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博士学位論文審査の要旨

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Academic year: 2021

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博士学位論文審査の要旨

【学位論文審査の要旨】

提出された学位論文「Absorbed dose to water dosimetry for heavy charged particle beams using solid-state luminescence dosimeters」は、重荷電粒子線治療において、固体線量計である蛍光 ガラスおよび熱蛍光線量計による蛍光量計測から人体への投与線量(水吸収線量)評価を 可能にするための方法を提案している。問題となる到達深さによるエネルギー変化を考慮 するため、熱蛍光線量計ではエネルギーによるグロー曲線の変化を利用する方法、ガラス 線量計では質量阻止能と線エネルギー付与による発光量の変化を検討し、発光量から水吸 収線量への変換方法を詳細に記述している。

論文では自身の着想をもとに問題解決の方法を理論的に記述し、シミュレーションや多 様な実験結果の提示によってその有用性を明らかにしている。また、研究成果の一部は国 際学術誌に掲載され、その独創性と有用性が認められている。

平成28年9月6日に行った最終試験における口述試験および口頭試問では、研究成果に ついて理論的かつ内容が容易に理解できる構成でプレゼンテーションを行い、種々の質問 に対して的確な判断で質問者の納得が得られる説明を行った。

以上から、試験担当者は一致して、張維珊さんは首都大学東京大学院 人間健康科学研 究科放射線科学域 博士後期課程の論文審査および所定の最終試験に合格したと判定し、

博士(放射線学)の学位を授与することが適当であることを報告する。

参照

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