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Academic year: 2021

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(1)

第13回研究評価委員会 資料7

平成18年度追跡調査・評価の実施状況について

1) 平成13~17年度に終了した

168プロジェクト、延べ1,719機関

に対し事前準備調査または

簡易追跡調査を通じて、継続的な取組状況の調査を実施。

1,681機関(98%)から回収、企業は

1,071機関(99%)

から回答。

プロジェクト終了後の

継続的取り組み状況、他社との競合状況

等を把握。

2) 上市・製品化、実施後中止した企業や、継続的取り組みを実施していない企業等、

106機関

に対して詳細追跡調査を実施

。また、

延べ28社に対してヒアリングを実施

プロジェクト実施開始から現在に至るまでの経緯を

追跡チャート

としてまとめるとともに、

成功の要

因やマネジメントへ反映すべき事項等を検討

3) NEDO成果のさらなる活用・普及を促す取り組みとして、NEDO成果を活用した

上市事例や公

開データベース等公共財に関する情報をホームページにおける公開を検討中

4) 昨年度の太陽光発電に引き続き、

高性能工業炉

に関する深掘りの

アウトカム調査

を実施。

1.概要

1

(2)

334 4 216 118 24 23 86 52 31 218 1 155 63 15 18 60 42 20 89 0 68 21 46 36 15 7 0 50 100 150 200 250 300 350 企 業 数 回答数 継続事業の有無 継続事業の内訳 回答数 継続事業の有無 継続事業の内訳 回答数 継続事業の有無 継続事業の内訳 実用化率 22% 実用化率 21% 回答数 回答数 回答数 非継続 非継続 非継続 継続 継続 継続 中止 中止 中止 研究 技術開発 製品化 上市 研究 技術開発 製品化 上市 研究 技術開発 製品化 上市 未回答 未回答 [平 成 13, 1 4年 度 終 了 P J] [平 成 15 年 度 終 了 P J] [平 成 1 6年 度 終 了 P J] 実用化率 15% 【65%】 【71%】 【76%】

2.企業におけるNEDO成果を活用した継続的取り組みの状況(簡易追跡調査)

平成13、14年度終了プロジェクトについては、実用化率(継続的取組みを実施している企業数に対する上市および製品 化に到達した企業数の割合)は22%。平成15年度終了プロジェクトの実用化率は21%。平成16年度終了プロジェクトの 実用化率は15%。実用化率は20%前後で推移している。 プロジェクト終了年度ごとの継続率は上昇傾向にある。 図1 企業におけるNEDO成果を活用した継続的取り組みの状況(簡易追跡調査)

(3)

※その他の3例は、社の事業再構築による中止、業界の一員として参加のため当初より非実施は既定路線、技術自体を売却 タイプA:着実達成型 ※その他2例は、製品化したもののコスト優位性が見出せず停滞。1例は、プロジェクト終了後中断するも、情勢変化により再開。 実用化の 見 込 み 小 中 大 プロジェクト実施期間 プロジェクト実施期間 タイプB:課題克服型 非継続・中止 上市・製品化 33例/49例 13例/49例 タイプD:技術開発楽観視型 実用化の 見 込 み 小 中 大 プロジェクト実施期間 8例/26例 タイプC:市場・コスト楽観視型 プロジェクト実施期間 15例/26例

3.詳細追跡調査結果

昨年度と今年度の詳細追跡調査により、上市・製品化に至った企業延べ49例、非継続、中止に至った企業延べ26例、計75件に ついて、プロジェクト立ち上げから現在に至る経緯を追跡チャートとしてまとめ、類型化した。 上市・製品化ではタイプAが、非継続・中止ではタイプCが多い。 実用化の 見 込 み 小 中 大 実用化の 見 込 み 小 中 大 3 ・立案時における技術課題の明確化。 ・技術課題を着実にクリア。 ・社会・ユーザーニーズを踏まえた技術開発。 ・技術課題解決への見通しが甘い。 ・予算減 ・プロジェクト後半で技術開発のブレークスルー。 ・技術課題解決への見通しが甘い。 ・プロジェクト前半で技術開発のブレークスルーがない。 ・技術課題は着実にクリア。 ・プロジェクト終了時にニーズなし、コスト優位性なしが判明。 (1)追跡チャートの類型

(4)

(2)上市・製品化の要因分析

上市・製品化の成功要因として昨年度は下記1)~4)の4要因を抽出。本年度調査では4例で5)の要因が見られ、 5要因とした。

5)の具体例(『ヒアリング先企業コメント』)

①プラスチック製造工程でエネルギー消費が高いペレット化を省略したプラスチック製造技術を開発するプロジェクト

ユーザー企業と連携した体制を組んだ

ことにより、実用化を見据えた技術開発を実施できた。』

②複合材料を開発するプロジェクト

異業種の企業からなるプロジェクト

に参加することにより、得意とする強みが有効に発揮された。』

③燃料電池の実用化・普及段階において必要となる安全性・信頼性等の基準・標準などの普及基盤を整備すること

を目的としたプロジェクト

『標準化や技術基準策定のように、

技術開発と関連しない部分での連携

が、プロジェクトの成功に繋がった。』

タイプA 実用化の 見 込 み 小 中 大 プロジェクト実施期間 プロジェクト実施期間 タイプB

<上市・製品化の成功要因>

昨年度整理した4要因

1)

技術開発課題に関連する

高い技術的ポテ

ンシャル

2)

中間評価を契機とした実用化意識の向上

3)

研究部門と事業部門を橋渡し、または研究

から実用化まで担当するキーパーソン

存在

4)責任所在の明確化、強力なリーダーシップ

を有するリーダーの存在

今年度新たに整理した要因として:

5)

異業種やユーザー企業との連携

、または、

標準・基準における同業企業との連携

(5)

(3)非継続・中止についての要因分析

社内状況の変化

社内状況の変化

・ 担当部門の解散/再編 ・ 追加投資の費用大

社会・経済情勢に対応できない

社会・経済情勢に対応できない

・ ITバブルの崩壊 ・ 廃棄物処理関係の事業環境悪化 ・ あるバイオ分野のマーケットの見込み違い ・ 半導体ロードマップにおいて不採用 ・ 競合他社が先行投資

技術が先行しすぎて用途がない

技術が先行しすぎて用途がない

・ 開発したMEMSがハイスペック過ぎ ・ コスト検討不十分 ・ 技術の適用が遠い将来 0% 20% 40% 60% 80% 100% 研究 技術開発 製品化 上市 その他 所テーマ 本部テーマ 全社テーマ 最終目標段階 構成 比 最終目標と社内位置付け(事前準備結果) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 研究 技術開発 製品化 上市 その他 所テーマ 本部テーマ 全社テーマ 最終目標段階 構成 比 最終目標と社内位置付け(事前準備結果) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 研究 技術開発 製品化 上市 その他 所テーマ 本部テーマ 全社テーマ 最終目標段階 構成 比 0% 20% 40% 60% 80% 100% 研究 技術開発 製品化 上市 その他 所テーマ 本部テーマ 全社テーマ その他 所テーマ 本部テーマ 全社テーマ 最終目標段階 構成 比 最終目標と社内位置付け(事前準備結果) 現状段階と他社との競合状況(簡易調査結果) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 中止 研究 技術開発 製品化 上市 現状段階 構成 比 その他 無し 遅れ 同程度 先行 現状段階と他社との競合状況(簡易調査結果) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 中止 研究 技術開発 製品化 上市 現状段階 構成 比 その他 無し 遅れ 同程度 先行 0% 20% 40% 60% 80% 100% 中止 研究 技術開発 製品化 上市 現状段階 構成 比 その他 無し 遅れ 同程度 先行 その他 無し 遅れ 同程度 先行 全社・本部テーマ程、最終目標が上市の企業が多い 中止にもかかわらず、技術は先行 《マネジメントへの教訓》 ・ 企業のコミットメント ・ 市場動向調査(ユーザー・用途) ・ コスト目標の設定(実用化プロジェクト) ・ 技術課題の明確化(基礎・基盤プロジェクト) ・ 競合技術優位性(中間評価項目に反映済み) ・ テーマ・実施者の絞り込み、特に組織目的と合致しなくなった実施者の速やか な退出。中間評価がない場合のプロジェクト中止方法の明確化。

技術課題が解決できない

技術課題が解決できない

・ 研究開始と同時に課題に直面

追跡チャートタイプ

追跡チャートタイプ

D

D

の要因

の要因

追跡チャートタイプ

追跡チャートタイプ

C

C

の要因

の要因

0% 20% 40% 60% 80% 100% 非継続・中止企業 新しい技術分野 への挑戦 組織目的と合致 組織目的と合致 組織目的と合致 組織目的と合致 新しい技術分野への挑戦 技術的向上 技術的向上 他機関からの 誘い 他機関からの 誘い ネットワーク 形成 ネットワーク形成 人材育成 人材育成 その他 その他 上市・製品化企業 (n=192) (n=735) 上市・製品化企 業は、「組織目的 と合致」が多い プロジェクトへの参画動機(詳細追跡調査結果) タイプC タイプD

(6)

NEDO成果の実用化事例

(NEDO (NEDOホームページ掲載イメージ)

ホームページ掲載イメージ)

<NEDOプロジェクトに参加して得た知見を活用して製品化した事例をご紹介します。> 製品写真 【製品名】○○○○○○○○○○○○ 【プロジェクト名】・・・・・・・・・・・・・・・・ 【開発者の話】(プロジェクト参加者による開発ストーリー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【ビジネス面のアピールポイント】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【製品に関連するURL】 http://www. ...html 【担当者メールアドレス】 社名・所属・氏名 ・・・・@・・・.co.jp

追跡調査の結果、NEDOに対して成果普及に関する要望が得られ、国民に対するアカウンタビリティの確保と、 NEDO成果の普及促進の観点から、NEDOホームページにおける上市事例や公開データベース例の公開を検討中。 製品写真

4.NEDOホームページを活用した成果普及

今年度調査から得られた成果普及に関する要望例 今年度調査から得られた成果普及に関する要望例 電線メーカーA社 製品化したものの、NEDOプロジェクトで想定していた業界では採用され なかったため、具体的な用途が見つかっていない。プロジェクト外のニーズ 情報を広範囲に収集できる仕組みをNEDOに期待。 ソフトウェア開発企業B社 製品化した当該ソフトウェアは新規産業創出型の分野だが、市場がない。 国のプロジェクトをベースにした製品は国も製品の広報に役割を果たして欲 しい。具体的にはNEDOHPなどでの紹介、他のNEDOプロジェクトへの製 品の紹介等。 エンジニアリング企業C社 NEDOプロジェクトで開発したシステムを他のNEDOプロジェクトで活用し て欲しい。 アカウンタビリティ確保の観点 アカウンタビリティ確保の観点 ・経済・社会に波及している状況を 分かりやすく情報発信。 ・開発ストーリーによりNEDOの貢 献を紹介。 NEDO成果の普及促進の観点 NEDO成果の普及促進の観点 ・URLやメールで双方向性を確保。 ・技術・ビジネス展開可能性の提示。 NEDOHPでの紹介 ・上市事例 ・公開データベース

(7)

(1) 3030%以上の省エネルギー%以上の省エネルギー(CO削減) (2) 大幅なNOx低減大幅なNOx低減(1,000℃を超える高温予熱空気利用において、NOxの環境規制値を問題なく クリアーすること) (3) 設備の小型化(20%のダウンサイジング)

1.

1.

高性能工業炉開発プロジェクトの目標

高性能工業炉開発プロジェクトの目標

(1) 実施期間・・・1993年~1999年(7年間) (2) 予算総額・・・約80億円

2.

2.

実施期間及び予算総額

実施期間及び予算総額

委託先・・・(社)日本工業炉協会 参加企業・団体・・・石川島播磨重工業㈱、JFE炉材㈱、新日本製鐵㈱、 (財)石油産業活性化セン ター、JFEスチール㈱、横河電機㈱、日本ファーネス工業㈱、中外炉工業㈱、㈱山武、東京ガス㈱、 大同特殊鋼㈱、三建産業㈱、ロザイ工業㈱

3.

3.

実施機関

実施機関

高性能工業炉の開発の概要

高性能工業炉の開発の概要

工業炉とは

工業炉とは

燃料や電気により加熱を行い、原材料や部品の精製、加工、仕上げ工程などで使われる装置 幅広い業種で使用。現代産業の基礎を担う。(金属工業、機械、窯業、食品加工など) 基数:約4万基、市場規模:2,264億円(2005年)、炉メーカー:100社以上(中小企業が多い) エネルギー消費量大(日本の最終エネルギー消費量の約18%、産業部門の約40%)

5.「高性能工業炉の開発」プロジェクトに係るアウトカム概要

7

(8)

高温空気燃焼技術(アウトプット) 高温空気燃焼技術(アウトプット) リジェネバーナー リジェネバーナー

「高性能工業炉の開発」のアウトプット

「高性能工業炉の開発」のアウトプット

高性能工業炉

高性能工業炉

(低NOx、低騒音、火炎温度平坦) 新たな火炎領域 新たな火炎領域 (省エネ:○、NOx:○) 省エネ:× NOx:○ 省エネ:○ NOx:× 高性能工業炉は、リジェネバーナーを活用することによって、理論限界に近い熱回収を達成することによる「大幅な省エネルギー」 と「低NOx」を両立することによって実現できた

(9)

転炉等

転炉等

鋼片(スラブ等)鋼片(スラブ等) 鉄鉱石 鉄鉱石 圧延コイル 圧延コイル 鋼管 鋼管 H型鋼 H型鋼

最終製品

最終製品

・自動車

・水道,ガス配管

・家電

・パイプライン

・事務機器 ・船舶,橋梁,建築

高炉

高炉

鋼材 鋼材

加熱炉

加熱炉

鍛造等

鍛造等

熱処理炉

熱処理炉

部品 部品

高性能工業炉

高性能工業炉

高性能工業炉

高性能工業炉

高性能工業炉

高性能工業炉

厚板 厚板

加熱炉・均熱炉

加熱炉・均熱炉

「高性能工業炉の開発」の

「高性能工業炉の開発」の

アウトカム1

アウトカム1

*鉄鋼製品の製造工程における適用事例

*鉄鋼製品の製造工程における適用事例

9

(10)

0 100 200 300 400 500 600 700 H 4 H 5 H 6 H 7 H 8 H 9 H 1 0 H 1 1 H 1 2 H 1 3 H 1 4 H 1 5 H 1 6 H 1 7 基 数 ( 基 ) 年間販売基数  前年までの累積基数

累計導入基数:668基

高性能工業炉の導入普及は

着実に進んでいる

「高性能工業炉の開発」の

「高性能工業炉の開発」の

アウトカム2

アウトカム2

*高性能工業炉の普及状況

*高性能工業炉の普及状況

※主要メーカーを対象としたアンケート結果(79社中50社から回答)に基づく

(11)

「高性能工業炉の開発」の

「高性能工業炉の開発」の

アウトカム3

アウトカム3

*高性能工業炉の市場規模(売上高)

*高性能工業炉の市場規模(売上高)

※主要メーカーを対象としたアンケート結果(79社中50社から回答)に基づく 11

0

50

100

150

92

93

94

95

96

97

98

99

00

01

02

03

04

05

売上高(億円)

売上高:のべ657億円

高性能工業炉の開発 フィールドテスト エネルギー使用合理化事業者支援事業 高性能工業炉の市場は、高性能工業炉フィールドテスト 以降、着実に拡大している

(12)

推定省エネ量

推定省エネ量

原油

原油

33.5

33.5

kL

kL

/

/

年(試算値)

・・・

・・・

ドラム缶:168万本 東京ドーム:0.270杯

推定

推定

CO

CO

22

削減効果

削減効果

83.7

83.7

t

t

-

-

CO

CO

22

/

/

年(試算値)

・・・

・・・

杉の木5,980万本が 1年間に吸収するCO2量に相当 【省エネ量及びCO2削減効果の算定方法】 ・高性能工業炉の総導入基数および「大企業:中小企業」の比率は、主要メーカーを対象としたアンケート結果による。 ・大企業/中小業企業用炉の省エネルギー量算定は、以下のように求めた。 ① FT事業の結果から、炉種別・企業規模別・燃料種別の高性能工業炉1基当たりの省エネ量を求めた。 ② 今回のアンケートによって把握された668基の高性能工業炉の炉種ごとの燃料種別基数の割合は、FT事業の炉種別・燃料種別基数の割 合と同じであると仮定し、668基の炉種別・燃料種別基数を推計した。 ③ 「①×②」でそれぞれの炉の省エネ量を求め、それらを企業規模別に足し合わせた。

「高性能工業炉の開発」の

「高性能工業炉の開発」の

アウトカム4

アウトカム4

*高性能工業炉による省エネ、環境負荷低減効果

*高性能工業炉による省エネ、環境負荷低減効果

【 【参考参考】】 【 【参考参考】】 (杉のCO2吸収率 14kg-CO2/本・年、(環境省、林野庁「地球温暖化防止の為の緑の吸収源対策」より) (ドラム缶:200L、東京ドーム:124万m3 として算出) 【参考】 新エネルギーによる石油代替効果 (2004年度) ・ 太陽光発電 : 27.7万kL/年 ・ 風力発電 : 37.8万kL/年 (平成18年3月22日総合資源エネルギー調査会 総合部会より)

参照

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