受身 @非梢の受身 自動詞に : 又身
言彗的[H叫〗
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な数字が得られた" 記す)について受身表現の用例を説査すると、 次のよう 日本語における受身表現の分類.のしかたには、 ろあると思うが 、 私は次のようにしてみた。^
ヲ梵ェク。私ハ刷引dクノ ・ダ .ック. (「歎浦
法
子
C
① 平安末期の受身表現についての一考察 いろい : O 例囮'1, .. 私^凄二先ダクレグ レ ク C . @日・'・・私^使ニャラ 彼/駕街ノ戸ヲ削クヤ、 ヲ」の省略) @翌ハ菊ヲ戟きァイクガ、 人――制引いク。 の省略) 「菊ヲ」 約私ハ人二菊ヲ訓引叫ク。 © : '・・・(私ノ)菊^人 -l 抑引叫ク C この分類に従って、平安末期の十六祇の文献(末尾に たとえば次の如ぎである。 一瞬頬二私X痛ミ 129-()の中は全体に対するバーセントを示す。 数字は用例数 (B) (A)
. . .. . . . ' .
1424 (87.75)..___
(b) (a) ,. 1 4 2 2 (8 7.6 6),
- (二) • -(一) 1 9 9 1 5 1 (9.3) (12) (2) (1) 1 12 2 (0.0 9) 1 4 6 (9) 7 8 3 6) (イ) (ア) (0.3) 142 4 (8.7 5) (0.2 5)©
..
。.. (「此レヲ」の省略) (宝物祭) 御前の低餘、いとおびただしげなる政とか いふ物かけられたり。 拿炉岐典侍日記) 本稿で、私が低匙にしたいのは、口と⑪、つまりへ次 き 。 ぃ泊海の底なる犀はこれにゑひて角をきられ (今昔物語巻二十六・一) (「功徳ヲ」の省路) 切家ノ女子、此レヲ惜テ衣筑昧卜辞フ程 ト云へ、ハ (今昔物語巻二十・三十六)。
云テ、音ヲ挙テ叫ベバ 0●● .. 0 . 0 ... .a
① 'ヽギュ、しカ ー (大杓、天) 「此ル色翌功徳好炉嘉悶‘悲キ事也」ト 伶囮`…•ときr
\来る男、来たりけるに 、 雨に即引 こめられて居たるに(古本説話梨) @け。・・人のもとにやしなはれて、十二三まで侍り 糀師、「:・・・咄�師ノ施経愚ナラバコソ ニ布ラメ、我ガ甜ノ迎クラム^ ... 」 翌螂乃此。
3
ー
その用例は次のようである。て 、 「A」に 河出裕房 昭和二八年「外国文学の日木文体に与 の二点についてである. ①「ヲj格を残す受身表税の坦合 ②非俯のものを主飴とする受身表祝の坦合 に、 同一文内に「ヲ」格の明記されているりを中心に述 ①は本来、 (Aノ)CハBニーサレク。 の 形である。前者は「A」という有梢のものを主体にし 「Bガじ)ラーック」という事態の影膀が、 及ぶことを表わした一『 g い方であり、 後者は、 非悧の物を 主体とした酋い方である。 古文では、 非常の受身は、 国
襦
1 3 語本来の受身としては極めて例が少ないとされ >る そして、 これが急激にふえてくるのは明治以後で、 それ は客観的表現を好む欧米諸国語の翻訳語の影懃によるも暦
2) のだろうと言われ >る 恒屋社厚生閣 -1-0頁ーニ――頁 明治四一年一囚四頁 伍星社屏生iM
三
0 頁i
ニニ・
•山本正秀『近代日本文学謡座第二巻』 。 佐 久脳品『現代日本話の表現と詰法』 大正一三年「第七章助励詞」二0二瓦s二〇三頁 ・小林好日『新体国語法粒説』大同館宙店 •三矢重松『高等日本文法』明治も院 (注 2)②
は
A^B 二 Cラーサレタ ペていきたい。 昭和二六年「うけみと使役」 昭和二六年「うけみと使役」.‘ •佐久間鼎『現代日本語の表現と語法』 一六二頁 蹂勁詞の除分及び内容による分類」ニ
2
頁S ただし、①については、 その特徴がわかりやすいよう •安田 i .丑代門『国語法概説』中典館胎和三年「第八 大正一三年「第七箪助懃詞」―10
二頁ーニ0
三頁 ・小林好日『新体国語法料説』大同姐害店 (注 1)-131-きりきりめく 6淀河の底の探きに鮎の子の、 れ て 、 我いかにせん (古本説話染) 9999,91,'’ 沿といふ烏に背中くは (保座秘抄) (” 人) 5あしきだになきはわりなき世の中によきを取られて 込 し ヵ � • � •� 4きぬかづけられたりしもからくなりにきとて
(”
地)^
.
ヽ
3この君の頭とら れ 給ひしいといみしく侍りしことぞ (川は受身の主格‘)ヽ�は目的格、 ①「ヲ」格を残す受身の用例 えた影栂 ( ff 地) ・。 ... 。・は動作の 主体を示す。) l勾大将因り祐ぷ沼的べ収Wむ船が以 僻、町句ぶぷ己5 紛加 、’|. 1,\、9,'‘• けるを人にとられければすべきやりなくて (大競・天) ‘,/ヽJー..ー/’ヽー‘ー.) . 2御つかさくらゐとられてただ大宰の権師になりて まず、①及び②の主な用例を掲げてみよう。 1さごそげに君なげくらめ心そめし山のもみじを人に 鉦礼門院右京大夫集) おられ て 8めしとりて命をほろぽされ {(松浦宮物語),
.
.
.‘.5\
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9かたじけな(かしこき君につかふまつることをゆる さ れ 、 身にあまる位にそなばりて ,9,�,.�,;� 2命をうしなひて家をほろぽさる (以上和文) .i11,.
n-―ーツノ旭有ルヲ一ッ殿―ー披郊取ヌ. ―-l
.
訟阿椅世王ハ既二知ヲ取レヌトUe心フニ”
”
(三宝絵詞) 999,:{}才尋レ ⑬甜ヲ取テ仕――涵気二身ヲ不犯,ス。 ー ' ’99991••99,ih¢ 4我等、金翅烏ノ為二子ヲ被取テ、事無シcー II·巻二)i
勺
誓ノ医師、首村斬レニケリ。 ( Il 註先年二幻り酌見敏"fiJ5以瞑刃ナム崎詞ニシ ( ,\ 1我レ、此ノ次デニ・功ノ根元ヲ申テ 困王ノ御孫也ヶ.リ ー \) .卜云事・ヲ知ラレ牽ラム ( ” 巻 五 ) 191,., ⑬祀王二珠ヲ施シテ命ヲ.ハ存スト云ヘドモ、国王二必^
巻四) 巻四) 巻三) (今背物語巻 l)^
”
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“
132-山様 二 逸ムト為ルヲ 9 巻二十三) ?,.,...,J 碑冒極テ怖シキ奴ニテ布ケルニ、暗朋二会テゾ除神 刃勘クリケル. V
^
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巻二十pJl) 邸引、 町且悶プ 、内梅ノ有ケルヲ泥ギ渡テ向ノ^
II 巻二十) ・ ・ 喜 、. �, . , 4此生尉 , i .JJJ徒ヲ捗妨タル、悲キ 7牛 也 2^
“
巻二十)i
,ヲラレ 3老法帥ノ胎踏`、被折テ臥セル所 2^
II 巻十九) し 、 �‘‘‘‘‘`'`'`,`‘,',', 'z 、―フレ 笠名其ノ衣梱一ツ被垢ム 何事力有ラム^
“
巻十九)i
ゥ、、レ 21海敗二値テ財 ヲ 筏却ルハ常ノ事也 ト ス^
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巻十三) ⑳我 レ 行テ雨ノ戸 ヲ 開テハ、 願ヒ祈ル問 (II 巻十二) i引可
忽二牧ガ顆ヲ被bーレナム 釦紬加 ナ ム し 塩い為ぶ品幌布ヲ止メムト、 必ヲ至テ泣々ク (今昔物語巻十一) i.ヽ/�}\
&只独リ持テ候フ子ノ窟ヲ、 2 ” 巻 二十五) ( サr
レ誓判
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、然々ノ事二祓婆テ、歎キ経シ (ir 巻二十六)翌:述
JVI幻総記索が指貨ヲ被路テ保ル、ニ ヽ .1, . ー t'9,9 ,',',',‘ッカレ. 江大紀一・一ハ吉キ所ヲ被突ニ ケ ど^畠即贔.—
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ふ咤デ`一
⑱ 狼 、 ( •9.. 其ノ崖一仰胚―副”匹畷均ーケレバ L-ヽ 訊寺ノ 否不堪ズシテ (II 巻二十九) 召が何カデカ恣二廼素,こ認笠゜ (” 巻三十一) ’�,.,' 呼笠を借て手をひろげずして首を切られるAと云事也。^
^
巻二十八)一
亦モ不起上.スシテ 巻二十も133 . 一”
//”
巻二十九)出月
i 肌ら閉畠仇 .一蔚ーー ケ レ・ハ 2..
(今昔物語巻二十五) ー,99, H司レ 盗人二質二被取テ候フ也 (宝物集)“刀山、 (以上、 和漠混渚文) , . ��‘’ 効樹ノ山二身ヲツラヌカレー 心男にぐして西臣へ下る程に、 海ぞくにあひて、 ,9J...' 、 ・ た所きられて
il’�,4
,ヽ\、Iし、 伍我いみじぅ宝にせし玉をなむ盗れにし (打開集)^
ff ヽ 9, '�',','�' あま ^ II‘
9, '.','り’',',' ,�,9 , ' ’ .', � ,' _、う� “ただいまぞくびをもあしをもきられなんずと思ひて^
”
、-99999 , '). ,. ,1J 心迦利王に足手をきられしをし の び 94‘, •••• ','.. ,.. 9 • • 9 , . ー 心我年来の后を竜王にぬすみとられたる故に^
“
ヽノ^
// ヽ ' 祝我命と云第一の宝をとられず。 .. .. ... .. . , .... .. ’ • 9,9 、','J`'‘:‘, 碑提婆逹多に御はぎをうたれ給。 ... -'ヽ'、'、',1,',',',:/`’ ⑲智臣はもとどりをきられて参内をとゞむ。( 咆門に酔てふせりて fitI ( 9, ' , `' “沿海 の 底なる犀はこれにゑひて角をきられき。”
、一
I/ 、ー‘^
II 、-ヽ'’: 6かばねをながさるAとも申゜3^
“
、-(宝物梨) (11 は非常の受身の主格、 ・・・・・は動作の主体を示す) 1 な げしのきはに、 四尺の御几帳立てられたり。 2慈き阿闇梨の御戸おしけたれて聞ゆ( 3御低、 几帳のかたびら、 御節子など取り払はれて、 4御帳もなかりつれど、 (御帳の)ありしやうに立て 43 ) られなどして、. (ー
5笛のねのおされし壁のあとみれば過ぎにし事は夢と l 党ゆる 6さくらのはなのかめにさ・ヽれたるを御らんして、 (大敏・天) t花すAき我こそしたにおもひしか •19,.
にいてA人にむすはれにけり , &楽府の屏風にかAりてそこなはれたなる ③非常の受身の用例.^
^
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”
// 地) 天) (花すAきは)ほ(
“
ヽ、-
、一
(讃岐典侍日記)り
゜
(松浦宮物語) (建礼門院右京大夫集) -1-. . 認大曲の様は皆唱はれにき ••••.••••••••• 且たけの薬はつよき日によられたるやうにてまとにつ ちさへさけて 、 (梁艇秘抄口伝染) E甲胄をはしめ物の具・・・・・夢にもあらすさなからま . ヘにをかれたり 、 たのもしううれしとは世のつねな 盛其/骸ヲ誰卜不知.スト云ヘドモ 、 ・・・・フ・‘-っMフ 人二踏レシヲ哀プガ故二埋.、、隠シテキ (骸ノ)道二有テ (. II 褐キ事モ底キぷモ永ク酬判 ‘ 永ク知釦り'、事無シ 邸御衣ノ朽クルガ 、 風ノ入テ吹ヶバ 、 塵函テIl
^
..^
”
、一
•
. 訟隊は月の光に照らされて 、 (古本説話染) き ら めきたり 5我ガ持ッ所ノ法ハ 、 ( 祁 也 。――-_
• 1-__
-i ... 3:・・・・・・・ カ レ 訟突ノ仏舎利ハ 、 劫焼ノ火ニモ不被焼ズ 、 クダカレ・ モ不被砕ズ一
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「いかやうにかその木は面かれたる」と ャ ” 巻 三) 古ヨリ術辰ラシテが知畔打 ^ ... にとられたるは 、 よからぬ布にや』と(“
人) 風の吹きまつひて 、東大寺の大仏段の御前におとし •••••••••••••••• 『春日 の 御前なるものの 、 源氏の氏寺 た り け る.を 、 2御前のものともの参らせすゑたりけるを俄かにつし 9御ほとけなとちかうておかみたてまつらんものとも . とりをかれぬさきにとおもひてまゐりて侍しに (大鋭・人) II”
巻十) 巻 六 ) 金罰ノ杵ニ 巻六) .••... •••• , .•• • は正見のまことは(もりかくれて魔界のやみにくらさ れに しかば (松浦宮物語) 立また古歌 、 掛かれたるを見て 、 (四条宮下野梨) .. (以上和文) ー,.,' ⑱ 此池日二煤ラ レ テ魚皆死ムトス (三宝絵詞) _ ⑲出ムト為ル戸 、 忽品Eラレヌ 。 ((今昔物語巻一) 'r-m●一 月 ⑳棺ノ蓋、本ノ如ク披寝ニケリトナム語リ伝へ.クルト 135-二 5
月
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狙胡桃ノ多ク被盛クルヲ見 給 テ^
“
^
// テ見ュル也ケリ。 碑此ノ仏ノ像 、.忽二失セ給ヒヌ。H
被取 ヌ 」卜捩フ。 5叶尉‘固ぶ5讐を
28計序.癖然
l知--11
プ炎盛也 巻十二) 巻十二) 糸直シク中ョリ破レクリ C29ZII
、袋ヨーリ嗣岬畷戸‘ ,ヽ 巻二十) 益敗ノ御前ノ桜ノ器ノ大キーー神サピテ艶ヌガ、枝モ 庭マデ差取テ● .. .. � -��窃ッツ、水 ノ 浪ナド 巻二十七) 巻二十八) て、主話である彼女の所有物、 2の「御つかさくらゐ」 ノ様二、 出甘讐;フ、水二有リ ( ケ ルニ閉
⑬人ノ家ノ門^被閉クリ 芦罪子仁霰認クリ ケ ど^ 、 御屎ノ内ヨリ御覧.シケル ①の目的語をみると、1は‘父大将(済時)がいま一所 の女君(敦道痘王妃か)に与えた「処分の額所」であっ^
”
巻二十七)“
^
“
巻二 十 四) 巻二十七) . 翌ウ寺吹キ鈷露 ヌ 。 .向①と②それぞれの述語について' まず、的について詢べてみよう。 約①の目的飴と主語との関係について^
//^
//^
”
^
”
^
“
ため、次の二点に対版して考察していきたい。 巻十九) 巻十四) (今昔物語巻十 l) 「引、盗バ,ん為,i (今昔物語巻二十九) 訂巴却劉 ク リケリ。 ⑰門UI郡二右ケル浜ニ 巻三十一) 菜池二多ク澁ケル程二●其ノ穴ヲ本トシテい立姻砂゜
ニケリ (以上和漢混惰文)一
63 ー では、①及び②のそれぞれの文の特徴を朋らかにする一^
^
碑引印虹ぃ9幽翌ァ有ケレバ^
”
II”
巻一一一十一) ....
•••• .•• 巻三十一) 蹄家ノ内ノ万ソ物共皆靭細覇い、細虚罰ル頑無限。4ー主語の奉仕に対する報酬 ーー主語が心にかけて大切にしているもの ,ー喜が誓している行為
n|‘
主語が同情していると思われるもの L孟仕悶盆
30狂邸ー主語の所有物 1427282943ー主語 の 肉萩 紀 主 器の官戟。身分。地位を示すもの 23 このように して以下をみていくと、 68訟⑬店18⑳邸幻狂⑫33⑮⑰⑱Ss40“42“位“ー
1主語 の 身体の一部· は主語である伊周の官琺地位を示すもの、 3の「頭」は、 主語である前頭中将兼網の官ntt
(蔵人頭)を示すもの 、 4の「きぬ」は、 主詰である直木が柏の木を据ってきた ことに対する報酬で、 「かづけらる」ことにより主語の 所有物となるもの、 5の「よき」は、 主語である木こり の所有物、 6の「背中」は、 主語であ る鮎の子の身体 の 一部、 7の「もみじ」は、 主 語であ る君が、 格別心にか けて大切に思っていたもの、 などという具合に考えられ る 。 ”ー主語の氏・素姓を示すもの 匹ー主語の行為に対する神仏からの果報 痴ーー主器の行為の結果出現したもの のようになる。 これらに共通して習えることは、 すぺて、 とい う 点である J なお、 ここに掲げなかった他の用例に ついても、 すべて同様で、 例外は全くみられなかった。 換言すると、 「ヲ」格を残す受身では、 .目的語に必ず、 主語の付屈物、 所有物、 その状艇などを示すこと、ばが( るのである。 次に、 向について調ぺてみよう。 「ヲ」格を残す受身 の場合、,述語は とらる、 くはる、 をらる、 ほろぼさる、 犯さる、 斬 らる、 盗まる、 召さる、 壊らる、 切らる'、 奪はる、 妨げらるf
粘らる、 隠さる、 討たる、 差さ る 、 踏 ま る 、突かる、,咋はる .、突付けらる、 押取らる、 殺さ る、 ながさる、 打たる、.しぽらる、' 破らる、 砕かる、 胎折らる、 打付ちる、 茉ら る 、 呑 まる\巻寵めらる 、· などが用いられている C これらは、,主語である人間、 あ 目的語が、 主飴の付屈物、 所有物、 状態等を示している-137-示している。 b主語 が 、 目 的語と述語によってなされる結果を、 迷 くる 。 向がはなはだ強いといえる。 「今昔物語」では、 前者が の生物の付屁物、 有所物、 付帯甚情を示すことばが 「ヲ」格を残す受身は、 被害意識を伴って使用される傾 aその目的語には、 必ず主語である人間またはその他 従って、 和澳混消文においてはもちろん、 和文でも、 ①「ヲ」格を残す受身 もなっているのである。 上述したところをまとめると次のようになる。 例についても、 害意諧を伴う場合が多く、 ここでも和文では一・五倍、 和漢混惰文では五倍になっているc さらに、 「ヲ」格を 残す受身では、 前者がニ・五倍に、 後者が六ニ・五倍に 一例に対し、 後者が一
0
四例もみえ、 最も顕著な領向を す表現が多い。 ここに掲げなかった他の非常の受身の用 だいたいこの煩向がうかがえる。 前者に多く用いられ、 である。 すなわち、 受身表現は本来、 利益意錨よりも被 .だ し 、 和文と和漠混消文を比べてみると 状態性表現は 月狂ば荘諒註”⑱江れ郊茫註狂邸邸 な どである 。 た 83 ー 後者では、 むしろ動作・行動を示一 以下、 同様に状態性表視とみられるものは、 ま 、 �' ーニ五対二(今昔物語では、 ま 、 ·L' ま 、 ①4の「かづけらる」、 9の「ゆるさる」、 17の「知ら る」などのような利益を及ぼすものもみられるが、 割合 はごく少ない。 識を伴うものと利益意維を伴うものとの割合は、 和文で 「ヲ」格を残す受身の全用例中、 被害意 1 五対七、 和涙混汚文で、 10四対一)の比で` 圧街的に被害意諦を伴う用例が多 い。 因に、 受身表現の全用例についてみると、 その 比は、 和文で、 一六0対九七、 和漠混消文で、 八五四対一 .七一 るいは、 他の生物に悪影響を及ぼすもの で ある。中には、 述語が何であろうと、 その主語は利害意識など感じるは ずはない. ここで気づくのは、 述語が状態を示している ものの多い点である。 たとえば、②の1「立てられたり」 一立てられている」状態を、 2の「おしけたれて」 「おしけたれている」状態を、 l2345 3の「取り払はれて」 「取り払われている」状態を表現していると言える。 一方、 非常の受身では、 非偕物を主語としているため、実の仏舎利ハ、劫焼ノ火き承釦ぎ、金鋭ノ杵ニ モ 国 。(今昔物賠巻六) ? ,' ,' ,' , ' , 9 ・時其尊灼、為レ人所レ盗(日本霊異記巻上) に対して 作用の表現が多くみられる。 ル a和文では、非常物を主体において、 」 「ーサレテイ 「ーサ レ テアル」という状態性の表現を す る 場合が多く、勁作・行動の表現は少ない。 b和漠混惰文では、逆に、状態性表現よりも、動作・ この②bに見られる特殊な 現 象は、漢文の直訳の影勝 によるものかと思われる。たとえば\. 「 令昔物語」の各 説話の .出典となった主なものである「法苑珠林」とか、 「日 ・本謡異記」には、次のような一致が見出される。 •仏え知答骨金筵ごV不 レ 朽劫火ーーモ叩バ釦リ椎砧ーーモ 1,’', �,.,.' , ', カ レ 不レ砕 (法苑珠林、舎利稲第三十七) ②非常の受身 が著しい。 ほとんどである。 惑、不本意、被害などとして受け取っている場合が 「今昔物語」では、特にその頷向 •若(しは ) 現 レ す る と 相 を ‘若( し は )号令する 述語 (と ) 、 若(しは)缶苫研 ー ー
C
胃皆]
(成実跨天長五年点二十一、 大坪併治先生の御教示による) 薗と口莱ーと‘ 身の例がいくらも見出される。 その他、平安時代の、仏寄 を 訓読した安料に非常の受石身
送ノ辺骰骸有テ、人二枯踏ル。 (今昔物語巻十九) ‘、/' ,',' 4ー
・為 ー一人畜 l 所レ履 に対して (日本鐙異記巻上) \,',., ', '19t . トラ 彼ノ銅ノ像六体、盗人ノ為二被盗ヌ 。 に対 し て 其ノ絵像、盗人ノ 為 二蝠塾ヌ 。t'.
,‘99 。彼銅像六体盗人所レ取(日本盤異記巻中) に対して (今昔物語巻十六) (今昔物語巻十二)-139-^
”
’
為乍諸 の 煩悩ぇ云螺りと稼叙上せ、 // ヽノ 貧人の有―-(り )トモ真金蔵 l を不そ が 能レ (は ) 得レ(る)こと 見 (る)こと。 如下し彼の •今普v
示下 (.す ) こ と 一切衆生 に 所レる有らい口叫 (山田本妙法趣華経巻二方使品古点 “) ら ( へ ) ば如三シ...
,・一切 の 星宿邸―-、ル、カ 迄恥ーを。 (石山寺本守起固界主陀羅尼経古点” 房 毒伍寃常 に為 ーー に �―― L ・如レき是 ( の ) 我が義は、 無危孟色の即'たり詔心。 (石山寺本大般 浮爺禿証 治安四年点巻七 ( り ) と‘.”
//、-
、-ふ 見 は四稲に所レ 断(せ)らゆ 。 ( 成実論天長五年点十二 キは俊袋華の一切に皆愛楽せラエ、天人に ・・牲ーニ如 えて希れらに有―
せ
所 ニ 、ー‘ 9. -―― (ゆ.) 断 ( せ) 。 辺見も亦四種に に多いと感じられたぃ ある。少ないとされながら、この数字は私にとって以外 これは、全用例の約十ニバーセントを占めているので 非常の受身は、 一九九例みられた。 結果では、本来主語であるものが、被迫体修飾語となっ いる例も含めると、受芽表現全用例一六二三例のうち、 ている例や 、 文脈の前後戚係によって主語 が省略されて みられない」と 断 言されている。しかし、,.今回調査した 少ない」とあり、 さらに「非竹 の 受身が会話文には全く に は 、 「無生物を主語にした受身の首いようはきわめて -140-ぐちー文体論のためにー』 (「解釈」第十八巻第十号)に (れは) ・見 ニ ) (に ヽ 大松柏千株 為 (り て)9
(を) 、 山下 レ木 (の ) 町4糾dT□剥A面叫5流!積セ (前田家本冥報記長治二年 点 ) 非常の受身は、,古文においては、用例が少ないと一般 に言われている。例えば、根来司氏の『古典文学の語り リ゜
古本説話集 大 、 鏡 『和..文』 . . 、 -. ‘ •• ‘• 堤中納言物語 . ' やや無理な観がある, (11-47 いってゆるやかな曲線を描くこと が できる。 この線が、 集で妓少 に なり、 また再び、 四条宮下野集まで増加して しかも、 その中には、②の印
na
四⑬れ碑のよう に 、 明らかに会話(心中思惟も含む)文中に用いられた例も みうけられ る の である。 ここに記していないものが二例 あるから、 会話文中の使用例は、 合計九例とな・冗多く 「全くない」とは言われないであろう。従っ .て、 氏の論文の楊合、 に設定しその語主が飼っている」ことを主張するために、 . 終 わり . に1個々の作品について、 非常の受身の使用率 を成立年代順に掲げておこう。 (2_11 一八%)`
訟妓典侍日記 . ( 10-紐. 三六%) , . 会話文中一例を 含む ..." . (.23-g 二五も 会話文中 1 例を 含む 二六%) はないが、 .松浦宮物語 『和漠混悟文』 百座法談伽嘗抄 和文では、?
-26
一六%) 大鋭から次第に減少し、 廷礼門院右京大夫 今昔物語 •今ヽ 9. " ヽ▲ 打即集 ( 2 _21 I 0�)^
119 1019 .9, .... ーニ%) 三宝絵詞 .. 宝物集^
’ 7·, 138 五%) (3 -53 六%,) 「会話文には全くない」ことをその根拠にされるのは、 141 -四条宮下野集 (5 -15 l6Io) 「日本文学では、 作者が話主を別 寛物 語 ( 0_20%
) (6 -60 10�) 姓礼門院右京大夫集(l-22 五%) 梁麿秘抄 梁臨秘抄口伝祭 ( l -11 九%) (0 -22 山路の認 ( 3 -160%
) 一九%)•山路の甜(朝日古典全昏「諒氏物語七」池 田 角條註 。百座法談拙醤抄(桜捩社「百座法談聞密抄」佐藤 洋一郎著) ・宝物集(古典文肛本「宝物集」) 。古本説話集(風間留房「古本説話集総索引」 山 内 集一、 こ 、 三、四、 五」山 田 孝雄以下校註) ・大鏡(桜楓社「大競の研究」秋葉安太郎著) 。今昔物語(岩波害店「日本古典文学大系今昔物語 井幸助校註) ・曲岐典侍日記(朝E古典全襟「翫岐典侍日記」玉 前後の時代で、 どのように変化していくかは、 大変興味 深いところである。 使用テキスト 一方、 和淡混沿文では、 増加の傾向 にあるが、 和文に比較して使用率が少ない。 これは、 説 らして、 第三者的・傍観的な立楊で説教するよりも、 主 観的言い方をした方が、 力強く説得力があり、 それだけ ・染馳秘抄(朝日古典全祖「梁座秘抄」小西甚ー校 ・梁座秘抄口伝集( .莉礼門院右京大夫楳(武蔵野書院「珪礼門院右京 大夫集全釈」本位田重美著) 保崇朋編) 総索引」久保木哲夫組) 。三宝絵詞(古典文庫本「三宝飴詞」) 総索引」土岐武治著) •四条宮下野集(笠問蓋院「四条宮下野集校本及び ・堤中納言物語(風間書房「堤中納言物語校本及び ・笠物語(笠肪租院号物語校本及び総索引」小久 中の「松桶宮物語」) 目的逹成の功果が上ったためであろうかと思われる。 •松浦宮物語(養徳社『桂宮本叢舌第十六巻物語二』 話が仏教の布教とか 、 教義的な目的で編集されたことか 註) 校註)
“
、ゴ' •142-亮雄校註) こ で 扱 っ た 。 ・ ー 大学大学院一年1 和漢混消文としてこの時期の作品が少ないため、 こ ※「三宝絵詞」は平安末期よりも前の作品であるが、 • 9 ・�