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大学生の精神保健におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1) : うつ病チェックリスト(KDCL)学生用短縮版の分析

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(1)

大学生の精神保健におけるアセスメントと

心理教育的介入の試み

(

1

)

一一うつ病チェックリスト

(KDCL)

学生用短縮版の分析

1) 一 一

大 久 保 純 一 郎

近年、大学生における心の問題が急増し、就学困難、休学、退学など、につながる事例も多くなっ てきた。これらの精神保纏上の問題に対する対応辻、現代の大学における急務であるといえる。 そこで著者らは、 1)大学生の精神保健に影響をおよぽす心理社会的要因について検討するとと もに、のそれらの問題をスクワーニングするチェックリストを開発し、 3) さらに大学生の持 つ心身の問題へり支援を行なうという精神保健的関わりを試みているO 今居の研究においては、 心の問題に関するスクりーニングや、その問題の要国について評価できるアセスメント法のひと つとして、うつ病チェックリスト CKDCL:葉賀、 1988) 学生用短縮版(葉賀、 2000) をとりあ げ、学生被検者の反応、を分析・検討した。 大 学 生 の 精 神 保 鍵 の 評 価 に つ い て は 、 様 々 な 試 み が 行 わ れ て い る が 、 UPI CUniversity Personality Inven句:r山田、 1975) などを用いることにより、心身の問題を持つ学生のスクリーニ ングついては十分な対応が可能になってきた。ただし、 UPIなと、は、比較的重症の症状に関する 項昌が多く、精神的な開題が生じる以前の過渡的な状態については判別が国難であると思われるO KDCL短縮版は、 “半健康"などの概念を用い、過渡的な状態の判別も可能であるので、心理教 膏的な関わりにおけるアセスメント法としては有用であると考えられた。

方 法

被 検 者 近畿圏の4年生大学において心理学に関する講義を受講している学生578名を対象とした。そ のうち、 19歳未満と23歳以上の者は、人数が少なかったため削除し、表 1の553名の検査結果に ついて分析を行った。 表1 被験者の年齢,性別人数 age 19 20 21 22 toal male 49 7ヲ 59 25 212 female 67 151 111 12 341 total 116 230 170 37 553 j主 1 )本研究は平成 17年震苦塚山学医学術・教膏研究助或基金(第I種・ A)の助成を受けて行われました。

(2)

大学生の精神保健におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1 ) 質問紙 葉室

(

1

9

8

8

)

が作成したうつ病チェックリスト

K

y

o

t

oD

e

p

r

e

s

s

i

o

n

C

h

e

c

k

Li

s

t

(KDCL)

の学生 用短縮版

(KDCL27

:葉費、

2

0

0

0

)

を用いた(表 2)0

KDCL

は、うつ病の評倍尺度として作成さ れたが、クライアントの臨床症状に即した項目内容で、心身の様々な問題・症状について評錨で きるため、様々な場面で用いられているG 特

i

こ、

KDCL27

はストレス反応などの身体・精神症状 を誕定する尺度として、大学生を対象とした研究や調査で用いられることが多い。表2に示した ように、 11項目の身捧症状尺度と、 16項目の精神症状尺度からなるO 表

2 KDCL

学生用

2

7

項冨版

(KDCL27)

の項目 費 問 項 目 ラ ベ ル 1 睡 器 障 害 眠 ろ う と す る が な か な か 寝 つ け ず 、 一 晩 中 起 き て い る 日 が あ るG 2 入 摂 理 難 寝 つ き が 悪 い 。 3 早 朝 覚 醒 朝 早 く 邑 が 醒 め 、 ま た 寝 起 き の 気 分 も わ る いc 4 頭 部 正 追 感 前頭部にお椀をかぶったような圧追感がして、とても不快な感じがする。 5 行 動 の 持 制 最近体力が衰え、気力もなくな号、何事をするにもおっくうだc 6 胸 部 圧 迫 感 胸部 iこ圧追感がして、またそのために息苦しく、息切れすることがある。 7 味 覚 異 常 何を食べても美味しくない。時には味が変で砂でも噛むような惑じがする。 8 口 渇 特 別 に 口 が か わ き や す い 。 9 眼 精 疲 労 目が疲れやすく、物がかすんだよう lこ見え、もう一つはっきり晃えにくい。 10 性 欲 減 退 性 的 な 関 心 が わ か ず 、 性 欲 に 抵 下 を 感 じ る 。 11 顔面ほてり冷え 顔 面 iこ、法てり感、あるいは冷たい感じがする0 12 抑 う つ 気 分 侍 と な く 気 分 が 陰 気 で 、 う っ と う し い 。 13 悲 哀 感何となく、淋しい感じがして物事を悲観的に考える。 14 空 霊 感 これまでのように、生活に充実惑がなく、むなしさを惑じる。 15 興 味 の 減 退 日常生活で、これまでとは違い、荷ごとにもあまり興味がわかなくなってきたO 16 意 欲 の 減 退 仕事(勉強)をしなければならないと思うが、もう一つ意欲がわいてこない。 17 注 意 集 中 国 難 根が続かないし、物事に集中でき難く、また考えもまとまちない。

1

8

焦 燥 感 気持ちがいらいちして、落ち著かなく、一時もじっとしておれないこともあるo w 構 神 的 不 安 気 持 ち が な ん と な く 不 安 で あ る 。

2

0

思 案 寝 間 物 事 を く よ く よ と 考 え る よ う に な っ た 。 21 失 敗 体 験 過 去 の い や な 出 来 事 と か 、 失 敗 し た こ と ば か り を 考 え る 。 22 罪 責 感 些細なことで入に迷惑をかけたり、悪いことをしたようで、申し訳ない気がする。 23 離 人 症最近見るもの間くものがぼんやりとして、生き生きと感じられな1,¥0 24 自 信 喪 失 入iこ逢うと、気おくれや、ひけヨを惑と、人を避けているようで自彊がもてない。 25 敗 北 感 入が元気にやっているのを見ると自分だけが世拐からとり残されたように思う。 26 自 殺 念 憲 最近生きていても仕方がなく、一暑のこと死んでしまった方がましだと宮、う。

2

7

記 霊 力 の 低 下 もの志れものがひどくなり、確かに記憶力が抵下してきたように思う。 室状の鎮域 身 体 体 体 体 体 体 体 体 体 体 体 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 神 身 身 身 身 身 身 身 身 身 身 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 精 2

(3)

-大学生む糧神保護におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1 ) 教 示 : “最近〈こむ 1か月くらい〉の心身の(健康〉状態について"、各質問項目について 「はいjと「いいえ

J

の二者択一法で自答するように求めた。 得点化:通常は、数量化E類の結果にもとづくカテゴリースコアを用いて得点、を算出し、 玄DCK27の場合は、被験者を“健康群"と“半提康群"の 2群に分類するO しかしながら、本研 究では、カテゴリースコアによる得点、を用いず、“はい"を 1点、“いいえ"を 0点として得点化 した。最高得点は27点で、心身の状態が健康で、あるほど、得点、が低くなるO また、身体的症状尺度 と精神的症状尺度の 2つに分けて得点を出した。

手続き

大学における援業時間の一部を使って、集団法で質問紙に呂答してもらった。実施は、 2004年 度の後期、 2005年度の後期の 2つの時期に実施した。

結果と考察

KDCL得点

3-5

は、男女別、年齢別のKDCL得点の平均値を示している:表

3

誌精神症状得点、表

4

は身体症状得点、そして表

5

は総得点である。各得点ごとに、性別 (2)と年韓併〉を要因とし た 2要因の分散分析を行った。精神症状得点、で、は、年齢の主効果のみ有意であった (F(3,545)= 3.981、p<.Ol)。多重比較の結果、 19設がもっとも症状が強く、 21歳、 22歳よりも有意に得点が 高かったが、 20歳とは有意な差がみられなかった

(

P

<.05)。身体症状では、有意な効果がみられ なかった。総得点で辻、年齢の主効果に有意な績向が見られた (F(3

545)= 3.34、p<.10)。 精 神 症状では、年齢差がみられたが身体症状ではみられなかったといえるO 総得点では、有意な傾向 が見られたが、この結果は精神症状での効果を反映したものと考えられる。精神症状得点で年齢 差がみられたが、この後の分析では、年齢差ゃあ性差を考膚せず、全体の結果について分析するO 被験者全員の各得点の平均{直と標準橋差は表8の還りであった。また、平均値と標準偏差にもと づき、得点が平均十 I標準儒差未満を“鍵豪的な範囲"、平均+ 2標準語差未満を“(症状が少 し強くなりつつある)過渡的な範囲"、そして、平均十 2標 準 毎 差 以 上 を ぺ 症 状 が 強 い 〉 半 鑓 康的な範囲野として、 3つに丞分した(表 7) 。ここで、半鍵康とは、葉賀 (2003) にならい、 “心身の諸症状を訴えながらも受診することなく遥学し、部活動にも参加している"ような状態 と考えた。 表

3

年齢別、性裂の KDCL稽神症状得点の平均 age 19 20 21 22 toal male 7.04 5.34 5.98 6.48 6.05 female 6.57 4.95 4.98 6.33 5.33 total 6.77 5.09 5.33 6.43 5.60

(4)

大学生の精神保鍵におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1 ) 表4 年齢別,性別の五

DCL

身体症状得点の平均 age 19 20 21 22 toal male 2.69 2.20 2.02 2.76 2.33 female 2.46 2.33 2.16 2.58 2.31 total 2.56 2.29 2.11 2.70 2.32 表5 年齢別,性到の

KDCL

総得点の平均 age 19 20 21 22 toal male 9.73 7.54 8.00 9.24 8.38 female 9.03 7.28 7.14 8.92 7.64 total 9.33 7.37 7.44 9.14 7.92 表

S

全被験者での各得点の 平均値と標準偏差 防

CL

得 点 精神 身 体 総 得 点 平均 5.60 2.32 7.92 標準錆差 4.38 2.19 5.97 表7

KDCL

の各得点、の意味と出現率

KDCL

得 点 得点、範囲 出現率(%) 精神 身 体 総 得 点 構 神 身 体 総 得 点 標準範的囲 な 0-10 0-4 0-10 83 83 83 過範渡的毘な 11・14 5-7 15-20 13 14 14 半鍵範康匪的な 15 7- 20- 4 3 3 次iこ、函1- 3 ~こ、各得点、の度数分布を男女別に示す。稽神症状の分布と、総得点む分布をみ ると、不明確で、あるが、健康的な範圏の山、過渡的な範屈の山と、半健康的な範酉の山が重なっ ているように見えるO 本分析では、

KDCL

総得点が鍵康的な範囲の被検者を“鍵康群"、過渡的 な範囲の被検者を“選渡群"、半穫豪的な範酉の被検者を“半健康群"と呼ぶことにするO 表に もあるように、それぞれ鍵豪群、 461名;過渡群、 75名、半健蔑群、汚名となった。しかしなが ら、この結果(ま

DCL

評価群)は、標本となった被検者の統計的数短から割り出したものであり、 現実の稽神状態を示すとはかぎらない。妥当性むある基準を設けるには、病理群との比較を行う 必要がある。 4

(5)

-50

30

20 10 40 14 15 16 12 13 11 7 8 KDCL精 神 症 状 得 点 10 9 6 5 4 3 2

c

KDCL績神症状得点の男女自

i

度 数 分 布 函 1 100 80 60 40 20 ( ︿ ) 議 制 11 10 §

s

5 6 7

KDCL寿体症状得点 4 3 2

G KDCL

身体症状得点の男女別度数分布

2

35 30 5

-

<

20

15 25 10 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 KDCL総得点 8 7 6 5 4 3 2

5 KDCL

総 得 点 の 男 女 別 度 数 分 布

函 3

(6)

大学生の精神保鍵におけるアセスメントと心理教膏的介入の試みは〉

KDCL

項目の分析

次に、 KDCLの各項昌について検討するO 表

8

は 、 各 項 自 に 対 す る 被 検 者 の 反 応 を 要 約 し た も のであるO 全被験者で、

f

はいj、「いいえ j と答えたものの比率(%)を示した。「はいj と答え た も の の 比 率 は 、 身 体 症 状 項 目 よ り 精 神 症 状 項 目 の 方 が 多 い よ う で あ るo また、「はい j と答え た も の の 比 率 が 低 い 誌 ど 、 症 状 と し て は 重 い も の と 考 え る こ と も で き るO 例 え ば 、 自 殺 念 虐 な ど は 、 重 い 症 状 と し て 考 え る こ と が 出 る 。 し か し な が ら 、 頭 部 圧 迫 感 な ど は 、 症 状 と し て 重 い と 言 うほかに、半建康・不鍵震なものにおいてもまれな症状といえるかもしれない。 表

8

各 項 目 に つ い て の 様 々 な 分 析 反 応 % KDCL得点下位グループ クラスター分析

#

ラベル 領 域*1 はし、 いいえ

f

丘群 中群 高群 3群 5群 19 精 神 的 不 安 M 56 43 16 56 94 3 5 22 罪 三主重主主 感 M 46 53 18 48 71 3 5 13 悲 表 感 M 39 60 32 85 3 5 12 抑 う つ 気 分 M 36 63 30 78 3 5 20 思 案 寝 間 M 37 62 5 30 78 3 4 25 欺 ~t 感 M 31 68 3 20 73 3 4 14 空 虚 惑 M 31 68 2 25 66 3 4 21 失 敗 体 験 M 30 69 2 23 64 3 4 24 自 信 喪 失 M 26 73 3 18 59 3 4 18 焦 操 惑 M 25 74 18 55 3 4 15 興 味 の 減 退 M 23 76

13 58 3 4 23 離 人 症 M 19 80 4 55 3 4 16 意 欲 の 減 退 M 66 33 31 74 89 2 3 17 詮 意 集 中 国 難 M 42 57 5 39 80 2 3 9 張 靖 疲 労 S 38 61 13 38 60 2 3 5 行 動 の 抑 制 S 34 65 3 26 75 2 3 27 記 壊 力 の 低 下 M 34 65 12 30 61 2 3 2 入 自 民 国 難 S 34 65 12 32 59 2 睡 眠 需 害 S 18 81 5 17 32 2 11 顔面ほてり冷え S 22 77 4 17 45 1 8 口 謁 S 19 80 5 17 35 1 6 胸 部 正 迫 感 S 17 82 3 9 42 3 早 朝 覚 醒 S 17 82 13 38 1 10 性 欲 減 退 S 15 84 2 11 33 1 26 自 殺 念 憲 M 11 88 G 5 29 1 4 頭 部 正 迫 感 S 9 90

5 24 7 味 覚 異 常 S 2 97

。 。

7 1 *1 Sは身体症状項目、 Mは精神症状項自をそれぞれ示す。 6

(7)

-大学生の精神保健におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1) 次に、被検者をKDCL総得点、にしたがって、高得点群 (11点 以 上 :168名〉、中得点群 (3点以 上 10点以下:227名)、低得点群 (2点 以 下 :158名)の 3群 に わ け て 、 各 項 目 に 日 れ リ と 答 え たものの比率(%)を示した。 次に、クラスター分析によって、項呂を分類した結果を示したo 3クラスター解がもっとも適 切であると考えられたが、 5クラスター解についても示した。 3クラスター解の第 3クラスター は、「はい

J

%の比較的高いものが中心で、すべて積神症状であるc 中得点群においても比較的 高い「はい

J

%がえられているO 第 2クラスターも同様に日立しリ%は高いが、精神症状と身体 症状が混在している。さらに、項目内容を検討すると、心身の問題の有無にかかわちず、比較的

E

常的にみられるような症状が中心で、あるO 第 1クラスターは、「泣い

J

%が低く、症状として 辻重いものではないかと考えられる。また、自殺念慮以外はすべて身体症状である。 表9,ま、 KDCL評倍群ごとに、各項目への円れリ%を示したものであるO 各群の被験者数が 極端に異なるため、統計的分析が盟難であるので、数値の比較のみで、群毘の比較検討を行う。 身体症状の多く〈特に、味覚異常、口語、頭部圧迫感、性欲減退など)と自殺念慮は、半健慶群 でのみ日まい

J

%が高く、症状の重いものを判別する指標になり得ると考えられる。また、精神 症状の多く誌、過渡群で

f

はい

J

%が増加し、中軽震の症状を判別する指標として優れていると いえるO 次に、意欲の減退、精神的不安、限積疲労など誌鑓蔑群においても比較的高く、軽度の 症状の芽生えとして解釈できるかもしれな ~)o 表 10'ま、 KDCLに対する反応による国子分析結果を示す。主因子法により医子抽出を行い、そ の後パリマックス自転を行った。居有値の推移と因子説明可能性を検討し、 2因子を抽出した。 クラスター分析とほぼ同様の結果であるが、項目辻、大きく 2種の要因に分けることができるO クラスター分析でもそうであったが、各項EHま身体症状項目と精神症状項目に分かれ、身持症 状の方が症状としては重い傾向が見られるO しかしながら、一部矛題した分類になる項言もみら れるO 本研究では、豆DCL得点のみを用いた分析を行ったが、他の検査法や被検者の心身の状態、など をふまえた分析により、 KDCL評植の方法や、項目む意味内容についてさらに検討することが望 まれる。 きi罵 文 醸 葉 賀 弘 (1988)うつ病チェックリスト (KDCL)の作成とその臨床的応用 iこ 関 す る 研 究 京 都 府 立 医 科 大 学雑誌, 97, 125-141 葉賀 弘 (2000)質調紙による大学生の精神保護 iこ関する実態語査 関西大学心理椙談室紀要,第 1号. 葉 賀 弘・香川 香・高里裕美・石田鶴彦・寺島繁典 (2003)大学生の精神保鑓 iこ関する語査(第2報) 一欽酒と喫煙について一関西大学心理相談室紀要,第 4号, p19・25. 山田和夫 (1975)大学生精神霊学的チェックリスト (upI)について 徳 田 良 人 ・ 小 林 司 〈 編 ) 学 校 精 神 衛生の展望 日本精神衛生会.

(8)

大学生の精神保鍵におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1 ) KDCL各項呂への反応 (KDCL評価群による日立い」反応率 表9 群 一 瞬 伍 一 鍵 〆 -a J ' 一 -- 、 一 一 i -4 一 = ロ 一 τ ム 一 円 し 一

D

K

害 難 醒 惑 制 惑 常 詰 労 退 え 分 惑 惑 冷 ー 疲 減 り そ ノ て つ 哀 虚 精 欲 ほ } 面 . 性 顔 抑 悲 空 全被験者 過渡群 健康群 額 域 *1 18 60 34 14

S

34 17 9 34 17 86 100 100 53 53 64 30 86 49 48 28 24 ハ U 唱 ' z z ・ 11 5

S

S

S

S

S

ラ ベ ル 障 因 朝 覚 部 圧 迫 動 の 抑 部 圧 迫 覚 異

E

畏 睡

E

畏 入 早 頭 行 胸 味 2 4 5 6 3 2 40 4

S

7 19 22 36 39 38 15 80 86 80 93 100 53 37 64 48 30 90 96 14 32 17 26 28 11

S

M M

S

S

S

隈 8 9 11 10 12 l3 31 23 66 26 34 2.32 7.92 5.60 42 56 37 30 46 19 25 31 11 93 の ひA V ' E A 86 7.93 22.47 86 86 100 66 100 86 100 80 86 14.53 93 93 76 17.40 70 ハ V A υ ' s e A 74 37 12.43 4.97 97 69 78 72 72 68 78 68 93 22 4 1.71 5.94 16 29 7 22 27 32 48 18 l3 4.23 41 61 21 間 M M M M 話 話 M M M

M

M M M 興 味 の 減 退 意 欲 の 減 退 注 意 集 中 困 難 焦 燥 感 精 神 的 不 安 思 案 煩 悶 失 敗 体 験 罪 責 惑 離 人 症 昌 信 喪 失 敗 北 惑 自 殺 念 虚 記 憶 力 の 抵 下 構 神 症 状 得 点 身 体 症 状 得 点 総 得 点 実 人 数 Sは身体症状項目、 14 16 26 17 19 20 24 27 15 18 22 23 25 21 553 15 75

M

'

ま精神症状項目をそれぞれ示す。 8 -461 事1

(9)

大学生の精神保健におけるアセスメントと心理教育的介入の試み(1 ) 表10 因子分析結果

#

ラ ベ ル 領 域 *1 第 l国子 第

2

因 子 13 悲 反 感 M 0.7213 0.1903 25 敗 j

感 M 0.6495 0.1456 20 J思 案 煩 器 M 0.6364 0.1096 12

t

m

つ てコ 気 分 M 0.6219 0.2578 19 精 神 的 不 安 現 0.5876 0.1954 14 ク二工主二主 虚 感 M 0.5825 0.1607 15 興 味 の 減 退 M 0.5644 0.2686 24 自 喪 失 羽 0.5617 0.1527 23 離 入 症 問 0.5519 0.3898 21 失 敗 体 験 M 0.5466 0.1686 5 行 動 の 抑 制

S

0.4624 0.4401 17 注 意 集 中 菌 難 M 0.4575 0.3841 26 自 殺 A4Z芸h、 慮 五

1

1

0.4396 0.2100 18 佳

1

1

0.3978 0.3290 22 罪 責 感 M 0.3314 0.1552 16 意 欲 の 減 退 M 0.3273 0.2502 10 性 欲 減 退

S

0.2683 0.2527 8 口 混

S

0.0373 0.4754 11 顔 面 ほ て り 冷 え

S

0.1000 。.4735 9 摂 精 疲 労

S

0.1149 0.4225 6 胸 部 圧 迫 感

S

0.2851 0.4177 27 記 憧 力 の 低 下 M 0.2047 0.4035 4 頭 部 正 迫 感

S

0.1537 0.4021 3 早 朝 覚 醒

S

0.1925 0.3899 2 入

E

民 国 難

S

0.1699 0.3699 睡

E

畏 樟 主Eコ主Z

S

0.0982 0.3387 7 味 覚 異 戸吊....

S

0.1252 0.2558 毘 有 値 7.3383 1.7487

Sは身体症状項目、 M は精神症状項目をそれぞれ示す。

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