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博士学位論文審査の要旨

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Academic year: 2021

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博士学位論文審査の要旨

【学位論文審査の要旨】

提出された学位論文「骨転移を有する去勢抵抗性前立腺がん治療における Ra-223 SPECTの確立と治療効果予測に関する研究」は、塩化ラジウム(Ra-223)を用いたα線内 照射療法(以下、「Ra-223治療」)のSPECT撮像法の最適化や、それらの画像を用いてRa-223 治療の治療効果予測を行うことを目的とした。

論文では、基礎的実験や臨床研究においてRa-223 SPECTの最適な収集条件を報告し、

従来法に比べて信頼性が高く、より詳細な画像を提供できることを証明した。さらに、

Ra-223治療前後に実施した骨転移診断薬であるTc-99m HMDPのSPECT画像と併せて評 価を行うことで、Ra-223集積の集積量と治療前後のTc-99m HMDPの集積減少率に一定の 相関があることを明らかにした。本論文の成果は、Ra-223の集積量が治療効果を予測する 因子となることを示唆し、治療行為の継続を正当化する上でもRa-223 SPECTを利用する ことは重要であることを明確にした。

平成31年2月5日に行った最終試験での口述試験および口頭試問では、研究成果につい て明快なプレゼンテーションを行い、また質疑に対しては的確な応答を行った。以上から、

試験担当者らは一致して、大脇由樹君は首都大学東京大学院人間健康科学研究科放射線科 学域博士後期課程の論文審査および所定の最終試験に合格したと判定し、博士(放射線学)

の学位を授与することが適当であることを報告する。

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