管理者ガイド
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1 お使いになる前に ... 1 用語および定義 ... 2 リポジトリのプロトコル ... 3 展開の例 ... 4 2 HPDM Console の概要 ... 5 HPDM Console へのログイン ... 5 デバイス タブ ... 6 [HPDM Gateway]タブ ... 7 デバイスのプロパティの表示 ... 7 基本資産情報 ... 7 完全な資産情報の収集 ... 9 完全なデバイス資産情報の表示 ... 10 3 デバイスの検出 ... 11 自動登録(標準的な Thin Client) ... 11 DNS サービス レコード ... 11 DNS サービス レコードの作成 ... 11 トラブルシューティング ... 12 静的ドメイン名の設定(Windows のみ) ... 12自動登録(PCoIP Zero Client) ... 12
DNS サービス レコードの使用 ... 12
DHCP ベンダー クラス オプションの使用 ... 13
デバイスの検索 ... 14
[Walking With IP Range](IP 範囲によるウォーキング)方式の使用 ... 14
IP スコープの設定 ... 15
[Walking With IP List](IP 一覧によるウォーキング)方式の使用 ... 15
手動でのデバイスの登録 ... 16 複数デバイスの手動登録 ... 16 4 タスクおよびタスク テンプレート ... 17 タスク テンプレート ... 17 タスク テンプレートの作成 ... 18 タスク テンプレートのお気に入り一覧への追加 ... 18 v
タスク テンプレートのエクスポート ... 18 タスク テンプレートのインポート ... 19 ペイロードからのテンプレートの生成 ... 19 別の種類の OS で使用するための[Deploy Image]テンプレートのコピー ... 19 テンプレート シーケンス ... 20 基本テンプレート シーケンス ... 20 詳細テンプレート シーケンス ... 20 タスク ... 21 タスクの実行 ... 21 タスクの状態アイコン ... 22 タスク パラメーター ... 22 タスクの延期 ... 23 タスクのプロパティの表示 ... 24 タスクの一時停止 ... 24 タスクの続行 ... 24 タスクの再送信 ... 24 タスクのキャンセル ... 24 タスクの削除 ... 25 タスク ログの表示 ... 25 タスクの成功率の表示 ... 25 シャドウイングのために VNC Viewer を開く ... 25 結果のテンプレートを開く ... 25 すべてのユーザーからのタスクの表示 ... 25 タスク ルール ... 26 新しいルールの追加 ... 26 5 デバイスの管理 ... 27 デバイスの表示 ... 27 デバイスの削除 ... 27 デバイスのグループ化 ... 28 DHCP タグを使用したグループ情報の設定 ... 28 手動グループ化への切り替え ... 28 新しい手動グループの追加 ... 28 動的グループ化 ... 29 新しい動的グループ化スキーマの作成 ... 29 動的グループへの切り替え ... 29 クイック検索 ... 29 デバイスのフィルター処理 ... 29 新しいデバイス フィルターの作成 ... 29 vi
デバイス フィルターの編集 ... 30 フィルターのセキュリティ ... 30 ネットワーク接続状態の確認 ... 31 デバイスのシャドウイング ... 31 電源の管理 ... 32 標準的な Thin Client の管理 ... 32 デバイスのホスト名の変更 ... 32 接続のキャプチャおよび展開 ... 32 設定のクローン作成および展開 ... 33 カスタム設定の適用 ... 33 ファイルおよびレジストリ設定の管理 ... 34 ファイルのキャプチャ ... 35 ファイルの展開 ... 35 ファイルの削除 ... 36 デバイスのレジストリ設定の管理 ... 36 レジストリ設定のクローン作成 ... 36 レジストリ設定の追加、編集、および削除 ... 37 リモートでのコマンド実行 ... 37 リモートでの Windows スクリプトの実行 ... 38
[_File and Registry]タスクの一時停止 ... 38
プログラム レコードの追加または削除 ... 39
スクリプトの実行 ... 39
SCEP での証明書の登録 ... 40
PCoIP Zero Client の管理 ... 40
接続のキャプチャ ... 40 接続の展開 ... 40 ファームウェアの更新 ... 41 6 イメージング操作 ... 42 PXE を使用しないイメージング ... 42 PXE を使用しないでイメージをキャプチャする ... 42 PXE を使用しないでイメージをキャプチャした場合に保持される設定 ... 43 PXE を使用しないでイメージを展開する ... 44 PXE を使用しないでイメージを展開した場合に保持される設定 ... 45 PXE を使用したイメージング ... 45 [PXE Deploy]テンプレートの作成 ... 45 イメージ ファイルをインポートする ... 45
[Deploy Image]テンプレートを[PXE Deploy]テンプレートに変換する ... 46
既存の[PXE Deploy]テンプレートをコピーして別の OS で使用する ... 46
PXE を使用してイメージを展開する ... 46 PXE イメージングのための環境設定 ... 47 PXE から起動するようにデバイスを設定する ... 47 ローカルでのブート順序の変更 ... 47 リモートからのブート順序の変更 ... 47 PXE イメージング用の DHCP サーバーの設定 ... 49 DHCP サーバーが HPDM Server とは別の物理サーバーにインス トールされている場合 ... 49 DHCP サーバーが HPDM Server と同じ物理サーバーにインストー ルされている場合 ... 49 PXE イメージング用の Linux DHCP サーバーの設定 ... 51 PXE イメージング用のルーターの設定 ... 51
PXE イメージング用に従来の Neoware デバイスの BIOS を設定する ... 51
イメージの展開 ... 52 トラブルシューティング ... 52 7 リポジトリの管理 ... 53 HPDM Master Repository の設定 ... 53 HPDM Child Repository の設定 ... 53 HPDM Child Repository の削除 ... 54 リポジトリのエクスポート ... 54 リポジトリのインポート ... 54 リポジトリの同期 ... 54 内容の管理 ... 55 ペイロードの詳細情報の表示 ... 55 HPDM Master Repository の内容の削除 ... 55 [File Captured](キャプチャしたファイル)カテゴリからの内容のダウンロード ... 55 リポジトリのマッピング ... 55 バッチ マッピング ... 56 デバイスごとのマッピング ... 56 8 セキュリティ管理 ... 57 ユーザーの管理 ... 57 ユーザーの追加 ... 57 ユーザーの削除 ... 57 ユーザーのグループへの割り当て ... 57 ユーザーのパスワードの変更 ... 57 ユーザーへのセキュリティ フィルターの割り当て ... 58 グループの追加 ... 58 viii
グループへの権限の割り当て ... 58
ユーザーのグループへの割り当て ... 58
グループへのセキュリティ フィルターの割り当て ... 59
グループの削除 ... 59
LDAP および Active Directory でのユーザー認証 ... 59
構成 ... 59 ユーザーおよびグループのインポート ... 61 認証の管理 ... 62 キーの管理 ... 63 HPDM Gateway のアクセス制御 ... 64 9 レポートの管理 ... 65 レポートの追加 ... 65 レポートの編集 ... 65 レポートの削除 ... 66 レポート プレビューの生成 ... 66 10 HP Update Center ... 67 タスク テンプレートの生成 ... 67 HP Update Center プロキシ設定の構成 ... 68
11 HPDM Server Backup and Restore Tool(HPDM Server バックアップおよび復元ツール) ... 69
HPDM Server のバックアップ ... 70
HPDM Server の復元 ... 71
12 HPDM Port Check Tool(HPDM のポート チェック ツール) ... 72
13 HPDM Archive Tool(HPDM アーカイブ ツール) ... 74 14 グループ化ツール ... 76 カスタム スクリプトでの groupingtoolex コマンドの使用 ... 76 コマンド例 ... 76 カスタム スクリプトの定期的起動 ... 77 手順の例 ... 77 15 HPDM Agent ポーリングおよびエラー ログ ... 78 HPDM Agent ポーリング ... 78 エラー ログ ... 78 ix
HPDM Agent ログ ... 78
HPDM Gateway ログ ... 79
HPDM Server および HPDM Console ログ ... 79
HPDM Master Repository Controller ログ ... 80
付録 A タスク テンプレート リファレンス ... 81
[File and Registry](ファイルおよびレジストリ) ... 81
[Agent](エージェント) ... 81 [Connections](接続) ... 82 [Imaging](イメージ) ... 82 [Operations](操作) ... 82 [Settings](設定) ... 83 [Template Sequence](テンプレート シーケンス) ... 84 付録 B ポート リファレンス ... 85 HPDM Console のポート(受信) ... 85 HPDM Console のポート(送信) ... 85 HPDM Server のポート(受信) ... 86 HPDM Server のポート(送信) ... 87 HPDM Gateway のポート(受信) ... 87 HPDM Gateway のポート(送信) ... 88 HPDM Agent のポート(受信) ... 89 HPDM Agent のポート(送信) ... 90 リポジトリのポート(受信) ... 91 リポジトリのポート(送信) ... 93 索引 ... 94 x
1
お使いになる前に
HPDM の最新のソフトウェア、管理者ガイド(このガイド)、ホワイト ペーパー、およびリリース ノートを検索するには、以下の操作を行います。
ftp://ftp.hp.com/pub/hpdm/ (英語サイト)にアクセスします。
用語および定義
用語 定義 デバイス HPDM によって管理される HP Thin Client HPDM Agent デバイス管理を有効にするために各デバイスにインストールされるソフ トウェア コンポーネント HPDM Console 管理者のためのメイン GUI となるソフトウェア コンポーネント。管理者 はこれを使用して、デバイスを管理したり、その他の管理操作を実行し たりできますHPDM Gateway HPDM Server と各デバイスの HPDM Agent をリンクさせるソフトウェア コンポーネント
HPDM Server 中央のサーバーとなるソフトウェア コンポーネント。すべての管理操作 を制御し、HPDM データベースをホストします
HPDM Master Repository Controller HPDM リポジトリ システムを管理するソフトウェア
HPDM Master Repository ペイロードのメインの保存場所(すべてのペイロード ファイルが保存さ れます) HPDM Child Repository オプションの、1 つまたは複数のペイロードの二次的な保存場所(それぞ れに、すべてまたは一部のペイロード ファイルを保存できます) HPDM データベース デバイス、HPDM Gateway サーバー、リポジトリ、タスク テンプレート、 ルールなどのすべての HPDM 資産を定義する情報の保存場所 パッケージ 記述ファイル、およびペイロード ファイルが格納されたフォルダーが含 まれています ペイロード HPDM Master Repository(および、オプションで、1 つまたは複数の HPDM Child Repository)に保存され、タスクによってデバイスに配布される、オ ペレーティング システムのイメージやソフトウェアのパッケージなどの ファイル
PXE Preboot eXecution Environment。データ記憶装置またはインストールされ ているオペレーティング システムに関係なく、ネットワーク インター フェイスを使用してコンピューターを起動するネットワーク プロトコル ルール タスクの実行を自動化できます タスク タスク テンプレートに基づいてデバイスまたはデバイスのグループに構 成の変更を適用する、スケジュールされた処理 タスク テンプレート デバイスまたはデバイスのグループに適用する構成の変更を定義します テンプレート シーケンス 複数のタスク テンプレートを組み合わせて 1 つのタスクとして実行でき る特殊なタスク テンプレート HPDM Archive Tool HPDM データベースおよびファイル システムの両方から古いタスクおよ びログをアーカイブできる、HPDM に付属しているソフトウェア ツール HPDM Automated Device Importer デバイスのインポートのみを行う、HPDM Console の別のモード
注記:詳しくは、ホワイト ペーパー『HPDM Automated Device Importer』 を参照してください。
HPDM Port Check Tool HPDM のさまざまなコンポーネント間のネットワーク接続やファイア ウォールにより許可されているポートをチェックできる、HPDM に付属し ているソフトウェア ツール
HPDM Server Backup and Restore Tool HPDM Server のファイルとデータベースをバックアップおよび復元でき る、HPDM に付属しているソフトウェア ツール
リポジトリのプロトコル
リポジトリは標準のファイル サーバーであり、以下のプロトコルをサポートします。
● HTTPS(HTTP Secure) ● FTP(File Transfer Protocol) ● FTPS(FTP Secure)
● SFTP(Secure FTP)
● SMB(Server Message Block)
注記:SMB プロトコルはネットワーク ファイル共有プロトコルであり、Windows®では共有フォ ルダー機能、Linux では Samba として知られています。CIFS(Common Internet File System)プロ トコルは SMB から派生したものです。 以下のガイドラインに従って、リポジトリに 1 つまたは複数のプロトコルを使用できます。 ● プロトコルを 1 つだけ使用する場合は、サポートされているプロトコルから選択できます。 ● 複数のプロトコルを使用する場合は、すべてのアクセスがファイル システム上の同じディレクト リに向かうように設定する必要があります。 ● SMB は Windows でのキャッシュなしのイメージング操作に必要です。
● HP ThinPro または HP Smart Zero Core でのキャッシュなしのイメージング操作では、SMB はサ
ポートされていません。SMB はこれらのオペレーティング システムでは十分にサポートされて いないからです。
● Windows Embedded Standard 2009、Windows XP Embedded、Windows Embedded CE 6.0、HP ThinPro
3、HP ThinPro 4、または HP Smart Zero Core をベースとする HP Thin Client では、HTTPS はサポー トされていません。 ● HP ThinPro 6.0 以降では、キャッシュなしのイメージング操作向けに HTTPS がサポートされてい ます。 注記:リポジトリに複数のプロトコルが設定されている場合、キャッシュなしの Windows イメージン グ タスク以外のタスクを送信すると、HPDM は以下のプロトコルの順序で接続を試みます。HTTPS、 FTP/FTPS、SFTP、SMB。 リポジトリのプロトコル 3
展開の例
注記:HPDM はとても柔軟に展開できます。詳しくは、ホワイト ペーパー『HPDM Deployment Guide』 を参照してください。
システム要件については、お使いのバージョンの HPDM または HPDM Service Pack の『Release Notes』 を参照してください。
インストールの手順および詳細については、ホワイト ペーパー『HPDM Installation and Update Guide』 を参照してください。
HPDM は、通信のセキュリティのために SSL/TLS を使用します。セキュリティ強化のため、SSLv2 およ び SSLv3 は無効になっています。詳しくは、ホワイト ペーパー『HPDM Security Mechanism』を参照し てください。
2
HPDM Console の概要
HPDM Console へのログイン
HPDM Console を起動するには、以下の操作を行います。
1. Windows デスクトップの HPDM Console のショートカットをダブルクリックします。 または
[スタート]→[すべてのプログラム]→[HP]→[HP Device Manager]→[HP Device Manager Console]の
順に選択します。 2. 表示されたダイアログ ボックスで、HPDM Server のホスト名または IP アドレスを入力します。 注記:HPDM Console が HPDM Server と同じシステムにインストールされている場合は、 「localhost」と入力します。 3. ユーザー名およびパスワードを入力し、[OK]を選択します。 HPDM Console へのログイン 5
デバイス タブ
項目 説明 1 デバイス タブ:オペレーティング システムごとにデバイスを管理できます ヒント:タブにマウス カーソルを合わせると、オペレーティング システムの完全な名前を表示で きます 注記:各デバイス タブは、そのオペレーティング システムが少なくとも 1 つのデバイスで検出さ れた場合にのみ使用できます。1 つまたは複数のデバイスのオペレーティング システムが HPDM によって識別されていない場合は、[Unidentified](不明)というラベルの付いたタブを使用でき ます 2 デバイス一覧:デバイス ツリーで選択したグループに属する各デバイスの基本的な情報を表示し ます 3 ステータス バー:アクティブなデバイスの総数および状況に応じた情報を表示します 4 タスク パネル:タスク テンプレートからタスクを作成したり、既存のタスクを管理したり、タス クの状態を監視したりできます 5 デバイス ツリー:カスタマイズ可能なグループ化のスキームに基づいてグループ分けしたデバイ スを階層表示します 6 ツールバー:タスクを送信したり、HPDM の新しいゲートウェイおよびデバイスを検出したり、 さまざまな検索条件を使用してデバイス一覧内の特定のデバイスを検索したりできます 6 第 2 章 HPDM Console の概要[HPDM Gateway]タブ
項目 説明 1 [HPDM Gateway]タブ:HPDM ゲートウェイを管理できます 2 ゲートウェイ一覧:各 HPDM ゲートウェイに関する基本的な情報を表示します 3 概要パネル:HPDM ゲートウェイが 1 つだけ選択されている場合に、そのゲートウェイに関する 詳細情報を表示します 4 ステータス バー:アクティブな HPDM ゲートウェイの総数を表示します 5 タスク パネル:HPDM ゲートウェイが 1 つだけ選択されている場合に、そのゲートウェイに割り 当てられているタスクの状態を表示します 6 ゲートウェイ ツリー:すべての HPDM ゲートウェイを一覧表示します 7 ツールバー:HPDM の新しいゲートウェイおよびデバイスを検出したり、HPDM ゲートウェイのソ フトウェアを最新のバージョンに更新したり、HPDM ゲートウェイを設定したりできますデバイスのプロパティの表示
HPDM は、管理下の各デバイスについての資産情報を保存します。デバイスは HPDM Server に登録す る場合、HPDM がそのデバイスを一意に識別して通信できるようにするために必要な基本資産情報の みを渡します。この情報は、表示およびエクスポートできます。基本資産情報
デバイスの基本資産情報を表示するには、以下の操作を行います。 ▲ デバイス パネルでデバイスをダブルクリックして、[Device Properties](デバイスのプロパティ) ウィンドウを表示します。 [HPDM Gateway]タブ 7このウィンドウには、さまざまな資産情報カテゴリを含む複数のページがあります。基本資産情報し か利用できない場合は、[General](全般)、[Agent](エージェント)、および[Grouping](グループ) ページにのみ内容が表示されます。 基本資産情報は、デバイスのフィルタリングやグループ化に使用できます。グループ化情報は、 [General]ページでカスタマイズできます。また、グループ化された値を[General]ページから消去でき ます。この操作はデバイス レポートから新しい値を受け入れるために実行しておく必要があります。 以下の表に、[General]ページで利用できる基本資産情報を示します。 項目 説明 [Device ID](デバイス
ID) HPDM がデバイスに割り当てる一意の ID。デバイス ID は、デバイス上で検出された最初の Mac アドレスです [Hostname](ホスト 名) デバイスのホスト名 [Device Type](デバイ スの種類) デバイスのモデル名 [Device Serial Number](デバイス シリアル番号) デバイスのハードウェア シリアル番号 [OS Type](OS の種 類) デバイスのオペレーティング システム名 [イメージ バージョ ン] デバイスのオペレーティング システムのイメージ バージョン
[OS の構成] デバイスのオペレーティング システムの構成を示します。たとえば、Smart Zero モード では[Smart Zero]と表示し、ThinPro モードでは[ThinPro]と表示します(HP ThinPro 5 デバ イスを使用中の場合) [BIOS Version](BIOS のバージョン) デバイスの BIOS バージョン [Asset Tag](アセット タグ) デバイスのアセット タグ [Have TPM Module] (TPM モジュールの 搭載)
デバイスに TPM(Trusted Platform Module)が搭載されているかどうかを示します。TPM は安全な暗号プロセッサです。このプロセッサは一般に TPM チップまたは TPM セキュ リティ デバイスと呼ばれ、情報を保護するための暗号キーをここに保存できます。ソフ トウェアがハードウェア デバイスを認証するときに TPM を使用できます。最近では、 t610 などの一部の HP Thin Client モデルに TPM チップが搭載されています [TPM Owned](TPM 所 有権) TPM が所有されているかどうかを示します。TPM を使用してコンピューターを保護するには、TPM が所有されている必要があります。TPM にパスワードを割り当てると TPM 所 有権が設定されます。これによって、認証された TPM 所有者のみが TPM にアクセスした り TPM を管理したりできるようになります。1 つの TPM に割り当てられているパス ワードは 1 つのみであるため、このパスワードを知っている人物が TPM の事実上の所有 者となります。所有者が設定されると、他のユーザーまたはソフトウェアはその TPM の 所有権を主張できなくなります [基本スナップ ショット] デバイスの基本スナップショットを示します(HP ThinPro 5 デバイスを使用中の場合) 以下の表に、[Agent]ページで利用できる基本資産情報を示します。 8 第 2 章 HPDM Console の概要
項目 説明
[Agent Version] (Agent のバージョ
ン)
デバイス上の HPDM Agent のバージョン
[HPDM Gateway ID] デバイスとの通信に使用される HPDM Gateway の MAC アドレス [Agent Working Mode](エージェント の動作モード) HPDM Gateway がデバイスにタスクをプッシュすることが可能か、または、HPDM Agent が HPDM Gateway からタスクをプルするまで待機する必要があるかを示します。たとえ ば NAT によってデバイスが HPDM Gateway から切り離されている場合など、一部の環境 では、HPDM Gateway がデバイスにアクセスできず、HPDM Agent がタスクをプルする必 要があります
[Agent Pull Interval] (エージェントのプ
ル間隔)
HPDM Agent が HPDM Gateway からタスクのプルを試みる回数を示します
[First Contact Time]
(最初の接続時刻) デバイスが HPDM に登録された日時 [Last Time Online](最
後にオンラインだっ た時間)
HPDM がデバイス上の HPDM Agent と最後に通信した日時
完全な資産情報の収集
デバイスに関する詳しい情報を収集するには、[Get Asset Information](資産情報の取得)タスクを実 行する必要があります。
[Get Asset Information]タスクを実行するには、以下の操作を行います。
1. 情報を収集したいデバイスを右クリックし、[Get Device Asset Information](デバイス資産情報の 取得)を選択します。
2. タスク作成ウィンドウが表示されたら、[OK]を選択します。
3. タスクの完了後、そのデバイスの[Properties](プロパティ)ウィンドウで追加資産情報を確認で きます。
完全なデバイス資産情報の表示
[Get Asset Information](資産情報の取得)タスクが完了すると、[Device Properties](デバイスのプロ
パティ)ウィンドウのすべてのページに以下の内容が表示されます。 ● [Software](ソフトウェア):デバイスにインストールされたソフトウェア パッケージが一覧表 示されます。 ● [Hardware](ハードウェア):CPU、メモリ、記憶領域の詳細が一覧表示されます。 ● [Network](ネットワーク):デバイス上に存在する各ネットワーク アダプターの設定情報が一覧 表示されます。 ● [Configuration](設定):タイム ゾーンおよび表示設定が一覧表示されます。
● [Microsoft Hotfix](Microsoft のホットフィックス):Microsoft® Hotfix 情報が一覧表示されます(こ
のページはデバイスが Windows ベースである場合のみ使用可能です)。
● [Extended Properties](拡張プロパティ):デバイスの拡張プロパティが一覧表示されます。
3
デバイスの検出
標準的な展開では、HPDM Gateway は、デバイスの起動時に送信されるネットワーク ブロードキャス ト メッセージをリッスンすることにより、ほとんどのデバイスを自動的に検出して HPDM データベー スに追加します。ただし、この方法では、デバイスの起動前にゲートウェイが動作している必要があ ります。この章では、HPDM データベースにデバイスを追加するその他の方法について説明します。自動登録(標準的な Thin Client)
デバイスをネットワークに接続すると、デバイスの HPDM Agent が自動的に HPDM ゲートウェイに接 続しようとします。接続に成功するまで、以下の方法がこの順番で 1 つずつ試されます。 1. 現在のゲートウェイ 2. バックアップ ゲートウェイ 3. DHCP タグ 202 によって指定されているゲートウェイ 4. DNS サーバーによって指定されているゲートウェイ 5. DNS サービス レコードによって指定されているゲートウェイ 6. デバイスからのブロードキャストに応答するゲートウェイ注記:HP ThinPro のみ、オプションの[DHCPOverrideCurrentGateway]の値が[1]の場合に、HPDM Agent は DHCP タグ 202 の HPDM Gateway を最初に使用して、それ自身を登録します。初期設定値は[0]です。 HPDM Agent がそれの現在のゲートウェイとの接続を失った場合、またはデバイスが再起動された場 合、自動登録プロセスが再起動し、成功するまで定期的に実行されます。
DNS サービス レコード
ほとんどのデバイス検出方法では、各デバイスに割り当てられる HPDM ゲートウェイは 1 つだけで す。DNS サービス レコードを使用すると、異なる優先度の値を用いて複数のゲートウェイを割り当て ることができます。メリットは、HPDM Agent がゲートウェイに正常に接続するまでゲートウェイを 1 つずつ試すので、バックアップ ゲートウェイを設定できることです。 前提条件:HPDM Agent が DHCP オプション 15 でドメイン名を取得するには、静的ドメイン名を持っ ているか、または DHCP サーバーへのアクセスが可能になっている必要があります。 注記:現在、HP ThinPro 用バージョンの HPDM Agent は、静的ドメイン名をサポートしていません。デ バイスで静的 IP アドレスを使用する場合、この機能はサポートされません。DNS サービス レコードの作成
1. DNS コンソールを開きます。2. ドメインを右クリックし、[Other New Records](その他の新しいレコード)を選択します。 3. [Service Location (SRV)](サービス ロケーション(SRV))を選択します。
4. [Create Record](レコードの作成)ボタンを選択します。
5. サービスを[_hpdm-gatewy]に設定します。 6. プロトコルを[_tcp]に設定します。 7. オプション:優先度を数値で設定します(値が小さいほど優先度が高くなります)。 8. ホストをゲートウェイの完全修飾ドメイン名(FQDN)に設定します。 9. [OK]を選択します。 10. オプション:レコードを追加するには、手順 4~9 を繰り返します。 11. [Done](完了)を選択します。
トラブルシューティング
1. デバイスのネットワーク情報(IPv4 アドレスやドメインなど)を確認します。 2. デバイスが DNS サービス レコードを取得できるかどうかを確認するには、以下のコマンドを使 用します。 ● Windows:nslookup —timeout=30 —type=SRV _hpdm-gateway._tcp.<ドメイン名>.com ● HP ThinPro: host —t SRV _hpdm-gateway._tcp.<ドメイン名>.com
静的ドメイン名の設定(Windows のみ)
1. [コントロール パネル]またはネットワーク通知アイコンから、[ネットワーク接続]ダイアログを 開きます。 2. ネットワーク アダプターを右クリックし、[プロパティ]を選択します。 3. 一覧内の項目[インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)]を左クリックし、[プロパ ティ]ボタンを選択します。 4. [詳細設定]ボタンを選択します。 5. [DNS]タブを選択します。 6. [以下の DNS サフィックスを順に追加する]を選択し、DNS ドメインを一覧に追加します。 7. [OK]を選択します。自動登録(PCoIP Zero Client)
DNS サービス レコードの使用
HP PCoIP Zero Client が DHCP オプション 15 または 12 でドメイン名を取得するには、静的ドメイン名 を持っているか、または DHCP サーバーへのアクセスが可能になっている必要があります。
DHCP サーバーが DHCP オプション 12 のみをサポートしている場合は、ホスト名の文字列にそのドメ イン名が含まれている必要があります。
DNS サービス レコードを作成するには、以下の操作を行います。
1. DNS コンソールを開き、PCoIP Zero Client が含まれているゾーンを選択します。
2. 右クリックしてメニューを表示し、[Other New Records](その他の新しいレコード)を選択して、 [Resource Record Type](リソース レコードの種類)ダイアログを表示します。
3. [Service Location (SRV)](サービス ロケーション(SRV))を選択し、[Create Record](レコードの
作成)ボタンを選択して、[New Resource Record](新しいリソース レコード)ダイアログを表示 します。
4. サービスの値を[_pcoip-broker](推奨)または[_pcoip-tool]に設定します。プロトコルの値を
[_tcp]に設定し、このサービスを提供するホストを HPDM Gateway の完全修飾ドメイン名(FQDN)
に設定して、[OK]を選択します。[Done](完了)を選択します。
5. PCoIP Zero Client を再起動します。HPDM へのレポートが自動的に行われます。
バックアップ ゲートウェイを 1 つまたは複数設定する場合は、他の([_pcoip-broker]または[_pcoip-tool])サービス レコードを追加して異なる優先度の値を設定します。値が小さいほど優先度が高くな ります。各レコードが 1 つの HPDM Gateway を示します。 1 つのサービスに複数の DNS サービス レコードを設定する方法について詳しくは、 http://en.wikipedia.org/wiki/SRV_record/ (英語サイト)を参照してください。 この方式のトラブルシューティングを行うには、以下の操作を行います。
1. PCoIP Zero Client のネットワーク情報(IPv4 アドレスやドメインなど)を確認します。
2. PCoIP Zero Client には組み込みの診断ツールが搭載されています。このツールを使用して、DNS サービス レコードのアドレスにある HPDM Gateway に ping を送信します。
DHCP ベンダー クラス オプションの使用
ベンダー クラスを作成するには、以下の操作を行います。
1. DHCP コンソールを開き、PCoIP Zero Client がある DHCP サーバーを選択します。
2. 右クリックしてメニューを表示し、[Define Vendor Classes](ベンダー クラスの定義)を選択し て、[DHCP Vendor Classes](DHCP ベンダー クラス)ダイアログを表示します。
3. [Add](追加)ボタンを選択して、[New Class](新しいクラス)ダイアログを表示します。
4. [Display Name](表示名)を[PCoIP Endpoint](PCoIP エンドポイント)に設定し、その値を[PCoIP
Endpoint]に設定して、[OK]を選択します。
ベンダー クラス オプションを設定するには、以下の操作を行います。
1. DHCP サーバーを右クリックしてメニューを表示し、[Set Predefined Options](既定のオプション の設定)を選択して、[Predefined Options and Values](既定のオプションと値)タイアログを表示 します。
2. オプション クラスを[PCoIP Endpoint]に設定し、[Add]を選択します。
3. [Option Type](オプションの種類)ダイアログ ボックスで、[Name](名前)フィールドに「MC Address」と入力し、データ型を[String](文字列)に、コードを[1]に設定して、[OK]を選択し ます。
4. MC アドレスの値を HPDM Gateway の IP アドレスに設定して、[OK]を選択します。 ベンダー クラス オプションを有効にするには、以下の操作を行います。
1. PCoIP Zero Client が含まれるスコープの[Scope Options](スコープ オプション)を選択します。 2. 右クリックしてメニューを表示し、[Configure Options](オプションを構成)を選択して、[Scope
Options]ダイアログを表示します。
3. [Advanced](詳細設定)タブを選択します。
4. ベンダー クラスを[PCoIP Endpoint]に設定し、[MC Address]オプションを有効にして、[OK]を選択 します。
5. PCoIP Zero Client を再起動します。HPDM へのレポートが自動的に行われます。 この方式のトラブルシューティングを行うには、以下の操作を行います。
1. PCoIP Zero Client のネットワーク情報(IPv4 アドレスやドメインなど)を確認します。
2. PCoIP Zero Client には組み込みの診断ツールが搭載されています。このツールを使用して、MC ア ドレスにある HPDM Gateway に ping を送信します。
デバイスの検索
HPDM は、ある範囲内の IP アドレスの HPDM Agent および HPDM Gateway のインスタンスを検索できま す。検索方法には、[Walking With IP Range](IP 範囲によるウォーキング)および[Walking With IP
List](IP 一覧によるウォーキング)の 2 つがあります。これらの方法は、どちらも同じ手順で開始し
ます。
1. HPDM Console で、[HPDM Gateway]タブを選択します。
2. 目的の HPDM Gateway を右クリックし、メニューで[Discover Device](デバイスの検出)を選択し ます。
3. デバイスの種類(標準の Thin Client または PCoIP Zero Client)を選択します。
4. 使用する方式に応じて、14 ページの[Walking With IP Range](IP 範囲によるウォーキング)方式 の使用または15 ページの[Walking With IP List](IP 一覧によるウォーキング)方式の使用を参照 します。
[Walking With IP Range](IP 範囲によるウォーキング)方式の使用
[Walking With IP Range](IP 範囲によるウォーキング)方式を使用して検索するには、以下の操作を行
います。
1. [Walking With IP Range]→[Next](次へ)の順に選択します。
2. IP スコープを使用するか、または IP 範囲を手動で指定することにより、検索する IP アドレスの 範囲を指定できます。IP スコープとは、将来のスキャンのために作成して保存した IP アドレス の範囲です。
IP スコープを使用して検索するには、以下の操作を行います。
▲ [Use Preset IP Scope](プリセット IP スコープを使用)チェック ボックスを選択して、[IP Search Scope](IP の検索スコープ)→[OK]の順に選択します。
手動で指定した IP 範囲を検索するには、以下の操作を行います。
▲ [Use Preset IP Scope]チェック ボックスからチェックを外して、[Starting IP Address](開始 IP
アドレス)および[Ending IP Address](終了 IP アドレス)を入力し、[OK]を選択します。 ヒント:ゲートウェイ ツリーでゲートウェイを選択すると、検出の進行状況に関する情報をタス ク パネルに表示できます。
IP スコープの設定
IP スコープを設定するには、以下の操作を行います。
1. [Discover by Range](範囲で検出)ダイアログ ボックスで、[Use Preset IP Scope]チェックボック
スを選択し、[IP Search Scope]一覧の[Edit](編集)オプションを選択して[Edit IP Walking Scope] (IP ウォーキング スコープの編集)ダイアログ ボックスを表示します。
2. [IP Walking Scopes](IP ウォーキング スコープ)一覧から既存の IP スコープを選択するか、また
は[Add](追加)を選択して新しい IP スコープを作成します。
3. 新しい検索スコープを参照するときに HPDM で使用されるスコープ名を入力して[OK]を選択し ます。
4. [Starting IP Address](開始 IP アドレス)および[Ending IP Address](終了 IP アドレス)を入力し
て、HPDM でデバイスを検索する IP アドレスの範囲を定義します。[Apply](適用)を選択して設 定を保存し、[OK]を選択して終了します。
[Walking With IP List](IP 一覧によるウォーキング)方式の使用
[Walking With IP List](IP 一覧によるウォーキング)方式を使用して検索するには、以下の操作を行い
ます。
1. [Walking With IP Range]→[Next](次へ)の順に選択します。
[Discover by List](一覧で検出)ダイアログ ボックスが表示されます。 2. 一覧の IP アドレスは、ニーズに合わせてカスタマイズできます。ダイアログ ボックスの各ボタ ンの説明は、以下の表を参照してください。 ボタン 機能 [Add](追加) 新しい IP アドレスを IP 一覧に追加します [Delete](削除) 既存の IP アドレスを一覧から削除します [Import](イン ポート) *.txt または*.csv ファイルを IP 一覧にインポートします [Export](エクス ポート) IP 一覧を*.txt ファイルとしてエクスポートします [Copy](コピー) 現在の IP 一覧をコピーします [Paste](ペース ト) コピーした IP アドレスをペーストします 3. [OK]を選択します。検索が終了したら、HPDM によって検出されたデバイスを示すレポートが表 示されます。デバイスが検出された場合は、HPDM データベースに追加されます。 デバイスの検索 15
手動でのデバイスの登録
デバイスを手動で登録するには、以下の操作を行います。 1. HPDM Console で、[HPDM Gateway]タブを選択します。 2. 目的の HPDM Gateway を右クリックし、[Device](デバイス)→[Add](追加)の順に選択します。 3. デバイスのデバイス ID、MAC アドレス、および IP アドレスを入力します。 4. ドロップダウン リストからオペレーティング システムを選択し、[OK]を選択します。 オペレーティング システムとして[Unidentified](不明)を選択した場合、デバイスは最初は [Unidentified]デバイス タブに追加されます。デバイスから HPDM Server に初めてレポートが行われ、 オペレーティング システムが検出されると、該当するデバイス タブにデバイスが移動されます。複数デバイスの手動登録
複数のデバイスを手動で登録するには、以下の操作を行います。1. HPDM Console で、[File](ファイル)→[Import Devices](デバイスのインポート)の順に選択し ます。
2. [Select](選択)ボタンを選択し、インポートするデバイスが記述されたテキスト ファイルを含
むフォルダーを選択します。
注記:詳しくは、ホワイト ペーパー『HPDM Automated Device Importer』を参照してください。 3. [Import](インポート)を選択して、そのフォルダーにあるすべてのテキスト ファイルからすべ てのデバイスを登録します。 各デバイスは、テキスト ファイルで指定された該当するデバイス タブに追加されます。オペレーティ ング システムが指定されていない場合、デバイスは最初は[Unidentified](不明)デバイス タブに追加 されます。デバイスから HPDM に初めてレポートが行われ、オペレーティング システムが検出される と、該当するデバイス タブにデバイスが移動されます。 16 第 3 章 デバイスの検出
4
タスクおよびタスク テンプレート
タスク テンプレート
タスク パネルの[Task Templates](タスク テンプレート)タブを選択すると、使用可能なタスク テン プレートの一覧が表示されます。この一覧は以下の列から構成され、並べ替えができます。 ● [Icon](アイコン):ベース テンプレート、カスタム タスク テンプレート、またはお気に入りの カスタム タスク テンプレートのうち、どのテンプレートに該当するかを示します。 ● [Template Name](テンプレート名):テンプレートの名前を示します。 ● [Description](説明):テンプレートの説明文です。● [Base Template Name](ベース テンプレート名):そのテンプレートのベース テンプレートの名
前を示します。
● [Category](カテゴリ):テンプレートが属するカテゴリを示します。
HP Device Manager には以下の 7 つのカテゴリがあります。
– [File and Registry](ファイルおよびレジストリ):デバイスのオペレーティング システムを 管理するためのカスタマイズ可能なタスクの組み合わせからなる汎用テンプレートです(詳 しくは、34 ページのファイルおよびレジストリ設定の管理を参照してください)。 – [Connections](接続):デバイスの接続設定を取得または設定するために使用します。 – [Agent](エージェント):HPDM Agent を設定および更新するために使用します。 – [Imaging](イメージ):デバイスのフラッシュ メモリ イメージをキャプチャまたは展開する ために使用します。 – [Operations](操作):再起動、シャドウイング、シャット ダウン、およびウェイクアップ など、デバイスの各種の操作を実行するために使用します。 – [Settings](設定):表示、ネットワーク、時刻および書き込みフィルターなどのデバイスの 各種設定の変更に使用します。 – [Template Sequence](テンプレート シーケンス):タスクが実行されるシーケンスを定義す るために使用します。 ● [Status](状態):各テンプレートの状態を示します。 状態は以下のとおりに分類されます。 – 空白(テキストなし):テンプレートが通常の状態であり、編集タスクや送信タスクに使用 できることを示します。 – [Transferring](転送中):テンプレートの状態が一時的なものであることを示します。この テンプレートに必要なペイロードは転送中です。転送が完了すると、状態が通常または失敗 に変化します。 – [Failed](失敗):テンプレートが無効の状態であることを示します。テンプレートに必要な ペイロードの転送中にエラーが発生しました。テキストの上にマウス ポインターを合わせ るとエラーの詳細が表示されます。 タスク テンプレート 17
上記のカテゴリに基づくカスタム タスク テンプレートを作成、編集、削除、インポート、またはエク スポートして、デバイス固有のタスクを作成できます。
タスク テンプレートの作成
[Task Templates](タスク テンプレート)一覧には、あらかじめ設定されたタスク テンプレートが表示 されます。これらの名前は、[_File and Registry]のように、アンダースコア(_)で始まります。 タスク テンプレートを作成または編集するには、以下の操作を行います。 1. タスク テンプレートをダブルクリックします。 または タスク テンプレートを右クリックして、コンテキスト メニューから[Properties](プロパティ) を選択します。 2. 利用可能なオプションを使用して、テンプレートの要件を指定します。対象のデバイスの値を消 去するには、テンプレートでその値に対応するフィールドを空白のままにします。 3. 新しいテンプレートの定義が完了したら、[Save as](名前を付けて保存)ボタンを選択して新し いテンプレートの名前を入力します。 4. [OK]を選択します。新しいテンプレートが作成され、[Task Templates](タスク テンプレート)一 覧に追加されます。
タスク テンプレートのお気に入り一覧への追加
タスク テンプレートにすばやくアクセスできるようにするには、以下の手順で[Favorites](お気に入 り)一覧に追加します。 ▲ タスク テンプレートを右クリックして、コンテキスト メニューから[Add to Favorites](お気に入 りに追加)を選択します。 タスク テンプレートのアイコンが、以下に示すお気に入りアイコンに変わります。 アイコンで列をソートすると、お気に入りのテンプレートを他のテンプレートの上に一覧表示できま す。クイック検索を実行するには、列見出しを選択して、お気に入りのテンプレートのみを表示しま す。タスク テンプレートのエクスポート
1. エクスポートするテンプレートを右クリックし、[Export](エクスポート)を選択します。 2. 選択している 1 つまたは複数のテンプレートがペイロード ファイルを利用している場合、ペイ ロード ファイルもエクスポートするかどうかを確認するメッセージが表示されます。ペイロー ド ファイルのエクスポートを選択すると、HPDM Master Repository からファイルがダウンロード されます。 3. テンプレートの名前を入力します。 4. エクスポートしたファイルのエクスポート先を選択します。 5. [Export]を選択して、テンプレートをエクスポートします。ペイロード ファイルを含むテンプ レートは ZIP ファイルとしてエクスポートされます。それ以外のテンプレートは XML ファイル としてエクスポートされます。 18 第 4 章 タスクおよびタスク テンプレートタスク テンプレートのインポート
1. HPDM Console で、[Template](テンプレート)→[Import](インポート)→[Exported Templates] (エクスポートされたテンプレート)の順に選択します。 2. インポートする XML ファイル、ZIP ファイル、またはその両方を選択します。HPDM からエクス ポートされた XML ファイルおよび ZIP ファイルのみが受け付けられます。HPDM 4.4 よりも前の バージョンの HPDM を使用して作成したテンプレートは、認識されないか互換性がないことがあ ります。 3. [Import]を選択します。新しいテンプレートとして、ファイルが追加されます。ZIP ファイルに含 まれているペイロード ファイルは、自動的に HPDM Master Repository にアップロードされます。
ペイロードからのテンプレートの生成
1. HPDM Console で、[Template](テンプレート)→[Import](インポート)の順に選択してから、 以下のメニュー項目のどれかを選択します。 ● [Image Files](イメージのファイル)(.ibr、.img、.hpimg、.dd、.dd.gz) ● [PColP firmware](PCoIP のファームウェア)(.all)● [Easy Tools Configuration]([HP Easy Tools]の構成)(.hpcfg) ● [Easy Tools Settings]([HP Easy Tools]の設定)(.hpset)
2. インポートするファイルを選択します。
3. [Import]を選択します。次に、[Package Description Editor](パッケージの説明エディター)ダイ
アログ ボックスでペイロードの情報を追加します。 4. [Generate](生成する)を選択します。
新しいテンプレートとして、ファイルが追加されます。ペイロード ファイルは、自動的に HPDM Master Repository にアップロードされます。
別の種類の OS で使用するための[Deploy Image]テンプレートのコピー
1. [Deploy Image]または[PXE Deploy Image]タスク テンプレートを右クリックします。
2. メニューの[Copy to other OS](他の OS にコピー)を選択します。 3. OS の種類を選択し、新しいテンプレートの名前を入力します。 4. [OK]を選択します。
テンプレート シーケンス
テンプレート シーケンスには、最大 50 のタスク テンプレートを含めることができます。タスクは指 定した順に実行されますが、各タスクの実行前に条件が評価されて、そのタスクを実行すべきかどう か決定されます。 以下の表に、指定できる条件を示します。 アイコン 条件 説明 [Anyway](す べての場合) 前のタスクが正常に完了したかどうかに関係なくタスクを実行します [Success](成 功) 前のタスクが正常に完了した場合にのみタスクを実行します [Failure](失 敗) 前のタスクが失敗した場合にのみタスクを実行します テンプレート シーケンスを作成するには、以下の操作を行います。▲ 初期設定の[_Template Sequence]テンプレートをダブルクリックして[Template Editor](テンプ レート エディター)を開きます。
基本テンプレート シーケンス
基本テンプレート シーケンスでは、すべてのタスクで同じ条件を使用します。基本テンプレート シー ケンスは、[Content](コンテンツ)タブ→[Basic](基本)の順に選択して定義します。
[Stop sequence on error](エラー発生時にシーケンスを停止)オプションを選択した場合、1 つのタス
クが失敗するとテンプレート シーケンスは続行されません。
詳細テンプレート シーケンス
詳細テンプレート シーケンスでは、すべてのタスクで異なる条件を指定できます。詳細テンプレート シーケンスは、[Content](コンテンツ)タブ→[Advanced](詳細)の順に選択して定義します。
[Stop sequence on error](エラー発生時にシーケンスを停止)オプションを選択した場合、1 つのタス
クが失敗するとテンプレート シーケンスは続行されません。
この例は、4 つのタスクが次のように実行されることを示します。
● [File and Registry]タスクは無条件で実行されます。
● 前のタスクが正常に完了した場合は、最初の[Configure Agent]タスクが実行されてシーケンスが終 了します。
● 最初のタスクが失敗した場合は、[Update Agent]タスクが実行されます。
● [Update Agent]タスクが正常に完了した場合は、最後の[Configure Agent]タスクが実行されてシー
ケンスが終了します。
詳細テンプレート シーケンス内のテンプレートの各レベルを依存レベルといいます。詳細テンプ レート シーケンスには、最大 50 の依存レベルの深度を設定できます。各依存レベルでは、以下のど ちらかを使用できます。 ● [Anyway](すべての場合)条件 1 つ または ● [Success](成功)条件 1 つおよび[Failure](失敗)条件 1 つ
タスク
タスクとは、タスク テンプレート、実行スケジュール、および対象のデバイス一覧の組み合わせで す。HPDM Console では、タスクは以下の 2 つのグループに分かれて表示されます。● [Manual Tasks](手動タスク):HPDM Console を使用して直接作成されます(21 ページのタスク の実行を参照してください) ● [Rule Tasks](ルール タスク):ルールを使用して非直接的に作成されます(26 ページのタスク ルールを参照してください) これまでに送信されたすべてのタスクは監視されていて、結果はタスク パネルに表示されます。タス ク パネルには、デバイスに送信されたすべてのタスクが一覧表示されます。 タスク一覧は以下の列から構成されています。
● [Task ID](タスク ID):タスクの ID を示します。
● [Task Name](タスク名):このタスクの送信に使用されたタスク テンプレートの名前を示しま
す。
● [Progress and Status](進捗状況と状態):タスクの進捗状況と状態を示します。
● [Target Device Number](対象のデバイスの番号):タスクが割り当てられているデバイスの番号
を示します。 ● [Create Time](作成時刻):タスクが作成された時刻を示します。 ● [Sender](送信者):タスクの送信者を示します。
タスクの実行
1. タスク パネルからタスク テンプレートをドラッグして、デバイスまたはグループにドロップし ます。 または デバイス パネル内のデバイスまたはデバイス ツリー内のフォルダーを右クリックし、コンテキ スト メニューから[Send Task](タスクの送信)を選択して、[Template Chooser](テンプレート選 択)を表示します。カテゴリを選択し、タスク テンプレートを選択して、[Next](次へ)を選択 します。2. [Task Editor](タスク エディター)ダイアログ ボックスが表示されます。[Schedule & Batch Control](スケジュールおよびバッチ制御)タブを選択して、テンプレートで定義されているタ スクの実行時刻および実行方法を指定します。[Schedule Task](スケジュール タスク)オプショ ンを選択せず、時刻を指定しない場合は、[OK]ボタンを選択するとすぐにタスクがデバイスに適 用されます。 3. [OK]を選択すると、タスクがデバイスに適用されます。 タスク 21
タスクの状態アイコン
以下の表では、[Device Task View](デバイスのタスクの表示)ウィンドウで使用されるアイコンにつ いて説明します。 アイコン 説明 成功 タスクがデバイスによって正常に実行されました 送信 タスクが HPDM Server から HPDM Gateway を通じてデバイスに送信されて、応答を待っています 障害/タイムアウト タスクに障害が発生したか、時間切れになりました 準備完了 タスクが実行されて、ユーザーの操作を待っています 一時停止中 タスクが一時停止されました キャンセル タスクがキャンセルされました 待機中 タスクは後で送信されるようにスケジュール設定されていて、まだ送信されていません キャッシュ済み タスクとそのペイロードがデバイスにキャッシュされており、後で処理できます 処理中 タスクはデバイスによって受け付けられて、処理されています
タスク パラメーター
一部のタスク パラメーターには[Configuration Management](設定の管理)ダイアログ ボックスを使用 して初期値を設定できます。HPDM Console で、[Tools](ツール)→[Configuration](設定)の順に選 択し、左側のパネルの[Task Parameters](タスク パラメーター)ツリーを展開します。 [Task Parameters]ツリーは以下の項目で構成されています。● [Valid Time and Timeout](有効な時刻およびタイムアウト):以下の初期設定パラメーターを構成
できます。 – [Valid time](有効な時刻):HPDM がタスクの実行を待機する時間を設定します – [Execution Timeout](実行タイムアウト):タスクの処理がこの時間を超えると、そのタスク はタイムアウト状態になり、HPDM Server はそのタスクが対象デバイス上で停止しているか どうかを確認しようとします 22 第 4 章 タスクおよびタスク テンプレート
– [Batch control](バッチ制御):タスクを一度に送信するデバイスの数と、各バッチの間隔を 制御します(ネットワーク トラフィックを多少制御できます)
– [Exclude working hours](業務時間を除外):指定した業務時間を除いた時刻までタスクを延 期します
● [Write Filter, WOL and Task Deferment](書き込みフィルター、WOL(Wake-On-LAN:ウェイクオン
LAN)、およびタスクの延期):以下の初期設定パラメーターを構成できます
– [Write filter policy](書き込みフィルター ポリシー):書き込みフィルターがオンの場合にタ スクを処理する方法を指定します(Windows にのみ適用されます)
– [Wake On LAN](ウェイクオン LAN):タスクを送信する前に HPDM がデバイスを復帰させる かどうかを指定します
– [Task deferment](タスクの延期):デバイスを強制的に再起動またはシャットダウンする前 に、ユーザーが作業内容を保存できるようにタスクをデバイス側で延期できるかどうかを指 定します。詳しくは、23 ページのタスクの延期を参照してください
● [キャッシュされた更新]:タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロードをデバイ
スにキャッシュできます(後で[_Execute Cached Tasks]タスクを送信して実行します)
タスク テンプレートを 1 つまたは複数のデバイスに適用したあと、[Task Editor](タスク エディター) を使用して個々のタスクにパラメーターを設定できます。[Task Editor]は以下のタブで構成されてい ます。
● [Content](コンテンツ):タスクの種類に固有のパラメーターを指定できます
● [Schedule & Batch Control](スケジュールおよびバッチ制御):タスク スケジュールを設定し、特
定のタスクについての書き込みフィルター ポリシー、バッチ制御、およびタスクの延期のパラ メーターを変更できます
● [Valid Time, Timeout & WOL](有効な時刻、タイムアウト、およびウェイクオン LAN):特定のタ
スクについての有効な時刻、タイムアウト、およびウェイクオン LAN のパラメーターを変更でき ます
● [キャッシュされた更新]:タスクをすぐに実行する代わりに、タスクおよびペイロードをデバイ
スにキャッシュできます(後で[_Execute Cached Tasks]タスクを送信して実行します)
● [Target Device List](対象のデバイス一覧):タスクが適用されるデバイスを一覧表示し、デバイ
スを追加または削除できます
タスクの延期
タスクの延期を使用すると、HPDM によるデバイスの再起動またはシャットダウンの前にユーザーが 作業内容を保存できます。再起動またはシャットダウンの前にダイアログ ボックスが表示され、ユー ザーは再起動またはシャット ダウンを延期することも、すぐに開始することもできます。再起動また はシャットダウンは 3 回まで延期できます。タスクを延期するには、[_Configure Task Deferment]タスクをデバイスに送信する必要があります。こ のタスクでは、ユーザーに表示されるダイアログ ボックスのタイトルおよびメッセージをカスタマイ ズすることもできます。
注記:デバイスを強制的に再起動する必要がある場合、ダイアログ ボックスは表示されません。
タスクのプロパティの表示
タスクのプロパティを表示するには、以下の操作を行います。タスクを右クリックして、ポップアッ プ メニューで[View Task Contents](タスクの内容を表示)を選択します。[Task Contents](タスクの 内容)ウィンドウが表示され、割り当てられたタスクに関する詳細情報が示されます。