小学校陸上運動(短距離走)の授業における
集団での学びの要因に関する一考察
仲 山 正 志
(豊龍図工立吉川小学校)北)1(
〈教育学科教授)隆
I
.緒言
小学校体育科における陸上運動辻,誰もが楽
しめる運動とは,なりにくい冨がある。
特に,楚距離走の教材は,走力の差が顕著に
見られ,苦手な子には
E
標を失って,苦癌を伴
うことすらあると感じることがある。
また,走力のある子にとっても,勝敗へのこ
だわりに興味が移り,自己の能力を伸試す動機
付けに乏しいものにな与がちであった。
更に,この年齢は児童期(ギャングヱイジ〉
でもあり思春期を控え,異性への関心が高まち
つつある持期である。しかし,異性への意識が
高まる反面,不安や緊張が生まれ,互いに関心
はあるが自己防笥のため反発,反目しあうこと
がある。そのため,同
d註のみの集団が生まれて
くる。
この被験者のクラス集団も些細なことで男女
が反呂しあう場面がしばしば見られた。
短距離走の教材はグループ学習ではない場合
が多い。この単元をグループ学習で単元許画を
し運動が楽しいと感じさせることができれば,
協力についても或果があると考えた。授業の或
否については形成的評錨等をもとに検討を加え
た。さらに,また,男女の協力の下に,学習が
成立するように教材に工夫を加え,その成果を
グループ関を形或的評価等客観的な尺度で比較
することにより,その差の要因について検証し
たいと考えた。
「
走
J
の運動の楽しさを考えてみると,ホイ
ジンガやカイヨワのプレイ論・ 「遊びと人間
j
にその根拠を求めることができる。カイヨワは,
遊びの分類原理を遊び手が内部に持つ基本的欲
西 川 啓 子
〈本学非常勤講師〉求,すなわち人々を遊びに向かわせる内的原動
力とし,その原動力から導き出される遊びを 4
つに分類している。
「走」は,その分類から考えると当然,アゴ
ン(競争)である。しかし,それだけではなく,
イリンクス(めまい)の要素も含まれていると
感じる。
中酉
1)~ま,子どもには全力疾走の経験が必要であることを述べている。ここで言う全力疾走
とは,オーパースぜード〈走りのバランスがバ
ラバラ,足がもつれる〉である。このスピード
感覚が短距離走の動き作りの前提になると述べ
ている。このスピード惑覚は短距離走独自の楽
しさ,カイヨワのいうイリンクス(めまい)の
楽しさに通じていると考える。そこで,全力疾
走の捧験を授業計画の中にいれるようにした。
][.研究の方法
1
.
対象・期
E
観察対象とした授業は大阪蔚
Y小学校〈以
下 Y小学校とする)で行われた H18
年度 6年生
〈男子1
7
名・女子1
2
名 計2
9
名〉を対象に
4月か
ら
5月にかけて行われた授業である。
2
.
教材について
教材は,走力の差があっても意欲的に走るこ
とができるように工夫された山本
2)の
1
8
秒間
走」を教材として学習することにした。
8秒間走は,一定時開の中で、何メートル走れ
るかを競う教材である。スタートラインが一人
一人違うのである。スタートラインをどこにす
れば,
8秒、走った時にゴールできるかという競
技なのである。
-59-表1 学習指導計菌 過 程 はじめ 時 間 l 2 3 4 学習の進 ベアに分 ベアに分 グループ め方を知 かれて8 かれて8 を運動会 る 秒間走に 秒間走に のものに 取り組む 取り組む 変える 授 業 内 容 50m走の 8秒 間 走 8秒間走 ビデオで タイムを でのグルー でのグルー 走るフォー 言
f
る プの役割 プの役割 ムを撮る 分担をす 分担をす る る具体的には,司じチームでペアーを作り,同
時にスタートし,
8
秒間で問時にゴールする。
走力が違っているため,スタート位置は各自が
設定する。すると,各自が今までなかった思考
力,判断力が要求される。スタートラインを正
確に設定しないとゴールに
8
秒で到達できない。
自分で考え,特断していく自己決定能力が育っ
ていく。
また,授業が進んで、いく中で,
8
秒以内で
ゴールに到達できたとする。昌己の走力が伸び
たということである。そうしたらスタートライ
ンを下げていくよう』こする。そこで,自己の力
の伸びが自覚できるのである。その繰り返しに
よって,記録が伸び¥同時
i
こ昌己教育力も育っ
ていくのである。
併せて,グループで学習する際,クラス全体
に課題を持たせるため,テンポ走
180%
の力で
走る
j
によち,フォーム〈腕の振引に集点を
当てて学習することにした。
3
.
授業の分析
1
)データーの収集
学習の成果を各授業柊了後,形或的評錨によ
り判断することにした。また,授業で感じとっ
た「楽しさ
j
については記述を求め,どのよう
な楽しさを体験したかについてデーターの収集
を行った。
2)
学習者のよる授業評倍
各授業終了後に授業或果を知るため,各授業
終了後に,学習者に高橋ら
(1994)が開発した
形成的評価への自答を求め,その結果を長谷川
な、
ヵ
まとめ 5 6 7 8 9 雨天のた グループ 坂道の全 グループ め、ピデ 対読めゲー 力走・テ 対抗のゲー オで自分 ム形式で ンポ走(80 ム形式で の走与を 授業を仔 %)を行う 授業を行 チーム対 みるつ
つ
腕の振り チーム内 チーム内 チーム内 抗の大会 をチェツ でお互い でお互い でお互い をする クする のフォー のフォー のフォー ムをチェツ ムをチェッ ムをチェツ クする クする クするら(1
995)が開発した診密基準を用いて
5段 階
評値をおこなった。
さらに,体育の診断的・総括的評価によち,
総合的に,体育授業に対する態度の変化を体育
の診斬的・総括的評価により検討することにし
た
。
3)
集団の凝集性
高橋らの「集団的学習に関する調査票j を
3
時間目と
9
時間自に実施した。この調査票は
「集団的課題達成
J1
集団的思考
J1
集団的椙互
詐用
J
r
集団の人関関係
J
r
集団的活動への意
欲
J
5
次元
1
0
項目からなっている。
4) 授業の有効性の検討
形成的評価と集団の凝集性については,その
有意差を求め,この授業の有効性を謹かめたい
と考えた。そこで t検定を行うことにした己形
或的評錯については学習過程において,グルー
プの再編成を行ったため,その
3
時と最務時と
の比較によ号検定を実施することとした。
5) 楽しさの質的変化
体育科における楽しさについて千駄
3)は一過
性の楽しさ(快感靖)からその快感清への意味
づけがなされたとき,質的に変化したより深い
楽しさを味わうことができると述べている。
その費的変化を被験者の楽しさの自由記述の
なかから検討しようと考えた。具体的に辻「な
ぜ楽しかったのか
J
r
なぜ,できたのか
J
i
なぜ,
わかったのか
J
などが記述されていれば,意味
づけされた楽しさを味わっていると考えた。そ
の質的変化の変容を分析することにした。
発 達 教 育 学 部 紀 要 巫.授 業 過 程 1.単 元 計 画(表1)参 照 2.グ ル ー プ 分 け に つ い て 走 力 を元 に し て,男 女 混 合,3グ ル ー プ に分 け る こ と に した 。 基 準 に な る 走 力 は50m走 を行 い,そ の 記 録 を 元 に し て,で き る だ け 走 力 が 偏 ら な い よ う に 編 成 を行 っ た 。 Aグ ル ー プ(男5名 ・女4名) Bグ ル ー プ(男6名 ・女4名) Cグ ル ー プ(男6名 ・女4名) 3.ク ラ ス の 走 力 の 実 態(男 女 別) よ う役 割 分 担 を す る な ど,協 力 し て す す め る よ う心 が け る よ う に し た 。 ま た,相 互 に お 互 い の 「走 」 を 評 価 す る た め, グ ル ー プ で 話 し合 う 時 間 を 設 定 した 。 走 っ て い る と き に は応 援 の 声 掛 け は あ る が,技 術 的 な ア ドバ イ ス が しに くい 面 が 見 受 け られ た 。 そ こで, 評 価 し合 う 時 間 を 設 定 す る と,盛 ん に 意 見 を 出 し合 う こ とが で き た 。
男子
女子
全国平均
9.41 9.47 ク ラ ス 平 均 8.76 9.13 (単 位:秒) 全 国 平 均 は 「平 成15年 度 体 力 ・運 動 能 力 調 査 報 告 書 」(文 部 科 学 省)に よ る 週1回 以 上 運 動 を し て い る 児 童 の 数 値 で あ る。 こ の 比 較 に よ る と共 に 全 国 平 均 を 上 回 っ て い る。 さ ら に,数 値 で 見 る 限 りで は7ク ラ ス の 男 女 の 差 は 全 国 よ り開 い て い る 。 4.学 習 計 画 作 成 上 の 留 意 点 こ の 研 究 は 集 団 の 凝 集 性 に 注 目す る こ とか ら, い くつ か の 点 に つ い て 留 意 す る こ と に し た 。 授 業 の 準 備 に つ い て は,授 業 時 間 中 に 表1に は 記 述 が な い が,授 業 の 準 備 に つ い て も,子 ど も た ち が 授 業 の 場 の 設 定(準 備)を 授 業 開 始 後 に 行 っ た 。 マ ネ ー ジ メ ン トの 時 間 を短 縮 で き る V.各 尺 度 の 検 討 1.形 成 的 評 価 1)全 体 の 総 合 得 点 比 較 形 成 的 評 価(表2)(表3)に よれ ば,各 時 間 を 通 じて 高 い 得 点 を 示 して い る 。 ほ ぼ,好 意 的 に教 材 が 受 け 入 れ られ た と考 え ら れ る 。 途 中, 意 欲 関 心 の 得 点 が 低 い が,8秒 間 走 へ の 戸 惑 い が ま だ み ら れ る 時 期 で あ っ た と考 え ら れ る 。 学 び 方,-協 力 の 項 目 に つ い て は 高 い 得 点 で 推 移 して い る 。 教 材 の 持 つ 機 能 的 特 性 が 発 揮 さ れ た と思 わ れ る。 2)グ ル ー プ の 協 力 得 点 比 較 さ ら に,総 合 得 点 の 高 か っ たBグ ル ー プ とC グ ル ー プ の 協 力 項 目 を比 較 し,t検 定 を 行 っ た 。 そ の 結 果,表4の 結 果 と な っ た 。6時 ・9時 に 一 定 の 有 意 差 が 認 め ら れ た 。 こ れ は,グ ル ー プ を構 成 す る メ ンバ ー の 人 間 関 係 に 起 因 し て い る と思 わ れ る 。 Bグ ル ー プ に は リ ー ダ ー シ ッ プ を も つYが い る 。Cグ ル ー プ に は威 圧 感 が あ り,や や 民 主 的 表2 形 成的評価の変容(○ の数 字は5点 満点 の評価 基準点) 成果 意 欲 ・関心 学 び方 協 力 総合評価 1時 2.667 2.879 2.828 2.862 2.7$9● 2時 2.448④ 2.560 2.&72Q 2.69④ 2.528 3時 2.402 2.776Q 2.828④ 2.69④ 2.672● 4時 2.506④ 2,741③ 2.759● 2.793④ 2.639④ 6時 2.667Q 2.793③ 2.862⑤ 2.845Q 2.7835 7時 2.621● 2.862 2.8455 2.&790 2.7785Q 8時 2.598Q 2.7413} 2.759 2.966⑤ 2.689a 9時 2.655④ 2.69③ 2.862⑤ 2.828④ 2.77205 表3 男女別の協力の 得点 男子 女子 有意差 1時 x.791 2.87 d.241 2時 2.833 2.937 0.215 3時 2.75 2.875 0.365 4時 2.666 3 0.025 6時 2.791 2.875 7時 2.833 2.937 0.284 0.215 8時 2.916 3 a.2io 9時 2.958 2.625 !1' 一61一表4 グル ー プ 間 の 協 力 の 得 点 Bグ ル ー プ Cグ ル ー プ 有意差 1時 2.$50 2.8 fl.748 2時 2.65 2.85 0ユ64 3時 2.5 2.7 0ユ92 4時 2.8 2.4 0.203 6時 2.95 2.65 4.041 7時 2.85 2.85 0.5 8時 3 2.9 0.164 9時 2,95 2.7 0,041 表5 診断 的 ・総括的評価 楽 しさ 学 び方 技能 協力 合計 診 断的評価
全体
5 5 5 5 5 A 5 5 5 5 5 B 4 5 4 5 5 C 5 4 5 5 5 総括 的評価全体
5 5 5 5 5 A 3 5 5 5 5 B 5 5 5 5 5 C 5 5 4 5 5 表6 総 括的評価 楽 し さ 学 び方 技能 協力 合計 ク ラ ス全 体 13.535 12.714 12.392 1.785 53.428 男子 13.5 12.25 12.812 14.75 53.312 女子 13.583 13.333 1ユ.833 14.833 53.583 図1 集 団学 習 グル ープ間の得点比較 意 識 に 欠 け るMが い る 。 リー ダ ー シ ップ に つ い て は,武 衛 ら は,次 の よ う に 記 述 し て い る 。 「集 団 が そ の 望 ま し い 結 果 を 達 成 す る よ う援 助 す る 行 為 」 と し,具 体 的 に は 「集 団 目標 の 設 置 や 変 更,メ ンバ ー 対 人 関 係 の 改 善 な ど を援 助 す る た め に 集 団 成 員 に よ っ て な さ れ る 行 動 で あ る 。 ま た,こ の よ う な行 動 を 中 心 的 に 行 っ て い る メ ンバ ー を リ ー ダ ー と よ ぶ 。」 と し て い る 。 こ の 観 点 か ら考 え て,B, Cの グ ル ー プ に 得 点 の 差 が あ る 要 因 と し て リ ー ダ ー シ ッ プ を 挙 げ る こ とが で き る と 思 わ れ る 。 ま た,男 女 の 比 較 を行 っ た 。 ほ とん ど有 意 な 差 は 見 られ な か っ た が,4,9時 に 差 が 見 ら れ た 。 こ れ は,4時 に つ い て は フ ォー ム を撮 影 し て 男 子 が 運 動 に 十 分 な 時 間 が 取 れ な か っ た こ と に 起 因 す る と み られ る 。 9時 に つ い て は,Mが 授 業 に 否 定 的 な行 動 を と り,グ ル ー プ の 女 子 が 協 力 的 は 行 動 を と る こ とが で き な か っ た た め と思 わ れ る 。 こ の こ とか ら も,協 力 に つ い て は,男 女 の 短 距 離 教 材 に 対 す る 意 欲,男 女 の 走 力 の 差 と い っ た 男 女 の 性 差 の 影 響 よ り,グ ル ー プ の ま と ま りが 授 業 を成 立 させ る た め の 重 要 な 要 因 で は な い か と考 え られ る 。 3)診 断 的 ・総 括 的 評 価 表5よ りs診 断 ・総 括 的 授 業 評 価 に お い て も 各 項 目 と も ほ ぼ,基 準 を満 た し て い る 。 グ ル ー プ 学 習 で こ の 短 距 離 走 の 単 元 が 成 立 し た こ とが わ か る 。 こ こ で は,グ ル ー プ 間 で の 差 は 認 め ら れ な か っ た 。 ま た,表6か ら,総 括 的 評 価 得 点 を 男 女 別 に 比 較 し た が,男 女 の 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た 。 こ の こ と か ら も グ ル ー プ 学 習 で,体 育 の 楽 し さ を 味 わ い,男 女 が 協 力 し て 学 習 す る こ とが で き た と考 え ら れ る 。 4)集 団 学 習 の 評 価 さ らに,集 団 学 習 の 得 点 を9時 の 得 点 で グ ル ー プ 別 に グ ラ フ 化 し た 。(図1)3項 目でBグ ル ー プ がCグ ル ー プ に 対 して 有 意 差 が 認 め ら れ た 。 こ れ も,リ ー ダ ー シ ッ プ に 起 因 す る の で は な い か と考 え ら れ る 。 5)楽 し さ の 理 由 さ ら に授 業 が 楽 しか っ た 理 由 に つ い て 記 述 を 求 め た もの か らB,Cグ ル ー プ の 比 較 を行 っ た 。 特 に 形 成 的 評 価 で 有 意 差 が 認 め られ た6時 問 目 と9時 問 目 の 比 較 を 行 っ た 。 図2を 見 る と,Bグ ル ー プ は 学 習 が 進 む に つ発 達 教 育 学 部 紀 要 れ て,明 ら か に 理 由 付 け さ れ た 楽 し さ を 味 わ っ て い る 割 合 が 高 い 。 こ こ で もBグ ル ー プ の 楽 し さ の 質 が よ り深 ま っ て い る こ とが 分 か る。 6時 感想 の内訳 V.ま と め 1.指 導 を 終 え て あ え て,グ ル ー プ 学 習 が 成 り立 ち に くい 「短 距 離 走 」 を教 材 と して,協 力 に 着 目 して 学 習 を 進 め て きた 。 授 業 を 始 め る 前 に は,男 女 の 協 力 が 成 り立 つ の か 不 安 な 面 が あ っ た 。 し か し,子 ど も た ち が 目 的 を持 っ て 授 業 に 臨 む う ち に 合 目 的 な行 動 や 協 力 す る 様 子 が 頻 繁 に 見 ら れ た 。 さ ら に,男 女 関 係 な く応 援 や 励 ま し の 声 も 聞 か れ る よ う に な っ た 。 授 業 後 の 感 想 に も楽 しか っ た 理 由 の 中 に,励 ま さ れ た り,フ ォ ー ム を ほ め て も ら っ た り し た こ と が と て も う れ し か っ た と い う も の が あ っ た 。 そ の 時 点 で は,リ ー ダ ー シ ッ プが 成 り立 た な い グ ル ー プ もあ っ た が,授 業 が 進 む 中 で 理 解 し よ う と話 し合 い を もつ 場 面 も見 ら れ た 。 指 導 者 と して,こ の 授 業 が,お 互 い の 力 を 認 め 合 う よ い 機 会 に な っ た と感 じて い る 。 9時 感想の内訳 ま た,運 動 の 持 つ 機 能 的 特 性 に 触 れ さ せ,そ の 楽 し さ を 味 わ わ す 運 動 の 本 来 の 目 的 を 意 識 す る 方 向 で 学 習 を 進 め て い く こ とが 第 一 義 で あ る 。 そ の 申 で 指 導 者 と し て 裏 の 目 的 が あ る こ と も 当 然 で あ る 。 こ こ で は協 力 に 着 目 し て 分 析 を行 っ た 。 そ の 資 料 楽 し さの 感 想 ・分 類 (○ ・理 由 あ り △ ・一 過 性 の 楽 し さ) 楽 しさ の 感想 6時 Bグ ル ー プ 楽 し さの 感 想 6時 Cグ ル ー プ 友 達 が ア ドバ イ ス して くれ た 8秒 ぴ っ た りで ゴー ル で きた 友達が注意 を して くれ た 走 り方 が よ か っ た チ ー ム で力 を 合 わ せ た 全力で走 れた た くさ ん走 れ た 歩 くの が 楽 しい d Q a a a d △ △ 楽 しさ の 感 想 9時 Bグ ル ー プ 協 力 で きて 楽 しか っ た 目標 の タイ ム で走 れ た(2名) ゲ ー ム の得 点 が 上 が っ た(2名) 全力で走 れた O f-d b 楽 し さの 感 想 9時 Cグ ル ー プ 友 達 が ア ドバ イ ス して くれ た 8秒 ぴ っ た りで ゴー ル で きた 友 達 が 注 意 を して くれ た 走 り方 が よか っ た チ ー ム で力 を 合 わ せ た 全 力で走 れた た くさ ん 走 れ た 歩 くの が 楽 しい O O O a 0 d D d 協 力 で きて 楽 しか っ た 目標 の タ イ ム で 走 れ た(2名) ゲ ー ム の 得 点 が 上 が っ た(2名) 全力 で走 れ た ○ f-△ △ 一63一
都 度,ど の よ う に 学 習 計 画 を組 み 立 て る か は, 子 ど も の 実 態 を 把 握 した 上 で 体 育 の 特 性 を生 か す こ と が 大 切 で あ る と 感 じ て い る 。 2.子 ど も た ち の 工 夫 授 業 を 進 め て い く 中 で,次 の よ う な 子 ど も た ち の 中 か ら工 夫 が 生 ま れ て き た 。 主 体 的 に 課 題 に 取 り組 む 姿 勢 が 育 っ て き た こ と を伺 わ せ る もの と して 記 述 し た い と 考 え た 。 ① 単 元 計 画 の1,2時 問 目 は,コ ー ス の ス タ ー ト位 置 に メ ジ ャ ー を 置 い て ス タ ー トす る こ と に し て い た 。 しか し,授 業 が 進 む 中,風 な ど の 影 響 で メ ジ ャー が 動 くな ど の 不 都 合 が あ っ た 。 子 ど も た ち は そ の 際,リ ー ダ ー の ア イ デ ア で, メ ジ ャ ー の メ ー トル の 位 置 に あ わ せ て,足 で グ ラ ン ドに 直 接,線 を 引 き走 りや す い よ う に 工 夫 を し て い た 。 ② 出 発 の 目印 とな る旗 を作 成 し,出 発 と計 時 の 連 絡 が と りや す く な っ た 。 〈 参 考 文 献 〉 山 本 貞 美(1978)伸 び ゆ く子 ど も一 体 育 っ て な ん 'だ ろ う一 学 校 教 育 研 究 会:p.172-175 J.ホ イ ジ ン ガ 高 橋 英 夫 訳(1973)ホ モ ・ル ー デ ン ス 中 公 文 庫:p.72-1Q9 中 西 匠 小 学 生 の た め の 「速 く走 る た め の 動 き作 り」(200◎.09)体 育 科 教 育 大 修 館 書 店: p.54-57 武 衛 孝 雄 ・難 波 精 一 郎 他(1984)要 説 心 理 学 学 術 図 書 出 版 社:P・ ユ18-119 125-129 138- 138- 139 「平 成15年 度 体 力 ・運 動 能 力 調 査 報 告 書 」 文 部 科 学 省(20◎3):p.1-41 高 橋 健 夫(1994)体 育 の 授 業 を 創 る 大 修 館 書 店 高 橋 健 夫(1989)新 しい 体 育 の 授 業 研 究 大 修 館 書 店 千 駄 忠 至(1985)「 体 育 の 学 習 指 導 に お け る 運 動 の 楽 し さ の 評 価 」 体 育 科 教 育 学 研 究 5:12- 5:12- 2a D.シ ー デ ン ト ッ プ(前 川 峰 雄 監 訳 ・高 橋 健 夫 訳)(1983)楽 しい 体 育 の 創 造 大 修 館 書 店: p.lo‐3a 遠 藤 茂 ・千 駄 忠 至(1987>体 育 学 習 に お け る 楽 し さ 研 究 ∼ 体 操 ・陸 上 運 動 ・表 現 運 動 の 楽 し さ とそ の 因 子 構 造 に つ い て 日本 ス ポ ー ツ 心 理 学 会 第14回 大 会 抄 録 集 c-2 北 川 隆 ・仲 山 正 志(20◎6)厂 新 し い 領 域 体 つ く り運 動 に つ い て 」 京 都 女 子 大 学 発 達 教 育 学 部 紀 要 第2号:p.5ユ ー55 Abstract
Case studies on factor of the learn in grope in short running unit at elementary school level
Satoshi NAKAYAMA Takashi KITAGAWA Keiko NISHIKAWA
Because a learner mentions pleasure of exercise, through exercise of a sprint, each other's cooperation is concluded. I added examination by comparing a group what kind of factor acted on cooperation by doing group learning. As a result, I was able to know one end of it being important that there was the child who owned the leadership in a group.