図書館への道
(中村)これまでのキャリア・ディベロップメントの流れと 内容っていうのを教えていただけますか。
(小島)はい、簡単な「年月」、「履歴」、「その他出来事」と
「自己研鑽」という事で、簡単にこう[A4 一枚裏表に]ま とめさせていただいたのですが。
(中村)すごい。
(小島)1987 年の 3 月に大学を卒業いたしまして、すぐそ の大手保険会社に。
(中村)まさにバブル期。
(小島)そうなのですね。図書館とはまったく縁もゆかりもないのですよ、実は。それで、
6 年ぐらい勤務いたしまして、1994 年の 5 月になりますが、配偶者が新潟県出身、ここの まさしく南魚沼市出身ということで、新潟県の南魚沼市に移住することになりました。私は 当時、U ターンするにあたって仕事を辞めていましたので、無職です。
(小島)それでですね、まぁ変な話。
(中村)ご自身のご出身はどこなのですか。
(小島)私は、出身っていったらあれなのですけど、実家は神奈川県の鎌倉市なのですね。
(中村)ええっ、私、大船出身よ。はは、まあいいや。
(小島)えぇっ。
(中村)はい、大船育ちです。
(小島)やだ、大船、近いですね、大船で降りるのですよ、うち。ぎゃあ、素晴らしい、じゃ あ後でまた、ごめんなさい。
(中村)まぁそれはいいとして(笑)。
(小島)それであの、車の運転があまりできなかったので、運転の練習をしていたら国際大 学に来てしまいました。で、ここに車を停めて散歩をしていたら、図書館に来てしまいまし た。で、図書館に来た時にそこに座っていたカウンターの方に、学生さんですか、みたいな ことを聞かれて、いいえ違います、という話をしたら、実はアルバイト募集していますって。
え、いいのですか、させてくださいって言って、履歴書を出したら OK ということで、そ こがはじまりです、この図書館との。だから本当に何か縁があったのかなんなのか、という ことで、図書館ではパート契約職員を経て、今は専任職員となっています。
たまたま配属となった図書館業務に魅力を感じて、まあ言えば、大学といえば図書館が私 は一番大切な場所だと思っているので、勉強の礎というか、研究を支える図書館部門こそが、
自分で言えば、私、すごく楽観的で、私の能力を活かせるって信じてっていう感じで働いて いるのですけども、働きながら図書館関連の資格と修士号を取得しましたというのが全体的
オンラインでのアメリカの図書館情報学修士号取得の経験
2016 年 9 月 20 日(火)10 時〜 12 時 国際大学松下図書・情報センターにおいて
話し手:小島勢子氏(国際大学松下図書・情報センター司書)
聞き手:中村百合子(立教大学准教授)
な話です。
資格としては、先生もご存知のように、玉川大学の通信教育にて 1999 から 2000 年の間、
1 年間で司書資格を取って、そしてその後 2001 年から 2002 年に、同じ玉川大学の通信教 育を経て、学芸員の資格を取得しましたということです。で、その間、実はですね、私、司 書の資格を取る前に大きな病気が発覚したのですね。それで、しばらくちょっとなんていう のかな、しばらく仕事ができなかったのですよ、治療で。その時にもう後 3 ヶ月遅かった らあの世行きでしたっていう感じだったのですね。でもその時に自分の人生を考えたので す。あぁもしかしてこのままでいいのかなとか、まあ今回はね、命が助かったけど、なにか、
自分のやりたいことって何だったのだろう、とかっていろいろ考えるときがあって。で、命 が助かったのだから、このままぼっとね、過ごしてしまっていいのだろうかなって考える時 がすごくあって。その時に私、図書館で仕事したじゃないですか、パートといえども。それ だって、もうちょっと真剣に、パートなのだけれども、もうちょっと勉強して、どうせ働く のだったら、自分が勉強してもっとこう利用者の人が、なんていうのかな、この人に聞いて よかったって思えたりとか、この人のところに来て面白い資料が見つかったなっていう風に 思えるような存在になりたいなって思って。じゃあまずは司書の資格からやってみようか なっていうのが、はじめの第一歩ということです。それで、司書の資格を取って契約社員に なって、正職員にはなったのですけど、体の状態も落ち着いてきて、それで実はこれ体のこ と書いていますけれども、三十もすでに中盤、後半にかかっていて、家庭の方にも願いがあっ たりして。
(中村)充実させたいなと。
(小島)はい。ただそれだけじゃなくて、もちろんその学芸員の資格とか、あとその東京で 紀伊國屋さんと慶応義塾大学の DL 講習会(デジタル・ライブラリアン講習会)。
(中村)糸賀[雅児]先生のところですね。
(小島)そうそう。そういう講習会があったので、週末に二期連続でって通った記録があっ たのですよ。私、忘れていたのですけど。
(中村)この時代だから、デジタル化していかなきゃいけないからっていうので行われた講 習会ですよね。日本の図書館専門職養成が大学院化にできなかったことを受けて。なかなか ね、日本ってやっぱり資格がどうしても文科省によって定められているのですよ、司書資格 が。資格を超えてやるっていう発想がなかなかみんなになくて、で、たぶんこれをはじめた のじゃないかなっていう。でもこれって有料でしたよね。
(小島)有料でしたね。
(中村)ご自身でこれは。
(小島)もちろんそうです、それはもちろん。
(中村)じゃ、何か見て、『情報管理』か何か雑誌で見て?
(小島)だったと思いますね。この頃はようやっとで資格を二つ取れて、もうちょっとって いう風に考えていた時期だったので、自分の働いた分を自己投資じゃないですけども、それ に回すっていう形で主人も別にね、いいよって言ってくれたので、稼いだものを全部、自分 の。
(中村)あら、すごい。先日、[シラキュース大学の]Jill(Professor Jill Hurst-Wahl)に会っ ていろいろ話を聞いた時に、私、[日本の]学生にもっとね、アメリカレベルの教育を、ラ イブラリー・サイエンスの教育を受けてもらいたいって思っているのだけど、受け入れてく れるかっていう話をしたら、大学として受け入れるのはいいけど、誰が払えるの、みたいな。
(小島)そう、それはね。
(中村)でも当時の方がまだ安いでしょう。
(小島)そう、今はもうすごく。今はどれくらいかはちょっとわからないのですけど。
(中村)2 年で 500 万とか言っていましたよ。
(小島)そうですね、それくらいはかかりますね。
(中村)え、それくらいかかったの。当時も。
(小島)かかりますよ。で、私がちょうど受けた 2007 年から 09 年って今よりももっと円 安なのですよ、1 ドル 130 円くらい、30 円から 37 円くらいの時だったので。その後、円 が高くなっててよかったのでしょうけど、まだそんな感じだったから。で、アメリカ人の 3 割増しで払わないといけないわけでしょ、だからそのくらいかかりました。
(中村)お給料全部を自分のことに使ってっていうので行けなくもないでしょうけど、やっ ぱりなかなかみんなできないですよね。
(小島)そうですね、だからシンガポールにいた同級生なんかは、やっぱりあの、できるだ け要するにたくさん、って言ったらおかしいかな。彼はなんかたくさん取りたい気もちがあっ たりしたのだけど、お金が貯まらないから今学期、受けられないとかっていう感じで言って いたのですよ。で、もうちょっと貯めてからだって、じゃないとあれだからって、4 年ぐら いかけて取ったのかな、4、5 年、やっぱり働きながらでしかも急に払えないからって言って、
彼、すごく優秀な人なのだけれども、そのお金の面で少し。
(中村)図書館勤務の人ですか。
(小島)彼はね、IT 関係ではじめたのね。でも図書館関係に切り替えたいって言って、今、
シンガポールの大学マネージャーをやっているのですよ、そこに転職したのね、これ(MLIS)
を取ってから、ステップアップしているのです、彼。彼なんかすごく優秀だったけど、その お金の面では急にはちょっと科目取れないっていうことを言っていた時期があったので、そ れはそうかもしれない、ネックになるかもしれない。
(中村)基本的にね。なるほど、それがキャリア・ディベロップメントとしては[ハードル になる]。
(小島)図書館に関してはこういうところなので、人数も少ないし、もうある意味で何でも しなくちゃいけない、掃除から、ね。いろいろなことは経験させてもらって、私も古いので。
結局、1994 年に入ってはじめ目録業務を、雑誌の目録業務入っているし、ILL、閲覧関係、
図書館業務全部、全てやって、今はレファレンス業務自体に、電子媒体の管理ですとか、導 入とか契約とか、学生アルバイトのトレーニングとか、あとシステム関係、図書館のシステ ム関係とか、Web とか、ということで何でもしなくちゃいけないっていう感じ。プラス 2014 年から管理職なので、図書館の運営全般という事でやっていますけども。
(中村)室長代理っていうのはここのメディアセンターの室長の代理っていうこと?
(小島)そうですね、室長はあの。
(中村)どこ室の代理。
(小島)ここです、国際、あ、ごめんなさい。ここの松下図書・情報センターの。
(中村)センター長代理。
(小島)代理です、そう、はい。その室長は、今はコンピューター関連の人なのですね。
(中村)この上[の階]にいらっしゃるっていう人。
(小島)で、私は室長代理という事で、このコンピューターのセクションと図書館のセクショ ンを一つとして情報センターって呼んでいるのですよ。
(中村)なるほど、なるほど。
(小島)そうなのです。
(中村)では、図書館の方のトップっていうことですよね。
(小島)トップじゃないのですけど、2 人しかいない。はい、どちらかというと年代も長いし、
せざるをえないっていう感じですね。あとみなさん、異動でいなくなっちゃっているので。
(中村)ここ(小島勢子「図書館員としての「最初の一歩」:私の場合は通信教育から」『専 門図書館』No.220, 2006, p.31-36.)にもけっこう、その話、異動させられそうになってみ たいなことを書いている。
(小島)実際には私が入った時には 9 人いたのですよね。
(中村)わわ、最初、そんなだったのだ。
(小島)で、だんだん減ってきて 4 人だったのが、4 人の時は専任 3 人で臨時が 1 人。で今 は専任 2 人で臨時が 1 人かな。
(中村)減ってきているっていうのは、IT の方に人が取られているっていうのですか。
(小島)いえ、IT の方も減っているなぁ。どちらかと言うと、募集の関係とかキャリア関係 とかそういうところですね、大学の。どうしてもリクルート関係の方に。
(中村)図書館はコアのメンバーと学生アルバイトで何とかしてくれっていう感じですね。
(小島)そういうことですね。だから図書館自体も異動の対象になっているけれども、私は たまたまそういう。
(中村)いや、でもキャリア・ディベロップメントに努力されているのが大きいのじゃない ですか。やっぱり。だってこれ MLIS をアメリカの大学院から取った人を異動させるのは、
大学としての資産としても、人的資源の配置としても間違えているよね。
(小島)いや、そうなればあれなのかなって思っているのですけど、今のところはね、そういっ た対象というかにはなってないっていうか。だからこそ、自分自身がもっと、これでいいの だって思っちゃいけない、常にやっぱり危機感を持って仕事をしないと。しかもここお金が ないところなので、お金も全然かけられないのですね。何がじゃあ大切かっていうと人なの ですよ。お金がなくて、物が買えないのだったらせめて人。人のところでこうしないとダメ なのですよね。というか、やっぱり人が大事でしょ。
(中村)アイディアとか。
(小島)そう、っていう感じですね。あとは図書館の方もね、図書費とか削れ削れって毎年 言われてて、資金も削れ削れって言われているのだけど、なんとか削らなくて、削られなく てきている。で、どうしたらいいかっていうとやっぱり使わせないと削られちゃうでしょう。
だから常にどうやって使わせるか、電子媒体の方も常にっていうことで、講習会を開いたり とか。
(中村)データベースとか。
(小島)そうですね、今週の金曜日からはじまるのですけど、そういうことをしたりとか、
マメに学生にちょっとずつ声かけして連れてきて、こういうのが何て言うのかしら、あなた に役立つんじゃないかっていうことで、もうワンツーマンでアプローチをしないと使わない のですよね。使えば利用統計で出てくるし、それなりにね、実績があるのに削られないじゃ ないですか。だからそういうことをしていかないと本当にね、資料も削られ、施設も陳腐化 したらもうね。せっかく学生さんとしては海外から来ているのに申し訳ないなっていう気も ちがいっぱいになっちゃうので、私はもう、先生方はお金を持っているからいいのですけど、
学生はね、そういう感じで、夢をもって希望をもって来ているのにそういう人たちにやっぱ りね、力っていうか、こっちが戦わないと学生さんたちが可哀想だなっていうのは、常にそ ういう気もちですね。だからちょっと。
(中村)なるほど。今はけっこう、サービスをいろいろ充実させるというところに。
(小島)うん、私はどちらかというとそうですね。学生とのそれですね、接点ですね、リエ ゾンじゃないですけど。だから常に利用者のところの様子を見ていますね。どちらかという ともう現場主義なので、現場の子と、顔見て話をして、必要としているものとかを、自分の 体で感じてそれをもってくるっていうことは絶対する、人づたいじゃなくて自分の目で必 ずってことはするようにしているのですけど。
オンライン・コースでのMLIS取得を目指す
(中村)ありがとうございます。ちょっと一つ進んで、シラキュースのその MLIS でしかも オンラインので学位を取得された経緯っていうのはどんな感じですか。動機は。
(小島)そうですね、動機なのですけれども、実はこの大学の図書館っていうのが北米の大 学図書館をサンプルにして。
(中村)モデルにして。
(小島)そうなのですよ。で、当初、カナダから来た、ね、MLIS 取得の方ですとか、それ で中国系アメリカ人のそういう方とか、あとアメリカ人の MLIS の取得の人がいらっしゃっ たのですね、この大学図書館に。
(中村)えぇっ、あぁそうなのですね。
(小島)その人たちがライブラリアンでやってくことで、まぁ当時ね、その当時っていえば まぁ。
(中村)ここの 80 年代、90 年代ですか。
(小島)80 年代終わり、90 年代。レファレンス・サービスがもう図書館の中のコアですよね、
いわば、そういう時代だったじゃないですか。レファレンス・ライブラリアンが中心になっ て図書館をっていうそういうミッションがあった時代だったと思うんです。今はね、レファ レンスサービス自体がどうなのかっていうのもあるかもしれないのですけど。で、私、そう いうところで、要するに仕事をしてきたので。
(中村)なるほど、じゃぁちょっと待って。その 4 人とかの内の 1 人がシニア・ライブラリ アンとかっていう、そのボスが外国人だったってこと。
(小島)そうですね、C さんっていう人がカナダのトロントっていうところに帰ったし、あ と W さんっていう人もいたのですけれど。彼女今あの、国連にいるのですね。国連のその インフォメーションにいるのですよ。それからあと E さんっていう人はカンザスにいるし、
あともう 1 人日本の方もいらっしゃったのですけど、その人はちょっと転職されて他の図 書館に行かれていて。で、もう 1 人いますよ、ごめんなさい。その前に T さんっていう方 がいて、その人はブリティッシュ・ライブラリーにいたのですけど、こちらに帰ってこられ て、日本人ですよ。ここにいらっしゃって、で、千葉大学でも教えていましたね、つい最近 まで。もう今はリタイアされて悠々自適な。その私の前にそういう人たちが必ずいたのです よ。
(中村)なるほど。この外国人の人たちはそれこそリクルートをかけていたということです か。
(小島)そうですね、大学として。
(中村)なるほど。日本に来てライブラリアンとして働きませんかみたいな。
(小島)そう。
(中村)そういう人たちがずっといたのだ。
(小島)いたのです。
(中村)それがいつ途切れる。え、日本人の人たちは MLIS は持ってない?
(小島)持ってます。
(中村)あ、持っている。それが二人。
(小島)それは絶対持ってないといけない。大学としてここの図書館のそのポジションとし て、その、要するにそのアメリカのアクレディットされたとこ(ALA-Accredited)の図書 館の修士の資格を持っている人っていうのが条件。
(中村)それはずっと変わってないのですか。
(小島)今はもう変わっちゃったのですよ、別に持ってなくても。そういうのはないと思う。
でも 2000 年のはじめくらいまでは大学の図書館のミッションとして 1 人そういう人を置 くっていう事になっていましたね、ここのところは。
(中村)なるほど。わかりました。
(小島)そういう文化的なものがずっとそういうのがあって、私はそういうところで働いて きたので、もうどちらかというとその日本の図書館っていうよりも北米の図書館でやってき たことがもう中心なのですよね。それがバイブルなのですよ。そういうライブラリアンの方 からそういう話を聞いたりとかっていう。どういうサービスをしてきたのかって常にそう やってもう洗礼されているので、あんまりこの日本のことっていうよりもそっちにそうかそ うかっていう感じで。っていうのがきっかけですよね。で、最後その取得されていた方が他 に行かれたっていうのをきっかけにレファレンスのそこの席をクローズしたのですよ。結局 ほら。
(中村)もうその時は 2 人体制だったのですか。
(小島)その時は 4 人です。
(中村)正規まで含めて。
(小島)4 人です。あ、3 人プラス臨時で。で、そのもう 1 人ライブラリアンの人いたから 5 人か。で、もう座ればいいじゃないって言われたのですね。でも私の気もちとしては座れ ないのですよ。私、司書の資格だけでそんな修士持ってないし、その席に、あそこの席に座 れるってとてもじゃないけど。
(中村)自分じゃ思えなかった。
(小島)思えないですよ。
(中村)謙虚ですねぇ。
(小島)いや、でも本当にそう思いますよ。だってそういう人たちがいて、やってきたポジショ ンの席なのに、私みたいなのがなぜ座れる。それは無理でしょってことになる。勇気がない ねって、勇気の問題じゃなくてそれはクオリティの問題。私はそこまでね、クオリファイさ れて(qualifi ed)いませんと、駄目ですと、って言って断ったのです。私もすごく悲しかっ たのです、今でも覚えています。悔しいっていうかやっぱり自分のそのそれだけのレベルが 達してないのはすごく。
(中村)残念でね。
(小島)残念で、でもあぁ、勉強したいなとは思っていたのですよ、それ聞いて。私もでも 英語もいまいちあれだしなぁっと思って悶々としていたっていうのは私、今でもあります。
その時から少し勉強したいなっていうのを思っていて、だけどでも学生にとってはそういう のはあんまり関係ないのですよ、そんな修士がなんとかって。図書館の人っていうので、お 問い合わせは常にくるのですよ、なんかね。
(中村)そうですよね。
(小島)私が窓口にいるとこの質問これでいいのだろうか、って誰にもこう相談できないし、
先生に聞いてとか、もうそんな感じですよね。もう先生に聞くしかないって、もうわけわか
んないこととかを答えたりとか、すごく嫌でしたね、私ね、自分が恥ずかしいっていうか、
こうね、学生の要求に。で、たまたまその 2005 年に私立大学図書館協会主催の海外集合研 修で、イリノイ大学図書館の。
(中村)ありますね、アーバナ・シャンペーン(Urbana‒Champaign)でやっている。
(小島)そう。あ、で、1 ヶ月じゃないのですけど、5 日間だけの研修だったので。
(中村)あ、1 ヶ月のもあるのですか。
(小島)ううん、5 日間だけ。5 日間。だから 1 週間ってことか。それに応募して、それでまぁ いいですよってことになったので、その当時、たぶんご存知かな、U さんとかご存知ですか。
(中村)ああ、U さん。
(小島)U さんと私とあと同志社大学の、今もう異動しちゃったけど S さんっていう方と。
(中村)知っている、知っている、S さん。私、同志社に勤めていたのですよ、前。
(小島)ああ!
(中村)事務室に異動している。
(小島)そうそう、S さんとあと駒沢大学の O さんっていう方と、その人も別のところに行っ ちゃったみたいで。あと明治大学にいらした N さんっていう方がいらっしゃったのですけ ど、その女性 5 人で行ったの、もうすごく楽しかったのね、すごく気が合って。楽しかっ たのもいいのですけどそれ自体に、やっぱりそのイリノイで研修を受けたっていうことが私 にはすごい刺激になって、これはもう勉強するしかないって思って、もう飛行機の中でもう 応募すると、もう決めていたのですよ、私。
(中村)もう、帰りの。
(小島)そう、もう絶対、応募すると。で、帰ってから、2005 年に帰ってきて、2005 年の 10 月の末だったのですよね、はい、確かそれが。で、応募するには試験とか必要なんで TOEFL とか GRE とか一気に受けて、2006 年、だから翌年の 12 月に出願したと。
(中村)すごいね。でも準備 1 年でなかなかできないですよ。けっこう、TOEFL も高いで すよね、要求値が、シラキュースは。GRE も高いのじゃなかったっけ。
(小島)けっこう、短期集中でパーッと。まぁ得点もね、そこそこあればいいなと思って、
すごく望みは低くて最低限のは聞いてたから、それ以上取れば勉強できるなって思って、と にかく得点取ってればいいやって思ったから。
(中村)いや、それでもすごい。1 年で準備された。
(小島)いやいや、っていう感じですね。それが経緯だから、私の。
(中村)そう、そんな 5 日の研修って、私これがそんなにすごいってはじめて知ったのだけど、
何が起きるのですか、そのイリノイの。
(小島)行ったところがよかったので。そのイリノイのやつはそれこそね。
(中村)メンバーがよかったですか、それこそ。まあ U さんという方は相当、勉強家ですよ ね。
(小島)あのね、他の人たちがどうしているかはわからないけど、私たち、相当きちっと勉 強してきましたよ。質問事項もきちっと揃えて、それぞれ何が聞きたいかっていうのを明ら かにしてまとめて、それで行く前の事前のやつ、準備ばっちりにして行ったから、向こうと しての受け入れもだから相当こっちの方で気合い入れているなっていうのはわかったと思う のですよ。
(中村)図書館のアーバナ・シャンペーンの図書館の色んな部署に行ってインタビューする 感じですか。
(小島)そうですね。その当時の図書館長もきちっと対応してくれたし、それぞれのヘッド
の人たちがみんな出てきてくれたんで、レベルとしてはヘッド・レベルの人たちが全員対応 してくれたって感じでしたね。
(中村)それで聞いた内容がその、こういうこと実現できたらいいなっていうものだったっ ていうことですか。
(小島)やっぱりやっていることが全然、今の自分と比較した時に、あ、全然違うんだなっ ていう感じ。現場も見せてもらったから。その時のライブラリアンの人たちがまたキラキラ しているように見えたのかもわからないけど、なんかこれってもう全然その次元が違いすぎ る。ただやっぱりこう話聞いていて、自分のやってきたことに自信をみんな持っているので すよね、勉強してきたことやってきたこと自体に、なんか躊躇することがないのですよ。
(中村)わかります。
(小島)私はあんまりこうなのですがっていうことは言わないのよ。こうなのです、みたい なこという、こうじゃないといけないのだ、みたいな、私、そういうのが大好きだから(笑)、
そうかあぁ、とかって思って。今の自分はああ自信がなくて引っ込んでるけど、私もそうな らなくちゃって、そのためにはまず最低限そういう知識をつけないとそういうのはもうでき ない、アピールできないっていうのが、もうその研修自体の、その研修の内容っていうより も。
(中村)出会い。
(小島)精神的なものっていうかな、それは大きかったと思う。
(中村)なるほど。そこに行く、応募しようって思ったのは何だったのでしたっけ。
(小島)シラキュースを選んだやつ、じゃなくて。
(中村)いや、その前のイリノイに行こうっていう件。
(小島)あ、私立大学図書館協会の方からそのお知らせがきますよね。で、回覧で回されて きて、パッと見た時にすごく心惹かれたのね。ちょうど学期的にも落ち着いて忙しくない時 期だし。
(中村)やっぱり 1 週間ぐらい行かせてもらえるっていうのが。
(小島)そう、そう。で、土日挟んでの 1 週間だし、それを一応室長に相談したらいいよっ て快くおっしゃってくださったので、それがまあ大きかったかなって、いいよって。その分 じゃあ頑張って勉強してきてくださいっていうことで。研修に関してはすごくうちの大学の 図書館に関してはみんな行けっていうね、私も今、数少ないけどもアルバイトの人にも研修 に行って欲しいし、なるべく研修に行ってってことで、研修に関してはできるだけ行っても らうようにするようにしている。お金かかってでも。そういうスタンスですね、この図書館 自体が。
(中村)このイリノイのこれってちょっと私、詳しくないのですけど、自費も負担があるの ですか。
(小島)この当時は自費は、なんか大学の方で 5 万くらい出さなきゃいけなかったと思うの ですね。あとは全部出していただいた。
(中村)じゃあこちらの大学で 5 万円出したのだ。へぇ出してくれたのだ。
(小島)ええ、確か出してくれていましたね。確かそれくらい出さなくちゃいけなかったと 思う。
(中村)そっか、そっか。でもこれより前からオンラインのコースは一応見てはいたのだ?
インタネットというか。アメリカの図書館情報学修士号を取得するのであればっていうの で。アメリカの。
(小島)そうですね。なんかこうできるかなと思ってちらちらっとは見てはいたのだけど、
うぅんどうかなっていうのがあって躊躇していましたよね。
(中村)2003 年から 2 年ぐらいはなんかどうしようと思いながら、そこ(レファレンス・
デスク)も閉めちゃったし、悶々としながら考えていたのですね。
(小島)そうですね、そんな感じでしたね、はい。
(中村)そっか。で、帰る飛行機の中でもうこれやるしかないって思って。
(小島)そうそう、もうその時に。飛行機の中で。
(中村)それで U さんは確か MLIS を持っているのじゃなかったっけ。
(小島)同じじゃなかったでしたっけ、ハワイの。
(中村)あ、ハワイですか、彼女も。
(小島)そうです、彼女も優秀な方で。たぶん同志社の方でもね、一昨年くらいまで教えて いらっしゃいましたね、土曜日。
(中村)ああ、そうですか。へぇ、じゃあ私が辞めたあと。
(小島)そう、同志社の方もやっぱりもう体キツいって言って、土曜日に彼女わざわざ同志 社大学に行かれていたのだけれども、2 年前に私、京都に行くことがあって、彼女とちょっ と食事したのですけれども、もう今学期で辞めるって言ってたからもうお辞めになっている はず。
(中村)すみません、ちょっと脱線しましたが。その U さんと話したというのも MLIS を彼 女は持っていて、それも多少は影響しているのかな。
(小島)そうですね、彼女もやっぱりその勉強したっていうお話うかがっていたので、そう いう意味では、彼女はそのハワイのそのキャンパスでっていうことだったけれども、私は ちょっとキャンパスには行けないので、何かしらで取れたらいいなっていうそういう憧れみ たいなものがありましたよね。もちろんお話うかがっていて。
(中村)それで帰ってきてから、インタネットでこのシラキュースのオンラインの教育の。
(小島)そうですね。本当はそのイリノイの方も考えていたのですけど。連絡したのですよ。
そうしたら、オンラインの教育としてはイリノイよりもシラキュースの方が歴史も長いし、
施設的にも。施設も見せてもらったのですね、実は、オンラインのをやっているところ。私、
これ見学行っている時にちょっと興味があったのでオンラインのコースがあるんだよってお うかがいしたので、どういうところでやっているのですかって見せてもらったのですけど。
シラキュースに比べて、その当時は、私、今はわかんないですよ、なんかすごくこう、まだ その洗練されてないっていうか、ちょっと難しいかなっていう感じだった、日本とそっちで やるのと。
(中村)でも確かに何か、イリノイは、やっぱりオンキャンパスの方が中心ですかね。
(小島)そうですね。
(中村)今もそうなんじゃないかな。
(小島)もちろんオンキャンパスですね。オンラインのだけのって見ると、うーん、イリノ イの方がもうちょっと厳しいかなっていう感じがしたのですよね。その要するにライブでの 授業っていうのになるとすごく時差があるじゃないですか。こっちはそんなライブでってい うのはなかったけれども、向こうライブでっていう風になったりするし、あったのですよね。
(中村)サイマルテニアス(simultaneous)、要するにその同時に。
(小島)同時に。あれやっていると仕事やってってなると、ちょっとそうなると難しいかな。
(中村)夜中に起きてとか。
(小島)そう、仕事がもしあってバッティングしてって、なんかかなり難しいかなっていう のはありましたね、印象で。
(中村)それチャットっていうか、そういうのでみんな座るってそういう感じですか。
(小島)そうそう、それが確かあったと思うのですよ、その当時。今はわからないですけど。
シラキュースのは調べたら、まあコアで絶対のっていうのはキャンパスだから、キャンパス に行ってやるやつだから、夏休み行けばいいし。その他はそういうのがないのもあったりす るので、こっちの方がまだ選択肢があるかなって感じがしましたね。
(中村)なるほど。この『専門図書館』の雑誌の方に、国会図書館の方が、T さんっていう 人がこのシラキュースで取ったのですかね、この MLS って、そんなの書いていますよね。
これはきっかけじゃないの?
(小島)違います。
(中村)私、これを読んだ時、ああ、小島さんはきっとこの T さんっていう人のこの経験談 を読んだのかなって思ったのですけど。
(小島)違うのですよ、知らなかった。
(中村)じゃあこれは関係ない。
(小島)うん、これね、私、彼女とも会ったの。私が 2007 年にオンキャンパスでいる時に、
デジタル・ライブラリアンのコースっていうのが、サティフィケイト・コース(certifi cate course)みたいなのがあって、彼女、ちょっとシラキュースにちょうど来ていたのですね。
その時に会って、そういえばこれで読んだことある人だと思って、その時にちょっと会った 覚えがあります。
(中村)えぇ。じゃあその決める時に T さんのこれを読んでっていうのとかではないのだ。
(小島)じゃないです。じゃなくて、一応イリノイと比べてどっちの方が、自分が仕事をし ながらやりやすいのかなっていうのを考えた時にこっちの方がいいと思ったのですね。
(中村)なるほど。
(小島)もちろん仕事がなくて、オンキャンパスだったら、私、このイリノイの方にも研修 にも行っているし。
(中村)感動したから。
(小島)感動したからここで、っていうのはあったけれども、っていうのもライブラリー・
スクール、一番じゃないですか、っていうのあったけれども。ね、家族もいるし、そんなこ ともできないし、そんなね、プラスαの勉強なわけだから、こうやりやすい方でっていって、
もうシラキュース以外なかった、選択肢がなかった。
(中村)なるほど、わかりました。時期的には 2007 年の夏から。2006 年の 12 月に出願し て次の秋から。
(小島)そうです、もう。
クラスがはじまる
(中村)夏はいらしたのですよね。
(小島)夏は行きましたね。
(中村)1 回、行かなきゃいけなかったでしょ。
(小島)そう、行かなくちゃいけない。絶対に行かなくちゃいけないコースがあって、2 つ。
で、それを取ったのですね。(表「各学期の受講科目」参照)
(中村)それはイントロダクション(IST 511)とこれ(IST 601)か。
(小島)そうですね、これ 511 と 601 は絶対。
(中村)なるほど。
表「各学期の受講科目」
Summer 2007 ‒ On Campus (IST613 は Online)
IST 511: Introduction to the Library and Information Profession IST 601: Information & Information Environments
IST 613: Library Systems and Processes Fall 2007
IST 605: Information Resources, Users and Services IST 616: Information Resources: Organization and Access Spring 2008
IST 677: Creating Managing and Preserving digital Access Summer 2008
IST 614: Management Principles for Information Professionals IST 618: Survey of Telecommunication and Information Policy Fall 2008
IST 553: Information Architecture for Internet Services IST 676: Digital Libraries
Spring 2009
IST 502: New Directions in Academic Libraries IST 637: Digital Information Retrieval Services
IST 690: Independent Study ‒ Library collection evaluation plan based on academic programs and users' usage (研究レポート)
Summer 2009
(このコースは Digital Library Certifi cate course ‒ 修了後も興味があったので追加受講)
IST 681: Metadata
(小島)[IST]613 は、えっと私はオンラインのでやったのかな。これは絶対です。
(中村)613 はもうオンラインのでやったのですか。
(小島)もうオンラインのでやった、夏休みに。
(中村)え、アメリカに住みながらオンラインのでやったのですか。
(小島)ううん、これね、私だけお願いして早くはじめられるようになりませんかって言って、
2007 年の 5 月からもう私だけもう既にはじめていたのです、613。
(中村)なるほど。
(小島)えっと、5 月のゴールデンウィーク明けに行うコースがあるのですよ、夏のコースで。
もうそれが開講されていたので。私は一応このコース(IST 511)を受けてからが前提なの だけれども。
(中村)どんどん進めたかった。
(小島)進めていかなきゃいけないし、仕事もあるからお願いだから先に進めさせてくれっ て言ってお願いして、これやらせてもらったのです、オンラインのコース、先に。そうする と三つ終わるじゃないですか、夏に。かなりキツかったのですけど、だから全部終わらせて。
(中村)へぇ。これ 5 月にはじめていつ終わるのですか。
(小島)これ 5 月にはじめてこれは 8 月、8 月ですね。8 月のはじめに終わる。
(中村)このオンキャンパスのは、8 月から?
(小島)えっと、2 週間、2 週間の、まあ 4 週間、1 ヶ月いた。1 ヶ月くらい。
(中村)じゃあ 8 月丸々向こうにいたのですか。
(小島)ううん、7 月の 2 週目くらいから 8 月のはじめくらいまでいましたね。
(中村)どうでした、これ誰、こういうのが Jill なのですか。
(小島)Jill はね、この時まだ出会ってないです。まだ、Jill はこのへん(IST 677)にいて、
このへんは違う人で。
(中村)どうですか。いきなりオンキャンパスの。まあでも 5 月にこれ(IST 613)をはじ めてたのが、けっこうよかったですかね、かえって。
(小島)あとはね、私、たぶんこの大学のおかげよね。もう常に留学生といるからあんまり なんというか、そんなにね。
(中村)そんなにカルチャーショックとかはなかった。
(小島)ないない、全然ない。常にほら、留学生といて話をしたりしているから。それより もアメリカ人が多いかなぐらいなので、あんまり環境には。
(中村)こっちのオンラインのコースはどうですか、なにか衝撃とか。
(小島)ああ、やっぱね、英語ですね。急にバーンって急に授業で先生がバーって喋りだして、
課題とかも出されてて読まないといけないし。あの試験もね、オンラインの試験でしょ、
バーッと読んでいって、TOEFL のなんか試験みたいな感じですよね、メールが。だからま ずはこう学力それが普通のね、バーと喋っているのじゃなくて専門的なことも言っている し。ちょっとね、そのへんで耳がその、普段の人と人でキャンパスで話しているのは楽なの だけど、なんかちょっとオンラインのでってなるとまたちょっと違う、その勉強の、よっぽ どやっぱり語学もうちょっと勉強しといた方がよかったかなって思ったりしたけども。
(中村)最初。
(小島)最初はちょっとキツかった。
(中村)あのリーディング・アサインメント(reading assignment)とかって日本では手に 入らない本とかけっこうなかったですか。
(小島)それはシラキュースの方で全部用意してくれるの。
(中村)え。
(小島)リーディング・アサインメントのやつで。
(中村)オンラインのとこに上がるのだ。
(小島)あのライブラリー・マネージメント・システムがあって、Blackboard っていうの ですけど、その中にアクセスすると、必要なものがそのコースごとに全部準備されているの ですよ。
(中村)準備されているって、そのえぇっと、電子体でってこと。
(小島)そう、電子体で。
(中村)じゃあ電子体で準備されていることしか、反対に言うと、リーディング・アサイメ ントにならないってこと?
(小島)もちろんコアの本は買わないといけないですよ。
(中村)それはどうやって買ったのですか。
(小島)それは私、Amazon で。
(中村)Amazon で。
(小島)Amazon で買えるから。
(中村)どんどん取り寄せたのだ。
(小島)どんどん取り寄せて、それはもう買って。
(中村)お金に糸目はつけず。
(小島)それはもう仕方ないね。あとは細かい[資料は電子体で用意されている]。
(中村)じゃあシラバスを見るじゃないですか。アサイメントなりのリストがあったら、そ れ学期のはじめに電子体で手に入るもの、入らないものってやって、入らないものは全部 Amazon で頼む。
(小島)そう。
(中村)はぁ、すごい。
(小島)あとはもうほとんど先生がっていうか、もうそのコース用のシラバスごとに、その なんていうのかしら、アクセスするところがあって、その取っている学生しかアクセスでき ないのですけど、そこに例えば一週目に読むもの、二週目に読むものって全部入っている。
(中村)あの雑誌、そのジャーナル・アーティクルズ(雑誌記事)はだいたいそれで読めちゃ うのですか。
(小島)そう。で、本のやつでちょっとしか使わないのはあるでしょ、チャプター(章)の、
それも全部入っていました。だからそこに行けば自分で準備しなくても、先生の課題みたい なのも全部入っているし。
(中村)なるほど。で、本ってどのくらい買いました?一コマにつき。
(小島)その先生によるね。Jill なんかは本、買わせなかったっていうか、別にいらない、こっ ちの方で準備するからここのね、リンクにいけっていう人もいれば。レファレンスがこれ、
やっぱりこの関係はありましたよね、この関係は本がいったね、はじめの、やっぱり。
(中村)511 と 601。
(小島)それはコアになるものだから買えって言って買わされた。
(中村)2、3 冊ずつくらい。
(小島)2、3 冊ずつくらい、それは買いましたね。本は。で、持って行った感じ。
(中村)まあ、これはオンキャンパスにいるのだから、そこのブックストアで、ユニバーシ ティ・ブックストアで買って。
(小島)まあね、行けばね。そういう感じで。
(中村)みんな、だいたい買って。
(小島)そう、みんな買ってっていう感じで。確かにね、オンキャンパスの方がね、人とのやっ ぱり、インタラクティブなっていうか、そういうのがあったりするから勉強するのは楽しい ですよね、これね。
(中村)あ、そう思います。
(小島)それはもうそう思う、もちろん。
(中村)なるほど。最初のこの 613 ではあんまり人と出会った感じはしなかったですか。
(小島)まあオンライン上だからどうだろうなあ。もちろんね、オンキャンパスだったらもっ となんかってなったかもしれないけど、でもオンラインのだからこそいいっていう面もあり ますよね。
(中村)ちょっと考えて日本人だったらね、英語、外国語での英語の発音って、口頭よりラ クだったり。
(小島)そうそれはあるかもしれない。向こうが、なんていうのかしら、文章で書いたことっ て読んだらわかるわけだから、クリアにわかりますよね、私が言っていることが書いてある から、クリアにわかってくれて、そういう面ではよかったのかもしれないし、その文章面と いうことでは。私がわけのわからないこと話しているのを、向こうは私が言っていることを きちっと書けばそれを理解するから、そういう意味ではいいかもしれないね。あのきちっと 話せなくても、自分のアイディアがあれば、そういう発言になるので、それはいいのかもし
れない、日本人にとってはかえって。
(中村)クラスメイトって何人ぐらいいました?
(小島)その、やっぱり何人までって決められているのですよね、オンラインのだと。
(中村)OH. 本当?
(小島)うん。
(中村)そうですか。
(小島)そう、必修のは、もちろん人数が多くなるから。そうすると必修のコースでは同じ コースでも 3 つくらいできちゃったりする時がある。でも人気のある先生とかいますよね。
(中村)511、この中だと。
(小島)そうそう、そうするとそのアプライした順になっちゃうから、やっぱり先生方のそ の要するに、バックグラウンドとか、口コミっていうのを聞いてそこいっぱいになっちゃっ たら、この先生ダメだからからこの先生取りなさいみたいな、そんな感じですよね、人数は そんな多くしない。
(中村)2、30 人ですか。
(小島)そうですね。あ、オンラインのはもっと少ないね。オンラインのは 20 人とか、多 くて 30 人近くはなかったと思う、そんなに大きくはしない。いっぱいにはしないね、だか らそのいっぱいになっちゃうとうん、分けちゃっている感じなので、たくさんにはしてなかっ たと思う。そんないませんでしたよ。
(中村)なるほど。このオンキャンパスの 2 クラスは。
(小島)それもやっぱりあの、グループっていうかその分けられて。あの一斉に受けるのも あるけれども、ちょっとずつのやつだったらグループに分けて、大人数でしないのですね、
分けていて。あとでプレゼンもあるので、私なんかもうグループが、そのプレゼンのグルー プが 8 人ぐらいしかいなかったので、すごく細かくわかれていてね。じゃないと発言しな いでしょ、みんながこう自分が主体になって言わないじゃないですか。だからそれがよかっ たかな。
(中村)じゃあクラス全体としてはこの 601 と 511 とかっていう入門のクラスは、5、60 人いる。
(小島)あ、多かったです、もっといましたね、もっといる。
(中村)でもそれをグループに分けて。先生は 1 人、その多い中に。
(小島)あのね、要するにまあ何十人かは忘れたけども、それを二つに分けてその中でもグ ループに分けたから、だから大きな一斉の授業はそのメインの先生がやるけれども、色んな 要するに分れてするやつがありますよね、あれに関しては分けていましたね。講義はもちろ ん一斉に先生が、メインの先生が 1 人、2 人だけだけれども、その他のやつっていうのは。
(中村)じゃあこれたぶんその年の、その学期に入学した人が、全員が一応そのクラスを取 るわけだよね、この二つに関していえば。
(小島)この夏のやつとあと秋がメインでしょう。
(中村)はいはい。
(小島)あのオンキャンパスが。これはオンラインのコースだから。この人たちが 511 とこ れ(601)が。オンラインの人のためのサマーのコースなのですよ。だから秋の方がもちろ ん多いですよ。これオンラインの用のオンサイトなのですよ。秋の人は 8 月の終わりぐら いからキャンパスはじまるわけだからそれに出るわけですよね。
(中村)なるほど、なるほど。
(小島)はい、だから私、キャンパスの人は知らないです。一応、これはあくまでもオンラ
インのコースの人たちの集まりです。
(中村)これで出会っているっていうのはやっぱり重要?
(小島)私はよかったね、出会って。
(中村)あ、そうですか。
(小島)結局、そのときに出会った人が今もずっと仲良くしているのが多いから。
(中村)あ、そうですか、へぇっ。
(小島)うん。私はこのキャンパスはよかったですよ。
(中村)ここで出会って名前を知っていると、あとのオンラインのクラス受けているとあの 時のあの人かなぐらいはわかるとか。
(小島)うん、やっぱり会っているか会ってないかとでは全然違うよね。今もその付き合い があるそのシンガポールの彼とも、あの人、日本が大好きで毎年来るのですけど、必ず会っ ているし、あの P さんっていう人が[後で]出てくるのだけど、彼女もそうだし。その他 に連絡取っている人みんな。
(中村)この時に出会った。
(小島)この時に出会った人。まあ一人、二人オンラインのでっていうのもあるけども。
(中村)[オンライン]で、出会った人もいる。
(小島)うん、でもやっぱりインパクトのあるのは顔で会っていると全然違いますよね、オ ンラインのでも。
(中村)一緒の寮に暮らすのですか。
(小島)一緒の寮。
(中村)4 週間か。
(小島)私はよかったですけどね。
(中村)そうか。で、それぞれ取っていって、Jill と出会ったのは次。
いちばん楽しかったクラスIST 677
(小島)そう、Jill と出会ったのはここ(IST 677)なのですね、スプリングの 2008 って書 いてある、これですね。
(中村)彼女は special library(専門図書館)なのでしたっけ、元々は。専門は。
(小島)そうですね、専門はね。Jill 自体もそのコピーライト(著作権)っていうか、そのデ ジタル化してそれを企業の、ビジネスの時にどういう風に、デジタル化のものを使ったらい いかっていうのが元々のお仕事でしたよね。それを図書館の方に戻ってきてっていうこと で、実際にそういう仕事をしていたので、理論だけじゃなくて実践っていう面で彼女のコー スはすごい役に立った、私は。それを人に使わせるっていうことまで含めてやっていたので。
(中村)なるほど。これ、取るものっていうのはご自分でほとんど決めて、アドバイスとか もらわない?それともこのオンキャンパスの時とかに何かこういうアドバイスもらってと か。
(小島)そうですね、その取り方は言われましたね。これをまず最初に、このコースを取っ た後にこれを取れ。要するにこれは…
(中村)511 の後は 605。
(小島)605 がね、レファレンス関係ですね、いわばね。616 が目録関係にあたるよね。ど ちらかというとね。それは先に取れと、秋に取った方がいいよって言われた、基礎だから。
春以降はまあ、選択をいれて自由に取れたので、私もちょっとデジタル化っていうところで、
Jill の教科を、これ二つ取ろうと思ったのだけど、かなりハードだったので、Jill のコースは。
すごくきちんとしているから。これ 1 こでいいやって思って、デジタル化とかってそうい うなんていうの、自分でもきちっとやってみたかったので、そうすると片手間には無理だなっ て思って、1 教科しか取らなかったのです、この学期だけは。
(中村)これはあれですよね、授業料が高いっていう話しましたけれど、登録しちゃったら 授業料発生しちゃうわけですよね、落とそうが何だろうが。
(小島)ううん。
(中村)どういう仕組みでした?
(小島)登録してもドロップアウトできる週まであるから、2 週間くらいあるから大丈夫で すよね。
(中村)ちょっとくらいは登録しても。でももうこの時はもう全然、登録もしないで。
(小島)もうシラバス見た時点でもうこれはって思って、まあこれを中心にって。
(中村)よく考えていらっしゃる。あとは選択と必修を。
(小島)そうですね、この 2008 年のこれ(IST 614;IST 618)はどっちも必修ですね。
(中村)なるほど。
(小島)2008 年は選択です、これ 2 つとも(IST 553;IST 676)。この 553 っていうのは どちらかというとほら、インフォメーション・アーカイブだっけ、web 関係での構築です よね。この 676 のデジタル・ライブラリーは Jill の実際に勉強したので、実際のデジタル・
ライブラリーを作るみたいなのを取ったのですね、私は、興味があって。2009 年に入って、
これはうぅんとどうだったかな、この 502 は選択ですよね。やっぱり私自身アカデミック・
ライブラリーなので、そちらの関係で。この頃一番そのラーコム(learning commons)と か流行っていたのですよね、アメリカね、ラーコムやらなんやらって言われる時期の、日本 ではそんなにあれでしたけど、そういうのもしなくちゃみたいなことと。
あとはここの 690 の「Independent Study」(インディペント・スタディ)って書いてあ るのですけど、私のそのテーマみたいなやつのものが、この 502 にちょっと合致してたの ですよ。そのアカデミック・ライブラリーでユーザーにどういうものを使わして利用率を上 げるのかとか、そういうのもやってたので、私自身はそういうことも兼ね合わせて研究レポー ト を 書 こ う と 思 っ て た の で、 こ こ に 書 い て あ る の が、 そ の 一 応、「Library collection evaluation」って書いてあるのですけど、どちらかというと本のエバリュエーションでは なくて、電子のものコレクションのエバリュエーションを私は行うというプランで。それは 大学のプログラムの内容と、それから要求されているものと、実際にユーザーが使っている ユーセイジ(利用)を基にして、その電子媒体のコレクションの評価を行います、っていう ような研究レポートをしようと思っていたので、これにしました。
この 637 っていうのが「Retrieval Services」って、これ検索ですよね。ユーザーはどの ようにして検索するのかっていうのと、傾向があるのかっていうのと。それからその、まあ web 上とかっていうのはもういろいろ、なんていうのかしら、見えない媒体っていうのは たくさんありますよね、どうしたらこの引っかかって、その有利にこの上にアルゴリズムと して引っかかってくるのとかっていうのとか、そういうものも学べたので、それはちょっと 面白いかなと思いましたね。
(中村)インディベンデント・スタディも選択科目ですよね?
(小島)そうなのですよ。
(中村)あえて選ばれたのですね。
(小島)うん、これねえ、あの、インターンシップを勧めていたのですよ、シラキュースは。
ところが私もう図書館歴長いし、インターンシップはあなたしなくてもっていう感じだった