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「がん医療に携わる医師のためのコミュニケーション技術研修会」の群馬県個別開催

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Academic year: 2021

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とにより, 医療者および患者家族に有用であったことが 示唆された. 調査結果をもとにマニュアルやパンフレッ トの修正を行い統一した手順で実施でき, 患者家族が不 安なく持続皮下注射を受けられ, 安全に実施されるよう に今後も取り組んでいきたいと える. 3.入院患者におけるオピオイド・レスキュー自己管理 開始から 6 年目の評価 春山 幸子, 久保ひかり, 土屋 道代 須藤 弥生, 小見 雄介, 岩田かをる 小保方 馨, 佐藤 浩二, 阿部 毅彦 (1 前橋赤十字病院 かんわ支援チーム 2 前橋赤十字病院 薬剤部) 【はじめに】 平成 18年に麻薬管理マニュアルが一部改 正され, 入院患者が必要最小限の医療用麻薬を自己管理 できることになった. 当院でも患者自己管理にあたって の基準を設け, 翌年より 1回 のオピオイド速放製剤 (以下, レスキュー) の患者自己管理を開始した. 今回, レ スキュー自己管理開始から 5年が経過し, レスキュー自 己管理についての評価を行ったので報告する. 【対象と 方法】 がん患者が多く入院する病棟の看護師を対象に アンケート調査を実施し, 析を行った. アンケート実 施にあたり, 調査の主旨を説明し同意を得ている. 【結 果】 看 護 師 206名 に 配 布 し 127名 よ り 回 答 が あった (回収率 63.9%).レスキュー自己管理方法について「知っ ている」94.8%,「知らない」5.2%.誰から自己管理につ いて聞いたか,は「緩和ケアリンクナースから」が 53.8%, 「かんわ支援チームから」が 26.4%. レスキュー自己管 理における基準を知っているか,は「知っている」35.4%, 「やや知っている」52.8%.レスキュー自己管理における 手順を知っているか,は「知っている」33.2%,「やや知っ ている」47.5%.レスキュー自己管理は患者の疼痛コント ロールに有効な方法と思うか, は「とてもそう思う」 63.7%, 「ややそう思う」34.6%. 看護業務の軽減になる か「とてもそう思う」8.5%,「ややそう思う」48.4%,「ど ちらでもない」30.9%.レスキュー自己管理は今後も継続 していくべきか, は「とてもそう思う」45.5%, 「ややそ う思う」47.7%であった.レスキュー自己管理における不 安や懸念内容としては, 多い順に患者自身の 失, 盗難, 誤投与であった. 【結 語】 レスキュー自己管理方法 があることをほとんどの看護師が知っていた. 看護師は, レスキュー自己管理について患者の疼痛コントロールに 有効な方法であると捉えていることが かった. レス キュー自己管理を行う際の基準や手順について知ってい ると答えた看護師は約 30%であり, 改めて啓蒙を行って いく必要があることが かった. 今後もレスキュー自己 管理への環境を整備し, 継続していきたいと える.

セッション2 口演

4. がん医療に携わる医師のためのコミュニケーショ ン技術研修会」の群馬県個別開催 田中 俊行, 間島 竹彦, 小保方 馨 小林 剛, 藤平 和吉, 大 章 (1 独立行政法人国立病院機構 高崎 合 医療センター 2 前橋赤十字病院 3 独立行政法人国立病院機構 西群馬病 院 4 群馬大院・医・神経精神医学 5 県立がんセンター) 厚生労働省委託事業として始まった「がん医療に携わ る医師のためのコミュニケーション技術研修会 (CST)」 は, 現在, 全国規模のほか地方でも開催されている. 2010 年 3月, 当研究会で CST 個別開催の試みを発表した. そ の後, 2010年から 2012年の 3年間で, 前橋赤十字病院と 群馬県でそれぞれ 3回ずつ開催したが, 参加する医師の 確保が問題点として浮上している. 【目的と対象】 無 記名アンケートにより, 群馬県の医師で CST の全国開 催に参加した 12名と個別開催 (地方開催) に参加した 36名, 合計 48名を対象に, 研修会参加に対する意識調査 をした. 【方 法】 アンケート内容は 2010年の発表と 同様に, 1) 充実した研修会で満足するものであったか, 2) 今後, 職場の医師に参加を勧めるか, 3) ファシリテー ターは面識のある人でいいか, 4) 面識ある参加者が同じ グループでいいか, の 4問とした. ①医師年数で 10年以 下の群 (A 群 : 23名)と 11年以上の群 (B群 : 25名),② 参加意思について, 自 の意思で参加した群 (C 群 : 31 名) と上司 (同僚) に言われて参加した群 (D 群 : 17名) に けそれぞれ検討した. 【結 果】 ①年数別では, 両 群とも研修会に満足していた (A vs. B: 100% vs. 96%) が,10年以下の群のほうがすごく満足していた (78% vs. 56%). また, 10年以下の群のほうが, ファシリテーター は面識のある人のほうがいいと回答していた (44% vs. 28%). 参加者同士の面識については, 両群間に明らかな 差はなかった. ②参加意思別では, 両群とも研修会に満 足していたが, 自 の意思で参加した群のほうがすごく 満足し (C vs. D : 74% vs.53%),積極的に職場の医師に 参加を勧める (55% vs.18%)と回答した.また,自 の意 思で参加した群のほうが, ファシリテーターは面識があ る 人 の ほ う が い い と 回 答 (41% vs. 24%) し た. 【結 語】 比較的医師年数が若く自 の意思で参加した医師 は, 研修会に対し満足度が高く, 積極的に他の医師に参 加を勧める傾向にあった. 個別開催に参加する医師確保 のための参 の一つになり得ると える. 第 26回群馬緩和医療研究会 74

参照

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