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基礎を育てることを主なねらいとしている 現在 地方自治体を取り巻く状況は 少子高齢化 情報化 グローバル化 経済の変動などによ り急速に変化している また 地方分権を推進する法律がつくられ 各地方自治体は 財政の健全 化や組織の改編 市町村合併等の新しい枠組みづくりに取り組んでいる さらに 子育て支

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Academic year: 2021

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中学校 第3学年 社会科 学習指導案

日 時:平成 29 年○月○日(○)第○校時 対 象:第3学年○組 ○名 学 校:○○○○中学校 授業者:○○○○ 1 単元名 「地方自治と私たちの生活」 2 単元の目標 ・よりよい○○区をつくることに関心をもち、意欲的に新しい条例案や政策を追究し、住民自治に積 極的に参加しようとする自治意識をもとうとしている。 【社会的事象への関心・意欲・態度】 ・よりよい○○区をつくるための政策について、複数の側面や立場から多面的・多角的に考察し、そ の過程や結果を適切に表現できる。 【社会的な思考・判断・表現】 ・○○区の財政の変化を資料から適切に読み取り、読み取ったことをまとめる。 【資料活用の技能】 ・住民自治を基本とした地方自治の考え方やしくみ、地方分権の考え方や地方財政の財源や変化を理 解し、その知識を身に付けている。 【社会的事象についての知識・理解】 3 単元の評価規準 ア 社会的事象への 関心・意欲・態度 イ 社会的な思考・ 判断・表現 ウ 資料活用の 技能 エ 社会的事象に ついての知識・理解 ①よりよい○○区をつくるこ とに関心をもち、意欲的に新 しい条例案を追究している。 ②将来の主権者として住民自 治に積極的に参加しようと する自治意識をもとうとし ている。 ①よりよい○○区をつ くるための政策につ いて、複数の側面や 立場から多面的・多 角的に考察し、その過 程 や 結 果 を 適 切 に 表 現している。 ①○○区の財政 の変化を資料 から適切に読 み取り、読み 取ったことを まとめること ができる。 ①住民自治を基本とし た地方自治の考え方 やしくみ、地方分権 の考え方や地方財政 の財源や変化を理解 し、その知識を身に 付けている。 4 指導観 (1)単元観 本単元は、中学校学習指導要領第2章第2節社会の公民的分野の内容項目「(3)私たちと政治」 の中項目「イ 民主政治と政治参加」の内容に基づいている。内容は、以下のようになっている。 この中項目は、地域社会における住民の福祉は住民の自発的努力によって実現するものであり、 住民参加による住民自治に基づくものであることや、住民自治を基本とする地方自治の考え方が、 地方公共団体の政治の仕組みや働きを貫いている基本的な考え方であることを理解させるととも に、地域社会への関心を高め、生徒に地方自治の発展に寄与しようとする住民としての自治意識の イ 民主政治と政治参加 地方自治の基本的な考え方について理解させる。その際、地方公共団体の政治の仕組みについて 理解させるとともに、住民の権利や義務に関連させて、地方自治の発展に寄与しようとする住民 としての自治意識の基礎を育てる。(後略)

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基礎を育てることを主なねらいとしている。 現在、地方自治体を取り巻く状況は、少子高齢化、情報化、グローバル化、経済の変動などによ り急速に変化している。また、地方分権を推進する法律がつくられ、各地方自治体は、財政の健全 化や組織の改編、市町村合併等の新しい枠組みづくりに取り組んでいる。さらに、子育て支援や防 災対策、福祉、教育の充実など多岐にわたる社会問題に着実に対応しつつ、活力ある豊かな地域づ くりに向けた取組を、これまでの行政主導から住民主導へと移行していくことが欠かせなくなって いる。そのため、誰もが安心して豊かに幸福に暮らすことのできる地域をつくる住民として、様々 な地域の課題を解決しようとする態度や能力を育成することが求められている。 そこで本単元では、「より良い○○区をつくるにはどうすればよいのか」という単元を通した学 習課題を設定し、「民主主義の学校」とされる地方自治の基本的な考え方や仕組みを学習した後に、 よりよい地域(○○区)づくりのために必要な政策や自分たちにできることを主体的に追究できる ようにした。一人の主権者として、また○○区で生活する住民の一人としての自覚を育て、地域づ くりに積極的に関わっていく態度や能力を育てることをねらいとして本単元を設定した。 また、本単元のよりよい○○区をつくるために必要な政策を考える場面では、様々な資料を適切 に選択させ、情報を正確に捉えさせて、様々な側面(政治、経済、人権、国際、観光など)と立場 (若者世代、子育て世代、高齢者、障害者、商店などの第三次産業で働く人など)から考えさせる ことで、多面的・多角的に考察させる。そして、グループで政策を話し合う場面では、「効果的で 無駄がないか」という「効率」の視点と、「公平で特定の人だけが不利益になっていないか、多く の区民が納得する税金の使い方か」という「公正」の視点をもちながら、協働的な学習を通して優 先される政策を追究し、自分の考え(判断)を適切に表現する態度と能力を育てる。 (2)教材観 本単元では、授業プリントと資料プリントを用意し、図・グラフ・絵画資料・映像資料など多様 な資料を読み取る学習を毎時間設定し、自分の考えをプリントにまとめさせたり、グループで話し 合わせたりする活動を通して、多面的・多角的に考察し、自分の意見をまとめて他の人に伝える、 他者の意見から学ぶなどの協働的な学習の中で思考や知識が深まるようにした。特にグループでの 話し合い活動の中では、互いの主張を聞きながら、多面的(様々な側面)・多角的(様々な立場) に考えさせることで、複数の根拠に基づいて判断をするように指導している。 また、主体的・協働的な学習を行うためには、生徒が学習内容に関心をもち、自分の考えをもっ たうえで話し合いに参加できるようにすることが大切である。また、グループでの話し合いでは、 生徒が自分の意見を主張するだけでなく、他人の意見から学び、一人一人の思考が深まっていくよ うに段階的に丁寧に指導する必要がある。主体的・協働的な学習を実現させるために、本単元の中 で以下の①~⑧の段階的な手だてを設定することで、様々な側面や立場から多面的・多角的な考察 を行って、そのうえでより良い○○区をつくるために優先される政策(事業)について、生徒一人 一人が公正に判断し、その理由を説明できるようにした。 時 主体的・協働的な学習のための手だて 手だてのねらい 第 1 時 ①区政についてのアンケートを実施する。 ○○区政に興味をもたせ、学習意欲を高める。 ②○○区や全国の条例を参考にして、よりよい ○○区をつくるための条例を考えさせる。 よりよい○○区の姿を具体的にイメージさせる ことで学習課題を追究する動機付けを行う。 ③単元の学習課題について予想(自分の考え) をワークシートに記述させる。 予想をつくらせることで、追究する意欲を高め、 主体的に学習できるように留意する。

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第 4 時 ④『平成 28 年度○○区当初予算案の概要』に 掲載されている9つの政策(事業)について、 様々な側面や立場から考えさせ、どのような 立場の人にどのような面から有益な政策な のかを考えるワークシートに取り組ませる。 ワークシートを工夫することで、9つの政策に ついて、多面的・多角的に分析して、よりよい ○○区にするための優先する政策の上位3つを 選ぶようにする。様々な立場は例示することで、 区民を具体的にイメージさせる。 ⑤9つの政策だけでなく、第1時で自分たちが 考えた条例案(政策案)を入れてもよいこと を説明する。 単元の導入で生徒が考えた条例案(政策案)を 再度検討させることで、追究する意欲を高め、 主体的な学習態度を引き出す。 第 5 時 ⑥よりよい○○区にするために優先する政策 の上位3つを4人組のグループで協議させ、 合意を形成させる。 多様な考え方を知り、他者との協働的な学習の 中でよりよい○○区の在り方を追究すること で、合意形成に主体的に関わらせる。 ⑦本時の話し合い活動を踏まえて、よりよい○ ○区にするために優先する政策の上位3つ を選びその理由をワークシートに記述させ る。 最終的な自分の判断を、複数の理由を挙げなが ら説明させることで、公正に判断する力を育成 し、学習の成果を自覚させる。 ⑧単元の学習課題について、5時間の授業を振 り返り、自分ができることを含めて、単元の まとめをワークシートに記述させる。 5時間の授業で学んだことを総括させるととも に、自治意識を高め、地域住民として主体的・ 協働的に地域づくりに参加する意欲を高めさせ る。 5 年間指導計画における位置付け 第3学年 公民的分野:年間 100 時間 (1)私たちと現代社会 (12 時間扱い) (2)私たちと経済 (38 時間扱い) (3)私たちと政治 (40 時間扱い) (4)私たちと国際社会の諸問題(10 時間扱い) 6 単元の指導計画と評価計画(全5時間扱い) 時 学習目標 学習内容・学習活動 評価規準(評価方法) 第 1 時 ・よりよい○○区を つ く る こ と に 関 心をもち、意欲的 に 新 し い 条 例 案 を追究する。 ◯区政についてのアンケートに答える。 ○○○区の人口・地形・産業などを理解 する。 ◯○○区や全国の条例を参考にして、よ り良い渋谷区をつくるための条例を 考える。 ◯単元の学習課題について自分の考え (予想)をワークシートに記述する。 ア-① より良い○○区をつくることに 関心をもち、意欲的に新しい条 例案を追究している。 (観察・ワークシート) 第 2 時 ・住民自治を基本と し た 地 方 自 治 の 考 え 方 や し く み を理解する。 ○地方自治と国の政治のしくみの違い を資料から読み取る。 ◯住民自治の考え方を理解し、地方自治 が民主主義の学校と呼ばれている理 由を説明する。 エ-① 住民自治を基本とした地方自治 の考え方やしくみを理解してい る。 (ワークシート) ア 人権を尊重する日本国憲法 (14 時間扱い) イ 民主主義と日本の政治 (12 時間扱い) ウ 司法の独立と裁判 ( 9 時間扱い) エ 地方自治と私たちの生活 ( 5 時間扱い) 【本単元】

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第 3 時 ・地方分権の考え方 や 地 方 財 政 の 財 源 や 変 化 を 理 解 する。 ○地方分権の考え方や地方自治体の財 源を理解する。 ◯地方財政の変化とその背景を資料に 基づいて考え、自治体間格差や高齢化 などの影響があることを理解する。 エ-① 地方分権の考え方や地方財政の 財源や変化を理解している。 (ワークシート) 第 4 時 ・○○区の財政の変 化 を 資 料 か ら 適 切に読み取り、ワ ー ク シ ー ト に ま とめる。 ○○○区の財政の変化を資料から読み 取る。 ◯よりよい○○区をつくるために優先 する政策の上位3つを選び、その理由 をワークシートに記述する。 ウ-① ○○区の財政の変化を資料から 適切に読み取り、ワークシート にまとめることができる。 (ワークシート) 第 5 時 【 本 時 】 ・よりよい○○区を つ く る た め の 政 策 に つ い て 多 面 的 ・ 多 角 的 に 考 え、自分の意見を 説明する。 ・よりよい○○区を つ く る た め に 自 分 が で き る こ と を考え、自分の意 見を説明する。 ◯前時の内容を想起し、ワークシートの 記述内容を確認する。 ◯よりよい○○区にするための政策案 をグループで考え、発表する。 ◯授業と単元のまとめをワークシート に記述する。 イ-① より良い○○区をつくるための 政策について、複数の側面や立 場から多面的・多角的に考察し、 自分の意見を記述できる。 (ワークシート) ア-② より良い○○区をつくるために 自分ができることを考え、ワー クシートに記述している。 (ワークシート) 7 指導に当たって (1)主体的・協働的な学習 指導の工夫一覧表の活用 学習指導要領の次期改訂では、学ぶ内容の検討とともに学びの質や深まりが重視され、「主体的・ 協働的な学習」が注目されている。基礎的な知識及び技能の習得とともに、自ら課題を発見し、解 決に向けて主体的・協働的に探究し、学びの成果を表現して実践に生かすことで「主体的・協働的 な学習」をすることができる。生徒が「深い学び」をするためには、単元や授業を構想する段階か ら育てたい資質・能力を明確にして、その育成のために様々な手だてを準備し、生徒の学習意欲を 高め、協働的な学習を促す発問、資料提示、指導の工夫などが必要となる。 そこで、「変化の激しい時代を生き抜く能力の育成~子供たちが課題の発見と解決に向けて、主 体的・協働的に学ぶ学習指導の在り方~」(東京都教職員研修センター)の資料に基づき、育てた い資質・能力や主体的・対話的で深い学びにするための工夫などについて一覧表にまとめた。

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(2)○○中学校 第3学年 社会 「地方自治と私たちの生活」 育 て た い 資 質 ・ 能 力 指 導 計 画 5 時 間 扱 い 第1時 第2時 第3時 第4時 第5時 課題把握 課題追究 課題解決 新たな課題 動機付け・方向付け 情報収集・考察・構想 まとめ 振り返り ・区政についてのア ン ケ ー ト に 答 え る。 ・新しい条例を考え た 後 で 単 元 を 通 し た 学 習 課 題 を 提示し、予想を考 える。 ・地方自治の基本的な考え方や仕 組み、地方財政の現状と課題な どを理解する。 ・よりよい○○区(地域)をつく るための政策について、資料を 読み取って、多面的・多角的に 考察し、優先する政策の上位3 つを考える。 ・よりよい○○区 をつくるために 優先する政策の 上位3つ選び、 その理由を記述 する。 ・5時間の学習内 容を総括して、 単 元 を 通 し た 学 習 課 題 に 対 す る 自 分 の 考 えを書く。 育てたい資質・能力 ・よりよい○○区(地域)をつくるための政策について多面的・多角的に考察し、公正に判断する力 ・地方自治の考え方や仕組みを理解し、住民自治に積極的に参加しようとする態度(自治意識をもつ) 前提となる知識・技能(既習事項等) ・地方自治の基本的な考え方や仕組み、 地方財政の現状と課題、○○区の取り 組み など ・資料の読み取り、ワークシートに自分 の考えをまとめる など 必然性のある課題 ・○○区の区政についてのアンケートに答え、○○区の新し い条例を考えさせた後で「よりよい○○区をつくるにはど うすればよいのか」という単元を通した学習課題を提示す る。 ・5時間目(単元の最後の時間)にこれまでの学習を総括し て学習課題に対する答えをワークシートにまとめさせる。 その際、自分にできることについて記述させ、自分と地方 生きて働く知識・技能 ・地方自治の基本的な考え方や仕組み、地 方財政の現状と課題などに関する理解 ・資料から、よりよい○○区(地域)をつ くるための政策に関する情報を効果的に 収集する・読み取る・まとめる技能 未知の状況にも対応できる思考力・判断力 ・よりよい○○区(地域)をつくるための政策 について多面的・多角的に考察し、公正に判 断する力 ・他者の主張を踏まえて思考・判断したことを 説明したり、それらを基に議論したりする力 学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性 ・よりよい○○区(地域)をつくるための政策について意欲的に追究する態度 ・住民自治に積極的に参加しようとする態度(自治意識をもつ)

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自治のつながりを考えさせることで、生徒の自治意識を高 める。 主 体 的 ・ 対 話 的 で 深 い 学 び に す る た め の 工 夫 5 時 間 目 段 階 段階1 課題を把握し、考えを構築 する 段階2 他者と関わる 段階3 考えを広げたり、 深めたりする 指 導 の 工 夫 の 観 点 ①課題の設定と把握 ○○区の基本情報を確認 した後で、4時間目で考え たよりよい○○区をつくる ために優先する政策の上位 3つを振り返り、今日の学 習課題「よりよい○○区に するための政策を様々な側 面や立場から考えて選び、 その理由を説明しよう」を 設定する。 ②自分の考えの構築 4時間目で考えたよりよ い○○区をつくるために 様々な側面や立場から考 え、より多くの人が幸福に 暮らせる○○区をつくるた めの政策をグループ内で発 表できるように準備する。 その際、様々な側面や立場 から考え、より多くの人が 幸福に暮らせる○○区をつ くるための政策を選ぶよう に助言する。 ①目的 よりよい○○区をつくるための政策につ いて、様々な側面や立場から考え、より多 くの人が幸福に暮らせる○○区をつくるた めには何が必要なのかを考える。 ②編成・役割 席の近い生徒で4人組のグループをつく り、よりよい○○区をつくるために優先す る政策の上位3つを他の生徒に説明する。 ③手順 グループ内で優先する政策の上位3つを 発表し、聞いている生徒はメモをとる。そ の後、様々な側面や立場から考え、より多 くの人が幸福に暮らせる○○区をつくるた めの政策について意見を出し合い、上位3 つの政策案を決定する。その際、「効率」(効 果的で無駄がないか)と「公正」(公平で特 定の人だけが不利益になっていないか、多 くの区民が納得する税金の使い方か)の視 点を踏まえて話し合う。 ①自分の考えの 再構築 グループでの 協議や他のグル ープの発表を参 考にして、最終的 な政策案上位3 つ選び、その理由 をワークシート に記述する。 ②更なる課題の 発見 単元の学習課 題「よりよい○○ 区をつくるには どうすればよい のか」について5 時間の授業を振 り返って自分の 考えをワークシ ートに記述する。 評 価 ( 方 法 ) ワークシートの記述内容 ワークシートの記述内容 ワークシートの 記述内容 授業を進めるに当たっての留意点(準備物等) プレゼンテーションソフトを使って学習の振り返りやグループワークの流れを説明する。

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8 本時(全5時間中の第5時間目) (1)本時の目標 ・よりよい○○区をつくるための政策について多面的・多角的に考え、自分の意見を説明する。 ・よりよい○○区をつくるために自分ができることを考え、自分の意見を説明する。 (2)本時の展開 時 〇学習内容 ・学習活動 指導上の留意点 評価規準 (評価方法) 導 入 ◯前時の内容を想起し、ワーク シ ー ト の 記 述 内 容 を 確 認 す る。 ・よりよい○○区をつくるため に優先する政策の上位3つを 選び、説明できるようにする。 ・スライドを使って○○区に興味をもた せるとともに、基本情報を確認する。 ・前時のワークシートを振り返らせ、グ ループ活動で説得力のある意見が言 えるように指導する。 ・第1時で考えた条例案(政策案)を入 れてもよいことを再度説明する。 展 開 ◯本時の学習の目的と流れを理 解する。 ◯よりよい○○区にするための 政策案をグループで考え、発 表する。 ・4人のグループをつくり、よ り良い○○区をつくるために 優先する政策の上位3つとそ の理由を発表する。 ・全員の発表が終わったら、話 し合いをして班の意見をまと め、発表できるように準備す る。 ・グループごとに意見を発表す る。 ・スライドを使って学習の目的と流れを 説明し、生徒が見通しをもって学習で きるように支援する。 ・様々な側面や立場から考え、より多く の人が幸福に暮らせる○○区をつく るための政策を選ぶように助言する。 ・話合いの中で、「効率」(効果的で無駄 がないか)と「公正」(公平で特定の 人だけが不利益になっていないか、多 くの区民が納得する税金の使い方か) を意識するように指導する。 ・4人組のグループは席の近い生徒同士 でつくらせる。(普段の授業と同じ形) ・グループの話合いは、司会を指定せず に自主的に行わせる。 ・ホワイトボードに上位3つの政策案の 番号を書かせて掲示することで、グル ープごとの意見の違いを明示する。 ・発表を聞きながら、参考になる意見が あったらメモを取らせる。 よりよい○○区にするために、どのような政策が必要だろうか

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ま と め ◯授業のまとめを記述する。 ・発表を踏まえて、最終的な政 策案上位3つを選び、その理 由 を ワ ー ク シ ー ト に 記 述 す る。 ◯単元のまとめを記述する。 ・単元の学習課題「よりよい○ ○区をつくるにはどうすれば よいのか」について5時間の 授業を振り返って自分の考え をワークシートに記述する。 ・発表内容に基づいて2つ以上の根拠を 理由の記述の中に入れるように指導 する。 ・自分がよりよい○○区をつくるために できることを考えるように指導する。 ・地方自治における直接民主制のしくみ と自分ができることを関連付けてま とめている生徒の意見を発表させ、ク ラス全体で共有する。 イ-① よ り よ い ○ ○ 区 を つ く る た め の 政 策 について、複数の側 面 や 立 場 か ら 多 面 的 ・ 多 角 的 に 考 察 し、自分の意見を記 述できる。 (ワークシート) (3)板書計画 ※板書計画にある 学習課題 知る 考える 学び合う 振り返る の表示は学習活動の段階を示 したもので、言語能力育成をねらいとした校内研究で毎時間使うことになっている。 ※授業の流れや話し合いの仕方はスライドで示しながら、説明する。 知る 考える 学び合う 振り返る ○○区の基本情報 よりよい○○区にするために、どのような政策が必要だろうか ・授業のまとめ ・地方自治のまとめ ホワイト ボード ホワイト ボード ホワイト ボード ホワイト ボード ホワイト ボード ホワイト ボード ホワイト ボード 学習課題 自分にできることは?

参照

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