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JAIST Repository: ポリロタキサン中のシクロデキストリン貫通数制御に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. ポリロタキサン中のシクロデキストリン貫通数制御に 関する研究. Author(s). 百木, 勉. Citation Issue Date. 2005-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/3174. Rights Description. Supervisor:由井 伸彦, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) B15p7. ポリロタキサン中のシクロデキストリン貫通数制御に関する研究 百木 序論. 勉(由井研究室). 近年、ポリロタキサンの機械的結合に着目した材料設計によって分子スイッチなどの新しい動的. 機能が見出されている。1)多数のα-シクロデキストリン(α-CD)空洞部を貫通したポリエチレングリコー ル(PEG)鎖両末端に嵩高い分子を導入したポリロタキサン (PRx)を合成し、リガンド導入によってリガ ンド結合タンパク質との相互作用が飛躍的に増強することを見出した。このタンパク質認識の増強には、 α -CD貫通数と関連したリガンド結合α -CD分子の高い運動性が寄与していることを明らかにした。2)し かし、α -CD貫通数を制御する方法が確立されていないため、最適な分子設計にまでは至っていない。 そこで本研究では、α-CD貫通数を任意に制御する合成 H2N. 法の確立を目的とした。. H2 C. H N. C H2. C H2. H2 C. O. H2 C n-1. C H2. H N. C H2. H2 C. NH2. Water. 実験. H2 C. 合成:既報2)に従い、ポリロタキサンの合成を行. H2N. った(Scheme 1)。このとき、擬ポリロタキサン調製を室. H2 C. H2 C. H N C H2. C H2. H2 C O n-1. O H C H C O OH O N C CH. (Scheme 2)。軸分子としてはPEG(Mw:20000)を利用し. HO. O C H2. た。解析:1H-NMRによる構造決定、ならびに貫通率の. N C H O. C H2. NH2. BOP, HOBt, DIEA / DMF. 2. 温と 60℃の2つの条件にて昇温と降温を繰り返した. H2 C. H N C H2. OH. HO. CH2 C C O H. H2 C N H. C H2. C H2. H2 C. H2 C. H N. O n-1. H2 C. H N C H2. C H2. N H. H C N O C2 C O C H C H2 H O. Scheme 1. 導出を行った。 excess. H2 N. (. 結果・考察 擬ポリロタキサンとポリロタキサンの合成. N H2. ). r.t, 1h 60℃, 1h ×20times. 結果を Table 1に示す。擬ポリロタキサンの見かけの貫 Scheme 2. 通数を変えてポリロタキサン合成を行ったところ、ポリ ロタキサンの貫通率が 44%から. Table.1 Preparation of Polypseudorotaxne and Polyrotaxne. 13%と大きく変化した。この結果 から、α -CD と PEG との包接をあ. run No.. る影響も少なく、貫通数が制御で きることが明らかになった。一方、 擬ポリロタキサン貫通数を一定に してキャップ反応時の温度や擬ポ. α-CD threading(%). PEG(µmol). らかじめ制御すれば、キャップ反 応時にα -CD が PEG 鎖から脱離す. Polyrotaxneb) α-CD threading(%)c). Polypseudorotaxne. founda) 75. 44. 1. 15.6. Stoichiometric 83. 2. 19.5. 67. 62. 38. 3. 26.0. 50. 52. 34. 4 130.0 10 8.7 a)calculated from final yield b)Z-Ltyr(20eq), BOP(24eq), HOBt(24eq), DIEA(24eq), DMF(pPRx×10ml), Temp(50℃), reaction time(48h), PEG(Mw20000) c)calculated from 1H-MNR spectra. 13. リロタキサン濃度を変化させてみたが、そのような貫通数制御は困難であった。以上から、α -CD 貫通 数の制御には擬ポリロタキサン調製における仕込み量及び、温度制御による結晶化物回収が主な要因で あることが明らかとなった。 Reference 1). T.Ooya, M.Eguchi, N.Yui, J. Am. Chem. Soc. ; 2003;125;13016-13017. 2). T.Ooya, H.Utstunomiya, M. Eguchi, N. Yui, Bioconjugate Chem. 2005; 16, 62-69. 〔Keywords〕擬ポリロタキサン、ポリロタキサン、. 貫通数、. 濃度、. 温度.

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