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グリース潤滑すべり軸受の温度上昇・・・1

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Academic year: 2021

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(1)

グリース潤滑すべり軸受の温度上昇

岩田 将英

1

・福永 圭悟

2

1機械・環境システム工学科,2機械工学科

グリース潤滑すべり軸受の温度上昇値を実験および数値解析から考察した.直径32mmのS45C製ジャ ーナルと,幅20mmのFC200製すべり軸受を使用した.実験には,グリースNLGI 0とNLGI 000,比較のた めに,ギヤ油ISO VG 150とISO VG 220を用いた.実験条件は,平均接触圧力Pm=0.49~11.2MPa,すべり速 度V=0.034~1.01m/sとした.ここで,実験値θexとはすべり面での温度上昇値を指し,理論値θthは数値解 析から求めた温度上昇値を指す.全ての潤滑剤において,θexはVまたはPmの増加に伴って上昇すること がわかった.グリースのθexはギヤ油の1.9~2.3倍大きく,グリースの方が温度に関して潤滑性能が悪いこ とがわかった.θexに対するθthの比βは,PmVの増加と共に減少しながら,β=0.6に収束した.

キーワード : すべり軸受,グリース潤滑,FC200,すべり面温度

1.緒論

すべり軸受に関しては,ギヤ油潤滑下での研究報告や設 計資料は豊富にあるが,グリース潤滑下では少ない1).こ れは,グリース潤滑下ではデータに基づいてすべり軸受の 設計を確立することが困難である,ということを意味する. グリース潤滑すべり軸受が実用化されれば,潤滑構造やシ ール構造の簡素化が期待でき,コストダウンにつながると 考えられる. 本研究では,すべり軸受性能に最も影響を与えると考え られる温度2)の視点から設計資料を得ることにした.潤滑 剤温度やすべり面温度が上昇すると,潤滑性能が低下し, 設計条件によっては二面が融着しやすくなる,などの問題 が発生する.これらのことより,温度はすべり軸受の設計 上,重要なファクターであると言える.そこで本研究では, すべり面温度上昇値をあらかじめ予測できれば,潤滑剤使 用可否や,機械装置の信頼性を確保できる. 本研究では,FC200製すべり軸受を用いてすべり面温度 上昇値を実測すると同時に,数値解析による温度上昇値と の比較などを行ったので報告する.

2.実験方法

(1) 実験装置 図-1に実験装置外観を示す.油浴潤滑時の軸受ボックス 内部を図-2に示す.

図-1 実験装置

図-2 軸受ボックス内部

(2)

モータ①で,φ32mm の S45C 製ジャーナル⑤を回転させ る.ジャーナル⑤は軸受ボックス②の両端で,ころがり軸 受6309 によって支持されており,内部で FC200 製すべり 軸受⑥を乗せている.すべり軸受上部では,アーム④はピ ン⑦に連結され,すべり軸受⑥にとって回転止めとの役割 を果たす.また,アーム先端部の重錘③によってすべり軸 受⑥に荷重が作用する.ジャーナル⑤およびすべり軸受⑥ は,図2に示すように,ジャーナル⑤が十分潤滑剤に浸る 程度に充填されている.この状態ですべり軸受⑥に荷重を かけ,ジャーナル⑤を回転させることにより,すべり面に 摩擦熱が発生する.このときのすべり面温度を銅-コンス タンタン熱電対で測定する. 図-3 はすべり軸受の温度測定位置を示す.温度は,ジ ャーナル回転方向の接触点に対し,入口(Inlet),出口 (Outlet),底部(Bottom)の3箇所を測定した.ジャーナル はCW方向に回転させた.実験を続けるとすべり面温度は ある一定の飽和温度に達する.そのときの出口温度から雰 囲気温度を引いた値が実験による温度上昇値であり,実験 値θexとした. (2) 実験条件 a) 潤滑剤性状 グリースとギヤ油2種類ずつを使用し,動粘度の大きさ が近いもの同士を比較した.それぞれ,グループ1,2と し,主な性状を表1,2に示す. b) 運転条件 すべり軸受平均接触圧力Pm=0.49~11.2MPa,すべり 速度V=0.034~1.01m/sで実験した.

3.理論温度上昇値

(1) 理論温度上昇値θth計算方法4)5) ここでの理論温度上昇値とは,W.O.WinerとH.S.Chengに よる数値解析から求めた温度上昇値θthのことをいう.θ thを求める手順を以下に説明する. 初めにワルターの式を用いて,潤滑剤の動粘度νと絶対 温度の関係を求める.ワルターの式は

T

B

A

log

)

7

.

0

log(

log

ν

+

=

(1a) で表される.式(1a)に,表-1 および表-2 に示す潤滑剤の絶 対温度T-動粘度νの関係を代入し,定数 A,B を求める. 次にゾンマーフェルト数を式(1b)から求める. m

P

2

N

S

φ

η

=

(1b) ここでηは潤滑剤絶対粘度,Nはジャーナル回転速度,φ は隙間比,Pmは平均接触圧力である.ゾンマーフェルト数 Sはジャーナルすべり軸受の特性を表す無次元値である.S の値が小さくなるほど潤滑状態は過酷になり,焼付きやす くなる. 図-3 すべり軸受寸法と温度測定位置 表-1 グループ1の潤滑剤性状3) 種類 グリース ギヤ油 等級 NLGI 0 ISO VG 150 ちょう度 (25℃, 60 回混和) 362 ― 動粘度 ν, mm2/s 40/100℃ 133/14(*) 154/14.7 密度 ρ, g/cm3 0.9 0.897 (*);基油 表-2 グループ2の潤滑剤性状3) 種類 グリース ギヤ油 等級 NLGI 000 ISO VG 220 ちょう度 (25℃, 60 回混和) 466 ― 動粘度 ν, mm2/s 40/100℃ 178/16.3(*) 228/19.4 密度 ρ, g/cm3 0.9 0.902 (*);基油

(3)

以下,例によってθthの求め方を示す.表-1,2および2 章2節a)項参照の運転条件と,式(1b)からSを求め,図4か らさらに無次元温度上昇値(ρCp⊿θ/Pm)を求める.ここでρ は潤滑剤密度,Cpは潤滑剤の定圧比熱,ρCpは一般的に潤 滑剤の体積熱容量と呼ばれる. 無次元温度上昇値から仮の理論温度上昇値⊿θ が求まる. ⊿θ を有効膜温度の式(1c)

θ

θ

θ

t = a+m⊿ (1c) に代入して,有効膜温度θtを求める.ここで,θaは雰囲気 温度である.理論計算過程において,θaは実験終了時の外 気温度とした.この考えは,全ての物質は時間の経過と共 に熱平衡に達するという熱工学の基本原理に基づいてい る.式(3)のmについては3章(2)節で述べる.ここまでの手 順を表-3 に示す.表-3 ではm=0.5 とした. 求めたθtと,対応するνを1セット(θt, ν)とし,これ がワルターの式(1a)を満足するとき,あるいは図-5 の直線 上に存在するとき,θtとなる.このθtからθaを引くことによ り,理論温度上昇値θthが求められ,理論値と称する. (2) 式(1c)におけるmについて 式(1c)におけるmは,すべり面での摩擦熱が潤滑剤温度 上昇値に寄与する割合を示す.ジャーナル直径が小さく, 油膜厚さが相対的に薄い場合には,ジャーナルおよび軸受 への熱伝導による冷却が期待できるが,ジャーナル直径が 大きく,油膜厚さが相対的に厚い場合には熱伝導による冷 却が期待できないと考えられている6).mの数値を表-3に 示す. 表-4 より,軸直径D=75mm を境に m の値は 0.5 から 1.0 へ変わっている.ジャーナルおよび軸受の温度上昇につい ては,おおよそこの値を用いれば近似できるとされている. 本研究では,実験結果からm を求める. (3) 理論計算の問題点 この理論計算過程において,すべり面で発生した熱量は, 全て潤滑剤が持ち去ったと仮定している.実際にはジャー ナルや軸受,外気への熱伝導が考えられるため,係数 m の値は熱伝導率を考慮して決定する必要がある. また,潤滑形態(油浴・滴下・循環)の違いによる対流熱 伝達の違いや,潤滑剤表面・軸受ボックスからの輻射熱伝 達も考えなくてはならない.さらに,表面粗さ,摩擦係数, 真実接触面積等も大きく温度上昇に影響を及ぼすと考え られる. つまり,発生熱量を理論的に求めるためには,様々な因 子について考慮する必要がある. 図-4 ゾンマーフェルト数と無次元温度上昇値 表-3 理論計算過程 η , mPa*℃ ν , mm2/s S ρCpΔθ/Pm θt, ℃ 50 55.6 0.020 5 26.0 100 111 0.041 8 28.9 300 333 0.122 14 36.6 500 556 0.203 21 44.2 図-5 潤滑剤の温度と動粘度の関係 表-4 mの値6) 軸直径寸法D, mm m の値 ≦75 0.5 >75 1.0

動粘度

, mm

2

/s

有効膜温度

温度, ℃

(4)

4.実験結果

(1) 実験値θexの比較 図-6は,v=1.01m/sのときの,ギヤ油ISO VG 150とグリ ースNLGI 0の実験値θexの比較である. グリースの温度上昇値は常にギヤ油の温度上昇値より 高いことがわかる.グリース,ギヤ油に関わらず,Pm増加 とともにθexも増加していることがわかる.この傾向はVが 変化しても同様であった. 図-7は,図-6と同じ潤滑剤を用いているが,Vに対する θexの遷移を見た図である.Pm=10.2MPaのときを表してい る. 図-7 から,グリースのθexは常にギヤ油のθexより高いこ とがわかる.グリース,ギヤ油に関わらず,V増加ととも にθexも増加していることがわかる.このような傾向はPm が変化しても同様であった. 図6,7より,PmおよびVの増加とともにθexが増加する ということがわかる.この関係は,潤滑剤の種類に関わら ず成り立つことがわかった. (2) 実験値θexの比 実験値の比αを次のように定義する. ギヤ油の温度上昇値 グリースの温度上昇値 α= (1d) 図-8 に,表1に示すグループ1の代表的な実験値の比α を示す. αはPmおよびVに関わらず,おおよそ一定の値1.0~3.0の 間に入っており,常に1.0より大きい.このことは,実験 条件によらずグリースの温度上昇値のほうが高いことを 示している.表-1に示すグループ1に関しては,グリース の温度上昇値のほうが平均1.9倍大きいことがわかった. 図-9 に,表-2 に示すグループ2の代表的な実験値の比 αを示す. v=1.01m/s 0 10 20 30 40 50 60 0 2 4 6 8 10 12 平均接触圧力 Pm, MPa 温度上昇 値, ℃ ISO VG 150 NLGI 0 図-6 実験値の比較(圧力変化) Pm=10.2MPa 0 10 20 30 40 50 60 0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 すべり速度v, m/s 温度上昇値, ℃ ISO VG 150 NLGI 0 図-7 実験値の比較(速度変化) グループ1 0 1 2 3 4 0 2 4 6 8 10 12 平均接触圧力 Pm, MPa 実 験値の 比 α v = 1.01m/s v = 0.682m/s v = 0.417m/s 図-8 実験値の比(グループ1) グループ2 0 1 2 3 4 0 2 4 6 8 10 12 平均接触圧力 Pm, MPa 実験値 の比 α v = 0.682m/s v = 0.417m/s v = 0.208m/s 図-9 実験値の比(グループ2)

(5)

図-8 と同様に,α の値は 1.0~3.0 の範囲にあり常に 1.0 より大きく,グリースの温度上昇値のほうが高くなること を示している.表-2 に示すグループ2に関しては,グリ ースの温度上昇値のほうが約2.3 倍大きいことがわかった. ギヤ油に比べ,グリースの温度上昇のほうがグループ1 では1.9 倍,グループ2では 2.3 倍大きいことから,グリ ースのほうが約2倍すべり面温度が上昇することがわか った.これは,グリースが,ギヤ油に比べ温度について潤 滑性能が1.9~2.3 倍悪いことを示す. (3) 実験値と理論値 初めに,NLGI 0 グリース,すべり速度V=0.682m/sにお ける,実験値θexと理論値θthの関係を図-10 に示す. 図-10 から,θexはθthに比べ,約1.6 倍大きいことがわか る.Pm=7.82MPaのとき,θex=30.0℃deg,θth=18.1℃degで実 験値が理論値の1.7 倍になっており,その差は最大となっ た. 次に,NLGI 0 グリース,すべり速度V=0.208m/sにおけ る,θexとθthの関係を図-11 に示す.Vが図-10 の 0.3 倍程度 になった図-11 では,実験値と理論値がほぼ同じ温度上昇 値となっていることがわかる. 次に,NLGI 0 グリース,V=0.104m/sにおける,実験値θex と理論値θthの関係を図-12 に示す.Vが図-10 の 0.15 倍程 度になった図-12 では,θexはθthの約0.7 倍で,θthのほうが 大きい.つまり,θexのほうが大きい図-10 との関係が逆転 していることがわかる. この逆転関係は他の3つの潤滑剤についてもほぼ同様 であった.図に示すように,θexとθthがほぼ一致するときの Vは潤滑剤の種類(グリース,ギヤ油)によって共通した点 があり,それを表-5 に示す.表-5 はおおよその値である が,グリースとギヤ油によってθexとθthが逆転するすべり速 度が異なることがわかる. θexとθthの逆転が起こる原因としては,主にθexの大小が 関係していると言える.同じ実験条件下ならば,グリース およびギヤ油に関わらずθthに大差はなく,グリースのほう がθexが高い.この理由は,表-1 に示したように,同一グ ループの潤滑剤νに関して,グリース基油動粘度がギヤ油 動粘度よりも小さいためである.そのためθexとθthが一致す るVはグリースのほうが遅くなっている.このことから, 潤滑剤の種類によって,適切な理論値算出法を定義しなけ ればならないことが伺える.式(3)のmについて,図-11 の 場合はm≒0.5 で有効であると考えられるが,図-10 の場合 はm≒0.8 などに修正する必要があることを予想させる. 表-5 より,θexとθthの関係はVによって逆転することがわ かった.また,図-10 などから,Pmが増加するとθexとθthの 差が大きくなっていることが伺える.すなわち,VとPmが θexとθthの関係に影響を与えていることがわかる. NLGI 0 ,v = 0.682m/s 0 5 10 15 20 25 30 35 0 2 4 6 8 10 12 平均接触圧力 Pm, MPa 温度上昇値 θ , K 実験値θex 理論値θth 図-10 実験値>理論値 NLGI 0 ,v = 0.208m/s 0 5 10 15 20 25 30 35 0 2 4 6 8 10 12 平均接触圧力 Pm, MPa 温度上昇 値 θ , K 実験値θex 理論値θth 図-11 実験値=理論値 NLGI 0 ,v = 0.104m/s 0 5 10 15 20 25 30 35 0 2 4 6 8 10 12 平均接触圧力 Pm, MPa 温度上 昇値 θ , K 実験値θex 理論値θth 図-12 実験値<理論値 表-5 θexとθthが逆転するすべり速度 v, m/s NLGI 0 NLGI 000 ISO VG 150 ISO VG 220

(6)

(4) すべり速度Vと接触圧力Pm 実験値θexと理論値θthの比βを次のように定義する. ex th θ θ β= (1e) NLGI 0グリースにおいて,平均接触圧力Pm,すべり速度V, およびβの関係を図-13に示す.図-13より,θexとθthの比β は,VおよびPmの増加に伴い減少することがわかる.この 関係はその他3つの潤滑剤についてもほぼ同様であった. 次に,NLGI 0 グリースにおける,Pmv値とθexおよびθthの 関係を図-14 に示す.図-14 より,θexおよびθthはPmV値の 増加とともに増加することがわかる.僅かな差ではあるが, PmV値が小さいときは理論値のほうが大きく,PmV値が大 きくなるにつれて実験値のほうが大きくなることがわか る.4章3節の逆転関係は,PmV値に対しても当てはまる ことがわかった. 次に,NLGI 0 グリースにおける,PmV値とβの関係を 図-15 に示す.図-15 より,θexとθthの比βは,PmV値の増加 とともに減少しながら,一定値0.6 に近づくことがわかる.

5.結論

グリース潤滑すべり軸受のすべり面温度上昇について, グリース2種類および,比較のためにギヤ油2種類を用い て実験および数値解析した.明らかになった主な点は次の ようである. 1)グリースの温度上昇値はギヤ油の 1.9~2.3 倍であり,グ リースのほうが温度に関して潤滑性能が悪いことがわか った. 2)数値解析による温度上昇値は,すべり速度×平均接触圧 力PmVが 6MPa*m/sよりも大きくなると,実験値の約 0.6 倍になることがわかった. 謝辞:本研究上の理論値導出プログラム作成にあたり,ご 協力頂いた制御科の教官,学生に深く感謝します. 参考文献 1)岩田・ほか: 日本機械学会九州学生会第38回卒業研究 発表講演論文集(No.078-2), pp. 367 1)日本機械学会 : 機械工学便覧 機械要素設計 トライ ボロジ,(1985)B1, pp. 66 3)新日本石油 : 商品紹介, http://www.eneos.co.jp/

4)ASME: Wear Control Handbook, pp. 80-89

5)兼田もと宏, 山本雄二 : 基礎機械設計工学, 理工学社 1995, pp. 117 6)3), 4) NLGI 0 0 0.8 1.6 2.4 3.2 0 3 6 9 12 平均接触圧力 Pm, MPa β v = 1.01m/s v = 0.682m/s v = 0.417m/s v = 0.313m/s v = 0.208m/s v = 0.104m/s 0. 図-13 実験値と理論値の比β NLGI 0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 0 2 4 6 8 10 12 Pmv, MPa*℃ 温 度上昇 値θ, K 実験値θex 理論値θth 図-14 PmV値に対する実験値と理論値の挙動 図-15 PmV値に対するβの挙動 (2007.9.28受付)

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