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環境刑法の基礎理論(二)

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八 論 91一一『奈良法学会雑誌』第7巻2号 (1994年9月〉 説

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環境刑法の基礎理論。

次 口 口 ま え が き 第一章環境刑法総論(以上前号) 第二章刑罰目的論と環境刑法 第三章訴訟法的問題 第四章立法論的問題 第一節問題の所在(以上本号) 第二節環境刑法の役割 第三節環境刑法の将来的展望 あ と が き

第二章

環境刑法と刑罰目的論

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前章で簡単に紹介したドイツにおける環境刑法積極論と消極論との聞の論争は、最近になって﹁危険社会における

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刑法﹂新ども関連して、刑法の役割自体に関する論争へと発展しつつあ幻 ω この間題は、刑罰目的論と直接的に関連 することはいうまでもないであろう。これは刑事立法を今後、環境保護のような新たな領域において行うべきである かどうかという立法論とも関連するものである。そこで以下では先ず日本において環境刑法の役割が刑罰論との関連 でどのように捉えられてきたかについて簡単に紹介した上で、立法論の章において最終的な考察を行いたい。 日本においても平野教授のように環境犯罪に対処する手段としての刑法の役割に疑問を投げかける見解がある一方、 伊東教航げように﹁刑事制裁の積極的・形成的機能﹂を肯定する見解ゃ、垣口教跨げように環境犯罪の﹁事前防止と いう見地においては、行政規制と行政刑法的方法による抑止が有効性と適合性をもっ﹂とする見解などが主張されて いる。しかしこれらの見解は、刑罰論との関係で見れば、刑罰目的として抑止目的を前提とした議論の内部での対立 の よ う に 思 え る 。 そこで問題点をさらに大きく捉えれば、刑事規制を社会的統制手段のひとつとしてとらえ、犯罪の実効的な抑止機 能に着目する考え方のように展望的・形成的観点を重視するものと(﹁犯罪抑止的コントロール論﹂と呼ぶことがで きよう)、具体的な犯罪抑止的予防目的ではなく、規範妥当の安定化を目的とする説(いわゆる﹁積極的一般予防﹂ 論)や予防目的を一切否定し、刑罰の目的を﹁犯罪の事後処理機能﹂に限定する説のように回顧的・処理的観点を重 視するものとの対立が見られるように思われる。 この観点から環境刑法との関係を整理すると、前者の考え方からは、環境の保護・あるべき環境の形成という行政 目的と刑事規制の目的は本質的に同じものであり、両者は共同して、この目的達成を達成すべきであるものとされる ので、抽象的危険犯による処罰範囲の拡大や行政目的の担保のための刑事規制使用についても、実効性の問題は残ろ うが、内在的には肯定的になろう。これに対して後者の見解によれば、刑罰の目的は環境の計画的保護・形成を直接

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の目的とするのではなく、環境に関する紛争(コンフリクト)が生じた場合に事後的にそれに介入するに過ぎないも のとして、行政目的の担保機能や、前述の刑法による形成機能および抽象的危険犯による処罰拡大については否定的 な結論が導かれるように思われる。このどちらの見解を支持すべきかは刑法の根本思想にかかわるものだけに非常に 困難な問題であるが、刑法が基本的に持つ回顧的な性格や、刑罰によって展望的な犯罪抑止が可能であることを実証 的に証明することの困難さなどから、後者の方向が望ましいように思える。この観点からは、現行法上の行政刑罰法 規の内、多くのものは、非犯罪化・非刑罰化し、他の代替的制裁に委ねるべきであろう。その際、代替的制裁として は、行政法上の秩序罰が考えられるが、現行法上の過料の制度は、手続の側面においても、効率性においても人権保 障においても問題の多いものなので、その改善策を含めて検討すべきであろう。 さらに重要な問題は、それではいかなるのものが刑罰法規の対象として残されるべきかという問題である。今後環 境法における行政的規制と刑事的規制の関係については、両者の目的は何か、またその目的の差異は何かという観点 から、それぞれの限界に留意しつつ検討する作業が不可欠となろう。具体的には立法論的問題のところで検討する。 93一一環境刑法の基礎理論同

第三章

手続法的問題点

環境刑法の実体法的問題と並んで、手続法的な問題も重要である。本項ではその問題点の指摘に留めざるを得ない が、今後もっと検討されるべき分野であろう。 第一節 捜査の困難性 環境犯罪一般に捜査の困難性が指摘されている。日本においても例えば大気汚染防止法の処罰規定の適用は非常に 少ないが、これは直接的認知が困難なことに基づく。それらの犯罪については行政機関からの告発に頼らざるを得な

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いが、それについても、行政官庁が事業者の信頼関係の維持の観点から告発に消極的であるなどの実証的研究がなさ れている。その背景には計画的環境行政が不十分なことなども指摘されている。またドイツでは内部告発を促進さぜ るために内部告発者の免責規定を設けることまで提案されている。その他、例えば環境問題に関するある程度の強制 権限を持つ独自の機関の新設等、この分野における立法論的検討が必要であると思われる。 第二節 訴追裁量 日本の刑事訴訟法では起訴便宜主義がとられ、検察に訴追裁量権が与えられている(刑事訴訟法二四八条 ) 0 し は しば指摘されるのは﹁検察の姿勢は中小ないし零細企業に対して厳しく、大企業による公害発生の摘発・訴追につい て寛大すぎ﹂る傾向が否定できないということである。公害罪法の適用の実態をみても、この分野において検察が積 極的であるとはいえないであろう。このような観点から、起訴について準起訴手続の導入などがかつて主張されたこ とがあるが、立証の困難性などとも関連して、その有効性には疑問があろう。むしろ、現在主張されている陪審制の 導入などと関連させて、検察審査会の決定に拘束性を持たせるなどの素人関与によるコントロールの拡大という方法 が 有 効 で あ ろ う 。 第三節 推 定 上述のように、因果関係については推定規定(第五条)が設けられており、また両罰規定についても過失を推定し た規定であるとするのが判例である。そこで推定規定の刑事手続上の効果ということがまず問題となる。推定の効果 について通説は、推定事実不存在の挙証責任が相手方に転換されるとするが、そうすると訴訟のやりかたがまずかっ たというだけで、有罪となるという結果をもたらす危険があり、推定事実不存在について、相手方に証拠提出責任 (推定事実の存在に疑いを生ぜしめるに足りる証拠の提出責任)を負わせる見解が妥当であろう。この点に関して最

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近注目すべき見解を示されたのが、増田教授の﹁表見証明﹂論である。増田教授は、表見証明の法理が認められるの は、前提事実との聞に﹁経験的に納得しうる合理性を備えた高度に蓋然的な経験則(経験原則﹀が存在する場合﹂で あるとされ、公害罪法第五条の規定はそのような経験原則を前提とするものであるとされる。但しそれは単に具体的 証拠提出責任の転換をもたらすものとして、且つ(被告人が反証を提出しなかったからといって裁判官は有罪判決を ﹁許容的推定﹂として理解されなければならないとされるのである。 義務づけられるわけではない) ﹁疑わしきは被告人の利益に﹂の原則に反するのではないかという疑問があり、 その合憲性が問題となる。推定規定の合憲性基準としては、 なお第五条の推定規定については、 ﹁少なくとも一般的に前提事実が存在すれば推定事実が ( 加 ) 存在する可能性が推定事実不存在の可能性よりも高い、と相当の確信を持っていえる場合でなければならない﹂とさ れ る が 、 ①﹁工場又は事業所における事業場における事業活動に伴い、当該排出にのみによっても、公衆の生命又は身体 に危険が生じ得る程度に人の健康を害する物質を排出した者﹂の存在と ② ﹁その排出によりそのような危険が生じうる地域内に同種の物質による公衆の生命又は身体の危険が生じてい 95一一環境刑法の基礎理論同 る﹂ことという前提事実から、 ﹁その危険は、その者の排出した物質によって生じたもの﹂である(因果関係)という推定事実は通常の場合、想定 されてよいし、立証の困難性という観点から見ても、その合理性は否定できやす、直ちに違憲とはまではいえないであ ハ 沼 ﹀ ろ一九戸しかし立法政策的にこのような規定の仕方が妥当であったかどうかという問題は残る。したがってその実効性 を含めて立法論において詳しく検討する必要があろう。

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第四章

立法論的問題点

以上、解釈論的な問題を検討してきたが、以下ではそこで指摘した問題との関連をも含めて立法論的な問題を検討 したい。先ず最初に問題の所在を明らかにし、環境刑法の役割を検討した後に、あるべき環境刑法の将来像を素描し n -、 。 φ れ t u v 第一節 問題の所在 環境刑法の立法論における最大の問題は、環境問題の処理における環境刑法の役割は何かという問題であるが、そ れと関連して日本において既に指摘されている問題点をまず列挙しておきたい。 ( 1 ) 公害罪法の廃止? 立法学的評価として、公害罪法は結局、単にいざとなったら起訴できるという安心感をもたらしただけで、実際に 一日一廃止し、水俣病事件の教訓を生かした新たな刑事立法政策を行うベ は適用されやす﹁機能的には不合理﹂であり、 ︿ お ) きであるとする指摘がなされている。またドイツのように環境自体を保護法益化し、処罰の範国を拡張するという選 択肢の検討の必要も指摘されている。しかしこの法律が適用されていない理由は、むしろ限定的す、ぎる最高裁の解釈 や捜査の困難性、消極的な訴追裁量などによるものであり、むしろ人間の生命・健康という明確な法益を対象とし、 また処罰範囲を法人にまで拡大していることは評価すべきではないであろうか。従って立法論的にも、同法を廃止す るよりも、障害となっている要因を分析したうえで改善を図るべきではないだろうか。この点については後述する。 ︿

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法人処罰 ( お ﹀ 特に、この領域においては法人処罰の必要性が大きいと考えられるので、両罰規定の方式を見直し、責任主義との

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調和を図った上で法人独自の責任を追及しうる方式をとり、 また法人処罰に適合した新たな制裁方式の導入が検討さ れるべきであろう。例えば、ドイツで最近提案されているものとして注目されるのは、法人に対する公的な非難とい ハ お ﹀ う形式の制裁の導入である。 また他の環境行政刑罰規定との関連を念頭において、環境刑法の基本政策を再検討していくことが緊急の課題であ ( U V ろう。その際、この領域における法人処罰の範囲についても、既に垣ロ教授による問題提起があることも指摘してお きたい。それによると公害罪法における両罰規定は、 ﹁ 構 造 型 公 害 ﹂ の ケ I スにおいて企業そのものの処罰の必要性 が極めて大きいためであり、 ﹁ 事 故 型 公 害 ﹂ の ケ l ス は 、 一般の工場災害のケ 1 スと基本的に異なることがないのだ から、もしその場合にも法人処罰が社会的に要請されているというのであれば、刑法典上の業務上過失致死傷罪につ いても法人処罰規定を設けることが立法問題としても検討される必要があるとされるのであ一物 97一一環境刑法の基礎理論伺

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行政法規の担保としての刑事制裁 行政従属型行為類型においては、ドイツと異なり、絶対的限界基準設定方式が中心となっているので﹁行政従属性 ハ 却 ﹀ による規範の不安定要素﹂は少ない。明確性の観点からの問題点も相対的に少なく、日本の環境(公害)刑法は、 ハ 初 ﹀ ﹁公害法体系をそれ自体として捉えた場合、比較的整備されたものといってよい﹂との評価もなされている。しかし、 上述のように各類型が本当に刑罰法規で処理すべきものであるかを刑罰論の観点から再検討するという作業が必要と なるように思える。このことは、既に示唆したように、 いわゆる行政刑罰法規全体の見直しと関連するものであって、 刑事刑法と行政刑法および﹁刑法と行政処罰法﹂の関係を再構成する作業と繋がるものである。なおこの領域に関し ては、刑法が行政法の担保法として機能に改善すべき点があるという指摘、例えば﹁廃棄物の領域では処罰が必ずし も機能せず、営業許可の取り消しなども、名義の変更などで同じ悪い者が何度も違反するなどの事態が報告され﹂て

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一九九一年)の法改正で若干 いることや﹁廃掃法︿廃棄物の処理及び清掃に関する法律)の許可は昨年(引用者注、 厳しくなったが、不法投棄が懲役一年以下など刑が軽すぎる﹂ことなどの指揃でまた日本の現状において、例えば 警察と他の行政官庁の関係に問題はないかなどの問題提起がなされている。特に後者の問題点については、前掲の北 村助教授の最近の実証的研姉

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非常に興味深い。とりわけ行政側の告発と警察の対応についての分析において、現行 法の罰金刑の額が低すぎるため、告発をすると罰金を支払って、その後すぐに違反する事業者が存在するので、告発 をせずに指導で粘り強く対応するほうがよいと考えられているところがあることや、行政が事業者との﹁信頼関係﹂ の構築・維持を重視していることなどの指摘は特に重要である。また最近ドイツにおいても環境事犯の認知と定義に 関する警察の実務についての実証的研究も公刊されているので、日独の比較研究等も今後の課題となろう。 (引揖﹀ 前 回 回 目 頭 で 触 れ た ハ ン ス ・ ヨ l ナスの議論は最近日本でも議論が開始された﹁環境倫理学﹂と関連にお いても重要である。環境法と環境倫学との関係は、医事法と生命倫理学(バイオエシックス)との関係に対応するも の穏環境刑法の問題分析にあたっての基本的な視角を設定するにあたって重要な役割を果たすものであろう。例え ( 補 逸

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ば、法益論との関連において動物の利益ゃまだ生まれていない将来の世代の利益をも法益に含むことができるかとい う間関仁ついても、環境倫理学的な観点からの考察が必要になってくように思える。しかし特に環境刑法においては それらの環境保護の目的実現のために刑法という手段が適切であるかどうかという特殊刑法学的問題の議論が不可欠 になるように思える。例えば、環境倫理学の議論において将来の世代の利益を保護すべきであるとされたとしても、 それは直ちにその保護のために刑法を発動すべきであるという結論を意味するわけではないのである。このような環 境倫理学的視野からみた発想の転換に対応した法理論の構築の必要性と、その中での刑法の役割(の限界)の検討こ

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そが、今回冒頭で述べた﹁危険社会﹂の刑法論の中心論点の一つなのである。

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第一章五節二款で私は最高裁の見解に疑問を提起したが、最近その評釈を行われた立石教授は、その背景から見 (刊拍﹀ て必ずしも﹁政治的な判断﹂からなされたものではなく、もっともな理由があるとの見解を示された。このような評 価を含めて、最近は最高裁の判断に賛成する見鮪

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増えているので、この点についての私見に若干の補充を行いたい。 まず最高裁の判断で注意しなければならないのは、従来の﹁狭義説﹂とは異なり、 ﹁排出﹂概念自体を限定的に捉え ているというよりもむしろ﹁事業活動に伴う﹂という文言の方を限定的に解釈したものであって、 いわゆる﹁立法者 意思﹂とも必ずしも一致する訳ではないのである。しかしこの﹁事業活動に伴う﹂という文言についていえば、危険 物質の取り扱いや運搬は﹁事業活動に伴って﹂行われたいうことにそれほどの無理はないようにも思える。さらに議 論の際よく論拠として出される﹁公害罪法は本来構造型公害への適用を予定している﹂というテーゼについても若干 疑問がある。環境犯罪においては、その行為の結果が住民および環境に与える結果が重大かつ広範囲に及ぶことが特 色 で あ り 、 またそのために通常の犯罪よりも重大なものであると考えられているのであるから、行為の現象学的な ﹁構造型﹂か﹁事故型﹂かといった区別がそれほど重要な意味を持っかについては疑問もあるからである。なおこの 99一一環境刑法の基礎理論口 部分について文言の改正が必要であるかどうかについては立法論の章において考察を加えたい。 (品切﹀ 日本と韓国の環境刑法をドイツ法と比較した韓国の越教授の博士論文が公刊された。特にその比較法的な

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最 近 、 考 察 部 分 と 評 価 は 、 詳 し く 紹 介 す る 。 日本法の特色と問題点を検討する上で参考になると思われるので、立法論の章の第三節において ( 1﹀これはドイツの社会学者ウ lpy ヒ ・ ベ y グ の ﹁ 危 険 社 会 ﹂ 論 ( 同 町 急 増 巴 ユ ny 担 曲 目 付 品 開 白 色 田 n F 阻 止 ・ ﹀ 三 号 B 者間阿佐

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・品誌を批判の対象としたものである。 ( 3 ) 平 野 龍 一 ﹁ 日 本 に お け る 自 然 環 境 の 刑 罰 的 保 護 ﹂ 刑 法 雑 誌 一 一 一 一 一 巻 一 H 二号(一九七九年﹀一入

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頁 以 下 。 ( 4 ) 伊東研祐﹁﹃環境の保護﹄の手段としての刑法の機能﹂団藤古希第三巻(一九八四年)二六六頁以下。 ( 5 ) 垣口克彦﹁﹃事故型公害﹄と公害犯罪処罰法

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一一つの最高裁判決を契機として││﹂阪商論集社会科学編二五巻一・二 -三号(一九八九年)三五頁以下、四五頁、向﹁公害犯罪立法問題に関する一考察l!改正刑法草案における公害犯罪の新 設について││﹂阪南論集社会科学編一八巻四号四六頁以下。 ( 6 ﹀特に公害罪法に関して芝原邦爾・刑法の社会的機能一二三長以下。 ハ

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品民・日本ではっきりとこの考えを主張する者として松生光正(伊藤寧他著﹀刑 法教科書総論(上)一一

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頁 。 ハ 8 ﹀吉岡一男・刑事政策の基本問題一一一一良以下。 ( 9 ﹀田中利幸﹁行政と刑事制裁﹂現代行政法大系二巻、二六三頁以下、ニ七

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頁 。 (叩﹀なお両者の関係を考察したものとして、阿部・行政の法システム(下)四六四頁以下が重要な指摘を行っている。 (日)北村喜宣・刑法雑誌三二巻二号二三

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頁以下、同・﹁環境行政法と環境刑法の交錯l│水質汚濁防止法の執行における行 政と警察﹂自治研究六七巻七、八、九、一

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号 掲 載 論 文 。 ハロ﹀山中敬一﹁環境刑法﹂ジュリスト一

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一五号ハ一九九三年)、一二四頁以下、二一七頁。 ( 臼 ﹀

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頁、田宮・法教九一号一

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七 頁 な ど 。 (詑﹀それに関して批判的なものとして例えば西原・犯罪各論七五頁以下などがある。 ︿お﹀石塚・刑法雑誌三二巻二号二五二頁。 ハ出)山中・前掲(注目)一二七頁。 (お)法人処罰の問題一般については、前田雅英・刑法総論議義(第二版・一九九四年﹀一四二頁以下を参照。なおドイツにおい て は 従 来 法 人 の 犯 罪 能 力 否 定 説 が 有 力 で あ っ た が 、 最 近 で は 肯 定 説 も 有 力 化 し つ つ あ る こ と が 注 目 さ れ る 。 ︿ 間 目 ・ 同 町 ﹄ V 忌 局 、

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(招)北村・前掲ハ注日)論文参照。

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四頁以下、同・応用 倫理学のすすめ(一九九四年)一六一二頁以下等を参照せよ。なお一九九一年までの文献については前掲(一九九一年)一一一一

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頁以下の文献解題に参考文献があげられている。そこでは前号で冒頭にあげたハンス・ヨ l ナスの著書だけが﹁哲学書と しては水準を抜いた高さを示している。人間の倫理意識と倫理的社会習慣の構造について、多くの理論がつぎはぎの間に合 わせという性格をのぞかせているなかで、ヨ l ナスは、技術的には粗削りのままではあるが、非常に射程の長い、内的な密 度の高い思想を形作っている。共時的相互性と通時的責任性という対立構造を指摘した功績は大きい﹂とされている(同書 二 二 五 頁 ﹀ 。 ハお)なお環境倫理学と生命倫理学との対立については加藤尚武・長尾龍一(対談﹀﹁維持可能な地球﹂現代思想一八巻一一号 ハ 一 九 九

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年﹀四二具の加藤尚武教授の興味深い発言を参照。 ハ幻﹀ファインバ l グ(鵜木訳)﹁動物と生まれざる世代のさまざまな権利﹂現代思想一八巻一一号(一九九

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年)一一八頁以 下 。 ︿お)立石雅彦﹁大東鉄線工場塩素ガス噴出事件││公害罪法における﹃排出﹄の意義﹂公害・環境法判例百選(一九九四年) 二 二 八 頁 以 下 。 ハ鈎)米田泰邦﹁公害・環境侵害と刑罰 1 1 公害刑法と環境刑法

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﹂現代刑罰法大系二巻(一九八三年)一八三頁、垣口・前 掲(注 5 ) 四 二 頁 以 下 等 。 (川叩 )(ubp 切可ロロ

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