効果のあがる
特定保健指導をめざして
大阪府立健康科学センター
健康開発部
栄養指導班
西村 節子
河中 弥生子
大阪府市町村保健活動連絡協議会研修 2010.3.19健康科学センターの紹介
大 大阪阪府府民民のの 健 健康康度度 ■ ■他他府府県県にに比比較較ししてて平平均均寿寿命命がが短短いい ■ ■中中高高年年のの死死亡亡率率がが高高いい ■ ■ががんん、、心心臓臓病病等等のの生生活活習習慣慣病病にによよるる死死亡亡率率がが高高いい 府 府民民のの健健康康指指標標のの 改 改善善がが、、大大阪阪府府のの 緊 緊張張かかつつ重重要要なな行行 政 政課課題題 健 健診診にによよるる生生活活習習慣慣病病のの早早期期発発見見・・早早期期治治療療とととともも に に、、適適正正なな生生活活習習慣慣をを身身ににつつけけるるここととがが重重視視さされれ、、個個 人 人やや集集団団のの生生活活習習慣慣のの改改善善をを効効果果的的にに支支援援すするる技技 法 法のの提提供供やや環環境境づづくくりりがが重重要要。。 健 健康康科科学学セセンンタターー の の整整備備 健 健康康づづくくりりのの拠拠点点施施設設ととななるる健健康康科科学学セセンンタターーをを整整 備 備しし、、ここれれままでで以以上上にに、、地地域域・・職職域域・・学学校校ににおおいいてて、、子子 ど どももかかららおお年年寄寄りりままでで、、個個人人やや集集団団のの積積極極的的なな健健康康 づ づくくりり活活動動をを支支援援。。健康科学センターの役割
健 健康康科科学学セセンンタターー事事業業のの44つつのの柱柱 1 1))科科学学的的・・実実践践的的なな健健康康づづくくりり技技法法のの開開発発・・普普及及 2 2))健健康康情情報報発発信信機機能能 3 3))健健康康づづくくりりをを推推進進すするる指指導導者者のの養養成成 4 4))健健康康づづくくりり活活動動のの展展開開モニタリング
普及活動
研究・開発
■ ■ 健健康康度度測測定定ココーーススやや健健康康開開発発ドドッッククをを通通ししてて府府民民のの身身体体 所 所見見、、生生活活習習慣慣、、生生活活動動向向把把握握 ■ ■ 脳脳卒卒中中・・心心疾疾患患発発生生状状況況のの把把握握 ■ ■ 地地域域ににおおけけるる循循環環器器疾疾患患リリススククフファァククタターーのの検検討討 ■ 地地域域住住民民のの生生活活習習慣慣予予防防対対策策のの実実施施・・研研究究・・ 評評価価 ■ ■ 効効果果的的なな保保健健指指導導のの技技法法のの実実践践とと開開発発 ■ ■ 健健康康へへのの多多様様ななニニーーズズにに対対応応すするる新新ししいい検検査査手手法法のの開開発発 ■ ■ 血血清清脂脂質質検検査査ににおおけけるる国国際際的的なな制制度度管管理理セセンンタターー ■ ■ 最最新新のの検検査査にに対対応応すするるたためめのの検検体体保保存存((約約8899000000件件)) ■ ■ イインンタターーネネッットト・・ママススココミミ・・出出版版をを通通ししててのの情情報報発発信信 ■ ■ 人人材材育育成成((保保健健専専門門職職・・学学生生実実習習・・研研修修医医臨臨床床実実習習・・ ボ ボラランンテティィアア養養成成・・各各種種研研修修講講師師派派遣遣)) ■ ■ 大大阪阪府府・・保保健健所所とと連連携携、、協協働働ししたた健健康康づづくくりりのの推推進進 ■ ■ 地地域域のの健健康康づづくくりり活活動動・・市市町町村村へへのの支支援援 ■ ■ 産産官官学学とと連連携携・・協協働働ししたた職職環環境境作作りりのの実実践践 ■ ■ 国国のの健健康康施施策策へへのの提提言言とと制制度度化化大阪府立健康科学センターにおける特定保健指導
<健診の基本方針>
(1)メタボリックシンドロームの有無に関わらず受診者
全員に健康処方を実施し、ハイリスク者に対する個別指
導も従来どおり行なう。
(2)健診当日に血液検査結果が出るので、保険者との事
前契約
(※)
に基づき特定保健指導の階層化を行い、健
診日当日に、動機づけ支援・積極的支援の初回面接まで
実施する。
(※)保険者との契約により対象年齢を35歳以上、治療の有無にかかわらず腹囲 100cm以上、治療中を対象としているところも含まれる。健康診断当日
健診の流れと特定保健指導
積極的支援プログラム ・ ・ITコース ・ ・面接コース ・ ・メタボ検査ITコース ・ ・メタボ検査レターコース査
検
・
診
問
6
価
評
後
月
ヵ
ス
ン
ダ
イ
ガ
方
処
康
健
用
ボ
タ
メ
用
般
一
診
察
積極的支援の メニューの 説明と選択接
面
別
個
健
健康
康処
処方
方ガ
ガイ
イダ
ダン
ンス
スは
はメ
メタ
タボ
ボ用
用と
と一
一般
般用
用に
に分
分か
かれ
れて
て実
実施
施。
。診
診察
察後
後に
に積
積極
極
的
的支
支援
援・
・動
動機
機づ
づけ
け支
支援
援と
と判
判定
定さ
され
れた
た受
受診
診者
者に
には
は、
、当
当日
日初
初回
回面
面接
接ま
まで
で行
行い
い、
、
今
今後
後6
6ヵ
ヵ月
月間
間の
の保
保健
健指
指導
導プ
プロ
ログ
グラ
ラム
ムを
を提
提供
供す
する
る。
。
動機づけ支援の 説明 (ハイリスク者のみ)健康処方ガイダンス比較表
メタボ用ガイダンス 一般用ガイダンス 対象 腹囲 男性 85cm以上 女性 90cm以上 または、BMI25以上 左記以外 特徴 メタボリックシンドロームに焦点をあ てた減量中心のプログラム 検査値の改善や生活習慣改善を目 的とした健康教育プログラム 所要時間 約25~30分 約15~20分 内容 ●食生活改善プラン ●運動習慣改善プラン ●禁煙プラン ●検査値改善コース(6プラン) ●生活習慣改善コース(6プラン) 健 健康康処処方方ガガイイダダンンススはは、、メメタタボボ用用ガガイイダダンンススとと一一般般用用ガガイイダダンンススのの22種種類類提提供供。。 腹 腹囲囲ままたたははBBMMIIがが一一定定基基準準以以上上のの受受診診者者はは、、減減量量にに焦焦点点ををああててたたメメタタボボ用用ガガイイダダンンススをを 受 受講講。。そそれれ以以外外のの受受診診者者はは、、幅幅広広くく生生活活習習慣慣改改善善にに取取りり組組むむ一一般般用用ガガイイダダンンススをを受受講講。。1.主催者名:大阪府市町村保健活動連絡協議会(2010年3月19日)
2.研修会名:大阪府市町村保健活動連絡協議会 栄養士部会 第4回研修会
3.講演タイトル:「効果のあがる特定保健指導をめざして」
4.講師名:西村節子、河中弥生子(健康科学センター、管理栄養士)
積極的支援のメニューと特徴
ITコース 面接コース メタボ検査(IT・レター)コース 対象 ハイリスク者 ハイリスク者 超ハイリスク者 プログラムの 内容 目標の実行状況を毎日 携帯電話やパソコンから 入力。参加者の実行状況 に応じてeメールを送信。 目標の実行状況を記録用 紙に記入し、1ヵ月毎に提 出。その実行状況に応じ て支援レターを郵送。3ヵ 月後に個別面接あり。 内臓脂肪のCTや頸部エコー などの検査を用いて、客観的 にアセスメントをしながら、医 師、保健師などの専門家が個 別で支援を行う。フォローアップ はITか支援レターかを選択で きる。 特徴 来所する必要がないため、忙しい人でも参加できる。 携帯電話やパソコンメー ルが使えない人向けのプ ログラム。3ヵ月後に1回 面接が受けられる 検査により自分の動脈硬化の 状態を理解した上で、生活習 慣改善に取り組める。また、オ プションで管理栄養士による 食事診断も可。IT支援コース
携帯電話やパソコンメールを用いて、健診当日に立てた健康プランを実行・
継続できるよう6ヵ月間支援します。毎日の入力状況に応じて、自動配信メッ
セージを計15回送信。
6ヵ
月
後
評
価
特定保健指導の積極的支援レベルのメニュー
健康診断当日
I
T
プ
ロ
グ
ラ
ム
参
加
登
録
メ
ニ
ュ
ー
の
説
明
と
選
択
個別
面
接
ITによる6ヵ月間の支援
定期的にメールマガジンを送信 毎日、健康プランの実行状況を入力 実行状況に応じたeメールを送信(計15回) 毎日入力依頼メールを送信健康科学センター システム 参加者 3ヵ月後 電話による支援1回レター支援コース
健康診断当日
メ
ニ
ュ
ー
の
説
明
と
選
択
個別
面
接
特定保健指導の積極的支援レベルのメニュー
6
ヵ
月
後
個別
面
接
評価
レターによる6ヵ月間の支援
健康プラン記録表送付 実行状況に応じたアドバイス(計7回) アドバイスレター返信 健康科学センター スタッフ 参加者 3・4ヵ月後 電話による支援2回健康プラン記録表を用いて、健診当日に立てた健康プランを実行・継続でき
るよう6ヵ月間郵送による支援をします。必要に応じてリーフレットを送ります。
メタボ検査ITコース
6ヵ月後評価 ( 腹 部 C T 、 血 液 検 査 ) 検 査 診 察・ 個 別 面 接特定保健指導の積極的支援レベルのメニュー
ITによる6ヶ月間の支援
参加者健康診断当日
I
T
プ
ロ
グ
ラ
ム
参
加
登
録
メ
ニ
ュ
ー
の
説
明
と
選
択
個別
面
接
定期的にメールマガジンを送信 毎日、健康プランの実行状況を入力 実行状況に応じたeメールを送信(計15回) 毎日入力依頼メールを送信健康科学センターシステム 3ヵ月後 電話による支援1回 (1~2W後) ( 腹 部 C T ・ 頸 部 エ コ ー ) 検 査 診 察 参加者初回の健診項目に加えて腹部CT・頸部エコー検査を実施し、6ヵ月面接時
にも腹部CT・血液検査を実施して改善効果を評価します。IT支援を行います。
メタボ検査レター支援コース
6ヵ月後評価 ( 腹 部 C T 、 血 液 検 査 ) 検 査 診 察・ 個 別 面 接特定保健指導の積極的支援レベルのメニュー
レターによる6ヶ月間の支援
(1~2W後) ( 腹 部 C T ・ 頸 部 エ コ ー ) 検 査 診 察 健康プラン記録表送付 実行状況に応じたアドバイス(計7回) アドバイスレター返信 健康科学センター スタッフ 参加者 3・4ヵ月後 電話による支援2回健康診断当日
メ
ニ
ュ
ー
の
説
明
と
選
択
個別
面
接
初回の健診項目に加えて腹部CT・頸部エコー検査を実施し、6ヵ月後面接時にも腹部 CT・血液検査を実施して改善効果を評価します。レター支援を行います。動機付け支援コース
健康診断当日
メ
ニ
ュ
ー
の
説
明
と
選
択
個別
面
接
特定保健指導のメニュー
毎日健康プラン実行状況を記録
6ヵ
月
後
評
価
ご本人による6ヵ月間の健康プランの実行健康診断当日に立てた健康プランを、各自で6ヵ月間記録表に記入しながら
取り組んでいただきます。
IT (n=195) 面接 (n=104) 検査IT (n=97) 検査面接 (n=64) 男性 81.8% 95.2% 95.9% 99.0% 90.7% 93.8% 女性 18.2% 4.8% 4.1% 1.0% 9.3% 6.2% 39歳以下 6.1% 4.3% 3.6% 4.8% 5.2% 4.7% 40歳~64歳 88.2% 95.4% 96.4% 95.2% 93.8% 95.3% 65歳以上 5.7% 0.3% 0.0% 0.0% 1.0% 0.0% 平均 49.3±7.8 48.9±6.5 48.3±6.2 50.8±6.9 47.1±6.1 50.3±6.7 91.6±6.2 93.0±7.7 91.0±6.4 89.7±5.9 98.1±9.1 96.5±6.7 26.0±2.4 26.7±3.5 26.0±2.9 25.4±2.6 28.9±4.7 27.6±3.0 1 94.3% 27.6% 37.4% 40.4% 8.2% 6.3% 2 5.7% 56.1% 51.3% 47.1% 71.1% 62.5% 3 16.3% 11.3% 12.5% 20.6% 31.3% 平均 1.1±0.2 1.9±0.7 1.7±0.6 1.7±0.7 2.1±0.5 2.3±0.6 4.0% 56.5% 64.1% 60.6% 42.3% 48.4% リスク数 喫煙率 (コース別内訳) 積極的支援 (n=460) 動機づけ支援 (n=247) 腹囲平均値 BMI平均値 性別 年齢