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1 背景と目的

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Academic year: 2021

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新規アニーリング法による酸化亜鉛ナノ構造の作成 李研究室 1170095 田淵啓太

1 背景と目的

近年、化石燃料による発電は環境に悪い 点や、限度があるなどの課題から再生可能 エネルギーを利用した発電方法の普及と開 発が注目されている。その中でも注目した のが太陽電池の中でも製造が容易で低コス トで作れる色素増感太陽電池の研究を行っ た。現在色素増感太陽電池の酸化チタン

(TiO

)電極はナノ構造が難しいことと表 面積が小さいため色素の吸着率が低いこと による変換効率低下が課題である、そのた め本研究の目的は酸化亜鉛(ZnO)ナノ構 造の電極を開発して色素増感太陽電池に応 用する。

2 実験内容

スパッタリング法とミスト CVD 法で成 膜した酸化亜鉛薄膜でアニーリング処理を 行うことで ZnO ナノ構造を成⾧する条件を 調べる。XRD,PL,FE-SEM,透過率測定の 方法で特性の評価の分析を行う。

3 実験結果

シングルアニーリングよりマルティブア ニーリングのほうがナノ構造の密度、垂直 配向性が優れている。図1と図 2 に酸化亜 鉛ナノ構造の構造特性を示した。ナノロッ ドのサイズ、密度はアニーリング温度に大 きく依存し、基板温度が高いほどサイズが

大きく、密度が高くなる。光学特性を図 3,4に示した。アニーリングの温度が高 いほうが可視光の 510nm(緑光)ピークが 強い。酸素欠陥が多いことがわかる。可視 光線透過率は 50%以下であった。原因はナ ノ構造の成⾧の垂直の配向性が低いと考え られる。

図1SEM 像(1-a:433 度,1-b:453 度,1-c:473 度)

4 まとめ

アニーリング法で ZnO ナノ構造が合成で

きた。ITO 基板上よりも AZO 基板上のほ

うが ZnO ナノ構造の密度が高く垂直の配向

性がよいことが分かった。合成した酸化亜

鉛ナノロードは色素増感太陽電池の光電極

に応用できることがわかりました。

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