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(1)

ILL システム操作マニュアル

ISO ILL プロトコル対応

第 3 版

2010

年 12 月

(2)
(3)

ISO ILL

プロトコル対応 第 3 版

目 次

第 1 章 はじめに 1 1.1 このマニュアルについて 3 1.2 システム変更に伴う改訂について 5 1.3 ILL 業務に関する質問 6 第 2 章 グローバル ILL の概要と運用 7 2.1 グローバル ILL の概要 9 2.2 利用開始にあたって 11 2.3 決済方法 18 第 3 章 日米依頼館業務 21 3.1 OCLC 参加館との ILL 業務の手順 23 3.2 所蔵を確認する 26 3.3 OCLC あての依頼レコードを作成する 27 3.4 依頼する 28 3.5 資料が到着する 32 3.6 終了処理(複写) 34 3.7 届いた資料を借りる 36 3.8 借用資料を返送する 38 3.9 依頼について問合せ・連絡が来る 39 3.10 「照会」の処理(回答) 41 3.11 謝絶される 43 3.12 依頼を取り消す 45 3.13 到着資料について受付館へ問合せる 47 3.14 返却期限の更新請求をする 48 3.15 更新請求への回答が来る 49 3.16 返却期限切れの通知が届く 50 3.17 転送エラーのレコードが届く(1) 51 3.18 転送エラーのレコードが届く(2) 53 3.19 転送エラーのレコードを修正して再依頼する(1) 54 3.20 転送エラーのレコードを修正して再依頼する(2) 56 3.21 レコードの状態を戻す 57 第 4 章 日米受付館業務 59 4.1 OCLC 参加館との ILL 業務の手順 61 4.2 依頼を受け付ける 65 4.3 資料を発送する 67 4.4 資料未着の通知が届く 70 4.5 貸した資料が戻って来る 71 4.6 終了処理(貸借) 72 4.7 依頼内容について問合せる 73

(4)

4.13 更新請求に回答をする 81 4.14 レコードの状態を戻す 82 第 5 章 日韓依頼館業務 83 5.1 KERIS 参加館との ILL 業務の手順 85 5.2 所蔵を確認する 87 5.3 KERIS あての依頼レコードを作成する 88 5.4 依頼する 90 5.5 資料が到着する 94 5.6 終了処理(複写) 96 5.7 依頼について問合せ・連絡が来る 98 5.8 「照会」の処理(回答) 100 5.9 謝絶される 102 5.10 依頼を取り消す 104 5.11 到着資料について受付館へ問合せる 106 5.12 転送エラーのレコードが届く 107 5.13 転送エラーのレコードを修正して再依頼する 109 5.14 レコードの状態を戻す 111 第 6 章 日韓受付館業務 113 6.1 KERIS 参加館との ILL 業務の手順 115 6.2 依頼を受け付ける 118 6.3 資料を発送する 120 6.4 依頼内容について問合せる 123 6.5 照会に対して回答が来る 125 6.6 依頼を断る(謝絶) 126 6.7 依頼が取り消される 129 6.8 依頼館から問合せが来る 130 6.9 レコードの状態を戻す 131 Appendix 付録 133 A.1 状態遷移図(ISO ILL プロトコル対応) 135 A.2 困った時の対処法 137 A.3 問い合わせ文例集 140 A.4 エラーメッセージ一覧 142 A.5 ILL 依頼ファイル検索定義(ISO ILL プロトコル対応) 145 A.6 ILL 依頼ファイル転送定義(ISO ILL プロトコル対応) 147 A.7 ILL 依頼ファイル更新定義(ISO ILL プロトコル対応) 150 A.8 ILL 受付ファイル検索定義(ISO ILL プロトコル対応) 169 A.9 ILL 受付ファイル転送定義(ISO ILL プロトコル対応) 171 A.10 ILL受付ファイル更新定義(ISO ILL プロトコル対応) 173 A.11 参加組織ファイル検索定義(ISO ILL プロトコル対応) 183 A.12 参加組織ファイル転送定義(ISO ILL プロトコル対応) 186 A.13 参加組織ファイル更新定義(ISO ILL プロトコル対応) 188

(5)

1

はじめに

本マニュアルの使用方法,発行履歴などについて説明する。 1.1 このマニュアルについて   3 1.2 システム変更に伴う改訂について   5 1.3 ILL 業務に関する質問   6

(6)
(7)

1.1 このマニュアルについて

このマニュアルでは,国立情報学研究所が提供する ILL システムにおける,グローバル ILL(ISO ILL プロトコルを利用した海外機関との ILL 業務)に関する事項について説明する。

主な内容は,以下の 2 点。

1. OCLC(Online Computer Library Center)参加館との文献複写・現物貸借業務(依頼及び受付) 2. KERIS(韓國教育學術情報院:Korea Education & Research Information Service)参加館との文献複写業

務(依頼及び受付)

本マニュアルは,ISO ILL プロトコル対応 WebUIP による操作例を中心に説明している。 使用しているクライアントによっては,操作画面が若干異なる。 ■ WebUIP の操作 • 画面上のボタン,またはリンクされた ID をクリックすることにより処理が進行する。 • 各業務の初期画面に移る場合は,画面上部の業務選択リンクをクリックする。 例)複写依頼業務選択画面に移る場合は,「複写依頼」をクリックする。 • WebUIPの操作方法ついては,以下のマニュアルを参照のこと。 URL http://www.nii.ac.jp/CAT-ILLMAN2/WebUIP/ILL1/mokuji.html ■ 配布形式 このマニュアルは,以下の形式で配布する。

(8)

4 NACSIS-ILLシステムでの操作全般については,以下のマニュアルを参照のこと。 • ILLシステム操作マニュアル 第 6 版 URL http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/archive/illmanual.html ■ 目録システム利用マニュアルとの関連 目録検索や総合目録データベースの仕組みについては,以下のマニュアルを参照のこと。 URL  http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/archive/catmanual.html • 目録システム利用マニュアル 第 5 版  目録検索の方法や仕組み,検索例などに関する事項 • 目録情報の基準 第 4 版(目録システム利用マニュアル データベース編)  総合目録データベースの構造や,データ入力の原則などに関する事項 ■ マニュアルに関する問合せ先 このマニュアルの内容・配布等に関する問合せ先は以下のとおりである。  国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 NACSIS-ILL 担当       E-mail:[email protected] ■ 凡例 ここでは,本マニュアルで使用しているマークや表記について説明する。 依頼館(または ILL システム)での処理を要求するレコード状態 受付館での処理を要求するレコード状態 中間状態のレコード状態 処理を完了した最終的なレコード状態 コマンドの実行 レコード状態が遷移し,履歴に記録される 状態復帰(CALLBACK)可能 複写業務の操作説明 貸借業務の操作説明 状態遷移図のサムネイル(縮小画像) 操作説明されているレコード状態に色をつけている 操作の前後関係が数字(1,2)で示される 原則として上から下へ処理が移行する 操作上の注意事項や,行ってはいけない処理 操作上のヒントや,説明に関連する参照先

(9)

1.2 システム変更に伴う改訂について

今後のマニュアル改訂については,以下の手順で行う予定である。 1) システムや運用方法等に変更が生じた場合は,まず,NACSIS-ILL ニュースで速報事項を公開する。 NACSIS-ILLニュースは以下の URL で参照できる。 URL http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/news/ill/ 2) 1)の内容を整理した事項を,「NACSIS-CAT/ILL ニュースレター」に掲載する。 3) 2)が累積した時点,あるいはシステム運用上で大幅な変更が生じた時点で,次の改訂版マニュアル を発行する。 ■ マニュアルの発行履歴

なお,平成 15 年 3 月には,ISO ILL プロトコル対応についてまとめたものを「ILL システム操作マニュ アル第 5 版 別冊 ISO 章」として刊行した。 名  称 版 発行年月日 改 訂 内 容 ILLシステム操作マニュアル ISO ILLプロトコル対応 暫定版(rel.1) 平成 13 年 12 月 ・試行運用期間(平成 14 年 1 月∼ 3 月)向けに作成 暫定版(rel.2) 平成 14 年 10 月 ・システム運用に基づく留意事項を反映 暫定版(rel.2.1) 平成 15 年 3 月 ・システムの変更点を反映・URL の変更 第 1 版 平成 15 年 7 月 ・現物貸借の操作を追加・システムの変更点を反映 第 1.1 版 平成 18 年 9 月 ・問い合わせ先・URL・謝絶理由入力方法の変更 第 1.2 版 平成 18 年 11 月 ・ システム実装との相違点を修正 第 2 版 平成 19 年 3 月 ・ KERIS との ILL システムリンクを追加 ・システムの変更点を反映 第 3 版 平成 22 年 12 月 ・システムの変更点を反映

(10)

6

1.3 ILL 業務に関する質問

ILL業務に関する問合せ先は以下の通りである。 ■ システムに関する質問(ILL レコードに関する問合せ,OCLC,KERIS 側での状況確認など) • 国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 NACSIS-ILL担当(E-mail:[email protected]) • NACSIS-CAT/ILL Q&A DB  Web ページにて,オンラインによる質問の受付を行っている。これまでに参加館から寄せられた質 問とその回答を検索することもできる。 URL https://cattools.nii.ac.jp/qanda/kensaku.php      ■ 運用に関する質問・要望・諸報告(トラブル発生時の対応,海外機関との連絡調整など) • 日米:E-mail:[email protected](日米 ILL 実務担当者メーリングリスト) • 日韓:E-mail:[email protected](日韓 ILL 実務担当者メーリングリスト) • その他:E-mail:[email protected](国立大学図書館協会 学術情報委員会  Global ILL Framework (GIF) プロジェクト・チーム)

    

(11)

2

グローバル ILL の概要と運用

グローバル ILL の概要について説明する。 2.1 グローバル ILL の概要   9 2.2 利用開始にあたって   11 2.3 決済方法   18

(12)
(13)

2.1 グローバル ILL の概要

ここでは,グローバル ILL の概要について説明する。

■ グローバル ILL とは

グローバル ILL とは,NACSIS-ILL システムと海外の書誌ユーティリティの ILL システムとを ISO ILL プロトコルに基づく ISO ILL システム間リンクで結ぶことにより,NACSIS-ILL 参加館にとって,国内 と同様の操作で海外の書誌ユーティリティ参加館との ILL 業務を可能とするものである。

運用においては,GIF(Global ILL Framework)プロジェクトと協力し,NACSIS-ILL 参加館が円滑に業 務できるよう支援に努めている。

平成 14 年から米国 OCLC(Online Computer Library Center),平成 16 年から韓国 KERIS(韓國教育學術 情報院:Korea Education & Research Information Service) との間でグローバル ILL 機能を運用している。 米国 OCLC とは当初から ISO ILL システム間リンクを行ってきたが,韓国 KERIS との間では,エージェ ント方式による暫定サービスの後に平成 19 年 4 月より ISO ILL システム間リンクでの正式サービスを 開始した。

米国 OCLC 参加館とのグローバル ILL を日米 ILL,韓国 KERIS 参加館とのグローバル ILL を日韓 ILL という。

■ ISO ILL プロトコルとは

ISO ILLプロトコルとは,異なる ILL システム間の相互接続を目的として承認された国際規格で以下の 2つの規格から構成されている。

ISO 10160:1997 Information and Documentation

-Open Systems Interconnection – Interlibrary Loan Application Service Definition

* 「図書館相互貸借応用のサービス定義」: 主に ILL 業務の機能とその状態遷移を定めたもの ISO 10161:1997 Information and Documentation

-Open Systems Interconnection – Interlibrary Loan Application Protocol Specification  ISO 10161-1:Part 1:Protocol Specification

 ISO 10161-2:Part 2:PICS Proforma

* 「図書館相互貸借応用のプロトコル仕様」: 主に各 ILL 業務におけるデータ項目や送受信時の符号 化を定めたもの

この ISO ILL プロトコルにおいて,ILL 処理の情報のまとまりは「APDU(Application Protocol Data Unit =応用プロトコルデータ単位)」と呼ばれ,ISO ILL プロトコルに対応している書誌ユーティリティ間 で送受信されるメッセージの単位となっている。ISO ILL プロトコル対応機関同士が APDU を送・受信 することで ILL の依頼・受付処理を行う。

これらの国際規格は,ILL ASMA(Interlibrary Loan Application Standards Maintenance Agency)により管理・ 整備され,最新の情報は以下の URL で参照できる。

URL  http:⊘⊘www.nlc-bnc.ca⊘iso⊘ill⊘main.htm (2010 年 10 月現在)

わが国では,上記国際規格の翻訳である日本工業規格(JIS)が平成 13 年 1 月に制定されている。  JIS X0808:2001 (ISO 10160:1997 ⊘ Amendment 1:1999)

(14)

10

ISO ILLプロトコルを用いることにより,異なるシステムで運用されている書誌ユーティリティ間の ILL依頼・受付を可能にする仕組みを,「ISO ILL システム間リンク」と呼ぶ。システム間リンクでの ILLメッセージの交換は,ILL の処理情報が APDU の送受信により,相手側システムの ILL データにも 反映されることにより行われる。

■ グローバル ILL の特徴

• NACSIS-ILL 参加館相互の処理とほぼ同様の流れで ILL 業務ができる。

• 目録検索(所蔵検索)には,GIF 各参加館の OPAC を直接検索する他に,KERIS の目録データベース 等,NACSIS-ILL 用参照ファイルとして利用可能なものがある。

• 海外参加館のレンディング・ポリシーは,GIF プロジェクト関連のホームページで確認する。 • 海外参加館は,NACSIS Webcat⊘Webcat Plus などを通じて NACSIS-ILL 参加館のレンディング・ポリシー

を確認する。 ■ その他 その他最新情報は下記ホームページを参照のこと。   グローバル ILL ホームページ(システム機能,参加申し込みに関する情報) URL  http:⊘⊘www.nii.ac.jp⊘CAT-ILL⊘about⊘infoill⊘global⊘index.html GIF プロジェクトホームページ(プロジェクト,運用に関する情報) URL  http:⊘⊘wwwsoc.nii.ac.jp⊘gif⊘index.html  

(15)

2.2 利用開始にあたって

グローバル ILL 業務を開始するためには,以下の準備が必要である。

グローバル ILL の利用申込の概要・各申込書の入手については,以下のページも参照。 URL  http:⊘⊘www.nii.ac.jp⊘CAT-ILL⊘about⊘infoill⊘global⊘index.html

なお,ISO 対応機関(OCLC,KERIS)との ILL 業務には,ISO ILL プロトコル対応のクライアントが 必要である。自館の図書館システムが ISO ILL プロトコルに未対応の場合は,国立情報学研究所が開発 した ISO ILL プロトコル対応 WebUIP を利用することができる。(参照 :p.17「2.2.5 ISO ILL プロトコ ル対応 WebUIP の利用」)

2.2.1 利用までの手続きの流れ(日米 ILL)

日米 ILL 業務が利用できるまでに,以下の手続きが必要となる。

詳しくは,『GIF(Global ILL Framework)ガイド [OCLC 版] Ver. 3.0』(国立大学図書館協会学術情報委 員会グローバル ILL フレームワーク(GIF)プロジェクトチーム編)を参照のこと。

URL  http:⊘⊘wwwsoc.nii.ac.jp⊘gif⊘materials⊘us⊘gif-guide-oclc_3.html

【NACSIS-ILL 参加館→ NII】

(→ NII から OCLC 日本代理店へ申込書のコピーを 送付)

(→ OCLC 代理店から NACSIS-ILL 参加館へ OCLC 申込用紙″Application for userstatus″送付)

【NACSIS-ILL 参加館→ OCLC 代理店】 (→ OCLC が参加館情報登録)

(→ OCLC 代理店から NACSIS-ILL 参加館へ OCLC 登録情報送付)

(→ NII から WebUIP の利用を希望した NACSIS-ILL 参加館へ WebUIP 利用通知送付) 【NACSIS-ILL 参加館】 ・OCLC 登録情報の追加 ・レンディング ・ ポリシーの追加 (1) 「グローバル ILL 利用申込書(日米)」の提出 国立情報学研究所(NII)へ「グローバル ILL 利用申込書(日米)」を送付する。 提出先 : 国立情報学研究所 NACSIS-ILL 担当     E-mail:[email protected]     FAX:03-4212-2375 (2) 「OCLC 申込用紙」の提出

OCLC日本代理店(株式会社紀伊國屋書店 OCLC センター)に「OCLC 申込用紙」を返送する。

「グローバル ILL 利用申込書 (日米)」の提出 「OCLC 申込用紙」の提出 参加組織情報の更新

(16)

12

の参加組織レコード ID とほぼ同義。

※ WebUIP の利用を希望した NACSIS-ILL 参加館へは,NII から ISO ILL プロトコル対応 WebUIP の URL が通知される。

(3)参加組織情報の更新

ISO ILLプロトコル対応クライアントでの「参加組織メンテナンス」において,OCLC 登録情報(利 用者 ID とパスワード)及び OCLC 参加館向けのレンディング・ポリシーを参加組織情報に追加する。 参照:p.13 「2.2.3 OCLC 登録情報の追加(日米 ILL のみ)」    p.14 「2.2.4 レンディング・ポリシーの追加」 2.2.2 利用までの手続きの流れ(日韓 ILL) 日韓 ILL 業務が利用できるまでに,以下の手続きが必要となる。 (KERIS との料金決済のため「ILL 文献複写等料金相殺サービス」へ加入していることが条件となる) 詳しくは,『GIF (Global ILL Framework)日韓 ILL⊘DD サービスガイド』(国立大学図書館協会学術情報 委員会グローバル ILL フレームワーク(GIF)プロジェクトチーム編)を参照のこと。

URL  http:⊘⊘wwwsoc.nii.ac.jp⊘gif⊘materials⊘korea⊘korea-japan_guide.html

【NACSIS-ILL 参加館→ NII】

(→ NII から NACSIS-ILL 参加館へ手続き完了報告) (→ NII から WebUIP の利用を希望した NACSIS-ILL

参加館へ WebUIP 利用通知送付) 【NACSIS-ILL 参加館】 ・レンディング ・ ポリシーの追加 (1) 「グローバル ILL 利用申込書(日韓)」の提出 国立情報学研究所(NII)へ「グローバル ILL 利用申込書(日韓)」を送付する。 提出先 : 国立情報学研究所 NACSIS-ILL 担当     E-mail:[email protected]     FAX:03-4212-2375 (2)参加組織情報の更新

ISO ILLプロトコル対応クライアントでの「参加組織メンテナンス」において,KERIS 参加館向け のレンディング・ポリシーを参加組織情報に追加する。 参照 :p.14 「2.2.4 レンディング・ポリシーの追加」 「グローバル ILL 利用申込書(日韓)」 の提出 参加組織情報の更新

(17)

2.2.3 OCLC 登録情報の追加(日米 ILL のみ)

自館の参加組織レコードの以下のフィールドに,OCLC 登録情報を入力する。 • OCLCID(OCLC 利用者 ID)

• OCLCPWD(OCLC パスワード)

• グローバル ILL 用に取得した OCLC 登録情報は,利用契約上,グローバル ILL にのみ有効のもので あり,通常の OCLC サービスには利用できない。他の OCLC サービス(WorldCat 等)を利用したい 場合は,別途,代理店を通じた利用契約が必要である。

• OCLC登録情報を自館の参加組織情報に登録していない場合,依頼時・受付時両方において,エラー が発生するので,利用開始前には OCLC 登録情報を必ず登録すること。

• OCLCID(OCLC 利用者 ID)フィールドと OCLCPWD(OCLC パスワード)フィールドは,他の参加 館から参照できない「Private field」となっている。 ■ 操作例

1

 ログイン後「ユーティリティ」→「参加組 織メンテナンス」で自館の参加組織情報の 修正画面へ移る。

2

 参加組織詳細表示画面で「修正」ボタンを クリックする。

 

 参加組織修正画面へ移る。

3

 

OCLC(OCLC 登録情報)をクリックする。

(18)

14 IDを,OCLCPWD に OCLC パスワードを 入力して,「設定」ボタンをクリックする。

5

 

「保存」ボタンをクリックし,編集を完了 する。 2.2.4 レンディング・ポリシーの追加

OCLC,KERIS 参加館は,NACSIS-ILL 参加館のレンディング・ポリシーを NACSIS Webcat の参加組織 画面で参照している。 参加組織情報の POLICY フィールドに記載された情報のうち,[WEBPOLICY:]を導入句に持つ情報が, NACSIS Webcat での参照対象となっている。 入力すべき情報については,次ページの「レンディング・ポリシー記述情報対応表」を参照。 海外参加館のレンディング・ポリシー ・OCLC 参加館の情報(レンディング・ポリシー) 以下の URL で参照できる。 URL  http:⊘⊘www.nccjapan.net⊘gif.asp ・KERIS 参加館の情報(レンディング・ポリシー) 個々の参加館のレンディング・ポリシーはまだ作成されていない。 サービスの範囲等については GIF の合意書を参照のこと。 URL  http:⊘⊘wwwsoc.nii.ac.jp⊘gif⊘materials⊘korea⊘Korea-Japan_agreement_jpn.pdf

(19)

■レンディング・ポリシー記述情報対応表(POLICY フィールド) ISO対応機関との ILL 業務を行うにあたり,参加組織レコード内に必ず入力しなければならない項目は 次の通り。 具体的な記述方法等は,GIF のホームページを参照のこと。 URL  http:⊘⊘wwwsoc.nii.ac.jp⊘gif⊘materials⊘general⊘lending_policy_sample.pdf 項番 定型語句 内容 記載例

1 WEBPOLICY:ILL-Staff: ILL担当者名 Daigaku Taro

2 WEBPOLICY:ILL-Dept: ILL担当部局 InterLibary Service Section 3 WEBPOLICY:ILL-Org: 組織名 XXX Univ. Library

4 WEBPOLICY:ILL-Address: 所在地 1-2-3 XXX-ku, Tokyo, JAPAN 5 WEBPOLICY:ILL-ZIP: 郵便番号 123-4567

6 WEBPOLICY:ILL-Commun1: 連絡先 1 Tel:+81-12-345-6789 ⊘FAX:+81-12-345-6789 ⊘ E-mail:[email protected] 7 WEBPOLICY:ILL-Commun2: 連絡先 2 (OPAC,ホーム ページ,Ariel 等の 送信先アドレス) OPAC:http:⊘⊘opac.xxx.yyy-u.ac.jp ⊘ Home-Page:http:⊘⊘www.xxx.yyy-u.ac.jp ⊘ Ariel:123.45.67.890 ⊘ EPICWIN

(compatible with Ariel ftp):111.222.333.444 8 WEBPOLICY:ILL-Accept: 受付可能ユーティ

リティー及び方 法,OCLC シンボ ル等

Foreign(1) :OCLC (NII-OCLClink):[SYMBOL] Foreign(2):KERIS

9 WEBPOLICY:ILL-Sched: サービス休止日等 Closed:Dec28-Jan 4

10 WEBPOLICY:ILL-Bill: 料金納入方法 Foreign(1):OCLC=OCLC-IFM only ⊘ Foreign(2):KERIS=NII Fee Management Service only

11 WEBPOLICY:ILL-Loan-Period: 貸出期間,冊数 Foreign(1):6 weeks;8 wks per item;up to 5 items per library

Foreign(2):NA

12 WEBPOLICY:ILL-Loan-Renew: 貸出更新期間 Foreign(1):6 weeks. 30 days. None ⊘ Foreign(2):NA

13 WEBPOLICY:ILL-Loan-Charge: 貸出料金 Foreign(1):1000 YEN per volume [request];Postage required. Delivery

method:via airmail Foreign(2):NA

14 WEBPOLICY:ILL-Non-Circulation: 貸出制限資料 Special collection, mcrfrm, mcrfch, ref, per, news, a-v.

15 WEBPOLICY:ILL-Copy-Charge: 複写料金,送付(提 供)方法

Foreign:Photocopy:35 YEN per sheet [per exposure]. Postage required.

Delivery method:via airmail, Ariel. 16 WEBPOLICY:ILL-Note: その他 Only the items held at the Main Library 

are available. THESIS:Photocopy:need the authorʼs permission. Delivery method: Photocopy:via airmail, Ariel.

(20)

16 日本語のレンディング・ポリシーとともに,海外向けのレンディング・ポリシー(英語)を記入する。 以下の下線部が該当箇所の入力例である。 <入力例> POLICY: WEBPOLICY: 通常開館時間 :9:00 ∼ 21:00(土曜日および日曜日・祝日 11:00 ∼ 17:00) POLICY:WEBPOLICY: 来館利用担当:資料係 POLICY:WEBPOLICY: 電話番号 :033-222-1111     : POLICY:WEBPOLICY: 制限事項 POLICY:WEBPOLICY: 休館日:日曜日,国民の祝日,振替休日,年末年始(12⊘28-1⊘4) POLICY:WEBPOLICY:ILL-Staff:Sougo Taro POLICY:WEBPOLICY:ILL-Dept:Contents Div.

POLICY:WEBPOLICY:ILL-Org:National Institute of Informatics

POLICY:WEBPOLICY:ILL-Address:2-1-2 Hitotsubashi, Chiyoda-ku, Tokyo, JAPAN POLICY:WEBPOLICY:ILL-Zip:101-8430 POLICY:WEBPOLICY:ILL-Commun1:Tel:+81-33-222-111 ⊘ Fax:+81-33-222-2222 ⊘     E-mail:[email protected] ■ 操作例

1

ログイン後「ユーティリティ」→「参加組 織メンテナンス」で自館の参加組織情報の 修正画面へ移る。

2

[POLICY]を指定し,「タグ追加」ボタン をクリックする。

3

下部画面でレンディング・ポリシーを編集 し,「設定」ボタンで上部画面へ反映させる。

4

「保存」ボタンで更新する。

(21)

■ NACSIS Webcat 参加組織表示例

NACSIS Webcat のデータは週 1 回更新される。参加組織レコードに記録したレンディ ング・ポリシーは,翌週以降に参照可能となる。

2.2.5 ISO ILL プロトコル対応 WebUIP の利用

図書館システムが ISO ILL プロトコルに対応していない場合は,ISO ILL プロトコル対応 WebUIP(国 立情報学研究所開発のクライアント)の利用ができる。

ISO ILLプロトコル対応 WebUIP の利用を希望する場合は,グローバル ILL 利用申込時に同時に申請す るか,あるいは以下の方法で申請すること。

国立情報学研究所 NACSIS-ILL 担当宛に次の内容をメールにて連絡する。 E-mail:[email protected]

Subject:ISO ILL対応 WebUIP 利用申請 ① 機関名 ② 参加組織番号 ③ 利用開始希望日 ④ 利用予定端末台数 ⑤ ISO ILL 対応クライアント導入予定年度 ⑥ 担当者及び連絡先(TEL,FAX,E-mail)

(22)

18

2.3 決済方法

グローバル ILL の決済方法について説明する。

2.3.1 日米 ILL の決済

• 第三者機関(OCLC 日本代理店 : 株式会社紀伊國屋書店 OCLC センター)を介して,NACSIS-ILL 参 加館と OCLC 参加館との間で発生した複写・貸借料金の決済を行う。なお,決済に際しては,OCLC ILLシステム内での複写・貸借料金相殺決済システムである「IFM(ILL Fee Management)システム *」 を利用している。 • 料金決済は,月単位で行われる。 • 料金決済は,「ドル」で行われる。 • NACSIS-ILL参加館の料金支払い及び請求は,次の方法で行われる。 依頼料金の支払い : 代理店から各 NACSIS-ILL 参加館宛に請求書が送付される。各参加館は,代理店 に対して支払いを行う。 受付料金の請求  : NACSIS-ILL 参加館から代理店に請求書を送付する。当該請求金額は代理店から 支払われる。 詳しくは,以下のマニュアルまたはホームページを参照のこと。 • OCLCとの料金決済方法全般について

『GIF(Global ILL Framework)ガイド [OCLC 版] Ver.3.0』(国立大学図書館協会学術情報委員会グロー バル ILL フレームワーク(GIF)プロジェクトチーム編)

 URL http:⊘⊘wwwsoc.nii.ac.jp⊘gif⊘materials⊘us⊘gif-guide-oclc_3.html • 料金決済に関する諸手数料について

紀伊國屋書店 OCLC センター「NII-OCLC ILL システム間リンク 料金表」  URL http:⊘⊘www.kinokuniya.co.jp⊘03f⊘oclc⊘nacsis-oclc_ill_price.htm 

*IFM(ILL Fee Management)システム

• OCLC ILLシステムにおける複写・貸借料金相殺決済システム。OCLC ILL では,IFM システムにより, 各参加館の複写・貸借料金が集計され,相互に決済されている(ただし,IFM システムに未加入の参 加館は,個別の料金決済となる)

• グローバル ILL では,日本側(NACSIS-ILL 参加館)・米国側(OCLC 参加館)共に IFM システム利 用を前提としている。そのため,グローバル ILL 利用の際には,レンディングポリシーで料金納入 方法を「OCLC-IFM only」(OCLC IFM のみ)と明示する必要がある。

IFM成立要件

IFMの成立要件は以下のとおりである。決済時に要件を満たしていないレコードは IFM による決済は 行えないので注意する必要がある。

(日本側) (米国側) ① 依頼時と発送時の CMMNT(コメント)に

"PAYMENT=IFM"の記述があること。 ① Maximum Cost と Lending Charges に IFMの記述があること。 ② 0 < SUM(合計金額) ≦ MAX-COST で

あること。 ② 0 < Lending Charges ≦ Maximum Cost であること。 ③ レコードの状態が「確認」又は「返却確認」

(23)

2.3.2 日韓 ILL の決済

• 「ILL 文献複写等料金相殺サービス」を通じ料金相殺を行う。KERIS 参加館の料金はすべて KERIS が集 約し,NACSIS-ILL 参加館は,KERIS との間で相殺による料金決済を行う。個々の KERIS 参加館との決 済は必要ない(KERIS 参加館の間での決済は KERIS 側で別途行われる)。

• 料金決済は,四半期単位で行われる。 • 料金決済は,「円」で行われる。

(24)

3

日米依頼館業務

この章では,依頼先として OCLC 参加館を選択する際の依 頼館の操作について説明する。 3.1 OCLC 参加館との ILL 業務の手順 23 3.2 所蔵を確認する 26 3.3 OCLC あての依頼レコードを作成する 27 3.4 依頼する 28 3.5 資料が到着する 32 3.6 終了処理(複写) 34 3.7 届いた資料を借りる 36 3.8 借用資料を返送する 38 3.9 依頼について問合せ・連絡が来る 39 3.10 「照会」の処理(回答) 41 3.11 謝絶される 43 3.12 依頼を取り消す 45 3.13 到着資料について受付館へ問合せる 47 3.14 返却期限の更新請求をする 48 3.15 更新請求への回答が来る 49 3.16 返却期限切れの通知が届く 50 3.17 転送エラーのレコードが届く(1) 51 3.18 転送エラーのレコードが届く(2) 53 3.19 転送エラーのレコードを修正して再依頼する(1) 54 3.20 転送エラーのレコードを修正して再依頼する(2) 56 3.21 レコードの状態を戻す 57

(25)
(26)

23

3.1 OCLC 参加館との ILL 業務の手順

OCLCへの依頼業務は,基本操作と応用操作に分類することができる。ここでは,各業務の処理内容に 応じたコマンド操作と,それに伴う ILL レコードの状態遷移を示す。 3.1.1 基本操作 以下は,複写・貸借業務の基本的な処理の手順である。 ■ 複写・貸借業務の基本操作(図 3.1.1) 図中の( )内は ISOSTAT(ISO プロトコルレコード状態)を示す。 ※ ④[SENDBACK]コマンドは「借用中」(RECEIVED)時のみ有効。  コマンド      参照項 3.2 所蔵を確認する p.26 3.3 OCLC あての依頼レコードを作成する p.27 ① ORDER 3.4 依頼する p.28 ② RECEIVE 3.5 資料が到着する p.32 ③ OK 3.6 終了処理(複写) p.34 ④ BORROW 3.7 届いた資料を借りる p.36 ⑤ SENDBACK 3.8 借用資料を返送する p.38 貸借業務 複写業務

(27)

3.1.2 依頼内容の問合せ(受付館)と回答(依頼館) 依頼館が受付館からの問合せ(連絡事項がある,依頼内容に不明な点がある等)に対して回答する手順 である。 ■ 依頼内容に関する問合せと回答の手順(図 3.1.2) 図中の( )内は,ISOSTAT(ISO プロトコルレコード状態)を示す。  コマンド      参照項 ① RECEIVE 3.9 依頼について問合せ・連絡が来る p.39  [問合せに回答する場合] ② ANSWER 3.10 「照会」の処理(回答) p.41  [問合せに同意しない場合] ② CANCEL 3.12 依頼を取り消す p.45 再依頼時の注意

一度 OCLC に転送されたレコードは,ILL レコード ID,ISO 所蔵館コード,依頼日が ISO 処理用識別 IDとして OCLC の ILL システムに登録される。そのため,同一レコードを使った再依頼を行いたい場 合には,[CALLBACK]又は[RETRY]で状態を「準備中」に戻した後に,HMLISO(ISO 所蔵館コード) 又は ODATE(依頼日)のいずれかを変更した上で依頼すること。どちらも同じままでは,ISO 処理用 識別 ID 重複により,転送エラーとなる。

(28)

25 3.1.3 謝絶された場合 依頼館が受付館から依頼を謝絶された場合の手順である。 ■ 依頼を謝絶された場合の手順(図 3.1.3) 図中の( )内は,ISOSTAT(ISO プロトコルレコード状態)を示す。  コマンド      参照項 ① RECEIVE 3.11 謝絶される p.43 ② CANCEL 3.12 依頼を取り消す p.45

(29)

3.1.4 更新請求 返却期限を延長するよう受付館へ依頼する手順である。 ■ 更新請求の手順(図 3.1.4) 図中の( )内は,ISOSTAT(ISO プロトコルレコード状態)を示す。  コマンド      参照項 ① RENEW 3.14 返却期限の更新請求をする p.48 ② RECEIVE 3.15 更新請求への回答が来る p.49

3.2 所蔵を確認する

OCLC 参加館の所蔵状況を,各参加館で公開している OPAC 等で確認する。 以下の URL から参照できる。 なお,OCLC のサービス(WorldCat 等)は,別途利用申請を行う必要がある。 参照:GIF Project Participants in North America

(30)

27

3.3 OCLC あての依頼レコードを

作成する

OCLC参加館にあてた依頼レコードを作成する。 ■ 操作例

1

WebUIPの所蔵一覧画面から,OCLC を 依頼先に選択する。[FORM]ボタンを クリックしてレコードを作成する。 HMLID(所蔵館コード),HMLNM(所 蔵館略称)に “OCLC” がセットされる。 ※参照ファイル書誌詳細表示画面でも, OCLCを依頼先に指定することが可能。 ※ノーヒット時は,[FORM]ボタンを クリックし,レコード作成後,HMLID(所 蔵館コード)に “OCLC” を入力する。

2

複写依頼詳細表示画面で,HMLID(所 蔵館コード)に “OCLC” と入力されて いることを確認する。 HMLNM(所蔵館略称)の入力は任意。 HMLISO(ISO 所蔵館コード)に,依 頼先の「OCLC シンボル」を入力する。 OCLCシンボル

OCLC参加館の OCLC シンボルは以下の URL から参照できる。 参照:GIF Project Participants in North America

URL http://www.nccjapan.net/gif.asp

依頼先の選択

NACSIS-ILLと同様,NACSIS-ILL 参加館,ISO 対応機関(OCLC 又は KERIS)で最 大 5 館まで依頼先を選択できる。

(31)

3.4 依頼する

受付館が処理できる状態にする。 ■ 操作例

1

依頼に必要な内容を入力し,システムへ 依頼データを送信するために[ORDER] ボタンをクリックする。 参照:p.30「転送フィールド一覧」

2

ILLレコード ID が付与され,状態は「未 処理」(IDLE)となる。 シ ス テ ム 処 理(OCLC 送 信 ) 後, 状態は「処理中」(PENDING)へ 遷移する。 p.23 図 3.1.1

(32)

29 • ACCT(支払区分):OCLC へは転送せず • TYPE(複写種別):複写依頼のみ • BIBG(書誌フィールドグループ)  ※ BIBID(書誌 ID),BIBNT(書誌事項),STDNO(標準番号)のいずれか • HMLID(所蔵館コード) • HMLISO(ISO 所蔵館コード) • ODATE(依頼日) • OSTAF(依頼館担当者等) • OADRS(依頼館宛名) サーバ設定項目

OCLC参加館への依頼時に NACSIS-ILL システムが ILL レコードに自動的にセットす る項目は,以下のとおり。

• OMLID(依頼館コード):依頼館側 FA 番号

• AMLID(受付館コード),AMLNM(受付館略称): OCLC

• AMLIDISO(ISO 受付館コード):HMLISO(ISO 所蔵館コード)を転記 • ANO(受付番号): ISO

• ISOGID(APDU 識別グループ ID):ID(ILL レコード ID)

• ISOID(APDU 識別 ID):AMLIDISO(ISO 受付館コード)+ ODATE(依頼日)

エラーになったら 1)[ORDER]コマンド発行直後のエラー 本項「依頼時の必須入力項目」を参考に,入力データに誤りがないか調べる。 2)システム処理(OCLC 送信)時のエラー レコードは「新着照会」(IDLE)の状態で戻ってくる。履歴に書かれているエラーメッ セージを元に,入力データに誤りがないか調べる。詳しくは,p.142 「付録 A.4 エラー メッセージ一覧」及び次頁「転送フィールド一覧」を参照。 [CALLBACK]可能なタイミング システム処理(OCLC 送信)前,レコードの状態は「未処理」(IDLE)であれば,[CALLBACK]可能 である。システム処理(OCLC 送信)後,レコードの状態は「処理中」(PENDING)になると,[CALLBACK] できない。

(33)

■ 転送フィールド一覧 TYPE(複写種別),SPIVA(送付方法)以外は,1 バイト文字のみ有効 ※印はサーバ設定項目 項目(フィールド)名 内容 ILLレコード ID※ ILLレコード ID ODATE 依頼日 OMLID※ 依頼館コード AMLID※ 受付館コード • HMLID(所蔵館コード)が設定される。

• OCLCへ依頼する場合,HMLID には,"OCLC" と入力する。 AMLIDISO※ ISO受付館コード

• HMLISO(ISO 所蔵館コード)が設定される。

• OCLCへ依頼する場合,HMLISO には依頼先の OCLC シンボルを入力する。 CLNT 申込者氏名 CLNTP 申込者所属 SRVCE 貸借 / 複写識別コード BIBNT 書誌事項 STDNO 標準番号 • "ISBN=******","ISSN=******" のみ有効。

• "LCCN=******","NBN=******" は WebUIP 自動セットの対象だが,OCLC の ISO ILLシステムでは無効。 VLNO 巻号 PAGE ページ YEAR 年次 ARTCL 論文関係事項 CLN 請求記号 BVRFY 書誌典拠

• STDNO(標準番号)に "ISSN" または "ISBN" がなければ入力必須("LCCN", "NBN"が STDNO に入力されている場合も含む。典拠不明の場合,"Cannot verify" と入力) TYPE 複写種別 • "電子複写 " または " マイクロ " の場合,"photocopy","microform" に変換して転 送する。 • "photocopy","microform" の場合,そのまま転送する。 • 上記以外は,"other" に変換して転送する。 SPVIA 送付方法 • 空値の場合は,転送時にシステムが "Airmail/Parcel" をセットする。

• "速達 " は "express" に,"書留 " は "registered parcel" にシステムが変換して転送する。 • "FAX"の場合,OSTAF(依頼館担当者等)の FAX="*****" の値を FAX データと

して転送する。

• "ARIEL"の場合,送付先アドレスを CMMNT(コメント)に記述 (NOTE=ARIEL=******)することが必要。

(34)

31 • 次の 4 種のデータ要素で構成される。 1.MAX-COST(必須 / 支払限度額):"[通貨コード][限度額]" 通貨コードは "USD" のみ。 限度額は正の整数または小数点以下 2 桁の数字のみ。 2.PAYMENT(必須 / 料金決済方法):"IFM" IFMについては,p.18 参照

3.ISO-CC(文献複写の場合必須 / 著作権承諾情報):"US:CCG" または "US:CCL" CCG:Confirms to Copyright Guidelines(i.e., the CONTU Guidelines)

CCL:Confirms to Copyright Law 4.NOTE(任意 / その他の連絡事項)

• それぞれのデータ要素を " △ / △ " で区切る(注:△は半角スペースを示す) 入力例:

ISO-CC=US:CCG △ / △ MAX-COST=USD50 △ / △ PAYMENT=IFM △ / △ NOTE=NEED-BEFORE=20110331

ISO-CC=US:CCL △ / △ MAX-COST=USD35.50 △ / △ PAYMENT=IFM △ / △ [email protected] • 同一のデータ要素は繰り返し使用できない。繰り返しても転送エラーにはならな いが,最初の値しか転送されないので注意する。  入力例:○ PAYMENT=IFM △ / △ NOTE=xxx,###      × NOTE=xxx △ / △ NOTE=###(NOTE=### は転送されない) OSTAF 依頼館担当者等

• FAXでの送信を希望する場合,FAX 番号を入力("FAX=****")

• FAX番号以外は転送されないが,NACSIS-ILL システム上での必須項目のため, 空値にはせず英語で何らかの情報を入力する。

 入力例:OSTAF:ILL section / FAX=+81-3-4212-2375 OADRS 依頼館宛名

• WebUIPでは,依頼先が ISO 対応機関のみの場合,デフォルトは空値であるため (英語表記が必要なため,参加組織情報からは転記しない),送付先(住所,部局,

担当係等)を英語で入力する。

 入力例:OADRS:ILL section,Contents Div. NII Library / 2-1-2      Hitotsubashi, Chiyoda-ku Tokyo 101-8430

OEDA 電子的配送先アドレス • 不使用 参加組織レコード OCLCID OCLC利用者 ID OCLCPWD OCLCパスワード ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(ORDER) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「(状態なし)」「準備中」 → 「未処理」 → 「処理中」

ISO状態(※)遷移 「(状態なし)」 → 「IDLE」 → 「PENDING」

(35)

3.5 資料が到着する

資料が到着したので ILL システムで発送の情報を受け付ける。 ■ 操作例

1

資料が到着したらを,該当する ILL レ コード(状態は「発送」(SHIPPED)) を詳細表示する。 こ の レ コ ー ド の 受 付 行 う た め に, [RECEIVE]ボタンをクリックする。

2

状態は「到着処理中」(SHIPPED)と なる。 料金項目(QNT(数量),SUM(合計 金 額 ) な ど ) に 入 力 ミ ス が な い か, SUM(合計金額)≦ MAX-COST を確 認する。 貸借依頼の場合は,DDATE(返却期限) も確認する。 OCLC参加館が料金決済方法として 「IFM」に同意した場合は,最新履歴に “PAYMENT = IFM” と記録されている。 また,最新履歴に “OCLC-ILLNUM=” に続けて OCLC の ILL レコード管理 番号が記録されている。 必須入力項目・WebUIP 自動セット項目 RDATE(到着日) p.23 図 3.1.1

(36)

33

料金決済方法は,IFM(ILL Fee Management)による処理が一般的である。

• 内訳(Ship Insurance 等がある場合)は,最新の履歴に記録されるが,OCLC ILL シ ステムでは,国内のような単価,枚数,送料という情報はない。

• OCLC参加館が IFM に同意した場合でも,記入内容が不正確な場合(IFM の記述 が入力規則に合っていない等)は, PAYMENT=IFM の記録は無い。記入内容の修 正,ダミーデータで処理する,個別の料金決済とする等,電子メールや FAX など で OCLC 参加館担当者と連絡をとる必要がある。 • 料金の支払いについては,以下の国立大学図書館協議会の『GIF(Global ILL Framework)ガイド[OCLC 版]Ver. 3.0』を参照。 URL http://wwwsoc.nii.ac.jp/gif/materials/us/gif-guide-oclc_3.html 複写依頼で現物が到着した場合 複写依頼で現物が到着した場合,システム上は,複写物が到着した場合と同様の処理 を行う。返送時には,レコードの操作は不要。この場合,返却期限は,最新の履歴に DUE-DATE=*** と記録される。受領した現物は,期限内に返却すること。 貸借依頼に対し,DUE-DATE が指定されずにデータが到着した場合 貸借依頼に対し,DUE-DATE が指定されずにデータが到着した場合,正常に「発送」 に遷移しない。NACSIS-ILL 担当で貸借としてデータの修正を行い「発送」に遷移さ せた後,参加館へ連絡を行うので,以後,「返却確認」までの遷移は NACSIS-ILL 担 当と連絡を取りながら行う。 到着物に不備がある場合 到着資料や料金項目に不備がある場合は,FAX や電子メールなどで OCLC 参加館担 当者と直接連絡をとる。 • [CLAIM] は,使用できない(→ p.47)。 • OCLC参加館の連絡先等の情報は,以下の URL を参照。  参照:GIF Project Participants in North America

 URL http://www.nccjapan.net/gif.asp

■ 状態遷移

遷移種別 状態遷移(RECEIVE) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「発送」 → 「到着処理中」 −(処理なし)

(37)

3.6 終了処理(複写)

すべての処理を終え,レコードを最終状態にする。 ■ 操作例

1

到着資料と,ILL レコードの依頼内容や 料金項目等との照合を行う。 照合の結果,問題がなければ,ILL レコー ドの状態を「確認」にするために,[OK] ボタンをクリックする。

2

状態は「確認」(SHIPPED)となる。 システム処理(OCLC 送信)後に,状 態は「確認」(RECEIVED)となる。 複写依頼業務では,「確認」(RECEIVED) が最終的な状態である。 「確認」のレコードについて • AMLID(受付館コード)が「OCLC」で,STAT(レコード状態)が「確認」かつ ISOSTAT(ISO プロトコルレコード状態)が「SHIPPED」である ILL レコードにつ いては,一定時間ごとにシステムが,OCLC に対して,データを送信して,受け取っ た旨を通知する。その結果,該当レコードの ISOSTAT は,「RECEIVED」に遷移す る。一旦「RECEIVED」に遷移した ILL レコードに対しては,[CALLBACK]を行っ ても ISOSTAT は「SHIPPED」には戻らない。 • 「確認」のレコードは,[OK]コマンド実行直後の簡略表示画面では表示されるが, 次回からは表示されない。そのレコードについての全ての処理が終了したので,そ れ以上の操作が必要なくなったためである。ただし,レコード自体は「確認」の状 態で ILL データベースに保存されているので,必要に応じて検索することができる。   参照:『ILL システム操作マニュアル第 6 版』「第 8 章 ILL レコード検索」 p.23 図 3.1.1

(38)

35

遷移種別 状態遷移(OK) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「到着処理中」 → 「確認」 そのまま

ISO状態遷移 「SHIPPED」 → 「SHIPPED」 →「RECEIVED」

システム処理後のレコードは修正不可

複写業務では,[OK]コマンドを発行すると,ReceivedAPDU が送信される。ReceivedAPDU が OCLC 側で受信処理された後は,レコードの修正ができなくなり,到着資料・金額等に間違いがあったとして も対応が難しくなる。そのため,[OK]コマンドを発行する前に,間違いがないかよく確認すること。

(39)

3.7 届いた資料を借りる

資料とレコードの照合を終えて,レコードの状態を「借用中」にする。 ■ 操作例

1

到着資料と,ILL レコードの依頼内容や 料 金 項 目 等 と の 照 合 を 行 う。 ま た, DDATE(返却期限)を確認しておく。 照合の結果問題がなければ,ILL レコー ド の 状 態 を「 借 用 中 」 に す る た め, [BORROW]ボタンをクリックする。

2

状態は「借用中」(SHIPPED)となる。 システム処理(OCLC 送信)後に,状 態は「借用中」(RECEIVED)となる。 借用した資料を利用者に供する。 資料は返却期限内に受付館の OCLC 参 加館に到着するよう返却する。 「借用中」のレコードについて AMLID(受付館コード)が「OCLC」で,STAT(レコード状態)が「借用中」かつ ISOSTAT(ISO プロトコルレコード状態)が「SHIPPED」である ILL レコードについ ては,一定時間ごとにシステムが,OCLC に対して,データを送信して,受け取った 旨を通知する。その結果,該当レコードの ISOSTAT は,「RECEIVED」に遷移する。 一旦「RECEIVED」に遷移した ILL レコードに対しては,[CALLBACK]を行っても ISOSTATは「SHIPPED」には戻らない。

(40)

37

遷移種別 状態遷移(BORROW) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「到着処理中」 → 「借用中」 そのまま

ISO状態遷移 「SHIPPED」 → 「SHIPPED」 →「RECEIVED」

システム処理後のレコードは修正不可

貸借業務では,[BORROW]コマンドを発行すると,ReceivedAPDU が送信される。ReceivedAPDU が OCLC側で受信処理された後は,レコードの修正ができなくなり,到着資料・金額等に間違いがあった としても対応が難しくなる。そのため,[BORROW]コマンドを発行する前に,間違いがないかよく確 認すること。

(41)

3.8 借用資料を返送する

借用資料を返送し,レコードの状態を「返送」にする。 ■ 操作例

1

借用資料を返送した後,レコードの状態 を「返送」にするため,[SENDBACK] ボタンをクリックする。 必須入力項目・WebUIP 自動セット項目 BDATE(返送日)

2

状態は「返送」(RECEIVED)になる。 システム処理(OCLC 送信)後に,状 態は「返却処理中」(RETURNED)と なる。 OCLC側で Checked-In の処理をされる と,状態は「返却確認」(RECEIVED) となる。 賃 借 依 頼 業 務 で は,「 返 却 確 認 」 (RECEIVED)が最終的な状態である。 料金の支払い 貸借の場合でも,送料等の料金は,IFM での支払となる。そのため,返送の際に切手を同封する必要は 無い。 ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(SENDBACK) システム処理(OCLC 送信)後 p.23 図 3.1.1

(42)

39

3.9 依頼について問合せ・連絡が来る

受付館からの問合せ内容を確認する。 ■ 操作例

1

「新着照会」(CONDITIONAL)状態の ILLレコードを詳細表示する。 [RECEIVE]ボタンをクリックして受け 付けを行う。

2

状態は「照会」(CONDITIONAL)となる。 最新の履歴にある受付館の OCLC 参加 館からの問合せ・連絡内容を確認し,同 意するかどうかを判断する。 問合せ内容例

「OCLC-ILLNUM=ILLNUM:65432000 / COND=cost-exceeds-limit / NOTE=costs $100.00 / REPLY=20100831」 • OCLC-ILLNUM:OCLC の ILL レコード管理番号 • COND:コード化された定型語句 (→ p.74) • NOTE:その他の連絡事項(*1) • REPLY:回答期限 その他の注意事項 • 回答期限内に処理を行う。 • 問合せ内容に同意する場合は,[ANSWER]で回答する。(→ p.41) • 問合せ内容に同意しない場合は ,[CANCEL]で依頼を取消す。(→ p.45) • 他の OCLC 参加館へ再依頼する場合は,[COPY]で新規レコードを作成し,依頼 内容を確認の上,再依頼する(当該レコードは「CANCEL」へ遷移させる)。また は[CANCEL]で取消し,システム処理(OCLC 送信)後に「CANCEL」(NOT-SUPPLIED)の状態になったレコードに対して[CALLBACK]による再依頼を行 うことも可能である。(*2) p.24 図 3.1.2

(43)

*1 “NOTE=Enter our symbol twice” とあった場合

OCLCの ILL システムでは,通常 4 日(土・日・米国の休日を除く)間,レコードの状態に変更が無い 場合,当該レコードは次の候補館へ自動的に転送される。そのため,業務量の多い図書館相手では,自 館の受付処理までに時間がかかることをあらかじめ想定し,当該レコードが自動転送されても続けて自 館宛の依頼となるよう,依頼館側に自館の OCLC シンボルを繰り返し入力するよう指示する習慣がある。 この指示は, Enter my symbol twice , Enter XYZ twice (XYZ は OCLC 参加館のシンボル)のように 表現され,シンボルの繰り返し入力を意味し,稀に NACSIS-ILL 参加館宛にも指示がくることがある。 しかしながら,NACSIS-ILL 参加館からの依頼は,例外的に,4 日間たっても次の候補館へは転送され ない仕組みになっているため,シンボルを複数回指定する必要がない。また,システムの仕様上, NACSIS-ILLでは,受付候補館を重複して指定することが出来ないことから,このような指示に対しては, NACSIS-ILLシステムでは重複指定できないことを説明して回答するか,いったん[CANCEL]して(→ p.45)別の図書館へ依頼する等の対応を行う。 *2 [CANCEL]&[CALLBACK]による再依頼 「照会」(CONDITIONAL)から[CANCEL]し,[CALLBACK]でレコードの状態を「準備中」に戻し た後に再依頼を行うことも可能であるが,その際には,HMLISO(ISO 所蔵館コード)または ODATE(依 頼日)のいずれかを変更した上で依頼すること。どちらも同じままでは,ISO 処理用識別 ID 重複により, 転送エラーとなるため行えない。(参照:p.24「再依頼時の注意」) ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(RECEIVE) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「新着照会」 → 「照会」 −(処理なし)

(44)

41

3.10 「照会」の処理(回答)

問合せ内容に同意する場合に受付館へ回答する。 ■ 操作例

1

回答内容を CMMNT(コメント)に記 入する。 MAX-COSTの修正については,OCLC 側には反映されないので注意する。 [ANSWER]ボタンをクリックする。 必須入力項目 CMMNT(コメント)

2

状態は「回答待」(CONDITIONAL)に なる。 システム処理(OCLC 送信)後に,状 態は「処理中」(PENDING)となる。 同意しない場合 問合せ内容に同意しない場合は,[CANCEL]で依頼を取り消す。(→ p.45) MAX-COSTを修正する必要がある場合 MAX-COSTを修正する必要がある場合は,一旦依頼を取り消した後,再依頼をする(料 金が MAX-COST を超えると IFM での料金決済対象外となるので注意)。 p.24 図 3.1.2

(45)

回答時の注意 • MAX-COST・書誌事項等の修正は OCLC 側には反映されない。 • MAX-COST・書誌事項等の修正がある場合は,新規にレコードを作成して依頼し直す。元のレコー ドは「CANCEL」(CONDITIONAL)にする。 • [ANSWER]コマンドを実行することで,受付館からの問合せを承諾したことになる。ただし, CMMNT(コメント)は必須なので,回答内容等も合わせて入力する。 ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(ANSWER) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「照会」 → 「回答待」 →「処理中」

(46)

43

3.11 謝絶される

受付館から謝絶された場合は,当該レコードを「CANCEL」状態にする。 ■ 操作例

1

最 新 履 歴 に あ る 謝 絶 内 容 を 確 認 し, [RECEIVE]ボタンをクリックする。

2

状態は「照会」(NOT-SUPPLIED)となる。 履歴にある謝絶理由を確認する。 依頼をキャンセルする場合は,p.45「3.12  依頼を取り消す」参照。 他の OCLC 参加館へ再依頼する場合は, [COPY]または[RETRY]で,依頼内 容を確認の上,依頼する。 p.25 図 3.1.3

(47)

謝絶の内容例 「OCLC-ILLNUM=ILLNUM:6655441/UNFILL=in-use-on-loan/RETRY=20100429」 • OCLC-ILLNUM:OCLC の ILL レコード管理番号 • UNFILL:コード化された定型語句 (→ p.77) • NOTE:その他の連絡事項 • RETRY:再依頼可能な場合の日付 RETRYによる再依頼 「照会」(NOT-SUPPLIED)から[RETRY]でレコードの状態を「準備中」に戻した 後に,再依頼を行うことも可能であるが,その際には,HMLISO(ISO 所蔵館コード) または ODATE(依頼日)のいずれかを変更した上で依頼すること。どちらも同じま までは,ISO 処理用識別 ID 重複により,転送エラーとなるため行えない。(参照:p.24 「再依頼時の注意」) ■ 状態遷移

遷移種別 状態遷移(RECEIVE → CANCEL) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「新着照会」 → 「照会」 → 

「CANCEL」

−(処理なし) ISO状態遷移 「NOT-SUPPLIED → 「NOT-SUPPLIED」 →

「NOT-SUPPLIED」

(48)

45

3.12 依頼を取り消す

依頼を取り消して,レコードの状態を「CANCEL」にする。 ■ 操作例

1

[CANCEL]ボタンによって依頼を取り 消す。

2

レコードは「CANCEL」の状態でデー タベース上に保存される。

(49)

「CANCEL」にするケース • 利用者から依頼の取り消しがあった。 • 受付館の謝絶により文献が入手できなかった。 • 受付館の OCLC 参加館の問合せ内容に同意しない場合。 「CANCEL」のレコードについて 「CANCEL」のレコードは,[CANCEL]コマンド実行直後の簡略表示画面では表示さ れるが,次回からは表示されない。ただし,レコード自体は「CANCEL」の状態で ILLデータベースに保存されているので,必要に応じて検索することができる。 参照:『ILL システム操作マニュアル第 6 版』「第 8 章 ILL レコード検索」 CALLBACKによる再依頼 「CANCEL」(IDLE または NOT-SUPPLIED)(CONTIDIONAL の場合は一定時間後に システム送信され NOT-SUPPLIED に状態遷移した後)から[CALLBACK]でレコー ドの状態を「準備中」に戻した後に,再依頼を行うことも可能であるが,その際には, HMLISO(ISO 所蔵館コード)または ODATE(依頼日)のいずれかを変更した上で 依頼すること。どちらも同じままでは,ISO 処理用識別 ID 重複により,転送エラー となるため行えない。(参照:p.24「再依頼時の注意」)。 「処理中」のレコードを取り消すには

ILLシステムからは行えないため,電子メールや FAX 等で,OCLC 参加館に直接取り消す旨を連絡す る必要がある。その際,自館のシンボル,依頼した雑誌名(書名),論文名,等を伝える。 ■ 状態遷移 準備中(なし)から CANCEL 遷移種別 状態遷移(CANCEL) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「準備中」 → 「CANCEL」 −(処理なし) ISO状態遷移 「(状態なし)」 → 「(状態なし)」 −(処理なし) 照会(IDLE),照会(NOT-SUPPLIED)から CANCEL 遷移種別 状態遷移(CANCEL) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「照会」 → 「CANCEL」 −(処理なし)

ISO状態遷移 「IDLE」 → 「IDLE」 −(処理なし) 「NOT-SUPPLIED」 → 「NOT-SUPPLIED」 −(処理なし) 照会(CONDITIONAL)から CANCEL

遷移種別 状態遷移(CANCEL) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「照会」 → 「CANCEL」 そのまま

(50)

47

3.13 到着資料について受付館へ

問合せる

到着資料が依頼内容と違ったり,料金内容に間違いがあった場合などには,OCLC 参加館担当者へ FAX や電子メールなどで直接連絡する。連絡先は以下の URL から参照できる。 なお,現在 ISO 対応機関へのクレーム処理([CLAIM]コマンドの実行)はできない(「クレーム未処理」 は 転送対象外のため)。

参照:GIF Project Participants in North America URL http://www.nccjapan.net/gif.asp

(51)

3.14 返却期限の更新請求をする

返却期限の延長を申し込む。 ■ 操作例

1

CMMNT(コメント)に希望する返却期 限を記入する。 記入例(2011 年 8 月 31 日まで更新希望 の場合) “DESIRED-DUE-DATE=20110831” [RENEW]ボタンをクリックする。 必須入力項目 CMMNT(コメント)

2

状態は「更新請求」(RECEIVED)になる。 システム処理(OCLC 送信)後に,状 態 は「 返 却 処 理 中 」(RENEW⊘ PENDING)となる。 更新請求のコメント例 2011年 8 月 31 日まで更新希望の場合:“DESIRED-DUE-DATE=20110831” 必要があれば,“△ / △ NOTE=”(△は半角スペース)に続けてその他の連絡事項の 記入も可能。 ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(RENEW) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「借用中」 → 「更新請求」 →「返却処理中」

ISO状態遷移 「RECEIVED」 → 「RECEIVED」 →「RENEW / PENDING」

���

RECEIVED)

���� (RECEIVED) ��� (RECEIVED) ���� (RECEIVED) p.26 図 3.1.4

(52)

49

3.15 更新請求への回答が来る

返却期限延長の可否について回答が来る。 ■ 操作例

1

「返却クレーム未処理」(RECEIVED) 状態の ILL レコードを詳細表示する。 回答内容が最新履歴に記録されているの で内容を確認する。 [RECIEVE]ボタンをクリックして受け 付けを行う。

2

状態は「借用中」(RECEIVED)になる。 返却期限の更新が認められなかった場合 は,早急に返送の処理を行う。 更新請求への回答内容 1)更新が認められた場合  • 最新履歴に“APDU=Renew-Answer(YES)”,“RENEW=YES”が記録されている。  • DDATE(返却期限)が更新されている。 2)更新が認められなかった場合  • 最新履歴に“APDU=Renew-Answer(NO)”,“RENEW=NO”が記録されている。  • DDATE(返却期限)が変更されていない。 ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(RECEIVE) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「返却クレーム未処理」→「借用中」 −(処理なし)

ISO状態遷移 「RECEIVED」 → 「RECEIVED」 −(処理なし)

(53)

3.16 返却期限切れの通知が届く

返却期限を過ぎても資料を返送していない場合は,OCLC から返却期限切れの通知が届く。 ■ 操作例

1

「借用中」(SHIPPED)の状態のレコー ドに対し,返却期限切れの通知が OCLC から届くと,最新の履歴に “APDU=Overdue”と記録される。 また,返却期限日が更新されていた場合, [DDATE]も更新される。 資料は早急に返送する。 返却期限切れの通知が届いても,ILL レコードの状態は遷移しない。

(54)

51

3.17 転送エラーのレコードが届く(1)

依頼や回答時の転送エラーのレコードを受け取る。 ■ 操作例

1

[ORDER]コマンドまたは[ANSWER] コマンドの転送エラーの場合,状態が「新 着照会」((IDLE)又は(CONDITIONAL))と なる。 最新の履歴に転送エラーの原因が記録され ているので確認する。 エラーメッセージについては,p.142「付録 A.4 エラーメッセージ一覧」を参照。 [RECEIVE]ボタンをクリックする。

2

状態は「照会」((IDLE)又は (CONDITIONAL))になる。 転送エラーの原因 履歴にあるエラーメッセージを元に,転送対象フィールドの入力が間違っていないか 確認をする(転送フィールドと適切な入力値については,p.30「転送フィールド一覧」 を参照する)。 よくある例は以下のとおり。 • TYPE(複写種別)や SPVIA(送付方法)以外のフィールドに 2 バイトのデータが入っ ている。 • STDNO(標準番号)の ISBN,ISSN 等の桁数が多い,または不足している。 • SPVIA(送付方法)の記述ミス。 • CMMNT(コメント)の必須項目の記述漏れ,記述ミス,区切り記号(△ / △)の 記述ミス(△は半角スペース)

(55)

■ 状態遷移

依頼後の転送エラーの場合

遷移種別 状態遷移(RECEIVE) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「新着照会」 → 「照会」 −(処理なし)

ISO状態遷移 「IDLE」→ 「IDLE」 −(処理なし) 回答後の転送エラーの場合

遷移種別 状態遷移(RECEIVE) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「新着照会」 → 「照会」 −(処理なし)

(56)

53

3.18 転送エラーのレコードが届く(2)

更新請求時の転送エラーのレコードを受け取る。 ■ 操作例

1

[RENEW]コマンドの転送エラーの場合, 状態が「返却クレーム未処理」(RECEIVED) となる。 最新の履歴に転送エラーの原因が記録さ れているので確認する。 エラーメッセージについては,p.142「付 録 A.4 エラーメッセージ一覧」を参照。 [RECEIVE]ボタンをクリックする。

2

状態は「借用中」(RECEIVED)になる。 転送エラーの原因 履歴にあるエラーメッセージを元に,転送対象フィールドの入力が間違っていないか 確認をする。よくある例は以下のとおり。 • TYPE(複写種別)や SPVIA(送付方法)以外のフィールドに 2 バイトのデータが入っ ている(特に CMMNT(コメント)の 2 バイトデータに注意する)。 ■ 状態遷移 遷移種別 状態遷移(RECEIVE) システム処理(OCLC 送信)後 ILL状態遷移 「返却クレーム未処理」 → 「借用中」 −(処理なし)

参照

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