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多発性インスリノーマの1治験例

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Academic year: 2021

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た.症例の性比は男4対女2で,30代を中心に平均36.5 歳であった.症状はほとんどが強い心嵩部痛で,軽度 の白血球増多を伴うものが多かった. 6例のうち4例 が11月でサパ,残りが3月と4月でカツオをいずれも 生で食したあと, 2 - 6時間後の発症であった.虫体 8匹はすべてアニサキスI型幼虫で,胃角付近から胃 体部領域で摘出された.よく既往歴を聞き,もしやと 思った際はいわゆる緊急内祝鏡を行なうことが肝要と 思われ,注意してみれば結構見付かる筈であることを 強調した. 17.胃冠状静脈左腎静脈問短絡症に早期胃癌を合併 した一治験例 (東京都立荏原病院外科〉 新井田達雄,長谷川利弘,服部博行 椋 棒 豊 , 河 村 正 敏 , 池 本 博 行 志 賀 俊 之 , 木 下 裕 宏 症例は67歳女性,既往歴に肝疾患はない.過去 1年 間に数回の意識障害発作,手指の振戦があり,脳波, 血中アンモニア高値より肝性脳症と診断.その後

PTP

にて上記の巨大な短絡症の確診を得た.さらに偶然

I

I

c

型胃癌合併を発見,両疾患の治療目的にてshunt結事与 を含む胃切除術を施行.shunt遮断後の門脈血流量の 変化に伴う合併症を予防する為可及的長時間門脈圧を monitorしたが門脈庄の上昇なと'種々の合併症を認め なかった.なお術後五カ月経過した現在まで意識障害 発作,肝機能異常その他重篤な合併症を認めることな く治癒せしめることができたので,若干の文献的考察 を加え,これを症例報告した. 18.組織型の異なる胃内重複癌のl例 (宮川

l

胃腸病院〉 松 山 秀 樹 , 宮

)

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1

普爾 近年胃内重複癌は診断技術の進歩や詳細な組織学的 検索により,その報告例はまれなものではなくなった が,組織型を同一にする場合が多い.今回われわれは 術前に診断のついた早期胃癌多発例で,一方は8mmX 3mmと微小胃癌で,組織型の各々全く異なる1症例を 経験したので若干の文献的考察を加えて報告する. 19.噴門部胃癌の臨床病理学的検討 (金沢大学がん研外科〕 荻 野 知 己 , 磨 伊 正 義 ,食道胃接合線から2cm以内の範囲に中心をもっ胃 癌を噴門部癌と定義し,その態度を検討した.1975年 6月から1984年12月までの9年6カ月間に切除した胃 癌症例620例中,噴門部癌は20例(3.2%)で,高齢(平 59 均64.8歳入男性に多く

CM.F

比=2.25:1),肉眼型は 小雪伺

i

に中心をもっ隆起型ないしはBorr 2型癌が多 かった.組織学的には高分化型癌が多かった.今回は, 転移再発につき検討したが,術中所見よりみると肝転 移例3例 (15%)が多く,腹膜播種は1例と少なかっ たが, リンパ節転移陽性例も70%と高率であった.術 後遠隔では肝転移例は術後平均5カ月で死亡し,術後 平均1年4カ月で傍大動脈,縦隔リンパ節転移再発す るものが 3例(15%)みられた.胸腔内リンパ節転移 例が2例あり, 11, 10, 16番転移も高頻度であるので, 噴門部癌に対する術式としてはp m癌以上では開胸下 に勝尾側牌合併切除を伴う胃全易jを行ない,傍大動脈 の郭清を要すると思われた. 20.当院における最近5年間の豚胆道疾患治療,特 に良性疾患に対する胆道再建術について (防府消化器病センター〉 次回 正,三浦 修 , 戸 田 智 博 南 園 義 一 , 長 崎 進 当院における最近5年間の騨胆道疾患手術症例は, 悪性33例,良性340例,であった.悪性例では,治癒切 除は6例あるが, 1年以上の生存例は2例にすぎない. 良性例では,最近3年間は手術例が増加しており,特 に胆道再建術の増加が目立っている.胆道再建術は, 胆石症に6例,先天性総胆管嚢腫に2例,胆道外傷に 2例施行した. 胆石症に対する胆道再建術は,主に再発結石と考え られる症例に対して行なっている.肝側に狭窄がない 高齢者には胆管十三指腸助合を,若年者には胞管空腸 吻合を原則としている.術後は,超音波検査や胆道動 態シンチグラムで経過を追っているが,概ね良好であ る 症例を供覧しつつ,当院における勝胆道疾患治療の 現況を報告する. 2l.多発性インスリノーマのl治験例 (東京医科大学外科〉 東 里 正 美 , 木 村 幸 三 郎 , 小 柳 泰 久 山本啓一郎,東 陪 雄 , 佐 藤 茂 樹 友 利 千 之 , 小 木 曽 実 , 高 木 進 深 谷 泰 弘 , 石 川 暢 , 吉 松 昭 彦 勝ホルモン産生腫疹のひとつであるインスリノーマ はほとんどが単発性腫蕩であるが,まれに多発性に腫 蕩を有するものがある. 今回,我々は勝に少なくとも 3個の腫蕩を有するイ ンスリノーマを1例経験したので,若干の文献的考察 -679ー

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60 を加えて報告する.症例は70歳男性で空腹時意識消失 発作が頻回にあったが, 59年5月に同症状のため近医 へ緊急入院した.7月精査白的にて本院内科へ入院し, 腹部

CT

,超音波,血管造影等にてインスリノーマの診 断を得て9月外科転科し,勝体尾部切除術を施行した. 術前に診断し得た腫蕩は1個であったが,術後の病理 検索によって更に2個の腫療を摘出勝内に認めた. 22. 肝内結石を伴った巨大な総胆管結石症の l例 (国立静岡病院外科〉 篠 原 幹 男 , 岡 田 雅 之 , 水 野 洋 一 症例は55歳の看護婦で,最近5年聞に肝障害を3回 認めたが,精査されなかった.今回心寓部茄痛, P匿吐, 倦怠感を主症状に入院,黄痘を認めた.血液検査で炎 症所見と,

GOT

GPT

はじめ胆管酵素の上昇を認め た.

PTC

I

E

LR

型の肝内結石で,左葉胆管の嚢状 拡張と狭窄,総胆管の巨大結石像が特徴的であった.

ERCP

で合流異常はなく,先天性総胆管張症は,否定 的であった.胆嚢総胆管切除肝左葉外側切除,総肝管 空 腸Roux-Y駒合,空揚痩造設を行ない,術後

PTCS

にて裁石した. 総胆管石はllX5cmで,肝内石同様,ビリルピンCa 石であった.切除肝に

2

次性肝硬変と著明な胆管炎像 を認めた.本症例の病因として左葉原発肝内結石が総 胆管内に落下し巨大に発育した可能性が考えられた.

2

3

.

電気水圧衝撃波を用いた胆道鏡直視下砕石術 (聖マリアンナ医科大学第二外科〉 後 町 浩 二 , 生 沢 啓 芳 , 安 尾 信 飯島 登 電気水圧衝撃波砕石法を胆道ファイパースコープ下 に用いて,

T

チューブ痩孔よりも大きな総胆管遺残結 石4例,総胆管末端部に俵頓した結石2例,肝内結石 1例に結石の破砕を行ない,首尾よく結石を除去する ことができた. この砕石術には次のような利点、があると思われた. 1)大きな胆管結石および蔽頓結石の砕石除去にさい して有効である

.

2

)

紺子による砕石法に比べて能率が 良い.3)他の砕石法に比して内視鏡下の微妙な操作が 可能である.

4

)

直視下に砕石操作を行なうため,胆管 壁の損傷をさげることが出来る.

5

)

YAG

レーザーに よる砕石術と比較して装置が低価格であり,装置が小 型で、軽量なため移動が容易で他の病院への出張による 砕石術も可能である. 24. 全胃温存膝頭十二指腸切除を施行した成人膝胆 管合流異常症例の経験 (尾原病院〉 福 井 博 行 , 吉 利 彰 洋 , 原 田 昌 弘 尾 原 徹 司 (消化器病センター外科〉 羽生富士夫 今回は,我々は

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歳女性で,主訴は心富部痛勝石を 合併し,勝炎様症状を呈した勝胆管合流異常を伴う先 天性胆管拡張症を経験し,全胃混存勝頭十二指腸切除 を施行した.術後は約1カ月胃内客停滞を認めたが, 潰療などの合併症もなく,現在は順調である.一般的 に合流異常に対しては,分流手術が行なわれているが, 今回のような勝病変の著しい症例では,豚頭十二指腸 切除が必要であると考えられる.しかし良性疾患に 対し,手術侵襲及び術後の消化吸収機能の代償が過大 であることから,全胃を温存することが適当であると 考える.術後経過,合併症に関して,不明の点も多い が,今後,本症例を観察してゆきたいと考えている.

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原発性十二指腸癌の

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例 (社会保健山梨病院〉 山 口 峰 生 , 草 野 佐 , 小 沢 俊 総 久 米 川 啓 , 立 花 早 苗 , 野 方 尚 小 俣 好 作 , 飯 田 龍 一 原発性十二指揚癌は,本邦ではまれな疾患である. 今回知り得た限りで、はp 乳頭部癌を除く十二指腸癌は

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例が報告されている.この内,深達度smまでのい わゆる早期十二指腸癌は,我々の症例を含め,

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例が 報告されているにすぎない. 我々は,定期検診にて発見した原発性十二指腸癌を 2例経験したので,若干の文献的考察を加えて報告す る 26.硬変合併肝癌切除前後における新しい肝予備能 検査の評価 (千葉大学第

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外科) 碓 井 貞 仁 , 坂 本 昭 雄 , 小 高 通 夫 佐 藤 博 硬変合併肝癌患者の肝ミクロゾーム機能を測定する 目的で,定定同位元素13Cで標識したアミノピリンを 静脈内投与後,

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分間隔で

2

時間,呼気中の

CO

2量お よび13Catom%excessを測定し次の結果を得た.1) 肝硬変合併症例の13Cアミノピリン排

i

世率は正常肝症 例に比較して著しく低下した.2)13C02排浩率は ICC, ACb,ケトン体比と相関したが他の検査とは相関せ ず,従来の肝機能検査とは異なる範瞬に属する事が示 唆された.3)13C02排滑率は上腹部手術後1週自に術

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