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メロンがんしゅ病に関する研究

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

メロンがんしゅ病に関する研究

吉田, 政博

https://doi.org/10.11501/3106939

出版情報:Kyushu University, 1995, 博士(農学), 論文博士 バージョン:

権利関係:

(2)
(3)

メ ロ ン カ三 ノん し ゅ めよJ �こ|より す一 るのf 0'LL:

Eご1 U-I 止三ζ r�手

Studies on the Disease of Root Tumor of Melon (巳旦_ç11 011 � 型旦1_g L.)

Masahiro YOSHIDA

1_ 9 9 5

(4)

11 次

メロンがんしゅ病に関するのi究

第1 {;J_ 紡

第2 ";1: 発} I=.概訓と�Ij、j徴 加 1 11↑i 発'I=.約手{,l

?f� 2 î!ìi �I与 徴

m 3印j 考 終

第3 ì� �I持JJ�i {.本の究明と病名

� 1 ilí'i 伝染料のMr[ 1)必

m 2 î!ìî 病原l単lの分断と病JJ;l ,t'l:の縦Itt

tl"� 3 f1↑j 分自在病原伝i株の|耐熱性

万) 4 tiîi m 5釘j

分離病原!W株のグラム染色川と形状ならびに類別 々 集

つむ っ'M Ed -- qJ ワI IA

3i

ー にυ Fb ηl QU

円/臼 円/M 円/臼 円ぺU 円、υ

m 4 I�'í 州JJ;i J.氏紘l話iの分�{!学|町内質とそのj肝h�

m 1 î1↑j 形 態

m 2節 全的体のJ)llノk分解物rtrのジアミノピメリン酸および糠 3 4

第3 f1↑j 1庁長|門性状 ー ー ー ・ ・ ー ー ー ー ・ ・ ー ー ー ー 』 ーー ー ー ・ ・ ー 司 ー 3 7

m 4 wi 第5 î1(i m 6節

生J111 �l=.化学的性状

近絃I半1 f作との比較(陥の11可定) 考 委主

1i 'I AA nHu nku qυ 円乙 nhu ρO A1 FD FD にυ にd にd nb

£U 円。

t,Æ; 5 j';í: 病JJH放紘l単iの形態形成

?f� 1 î!ìi Yt乍顕微i�'�による飢策

第2節 λË査112t註(- !Jfi微鋭による飢終 第3í1↑j 奇 策

第6 ì;î �IÀí fJ�i J.氏紘幽の分離刀法

第 1 wi 分離淑に対する化学処J1U h法の検討

(5)

tn 2 flîi 分雌川的地への添加|抗生物質の検討4 加3釘j 分自fÊ川)11 4: !t'f 1自の比較

m4節 化学処則夫}) �の比較 tf� 5 11日 分離*,j )交の実I\JE

m 6節 考 終

第7 ,';1 州JJ;i放総出jの!胞子の発!.-l:とその治性化

第1卸j 新生胞子と冷jは胞子の発!.-j-:状訓 m 2節 熱処JlUによる胞子発!J:の泊』ド1:化

ff� 3 flîi I胞子治t'!:化斤IJのうどJ) *

M 4 ûÎî 考 作

第8 ì;:J� �IÀj )J�i J政帝京以I j友,flllによるメロ ンのが� t故発射

!:f� 1 fi1i --l;支出'1'のメロンへの泌?ì: 出合後陣による発病

m 2 fifj 出不11.j主砲汚染上壌における裁的メロンの発病

?X1 3白i 見なった'1:庁ステ ジのメロンにおける発病

約4 Liîî メロンの地上自I�組織への後厄による形態の民常

m 5 ítri 考- 策

70 79 84 87 89 93 93 96 99 104 107 107 109 11 6

1 1 9 12 1 第9 i'主 催病仰におけるが1 JJ�i脱線的の存庄内IS位と組織学的変化 125

�1 1印 刷地発生約染I�境によって

発病し形成されたこぶの鋭狭 ー ー 125

tf� 2 fiîi 州lJ;i脱線的t�極によって 発病し形j戊されたこぶの飢娘 一 126

第3 Û↑j 考 終 130

m 10,立 が1 lJ�i J.政級以iの州)J�i 'ドtと約七範1m 133

加1 fiîî 法的仙物に対する?r1l it . 社l {ì- t.長問による州)J�i性 の 検定 133

第2 Û↑j ぷI日他物に対する出不11 t友向上泌による病院{性の検定 ー 14 2

ヨ}3白i サ考 努4

tN 11 �''í= 発州と上泌環境

ヨ31 t1↑i 土境'1'のが.J I京的量と発病との|共!係

第2 f1↑i 売 約におよぼす土 壌 制 度 の 影 剣� - ー ー

148 152 152 159

(6)

�j 3 ûîi

�j 4 11↑j

�'� 5節 約6 f1↑j

!:+3 7 f1↑j

!:l3 8節

発払jにおよぼすL j必p IIの;浮世!

発�IÀjにおよぼす1 �峨ノk分の;;三伴

1-:. J↑'1:のfll JiJと発病との関係

発病におよほす土岐消心の;t特 発州におよぼす湛ノk処.Bliの路管i e 終

m 12 [;1: 総介与終 摘 �

づ|川文l甘え Summary 区1 Jt反

イ、j- -:&.

162 164 166 1 7 1 173 177 1 85

194 200 21 7 228 24 1

(7)

!.:f} 1 i戸 市計 , ,

11本の州市i波地にイ\'f_ 1i1する九州|では、 主� f肢が日ul. l!変なために多胎多係の食 川作物がjムー くよ支出され、 |底地特イiの各,!Æ野菜類の状1r'iが怯んである。 とく に、 |波地のイj利刊を'1:かした以来矧における施設北嶋の発迷は汗しいが、

このJili J必は111!人� "j J必に)hlいことからl愉辺町:誌が111心となり、 その111でもメ ロン飢はきわめて辺製な,'JI1, L 1となっている。

メロン(Cucumis melo L.) は、 j以内地が111 j在京, 111!kアジアあるいは 北アフリカとされており、 これらの地域は砂漠または極度の乾燥地引であ る。 また、 l世界的なメロンの産地をみても、 地111ifl}治J�三, 北米四海山, rl.T 米, 111'人Lアジア, l|1j江氏などの、 いわゆる乾燥j也市と称される地域である。

わがい|では,lÎくから、 fl,'i物分J�1 "主的にはメロンとl,ïJ一組であるマクワウリ やシ ロ ウリの;11. Iì'qが行われてはいた。 ・Jj、 ヨーロ ッ パ系メロンは明治の

111後JUJに、 また、 JJ� {t: illll本メロンとして市場を独1';している ‘ アールスメ ロン ' は大lE 14イド( 1925)に神人されたもので、 メロンよ丸山のJ悟*'よ比'!攻

的新しい。 み;桝的なメロン法的は、 マクワウリの - 極である 6 ニュ ーメロ ン ' とヨーロ ッパの路地メロ ンの 一純である ‘ キャ ンタループ' との ー 代

交配純である ‘プリン ス ' のぷ併がjl1: >>したことに川を発し、 昭和40年代 に人ってから急辿に発以した。 その来月以、 JJ� .(Eでは*�たの市場におけるメ ロンの1&り抜い向は、 カンキツ類、 リンゴ、 イチゴに次いで第4位( 1 993

年, {,lIj知)に達している1 3 ) 。

九州地域におけるメロンぷ哨(アールスフエボリ ット系メロンは除く) は、 1993作品L (t.: 1 3 ) 3 , 2 6 0 h aの作付r(1Î 偵をイJする熊本県をはじめとして、 白

l附リI� (562 h a) , 山YL JみVl(354 h a) , 長崎りI� (288 h a )において盛んで、

九州地域における作付ï(!Î ,fúは4,670 haにのぼり、 全IliJの総作付l古ï ,fäのが) 30

%を1';めている。 また、 収穫註においても全国の総収佐世 328,700トンの うち、 108,000トン(約33 % )が九州地域で'1: 比されており、 その111でも

(8)

熊本山ではイド11\1 801 00トンの)1: Pじがあり、 全If{1 1 1,'t:の収位Id_とな っている。

熊本以ドの1:11なメロン ノ1: JJü liliは、 'j-:城, 山本, 熊本, 八代地域である

が、 Jll 11ミでは球的、 さらには仲'J fl低地域におい ても山地形成が批近され、 作 ィ、J l(fÎ f�'lも199 1 年までil� /!IJ 1 '"'-' 7 %のlt\j J)I Jを示している。 また、 抑制のJ!!� }JII 出トマト秘情地市では、 t番組I1-J WJの',! JVI化によって11三村i病の被主が年々地 大し、 Æ作出'í 'J�川.illï対策として抑制メロンがよ先的されるようになり、 状的 r(JÎ仙の J:tt/ JJIJにtl'i Jj[をかけてきた。 さらに、 このようなメロン裁府は施設j実 情が'1'心であるために、 抑制トマトの後作としてのノーネ ット明メロンの

促成あるいは 、I� fu!. }戊ぷj庁、 および与作に ‘ プリンス ' を'1' 心としたメロン 類やスイカを よ主的した後作としてのアールス系メロンの抑制裁Iffを制iみ介 わせた作担に代表されるように、 ウリ類またはメロンの辿作」説明を行って いるのが別状である。

以1-:.のような状況のもとで、 1982年3 J j、 熊本以球熔UI�錦IUTの 、j!_ OÈ }点メ ロンぷ1"'1において、 Z アムス ' および ‘ コサ ッ ク ' の,iT,j 品陥の台木メロン

( ,�,J,柏: 催問J )の似計15にがんしゅ症状を 14するがj "与が初めてを�l終された。

催病株では地!こgl�の全行が劣り、 被告の大きい株では11 '1'長凋4,j�状が凡ら れた9Ô ) 。 瓜場ではこの症状をネコブセンチユウの被主とみなし、 仁I必殺

線山斉11:処JljJが行われたが、 被'Jjの減少がみられないことから問題化した。

これが本州発見の先端であり、 その症状より 「メロン制限症」 と仮称され た。 JJ�[ 1大!の解明に ついては初発以米、 ILI 熊本県炭業試験場病虫自IS6 5 ) にお いて�'f y:され、 その後、 ?とIJ時以総介民業試験場:) 3 ・ 9a )でもその究l引が行わ れたが、 州JJj(体の佐認には至らず、 その結果、 九州米海大学農学部地物病

J'Il学耐火引へ側先のイ衣料 :がなされた。

本研究では、 まず本約百の病原体究|り1 :を行い、 その病iJ�{体が放線的の

純であることを切らかにし、 本病を 「メロンがんしゅ病 Root tumor of melon J と命名したら'( ) 。 さらに、 病JJS(放秘的の分知学的性質を調べてそ の所版をゆ!らかにするとともにI 6 2 . I ô 4 )、 病JJ�(的のj形態形成の特徴を観察 したI t3 9 I。 また、 病JJ�t的の椛笑な分雌}J法をí<<g ,JLするとともに166\ 休日民

円/臼

(9)

胞子の作{I:をlり!らかにし、 その発�:を前十'1:.化する処JIH刀法に ついて倹什し た1'(的}。 さらに、 み: �,).Jの�,).j徴のグ� fJLのしかたlじÐI、 ,脱出Àj似における病JJ�( Ul の(r= {I: {�i�仙と組織乍的変化を|り!らかにした。 また、 が,j JJ;(脱線以!の州JJ�( ,t'l:と 的主範IHIに ついてrvMべるとともに1 G 3 )、 本州の発乍以J}�に ついても検討を

加えたI I,jら I 6 8 )。 本論文は、 それらの -JÆの結栄を 「メロンがんしゅ病に

関する研究」 としてここにまとめたものである。

イメl論文は九州大学山学部教授松山't'r 1りJ rH Lの笹11指導のもとに以りまとめ たものである。 終始恕切なる御桁導と笹111限縫をいただいたことに対し詑ん で感謝のぷを」えする。 また、 九州大学 j史 学部教佼 れIf 州 知l 勇博1=、 IriJ 助教 授1"可決洋一昨1:にはみ, I論文を取りまとめるにあたり多大な笹Il教心をいただ いた。 ここに深謝の怠を表する。

なお、 本研究の遂行にあたって御指導と住Il助言をいただいたJl:: )L州京海

・ 学災学部教佼小林研一三間t、 九州-*潟大学民学部教J受1J J [1 1武夫博t、 お cζび絶えず|暖かい激励と有益な徒Il日VJ 11をいただき、 本論文の早稲に際し詳 細な御校11�をいただいた佐賀大学名営教段肝'1' f日次博上に深く感謝の意を 表する。

本研究は筆名-の州究室と旧熊本り,�t� �試験場�,).J山部との共同研究により 抗手したものであり、 とくに、 '1'山氏JlIJ氏(現{f: 熊本県農政部イィ級以来推 進室長)には本病川究のきっかけをうえていただいた口 さらに 、 Ifl熊本民 試、 熊本県民業日f究センタ一病虫部の関係各位においては、 研究の遂行上 多大の使日をはかつて閃いた。 ここに岸く感謝111しkげる。 また、 肢末�歯 の分:;:>1に ついてごは}J ,tを頂いた兄熊本大学薬学郎教俊柴口1元雄11;1] J:、 旦u化 学(îJf究所仁)1長L;I三I�] 1人 民業以.r}� 技術(î)f究所目ド?I�j W t�lt一仁、 J乙E23長生物資

源耐火J?r鈴jド孝仁1;1].仁、 j氏秘的-病に|刻するご日}J芦とジャガイモそうか病的 を分議してT点いたfò: t�リ14呆樹試験場川代暢哉氏、 発,t=_状況を教示頂いた熊 本!JA成政郎農業l.y_ 111J 技術員室古賀j必行j氏、 元宮崎県総合農業試験場-:_ ?FO猛

夫氏、 大分県炭業技術センターあ� ItH 渉博士、 JG鹿児品以戊業試験場不rJ泉 勝一氏、 元長崎県総合農林試験場坂1-1 A t:一氏、 松Jti相|敏氏、 神奈川広(民業

円tu

(10)

総介(î)f究所小林I[ {1I1氏、 ノ己|山知県I� W: 以来改良??及川氏)1: 久氏に 11射,むを

」えする次第である。 さらに、 夫!換の遂行I�、 数々の|必ノJを受けた九州米海 大乍伐学日IS炭学科tll'i物病JI日学側先主のJ..Iメ攻学生の作1\/にお礼111しj-_げる。

A44

(11)

ヨ}2ポ グ� '1:.概訓と州徴

m 1 ttíí 発生経科

全rliJにおける1982年から1993年までのメロンがんしゅ仰の初発生地と出 主( ,lfll1同)の{確認、状訓をTable 1 に ノ}\した。

1982年に熊本以球的n日錦町の ‘住�J出lメロン ' に初めてみ;病の先生を他認 して以米、 1983年には熊本県球的n!) 1人!の場IÌíj IlIr , 免川III[ , 深川中、t, �兵jぷ村 の4 Il!r村において発'I=.を認めた。 発'1:がり佐lttされたメロン�flll H.はいずれも

‘催問lメロン ' であった。 この地'Hfのグ���í L泌は通称 「イモゴ」 とlii}Lばれ ている火111灰上壊で、 1970年代よりメロンの裁Iffが始められた比較的新し いj主地であった。 メロンぷ出が導入された吋H寺、 この地初では他のJl.立地で はすでにみられなくなった門桜裁前により優秀な ‘ プリンスメロン ' が生

院されていたが、 その後政木ぷ併が導入されるようになり、 ‘ アムスメロ ン ' をはじめ数J1111ぬがよ先的されていた。 - 万、 熊本リIL以外の発'I=.に|却して は、 1 983 {ド何11時以の小林I�ï, �y}JLlIlr, ,�:])ポlurの ‘ コサ ッ クメロン ' と ζ住�

j山lメロン' において本州の発生がみられ、 1984 {ドには熊本以八代rliと他木 町の ‘アムスメロン' および戸北11I[では 6 ホームランスターメロン' に発

生をl認め、 さらには熊本市秋沖r!lJのキュウリ( �I?I fifi : あそみどり)にもflïJ 係の店状の発生がりIí'g ;認された。 1985 {ドには熊本市の2地域で、 さらに1986 年には、 長崎リ1Lイi家IIlrおよび大分以千11 I!lrの ‘ アムスメロン ' に、 また、

Ji)!, V� ,I;h rI îではキュウリ( I'IIJI 極 : IJ11 M )に本病の発生を俄認した。

その後、 )L州地域以外では1987年にl山知県与野Il1rで先生が認められ、 笠 イr::にはIîJリI� t佐川iの3地域において 6 布|判メロン ' と内木の ‘金|国IJ ) に発 病がみられた。 1990年には神奈川りI� _:. rllJ rljのメロン秘情においても発'l=.が 舵認され、 1991, 1992作には熊本以の3地I具店の 4 アムスメロン ' に、 さら

に 、 1 992年にはネ111公JlIリlLの2地域で新たに発生し、 19931.1:には熊本以八代

戸h.υ

(12)

Table 1. Occurrences of the root tumor of me10n ând its distriblltion in Japan from 1982 to 1993

Year 1982

1983 1983 1983 1983 1983 1983 1983

1984 1984 1984 1984 1984

1985 1985

1986 1986 1986 1987

1988 1988 1988

1990 1990 1991

1992 1992 1992 1992 1993

Locality

Nishiki, Kuma, Kumamoto

Yunomae, Kuma, Kumamoto Menda, Kuma, Kumamoto Fukada, Kuma, Kumamoto Sue, Kuma, Kumamoto

Tsutsumi, Kobayashi C., Miyazaki Noziri, Nishimorokata, Miyazaki Takaharu, Nishimorokata, Miyazaki

Showa, Yatsushiro C., Kumamoto Ashikita, Ashikita, Kumamoto Chuo, Shimomashiki, Kumamoto AkitSll, Kumamoto C., Kumamoto Ueki, Kamoto, Kurnamoto

Nakashima, Kumamoto C., kurnamoto Kaminabe, Kumamoto C., Kurnamoto

Arie, Minamitakaki, Nagasaki

Shimofukumoto, Kagoshima C・, Kagoshima Ume, Minamiamabe, Oita

Haruno, Agawa, Kochi

Takaishi, Tosa C., Kochi Takaoka, Tosa C., Kochi Nii, Tosa C., Kochi

Hasse, Miura C., Kanagawa

Minamishimoura, Miura C., Kanagawa Matsubase, Shimomashiki, Kumamoto

Uchida, Kwnamoto C., Kumamoto Kawaguchi, Kumamoto C., Kumamoto Nagai, Yokosuka C., Kanagawa Mukogasaki, Miura C., Kanagawa Gunchiku, Yatsushiro C・, Kwnamoto

-6-

Host (Cultivar) He10n (Kenkyaku)

Melon (Kenkyaku) Me10n (Kenkyaku) Melon (Kenkyaku) Me10n (Kenkyaku)

ト1e1on (Kosack, Kenkyaku) Me10n (Kosack, Kenkyaku) Me10n (Kosack, Kenkyaku)

ト1e1on (Amusu)

Me10n (Homerun star) ト'Ie10n (Kenkyaku) Cucwnber (Asomidori) Me10n (AmllSU)

Me10n (加lUSU) Melon (Amusu)

Þ1e 1 on (Amusu) Cucurnber (Suyo) Melon (Amusu) Melon (unrecorded)

Me10n (Harunan, Kongo) Me10n (Kongo)

ト1e1on (Kongo)

Me10n (Amusu, Kurume) Me10n (unrecorded) Melon (Amusu)

Me10n (Amusu) Melon (Amusu) Me10n (Green wave) Me10n (Amusu) Me10n (Partner)

(13)

rlïにおいて内木/IJl純の ε パートナーメロン' にも初めて発生をI認めた。

以仁のように、 1982年から1993年の!日jに九州|の5 Ur� 22 rlî 11町村、 および、

九州以外の2りI� 8 rU Il1f村の合111- 7 VI� 30 rlï IIII村においてみ;仰の発'1:をl認めた。

発生地によりメロンのJH11極にfll )iJはあるものの、 とくに什本としてJ);くm いられている ‘健闘lメロン ' 、 ならびに ‘ アム スメロン ' での発生が多か った。 また、 発生地の多くが連作l凪場で、 水凹, 畑の区別はなく発乍を認 めている。

なお、 発生が認められた呪地[1m場( ,匂知県の発生悶.tJ,Jを除く)の汚染仁 域、 およびそれらの汚染上境での健闘lメロン北川後の被包似からネコブセ ンチユウの検111 11 t ) を試みたが、 同センチユウは検11�されなかった。

第2節 病 徴

メロンがんしゅ病の地上部および地下部の病徴を不したものがFi g. 1で ある。

地仁郎の症状は本間i移植後から生育が徐々に恵三くなり、 1 0菜具)1頃より口

仁l' 長洲を始め、 これによって催州していることが判明する(Fig. 1-A)。 ま た、 日に発生することもあるが、 この場合は萎<J�]症状は顕著に現れず、 生 育 不良のNiとなる。 本聞においてとくに激しく発病すると着果初期に枯死 するが、 たとえ県災が)肥大しても収穫までには至らない。 発病した株では、

しばしば地|際部の似に形成されたこぶが地上部にも現れて、 こぶ組織が緑 化することもある(Fig. 1-B)。

地ド白I�の州徴は似白I�に者JJめ(1 (3 '"淡褐色、 1 m m ,jíy後の小さなこぶを形成 する。 そのこぶはやがて肥大してきてぷ1(11がÎl色のそうか状となり、 組i槌 なIl釜起がみられるようになる。 さらに、 f 1数が純治するにしたがいこぶは 大きくなり、 表同は米U f遣さを地してくる(Fig. l-C,D)。 その後、 ぷl而は 褐色~県福色に変じてコルク状となり、 こぶ組織は腐敗して崩壊しやすく

-7-

(14)

Fig. 1. Symptoms of the root tumor of melon.

A. Wilting of aerial parts of diseased plant (cultivar:加1USU). B. Root tumors appeared on the ground (cultivar:Amusu) .

C,D. Tumors formed on the roots of diseased plants; cultivar:Amusu (C) and Kenkyaku (D).

E,F. Rotted tissues of root tumors of diseased plant; cultivar:Amusu (E) and Kenkyaku (F) .

(15)

なる(Fig. l-E,F) 0 1�終(1<)に 、 )f� hx.されたこぶの大きさはI['f fモ約1 � 1 5 mmの犯Urlの大小係々であるが、 jIÍ�状が進h�するとこぶが似仰に.ìili tfi状に形 成され、 さらには、 それらのこぶが数例ずつ制介して典型的な大引のがん しゅ店状となる場介も多い。 メド病のこぶは栄組織をげす典明lìりなlt\j I t:_ ��J的

症状をぷし、 似に側J七した状態で形成が進む。 とくに、 分校似に形成され るこぶは肥大が進むにつれてこの症状がゆJ (催に別れ、 これが ノドがiの以も�fî

�:な特徴である。

第3 t�j 考 察

メロンがんしゅ病は 1 982年に初めて発生が舵認されたが、 本病のように メロンの似郎にこぶを)f� hえする病;11は、 脱却!のメロンの病'占のなかでは組 こぶ線虫病のみが該 刀し、 初jめは本総:J1寄生による被吉と考えられていた。

しかし、 JJL場での|切除試験のがì*、 殺未�山斉IJの先J)民が認められない ことか ら、 !日(伝l不明のがj苫として問題化してきた。 その後、 4:病は症状から似頭 がんしゅ病類似の病;主ではないかと考えていたが、 !司病原細菌ならびにそ れらと近縁の系IU出jの検IUはできなかった。

メロンのがんしゅ病と似こぶ総W �IÅíによって)f� hえされるこぶをF i g. 2に ノJ\し、 Id,) {í- を比iほした。 このように、 がんしゅ州の被出似のこよは-- tJ.ネ コブセンチユウの被告:によく似ている。 しかし、 /l1,j者をよく飢策すると、

がんしゆがiによって形成されるこぶは般に付着したように形成され、 総出 出入jのように桜を'11心としたがj 錘形のこぶの形成や似が膨大したような形状

はVさず、 また、 その表的1は滑らかな地辺を示さず、 さらに、 こぶの形成 部位も似の分|岐部にとくに多いことなどから、 両者の[2{ JjIJが行えるものと JUわれる。 これまでに別地|削場で発生を舵認したメロンについてみると、

111111舶による発病状況や病徴の相迫などの詐系111は11]1らかではないが、 とくに、

台木として用いられている ‘健脚メロン ' で発生が多くみられるようであ

門叶υ

(16)

Fig. 2. Comparison of tumors formed on the roots diseased by the root tumor (A) and the root-knot nematode (B).

り、 この場合、 ζ アムスメロン ' などに比べると根部全体に広範囲にこぶ の形成が認められる。 このことから、 メロンの品種聞における発病の様子 についてはさらに調査 ・ 検討が必要である。 また、 メロンの他、 キュウリ での発生を確認した2圃場のうち、 熊本市ではメロンの後作のキュウリ栽 培圃場であり、 鹿児島市ではキュウリの連作圃場であった。 また、 これら のキュウリでの発生土壌において ‘健脚メロン ' を栽培した結果、 他の発 生土壌での栽培メロンと同様の症状を認めている。

本病の発生地の分布は、 1986年までの調査では九州地域のメロン産地に 限られていたが、 1987年以降は高知県や神奈川県など九州地域以外の産地 において新たな発生の報告がなされ、 とくに、 神奈川県では1990年7月に メロンがしおれ症状を呈した21圃場のうち3圃場で本病が原因になってい た58 ) 。 また、 本病が新しい病害であるために現場において十分に認識さ

れておらず、 病徴が根こぶ線虫病と極めて類似している点などから、 現場 では線虫病として診断され処理されてきた可能性も考えられる。 九州地域

-1 0-

(17)

でも発凡1I,'fほどの発州 地域のJムーがりはないが、 JJ� {I:でもそれぞれのメロン 住地において欣免(J<Jに発11:. してお り、 新しい発11:. !J1lI場も舵I認されている。

さらに、 熊本以においては、 1 993 :ÏI:に新たな内木i,f, lillである ζ パートナー メロン ' での発11:も認められているように、 メロンの法的(,,', f,fiの変選もみ;

州のグC IJ:の拡がりに関与しているようである。 しかし、 制l刈以と佐賀県に おける発生は未だ認められていない。 その瑚山としては、 多くのよ支出品極 の分化によって、 メロンぷJ庁が地Í.uJGにより多倍多岐のよ支Iff体系をとってい ることや、 J:土産条件などのよ支I円以瓜の,&Wによることも4考 えられる。

したがって、 別!時点での全IEI的な本州の先生状泌をlリjらかにすることは 谷幼ではないが、 今後、 4: j�Jの発生に ついての認識を1. 分に泣透させ、 さ らに詳系111なl捌任により発"1実態を氾�}tAすることはI豆長な謀足立である。

es--A 噌lA

(18)

第3 !� 病JJ;i f本の究lリ!と病名

メドロでは発生[11J] JJ/Jのi'J染J�壌および被�I� Ni物における本jlÎ�状の伝染性を 試験し、 '1:-物性の病凶による病告であることを佐認した。 さらに、 その被

',lf 11出物組織から出iの分離を行い、 分離出iのメロンへの民し後極による政状

のFJ JJL 試験をすることによって病似体を判定した。 また、 分離が1 fJji的の耐 熱性試験を行い催州市1i *ì誌の汁液を熱処耳目した'1.1 [1/の結果9じ) と比較すると ともに、 分自在的のIJ7地1-. でのJI三状在日終により州JJS( I半iの�j1 )JIJを検討したあli 民、

メロ ンの新病;!?であることがわいり]し、 �IÀJ才1のJ起案を行った。

第1 trrî 伝染性の碓'認

材料および万法

1 . 発生凶J�の汚染[ �岐による伝染性試験

1985年2刈、 熊本r!ï rl r島H汀において ‘ アムスメロン ' に 「絹腿症」 の発

生をr<<rf 11:起した。 その現地11m場から土岐を係取し、 �IÀl徴の再現試験を行った。

このL峻を ;分し、 オートクレ ーブ処地1 ( 1 2 1 oC, 2 0分)した殺的j t�境区と

1!\�殺ぽi I�峨区に分け、 11'_i ff 1 5 c mのぷ焼鉢に;IVめた。 この鉢に5 %アンチホ ルミン械で3分IlIJぷ1m 1史的ー した ‘蝕j出lメロン ' の組子を1 $.本当りi粒幡随 し、 ガラス出室内で50 r 1 IlIJ.統計した後、 [IJJ抗状の先生を調べた。 制査はメ ロン似日I�をノk洗し、 こぶ形成のイj 1fl�ならびに形成こぶ数を制べた。 試験は

1 [丘4鉢供試し、 fJt試l� J.1lはベルマン法4 1 ) により総出生息の有無を碓・ 誌、

したイ也、 ダ� �ιこぶからのネコブセンチユウの険fU 4 1 ) を行った。

つ臼4-'a-a

(19)

2 . 被" ,�似組織の汁械による伝染'f'L試験

1982年3 ) J、 熊本りI� J;R J宍HlS îlÎl Ulfの 「州J1ln }I',= J の発'1:が舵I認、されたulìl場よ り係以したi'J染1-. 泌を)1/い、 , illi J同!メロン ' を前試験とfrïJ伎なJj �t.でj支出 した。 発政した被',';, .t以のこぶ組織を5 %アンチホルミン液で3分rHJぷr(IÎ:役 附した殺が1 :処.RjJ医と、 滅的水により水洗のみを行 ったおt�処理区に分け、 そ れぞれのこぶ組織に1 0俗世(

v /

W)の滅的ノkを加え、 白雪作 ・ 搾汁した液を 践的出!とした。 予め殺出jパーミキュライトで栽附したみ;栄1"'-' 2枚j反I.m WJ の ‘仏l!J出lメロン ' の前を1[?( 3 4:として供試し、 後極は270C, 1 6 lI�f rm r場光

� rfu{以内で後極泌( �彼に浸出することにより行 った。 後陣後、 九州東海大学 農学部付j瓜農場内の�II J�峻(児ボクt )を素焼鉢( Ii主任1 5 c m)に入れてオ ートクレ ーブで殺的し、 この1鉢 、liりに後続メロンを1本移他してガラス j日'-tいjでよ支tr'iした。 移Æ[lli 50 f 1後にlì�記1と[rîJ,慌に発杭状況を調査した。 ま た、 発症した形成こぶに ついてはネコブセンチュウの検出� 1 ) を行った。

結 果

別地発'!:_闘場の汚染仁岐による伝染性試験の系I� -*をTable 2 に、 被害綬 組織の仰r1. r伎による伝染性の試験結果はTab l e 3にそれぞれ示した。

Table 2. Reproduction of the root tumors on melon by culture in the soil collected from natural infested field

Treatment of No. of plants No. of plants infested soil testeda) formed root tumor

No. of root tumors / plant ハU

A斗A A斗A

Aせ

、、‘,,,n .、,A

m山 ρu ,パU nU V 円〆臼 QU 1月u 'fA ρu V?し0 ρし' 2U 4し

1i1iu

pu q/u

aU

G --

ふiuJ11+lν

Hu nu AA M門

。 26.8 a) Cultivar of tested melon was Kenkyaku.

門司U4・・EA

(20)

係以した汚染1-:泌をオートクレ ーブ処月後メロンを杭惜した役ぽJ t J.島民 では、 播極した4本のメロンにこぶの形成はまったくlitめられなかった。

しかし、 1H� �支出j I�域[:>{ではすべてのメロンに抗状のrlJ HLがdめられ、 それ らのl本、可りの 、|乙均形成こぶ数は26.811ltlであった。

被告 般のこぶ�M織によるみ;症の伝染性は、 ア ンチホルミン液でぶ1m殺的 処理したこぶ組織の搾汁液にもtiti 後極したメロンでは3本I!' 1 4:に発症が みられ、 その形成こぶ数も4 {1Mと非常に少なかった。 ー)j、 水洗のみの1!\�

処.EU [)(では後極した3本のメロンのすべてに症状の再射が認、められ、 その 平均形成こぶ数は3 8 . 7例であり、 殺菌処理区に比べ約1 0倍l止の数のこぶを j杉j点した。

Table 3. Reproduction of the root tumor on melon by artificial inoculation with the inocula isolated from naturally formed root tumor

Treatment of tissues of No. of plants No. of plants No. of root root tumor for inoculum inoculateda> formed root tumor tumors / plant

Surface-sterilization with 5おantiformin

Washing with sterilized water

a) See Table 2.

3

3

4.0

3 38.7

以仁のように、 本症は発坐土岐ならびに被害般のこぶ組織によって容易 に伝染することが|り!らかとなり、 その伝染性はオートクレ ーブ処理で完全 に 阻害され、 また、 5 %アンチホルミン液の3分間処理によってもかなり

間百された。 したがって、 本症は生物性の病因による伝染性病害であるこ とが確認された。

なお、 形成されたこぶの形態は現地発生凶場のものと類似しており、 ネ コブセンチュウの寄生は認められなかった。

-14-

(21)

ヨ}2 wî 病)J;( I持の分自(Êとかj徴のjlj JJ�

材料および)j法

)i!,験一1 : 1982年の初発生確認以米1985ir::まで、 九州斜地のi見地um場で 臼然発生して形成された似こぶ、 および汚染土域を奴取した。 前述の刀法 により ‘催問iメロン ' に桜栂し形成された級こぶから、 'l;� i.去I Ùいにしたが って|話! の分 離を行い、 さらに 、 i'j染I� J�から[111接希釈 、!乙似法Ò 2 ) により出j の分離を行 た。 それぞれの分離は25 '" 2 8 ocで実施した。

分雌lì-'í 1也として、 ォ{ jJ 天 I白地, シ ヨ納加Jfiジャ ガイモJF(汁寒天J白地I 2 8 ) (以ドPS A 1白地とIi併記する) , ジャ ガイモ!日汁 、I�介J& �尽天Iff地I ..> 8 I (以 下PS S A 1,'�i地と11併記する) , ブイヨン:寒天明地1281, アルブミン:忠夫前

地1 S 3 ), JL般}Jll m P S A .tt'f 1也(P S A lr't地1,000 ml, 25%乳 酸5 m 1) , ブ

イヨン加FlJPSSA 借地( P S S A 用地1,000 ml, f失jエキス5 g ) , メロ ン似汁JJII )-lJ P S S A l(t地(P S S A .t(t地1,000 ml'l r に健脚メロンの桜を桜

歪の10 {�1 11の終的ノkで供作 ・ 搾rlーした液500 mlを合 む ) , メロン桜汁2まノミ I白地( 仏1! j出lメロンの似を組主の10俗世のぷ 留ノkで隣昨 . i窄汁した液1,000

m 1 , 本ぷ15g ) , シ ヨ特有加mメロン似n本天沼地(メロン桜汁寒天山地 1,000 ml, シ ヨ納20g ) 上域、泣IIJ r.抜本メ三倍地B3) , 似粒和H [岩HJYMA1白 地1511 似以がんしゅ術的の選択分自任問地であるNew and KerrのIR地97 )

およびKado and HeskettのD 1 M 府地<1 l) ) の合計1 4極類の泊地を使川したo I庁長後1[\ JJ�して きたニーを分 離 平 版 的地より 釣 的し、 これらの幽株は P S S A 1,''i 1也卜ーに移して保存し、 すべてメロンへの以し援組試験を行い 、

約JJ�(刊のイj 1!!�を検定した。

民し後利試験には ‘健j出lメロン ' を川い、 穂子は5 %アンチホルミン液 で3分!日lぷ而殺的後帰結し、 イメ栄�1"'2枚j良開HtJに供試したo J支出川上境 は前述のり大学内の到U t泌をオートクレ ーブ殺的後川いた。 接樋 は j控j主J友 向、 もt r.a接極および以:むl! íH J友槌で行った。 d/l ? 主 J友極 は、 ri r }巳試験科(出径

戸hu-E'aA

(22)

18 x ,':,'jさ180mm )にP S S A tr''ï地10 m 1を人れた斜I(rj 的地上で、 280C, 3 [J

1111 lì"i .j_!iしたlネi体を20mlの滅的ノkに懸制して桜川訪日とし、 メロ ンの林ノじへl

株 、liり20mlをirlÆ ? t後}iij)l.l j�境と出羽lすることにより1rった。 ち土む�! +友将は、

1: ,ltJの斜I(IÎ t庁長のl半l体を10mlの殺的ノkに懸泌し、 これに 予めよえl,\'tしたメロ ンI'/i (本来1 2枚以lJþJ)のtU ßI�を24f1寺川家出(約250C )下でもtIfiした後、

同び殺l泊1:岐に移tll�することによりi Jこ った。 泣出針後極は、 浸ttiと1,ïl I!々に 地|傑(r,I�の七似の23 mi IWをt1J� {、J- tl- で京1)し的の{公人をíiEし、 その後は泣7/1 1� �直とII,J 1.ぷに行った。

J友利 試験には1 Il'lに ついて、 1 I足i株 、liり3本以上のメロンを供試した。

メロンはすべてガラス出宅内でぷIffし、 発刈;剥1tはJ長極30�4011後にノk洗 しながらメロンを政き取り、 こぶ形成のイi無ならびにその大きさ別のこぶ

数を調べた。 なお、 滅的氷のみを処思した対照l豆を設けた。

災験- II : 1 9 8 4 ,q:.:に熊本県下益城1t1� ",火IItJの t コサ ックメロン , (台本

品紐: 促j凶I)で発生を依認したl出場からt岐を段以した。 これを111 熊本県 民業試験以内のガラス7hJ室内に移して汚染!�墳として試験にmいた。 1986 年5 ) J '位凶lメロン ' を幡極し、 約301-1後生じた恨こぶを病原体の分雌に 供試した。

分離は、 形成されたこぶを水道水で卜分に洗浄後滅的ノkで再度洗い、 4長 而殺I�iをしないまま謄附して、 その搾汁I伎を希釈後平板IR地上に塗抹する )j法で行った。 分離川IJ7地にはP S A lr''ï 1位、 P S S A.t白地、 ブイヨン寒天 明地を川い、 25 oC , 3 r 1 1m 1庁長後fl\ JJ�したコロニーを釣幽した。

分航したl油株は実験- 1と同伎にI庁長後メロンに准注主主極を行い、 発症 状泌を品lベた。

*'験- III : 夫験一IIにおいて発蛇のfl}別を認めた分離的B一7的株(後

述)について、 ] 986年7 )-Jから9 Jlにメロンに対する僚組試験を行い、 そ の病問引を椛認、した。 すなわち、 分雌的B-7的株とこれからさらに単コ ロニ一分雌によって得られたB -7-2, B-7- 4, B-7-8の3的

株を後樋試験に供試した。 試験は、 300 ml枠三戸jフラスコr!'の150 mlの半

-16-

(23)

{1Jぷジャ ガイモ!日汁液体I白地(以ドp S S B 1庁j也土出品記する)で250C, 7 2 11,'j [111 �えとうI庁長した約1010 c o 1 o n y f o r m i n g u n i t s (c f u) /101の肖浪)史的 液をJ主同狐として、 実験一Iと|パ!被に ‘(建問|メロン ' に准日岐陥ともt 出版 極を行い、 約1か月後に発症状訓を制任した。 なお、 泌注依極試験は7 [J

r �日附で2 I!:!l実施した。

また、 B -7的株による発症再現試験で形成されたこぶから再分離した R 1 -B -7菌株とこの発症jl} J}�こぶ組織の謄昨 ・ 搾汁液とによる濯?t f.友

極試験、 ならびにR 1 - B - 7的株の浸漬後種試験、 およびB - 7菌株に よる先山14j別t壌でのメロン栽培による再度の発症試験を同伎に行った。

なお、 科発症試験において対照区として、 p S S B 培地のみの後極[丘、 な らびにオートクレ ーブ処埋上域での栽地区を設けた。

川水

1982年から198 6年にわたって分離した的株とそれらの菌株による症状丙 現試験の系"1*を T a b l e 4に示した。 1 9 82'"'-' 1 9 85年の間 (実験- 1 ) 、 形成 こぶ組織より尚い割合で出現してきた総数 7 2 6菌株を分離した。 分離菌株

Table 4. Nwnbers of microbia1 organisms iso1ated from the tumor tissues of p1ants or natura11y infested soi1s from 1982 to 1986 and their pathogenicities against melon

Year No. of microbes i solated

No. of inocu1ated

microbes� ) No. of microbes inducing root turnor formation

1982

↓ 1985

726 726 。

1986 23 23

a) Each organism was inocu1ated to me10n (cultivar:Kenkyaku) by pouring inocu1ation method.

円If-EEA

(24)

は ‘健脚メロン ' へ接種したが、 いずれの接種方法でも分離菌株中にメロ ンへの病原性を有する菌株はみられず、 すべてが無発症で症状の再現が認 められなかった。 しかし、 1986年に(実験- II )分離した23菌株中の1菌 株にメロンへの病原性が認められた。 この1菌株(B - 7 )をメロンに戻 し接種したところ、 根部にF i g. 3に示したようなこぶを形成した。 すなわ

Fig. 3. Root tumors on the roots of melon (cultivar:Kenkyaku) inoculated with the microbe B-7 isolated from root tumor of melon.

-18-

(25)

ロンにのみ 7必j株を後柏した4本のメ

に /J\したように、 B T a b l e 5

ち、

IJ} JJLされた症

Reproduction of the root tumor on melon by back inoculation with microorganisms isolated from Tyuo, Shimomasiki, Kumamoto in 1986

トー から1 0 rn m 以 こぶの大きさは2 m m以

なお、

1 t朱吋りが] 1 7例のこぶをJf� f;_えした。

n j然発病とIliJ係のjlt�状が認められ、

のものまであり、

Table 5.

No. of root tumors / plant

Size of tumor (mm)

2-5 5-10

No. of plants formed root tumorb) Code

of microbesd)

10く

nHU ハUnununununununununUハUハUハununuハUハUハUハUハUnUハUnunU

戸hdハUnUハUハununUハUnvハUnUハUハunununununununUハunuquハunU

nHU ハUnUハununununununununununununununununununUλせnunU

く2

ハU• ハununUハUハUnununUハUnunUハUハUハUnunununUハUハununHUハUnU

ququququqdqdquqdnJつdqdquququnJnJquququququAAquA孟ff/,JfIIIJffffJfff,J',If,I/IIJJF///JJ/J,III-,IJ,fJJJI,,JJf/,IJ,JJ,ffJJ/ ハununUハununvnununununUハUハUnununUハUnUハUnunUA斗AnunU

P-1 P-2 P-3 P-4 P-6 P-7 P-8 P-9 S-1 S-2 S-3 S-4 S-5 S-6 S-7 S-8 S-9 B-1 B-2 B-3 B-4 B-7 B-8 Control

a) Capital letters of codes show media for isolation of the microbes;

potato sucrose agar(P), potato semi-synthetic agar (S) and bouillon agar (B).

b) Number of plants forming root tumor / number of inoculated plants.

Cultivar of inoculated melon was Kenkyaku.

円可υ1aA

(26)

7的株とIlíJ係の

i1< ,HlしたB -

り|泊のIJ�分離を行ったれli J及、

状の形成こぶよ

とした。

B 7

I これを11j分雌l法|株R 性状を ノJ\すIÆ-I株が何られたので、

B 2 , 7 ロニータ〉断Ê I出i f,朱であるB - 7 Iネi t朱とその1)1コ

B さらに、

の結 * Tabl e 6 ( �た: !.段- III )

8的株を川いたJ友組試験 7

- 4 , B 7

j控� E t長極および没決後樋によるすべての試験の全段極的株で

に示した。

%発症した。

ロンは100 後極したメ

ならびに発症11} JJ�こ

ロμI

7 �i株の11}分離的株 ( R また、 B

ぶの踏{(,,: . r�汁被および発政再別汚染I�境によるtl1 J立の発4,'1�再現試験の結 ロンのすべてに同係の発症

i1< f直したメ

に ノ戸したように 、 Tabl e 7

県でも、

が認められた。

いずれの僚組ぷ験においても対照区ではこぶの形成はみられず、

Table 6. Reproduction of the root tumor on melon by inoculation with isolate B-7 and its single-colony isolaies

なお、

No. of root tumors / plant

Size of tumor (mm)

2-5 5-10

No. of plants formed root tumorb l Method of

inoculation and

isolateal 10<

0.4 0 0 0.2 0 く2

50.5 41.3 40.0 33.8

0

1.9 0.8 0.8 0.4 0 3.7

5.0 4.0 2.4 0 8/8

4/4 4/4 14 / 14 o / 12 Pouring inoculation

B-7 B-7-2 B-7-4 B-7-8 Control

1.5 2.5 O. 1 0.1 0 2.5

3.8 1.9 0.4 0 3.0

4.0 3.3 1.3 0 4.0

12.8 6.9 1.6 0 円乙FOワlワfワi

ー/IJf/JI/,I////

つむFDワ1ワ1

ハU

Dipping inoculation B-7

B-7-2 B-7-4 B-7-8 Control

a) B-7-2, B-7-4 and B-7-8 were isolated from B-7 by single-colony isolation.

b) Number of plants forming root tumor / number of inoculated plants.

Cultivar of inoculated melon was Kenkyaku.

ハHUnノ臼

(27)

Table 7. Reproduction of root tumor on melon by artificial inoculation with RI-B-7 reisolated from B-7 and by sowing in infested soil

Method of No. of plants No. of root tumors / plant

inoculation formed

and root twnor、a) Size of tumor (mm)

inoculum <2 2-5 5-10 10<

ー一一一一一一一 Pouring inoculation

RI-B-7 26.5 3.3 0.3 。

Recured root tumor 7.5 1.5 。 。

Control 0/7 。 。 。 。

Dipping inoculation

RI-B-7 6/6 76.3 4.2 0.2 。

Control 0/5 。 。 。 。

一一一一 一一 Sowing inoculation

Infested soil 2/2 109.5 10.0 2.5 。

Control(autoclaved) 0/2 。 。 。 。

a) Number of plants forming root tumor / number of inoculated plants.

Cultivar of inoculated melon was Kenkyaku.

後種区で形成されたこぶの組織にはネコブセンチュウの存花は認められな かった。

以上のことから、 分離的B - 7的ー株を 「メロン癌腫症」 の病原的と特定 した。

第3 îTJi 分離州Jhl的株のl耐熱性

材料およびJj法

ub試的株として、 !日目↑jにおいて本抗の病以|岩と特定した分離的B - 7伝j 株のtjíコロニ一分離的であるB - 7 - 2およびB - 7 - 4菌株を用いた。

280C) 3日間P S S A!白地で斜面培養した的体の懸濁液 O.1 m 1を試験管1I

-EA つム

(28)

の1 m 1の滅的ノkにJJIlえ、 各幽I伎を準備した。 そのH、?のUi r伎の浪肢はがJ 1 0

c f

u/

m 1 とした。 それぞれの的液は3 5 "-' 6 5 ocを5 oc 11\11加に訓位した各7hJ J克 ドで 10分11\1振とう処よ!日し、 その後、 山ちに希釈 、IL似法により処 .fIM液rI'のUi 数( c f

u

)をp S S A 1,\'t 地I�で計測した。 なお、 夕、J- JKi (無処.fIhl)[ぎはitA JJË 処JlHを行わなかった。

結 *

?fiA J�処.fIUと本的の生 存との関 係をT a ble 8 にぶした。 本的は450C, 1 0分 間処ßIlまでは対照のj!t�処即|ざと|口]程度の生存出j数を ノjミし、 的の�t育活性の 若しい低下は認められなかった。 しかし、 5 0 "-' 5 5 oC, 1 0分間処埋後では対 照(無処即) [孟の 1 ,000 分のlから 1 0,000分のlの生存菌数となり急激に 減少し、 さらに、 600Cの処却後では生存する的(c f u ) は検出されなかっ た。 このように、 本的は600C, 1 0分間のilut皮処理により死滅することが明 らかとな った。

Table 8. Effect of heat treatment on causal microbe (B-7) isolated from root tumor of melon

Temperature (t)a)

Single-colony isolate of B-7

B-7-2 B-7-4

35 1. 1 X 105 b) 2.6 x 105

40 9.6 x 104 2.0 x 10s

45 9.7x 104 9.4 x 104

50 2.5 X 102 7. 1 x 102

55 2.9 x 102 4.0 x 10

60 。 。

65 。 。

Control 1. 1 x 10ら 1. 3 x 10s

a) Treated for 10 minutes.

b) Number of colony forming units / ml of treated suspensions.

円〆臼円fM

(29)

m 4 t�j 分雌病以的株のグラム染色t'[:と形状ならびに先! )J11

M恥|および)i �1�

供試伝j株として、 本店の病原菌と特定した分離幽B - 7菌株とその単コ ロニ一分離的であるB - 7 - 2およびB - 7 - 4菌株を用いた。

1 . グラム染色

p S S A 1白地で280C, 4811与問I日後後の的体を川い、 ;常法22 ) によりグラ

ム染色を行い、 その染色性を飢策した。

2 . )形状WG策

P S S A 培地で280C, 3日間斜!国抗議した菌体の懸泌液をP S S A 1汗地

とアルブミン寒天地地の平板上にï11塗抹後、 280Cで1 4日間地養して現れて くるコロニーの形状を随H寺肉眼で観察した。 さらに、 同様の菌体懸溺液を

P S S B 1白地に後樋し、 280C, 3円間娠とう指養して出現してくるコロニ

ーの形状の観察を行った。 また、 素寒天的地およびP S S A 沼地Lで同伎 に28 oC, 1 4 [1 l/jj平似店長して現れてくるコロニ ーを直後光学顕微鋭で鋭策

するとともに、 そのコロニーを係取し、 常法1 \ 6 )にしたがって試料を作製 して、 走査型i電子顕微鏡( S -500A : 日立製作所)により分離菌の観終を

行った。

結 L長

供試した3菌株はいずれもグラム染色性および形状において同僚の結果 を得た。

分自在病JJ�的株はグラム染色の結果、 紫色に染まりグラム陽性的であった。

問地上での生育の形状をFi g. 4に、 コロニーの以微鋭鋭終結果をF i g. 5

とF i g. 6に、 それぞれ/Jミした。

本的はP S S A 1白地で良好な生育を示し、 280C, 4 5円の出養初期の

円〈u円/U

(30)

Fig. 4. Colonies of the causal microbe grown on the potato semi-synthetic agar medium (A. incubated for 5 days, B. incubated for 14 days),

on the albumin agar medium incubated for 14 days (C) by plate culture and in the potato semi-synthetic broth medium with shaking for 3 days (D) at 28 t.

-24-

(31)

平板培地上では細菌状の円形の盛り上がった固い コロニーで、 クリーム色

~黄褐色を呈し、 表面は光沢はなく組面であった(Fig. 4-A)。 また、 コ ロニーの周縁は全縁(en tire)で、 コロニ一周辺部の培地はやや陥入して

いた。 出現したコ ロニーは1 "-' 3本の卵割溝状のくぼみを有するものも多 く、 さらに、 培養日数が経過するとコロニーは茶褐色を呈してしわ状とな り、 表面に白色綿毛状の気菌糸を生じた(Fig. 4-B)。 アルブミン寒天培 地上でも良好な生育を示し、 円形、 白色~緑白色の平坦な糸状菌状のコロ ニーを形成した。 また、 そのコロニーの周縁はやや乱糸状(f i l a m e nto u s ) を呈し、 表面には白色~灰白色の粉状の気菌糸を生じた(Fig. 4-C) 0 P

S S B培地中で振とう培養すると、 本菌は乳白色~黄褐色の表面がとげ状

を呈した小球の菌糸塊を多量に形成した(Fig. 4-D)

Fig. 5. Formation of spore chain of the causal microbe grown on the water agar medium incubated at 28 t for 14 days.

A. Observed under the optical microscope.

B. Observed under the scanning electoron microscope.

Bars represent 10μm (A) and 1μm (B).

Fhu

円ノ臼

(32)

素寒天培地上で形成されたコ ロニーを光学顕微鏡で観察した結果、 本菌 はコ ロニ-表面の気菌糸中にらせん状を呈する胞子鎖を形成することが認

められ(Fig. 5-A)、 その走査型電子顕微鏡観察の結果からも胞子鎖であ ることが確認された(Fig. 5-B)。

Fig. 6. Scanning electron micrographs of the growing m ycelia at the edge of colony (A) and m ycelial strand-like ( coremium-like) structure formed on the surface of colony (B) of the causal microbe on the potato semi-syn thetic agar medium incubated at 28 t for 14 days.

Bars represent 5μm (A) and 10 μm (B).

一方、 p S S A培地上に 形成された細菌状のコ ロニーを走査型電子顕微

鏡で観察した結果、 本コ ロニーは細い菌糸状の菌体から構成されており、

その菌糸の幅は0.4'"'"' 0 . 9μmであった(Fig. 6-A)。 また、 コ ロニーの表面 にはしばしば菌糸を束ねた状態を呈する分生子柄束( c o r e m i u m)状の構造

物の形成も認められた(Fig. 6 -B)。

以上の結果から、 本分離病原菌は放線菌目(A c t i n o myc e t ale â)に属する ことが明らかとなった。

-26-

(33)

加5 t�j 巧 き�

メロンの州;17において本店のような似郎にこぶを形成するものとしては、

まず、 自己loidQgyne �renaria (アレナリアネコブセンチユウ) , M. hQpla (キタネコブセンチユウ) , �. incQgnit旦(サツマイモネコブセンチユウ) による似こぶ線山病が挙げられる。 しかし、 本症は殺線山刑の施m (J}J栄が ないこと、 および、 発'1:.士境ならびにそのこぶ組織には線虫の存在は認め

られないことか ら、 *� 01 �IÀIとは別な州;i?とJ住察された。 このことは、 すで

に111熊本県出来試験場や山崎県総介民業ぷ験場の試験結以b 1] 匂3 9 1] ) にお

いて、 クロルピクリン剤の防|徐効民はliZめられるが、 E D B ( ethylene dibromide )剤のような殺総山斤IJのがj以がi認められなかったこと、 また、

ネコブセンチユウの険診法として川いられる指株他物のホウセンカに発生 汚染!こ境でまったくこぶの形成を認めていないことなとからも、 センチユ

ウによる店状ではないことが明らかであった。

これらのことから伝染性試験を行った結決、 み: �å:�は発生�t境と被/fこぶ 組織により'代易に伝染することが認められ、 その伝染性はオートクレーブ 処思で完全に問主され、 さらに、 こぶ組織の5 %アンチホル ミン液 による 3分間処思ではその伝染ノJが低下する似IrlJが佐認、された。 この結栄は111山 の試験結-* 96) と同伎であった。 一方、 q1!lJ9ô) はこの病原体の大きさを

知るI J I刊でこぶ組織の搾汁液を孔伐の見なるミリポアフィルターで減過し、

その減液を殺的土境にJJIIえてメロンをよ支店し、 その伝染性の有力!�を険討し たがi民、 3μm以上のフィルター減液ではこぶの形成が11]現 できたが、 1 .2

川以ドの減械ではこぶは形成されなかったとしている。 また、 |司慌の試験 カ� '� r 崎 県 総 介 民 業 試 験場で行 われたれlj 民、 lμm以下 の 泌液ではこぶの形成 が悩端に減少したことも矧竹されている91) ) 。 したがって、 これらのこと より本病原は生物性の病原体であり、 被;11こぶ組織の表面に比較的多く存

在するものと考えられ、 その大きさはがo 1μmのものと推定された。

そこで病原的の分離を試みたところ、 1982年の初先生から1985年までに

ワfb円/M

(34)

分雌した 726出i株による�I'I�状のfJJ JJLは認‘められなかった。 このことは、 分 離の|擦にみ;症のような政状を主する州JJ�{ I送!として与えられる似凶がんしゅ 病的を必定し、 これを11.1 心に近似のがiを傑'糸' していたためであ ったと巧ー え られた。 したがって、 1986年にはとくに分離11与の釣幽する|療の凡Ir1しを行 った高山県、 発症被;主似のこぶ組織から分離したB - 7的株の反し接種試験

において!'r然発病と川伎のこぶの形成が認められた。 さらに、 B - 7出j株 からの1ltコ ロニ一分離的株、 t1J JJLこぶからのtl}分雌以i株、 �}現汚染t浪お よび0J別こぶの組織による伝染性試験など、 分離出i B - 7的株より何られ た各出iを川いメロンに対して行ったすべての後樋ぷ験の車内巣、 常にみ;症状 の�j現がI1J能となり、 B - 7的株を 「メロン癌服店」 の病原体と特定する ことができた。

さらに、 本的株の1M熱性を試験したところ、 rlT山が発症こぶの搾汁液を 加熱処血して伝染性を剥べた結果96 ) と一致した。 また、 分離菌株は、 グ

ラム染色Jド1:と形状飢終の特徴から放線|単iであることがゆjらかとなったが、

このような症状を足する脱線菌病は極めて少ないものと出われる。 -Ji、

ノド�rl�の�IÀ) )J;t体が脱線的ー であったことは、 その大きさからみた場合、 フ ィル

タ一泊過性の報告9 4 9 b Iからも納得できる結果であると与えられる。

なお、 その後、 その他の発症地の被宙似より分自在した脱線的に ついて、

メロンに対する本店の病原性を確認、し、 B - 7的株と同僚のメロン州!万(性 放線的であることがゆjらかとなった(後述)。

:4: �.J�の!日(色j 究明過程において病原菌の分断[が困難であった理由としては、

本病原体が比較的こぶのぷ而に多く生息しており、 |寸11与に、 それらのこぶ

長IÓÎあるいはt峻111には他の多種の|油(とくに利I iÆÎ )が多く生存し、 それ らに比べ本的の密j交がかなり低く、 さらには分離H与の両者の生育速度の若 しい五wによるものと考えられる。 土地111での州}J目的情j交が低いことは、

三浦9 1 ) が被害似のj書作粗汁液の伝染希釈限度は10 -7であったことを報告

していることからも何える。 したがって、 本病においても病原政線的の舷 実な分離刀法の佐立が早急に望まれる。

-28-

(35)

w物の部',',,'の - ("!�にこぶを形成する灼)J;�としては、 わが[Iyでは先に述べ

た符Mネコブセンチュウ) Plas!flodiophora brassicae (アブラナ科tu'!物の 似こぶ病lまi)) P. mori (クワfl�こぶ�,ÀJ ,足i) ) Agrobacterium tumefaci-

�n� (各,f'll tu'i物の似以がんしゅ病的)) Pseudomonas syringa� pv. myri- E亘e (ヤマモモこぶ病的)) e・ 坦�liae(センダンこぶ病的)) Erwinia k旦rQicola pv. milletiae ( フジこぶ病的)) E. herbi_ç_旦]呈 pv. gy.Q-

sOQhilae (桁似カスミソウこぶ病的)などが存紅する。 その'1'でもとくに、

野菜知の似郎に生じるこぶの病原としてはネコブセンチユウ) e. bréi�si­

ca�) A. tumefQçiens があげられる。 メロ ンの似こぶ紋山州は!よく分布し、

また、 似以がんしゆがj的ーはこれまでにメロ ンでの1'1然発病はないが、 De

Cleere and DeLey1G) によると、 人[.後陣によりメロンを合めた643極の 植物に対してこぶを形成するとしている。 - )了、 他物の地ド郎に本店類似 のがんしゅ症状を日するこぶを形成するものとしては、 永!Hヨら) により紹 介されているような内生的の一種のs_y !}_ç_h y t r i 1!!!) e n_Q_Q_Q_i Qjj c u mによって起 こるジャ ガイモがんしゅ病があるが、 これはíJ本での発主は報告されてい ない匂U O また、 j丘イドでは桑If! ・ 後JJ長bれ により凶作されているニンジン こぶ病があり、 この病原菌は新j再, 新樋の低栄養細菌2 Ll ) で、 植物の地下

部に的判長を塗布する後限法では、 -u f話の場介のみにメロンに対してこぶの 形成が凡られたとされている7ø ) 。 さらに、 静附県や下三点以において発生 した �. I h i Q_g e旦旦� biovarlによるメロン毛桜病の催病似でもこぶが形 成されるとしている8'( . 1 2 2 ) が、 本店では形成こぶからの毛状桜の発生は

まったく認められない。 このように、 本肢は脱線的ーによる病害であり、 病 徴や分断的株のI�/I:状などからもこれらの州;11とは|切らかに見なっている 。

脱線的による作物の病;与の樋類は、 他の病原体によるがj吉と比較すると 極めて少なく、 20,f長類にも�,:�1たない17.18 27 43 13S)。 わが国で病原が明 らかになっているものはジャガイモそうか州(Strept_Q_!!lyç�s â_主主_Qj�s) s.

主旦L止lli♀主þi�s)) ジャガイモ象皮病(�. vf,工lJd.♀旦宅us ) ) テンサイそうか 病( �・ ê_cabi��, S. tum日_li,

-29-

s p. ) ) イネ土央必変米(s .

(36)

flavovirens) , ヤマイモそうかが.Í (S. scabies ) , ダイコンそうかがj (�treptomyce� sp.) , ニンジンそうかjl'l� (�treptomyces sp.) , サツマ イモ立tlli�IÀJ (S. i_1)omoeae )なとがある1 3 '- J。 近年ではジャ ガイモ砲の'1' 1ιの発'1:が械のされ1臼リ\ そのがJ )J�( Uiについて鈴)1: ・ 1ド1 ,j -( IはStrepto­

my_ç_es 脳出iの新組であるとし、 Suzui et al 138 IはS. chel旦niumiiと命名 している(未成認)。 一Jj、 j十_t . L3úJ fll 4 ? J はダイコンそうか病の中には

4良部ぷI(!Íがコブ状になるものとそうか状になるものがあることを版行し、

阿部 ・ イi川I Jはテンサイそうか病においてコブ12の州此も形成するとして

いる。 さらに、 スウェ ーデンでは、 S. cacaoi が病以となる副主裁Iifキ斗 ウリの栄夫に1'1 い斑jJiを}f:三j点する脱線的�IÀJも発Lよされている1 8 J 。 また、

仙物に1J�焔を形成するj政似l半iとしては、 ブルーペリーこぶ病的 Nocard ia

Y_Q_ c _ç_ i n i i 1 -( ) 、 ならびに、 カバノキ科など8 f.斗2 1];�の林木に室京|出店の似

粒をj杉h比するIs a n k i h�的-( Jが矢11られているが、 これらの的によるウリ科 1111物の被;11のω械は比 、líたらない 4 '1司} 。 したがって、 これらの的と本病 以放線的との民同については、 さらに詳細な的の/I;J ft泊料においてゆjらか

となるものと考ー える。

以!このことから、 4: �li�は脱線Ui主立tjIl旦_!!l,Ycetales の - 極によりメロンの 桜計I�にこぶを形成するがj主であることがiリ!らかとなり、 これまでに記I械が ないためメロンにおける新病吉と考えられた。 よって、 病名を 「メロンが

んしゅ約 Root Tumor of Melon J と称することを提案した57 J。

-30-

(37)

第4 ,';� �ムi }J�t }.虫記長l拘ー の分l'i乍的fl: fl とそのJ9r Jw

I ì íï ";'J�において、 メロンの被"t�似から分離したj民総的によ り症状のrL} J>Lに

成功し、 み;がJが}�秘的の ー 組により似(ilSに こぶを形成する新州:ljであるこ とを|りjらかにして、 州手/lを 「メロンがんしゅ病」 と命名した。 本立では、

分離した州JJ�t脱線的についてInternational Streptomyces Project ( 1 S

p ) の)j �L 1.:' :; Jに準拠し、 形態飢終と全的体の化学分析を完封iiするととも

に、 I庁長n<J 門状と'1: .fIU . 生化学的性状のI活性質を訓べ、 これらの結以を-4Ç にその分受í1乍(I<J J肝j瓜の険討を行 った。

第1 î!li 形 態

材料および万法

1 . 供試幽株

夫!段に川いたがんしゅ病的の米歴は、 Table 9 に不した。 1986年と1987 年に 、 手'fì釈平板法によりがんしゅ病催病メロンのこぶ組織から分離した6 的株と』陥州キュウリから分離した 2 的株の合言I 8菌株を供試した。

2 . 形態飢担保

スターチ . 1!!�機凡J :JJノくlr'1 .t也( 1 S P .t�'1 1也 No. 4) 123), アルブミン本天

山地 1r, .j )および点本ぷj白地のシ ャ ーレ 、li似卜.において、 280C, 2 1 II li\J .t庁長

した的そうを光学顕微鋭ならびに走査型惜子顕微鋭によりま見終した。

λË 11: 1'1也子顕微鋭川の飢終試料は、 グルタールアルデヒド, オスミウム

酸で__:_ m lti/定し、 エタノール系列でJB�水、 I��J W点乾燥後金ぷ右を行う}j法 と、 間接的そうの一郎のコ ロニーをl立後試料向にl占|店し、 デシケーター'11 で ,'j然乾燥後金糸おを行う)j法の 2 Jj i.去により作製した1 1'( )。

‘,Ea-­ntu

(38)

Table 9. Source of the actinomycete isolates causing root tumor of melon used in the experiment for taxonomic characterization

Isolate

B-7-2 B-9-1

OTP-3-1 OTP-4-2

J(M-1-1 J(M-2-1 Cu-2-1 Cu-3-1

結 よ�

Date Source

of

Isolation Locality Host (Cultivar)

一一一

May 1986 Chuo, Shimomashiki, Kumamoto Melon (Kenkyaku) Jan. 1987 Chuo, Shimomashiki, Kumamoto Melon (Kenkyaku) Dec. 1986 Ume, Minarniamabe, Oita Melon (Arnusu) Dec. 1986 Ume, Minarniamabe, Oita Me 1 on (Arnusu) Feb. 1987 Shimofukurnoto, Kagoshima C. Melon (Kenkyaku) Feb. 1987 Shimofukurnoto, Kagoshima C. Melon (Kenkyaku)

Nov. 1986 Akitsu, Kurnamoto C. Cucurnber (Asomidori) Nov. 1986 Akitsu, Kurnamoto C. Cucumber (Asomidori)

一一一一

光学顕微鋭ならびにぷ査担電子顕微鋭による観察の結果、 供試菌株とUh 試rtf地の述いによる著しい 形態的差異は認められなかった。 したがって、

それらの結果をT a b l e 10とF i g. 7に示した。

本病原j武線菌の基生菌糸は悩0.4,,-,0.9μm (平均 0.6μm )で良く発達し、

断裂せず、 基生菌糸上には歯紘, 分生子殻, 胞子袋の形成は認められなか った。 胞子は気菌糸I11の胞子柄に分節胞子の長い辿鎖をつくる胞子鎖とし て形成され、 胞子鎖の形態はスパイラル時にオープンループあるいはフ ツ ク状を主するRe t i n a c u l u m -Ape r t u m (R A) 11 Ø)型に類別された(F i g. 7 -A )。 胞子は0.7"-'1.8x 0.6"-'0.9 川(平均1.3 xO.7川)の大きさで、 1胞

子鎖に形成される胞子は11"-'2 6個(平均1 5 . 7個)の範囲で、 胞子の表面借 造は ll�十時であった。 方、 気菌糸中にはスパイラル状の胞子鎖が発達し、

絡み合い、 凹まった状態で形成される大小不整不定形の構造物の形成が認 められた。 これらは明日ポな胞-ç-袋肢を持たず、 大きさが1.5,,-,5.5川(平均

4.5μm )あり、 とくに、 5μm前後のものが多く認められ、 形態的特徴から 疑似胞子裳4ø . 6 3 )であることが明らかとなった(F ig. 7-B)。

円〆uqu

(39)

Table 10. Morphological characteristics of the actinomycete causing root tumor of melon

Organ Character

True mycelia Branch of mycelia

Fragment of vegetative mycelia Formation of sclerotia

Formation of pycnidia Formation of sporangia Formation of pseudosporangia

+a) +

+

Spore chain Spore surface

Retinaculum-apertum (RA type) Smooth

Size of spore

11 - 26 (15. 7 ) b )

0.4 - 0.9μm (0.6μm)

0.7 - 1.8 x 0.6 - 0.9μm (1.3 x 0.7μm) 1.5 - 5.5μm (4.5μm)

Number of spores in a spore chain Size of diameter of vegetative hyphae Size of pseudosporangia

a) -:negative, + :positive.

b) Figures in the parentheses show the average values.

Fig. 7. Spore chains (SC) and pseudosporangia (PS) of the actinomycete causing root tumor of melon on the water agar medium (A) and the inorganic salts-starch agar medium (B).

Bars represent 10μm (A) and 5μm (B).

円〈untu

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