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Academic year: 2021

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第5学年 国語科学習指導案 指導者 1 単元名 『作品を自分なりにとらえ、朗読しよう』 2 教 材 「大造じいさんとガン」 椋鳩十作 3 単元の構想 児童の実態 指導にあたって 対話について 4 単元の目標 (1) 文章から読み取ったこと、自分なりに感じたことや考えたことをもとに、朗読しようとしている。 (国語への関心・意欲・態度) (2) 心情表現や情景描写に着目しながら、大造じいさんの見方・考え方の変化を読むことができる。 (読むこと) (3) 優れた叙述について自分の考えをまとめ、考えたことを発表し合い、自分の考えをひろげたり深めたりするこ とができる。 (読むこと) (4) 情景描写が人物の心情を反映するはたらきを理解することができる。 (言語についての知識・理解・技能) 本学級の児童は、国語科学習についてのアンケート結果から、73%の児童が国語科の学習が好きでは ないと答えている。その理由として、読むこと・漢字が苦手だからというものがほとんどであった。ま た、コミュニケーション(話す・聞く)のアンケートからは、伝えたいことをはっきりさせて話したり、 相手の意見の伝えたいことをとらえて聞いたりすることが苦手な児童が多くいることがわかった。 福岡県教育センター作成の自己他者肯定感テストの結果からは、他者を認めることはできるが、自分 のよさを認めていない、自分に自信がない児童が多くいることもわかった。 そこで、心に残った内容や登場人物の心情について、認め合う対話活動を位置付けて交流することで、 登場人物の心情を想像し、あるいは共感し、同じように友だちの考えにふれることで、そのよさに気づ き、自分の考えを深め広げることができるようにすることをねらいとしている。 ○本教材「大造じいさんとガン」は、動物と人間 との心の交流が力強く描かれた物語である。狩人 の「大造じいさん」とガンの統領「残雪」との間 に繰り広げられる闘いの中で、残雪のことをいま いましく思っていた大造じいさんが、残雪の行動 に感動していく心の動きが描かれている。また、 命の尊厳について考えることができる教材であ り、これは人権感覚を高めるとされる価値的・態 度的側面の人間の尊厳を感知する感覚とも関連 している。 ○指導にあたっては、心情と一体となった風景を 見つけ、心情を豊かに味わえるようにしていく。 そのために、まず、登場人物の相互関係をとらえ させ、心情、場面についての描写をとらえさせる。 そして、直接書かれていない人物の心情や性格に ついて想像し、優れた叙述について自分の考えを まとめていく。まとめとして、学んだことを朗 読・群読で表現していくようにする。具体的には、 学習段階に対話を位置付け、その対話を生かして 読みを深めていく。つかむ段階では、友だちの考 えを想像し、学習の見通しを持つためにイメージ マップを活用していく。さぐる段階では、学習課 題について自分の考えを持たせ、それをもとにグ ループで交流し、読みを深め広げていくようにす る。いかす段階では、作者の他の作品を読み、ジ グソー学習的活動を仕組み、作者の人物像に迫ら せていくようにする。 ○学習段階ごとの対話について 対話でねらう3つの力 この学習でいう対話とは、想像・共感・コミュ ニケーションの3つの力を高める対話である。 『ペアでの対話』 1 対 1 の対話で、傾聴・アサーティブネスを重視 した対話である。この対話では、登場人物の心情 を想像するとともに、友だちの考えについても、 表情などに着目し、想像することを大切にしてい くことを通して、読みを深めるために学習課題を 精選し、読みの課題作りをしていく。 『グループ内での対話』 読みの課題解決のために、KJ法的手法を用い たグループ内での対話を行う。ここでの対話活動 では、登場人物の心情に共感したり、友だちの考 えに共感したりできるように、全員が自分の考え をもって話し合いに臨むようにする。その際、話 し合いの進め方のモデルを参考にさせるようにす る。 『グループ間での対話・全体での対話』 作者が伝えたかったことを考え、主題にせまら せるために「ジグソー学習的活動を行う。主題が 伝わる群読ができるように、台本づくりについ ては、グループ間で聞き合う活動を行う。

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5 単元指導計画(9時間)

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6 本時の指導(7/9) (1)本時の目標 ○ 「堂々」と「ひきょう」について、理由を明らかにした自分の考えを持ち、グループ内での対話や全体 での交流を通して、その考えを広げたり深めたりしている。 (2) 準備 ワークシート (3) 展開 学 習 活 動 主 な 支 援 と 評 価 1 学習のめあてと進め方について確認する。 めあて ○ 話し合いの進め方モデルを掲示し、本時の学習の進め方を 確認する。 2 課題についてグループ内で話し合い、グループで一つに まとめる。 3 グループでまとめたものを全体で出し合い、交流する。 ・ ○ 伝えたいことをはっきりさせるために、付箋紙には、自分 の考えを短い言葉で表すようにする。 ○ 考えを伝えることを大切にするために、似ている考えでも 必ず自分の言葉で述べるようにする。 ○ 一つにまとめるときには、納得する人が多いものにする。 ※少数意見については、全体交流の場で意見を出す時間をと る。 ○ みんなで考えやすいように、グループでまとめたものを短 冊に記入し、黒板に掲示して全員で、整理・分類していく。 ○ グループ内で出した意見で、みんなの理解を得られなかっ た意見についても、納得できていない場合は、全体交流で出 してよいことにする。 4 自分の考えを振り返る。 5 学習を振り返り、「今日の学習で」を書く。 ○ グループ内での対話や全体での交流を通して、自分の考え が、どのように変わったのかを書くようにする。 話し合いの進め方 ①自分の考えを短い文で付箋紙にかく。 ②全員が自分の考えを述べる。 ③質問タイムで深める。 ④似ている考えと違う考えに分けて、みんなの意見 を整理する。 ⑤グループとしての課題についての考えをまとめ る。 読みの課題Bについて、まとめよう ①タニシを使ったり、うなぎつ りばりを使ったりするのはひ きょうなんじゃないかな。私 は、自分の力だけでたたかうこ とが堂々だと思うな。 ③あなたの考えていることもわかる。でもね、タ ニシを使ったり、釣り針を使ったりすることはひ きょうではないと思うよ。残雪を捕まえるための 作戦で、大造じいさんの工夫だと思うけどな。 大造じいさんは狩人なんだよ。 ④うーん、ぼくはどれもひきょう ではないと思うけどな。 ②私も同じように思った。わなをしか けるのはひきょうだと思う。おとりを 使う作戦もずるいよね。 大造じいさんの作戦は、卑怯ではない。 仲間を救うために戦っている残雪をうつこと や、弱っている残雪をうつのがひきょうなのだ。 読みの課題B 何が堂々で、何がひきょうなのだろうか 評価 読みの課題A について、自分の考えを理由をは っきりさせてまとめ、深めることができる。 (読むこと) [ワークシート・発言] ぼくは、釣り針作戦とタニシ作戦と の作戦がひきょうだなと思ってたけ ど、ひきょうなのではないという考え にかわった。弱っている残雪を捉える のがひきょうなんだ。 大造じいさんは「また堂々と戦お う・・・」と言っているから、さくせ んについてはひきょうだとは思ってな いんだ。

参照

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P.19 ・ペアで、自分の立場で答える形でチャンツを 言う。 【Let's Listen】P.20

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