和区)
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
選定理由
亜種オオヒシクイ)の渡来地。
三和区島倉地区の谷内池はオニバス、ミズオオ
バコ等が多産し種の多様性が高く、良好な自然
環境を残す池が多い。
オニバス等が生育する谷内池(三和区)
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
場、マングローブ林、サンゴ礁など生物多様性保全の観点から重要な湿地を 500 か
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
選定理由
亜種オオヒシクイ)の渡来地。
三和区島倉地区の谷内池はオニバス、ミズオオ
バコ等が多産し種の多様性が高く、良好な自然
オニバス等が生育する谷内池(三和区)
環境省では、国の湿地保全施策の基礎資料を得るため、湿原、河川、湖沼、干潟、藻
か所選
定しました。それぞれの湿地の特性や地域の状況に応じて保全地域の指定等に向けた検
、重要湿地とその周辺における保全上の配慮の必要性について、普及
亜種オオヒシクイ)の渡来地。
三和区島倉地区の谷内池はオニバス、ミズオオ
バコ等が多産し種の多様性が高く、良好な自然
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全 序
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( 7) 平成の名水
平成 20 年 6 月に、柿崎区の大出口泉水が「平成の名水百選(環境省)」に選定されま
した。緑豊かな尾神岳中腹から、1 日約 4, 000 トンの水が 1 年中湧き出しています。
この大出口泉水は、新潟県が優れた湧水を地域の財産として発信し、水環境の保全と
活用を図ることを目的として、県内の五つの湧水を選定した「輝く名水」の一つにも選
定されています。この他、「新潟県の名水」として九つの湧水が選定されています。いず
れも地域の財産として多くの人に親しまれています。
● 「平成の名水百選」(環境省)
区分 所在地 名称 形態
平成の名水百選 柿崎区東横山 大出口泉水 湧水
● 「輝く名水」及び「新潟県の名水」(新潟県)
区分 所在地 名称 形態
輝く名水 柿崎区東横山 大出口泉水
湧水
新潟県の名水
宇津尾 横清水(砦乃名水)
中屋敷 御前清水
五智 3 丁目 養爺清水
大島区下達 トコロテンの水
大島区牛ヶ鼻 観音清水
牧区棚広 弘法清水
大潟区九戸浜 どんどの池
吉川区坪野 小出口湧水
2- 1- 2 すぐれた自然環境の保全
( 8) 自然環境保全条例に基づく取組
地域の豊かな自然環境を末永く守り、次世代へ継承するため「上越市自然環境保全条
例」を平成 20 年 4 月に施行しました。
自然環境保全条例(平成 20 年 4 月施行)に基づき、自然環境保全地域をこれまで 4 か
所指定し、開発行為等の規制を行っています。
● 自然環境保全地域指定一覧
名 称 面 積(ha) 指定年月日
柿崎海岸自然環境保全地域 8. 3 平成 22 年 3 月01 日
二貫寺の森自然環境保全地域 28. 0 平成 23 年 3 月 31 日
五智公園自然環境保全地域 22. 0 平成 26 年 3 月 31 日
くわどり市民の森自然環境保全地域 132. 0 平成 26 年 3 月 31 日
詳細は、下記でご覧いただけます。
ht t p: / / www. c i t y. j oet s u. ni i gat a. j p/ s os hi ki / kankyo/ os hi r as e- hoz enc hi i ki - s hi t ei . ht ml
( 9) レッドデータブックの活用
レッドデータブックとは、絶滅のおそれのある野生生物
をとりまとめ、その現状等を整理した報告書のことです。
上越市版レッドデータブックは、生息環境の減少や採取
などにより、絶滅した種や絶滅の恐れがある種など、維管
束植物、キノコ、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、
昆虫類の 8 つの分類について掲載しており、平成 23 年度に
発行しました。
レッドデータブックは、自然環境を保全する上での基礎
資料とするとともに、広く市民の皆さんや事業者の皆さん
に市域から減少しつつある動植物や、市の自然環境の現状
や近年の変化などについて知っていただくための資料とし
ても活用していきます。
また、フィールドでの観察用にコンパクト版にまとめた
「大切にしたい上越市の生きもの」も合わせて作成し、家
2- 1- 3 自然とのふれあい 序
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3】自然とのふれあい
( 1) 施設等の整備
①南葉高原キャンプ場(合併前の上越市)
南葉高原キャンプ場は、久比岐県立自然公園内の標高 949 メートルの南葉山中腹に位
置しています。南葉山頂を背に、市街地や日本海が一望でき、新緑から紅葉まで季節の
移り変わりが実感できます。日帰り利用や宿泊キャンプのほか多くの登山者が訪れ自然
を満喫しています。
● 南葉高原キャンプ場利用人数
年 度 人数
平成 22 15, 136
平成 23 16, 322
平成 24 15, 098
平成 25 16, 795
平成 26 15, 489
②上下浜日本海夕日の森(柿崎区)
柿崎区川西海岸に面し、海岸保安林の機能を活か
して整備された海辺の公園です。松や高木の枝振り
は、日本海を渡る風の猛威を表しています。公園内
には、月の池、芝広場、散策路のほか、季節を彩る
ア ジ サ イ や ハ マ ナ ス が 植 栽 さ れ 、 観 光 客 や 地 域 の
人々が散歩や憩いの場として訪れています。出会い
の石が絶好の景観ポイントで、日本海に沈む美しい
夕日が見られます。
③大潟夕日の森(大潟区)
鵜の浜温泉に隣接する大潟夕日の森は、平成 3∼4
年度に整備され、豊かな松林が広がっています。高
台にある展望台からは、360 度のパノラマが広がり、
青い海と松林の緑、霊峰米山の姿が美しく広がって
います。また、日本海に沈む夕日のビューポイント
として知られています。
南葉高原キャンプ場
上下浜日本海夕日の森
2- 1- 3 自然とのふれあい
④大池いこいの森(頸城区)
直峰松之山大池県立自然公園内にある大池いこい
の森は、新潟景勝 100 選の地として知られています。
3 ヶ所のキャンプ場が設置されており、また、大池・
小池の周辺には遊歩道が整備され、湖畔を一周する
ことができます。ビジターセンターは、レクリエー
ションや体験学習の野外活動の拠点として利用でき
ます。
⑤坊ヶ池湖畔公園(清里区)
南西には、妙高連峰がそびえ、北西には日本海に
浮かぶ佐渡ヶ島が見える上越地方の大パノラマが堪
能できます。龍神伝説が伝わる坊ヶ池では、四季折々
の風景を楽しむことができるほか、キャンプもでき
ます。
公園周辺施設:上越清里星のふるさと館、山荘京ヶ岳 (宿泊休憩施設)、フォークハウス湖畔(食堂)
( 2) 自然解説活動
上越地方では、多種多様な自然を観察できる地域が知られています。上越科学館では、
専門家の案内・解説により、これらの地域で様々な自然観察教室を行っています。
● 上越科学館における自然観察教室 (平成 26 年度)
事業名 実施日 会場 内容
参加者
数(人)
植物観察教室 04 月 14 日 薬師山周辺
春の薬師山を巡り、山野草を中心に多
種多様な植物を観察しました。
6
地層観察教室 06 月08 日
糸魚川
ジオパーク
能生弁天岩、糸魚川ジオパーク、小滝
川ヒ スイ峡にか けての地層 や岩石を
観察しました。
21
昆虫観察教室 08 月03 日 二貫寺の森
二貫寺の森で、主に甲虫類、チョウ類、
トンボ類を中心に観察しました。
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大池いこいの森
大池いこいの森
2- 1- 3 自然とのふれあい 序
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( 3) 啓発等の活動
①上越市みどりのフェスティバルの開催
市民の体験型イベントとして、みどり・環境・自然・福祉に関わる団体が一堂に集ま
り、ポニーの体験乗馬、各種木工教室など、自然とふれあえる様々なイベントを実施し
ています。
● みどりのフェスティバルの実施内容
年度 開催日 来場者数(人) 会場等
平成 21 4 月 29 日 約 5, 100
高田公園
平成 22 4 月 29 日 約 4, 200
平成 23 4 月 29 日 約 4, 800
平成 24
4 月 29 日
(観桜会と同時開催)
約 6, 800
平成 26 4 月 29 日 約 5, 300
②緑の少年団
小・中学生が自然のなかでの活動を通して、自然を愛し・守り・育てる心を育むため
に緑の少年団を組織しています。市内では7つの少年団が花や緑に関する活動を実践し
ています。
● 市内の緑の少年団の設置状況 (平成 26 年度)
団名 団員構成(人)
大島緑の少年団 大島中学校 1∼3 年生(41)
安塚緑と花の少年団 安塚中学校 1∼3 年生(58)
中郷緑の少年団 中郷中学校 1∼3 年生(112)
清里緑の少年団 清里小学校 5∼6 年生(45)
牧緑の少年団 牧小学校 1∼6 年生(69)
中保倉緑の少年団 中保倉小学校 1∼6 年生(26)
2- 1- 4 森林、農地をいかす
4】森林、農地をいかす
( 1) 森林
木材を生産、供給することを通して森林の管理を担ってきた林業は、採算性の悪化、
後継者の不足など厳しい状況にあります。当市は林野面積が 53, 342ha と県内でも有数の
森林面積を有しており、今後の適切な保全管理が必要となっています。
①上越市森林整備計画の策定
森林関連施策の方向、森林所有者が行う伐採や造林等の森林施業に関する指針等を定
め、適切な森林整備を推進することを目的に「上越市森林整備計画」を平成 17 年度に策
定しました。平成 23 年度には、森林法の改正により計画内容の見直しを行い、平成 24
年 4 月 1 日より新たな計画を施行しています。
②水源地域に広がる広葉樹の天然林の整備・保全
緑のダムとして、水源涵養機能の向上を図るため、除間伐等による森林整備を進めて
いきます。あわせて、民有林の間伐、枝打ち費用に対する助成を行い、森林所有者の負
担軽減を図りながら、間伐材の有効利用と森林の持つ多面的機能の向上を図っていきま
す。
③水源保護かん養事業
水道水源保護地域内において水源かん養を目的に植林、補植、下草刈りなどを行って
います。また、水源に関する意識を高めるための啓発活動も行っています。
・平成 26 年度の実績
「じょうえつの水源めぐり」(市民参加数 46 名)では、水源保護地域内にある後谷地
域植林地において、補植、下草刈りを実施しました。
また、この他にも、中ノ俣、桑取地域内(水源保護地域内)植林地で、下草刈りを行
いました。
2- 1- 4 森林、農地をいかす 序
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( 2) 市民の森
①くわどり市民の森(合併前の上越市)
「みんなで守り、育む上越の森」をテーマに整備した環境学習や森林体験活動の場です。
開 設 年度 … 平成 14 年度
施 設 設備 … 管理棟、自然観察の森ゾーン、体験の森ゾーン、ブナ林・散策ゾー
ン、炭焼き小屋、分区林など
利 用 内容 … 自然体験を中心に、自然観察会、鏡池トレッキング、森のオーナー
制度などのプログラム提供を行っています。
● くわどり市民の森利用人数
年度 人数
平成 22 6, 176
平成 23 4, 997
平成 24 5, 232
平成 25 5, 164
平成 26 5, 425
②二貫寺の森(合併前の上越市)
市街地周辺にあるにもかかわらず、多くの貴重な自然が残されており、生物との関わ
りや自然環境の大切さを学べる場を提供しています。
開 設 年度 … 平成 16 年度
施 設 設備 … 管理棟(二貫寺四季の家)
利 用 内容 … 自然体験を中心に観察会、森林浴などの利用ができるほか、市内の
小学校の体験学習にも利用されています
③光ヶ原わさび田の森(板倉区)
ブナの巨木が育んだ豊かな水資源により先人たちが活用した森林資源を継続的に保護
管理し、森林のもつ多目的機能を中心に体験学習等に活用しています。
開 設 年度 … 平成 13 年度
利 用 内容 … 自然体験を中心に観察会、森林浴などの利用ができるほか、市内外
の小学校の体験学習にも利用されています。
2- 1- 4 森林、農地をいかす
④光ヶ原みずばしょうの森(板倉区)
地域の水源として、また、ミズバショウが群生する自然豊かな憩いの場として、人と
自然がふれあう中で、森林保護意識を醸成する場として、体験学習等に活用しています。
開 設 年度 … 平成 13 年度
利 用 内容 … 自然体験を中心に観察会、森林浴などの利用ができるほか、市内外
の小学校の体験学習にも利用されています。
⑤三和薬師いこいの森(三和区)
自然環境に関する意識の高揚を目的として、東部丘陵地域の豊かな自然にふれる憩い
の場を提供しています。
開 設 年度 … 平成 4 年度
利 用 内容 … 里山で見られる多くの種類の木々や草花に囲まれた遊歩道が整備さ
れており、春から秋までどなたでも利用できます。
⑥あさひの里田麦ぶなの森園(大島区)
公の施設の再配置計画に基づき、キャンプ場機能を廃止し、地域の豊かな自然に触れ
る憩いの場として、平成 25 年 4 月 1 日から市民の森に位置付けました。ブナ林が群生す
る自然豊かな憩いの場として、自然学習や体験学習等に活用しています。
開 設年 度 … 平成 5 年度
施 設 設 備 … 管理棟、トイレ、遊歩道、オリエンテーリングコースほか
利 用内 容 … 自然体験を中心に観察会、森林浴などの利用ができるほか、
2- 1- 4 森林、農地をいかす 序
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( 3) 農村環境計画の策定
公共事業の在り方や良好な環境に対する国民の関心が高まったことを受け、「食料・農
業・農村基本法」が制定されました。この基本法において、農業生産基盤の整備にあた
り、「環境との調和に配慮しつつ」必要な施策を講じることとされています。
これまで、農業農村整備の実施にあたっては、従来から可能な範囲で個々の事業ごと
に環境に配慮してきましたが、市全体の取組や整合のとれた一定水準での計画的な取組
が必要となってきています。そこで、生態系を中心とした自然環境、景観やアメニティ
空間としての環境、また農村の生活環境などを踏まえた、農業農村整備の実施が望まれ
ています。
そのため、農業農村整備事業の計画段階においても、地域住民の意向を踏まえ、農業
の有する多面的機能を十分に発揮させ、環境との調和に対応する環境保全の基本方針を
明確にしていくことを目指す「農村環境計画」を策定しています。
市では今後、農地、農村部の持つ水源涵養、国土の保全、また心の安らぎ、うるおい
など多面的機能の維持保全に努めると同時に、この「農村環境計画」を手引書として、
2- 1- 5 快適な環境の創造
5】快適な環境の創造
( 1) 都市公園
①都市公園整備事業
高 田 公 園 … 市街地において、豊かな水と緑に囲まれた貴重な緑地空間であり、
総合公園としての魅力を更に高めるため、園路や広場を中心に再整
備を進めています。
五 智 公 園 … 施設の管理に努め、来園者の安全性・快適性の確保を図っています。
たにはま公園 … 自然や地域と共生し、豊かな自然が循環することの大切さを整備の
基本的方針として公園の整備を行いました。
その他の公園 … 地域に身近な公園整備では、市民との協働で公園整備を行う「マイ
ミニパーク事業」などにより地域の要望を踏まえた緑の空間が創出
される街区公園の整備を行っています。
● 都市公園の整備状況 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
種別
総合
公園
地区
公園 近隣
公園
街区
公園
運動
公園
広域
公園
特殊公園
( 風致公園)
合計
箇所数 2 2 5 118 3 1 1 132
面積(ha) 74. 2 8. 6 6. 4 24. 0 29. 9 48. 0 6. 6 197. 7
②パーク・パートナーシップ事業
公園は、地域のオアシスとして憩いの場、活動の場であり、公園管理に地域住民が積
極的に関わることにより、使い勝手のよい、より地域に密着した公園整備ができるとと
もに、地域の連携、コミュニティの醸成にもつながります。
市では、町内会等の協力を得て、除草作業、トイレ掃除等の維持管理作業を協働で行
っています。
● 実施公園数
年度 平成 22 平成 23 平成 24 平成 25 平成 26
2- 2- 1 地域の自然環境をいかした施設 序
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第2節 自然環境の活用
1】地域の自然環境をいかした施設
市町村合併による市域拡大に伴い、山間地、
海岸砂丘、天然の湖沼群などの自然が多く見ら
れます。この豊かな自然環境を保全・育成また
は回復することにより、貴重な財産として将来
の世代に引き継いでいくことが求められていま
す。そのため、地域の自然環境をいかした施設
を有効活用しています。
( 1) 地域の自然環境をいかした環境学習施設等
地域の景観や環境の保全のため、自然環境をいかした環境学習などを行っています。
● 地域の自然をいかした環境学習施設等
名称 所在地
地球環境学校 中ノ俣
くわどり市民の森
横畑
ゆったりの家
地すべり資料館 板倉区猿供養寺
県立大潟水と森公園 大潟区潟町
上越清里星のふるさと館 清里区青柳
2- 3- 1 土地利用の適正化
第3節 適切な土地利用の推進
1】土地利用の適正化
これまで、農業の生産を主体にした農業振興地域と計画的な市街地形成を目指す市街
化区域を基本に、それぞれの目的に沿って土地利用が図られてきました。
土地利用政策においては、一定の人口減少を前提としながら、健全な行財政運営や、
地域経済の活性化、生活機能の確保、地域コミュニティの形成、防犯・防災、景観形成、
環境保全などの多面的な視点を持って、拡散型からコンパクトなまちづくりへと転換し、
次世代へ良好な空間を引き継いでいく持続可能なまちづくりが必要です。
そのために、①めりはりのある土地利用、②人や地区をつなぐ土地利用、③一体性・
一貫性のある土地利用を基本的な考え方とし、市内外から求心力を持った安定的な機能
集積地を「拠点」と位置づけるとともに、各集落と拠点、拠点と拠点、拠点と市外とを
結ぶ「交通ネットワーク」を一体的に構築します。また、地域特性を引き出し、拠点や
交通ネットワークを支える「エリア別土地利用」を計画的に実施することによって、に
ぎわいと安らぎ、活力と安全性の双方を育む持続可能な空間形成を目指します。
平成 27 年度からは、第 6 次総合計画に基づき、将来都市像「すこやかなまち∼人と地
域が輝く上越」の実現に向けて、市民のすこやかな暮らしを実現し、持続させていくた
めの最適な土地利用と機能整備を推進していきます。
( 1) 開発行為の対策
①大規模開発の適正化
市では、大規模開発行為に関して、市の土地利用に関する計画等に適合するよう誘導
を図り、市の均衡ある発展と良好な環境の保全に寄与するため、「上越市大規模開発行為
の適正化に関する条例」を制定しています。
この条例では、開発予定者が大規模開発行為に係る土地を取得又は開発するときに、
事前に市と協議することを義務付けています。
協議があったとき、市では、計画の内容を市民の皆さんに公表し、意見を求めるとと
もに、条例に規定された基準に基づき審査を行います。開発予定者は、市が指定した利
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● 事前協議の対象となる開発行為
事業の区分
面積の区分
都市計画区域
都市計画区域外 用途地域
用途地域以外
の地域
1
宅地の造成(2 の項から 5 の項までに
定める事業を目的とするものを除く。)
対象外 対象外 3, 000m
2
2
ごみ処理施設又は産業廃棄物の処理施
設の設置
1, 000m 2 1, 000m 2 1, 000m 2 3
一般廃棄物の最終処分場又は産業廃棄
物の最終処分場の設置
すべて対象 すべて対象 すべて対象
4
スポーツ施設又は
レクリエーション施設の設置
対象外 1, 000m
2
1, 000m
2
5 砂利、岩石、土等の採取 対象外 1, 000m
2
1, 000m
2
(注)ただし、上記に該当する開発行為でも、都市計画法に基づく開発許可申請や新潟県大規模開発行 為の適正化対策要綱に基づく協議が必要となる場合など、市条例に基づく協議は不要となる場合 があります。
②環境影響評価の実施
環境影響評価(いわゆる環境アセスメント)とは、一定規模以上の土地の形状の変更、
工作物の新設その他これらに類する事業を行う事業者が、その事業の実施に当たり、予
めその事業による環境への影響について、自ら適正に調査・予測及び評価を行い、その
結果に基づいて環境保全措置を検討することなどにより、その事業計画を環境保全上よ
り望ましいものにしていく仕組みで、環境影響評価法や新潟県環境影響評価条例に基づ
き実施されています。
平成 26 年度は、該当する案件がありませんでした。
③水道水源の保護
水道水源及びその上流地域の自然環境を保護し、清浄な水を確保するため、「上越市
水道水源保護条例」を制定し、市内すべての水道水源(表流水)の集水区域及び周縁部
を水源保護地域に指定しています。
水源保護地域内では、ゴルフ場、産業廃棄物処理業、土砂採取業、砂利採取業、その
他水質汚濁を招くおそれのある事業を行おうとするときは、事前に市と協議するととも
に、関係地域住民への説明会を義務付けています。事前協議があった場合、市では上越
市水道水源保護審議会の意見を聴き、当該事業が水源の水質を汚濁し、または汚濁する
おそれがある事業と認定されると、設置を禁止することになります。平成 26 年度は、事
2- 3- 1 土地利用の適正化
● 水源保護地域一覧
指定区域 面積(km
2
) 指定年月
桑取取水ダム、谷内取水ダム、ビンゴ沢取水ダム、中ノ俣取水ダ
ム及び後谷ダムの集水区域及び 200m幅の周縁部
28. 6
集水区域 H 8. 3
周縁部 H22. 3
正善寺ダム集水区域、200mの幅の周縁部及び周縁部の一部 9. 1
集水区域 H 8. 3
周縁部一部 H18. 8
周縁部 H22. 3
名立取水ダムの集水区域及び 200m幅の周縁部 33. 0
集水区域 H18. 8 周縁部 H22. 3
柿崎川ダムの集水区域及び 200m幅の周縁部 14. 5
集水区域 H19. 3 周縁部 H22. 3
三和区多能貯水池集水区域及び 200m幅の周縁部 2. 8 H19. 9
牧区水源集水区域及び 200m幅の周縁部 1. 7 〃
大島区菖蒲水源集水区域及び 200m幅の周縁部 6. 1 H20. 3
大島区赤倉水源集水区域及び 200m幅の周縁部 4. 1 〃
安塚区朴ノ木川水源集水区域及び 200m幅の周縁部 9. 3 H20. 9
安塚区小川川水源集水区域及び 200m幅の周縁部 1. 2 〃
清里区坊ヶ池・大三郎用水水源集水区域及び 200m幅の周縁部 4. 0 〃
板倉区筒方水源集水区域及び 200m幅の周縁部 0. 4 〃
浦川原区入山沢水源集水区域及び 200m幅の周縁部
5. 4
※
H21. 3
浦川原区南山水源集水区域及び 200m幅の周縁部 〃
浦川原区上猪子田水源集水区域及び 200m幅の周縁部 1. 5 〃
浦川原区真光寺水源集水区域及び 200m幅の周縁部 3. 0 〃
2- 3- 1 土地利用の適正化 序
章
上
越
市
の
概
要
第
1
章
地
球
環
境
地
球
環
境
に
や
さ
し
い
ま
ち
第
2
章
自
然
環
境
多
様
な
自
然
が
広
が
る
ま
ち
第
3
章
生
活
環
境
資
源
が
循
環
す
る
ま
ち
第
4
章
環
境
学
習
一
人
一
人
( 2) 都市計画区域の設定
市内では、合併前の上越市の一部、頸城区の一部、大潟区の全域で上越都市計画区域、
柿崎区の一部で柿崎都市計画区域、中郷区の一部で妙高都市計画区域が定められていま
す。都市計画区域は、農林漁業との健全な調和を図りつつ、健康で文化的な都市生活と
機能的な都市活動を確保するよう、都市を一体的かつ総合的に整備、開発及び保全をす
る必要がある区域です。この区域の適切な土地利用の推進は、まちづくりの基本であり、
市民と行政が一体となって、持続可能な社会への転換による土地利用を図っていく必要
があります。
市では、平成 27 年度から平成 46 年度までの市町村の都市計画に関する基本的な方針
である「都市計画マスタープラン」を平成 27 年 8 月に策定し、土地利用、都市施設、都
市環境、都市防災など都市計画の施策を体系づけています。また、上越都市計画区域は
平成 21 年 3 月 31 日に、市街化区域・市街化調整区域を見直しました。
上越・柿崎都市計画区域では用途地域が定められています。用途地域は良好な市街地
環境の形成、都市における居住、商業、工業などの適正な配置による機能的な都市活動
の確保を目的として、建築物に用途、容積率、建ぺい率、高さなどを規制・誘導する都
市計画・建築規制制度であり、秩序あるまちづくりに大きな役割を果たしています。
2- 3- 1 土地利用の適正化
● 都市計画区域 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
都市計画区域 面積(ha)
上越都市計画区域(合併前の上越市、頸城区、大潟区) 26, 055
柿崎都市計画区域 3, 301
妙高都市計画区域(うち中郷区分) 2, 624
● 用途地域の指定状況 (各年 3 月 31 日現在)
用途区分/年次 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年
第一種低層住居専用地域 626 626 626 626 626
第一種中高層住居専用地域 892 892 892 885 885
第二種中高層住居専用地域 101 101 101 101 101
第一種住居地域 1, 008 1, 008 1, 008 1, 015 1, 015
第二種住居地域 90 90 90 90 90
準住居地域 57 57 57 57 57
近隣商業地域 92 92 92 92 92
商業地域 215 215 215 215 215
準工業地域 886 886 886 886 886
工業地域 262 262 262 262 262
工業専用地域 587 587 587 587 587
合計 4, 816 4, 816 4, 816 4, 816 4, 816
(単位:ha)
出所:都市整備課 ( 上越都市計画区域、柿崎都市計画区域の用途地域の合計)
2】産業立地の適正化
住居と工場が混在している市街地では、市民の良好な生活環境を維持するため、工場
等の事業活動から発生する騒音や振動などの産業公害を防止するなど産業立地の適正化
を図る必要があります。