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日本 にお け る トランポ リン競技規則 の変遷

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(1)

1 27

日本 にお け る トランポ リン競技規則 の変遷 ( 2)

田 野 有 ‑

1 9 7 2 年 [ 昭 4 7 ],JTA (日本 トランポ リン協会)が創設 され, 日本体操協 会 か ら分離 ・ 独立 し,十年 にわた る ≠ 体操界傘下での競技会〟に終止符 を打 っ た。

同年, FI T( 国際 トランポ リン連盟)に正式加盟 を果 たす とともに,我 が国 における初 の国際ルールの採用 に向か って,JTA の関係役員 による,辛 くと も胸 お どる FI T 制定版 の競技規則 の翻訳作業 は,日本 の トランポ リン競技界 に とって, まさに画期 的な一大事業 となった。

この国際規則 に準拠 した JTA 版 『 競技規則及 び審判法』の制定, そ して こ の親則適用 まで には約 2 年 の歳 月 を要 し,公式競技会 にお ける初 めての適用 は ,1 9 7 4 年 [ 昭 4 9 ]の第 1 1 回全 日本選手権大会

(1)

以後で ある。 (これ は我が 国 にお ける トランポ リン競技規則改訂 としては ,2 回 目にあた るものである)

前稿 で筆者 は, この改訂が " 体操競技採点法か ら トランポ リン競技採点法 への大変貌〟である‑ と記 し( 2 ) ,その重要 ポイ ン トと考 えられ る条項 を列挙 し たが,本稿 で は, この再改訂版 の競技規則 を も含 め, これ以後,第 四改訂版

に至 るまでの一連 の競技規則 における改訂項 目を点検 ・分析 し,我が国 にお ける トランポ リン競技規則 の変遷 ‑ を考察す る もので ある

そ こで先ず, (この新規則 が適用 され る以前の) 1 9 7 3 年 [ 昭 4 8 ]までの競技 規則 と ,1 9 7 4 年 [ 昭 4 9 ]か ら適用 された新規則 の重点項 目を比較対照 しなが

ら," 大変貌〟 を遂 げた内容 について明 らか に してみたい。

(1)J TA 主催の初回の全 日本選手権大会。これ以前は, J GA( 日本体操協会)が主催 する 「 全 日本新体操選手権大会大会

の中の一分野 として実施。

(2) 「日本における トランポリン競技規則の変遷 ( 1) 」田野有‑,小樽商科大学人文

研究第 8 0 帝 ,1 9 9 0. 8 ,P. 6 5 ,1 0 行 〜1 1行

(2)

128 8 4 輯

表 1 競 技 規 則 の 再 改 訂 に よ る ≠大 変 貌 〃 の 内 容 比 較

重点項目 1 9 6 8 年 〜 1 9 7 3 年 (初 改 訂 版 ) 1 9 7 4 年 〜 1 9 7 6 年 (再 改 訂 版 ) 審判員数 ・ 旦丞( 主審1 ,審判員 4 ,カウンタ‑1 ) 弓 喧 ( 主審1 ,副審3 ,審判員 1 2 ) *審判長1を除く

* 第

2

1

[ 体操方式の採用] *第1 条 E シンクロ審判剰 扮業制度の確立]

*第 3 条 A , B [ 体操方式の採用] *第1 1 条 ,1 2 免 1 3 条 [ 種別新設]

補 助 着 ・4 名の配置を 董璽 ・4 名の配置を 塾

( スポッダー) *第 5 条 3 *第 4 条9 ,第 7 条 4 ,別 条 2 , 3 , 4

[ 危険防止への配慮] 按全対策の強化. 徹底]

農 技 場 * 宣透垂型ヱ ・ ・ ・ ・ 天井までの高さ. 器具の台数‑‑墾 至 審判席‑ シンクロ時の台( *第 ‑骨から 5 条1 ‑. , 設置)間隔‑ 5 2 . 畳 m , 3 艶 遷堅型 , 匝廻 に設置 4 ‑2 m [ 競技特性考劇̲

器具寸度 ・ 旦杢墜塗壁過 量の規格によるもの ・ 日 本ト ランポリン 協会制定の規格によるもの

*第 1 条 [ J G A 概 則 *第 6 条 1 [ J T A 版規則の誕生]

・ フレーム→高さ . . . 1 m ,枠の内側 ‑4 . 4 9 m ・ フレーム→高さ ‑0 . 9 5 ‑1 . 0 5 m 巾 ‑2 . 6 7 m ・ ベッド → 3 . 6 ‑4 . 3 mX1 , 8 ‑ 2 . 1 5 m

・ ベッド →ゴムケーブル *第 7 葦 1 0 0 本づり 3 . 6 mX [ 現在のミド 1 . 8 m ルサイズに相当] [ *第 寸度に幅があるが,最大値付近の数値からみて, 6 ‑1 6 条 2 m 2 / m の巾で織ったもの 現在のラージサイズに相当]

演技再現 * 塾 ・ 些 旦係の新設( * 第 4 条 1 1 演技銅 ) [ 演技の再確認日疑義への対処]

演技中断 一 著しい流動性の欠如 ‑0 . 4 ‑0 . 6 の減点 ・ 規定の順序で規定演技を実施しない場合

・ 身体の一部がベッドの外に出た ‑0 . 4 ‑0 . 6 の減点 ・ 自由演技において申告通りの順番で実施しない場合

・ ベッド内での完全中断 ‑ 1 . 0 の減点 ・ 身体の一部がベッド 以外のものに触れた場合

・ 身体がベッド 外に出て中断,および補助都こ 触れた ・ スポツタ一に助けら れた場合

・ . . 2 . 0 の減点 ・ 危険を感じ,競技中に台を離れた場合

*第 7 条 B2 , 3 ・ シンクロでパ丁け‑と異なる技をした場合

[ 減点法にて対処し,演技続行可能] *第 2 0 条 1 [ 中断‑演技終了,続行不可能]

(3)

日本 における トランポ リン競技規則 の変遷

(2)

1 29

重点項目 ‑1 9 6 8 年 〜 1 9 7 3 年 (初 改 訂 版 ) 1 9 7 4 年 〜 1 9 7 6 年 (再 改 訂 版 )

得点計算 ①規定演技 ①規定演技

ー4 名の審判員のうち,最高. 最低の両点をカット ,中間の二得 ・ 個人の場合→中間の二得点の和の平均値 ×2

点の和の平均点を求め,これを決定点とする ・ シンクロの場合→[ ( A 台平均 値+ 8 台平均値 ) +2 ‑同時性減

* 第 4 条 9 ,第 6 条 [ 廼 墜 星堕 に近 似 蓮 如 *第 2 3 条 l O [ 実施点の比重を重視 ]

②自由演技 ③自由演技

・ 実施点+矧要点+構成点 = 1 0 点備点の場合) ・ 実施点は「 姿勢評価点」と表し,これのみで1 0 点法採点し,壁

・ 男子‑ 嘆施 5 . 0 +簸度 3 , 0 +構成 2 . 0 =1 0 点 度点はこれとは別に算出される

・ 女子‑ 実施 * 第7 5 . 条 0 +某度 1 2 . 4 +構成 [ 埜墜撃墜堕 室に近似] 2 . 6 =1 0 点 [ 星室 邸 ・ 個人競技での最終得点算出法は,中間平均値 値) シンクロ競技での最終得点算出法 ÷2 *第 ‑同時性減点 2 3 条 1 0 倒 ×2 +難度得点‑となる は,[ ( A [ 複雑化,実施点重視] 台平均値 ×2 十敷皮得点 +B 台平均 発 度 点 ・ 種目の観葉 表を男女別に示し ,A( 高級難度) ,B 仲敷革度) , 灘度点の算出法については別に定め,男女共通とし,宙返りの

C

ほ概観勘に区分言れらを演技の中に 親込むべき個数を甥 回転度数. 捻り 度数により 0 . 1きざみのポイント 計乱さらに, 女別に)定めている 宙返り 時の姿勢によって 0 . 1 の追加点が与えられる方式

* 第 7 条 1 ,A 睦墜越 廼 昼に近似] * 第2 2 条 [ トランポリン競技独自の採点方法]

減点基準 ・ 実施に対する減点については,その程度により ,小欠点 ( 0 . 1 ‑ ・ 減点基準を示す 8 項目のうち ,5 項目が「 最後の着地」時につ 0 . 3 ) ,中欠点 ( 0 . 4 ‑0 . 仇 大欠点( 1 . 0 ‑2 . 0 ) の三群に分 け , いて記されており ,「 身体コントロールの乱れ ( 0 , 1 ‑0

.

5 日 こ さらに,それらの中で具体的事例をあげ,減点を記している o 関しては 上選員廻 毎週にとどまってt ) る

* 第 7 条 1 ,B * 第 2 5 条 1 . 2 . 3 . 4 . 5 . 6

[ 埜塑 型 蛭 に 近似] [ 演技中断条項が別設定されたことに起因する]

[ 両足での安定着地 静止姿勢の冊 ] 中間値差 ・ 採択される二得点の差は,平均値に対して,次の限界を越えた ・ 採択される二得点の差は,平均値に対して,次の限界を越えた

時,主審との協議が必要 時,主審との協議が必要

9 . 5 0 ‑1 0 . 0 0 では 0 . 2 点 9 . 0 以上の時 0 . 2 以上 8 . 5 0 ‑9 . 4 5 では 0 . 3 点 8 . 5 ‑8 . 9 0 . 3 以上 7 . 0 0 ‑8 A5 では 0 . 5 点 8 . 4 以下の時 0 . 5 以上

その他の場合 は 1 . 0 点 シンク占で同時性の減点値差が 0 . 5 以上の時

(4)

130 人 文 研 究 第 8 4 輯

以上,競技規則上 で重要 と考 え られ る内容 を項 目 ごとに整理 してみたが, こうしてみ る と, いか にその規則 内容 が一変 したかが容 易 に理解 で きる。 シ ンク ロナイズ ド

(3)

[ 通常,略 して シンクロ と呼称 ]( 以 下,本稿 で はシンクロ と記 す) 種別 の新設,使 用器 具 の大型化,採点 ・ 得点計 算 の変化,演技続行 の 重視 , そ して審判員数 の増加 ・業務 の分化 ‑な ど,諸項 目において,新 たな

トラ ンポ リン競技独 自の競技規則 が打 ち出 されたので あ る。

ここで,特 に注 目 してお きた いの は, 1) シンクロ競技 ( 種別 )の新設

2)演技 に対 す る評価 ・採点 方法 の変化

3 ) 中断演技 へ の対処 方法 の変化 ‑‑の三点 で あ る。

1)の 『シンクロ競技 ( 種別 )の新設』 について は, それ までの体操界 で は 考 え られ ない競技種別 の新設 で あ る。 まさに トラ ンポ リン競技 な らで はの特 質 を示す種別 で あ り,個人競技 とは全 く異 なった魅力 を宿 してい る

これ以 後, この種別 は個人競技 と共 に公式競技 ( 種別 )として位 置づ き,現在 に至 っ てい る

シンクロ競技 には 8 名 ( 主 香 l,副審 3 , A 台審判 2 , B 台審判 2 )の審判 員が必要 となった。 また, この競技 の最終得点算 出 はか な り複雑 で あ り,特

に自由演技 において は これが特徴 的で あ る。

(3) 「トランポ リン用語」藤田一郎,宮田和久,田野有一,伊藤直樹,細川賢一, 伊熊克己共著,文化書房博文社,1 9 8 6. 4. 3 0 ,P. 5 6 ,1 8 行〜2 6 行,‑ 〔 SYN‑

CHRONI ZED TRAMPOLI NE〕 ‑‑‑二台の トランポ リンを並列 してセッ ト し,各々の台に一人の演技者が上が り,同時に同 じ種 目を演ずる競技 をいう.

個人の演技 とは違い,その同時性の美 しさを主張するこの種別ならではの魅力

を有するものである。世界選手権等において も,正式競技 として位置づけられ

ている。シンクロナイズ ドとは,同調 されるとか同調するという意味。

(5)

日本におけるトランポリン競技規則の変遷 ( 2) 131 雷 シンクロ競技 にお ける最終得点算出法

・規定得点・ ‑ ‑[ ( A 台平均値 +B 台平均値) ÷2 ‑同時性減点値] ×2

・自由得点‑ ‑[ ( A 台平均値 +B 台平均値) ÷2 ‑同時性減点値] ×2

+ 難度点

・決勝得点‑‑規定演技 + 自由演技

*A 台 な らびに B 台の ( 姿勢採点) 審判,同時性審判,難度審判

(4)

の人 数 は, それぞれ 2 名づつである

競技規則上 の必要審判員数の急増 は, このシンクロナイズ ド競技の新設 に 伴 う影響 と,難度審判員 の専業化 によるものである.再改訂 により,一挙 に 十名 の審判員増 は,いわ ば " 大改革〟 の一つ と言 える。

2 )の 『 演技 に対す る評価 ・採点方法 の変化』 については,主 として自由 演技 にお ける最終得点算出方法のそれ を意味す る。 即 ち,それ までの 「 十進法 による最終得点表示」か ら,「 演技 の姿勢採点 ( つ ま り,今 日でい う演技点)と, 同時制採点 において十進法が用 い られ,これ とは別 に計算 された難度点が姿 勢評価点 に加算 され,最終得点表示 され る」方式 に切 り換 えられたのである

■ 自由演技 にお ける最終得点算出法 例‑ ‑個人競技の場合

・旧方式‑‑男子‑実施点 5. 0 + 難度点 3. 0 + 構成点 2. 0‑l o貞

(配点)

女子‑実施点 5. 0 + 難度点 2 . 4+ 構成点 2. 6‑1 0 点

・新方式‑‑男女‑中間の 2 得点の平均値 ×2+ 難度点

*両方式 ともに, ( 姿勢採点) 審判 の人数 は 4 名であ り, この内の最高 点 と最低点 は除かれ,中間の 2 得点が有効点 となる。なお,新方式 での難度審判 は 2 名 である

(4) "どんな種 目を演 じたか〟を確認すると同時に,規定演技においては演技順序

を,また自由演技においては難度点( ディフイカルテイー・ ポイント 〔 Di f f i c ul t y

Po i n t 〕 ) 計算・ ‑‑の役割を担う審判員をさす。

(6)

132 8 4 輯

旧方式 の 「 難度 ・構成 ・実施 の三要素 に,予 め配点 された十進法採点」方 式 は,現在 もなお体操競技界 において適用 されてい る方式 で あ る

最終得点 は,満 点 の場合 に 「 10. 0 点」が表示 され,数字上 で は大変 に解 りやす い。 し か し, この点 におい て, トランポ リン競技界 での この新 方式 で表示 され る最 終 得点 は,「 難度点 の無 限的特性」か らす る と,理論 的 には満点 に相 当す る点 数 はな くな り, また,発表 された最終得点か らだ けで は,即座 に 「 演技 の完 成度」 を把握 す る ことは難 し くなった と言 わ な けれ ばなるまい。

3 ) の『 中断演技 へ の対処 方法 の変化』につ いては, これ こそ体操競技 的評 価 ・ 採点 方法 か ら トラ ンポ リン競技 の独 自的評価 ・ 採点 方法へ の切 り換 え‑‑

を意味 す る もの と考 える。 体 操競 技 での技 の中断 は,中断発 生後 , 再 び残 され た演技部分 の続行 ( 演技再 開‑の意 )が許 され てい る( 5 ) 。む ろん,この中断 に よ る過失減点 は免 れないが,≠ 演技 の続行可能 の権利 〟が与 え られ るか否 か は選 手 に とって大 問題 で あ る と同時 に,当該競技 ( 種 目)の性格 ・ 特徴 を知 る上 で も 重要 な条件 の一 つ とな る と考 える。新 し く打 ち出 され た トランポ リン競 技規 則 で は,中断後 の演技再 開 は一切認 め られ て はいない。す なわ ち,中断, 即演技 終 了 ‑‑ を意 味 す る こととなった訳 で あ る。これ も再 改訂版 にお ける " 大 改 革〟 の一 つ と言 える

我 が国 にお ける この新競技規則 の適 用 は, FI T に よって制定 された 「国際 ルール」が世界選手権大会 で適用 されてか ら 8 年後 の出来 ご とであ る 0J TA の FI T 加 盟 もまた, FI T 創設 されてか ら 8 年 目にあた る 1 9 7 2 年 の ことで あ

り,国際的 には 「8 年遅れ のスター ト」 を記 した こ とにな る。 ともあれ, よ うや く世界 の トランポ リン界 に仲 間入 りを果 た し, その 2 年後 の国内競技会 において, この新競技規則 が適用 され るに至 ったので あ る

(6)

0

(5 )体操競技規則では,中断以後の演技は 3 0 秒以内であれば,演技の続行が認め られる。 この間の選手の動作 は自由である。

(6) (1) に同 じ 。1 9 7 4 年 [ 昭 4 9 ] の第 1 1回全 日本 トランポリン競技選手権大会

における適用をさす。

(7)

日本におけるトランポリン競技規則の変遷 ( 2) 133

ところで,この再 改正版 の規則 は ,1 9 7 4 年 か ら 1 9 7 6 年 までの 3 年 間適 用 さ れ てお り,大 改訂 の末 に もかかわ らず適 用期 間が意外 に短 いの は, FI T に よ る国際規則 の改訂 が行 われたた めで あ る。 この規 則 改訂 の通 知文

(7)

( 1 9 7 6 年

5 月 24 日付 )の一部 は,以下 に掲載 した とお りで あ る

* TRAMPOLI NE 5 / 2 4 / 1 9 7 6 ‑‑・ 通知文書 よ り,一部 抜粋

4. トラ ンポ リン競技 界 の発展 期

(8)

我 が 国で の第 三改訂 版 も,再 改正 時 と同様 , FI T 規 則 の全 文 が和 訳 化 ( 直 訳 )され,それが J TA 版 の新規則 として制 定 ・ 適 用 され る こ とにな ったた め, 再 改正版 にみ られた条項記述形式 ( いわ ゆ る 「 第 〇条第 △項 」 ‑‑)も, ナ ン

(7)FI T の技術委員長 ; Kur tBac hl e r 氏 ( スイス)か らの ものである。

(8) (2) に同じ 。P5 8 ,1 3 行‑ ( 本稿 は) 前稿 の 「3. トランポ リン競技界 の翠明

期」 に続 く稿。

(8)

1 34 人 文 研 究 第 84 バ ー リングのみの記述形式 に変 わ った。

1 9 7 6 年 [ 昭 51 ]1 0 月,第三改訂版 として出 された規則集 は,表題 もそれ ま での 「 競技規則及 び審判法

と名打 たれていた ものか ら,単 に 「 競技規則」

と表記 され,冊子 その もの も B5 版 か ら A4 版 に変 わ ってい る。 日本語 に翻 訳 ・記述 され た 1 1 貢 か らな る JTA 制 定 の新規則 のあ とに, FI T 制定 ( 前掲 戟)の競技規則 その もの ( 欧文 ‑・ ‑1 0 頁か らな る)が一緒 に綴 られてい る

さて, その改訂版 の中味 で あ るが,規則 内容文 に先立 ち『この競技規則 は, 日本 トランポ リン協会 が主催 す るすべ ての競技会 に適用 す る』 ・ ‑・ ・と明記 さ れ,以下, A. 一般規則 , B. 競技 方法, C . 審判 団‑‑の 3 つ に区分,各項

目ご との記述配列 も再 改訂版 のそれ とは異 な ってい る。

A の 「 一般規則 」 で は, 1. 個人競技

2. 団体競技

3. シンクロナイズ ド競技 4. 勝者

5. 演技 6. 服装

7. 競技 カー ド

(9)

B の 「 競技 方法」 で は,

1 4 . ウオー ミング ・ア ップ 1 5 . 演技 の開始

1 6 . 演技 中の姿勢 1 7 . 同 じ技 の反復

8. トラ ンポ リン

9. 競 技場 の高 さ 1 0 . 安全

ll.採点用紙( 1 0 )

1 2 . 調停貞 1 3 . 抗議

1 8 . 演技 の中断 1 9 . 演技 の終 了 20. 採点

(9 )競技種別 ごとに,「 演技種 目および難度点,得点・ 順位」などが記入 されるカー ドをいう。記載項 目やカー ド用紙の体裁などは,時々によって少々異なってい る。

( 1 0 ) 各審判員によって, 「1 種 目ごとの減点 ・演技減点小計 ・着地減点 ( いずれ も数

字 )」 が記入 される用紙の こと。

(9)

日本におけるトランポリン競技規則の変遷 ( 2 ) 135

C の 「 審判 団」 では,

2 1 .審判 団の構成 24 .難度審判員 の義務

2 2 . 主審 の義務 25 . 同時性審判員 の義務 2 3 .演技審判貞 の義務 2 6. 副主審 の義務

‑‑‑について, それぞれ整理 されてい る。

で は,項 目ごとに改訂部分 を整理 し, これ を比較対照 し, それ らの中で特 に重要 と考 え られ る項 目について, その意 図す る ところを考察 してみ る

再改訂版 で打 ち出 された トランポ リン競技 の独 自性 は, この第三改訂版 で よ り具体的,かつ明確 に規定 され, 新設 な らびに削除 の項 目 も数箇所 にわた っ てい る

なかで も審判員数,種 目反復,難度追加点,最終得点算 出法 ・ ‑‑等 の項 で大幅 な改訂が な されてい るのが特徴的であ る

まず, それ までの抽象的記述か ら具体 的記述 に改 め られた項 目について詳 細 にみてみ る と, 服装, 補助着 ( スポ ッタ‑)

(

l l ) ,ウ オー ミングア ップ,演技 中 断,演技審判員 の義務 ‑‑ と比較 的広範 囲 にわた ってい るのが 目立 ってい る。

『 服装』 の項 で は,単 なる 「 運動靴」 の表記が 「 体操 シューズ」 に,また女 子 の「 競技月 RJは「 一定 の レオ ター ド」 ( 1 2 )と表記 されてい る. この ことによ り, 競技会 にお ける選手 の外見が それ まで以上 に具体化 された。が,後者 の 「 一 定 の‑‑」 を説明す る記述 は見つか らない。

『 補助者 ( スポ ッタ‑)』の項 で は, その要員数が 「 若干名」か ら 「 少 な くと も 8 名」 と改 め られ,最低配置数 は明記 された ものの,最大配置数の表記 は 避 けている

これ は" 安全面への配慮〝,つ ま り競技 中の不測 の事態への対応

( ll) (3 )に同じ 。P 54, 23 行 〜 26 行, ‑ 〔 SPOTTER 〕・ ‑‑補助者。競技中また は演技中,トランポリンの周囲( 各角の位置)に立って補助の任にあたる人のこ と。アシスタント 〔 ASSI STANT〕 と同意語。

( 1 2 ) 「 広辞苑 ( 第 四版 ) 」岩波書店,1 9 91. l l. 1 5 ,P. 2 71 9 ,‑ 〔 l e o t a r d〕 ・ ‑‑( 1 9 世 紀のフランスの軽業師 J ・L芭 o t a r d の名 に由来)ダンス ・スポーツなどに用い

る,体 に密着 した服。

(10)

136 84

表 2 競技 規則の再 改訂版 と第三 改訂版 との 内容比較

改訂項 目 1 9 7 4 年 〜1 9 7 6 年 9 月 (再 改 訂 版 ) 1 9 7 6 年 1 0 月 〜1 9 7 9 年 5 月 ( 三改訂版) 団体競技

1 チーム

4

名,内上位

3

名の合計得点で順位決定 ・1 チーム 5 名,内上位 4 名の合計得点で順位決定

* 第 1 3 条 1 , 2 ,第 1 4 条

3

*2 . 1 ‑2 . 3 編成人数の増]

服 装 ・ 男女とも白の塑 蝿 とする ・ 男女とも白嘩 堕と三 二星とする

* 第 7 条 1 , 2 [ 抽象的記述 *6 . 1 ‑6 . 2 [ 靴の種類を限定]

・ 女子は競技脹 ・ 女子は一足のレオタード

* 第 7 条 2 [ 抽象的記述 *

6.2

撮技服の具体的記述]

・ 違反した時は,資格を失う 場合がある ・ 違反した時は,塾 二 廷

* 第 7 条 3 [ 主審に最終醐 断を委任] *6 . 5 [ 明確化,但し最終的判断は主審による]

競技カード ・ 競技開始の週 までに記録係へ提出. . . ・ 競技開始の週 までに記録係へ馳 ‑

* 第 1 0 条 1 *7 . 2 [ 提出時間の早 急化]

器具寸度 ・ ベッド ‑

.

6 ‑1 2 m/ m の偏のひもで織ったもの ・ ベッド ‑ 6 ‑1 5 m/ m の幅のひもで織ったもの

* 第 6 条 2 ( 4 ) [ 1 / 4 ‑1 / 2 インチ幅] *8 . 2 [ 売技用ベッドの多様化への対応策]

競 技 場 ・ 天井までの高さ ‑廻 L J E t 要 ・ 天井までの高さ‑ . 塾 延 とする

* 第

5

1

[ 将来性を見込み高さ設定? ]

*

9

.

1 [ 跳躍の状況を考慮した高さ設定]

補 助 着 ・ 人数‑ 萱堕を配置 ・ 人数. . . 生を廻 ̲ 猛 を配置

( スポツタ‑) * 第 1 条 9 [ 抽象的記述] *1 0 . 1 [ 安全対策の強化. 徹底]

ウオーミング ・ 競技開始前. . 選手に対し , 適 塾蛙は配慮 ・ 競開 始前‑選手に対し , 旦壁匙蛙は与えること

ア ッ プ * 第 1 6 条 1 [ 選手の器具慣れ,安全策への一助 ] *1 4 . 1 [ 選手の器具慣れ,安全策への徹底]

・ 厳 開始直前 . . . ̲ 退室して練習可能 ・ 鼻技開舶 前‑ 週 旦重 堕の練習覗

* 第 1 6 条 2 [ 抽象的記述] *1 4 . 2 [ 必要練習時間の明確化]

演技姿勢 ・ 演技中の姿勢. . タック,パイク,レイアウトと記述 ・ 演技中の姿勢‑抱え動 蝦乳 伸び型と記述

* 第1 8 条 2 ,ほか姿勢記述条項 [ 欧文記述]

稲己 述条項ナシ ・ 演技中の姿勢‑「 *1 *1 6 6 . . 5 1 ,1 ‑1 6 6 . . 6 4 パック」項目の新設 ,ほか姿勢記述項目 [ F l i f f i s 系種目への対顧 [ 和文記述 ]

種 目反復 ・ タック,パイク,レイアウト の姿勢は各々別々の技として見な ・ ( ほぼ同文にひきつづき)ただし

,

l l / 2 以内の宙返りで捻りを

される . 伴った場合は同一の種目とみなす

(11)

日本 における トランポ リン競技規則 の変遷 ( 2 ) 1 37

改訂項 目 1 9 7 4 年 〜1 9 7 6 年 9 月 ( 再改訂版) 1 9 7 6 年 1 0 月 〜1 9 7 9 年 5 月 ( 三改訂版) 演技中断 ・ 自由演掛こ おいて申告通り の鷹番で行われない場合 辛

*第 2 0 条 1 ( 2 ) [ 申告書の過重祝]

*記述条項ナシ

*記述条項ナシ ・ ・ ベッドに明らかに同時に両足で着地しなかった場合 ベッド *1 *1 8 8 の弾性を利用しないで,運動が途切れた場合 . . 1 1 . . 2 3 [ 競技者には有利な条件の出現→続行重視] 按乱 ′ [ 不安定な演技への防止策‑新設項目] た終末体勢の重視. . . 新設項目]

・ 危険を感じて競技中に台を離れた場合 ・ 演技中,不安定な状態から台を産れた場合

*第 2 0 条 1 ( 5 ) [ 抽象的記述]

*記述条項ナシ ・ 主審が最高得点を決定する *1 *1 8 8 . . 3 1 . 6 [ 有効笹目数の確認‑新設項目] [ 外的条件の排除 ] 演技終了 ・ 競技中の任意のジャンプ 1 回につき , 1 . 0 の減点 ・ 追加の技があった場合,主審の指示により ,1 著から 6 者まで

* 第 2 5 条 7 ( 2 ) [ * 減点基準の条項に記載 の演技審判員及び副主審によって合計で ,1 . 0 ポイント 減点さ

・ 十番目の技のあとに勘蝦の場合 , 1 . 0 の減点 . れる

・ *第 2 5 条 7 ( 3 ) [ *減点基準の条項に記載] * 1 9 . 4 [ 演技の終了の項に記載,整理]

難 度 点 ・ ( #度点の算出に関して) ・( 同 左)

1 / 4 回転宙返り( 9 0 0 ト ‑ . 0 . 1 点 1 / 4 宙返り ( 9 0 0 ) 1 / l o 貞 1 回転宙返り ( 3 6 0 0 ト. ‑0 . 捕 1 / 1 宙返り ( 3 6 0 0 ) 4 / 1 0 点 1 / 2 回捻り ( 1 8 0 0 ト . . . . 0 . 1 点 1 / 2 捻 り ( 1 8 0 0 ) 1 / l o 貞 1 回捻り ( 3 6 0 0 ) . ‑ . . . 0 . 2 点 1 / 1 捻 り ( 3 6 0 0 ) 2 / l o 貞

*第2 2 粂 川H4 ) *犯1 . 3 . 1 ‑犯1 . 3 . 4

[ ポイントそのものを言 過]

* 記述条項ナシ

* 記述条項ナシ ・ ・ 点追加される 捻りを伴う 些 整堕 裏遡宣,難度点に対して吐英 之遡 される ( 1 脚部は終始真っ直ぐにしておかねばならない) 3 / *2

*2

4 及び 0 0 .

.

1 1 2 .

.

3 / 2 6 7 1 回又はそれ以上の宙返りを,「 後方宙返り →腹落ちの場合,難度点に対して坦 [ [ 特別追加ポイント新設] 特別追加ポイント新設] 蝦型」 [ 記述形式の変化] 又は「 伸び型」

採点方法 ・ 姿勢一 * 第 難度. 2 3 条 1 同時性等への評価 は 1 / 1 0 点を単位とする ・ 姿勢( 点を単位とする *2 0 実施とコント . 2 . 1 ロール) 灘度灘同時性等への評価は 洞時性→非同時性‑ . 呼称変更] 1 / 1 0

・ ( 個人競技の演技得点)有効となる 埋 空壁 主 題 する ・ ( 個人競技の演技得点)有効となる 埋 型三型迫宣塾する

(12)

138 文 研 84

改訂項 目 1 9 7 4 年〜1 9 7 6 年 9 月 ( 再改訂版) 1 9 7 6 年 1 0 月 〜1 9 7 9 年5 月 ( 三改訂版) 採点方法 ・ ( シンクロ競技の浜伎得点) I ( シンクロ競技の演技得点)

各台それぞれ *第 2 3 条 1 0 ( 2 2 ) 名の審判貞の平均値の合計点の 撮終得点算蟻 の塵艶 ] 1 / 2 格台それぞれ *2 j 堕生唾 0 . 2 . 6 . 2 3 名の審判員の内, [ より 最高点. 客観性の高い得点の追#] 最低点を除いた 旦

‑撮終得点算出法の堅 生]

評価差異 ・ 演技点の差異での協議を必要とする場合 ・ 演技点の差異での協議を必要とする場合 平均値が 9 . 0 以上の時. . . . . . 0 . 2 以上の開き 9 . 0 以上の中間得点に対して 0 . 2 点 平均値が 8 . 5 ‑旦 且の時. ‑. . . 0 . 3 以上の開き 8 . 5 0 ‑旦 選の中間得点に対して 0 . 3 点 平均値が 旦 二 押下の時

.‑

‑0 . 5 以上の開き 坦 押下の中間得点に対して 0 . 5 点

*第 2 4 条 1 , 2 [ 小数点1 ケタまでを対剰 *2 0 . 3 . 1 . ‑2 0 . 3 . 2 捷異の細分化]

審 判 団 ・ 主審 1 ,割 革 且,個人戦審判員 4 ( 1 審 〜4 審) ,シンクロ審判 ・ 主審1 ,副零1,個人競技演技審判員 4 ( 1 蕃〜4 審) ,シンク 坦 ( 5 蕃〜8 審) ,難度審判員 2( 9 蕃〜1 0 蕃) ,同時性審判 ロ競技審判 郎 ( 5 審 〜6 春が個人競技審判 4 に加わる) ,難度 員 2

(

1 1 審 〜1 2 審). . 新1 6 名 審判員 2( 7 審 〜8 蕃) ,同時性審判員 2

(

1 1 審 〜1 2 審) ‑計 1 2

*第 2 条 [ 副審,シンクロ蕃の専業化] 塞 *2 1 . 1 ‑ 2 1 . 6 [ 副象 シンクロ春の減則 演技審判 ・1 蕃〜8 審は,個人競技. シンクロ競技において「 姿勢採点」 ・ 演技審判員( 1 蕃〜6 審)の義蕃‑個人競技. シンクロ競技に

を行う おいて「 不完全ろ 演技に対する減点」を行う

* 第 4 条 5 ( 2 H4 ) 弾に審判員‑と 記述,呼称] *2 3 , 2 3 . 3 [ 演技審判 員‑ と言 払 呼称】

・ ( 演技の終末体勢について) ・ ( 演技の終末体勢について)

最後の着地時に手が 最後の着地時に膝及び尻から着地した場合 最後の着地時に腹.

背中. ッドに触れた場合 宿. 脇腹等から 途中半端に 0 0 . . 4 6 ‑0 ‑0 . . 5 7 両手でベッドに触れた場合 膝ないし手と 腰から着地した場合 腹又は背中で着地した場合 片手でベッドに触れた場合 膝で着地した場合 0 0 0 0 0 . . . . . 4 5 6 7 8 点 点 点 点 点 着地した場合 0 . 8 ‑ 1 . 0 吊構造. パッド. フレームに触れて着地した場合 0 . 9 点

最後の着地時に台から *第 2 5 条 2 ‑6 落ちた場合 【 やや抽象的表現一 記述] 1 . 0 演技中最柳城の後,いかなる *2 3 . 3 . 2 . 2 ‑8 場合でも 台の外に出た時 [ 具体的表現. 1 言 . 漣 0 点

(13)

日本 にお ける トランポ リン競技規則 の変遷 ( 2 ) 1 39 策 とみ るのが妥 当で あろう

『ウオー ミングア ップ』の項 で は, いわゆる試合直前 の "1 本 ア ップ〟にお ける時間設定 をしてお り, 「1 回 3 0 秒 間」が打 ち出されてい る

『 演技 中断』の項 で は,大改訂が行われた といって過言でない。 それ は 「 片 足着床」や 「 弾性 を利用 しないジャンプ」 の場合 には,演技 中断 として判 断 す る‑‑‑の新項 目の設定 に表れてい る。特 に後者 に関 して は,ベ ッ ドのバ ウ ン ドと,選手 の踏 み込 み動作 ( あるいは押 し込 み動作)が一体化 され ないケー スを意味 し, あ くまで弾性 を生 み出すための器具 と,選手 自づか ら生 み出す 弾性動作 との合致 の重要性 が強調 され, この ことは常 に安定 した体勢 と完全 な る弾性 を期待 す る姿勢 の現れで ある。換言すれ ば,不安定 ・不完全 なジャ ンプ を もって演技 を続行 す ることの危険性 の予告であ り, また, その ような 演技 を もって競技会 に臨 む選手への警鐘 に もなってい る。

『 演技 中断』の項 での今一 つの大改訂 は,再改訂版 に見 られた 「自由演技 に おいて申告通 りの順番 で行 われ ない場合」 の中断扱 い‑‑の項 が削除 された 点である

この理 由 として考 え られ るの は,「自由演技 の持 ち味」を最大限 に 生 か そ うと意図 した ことと,や は り「 演技続行 の重視」であろう。これ は競技者 に とって大変有利 な条件 となった に違 いない。 その時 の状況 ・体勢 を瞬時 に 判 断 し,臨機応変 に他 の種 目を もって演技 の継続 に努 め ることがで きるか ら で ある。この改訂 に よ り,トランポ リン競技 その ものが一段 と競技性 ( 興味,面 白さ)を増 した ことも事実であ り,一つの発展的要素 となった と言 えよう

『 演技審判員 の義務』の項 で は, とくに 「 演技 の終末体勢 ( 姿勢 ) 」について, 再改訂版 で述べ られてい る体勢 をさ らに具体 的 に区分 し, それ らに応 じた減 点 の比重 を明記 している。 この減点比重 は今 日において も適用 されてお り, 演技 の しめ くくりともな る, いわ ゆ るフィニ ッシュ

(13)

姿勢 が いか に大切 で

あって, また,重要視 されなけれ ばな らないか を示唆 してい る

( 1 3 ) (3 )に同じ 。P2 0 ,1 2 行 〜1 3 行, ‑ 〔 FI NI SH 〕‑‑終 り

終了。演技が終

了した瞬間。

(14)

140 人 文 研 究 第 84 輯

この ほか に第三改訂版 で は, 団体競技 でのチーム編成人員,競技場 の高 さ 制 限, そ して審判 団の構成人員 ‑‑・ の項 において も, それ ぞれ改訂 された。

『 チーム編成』について は, それ までの 4 名 か ら 1 名増 の 5 名 とな り, これ に伴 って,団体競技 にお ける順位決定 の際の有効得点 も上位 3 名 か ら 4 名 ( ベ ス ト4 )に変 わ ってい る。 『 競技場 の高 さ』 について は,1 0m か ら 7m と最低 限度が緩和 され,当時 の競技選手 の跳躍程度 を伺 うこ とがで きる。また,『 審判 団の構成 』で は,シンクロ競技 で A ・B のそれ ぞれの台 において, 個人競技 で の演技審判員 ( 1‑ 4 審 )の兼務 に よ り, シンクロ専任 の演技審判員 は 2 名 と な った。が, 結果 的 には各 台 にお ける演技審判員数 は 3 名 とな り,それ以前 ( つ

ま り 2 名 )に比 べ,よ り客観性 の高 い得点が得 られ るようになった。さ らには 副審 の 2 名減 ( 結果的 に ,1 名 のみの副審 ‑‑個人競技 の際 には個 々 の演技点 を採点 し, シンクロ競技 の際 には非 同時性 の採点 にあた る)に よ り,最終 的 に 審判 団の構成人員 は再改訂版 のそれ よ り 4 名減 の 1 2 名 となってい る0

ところで, この第三 改訂版 においては,次 に掲 げる三点 での内容 変化 につ いて,特 に着 目 しておかね ばな らない と考 える。

( 彰 「 抱 え型

「 蝦型

「 伸 び型」は別々 の種 目 とみな し, くり返 しと は見 な さない。ただ し ,11 / 2 以 内の宙返 りで捻 りを伴 った場合 は同 一 の種 目 とみなす. 〔 1 7.4 ・ ・ ・ ‑ 『 同 じ技 の反復 』〕

※下線 は筆者 の加筆 による。

これ は,再改訂版 の第 1 9条 3 の 『 反復 』の項 でみ られた 「タ ック,パ イ ク, レイア ウ トの姿勢 は各 々別 々 の技 として見 な され る」‑‑・ の記述 に引 き続 き, 新 た に付記 ( 下線 の部分 をさす)されてい 。競 技会 において極 めて使 用頻 度 が 高 い種 目で, この項 に相 当す る代表 的 な種 目 として は,バ ラニー 〔 Bar an

i〕(14)

( 1 4 ) (3 )に同 じ 。P5 ,20 行〜24 行, ‑ 〔 BARAN I 〕‑‑前方 1 回宙返 り1 / 2 捻

り 。1 9 8 0 年代後半に J CE・ BARANI 氏の名前をとってつけた ものである。綴

りには BRANDY,BARANNI ,BARANI などがあ り,発音 によってそれぞ

れ異なる。 この種 目では宙返 りの間, 目は常 にベ ッド方向を向 く。

(15)

日本におけるトランポリン競技規則の変遷( 2 ) 1 4 1

の三型 ( Tuc k , Pi ke ,La yo u t ) で あ る 「1 回宙返 り 1 / 2 捻 り」,バ ラ二一 ・ボー ル ア ウ ト 〔 Ba r a niBa l l o ut

〕(15)

の三型 ( Tuc k , Pi ke , La yo ut ) で ある 「 1 y 4宙 返 り 1 / 2 捻 り」 ‑・ ‑が考 え られ る

第三改訂版 で は, これ らの種 目の三型 は 別 々 の種 目 として はみな されず, "同一種 目〟として扱 われ るこ とにな る訳 で あ る

この新項 目は,選手 に とって大変 に不利 な条件 とな る

とい うの も自 由演技 を構成 す る場合, これ らの種 目は 1 回のみの使 用 に とどめな けれ ばな らず,再度組 み入れた な らば,この種 目の難度点 は計算 され ないか らで あ る

② 1) 「 パ ック」姿勢 に於 いて,上体 と大腿 は 9 0 度 か ら 1 2 0 度 で, 膝 が 9 0 度 に曲 げ られ てなけれ ばな らない.

〔 1 6.5 ・ ‑‑ 『 演技 中の姿勢 』 〕

2) 「 杢ヱヱ 」姿勢 は,捻 りを伴 った 2 回以上 の宙返 りのみ許 さ れ る。 〔 1 6.6 ‑‑ 『 演技 中の姿勢 』 〕

3) 主遡 及 び 2 y 4後 方宙返 り‑ 腹落 ちの場合,難度点 に対 し て余分 に 0. 2 ポイ ン ト追加 され る 。〔 2 0. 1 . 6 ‑‑ 『 難度点 』 〕 4 )捻 りを伴 う 2 回又 はそれ以上 の宙返 りを, 「 塑 型 」又 は 「 埋

び型」 の姿勢 で行 った場合,難度点 に対 して 0. 1 ポイ ン ト追 迦 され る。 ( 脚部 は終始真直 ぐに しておかね ばな らない)

※下線 は筆者 の加筆 による。 〔 2 0. 1. 7 ‑‑ 『 難度点 』 〕

これ らは, トランポ リン競技 の技術 レベ ルの進歩 ( 技術革新 ・新技 開発)に 伴 い,いわ ゆ るフ リフイス 〔 Fl i f f i s

〕(16)

系種 目の積極 的"演技組 み入 れ傾 向〟に

( 1 5 ) ( 3 )に同じ 。P 6 , 1 行 〜 4 行, ‑ 〔 BARANIBALLOUT 〕‑‑( 背落ち) 前 方 1 y 4 宙返 り 1 / 2 捻 り。 背落ちか らの前方 1 y 4 宙返 りに 1 / 2 捻 りを加 えた種 目 で,ボールアウ トとバラニーを組み合わせた種 目である。この種 目はバラニー アウ トの導入 として役立つ。

( 1 6 ) (3 )に同じ 。P. 2 0 ,34 行 〜P. 2 1 ,3 行, ‑ 〔 FLI FFI S 〕‑ ‑2 回宙返 りに捻 りを加 えた運動 につけられる名称および種 目。かっては捻 りを伴 った足か ら足 への 2 回宙返 りだけがフリフイス と考 えられていたが, 今 日では頭が 2 回下 に

きて,捻 りの含 まれている種 目は,すべてフリフイス といわれている。

(16)

14 2 人 文 研 究 第 84 輯

対処 すべ く新設 された項 である

競技者 の高難度種 目への挑戦〜完成〜競技 会 での使用‑‑‑の傾 向 は,時代 が進 むにつれ て顕著 である。トランポ リン競技 な らで はの特色 ・魅力 ともい える" 宙返 りと捻 り度数 の増加〟と,≠これ らの種 目の連続 〟は, 確 か に人 目をひ きつけ驚嘆 させ るが,これが過重視 された場合, これ に乗 じた選手 ( 難度志向 にはしり過 ぎ,いわ ば賭 け的な演技 を試 み る選手

‑‑の意)が,時 によっては思わぬ障害 を背負わねばな らないケース も出て く る。また,高難度種 目・ 超 高難度種 目によって は,もはや素人眼 には宙返 りの回 転数 ・ 捻 り度数 を見抜 くことは難 し く,ましてや これが複合 された種 目の連続 技 ともなれば, 一体, 何が どう実施 されたのか全 く判断がつかない種 目もある

第三改訂版 で初 めて表記 された 「 パ ック 〔 Puck

」姿勢 は,時の流れ ととも に変貌 を遂 げる トランポ リン競技界 の姿 を如実 に示す もの といえよう

③ 1) 個人競技

1 審 〜 4 春 の最高得点及 び最低得点 は除かれ る。残 った 2 つの得点 に大 きな開 きが なけれ ば, その残 りの得点の合計が 演技得点 となる

〔 2 0. 2. 6. 1 ・ ‑‑ 『 演技 に対 す る得点 の評価 』 〕

2 ) シンクロナイズ ド競技

トラ ンポ リン No. 1 及 び No. 2

(17)

それ ぞれ の最 高得点及 び 最低得点 は削除 され,中間の得点が演技得点 とな る

〔 2 0. 2. 6. 2 ‑‑ 『 演技 に対 す る得点 の評価 』 〕

※下線 は筆者 の加筆 による

トランポ リン競技 の 「 最終得点算 出法」 には,他 の競技 にはみ られない特 色が ある。 それ は姿勢評価点 ( 演技点)の比重が大 きい ことである

我が国 に

( 1 7 )2 台の トランポ リンをさし,それぞれの台の名称・ 表記を意味 している。仮に,

「 No. 1 」を A 台 と呼ぶ場合, 「 No . 2 」を B 台 と呼び, また,そのように表記す

る。

(17)

日本におけるトランポリン鹿技規則の変遷 ( 2) 143 お ける トラ ンポ リン競技 の翠 明期(

18)

に比 べ,"どんな ことを演 じたか〟とい っ た難度点 に対 し,"どの ように演 じたか〟の演技点 の占める割合が高 くなった 訳 であ る

再 改訂版 に見 られた演技得点算 出法 の 「 個人競技 で中間平均値 の 2 倍 」や 「シンクロ競技 で平均値 の合計 の 1 /2 」は,第三改訂版 で前記 の よう に改 め られ,演技審判員 の出 した得点 ( 素点)の尊重 ・重視 と,複雑化す る最 終得点算 出法 の簡素化 ‑‑・ の 2 つの方 向性 が特徴 づ け られ てい る。

ところで,筆者 は時 として, 日進 月歩 を遂 げ る競技者 の技術 進歩 の実態 に 鑑 みて,や ゝもす る と " 採点規則制定 のあ と追 い現象〃 の感 を抱 か ざるをえ ない こ とさえあ る

したが って, この第三改訂版 に見 られ る 「 演技点 の差 異 に関す る要協議」に関す る項 ( 20. 3. 1 ‑20. 3. 2 ‑‑表 2 参照)か らも推察 で き るように,先 ず は,演 ず る競技者 の レベル に合致 した 「 審判 員 の採 点 ・評価 の技術 レベ ル の向上」 が不 可欠条件 とな るので ある

換 言すれ ば,評価 ・採 点 に基 づ く優 劣判定競技

(19)

の宿命 とで もい うか,『よ り高度 な,よ り客観性 の 高 い審判技術 』がいやお うな しに求 め られ る所以 で もある。

以上,第三改訂版 の重要 ポイ ン トと考 え られ る規則 内容 について,各項 目 ご とに考察 を進 めて きたが, この競技規則 の適用期 間 は,表 2 に も示 した と お り ,1 976 年 1 0 月 よ り 1979 年 5 月 までの約 2 年半 であ る

我 が国で初 の競 技規則 は 1 964 年か ら 4 年間適用 され,初 改訂版 は 6 年 間,再改訂版 での それ は 3 年間で あ る。 こうした適 用期 間か らも "急変 す る トラ ンポ リン競技界〟

の姿が顕著 に うかが え, これ に対応 せね ばな らない競技規則 の変貌 もまた著 しい ものが あ る。

( 18) 筆者は,競技規則上でいうならば,再改訂版が適用されていた時代 まで ( 1 9 7 6 年以前)を " 翠明期〟 として とらえ, この時期 を 「それ以後の輝か しい次時代

( 1 9 7 7 年以降) への始 まりの時期」‑‑ と考 える。

( 1 9) 体操競技,新体操,ダイ ビング( 水泳) , フィギュア・ スケー ト, フリースタイ

ル ・スキー, トランポ リン‑‑等のスポーツ競技 を意味する。

(18)

1 44 8 4 輯

‑ 自国製 器 具 の 誕 生 と発 展 経 過 につ い て ‑

我 が国 にお ける トラ ンポ リン器具 の製造 ( いわ ゆる和製 トラ ンポ リン)は, 1 96 2 年 [ 昭 37 ]に始 まってい る ことは前稿 で述 べたが, 当時 の様子 を佐藤欣 也氏 は,次 の ように記 してい る( 2 0 ) 0

『 ‑・ ・ ・≪前略≫‑・ ・ ・ このニ ッセ ン氏来 日 ≪1 9 59 年 [ 昭 34 ]をさ してい る≫

を契機 として,日本 で はニ ッセ ン社 とセ ノー株式会社 ( 旧社名勢能体育用 品 株式会社)との間で技術提携 が とりきめ られ,日本 国内 において も,ニ ッセ ン社 の もの とまった く同 じ構造, 同 じ性能 の トラ ンポ リンが製造 され るよ うになった‑‑・≪ 後 略≫・ ‑‑』

*≪ ≫部分 は,筆者 の加筆 に よる 1 976 年 [ 昭 51 ],JTA は我 が国で は初 の国際競技大会 (日豪親善交流大会 ; 大 阪)を開催 してい る

翌 1 97 7 年 [ 昭 52]には, トラ ンポ リンの創始者 で あ

るジ ョー ジ・ ニ ッセ ン ( Ge o r geNi s s e n) 氏 ,な らびにアメ リカチーム を招 くな どして,外国 との積極 的交流 に努 めた

(21)

0

一方, こうした競技者 の技術 レベル の向上 と平行 して,諸外 国 に匹敵 す る 器具 の製造 をめざ した メーカー側 の努力が続 き,我 が国 にお ける トラ ンポ リ

ンの製造技術 レベル も次第 に向上 してい った。

その後 ,JTA は『 器具検定制度』を設 け,これ を契機 として 1 9 7 8 年 [ 昭 5 3 ], 我 が国 に トランポ リンの 「 検定工場会」が発足,検 定工場 も一挙 に四社 ( 小川 長春館 ・セ ノー ・都村製作所 ・吉 田体器工業 ・ ‑‑いずれ も株 式会社 )に急増 し た

(22)

0

( 2 0 ) 「トランポ リンの歴史②」佐藤欣也 ( 開発推進部) ,「 社報セノー」1 8 号,セノー 株式会社,1 9 7 6. 2. 1 5 ,P. 6 ‑P. 7 ,

( 2 1 )「 ' 8 4TRAMPOLI NE WORLD CHAMPI ONSHI PS( OSAKA J APAN) 」 大会プログラム, 日本 トランポ リン協会, 1 9 8 4. 8. 2 4‑2 6 , P. 3 0 ,右欄 1 9 行 〜2 3 行

( 2 2 ) 「トランポリン普及指導者教本 ( 二種) 改訂版」 日本 トランポリン協会普及委員

会編,1 9 9 2. 3 ,P. 1 0 ,2 3 行〜2 4 行

(19)

日本 における トランポ リン競技規則 の変 遷( 2) 145 また ,J TA は 1 984 年 [ 昭 59 ], 日本で は初 の 『 世界選手権大会』( 第 1 3 回 大会 ;大阪), な らびに 『 ' 84 世界年齢別競技大会』 ( 石川県)を主管, この 5 年後 の 1 989 年 [ 平 1]には, 『 第 5 回環太平洋選手権大会』と 『 ' 8 9 環太平洋 年齢別競技大会』( 共 に大阪)を も主管 す るまで に成長 を遂 げたので ある( 2 3 ) 0 以上 の ように,我 が国 にお ける自国製器具 の歩 みは, この ような各種 の国 際交流事業 と両々相侯 って発展 しつづ け,他 国 に優 る とも劣 らない器具 の高 品質化 ・高性能化 に努 め,我が国の トランポ リン競技界 の発展 に貢献 して き た。今 日み られ る成果 は, 「 J TA と検定工場会加盟各社」の力 の結晶である

1 979 年 [ 昭 54 ] ,J TA 審判部 は競技規則 の改訂 を行 い,同年 6 月 2 日付 の 文書 を もって この改訂部分 の通達 を出 してい る。 日本 にお ける第 四改訂版 で

ある

これ まで同様,改訂 内容 の比較 と考察 をすすめることにす る。

第 四改訂版 での改訂項 目は 14 ,改訂部分 は 1 8 に及 び, これ には新設事項 ( 新規則 ‑‑ 1 3. 3) と削除事項 ( 旧規則 ・ ‑‑20. 1. 6) の各 1 が含 まれ る。

各項 目ご とにその改訂 内容 をみてみ る と, 『 団体競技』の項 で は, チーム編 成人数が再改訂時 ( 1 974 年 [ 昭 4 9]) のそれ に戻 ってい る

したが って, チー ム得点 について も規定演技 ・自由演技 ごとに 4名 中の上位 3名 ( ベス ト3)の 得点 によ り算 出す ることとなった。時々 によるチーム編成人数の変化 につい て は,確 た る根拠 ( 理 由)が見 つか らない。

『シンクロ競技』の項 で は, 2 選手 の演技 に関 して, それ までの単 な る 「 同 じ リズムで同 じ運動 を‑・ ‑」 の表記 か ら発生す る問題点,つ ま り 「 捻 りの度 数が同 じであれ ば同 じ運動 であ る」といった解釈 と,「同 じ運動 とは,度数 の みな らず右捻 り ・左捻 りといった捻 りの方向 まで を含 む」 といった解釈 との 相違 か ら生 まれ る " 捻 りの方向〟について付記 し,「 パ ー トナーは必 ず しも同

( 23) ( 22) に同じ 。 P. l l , 9 行 〜 10 行。

(20)

146 人 文 研 究 第 84 輯

表 3 競技 規則の第三 改訂版 と第 四改訂版 との 内容 比 較

改訂項 目 1 9 7 6 年1 0 月 〜1 9 7 9 年 5 月 ( 三改訂版) 1 9 7 9 年 6 月 〜1 9 8 1 年 4 月 ( 四改訂版)

団体競 技 ・1 つのトランポリンチームは ,5 名の女子又は 5 名の男子で編 ・1 つのトランポリント ムは ,4 名の女子又 は4 名の男子で編

成される 成される

*2 . 1 [ 再改訂版より1 名 刺 *2 . 1 [ 編成人員の1 名減]

シンクロナイ ・ 選手達は, 同じリズムで同時に同じ運動をしなければならないo ・ 選手達は洞じリズムで同時に同じ運動をしなければならないo

ズ ド競技 ま ′ た同じ方向にむかつて始めなければならない *3 . 5 [ 解釈のしかたによって多少問題郁 また同じ方向にむかつて始めなければならないoしかし,シン クロナイが のパーけ ‑は同じ方向に捻る必要はない *3 . 5 【 捻り方向の自由 侶

服 装 一 男子‑それぞれのチームは,一定の袖なしの体操シャツと白い ・ 男子‑それぞれのチームは,一定の袖なしの体操シャツと白い

長ズボンと白い体操シューズとする

*6 . 1 [ 靴の種類を限定] *6 長ズボンと白い体操シューズか,旦姐 用しなければならなL . 1 ) [ 体操シューズ以外の履物を許可] 姐 を着

・ 女子‑それぞれのチームは,一定のレオタードに白の体操 ・ 女子‑それぞれのチームは,一定のレオタードに白の体操

シューズとする

*6 . 2 [ 靴の種類を限定] *6 着用しなければならない . シューズか,足首より 2 上にならない白の足を覆うものを [ 体操シューズ以外の履物を許可]

スポツタ‑ ・ 一定のトレーニングスウ‑ツと運動靴とする *6 . 3 [ 運動靴と限 副 ・ 一定のトレーニングスーツと る

*

6 . 3 運動靴か,旦墜 [ 体操シューズ以外の駒 を許印 姐 とす 安 全 ・ 競技中に自分のスポツタ‑が選手に話しかけることは許されな ・ 競技中に自分のスポツタ‑や三二三が選手に乱 かけることは いoこの規則が守られなかった場部も 主審の指示で,副主審 許されないoこの規則が守られなかった場合は, 主審の指示で, 及び1 著から 6 春までの演技審判によって1 回につき 0 . 3 ポイ 副主審及び1 審から 6 審までの演技審判によって 1 回 につき

ント 減点される 0 . 3 ポイント 減点される

*1 0 . 5 [ スポツタ‑のみに罰則適用 ] * 1 0 . 5 [ コーチにも罰則適用 ]

・ フレームの端には安全着地マットを使用することが望ましい

*10.7

・ 全着地マットを使用しなければならない フレームの端には, *1 0 . 7 少なくとも 2 ほ全着地マツ順用の義務化] . 4 4 mX 1 . 8 3 mX 1 0 . 2 c m の安 抗 議 ・ 抗議文は正式な協会の代表者,監督,又は選手だけが提出でき ・ 抗議文は正式な協会の代表者. 監督. 選手または三二三だけが

る 提出できる

(21)

日本 における トランポ リン競技規則の変遷( 2 ) 147

改訂項目 1 9 7 6 年1 0 月 〜1 9 7 9 年 5 月 ( 三改訂版) 1 9 7 9 年 6 月 〜1 9 8 1 年 4 月 ( 四改訂版) 景技方法 ・ 競技中,競技用トランポリンを使つてのウオーミング. アップ 一 競技会において,競技用トランポリンを使つてのウオーミン

は許されない グ. アップは,各岸技の前に 1 0 分間だけ許される

*1 4 . 3 [ 競技用台での練習は不可能] *1 4 . 3 [ 競技用台での練習可能]

演技尉始 ・ 最初の技を始めるに先だって,そのスタート に過失があった場 ・ 最初の技を 始める前に, すべったり , 転落したり , 鯛 は鳩がつ 令,壁 はその選手にもうー度やり 直しをさせるか否かを決め た帽 の過失がわ た場%,王室壁 掛こ より ,選手はト ラン る為,審判員と 相談しなければならない ポリンから 離れて再び始めることが許される

*1 5 . 3 [ 過失内容の抽象的言 過 *1 5 . 3 [ 過失内容の具体的記述]

[ 復行の可否決定は審判員との相談] [ 復行の可否決定は主審の判断]

演技姿勢 ・ 「 パック」姿勢に於いて,上体と 大腿は 9 0 度から 1 2 0 度で堅 ・ 「 パック」 姿勢において, 上体と 邦脚は 9 0 度から 1 2 0 度に曲げ 旦 哩 に踊 られてなければならない られていなければならない

*1 6 . 5 [ 腰角度と 膝角度を明示 】 *1 6 . 5 [ 腰角度のみを明示]

・ 「 パック」 姿勢は,捻りを伴った 2 回以上の宙返りにのみ許され ・ 「 パック」 姿勢は , 1 回以上の捻りを伴った複数の宙返り のみに

る 適用される

*1 6 . 6 [ 捻り 度数は不問] *1 6 . 6 始り 度数の明示]

国技反復 ・ 技の「 最

「 中間」「 最後」に於いて同じ数の捻りを伴った複 ・ 同じ数の捻りを伴った複数の宙返りは,同じ 難度点とみなされ 数の宙返りの場合,同じ茸度点となる.それらは,別々の種目 る○その捻りが,その技の違った部分に位置している場合,そ

と見なし,くり 返しとはみなさない の技は繰り 返しとはみなさない

*1 7 . 3 [ 表記の意味. 内容不明瞭] *1 7 . 3 [ 記述文の整理. 整晩 問題解消]

演技中断 ー 規定された願序に従って規定演技を行わない場合 ・ 規定された聴序及び型によって,規定演技を行わない場合

*1 8 . 1 . 1 [ 頗序のみを規定. 表記 〕 *1 8 . 1 . 1 [ 頃序と 型を規定. 表記]

演技終了 ・ 選手が 1 0 番目の演技の時に両足で着地しなかった場合, さらに ・ 選手が 1 0 番目の演技の時, ベッド の上に両足で着地しなかった もう1 つの笹目が追加されたものとみなされる 場合 , 拠 上盤 される

* 1 9 . 3 [ 片足着地 は 1 産目追加と 判断] * 1 9 . 3 [ 片足着地 は0 . 3 の着地戒点と 判断J 7 採 点 ・l y 4 及び摘後方凝 り一腹落ちの場合, 難度点に対して塑 * 臥 選 ( 2 0 . 1 . 6 )

に *2 0 . 2 0 ポイント . 1 . 6 追加される *2 0 . 1 . 7 が2 0 . 1 . 6 となる

採点方法 ・ 個人競技における審判員( 1 審〜4 蕃)及びシンクロナイズド 一 個人競掛こ おける審判員( l 蕃〜4 審)及びシンクロナイズド 最技におけるトランポリン N 0 . 1 の審判員( 1 暮,2 暮,5 審) , 競技におけるトテンポ' i ) 州 0 . 1 の翻 員( 1 事,2 春,5 軌 N 0 . 2 の審判員 ( 3 暮 ,4 亀 6 審) が,主審の合図でそれらの N 0 . 2 の審判 員( 3 暮,4 暮,6 審) が,主審の合図で軌真 を公 得点を公表すること がなければ,この場合の判断は主審によっ 表しなければ,艶 ≡ 堕塑 重宝となるoこの場合の判断 は

て行われる 主審によって行われる

(22)

148

84

一方向 に捻 る必要 はない」 と明記 し, この間題 に対処 してい る。

『 服装』の項 では,主 として履物 に関す る改訂が な され,競技者 については

「 体操 シューズ, もし くは足 を覆 うもの ( 女子 で は足首 よ り下 を覆 うもの)」と 規定 し,例 えば,足 の線 を最 も表現 ・強調 しやすい と考 え られ る " 靴下〟 な

どの使用 も可 ‑‑‑で ある旨を打 ち出 してい る

ただ し, カラーについて はそ れ までの白色 を踏襲 してい る。 また, これ らの点 についてはスポ ッタ一 に も 適用 された。

『 安全

に関す る項 で は, フレームの両端 ( 主 として縦軸 である台の前後 を さす)への 「 安全着地マ ッ ト」の設置 を義務 づ けたのが特徴 的である。 これ は 農技者 の安全 ・保護 への配慮 にはかな らず,急進歩 を遂 げる演技 の高度化対 策 の一 つ とみ ることがで きる

また,「 競技 中の選手への話 しか け」に関す る ペナルテ ィーの対象者 をコーチ にまで拡 げ,選手 自身の演技続行 に対 す る判 断力 と決断性 に期待 す る姿が強調 されてい る。

『 抗議』の項 にお ける 「コーチへの抗議権 の発動」も改訂特徴 の一 つであろ う

それ までの抗議権 は協会代表者,監督, それ に選手 自身・ ・ ‑・ の三者 に限 られてお り, これの コーチへの拡大 は, コーチの存在価値 の意識 の高揚 とみ ることがで きる

しか しこの一方で, それ まで規定 されていなか った 「 抗議 可能 な内容」 について, この第 四改訂版 で初 めて 「 採点 された得点 にまちが いが ある場合 にのみ抗議 で きる」 と限定 し,演技審判 な らびに同時性審判 の 得点 をその対 象 とし, 7審 ・8審 ( 難度審)の得点 は対 象外 としてい る

『 競技方法』 の項 で は,競技 ( 本番) 用 の台での 「ウオー ミング・ ア ップ」 を 許可 ( ただ し 1 0 分間)してい る。 この ことは試合 を直前 に した選手 に とって, 演技 と極 めて微妙 な関わ りを もつスプ リングやベ ッ ド, また競技場全体 の環 境 ( 雰囲気)への慣 れ等 の点か ら考 えて,大変 に有意義 な ことで ある。

『 演技開始』の項 で は,演技 のスター ト時 にお ける選手 自身 の過失 の程度 ・ 内容 によ り, いわ ゆる ≠ 復行権〟 を選手 に与 えるか否 かの判 断 を, それ まで の 「 審判員 との協議」か ら, 「 主審 に委 ね られ る」方法 に変わ った。

『 演技姿勢』 の項 で は,「 パ ック姿勢」 の記述 で膝角度 に関す る規定が削除

(23)

日本におけるトランポリン競技規則の変遷 ( 2) 149 され た こ と と, この姿勢 の適 用範 囲 が 「1 回以 上 の捻 りを伴 った複 数 の宙返

りのみ」 に変 わ った点 が大 きな特色 で あ る

特 に後 者 にお いて,捻 り度 数 に 関 す る条 件 が新 た に課 せ られ た訳 で あ る

それ まで はパ ック姿勢 の適 用範 囲 が 「 捻 りを伴 った 2 回以 上 の宙返 りの み」 とな って お り,捻 り度 数 の規 制 は 一切 設 け られ て はいな い。 したが って, 2 回宙 返 り半 回捻 り( バ ラ二 一 ・ア ウ

ト フ リフ イス 〔 Bar aniOutFl i f f i s 〕 ( 2 4 ) ,バ ラ二 一 ・ イ ン・フ リフ イス 〔 Bar ani l nFl i f f i s 〕 ( 2 5 ) ‑ ‑ をさす)の種 目にお い て,パ ック姿勢 の適 用 は認 め られ て い た。しか し,新 規則 にお い て は,さ らに半 回 の捻 りを加 えた種 目 ( 例 え ば,ハ ー フ ・イ ン ・ハ ー フ ・ア ウ ト ・フ リフ イス 〔 Hal fl nHal fOutFl i f f i s 〕 ( 2 6 ) , フ ル ・イ ン ・バ ック ・ア ウ ト・フ リフ イス 〔 Ful ll nBackOutFl i f f i s 〕( 2 7 ) ,バ ッ ク ・イ ン ・フル ・ア ウ ト ・フ リフ イス 〔 Backl nFul lOutFl i f f i s 〕 ( 2 8 ) ‑‑ を さす) がパ ック姿勢 の "適 用 最低 ライ ン〝 とな り, 2 回宙返 り半 回捻 りの種 目で の この姿 勢 は認 め られ な くな った。 この こ とは換 言 す れ ば,パ ック姿 勢

( 2 4 ) (3) に同 じ 。P. 6 ,2 0 行 〜2 8 行, ‑ 〔 BARANIOUT FLI FFI S 〕‑・ ‑単 に バ ラ二一 ・アウ ト 〔 BARANIOUT 〕, また は レイ ト・フ リフイス 〔 LATE FLI FFI S〕 と呼称 され ることが多い。前方 2 回宙返 り 1 / 2 捻 り( 2 回 目に 1 / 2 捻 る) 。前方 2 回宙返 りにおいて, 2 回 目の宙返 りに捻 りが行 われ る種 目を BARANIOUT といい, BARANIOUT は FLI FFI S にお け る第 一歩 で あ

る 。FLI FFI S を試みる者のほ とん どが, この種 目か ら入 っている。

( 2 5 ) (3) に同 じ 。P . 6 ,7 行 〜1 3行, ‑ 〔 BARANII N FLI FFI S 〕‑‑単 にバ ラ 一 ・イン, またはア‑ リー ・フリフイス 〔 EARLY FLI FFI S〕 と呼称 され ることが多い。前方 2 回宙返 り 1 / 2 捻 り( 1 回目に 1 / 2 捻 る) 。前方 2 回宙返 り において, 1 回目の宙返 りに捻 りが行われる種 目を BARANII N とい う。

( 2 6 ) (3) に同 じ 。P. 2 8 ,6 行 〜1 5 行, ‑ 〔 HALF I N HALF OUT FLI FFI S〕

‑‑後方 2 回宙返 り 1 回捻 り( 1 回 目に 1 / 2 捻 り ,2 回 目にも 1 / 2 捻 る) 。後方 2 回宙返 りに 1 回捻 りを加 えた種 目である。別名 ムーンサル トともいう.

( 2 7 ) (3) に同 じ 。P. 2 5 , 2 行 〜1 1行, ‑〔 FULL I N BACK FLI FFI S 〕‑ ‑ FULL I N BACK OUT FLI FFI S と同意語。後方 2 回宙返 り 1 回捻 り( 1 回目に 1 回捻 る) 。後方 2 回宙返 りの前半の宙返 りで 1 回捻 りをし,巻 き込 んで後半の

1 回宙返 りを行 う 。HALF I N HALF OUT FLI FFI S と共 に,多 く行われ る種 目である。

( 2 8 ) (3) に同 じ 。P. 3 ,1 9 行 〜21 行, ‑ 〔 BACK I N FULL OUT FLI FFI S〕

‑‑後方 2 回宙返 りで ,2 回目の宙返 りに 1 回捻 りを加 えた種 目 。FLI FFI S に

おける 1回捻 りの中では,比較的易 しい種 目である。

(24)

150 84

の適用 ライ ンの引上 げ‑‑・ とい うことになる

『 同 じ技 の反復』の項 で は, Fl i f f i s 系種 目の難度点 の数 え方 と,捻 りの挿入 ( 位置) 部分 による種 目( 名)の違 い とその扱 いについて,表記上か ら発生す る 解釈 の相違 に対処 す るために, これ を整理整頓 し, その意味が速 やか に理解 で きるような表記文 に改 め られてい る。 つ ま り, それ までの 「 技 の最初 ・中 間 ・ 最後 にお ける同 じ捻 りを伴 った複数 の宙返 りの場合,同 じ難度点 となる

それ らは別々 の種 目 と見 な し, くり返 しとはみな さない」といった表記で は, どうもその主 旨が不明確 であ り,日本語表記 としては誤解 を生 じやすか った。

『 演技 の中断』の項 で は,規定演技 の際 の中断扱 いについて,新 たに 「 演技 中の型 ( 抱 え塾 ・ 蝦型 ・ 伸 び型 の三型 を意味す る )」 が重要視 され ることになっ た。つ ま り 「 規定 された順序 のみな らず,規定 された型 によって,規定演技 を実施 しなけれ ば演技 中断」 と判断 され る訳 である

これ は選手 の立場 か ら す る と, それ までの 「 規定 された順序で行 わない場合」のみの表記 とはかな

り意味合 いが違 って くる。

規則 の再改正版 の適用以後,演技姿勢 に関す る事項 が次第 に重要視 され, さ らに,第三改訂版 におけるパ ック姿勢 の出現等で,"どんな種 目を,どの よ うな型 ( 姿勢)で, どう演ず るか・ ‑‑〟が シビアな要求 として表面化 し, この 要求 は選手 ・監督 ・コーチ らの手 によって実現 されて きた

ここでい う "ど の ような型 ( 姿勢)で〟とは,「 型 ( 姿勢)の違 い によって,別個 の種 目 とな りう る」 とい う規則 を受 けていることに端 を発 す る。 かか る意味 か らも,規定演 技 にお ける 「 予 め指示 された演技姿勢 の型」 の遵守 は,や は りどうして も不 可欠 とな り,避 けて通 る ことはで きないので ある。

『 演技終了』 の項 で改訂 された点 は, 「 片足着地」 に関す る件で ある

それ までの 「1 種 目の追加 として 1 . 0 の減点」の判 断か ら,「 着地減点 として 0. 3」

として対処す る ことに改 め られ, それ までの " 何故,片足着地が 1 種 目の追 加 と判 断 され るのか ?〝とい った不可解 な疑 問 に終止符 を打つ ことになった.

『 採点』の項 で は, 「 1 %,及 び 2 y 4後方宙返 り‑ 腹落 ちの場合,難度点

に対 して余分 に 0. 2 ポイ ン ト追加 され る」( 旧 20. 1. 6) が削除 された。 この こ

(25)

日本におけるトランポリン競技規則の変遷 ( 2) 151 とについて は,技術 レベ ル の上昇 と同時 に,この 2 種 目に限 っていわ ゆ るボー ナス ・ポイ ン トを与 える こ とに対 して, さ した る根拠 ( 即 ち型 の指示 もな く,

また 0. 2 ポイ ン トの理 由 も見 つか らない)が な くなったた めで あ ろう

『 採点 方法』 の項 にお ける改訂 で は, 「 各審 によって は主審 の合図が あった に もかかわ らず,得点 を公表 す る ことがで きない場合」 の主審 の判 断材料 と して,「 公表 された他 の平均値」を基 にす る旨を表記 した もので あ る。これ は, 既 に公表 で きた演技審判 の得 点 の有 意性 を認 め よ う とす る姿勢 の表 れ で あ

以上 が,第 四改訂版 にお ける改訂 内容 とそれ に関す る考察 で あるが,筆者 として は, これ らの中で もとりわ け,( ヨパ ック姿勢 の適用範 囲の変化 ( 参規 定演技 にお け る型 ( 姿勢)と中断 ③ 最終 種 目にお ける片 足着 地 の減 点処 理

‑‑の三点が,特 に重要 な改訂部分 と考 える。

( ヨ パ ック姿勢 の適 用範 囲の変化

前 述 した とお り, フ リ フイス 〔 Fl i f f i s 〕 系 種 目, あ る い は ト リ フイス

〔 Tr i f f i s 〕 ( 2 9 )系種 目において, パ ック姿勢が適 用 され るの は, その際 の 「 捻 り 度数が 1 回以上」でな けれ ばな らない‑‑の新規則 は, それ以前 の単 な る「 捻

りを伴 えば」 といった旧規則 と大 き くその内容 を異 に してい る

競技会 で頻 繁 に使 用 され る 「 バ ラ二一 ・ア ウ ト ・フ リフイス 〔 Bar aniOutFl i f f i s

〕」

「 バ ラ二一 ・イ ン ・フ リフ イス 〔 Bar aniI nFl i f f i s

」, また,近年 になって使 用頻度 が高 くな りつつ あ る 「 バ ラ二一 ・ア ウ ト ・トリフ イス 〔 Bar ani Out

( 2 9) ( 3 )に同 じ 。P. 5 9 ,2 7 行〜P. 6 0 ,3 行, ‑ 〔 TRI FFI S 〕‑ ‑ 3 回宙返 りに捻 りを加 えた種 目を トリフイス という。 1 回目に捻 りを入れることをイン 〔 I N〕

と呼び, 2 回目に捻 りを入れることをウイズ ・イン 〔 WI TH I N 〕 , 3 回目に 捻 りを入れることをアウ ト 〔 OUT 〕と呼ぶ。 3 回宙返 り 3 回捻 り( 1 回宙返 り

のたびに 1 回捻 る)をフル ・イン ・フル ・ウイズ ・フル ・アウ ト 〔 FULL I N

FULL WI TH FULL OUT〕 という。

参照

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