突起付突起付突起付突起付
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(2) CS7-009. 12. 4. 載荷試験結果 重−変位の関係を図―3に、一般部載荷時の載 荷荷重−変位の関係を図−4に示す。図中にそ れぞれの載荷条件における等方性版の FEM 解 析結果として、全断面有効と引張りコンクリート無視. 10 設計モーメント相当荷重比. 載荷試験結果として継手上載荷時の載荷荷. 全断面有効 (FEM) 押し抜きせん断耐力(実強度). 6. 載荷点 4 2. 荷による試験体の最大耐力は 152tf であり、押. 0. 設計曲げモーメント相当荷重(配力筋方向) 設計曲げモーメント相当荷重(主部材方向). 0. し抜きせん断破壊により終局を迎えた。一般部. 5. 載荷では 160tf まで載荷を行ったが、試験体は に対して十分な耐力を有していることが確認さ. 10. 図−5、6に示す。床版支間方向ひずみ分布の 実験値は、全断面有効とほぼ良い一致を示して. 設計モーメント相当荷重比. 12. 解析における設計荷重時のひずみ分布と併せて. 10 変位(mm). 図−3. 終局には至らなかった。ともに設計曲げモーメント. 版支間方向、配力筋方向の底鋼板ひずみ分布を. Pmax =152tf. 押し抜きせん断耐力(設計基準強度). 8. の断面による計算結果を併せて示す。継手上載. れた。設計曲げモーメント作用時における試験体の床. 引張りコンクリート無視 (FEM). 15. 20. 載荷点荷重―変位の関係(継手上載荷) 引張コンクリート無視 (FEM). Pmax>160tf 試験体は 未破壊. 押し抜きせん断耐力(実強度). 押し抜きせん断耐力(設計基準強度). 8 全断面有効 (FEM). 6. 載荷点. 4 2. 設計曲げモーメント相当荷重(配力筋方向). おり、全断面有効にて挙動していることがわか. 設計曲げモーメント相当荷重(主部材方向). 0. る。また配力筋方向のひずみ分布は、載荷点近. 0. 5. 10 変位(mm). 傍では解析結果とほぼ一致しているが、載荷点 図−4. から離れると解析値より小さな値となっている。こ. 15. 20. 載荷点荷重−変位の関係(一般部載荷). 160. れは、載荷試験時の支承線上のあたりが不均一にな. A-A断面でのεy分布(P=18tf) A. 140. っているためと推察される。. 解析値(全断面有効) 解析値(引張りコンクリート無視) 実験値. y. ひずみ(μ). 120. 5. 試験結果の考察 載荷試験結果より得られた知見を以下に示す。. 100. ・ 設計モーメント相当荷重時における版の挙動は、. x. 80. A. 225mm. 60 40. 全断面有効とした等方性版の解析結果とよく. 載荷点. 20. 一致している。設計曲げモーメント相当荷重の 1.5. 0 -3000. 倍程度の荷重から剛性が変化し、引張りコンクリ. -2000. ート無視の解析結果に漸近していくことがわか る。. 140. であり、設計モーメントの約 10 倍の耐力を有している. 100. ことが確認された。一般部の耐力は設計モーメントの 11. 80. 田の RC 床版の押し抜きせん断耐力. 倍以上であり、十分耐力があることが確認された。 ・ 設計曲げモーメント時のひずみ分布から、試験体が等方. ひずみ(μ). 1.14 倍. 120. 性版として挙動していることが確認された。. 解析(全断面有効) 解析(引張りコンクリート無視) 実験値. y B. 60. B. x. 40. 載荷点. 0. して十分な耐力を有していること、ならびに設計. 0. 200. 荷重時においては、実用上等方性版として取り扱. 図−6. 床版支間中央断面の底鋼板ひずみ分布 (B-B section:配力筋方向). って良いことが確認された。. 3000. B-B断面でのεx分布(P=18tf). 20. ・ 今回の載荷試験により、本合成床版が T 荷重に対. 2000. 図−5 継手近傍断面の底鋼板ひずみ分布 (A-A section:床版支間方向). ・ 継手上を載荷した時の押し抜きせん断耐力は、角 2)の約. -1000 0 1000 載荷点からの距離y(mm). 400 600 載荷点からの距離x(mm). 800. 1000. 【参考文献】 1) 石原他:突起付 T 形鋼ジベルを用いた合成床版の設計,第二回道路橋床版シンポジウム講演論文集,P243-250,2000.11 2) 角田他:鉄筋コンクリートスラブの押し抜きせん断耐力に関する実験的研究,土木学会論文報告集,vol229,1974.9. -399-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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